JP2017034975A - 情報端末の制御方法および省エネ支援システム - Google Patents

情報端末の制御方法および省エネ支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力量が目標とする電力量を超える可能性を低減させ、省エネ性を向上する情報端末の制御方法および省エネ支援システムを提供する。【解決手段】店舗の消費電力量が目標値を超えるか否かを予測するステップ(a)と、店舗の消費電力量が目標値を超えると予測されると、店舗の消費電力量が目標値を超えると予測される時間帯を表示した画面を情報端末のディスプレイに表示させるステップ(b)と、当該時間帯における消費電力量を抑えるための行動を提示するメッセージを表示した画面をディスプレイに表示させるステップ(c)と、を実行する。【選択図】図12

Description

本開示は、店舗における省エネを支援する情報端末の制御方法および省エネ支援システムに関する。
近年では、企業イメージ向上または収益改善のため、店舗における消費エネルギーを低減すること、すなわち省エネが重要視されている。特に、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等、複数店舗を展開する企業では、店舗毎の細かな省エネの積み重ねが大きな効果をもたらすため、店舗毎の省エネが推奨されている。
省エネを実現する技術として、例えば以下のようなものがある。特許文献1には、契約電力以内で任意に消費目標電力を設定し、各電気機器の消費電力から総消費電力を算出して、総消費電力が消費目標電力を超えた場合に、予め設定されている優先順位に基づき、動作中の電気機器から停止させる電気機器を選択し、消費電力過剰とともに報知し、所定のタイミングで停止させる消費監視システムが開示されている。
また、特許文献2には、デマンド制御対象毎の気候条件毎の目標電力を予め設定しておく目標電力設定部と、ネットワークを通して気象会社から季節予報を取得する季節予報取得部と、取得した季節予報に基づいて各デマンド制御対象の該当する気候条件の目標電力を選択する目標電力選択部と、選択された目標電力をネットワークを通して該当するデマンド制御対象に供給する目標電力供給部とを有するデマンド制御運用支援方法が開示されている。
特開2013−106380号公報 特許第3564605号公報
特許文献1に開示された技術は、総消費電力が消費目標電力を超えたときに消費電力過剰が報知される。このため、報知されたときには既に総消費電力が消費目標電力を超過しており、消費電力量が目標とする電力量を超える可能性を低減させ、省エネ性を向上させることについて検討されていない。
また、特許文献2に開示された技術は、季節に応じた気象情報によって目標電力を選択するものである。このため、消費電力量が目標とする電力量を超える可能性を低減させ、省エネ性を向上することはできない。
このようなことから、消費電力量が目標とする電力量を超える可能性を低減し、省エネ性を向上する技術が要望されている。
本開示は、上記事情に鑑み、限定的でない例示的なある実施形態は、消費電力量が目標とする電力量を超える可能性を低減し、省エネ性を向上する情報端末の制御方法および省エネ支援システムを提供する。
本開示の情報端末の制御方法は、店舗の消費電力量が目標値を超えるか否かを予測するステップ(a)と、前記店舗の消費電力量が前記目標値を超えると予測されると、前記店舗の消費電力量が前記目標値を超えると予測される時間帯を表示した画面を情報端末のディスプレイに表示させるステップ(b)と、前記時間帯における前記消費電力量を抑えるための行動を提示するメッセージを表示した画面を前記ディスプレイに表示させるステップ(c)とを備える。
本開示は、消費電力量が目標とする電力量を超える可能性を低減させ、省エネ性を向上する。
本開示の実施の形態における情報提供システムの全体像の一例を示す図 データセンタ運営会社が機器メーカである場合の一例を示す図 データセンタ運営会社が機器メーカおよび他の管理会社である場合の一例を示す図 本開示の実施の形態に係る省エネ支援システムの構成の一例を示す図 店舗に設置される構成について示す図 ある店舗における省エネに関する取り組みの流れの一例を説明するための図 情報端末に表示される目標値設定画面の一例を示す図 目標値設定画面の他の例を示す図 超過判定器の動作を説明するためのフローチャート ピーク電力表示画面の一例を示す図 省エネ行動を提示するメッセージ表示画面の一例を示す図 省エネ行動と、当該省エネ行動の具体的な説明とを含むメッセージを例示する図 ピーク抑制表示器によるピーク抑制動作を説明するためのフローチャート 省エネ支援システム全体の動作例について説明するためのフローチャート 各装置の機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図 サービスの類型1(自社データセンタ型)を示す図 サービスの類型2(IaaS利用型)を示す図 サービスの類型3(PaaS利用型)を示す図 サービスの類型4(SaaS利用型)を示す図
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1Aは、本開示の実施の形態における情報提供システムの全体像の一例を示す図である。グループ100は、その規模を問わず、例えば企業、団体、家庭等などのグループである。
グループ100には、複数の機器101である機器A、機器Bおよびホームゲートウェイ102が存在する。複数の機器101には、インターネットと接続可能な機器(例えば、スマートフォン、PC、TV等)もあれば、それ自身ではインターネットと接続不可能な機器(例えば、レンジ調理器、照明、洗濯機、冷蔵庫等)も存在する。
それ自身ではインターネットと接続不可能であっても、ホームゲートウェイ102を介してインターネットと接続可能となる機器が存在してもよい。また、グループ100には、複数の機器101を使用するユーザ10が存在する。
データセンタ運営会社110には、クラウドサーバ111が存在する。クラウドサーバ111とは、インターネットを介して様々な機器と連携する仮想化サーバである。クラウドサーバ111は、主に、通常のデータベース管理ツール等で扱うことが困難な巨大なデータ(ビッグデータ)等を管理する。
データセンタ運営会社110は、データ管理及びクラウドサーバ111の管理、それらを行うデータセンタの運営等を行っている。データセンタ運営会社110が行っている役務については詳細を後述する。
ここで、データセンタ運営会社110は、データ管理及びクラウドサーバ111の運営等のみを行っている会社に限らない。図1Bは、データセンタ運営会社110が機器メーカである場合の一例を示す図である。
例えば、複数の機器101のうちの一つの機器を開発・製造している機器メーカが、併せてデータ管理及びクラウドサーバ111の管理等を行っている場合は、図1Bに示すように、機器メーカがデータセンタ運営会社110に該当することになる。
また、データセンタ運営会社110は一つの会社に限らない。図1Cは、データセンタ運営会社110が機器メーカおよび他の管理会社である場合の一例を示す図である。例えば機器メーカおよび他の管理会社が、共同もしくは分担してデータ管理及びクラウドサーバ111の運営を行っている場合は、図1Cに示すように、両者もしくはいずれか一方がデータセンタ運営会社110に該当するものとする。
図1Aの説明に戻ると、サービスプロバイダ120は、サーバ121を保有している。ここでいうサーバ121とは、その規模は問わず、例えば、個人用PC内のメモリなどにより構成されるものも含む。また、サービスプロバイダ120がサーバ121を保有していない場合もある。
なお、上記サービスにおいて、ホームゲートウェイ102は必須ではない。例えば、クラウドサーバ111がすべてのデータ管理を行っている場合などは、ホームゲートウェイ102は不要となる。また、家庭内のあらゆる機器がインターネットに接続されている場合のように、それ自身でインターネットと接続不可能な機器が存在しない場合もある。
次に、上記サービスにおける情報の流れを説明する。まず、グループ100の機器Aまたは機器Bは、各ログ情報をデータセンタ運営会社110のクラウドサーバ111に送信する。クラウドサーバ111は機器Aまたは機器Bのログ情報を集積する(図1Aの(a))。
ここで、ログ情報とは、例えば、複数の機器101における運転状況または動作日時などを示す情報である。例えば、レンジ調理器の調理情報、テレビの視聴履歴、レコーダーの録画予約情報、洗濯機の運転日時・洗濯物の量、または冷蔵庫の開閉日時・開閉回数などであるが、これらのものに限らずあらゆる機器から取得が可能なすべての情報をいう。
ログ情報は、インターネットを介して複数の機器101自体から直接クラウドサーバ111に提供される場合もある。また複数の機器101から一旦ホームゲートウェイ102にログ情報が集積され、ホームゲートウェイ102からクラウドサーバ111に提供されてもよい。
次に、データセンタ運営会社110のクラウドサーバ111は、集積したログ情報を一定の単位でサービスプロバイダ120に提供する。ここで、この単位は、データセンタ運営会社110が集積した情報を整理してサービスプロバイダ120に提供することのできる単位でもいいし、サービスプロバイダ120が要求した単位でもいい。また、一定の単位と記載したが、一定でなくてもよく、状況に応じて提供する情報量が変化する場合もある。
上記ログ情報は、必要に応じてサービスプロバイダ120が備えるサーバ121に保存される(図1Aの(b))。そして、サービスプロバイダ120は、ユーザに提供するサービスに適合する情報にログ情報を整理し、整理後の情報をユーザに提供する。
上記情報を提供するユーザは、複数の機器101を使用するユーザ10でもよいし、外部のユーザ20でもよい。そして、上記情報は、例えば、サービスプロバイダ120から直接ユーザへ提供されてもよい(図1Aの(e)、(f))。また、上記情報は、例えば、データセンタ運営会社110のクラウドサーバ111を再度経由して、ユーザに提供されてもよい(図1Aの(c)、(d))。
さらに、データセンタ運営会社110のクラウドサーバ111が、ユーザに提供するサービスに適合する情報にログ情報を整理し、整理後の情報をサービスプロバイダ120に提供してもよい。
なお、ユーザ10とユーザ20とは、別人でもよいし、同一人でもよい。
次に、本開示の実施の形態に係る省エネ支援システムの一例について説明する。図2は、本開示の実施の形態に係る省エネ支援システムの構成の一例を示す図である。図2に示すように、省エネ支援システム200は、店舗に設けられた情報端末1、サーバ装置5、ネットワーク6を備える。情報端末1と、サーバ装置5とは、ネットワーク6を介して接続される。ネットワーク6は、有線ネットワークでも無線ネットワークでもよく、あるいはこれらが混在していてもよい。
なお、店舗とは、例えばコンビニエンスストアまたはスーパーマーケット等、複数の店舗を有する企業の一店舗である。図3に示すように、店舗には、上記した情報端末1の他に、店舗コントローラ2、電気機器3、および計測機器4が設置される。図3は、店舗に設置される構成について示す図である。なお、図2および3に示した例では、店舗(情報端末1、店舗コントローラ2、電気機器3、計測機器4)とサーバ装置5がそれぞれ1つずつしか示されていないが、これらは2つ以上であってもよい。
このように複数店舗を有する企業では、企業全体の収益性向上またはイメージ戦略上、店舗毎の省エネが重要である。本実施の形態における各店舗では、店舗に勤務する店員によって様々な省エネに関する取り組みがなされている。省エネ支援システム200は、このような取り組みを支援するためのものである。なお、本開示において、店員とは、店舗の従業員だけではなく、店長または、当該店舗を運営する企業において店舗の運営方針を決定する人材を含むこともある。
図4は、ある店舗における省エネに関する取り組みの流れの一例を説明するための図である。図4に示す取り組みでは、ある店舗における消費電力量のピーク値が所定の値(目標値)以下となるように低減することで省エネを目指している。消費電力量のピーク値は、所定の期間における消費電力量のピーク値であり、所定の期間は、例えば、1日、1月等であってもよい。また、店舗における消費電力量は、店舗に設置された全電力消費機器の消費電力量の合計値であってもよいし、店舗に設置された一部の電力消費機器の消費電力量の合計値であってもよい。つまり、店舗における消費電力量は、店舗に設置された全電力消費機器の少なくとも一部の電力消費機器の消費電力量の合計値であればよい。また、図4に示す取り組みは、目標設定段階と、省エネ行動実践段階と、結果評価段階とを含む。これらの各段階において、店員は、省エネ支援システム200の支援を受けながら省エネに関する取り組みを実行する。以下、各段階における店員の行動と、省エネ支援システム200の動作について説明する。
まず、目標設定段階では、その店舗の消費電力量のピーク値を抑えるために、店員がピーク値を抑える目標の値となる目標値を設定する。以下、消費電力量のピーク値をピーク電力と称する。当該目標値は、例えば過去の目標値、ピーク電力の実績値、および、長期間、例えば一月毎、数ヶ月分のピーク電力の予測値等に基づいて設定される。
当該目標設定段階において、省エネ支援システム200は、該当店舗の過去のピーク電力実績値および消費電力量の実績値と、今後数ヶ月分の気象予測情報等に基づいて、数ヶ月分のピーク電力の予測値を算出する。そして、省エネ支援システム200は、当該算出した予測値と、過去の実績値とを表示して店員に参照させることにより、当該店員による目標値の設定を支援するとともに、店員が設定した目標値の入力を受け付ける。
このように、目標設定段階において目標値が設定されると、フローは次に日々の省エネ行動実践段階に移る。当該省エネ行動実践段階では、店員は、目標値または目標の達成度を日々確認しつつ、目標を達成するための省エネ行動を可能な限り実行する。なお、省エネ行動とは、ピーク電力を抑えるために店員によって行われる種々の行動である。省エネ行動の詳細については後述する。
省エネ支援システム200は、省エネ行動実践段階において、短期の第2所定期間、例えば第2単位期間(例えば、30分)毎に一日(24時間)分の消費電力量を予測して表示する。また、当該予測値と目標値とに基づいて、予測値が目標値を超える場合には、予測値が目標値を超える時間帯における消費電力量を抑えるための行動を提示するメッセージ等を店員に対して提示する。なお、第2単位期間の消費電力量は、第2単位期間における消費電力量の瞬時値の積分値であってもよいし、第2単位期間における消費電力量の瞬時最大値であってもよい。また、以下において、予測値が目標値を超える時間帯を、ピーク時間帯と称してもよい。
そして、フローは、上述した省エネ行動実践段階において実行された省エネ行動による成果を評価する結果評価段階に移行する。当該結果評価段階では、省エネ支援システム200がピーク電力を抑えることができたか否かを表示することで、店員は目標を達成したか否かを認識することができる。
<省エネ支援システム200および店舗に設置された構成>
以上、各店舗における省エネに関する取り組みの一例と、当該取り組みの各段階における省エネ支援システム200の動作について簡単に説明した。次に、図2および図3を参照して、省エネ支援システム200と店舗に設置された各構成について説明する。
情報端末1は、図示しないディスプレイを備えた端末であり、店舗に設置されている。情報端末1としては、例えばタブレット端末が望ましい。情報端末1は、図示しない通信器を介してサーバ装置5と通信する。
図2に示すように、情報端末1は、受付器11、表示器12及び制御器13を備える。受付器11は、例えばタッチパネル等、店舗の店員等の操作者による操作を受け付ける操作受付デバイスである。表示器12は、例えば液晶、有機EL等のディスプレイであり、後述する各種画面の表示を行う表示デバイスである。表示器12は、店舗における総消費電力量、ピーク電力、または省エネ行動を表示器12に表示する。制御器13は、表示器12を制御する。具体的には、サーバ装置5からネットワーク6を介して受信した情報に基づき、店舗における総消費電力量、ピーク電力、または省エネ行動を表示器12に表示させる。また、制御器13は、受付器11で受け付けた操作者からの指示内容に応じた画面を表示器12に表示させてもよい。制御器13は、受付器11で受け付けた操作者からの指示内容を無線通信用または有線通信用の通信器(図示せず)を介してサーバ装置5に送信してもよい。情報端末1は、例えば、通信器を介して店舗内に設置されたアクセスポイントとの無線通信を行い、店舗内の任意の位置でネットワーク6を介したサーバ装置5との通信を行うように構成されることが望ましい。
なお、情報端末1は、必ずしも無線通信可能なタブレット端末でなくてもよい。情報端末1は、例えば、据え付けのデスクトップPC(Personal Computer)、可搬式のノートPC等、ディスプレイと入力装置とを兼ね備えた端末装置であればよい。
店舗コントローラ2は、店舗内の電気機器3および計測機器4を一括制御するための集中コントローラである。店舗コントローラ2は、店員等の操作に応じて電気機器3の動作状態の把握または動作制御等を行うとともに、電気機器3の動作状態または計測機器4の計測結果等の情報をネットワーク6を介してサーバ装置5に送信する。
店舗コントローラ2は、店舗の電気機器3の動作管理及び、計測機器4の計測結果の管理等を行う。店舗コントローラ2は、具体的には、コンピュータであり、図示しない入力装置を備える。当該入力装置は、例えば電気機器3の動作状態の設定等を入力するためのものである。すなわち、店舗コントローラ2は、入力装置に対する入力に応じて、各種電気機器3のそれぞれに対して、例えば動作あるいは非動作の制御を行ったり、動作温度を変更したり、明るさを変更したりする。また、店舗コントローラ2は、計測機器4から温度および湿度に関する情報を取得したり、電気機器3により消費される電力量に関する情報を取得したりした後、店舗を特定する情報(店舗ID等)を付してサーバ装置5に送信する。店舗コントローラ2は、例えば店舗の事務室、バックヤード等、店員にのみ操作可能な場所に設置されていることが望ましい。
電気機器3は、例えば冷設機器31、空調機器32、照明機器33、電熱機器34等、電気を利用して動作する種々の機器類である。電気機器3は、店舗内に設置されている。冷設機器31は、例えば冷蔵庫、冷凍庫等、商品を冷やすための機器である。空調機器32は、例えばエアコンディショナ等である。照明機器33は、蛍光灯、LED等の機器である。電熱機器34は、例えばフライヤー、おでん鍋、保温庫等、商品を加熱するための機器である。
計測機器4は、温湿度センサ41、分電盤42、電力メータ43を備える。計測機器4は、店舗内に設置されている。温湿度センサ41は、店内および/または店外の気温及び湿度を計測して温湿度に関する情報を生成し、店舗コントローラ2に出力する。分電盤42は、電気事業者から供給された電気を電気機器3の各構成に分配する。分電盤42による電気の分配は、例えば店舗コントローラ2による電気機器3の各構成に対する制御内容に応じて変更される。電力メータ43は、電気機器3の各構成が使用した電力を計測し、消費電力量に関する情報を生成して店舗コントローラ2に出力する。
サーバ装置5は、自身の通信器(図示せず)およびネットワーク6を介して店舗に設置された店舗コントローラ2から当該店舗における消費電力量等の情報を取得し、所定の情報処理を行って、店舗に設けられた情報端末1に対して所定の表示を行わせる画面情報を送信する。サーバ装置5は、例えば、インターネット等のネットワークに接続している複数のコンピュータによって実現される、いわゆるクラウドサーバであることが望ましい。図2に示すように、サーバ装置5は、第1電力予測器51、目標値設定表示器52、第2電力予測器53、超過判定器54、ピーク抑制表示器55を備える。
第1電力予測器51は、ある店舗における長期の第1所定期間、例えば、1日よりも長い第1所定期間において、ピーク電力の時間的推移を予測する。第1電力予測器51は、具体的には、第1単位期間(例えば、一月分)毎のピーク電力を第1所定期間(例えば、数ヶ月)先まで予測してもよい。この予測は、予測する期間の気温変動、湿度の変動等を考慮し、当該店舗の過去の消費電力量またはピーク電力の実績値等に基づいて行われる。具体的には、第1電力予測器51は、例えば、前年の同月の消費電力量またはピーク電力の実績値に対して、前年同月と当月との気温または湿度等の変動に応じた重みを加えることにより当月分のピーク電力を予測する。第1電力予測器51は、このような処理を今後数ヶ月分に亘って行うことにより今後数ヶ月間のピーク電力を予測し、長期間のピーク電力予測に関する情報として目標値設定表示器52に出力する。なお、前年同月と当月の気温・湿度変動に関する情報は、例えばインターネット上で取得するようにすればよい。
目標値設定表示器52は、第1電力予測器51により予測された長期間のピーク電力予測に関する情報に基づいて、店員に目標値を設定させるための目標値設定画面に関する情報を生成し、当該画面に関する情報を情報端末1に送信する。そして、目標値設定表示器52は、情報端末1を介して店員が入力した設定値(目標値)を図示しないデータベースに格納するとともに、設定値に関する情報を超過判定器54に出力する。なお、目標値設定画面に関する情報とは、表示器12が目標値設定画面を表示するのに必要な情報であり、例えば、目標値設定画面の画像データである。また、目標値設定表示器52は、上記目標値設定画面に関する情報を情報端末1に適宜送信する。例えば、1日のうちで予め設定された時刻に情報端末1に送信してもよいし、1日の中で定期的(例えば、1時間毎)に送信してもよいし、受付器1が、操作者から目標値設定画面の表示を要求する表示要求を受け付けたときに送信してもよい。
第2電力予測器53は、ある店舗における短期の第2所定期間、例えば、1日以内の第2所定期間において、消費電力量の時間的推移を予測する。具体的には、第2単位期間(例えば、30分)毎の消費電力量を第2所定期間(例えば、24時間)先まで予測する。この予測は、予測する期間の気温変動または湿度の変動等を考慮し、当該店舗の過去の消費電力量またはピーク電力の実績値等に基づいて行われる。具体的には、第2電力予測器53は、例えば、同程度の気温および湿度であった日の消費電力量またはピーク電力の実績値を図示しないデータベースから読み出し、これに基づいて同時間帯のピーク電力を予測する。第2電力予測器53は、このような処理を行うことにより、第2単位期間(例えば、30分)毎の消費電力量を今後の第2所定期間(例えば、24時間)まで予測し、第2所定期間(例えば、1日)において予測される消費電力量の時間的推移に関する情報として超過判定器54に出力する。なお、第2単位期間の消費電力量は、第2単位期間における消費電力量の瞬時値の積分値であってもよいし、第2単位期間における消費電力量の瞬時最大値であってもよい。また、第1単位期間(例えば、1月)におけるピーク電力は、第1所定期間において、第2単位期間(例えば、30分)毎の消費電力量の中で最大となる値であってもよい。
超過判定器54は、目標値設定表示器52から取得した目標値に関する情報と、第2電力予測器53から取得した第2所定期間において予測される消費電力量の時間的推移に関する情報に基づいて、目標値と消費電力量の予測値とを比較する。超過判定器54は、比較結果に関する情報をピーク抑制表示器55に出力する。第1電力予測器51及び超過判定器54は、本開示の予測器の一例である。
ピーク抑制表示器55は、ある時間帯において消費電力量の予測値が目標値を超えている場合には、ピーク電力を含む、当該時間帯での消費電力量を少なくするために、当該時間帯における消費電力量を抑えるための行動を提示するメッセージを含む画面(メッセージ表示画面)に関する情報を生成する。そして、ピーク抑制表示器55は、生成したメッセージ表示画面に関する情報を情報端末1に送信する。
情報端末1の制御器13は、表示器12にメッセージ表示画面を表示させ、店員に省エネ行動を行わせる。これにより、当該店舗において、ピーク電力が目標値を超過することが抑制される。なお、メッセージ表示画面に関する情報とは、表示器12がメッセージ表示画面を表示するのに必要な情報であり、例えば、メッセージ表示画面の画像データである。
ピーク抑制表示器55は、メッセージ表示画面に関する情報を情報端末1に適宜送信する。例えば、1日のうちで予め設定された時刻に情報端末1に送信してもよいし、1日の中で定期的(例えば、1時間毎)に送信してもよいし、操作者から表示器12にメッセージを確認する確認要求があったときに送信してもよい。
なお、本例では、サーバ装置5は、第1電力予測器51、目標値設定表示器52、第2電力予測器53、超過判定器54、ピーク抑制表示器55を備えるが、これらの一部または全てを情報端末1または店舗コントローラ2が備えてもよい。また、第1電力予測器51、目標値設定表示器52、第2電力予測器53、超過判定器54、ピーク抑制表示器55が、サーバ装置5、情報端末1及び店舗コントローラ2に分散配置されていてもよい。
また、第1電力予測器51、目標値設定表示器52、第2電力予測器53、超過判定器54、ピーク抑制表示器55の少なくとも一つ機器が、サーバ装置5と情報端末1及び店舗コントローラ2の少なくとも一つとで分割配置されてもよい。具体的には、例えば、第1電力予測器51が、サーバ装置5と情報端末1とで分割配置され、分割配置された機器が互いに協働して、第1電力予測器51の機能を実現してもよい。なお、情報端末1が、第1電力予測器51、目標値設定表示器52、第2電力予測器53、超過判定器54、ピーク抑制表示器55を備えるとき、店舗コントローラ2からサーバ装置5に送られていた計測機器4の計測結果等の情報は情報端末1に送信される。
<省エネ支援システム200の詳細な動作例>
以上、省エネ支援システム200および店舗に設置された構成について説明した。次に、図4に示した省エネに関する取り組みの各段階における省エネ支援システム200の動作例について、詳細に説明する。
[目標値設定のための情報表示動作および目標値の受付動作]
まず、図4に示す目標設定段階における、店員に目標値を設定させるための情報を表示するとともに、店員による目標値の入力を受け付ける動作について説明する。始めに、第1電力予測器51が、ある店舗(以下店舗Aとする)における、長期間、例えば一月毎に数ヶ月先までのピーク予測を行う。具体的には、第1電力予測器51は、所定の時期、例えば月の初め(朔日)に、当月分を含む三ヶ月分の店舗Aにおけるピーク電力の予測を行う。当該予測は、上述したように、例えば、店舗Aにおける前年の同月の消費電力量またはピーク電力の実績値に対して、前年同月と今月との気温・湿度変動に応じた重みを加えることにより行われる。各月のピーク電力は、例えば、各月における第2単位期間毎の消費電力量の中で最大となる消費電力量であってもよい。
第1電力予測器51は、このように予測した長期の第1所定期間におけるピーク電力の予測値に関する情報を、目標値設定表示器52に出力する。目標値設定表示器52は、目標値を設定させるための情報を含む画面に関する情報を生成する。制御器13は、店舗Aの情報端末1の表示器12に目標値を設定させるための情報を含む画面を表示させる。受付器11は、店舗Aの店員による情報端末1の受付器11に対する目標値の入力を受け付ける。図5は、情報端末1に表示される目標値設定画面の一例を示す図である。
図5に示す目標値設定画面SC1は、例えば店舗Aについて、サーバ装置5の図示しないデータベースに予め格納されている過去の消費電力量に関する情報に基づいて、目標値設定表示器52が生成する画面に関する情報に基づき制御器13が表示器12に表示させる画面である。図5には、一例として、2015年1月分の目標値設定画面SC1が示されている。目標値設定画面SC1には、過去一年分、すなわち2014年1月から当月である2015年1月までのピーク電力の実績値が斜線の棒グラフで示されている。また、目標値設定画面SC1には、2015年1月分から3月分の三ヶ月分の予測値が黒い棒グラフで示されている。
店舗Aの店員は、表示器12に表示された当該目標値設定画面SC1を参照して目標値を設定し、受付器11を介して設定した目標値の入力を行う。具体的には、例えば、店員が目標値を今月分のピーク電力の予測値である58kWに設定する場合には、設定画面S C1の下部に設けられた目標値を入力するための入力欄に、情報端末1の受付器11を介して設定した値である58kWを入力する。受付器11により当該入力を受け付けた情報端末1の制御器13は、情報端末1の通信器(図示せず)を介して入力された目標値に関する情報をサーバ装置5に送信する。サーバ装置5は、目標値に関する情報を超過判定器54に送信するとともに図示しないデータベースに格納し、これにより当該店舗Aの2015年1月分の目標値の設定が完了する。
図6は、目標値設定画面の他の例を示す図である。図6に示す目標値設定画面SC2では、過去の消費電力量の実績値および今月以降の予測値を数字で示している。なお、図6に示す目標値設定画面SC2では前年同月の消費電力量および気温の実績値と、翌月の消費電力量の予測値および気温の予報値とのみを表示しているが、例えば前年同月前後の実績値または、翌々月以降の予測値を表示するようにしてもよい。
[短期間のピーク予測動作]
次に、図4に示す省エネ行動実践段階において、短期の第2所定期間の消費電力量の予測を行い、予測した値を表示する動作について説明する。まず、サーバ装置5の第2電力予測器53が、店舗Aにおける第2所定期間の消費電力量の予測を行う。第2電力予測器53は、例えば毎日、所定時刻(例えば午前0時から3時間毎)に、第2単位期間(例えば、30分)毎に第2所定期間(例えば、24時間)先までの店舗Aにおける消費電力量の予測を行う。当該予測は、上述したように、例えば、同程度の気温および湿度であった日の消費電力量またはピーク電力の実績値に基づいて行われる。
第2電力予測器53により予測された第2所定期間の消費電力量の予測値に関する情報は、超過判定器54に出力される。
[ピーク超過判定動作およびピーク電力予測値表示動作]
超過判定器54は、情報端末1から取得した目標値に関する情報と、第2電力予測器53から取得した第2所定期間の消費電力量の予測値に関する情報に基づいて、目標値とピーク電力の予測値とを比較し、目標値を超過する予測値が存在するか否かを判定する。
図7は、超過判定器54の動作を説明するためのフローチャートである。まず、超過判定器54は、情報端末1から現在時刻から24時間先までの目標値を、第2電力予測器53から、第2単位期間(例えば、30分)毎の消費電力量の予測値を、それぞれ取得する(ステップS1)。
次に、超過判定器54は、第2単位期間毎の第2所定期間(例えば、24時間)先までの消費電力量の予測値と目標値とを比較する(ステップS2)。比較の結果、24時間先までの予測値のうち、目標値を超過しているものが存在する場合には、ステップS3に示すように、フローはステップS4に進み、そうでない場合はステップS7に進む。
目標値を超過している予測値が存在する場合、超過判定器54は、目標値超過フラグFtを1にするとともに、目標値超過量Qtを算出する(ステップS4)。ここで、目標値超過フラグFtは、予測値が目標値を超過しているか否かを示すフラグであり、超過している場合Ft=1に、そうでない場合Ft=0に設定される。また、目標値超過量Qt[kW]は、目標値をX[kW]、第2単位期間毎の消費電力量の予測値をPt[kW]としたとき、Qt=Pt−Xで与えられる。
次に、超過判定器54は、第2電力予測器53から取得した第2単位期間毎の消費電力量の予測値に関する情報に基づいて、当日分の消費電力量の予測値の時間的推移を表示するためのピーク電力表示画面を生成し、情報端末1に送信する。制御器13は、表示器12にピーク電力表示画面を表示させる(ステップS5)。図8は、ピーク電力表示画面の一例を示す図である。
図8に示すピーク電力表示画面SC3には、店舗Aにおける一日分の使用電力量(消費電力量)の実績値と予測値の時刻による変化を示すグラフ等が含まれる。また、当該グラフには、設定されている目標値が表示される。なお、ピーク電力表示画面SC3では、一例としてピーク電力の予測値と目標値をグラフ形式で表示したが、本開示ではピーク電力の予測値と目標値の表示形式はグラフには限定されない。
さらに、ピーク電力表示画面SC3には、店舗における消費電力量の予測値が目標値を超えると予測される時刻において、ピーク電力表示画面SC3を閲覧する店員にピーク電力の目標値超過が一目で分かるような警告表示(「!」マーク等)がなされる。そして、図8の下段に示すように、消費電力量の目標値超過が予測される時間帯を文章で明示する。この時間帯は、店舗における消費電力量がピークとなる第2単位期間を含む時間帯である。このような表示により、情報端末1に表示されたピーク電力表示画面SC3を閲覧した店員は、当日のピーク電力の予測値および目標値について把握するとともに、ピーク超過が予測される時間帯について把握することができるようになる。超過判定器54及び制御器13は、本開示の制御器の一例である。本開示の制御器は、店舗の消費電力量が目標値を超えると予測される時間帯を表示した画面を表示器に表示させる。
そして、超過判定器54は、目標値超過フラグFtと、目標値超過量Qtをピーク抑制表示器55に出力する(ステップS6)。
一方、予測値が目標値を超過していない場合、超過判定器54は、目標値超過フラグFtおよび目標値超過量Qtを0に設定する(ステップS7)。そして、予測値が目標値を超過した場合と同様に、当日分のピーク電力の予測値を表示するためのピーク電力表示画面を生成して情報端末1に送信し、表示させる(ステップS8)。ただし、ステップS8におけるピーク電力表示画面は、ステップS5に関連づけて説明したピーク電力表示画面SC3とは異なり、ピーク電力の予測値が目標値を超過しておらず、警告表示もなされないものである。超過判定器54は、目標値超過フラグFtと、目標値超過量Qtをピーク抑制表示器55に出力する(ステップS9)。
なお、予測値Pt[kW]が目標値X[kW]を超過しているか否かを判定するステップS3において、予測誤差を考慮したマージンαを付与し、Pt+α>Xである場合にステップS4に進むようにしてもよい。マージンαの値は、上記時間帯が始まるまでの時間等に応じて可変としてもよい。
[ピーク抑制表示動作]
ピーク抑制表示器55は、超過判定器54より目標値超過フラグFtと目標値超過量Qtとを取得する。ここで、目標値超過フラグFt=1である場合、すなわち今後24時間以内に予測値が目標値を超過する場合には、ピーク抑制表示器55は、予測値が目標値を超過する時間帯の消費電力量を抑えるための行動である省エネ行動を提示するメッセージを含む画面であるメッセージ表示画面を生成する。これにより、ピーク抑制表示器55は、消費電力量が目標値を超えると予測される時間帯より前に、メッセージ表示画面を生成し、情報端末1に送信する。制御器13は、表示器12にメッセージ表示画面を表示させる。ピーク抑制表示器55及び制御器13は、本開示の制御器の一例である。本開示の制御器は、店舗の消費電力量が目標値を超えると予測される時間帯における店舗の消費電力量を抑えるための行動を提示するメッセージを表示した画面を表示器に表示させる。
なお、ピーク抑制表示器55がメッセージ表示画面を生成して表示させるタイミングは、本開示では特に限定しない。メッセージ表示画面を生成して情報端末1に表示させるタイミングは、例えば第2電力予測器53が第2所定期間のピーク電力予測の更新を行う30分毎等の定期的なタイミングでもよいし、超過判定器54が目標値超過フラグFtを出力してきたタイミングでもよい。
あるいは、例えば気温が相対的に高い夏期と比較して、気温が相対的に低い冬期において、メッセージ表示画面を生成して表示させる処理をより多く行うようにしてもよい。すなわち、具体的には例えば夏期には1日に1回メッセージ表示画面を生成する処理を行う一方で、冬期には1日に複数回メッセージ表示画面を生成する処理を行うようにしてもよい。また、少なくとも夏期を除く期間にのみメッセージ表示画面を生成する処置を行うようにしてもよい。このようなメッセージ表示としては、例えば、フライヤー、おでん鍋、または保温庫等の商品の加熱をする機器の使用を控える、または出力低下を薦めるメッセージ等が例示される。
また、反対に、例えば気温が相対的に低い冬期と比較して、気温が相対的に高い夏期においては、メッセージ表示画面を生成して表示させる処理をより多く行うようにしてもよい。すなわち、具体的には例えば冬期には1日に1回メッセージ表示画面を生成する処理を行う一方で、夏期には1日に複数回メッセージ表示画面を生成する処理を行うようにしてもよい。また、少なくとも冬期を除く期間にのみメッセージ表示画面を生成する処理を行うようにしてもよい。このようなメッセージ表示としては、例えば、ブラインド等により日照を抑えることを提示するメッセージ等が挙げられる。
図9は、省エネ行動を提示するメッセージ表示画面の一例を示す図である。図9に示すように、メッセージ表示画面SC4は、通知文表示欄C1と、メッセージ表示欄C2とを備える。通知文表示欄C1は、消費電力量の予測値が目標値を超過することを警告する通知文を表示する欄である。また、メッセージ表示欄C2は、消費電力量の予測値を低減させるために有効な省エネ行動と、その省エネ行動の具体的な説明とを提示する欄である。
このように、本開示におけるメッセージは、消費電力量のピークを抑えるための行動である省エネ行動を店員に提示するものである。メッセージ表示欄C2には、図9に示すように、各省エネ行動の効果を具体的な数字(時間あたりの省電力量)で表示するようにしてもよい。省エネ行動毎の省電力量は、例えばサーバ装置5が備える図示しないデータベースに格納されていればよい。また、メッセージ毎に省エネ行動の実行を推奨する時間(推奨時間)を提示するようにしてもよい。当該時間は、例えば現在時刻から消費電力量が目標値を超過するまでの時間または、省エネ行動の性質に応じて決定されればよい。
なお、図9においては、メッセージ表示欄C2に6組のメッセージが表示されているが、ピーク抑制表示器55がメッセージ表示欄C2に表示するメッセージの数はこれに限定されない。ピーク抑制表示器55は、例えば該当する店舗に対して有効なすべてのメッセージを表示するようにしてもよいし、有効なメッセージの中から所定数のメッセージを抽出して表示するようにしてもよい。
省エネ行動の種類は、図9に示した例に限られず、例えば図10に示すように種々の省エネ行動がありうる。省エネ行動は、例えば店舗の所在地もしくは店舗の所有する設備(冷蔵・冷凍設備、空調設備等)の機能または台数に応じて、店舗毎に有効な省エネ行動が予め設定されていることが望ましい。図10は、省エネ行動の項目と、当該省エネ行動の具体的な説明とを含むメッセージを例示する図である。上記省エネ行動の項目は、省エネ行動の概要を示す。
なお、消費電力量のピークを抑えるための省エネ行動には、消費電力量が目標値を超えると予測される時間帯において、消費電力量を削減するための行動と、消費電力量の増加に繋がる活動を抑制するための行動とが含まれる。
具体的には、消費電力量を削減するための行動としては、図10に示す、省エネ行動「エアコン適正温度」、「バックルーム・倉庫照明・エアコンOFF」、「日照防止」、「室外機周辺への散水」、「照明調光ON/OFF」、「おでん鍋ふた閉め」、「結露ヒータOFF」、「ショーケースの給排気口通風」、「ショーケースのロードライン確保」、「ショーケースのナイトカバー使用」、「室外機に日よけ設置」等において説明される行動がある。
また、消費電力量の増加に繋がる活動を抑制するための行動としては、図10に示す、省エネ行動「WI(ウォークイン)扉開放時間短縮」、「冷蔵・冷凍庫扉開放時間短縮」、「フライヤー稼働」等において説明される行動がある。
なお、これらの省エネ行動は一例であり、本開示の省エネ行動はこれらに限定されない。
また、ピーク抑制表示器55は、図10に示すように、現在時刻から消費電力量の予測値が目標値を超過するまでの猶予時間に応じて、省エネ行動の説明を変化させることが望ましい。すなわち、猶予時間が相対的に長い(例えば、図10に示す「目標値超過まで3時間以上」)ときに表示する説明に提示される行動を、猶予時間が相対的に短い(例えば、図10に示す「目標値超過まで30分未満」)ときに表示する説明に提示される行動よりも、省エネ行動による省電力量が最大になるまでに長い時間を要する行動とすればよい。
具体的には、以下の通りである。例えば図10に示すように、省エネ行動「WI扉開放時間短縮」に対応する説明として、猶予時間が相対的に長い、すなわち目標値超過まで3時間以上である場合は、「扉開放を伴う商品搬入は、ピーク時間帯を避けて行いましょう。」とする。一方、猶予時間が相対的に短い、すなわち目標値超過まで30分未満である場合は、説明を「扉開放を伴う商品搬入は、しばらく見合わせましょう。」とする。
猶予時間が相対的に短い場合には、猶予時間が相対的に長い場合と比較して、消費電力量の削減の観点において即効性のある行動が提示されてもよい。このとき、上述したように、同じ省エネ行動でも猶予時間が相対的に長い場合と比較して即効性がある行動をメッセージにて提示することにより、猶予時間が相対的に短い場合でも目標値超過しないような省エネ行動の提示を行うことができる。
また、猶予時間が相対的に短い場合には、猶予時間が相対的に長い場合と比較して、消費電力量の削減量が大きい行動が提示されてもよい。このとき、上述したように、同じ省エネ行動でも猶予時間が相対的に長い場合と比較して即効性がある行動をメッセージにて提示することにより、猶予時間が相対的に短い場合でも目標値超過しないような省エネ行動の提示を行うことができる。
具体的には、図10に示すように、省エネ行動「エアコン適正温度」に対応する説明として、猶予時間が相対的に長い、すなわち目標値超過まで3時間以上である場合は、「エアコンの温度設定はいつもより○○℃高く(低く)しましょう。」とする。一方、猶予時間が相対的に短い、すなわち目標値超過まで30分未満である場合は、説明を「エアコンの温度設定をさらに△△℃高く(低く)しましょう。」とする。
また、猶予時間が相対的に長い場合には、省エネ行動を提示するメッセージが表示され、猶予時間が相対的に短い場合には、省エネ行動を提示するメッセージが表示されなくてもよい。このとき、目標値を超えると予測される時間帯において、実行されることが望ましくない省エネ行動の実行を低減することができる。
例えば、図10に示すように、省エネ行動「店内換気扇OFF」に対応する説明として、猶予時間が相対的に長い、すなわち目標値超過まで30分以上である場合は、「換気扇をOFFし、外気の流入量を減らしてエアコンの消費電力を抑制しましょう。」とする。
一方、猶予時間が相対的に短い、すなわち目標値超過まで30分未満である場合は、説明を表示しない。これは、猶予時間が相対的に短いときに省エネ行動(例えば、「店内換気扇OFF」)を実行すると、快適性が損なわれ、ピーク時間帯において店員が耐えられなくなり、消費電力量が増加する行動(例えば、店内換気扇ONを長期継続)を実行してしまう可能性があるからである。
他の例としては、図10に示すように、省エネ行動「冷凍冷蔵庫庫内整理」に対応する説明として、猶予時間が相対的に長い、すなわち目標値超過まで3時間以上である場合は、「すぐに使わないものは冷凍ストッカーに保管するなど、庫内を整理し詰め込みすぎを防ぎましょう。」とする。
一方、猶予時間が相対的に短い、すなわち目標値超過まで3時間未満である場合は、説明を表示しない。これは、時間を要する省エネ行動(例えば、「冷凍冷蔵庫庫内整理」)の場合、猶予時間が相対的に短いときにこれを実行すると、店内営業の繁忙期と重なり店内業務に差し障りが生じる可能性があるからである。なお、ピーク時間帯と店内営業の繁忙期の時間帯は重なりやすい傾向がある。
他の例として、図10に示すように、省エネ行動「日照防止」に対応する説明として、猶予時間が相対的に長い、すなわち目標値超過まで30分以上である場合は、「日照により店内が暑くなるときは、ブラインド等により日照を抑えましょう。」とする。
一方、猶予時間が相対的に短い、すなわち目標値超過まで30分未満である場合は、説明を表示しない。これは、省エネ効果が発現するまでに時間を要する省エネ行動(例えば、「日照防止」)の場合、猶予時間が相対的に短いときにこれを実行すると、ピーク時間帯において省エネ効果が得られない可能性があるからである。
なお、所定の省エネ行動については、猶予時間が相対的に長い場合には、省エネ行動を提示するメッセージが表示され、猶予時間が相対的に短い場合には、省エネ行動を提示するメッセージが表示されなくても、所定の省エネ行動と異なる他の省エネ行動については、猶予時間が相対的に短い場合にも、省エネ行動を提示するメッセージを表示してもよい。例えば、図10に示すように省エネ行動「日照防止」については、省エネ行動を提示するメッセージを表示せず、目標値超過まで30分未満であるとき、省エネ行動「フライヤー稼動」については、目標値超過まで30分未満であっても、省エネ行動を提示するメッセージを表示してもよい。
さらに、ピーク抑制表示器55は、ピーク電力の予測値が目標値を超える量である超過量Qtの値に応じて表示させる省エネ行動を変化させるようにしてもよい。具体的には、ピーク抑制表示器55は、各省エネ行動毎の省電力量に基づいて、省電力量の合計が超過量Qtを超え、かつ省エネ行動の数が最小となる省エネ行動の組み合わせを抽出する。そして、ピーク抑制表示器55は、抽出した組み合わせの省エネ行動を提示することで、効率のよいピーク電力の削減を行うことができる。
さらに、ピーク抑制表示器55は、該当店舗における気温の高低に応じて、特定の省エネ行動を提示するようにしてもよい。具体的には、図10に示すように、省エネ行動「日照防止」は、例えば該当店舗における気温が所定温度である場合、すなわち夏期にのみ提示する。
また、省エネ行動「結露ヒータOFF」は、例えば該当店舗における気温が所定温度以下である場合、すなわち冬期にのみ提示する。これにより、店舗の状況に応じた適切な省エネ行動を提示することができる。なお、該当店舗における気温に関する情報は、店舗の温湿度センサ41により計測された温湿度に関する情報を利用すればよい。
また、上記では、気温の高低に応じて特定の期間(例えば夏期、または冬期)にのみ提示する形態を例示したが、これに限定されるものではない。ピーク抑制表示器55は、特定の期間(例えば、夏期)が他の期間(例えば、冬期)に比べ多く、特定の省エネ行動を提示するようにしてもよい。
図11は、ピーク抑制表示器55によるピーク抑制動作を説明するためのフローチャートである。まず、ピーク抑制表示器55は、目標値超過フラグFtと、目標値超過量Qtを超過判定器54から取得する(ステップS11)。
次に、ピーク抑制表示器55は、目標値超過フラグFtが1であるか否か、すなわち30分毎、24時間先までのピーク電力の予測値のうち、目標値を超える予測値が存在するか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12において、Ft=1である場合、フローはステップS13に進み、そうでない場合、ステップS11に戻る。
ピーク抑制表示器55は、例えば図示しないサーバ装置5のデータベースから、該当店舗において行うことができる省エネ行動の種類と、省エネ行動毎の省電力量を取得する(ステップS13)。そして、ピーク抑制表示器55は、省電力量の合計が目標値超過量Qtを超え、かつ省エネ行動の数が最小となる省エネ行動の組み合わせを抽出する(ステップS14)。
さらに、ピーク抑制表示器55は、現在時刻から、消費電力量の予測値が目標値を超過するまでの時間である猶予時間を算出する(ステップS15)。
そして、ピーク抑制表示器55は、ステップS14にて抽出した省エネ行動毎に、図10に例示するように猶予時間に応じたメッセージを決定する(ステップS16)。
ピーク抑制表示器55は、ステップS14にて抽出した省エネ行動とステップS16において決定したメッセージに基づいて、図9に例示するようなメッセージ表示画面を生成し(ステップS17)、情報端末1に対して出力する(ステップS18)。
そして、ピーク抑制表示器55は。消費電力量の予測値が目標値を超過する時刻を迎えたときには、情報端末1にその旨を報知する画面を表示させる(ステップS19)。当該画面には、消費電力量の目標値超過が予測された時間となった旨の他、メッセージを参照した店員の行動により消費電力量(ピーク電力)を目標値以下とすることができたか否かを通知する旨を表示してもよい。
このように、ピーク抑制表示器55は、消費電力量の予測値が目標値を超過した量または、現在時刻から消費電力量が目標値を超過するまでの猶予時間に応じて、提示する省エネ行動またはメッセージを適切に選択する。このため、効率のよいピーク電力の削減を行うことができる。
[省エネ支援システム200全体の動作例]
最後に、省エネ支援システム200全体の動作例について説明する。図12は、省エネ支援システム200全体の動作例について説明するためのフローチャートである。なお、各ステップにおける詳細な動作内容については、上述したためここでは説明を省略する。
まず、第1電力予測器51は、ある店舗に対して、第1単位期間(例えば、1月)毎のピーク電力を長期の第1所定期間(例えば、数ヶ月分)に亘って予測する(ステップS21)。第1電力予測器51が長期ピーク電力の予測を行う契機は、例えば、情報端末1を介して店舗からの長期予測の指示があったこと、所定の時期、例えば朔日の午前0時が訪れたこと等とすればよい。
目標値設定表示器52は、ステップS21において実行された長期の第1所定期間に亘るピーク電力の予測に基づいて、目標値設定画面に関する情報を生成し、情報端末1に送信する。制御器13は、目標設定画面に関する情報に基づき目標設定画面を表示器12に表示させる(ステップS22)。
そして、受付器11は、情報端末1の受付器11に対する店舗の店員による目標値の設定を受け付ける(ステップS23)。
制御器13は、情報端末1の通信器を介して設定された目標値を超過判定器54に出力し、第2電力予測器53は、例えば、第2単位期間(例えば、30分)毎等の消費電力量を短期の第2所定期間(例えば、1日)分、予測を行う(ステップS24)。
超過判定器54は、ステップS24において予測された消費電力量の予測値と、ステップS23において設定された目標値とを比較する。比較の結果、予測値が目標値を超過する場合、フローはステップS26に進み、そうでない場合はステップS24に戻る(ステップS25)。
ピーク抑制表示器55は、予測値、目標値、ピーク超過までの時間等に応じてメッセージ表示画面に関する情報を生成し、出力する(ステップS26)。ピーク抑制表示器55によるメッセージ表示画面に関する情報の生成は、例えば、予測値が取得される30分毎に行われればよい。
以上説明したように、本開示の第1形態に係る情報端末の制御方法は、店舗の消費電力量が目標値を超えるか否かを予測するステップ(a)と、店舗の消費電力量が目標値を超えると予測されると、店舗の消費電力量が目標値を超えると予測される時間帯を表示した画面を情報端末のディスプレイに表示させるステップ(b)と、時間帯における消費電力量を抑えるための行動を提示するメッセージを表示した画面をディスプレイに表示させるステップ(c)とを実行する。
すなわち、省エネ支援システム200によれば、店舗の消費電力量の予測値と目標値とを比較し、予測値が目標値を超える場合、店舗の消費電力量が目標値を超えると予測される時間帯が報知される。また、この時間帯における店舗の消費電力量を抑えるための行動を提示するメッセージが表示される。このメッセージを参照した店員が消費電力量を抑えるための行動を実行することで、この時間帯における店舗の消費電力量が抑えられ、店舗の消費電力量が目標値を超過する可能性を低減できる。このため、省エネ性を向上できる。
ここで、「消費電力量」は、第2単位期間における消費電力量の瞬時値の積分値であってもよいし、第2単位期間における消費電力量の瞬時値の最大値であってもよい。第2単位期間は、24時間よりも小さい期間であって、例えば、0.5時間であってもよい。
また、店舗における消費電力量は、店舗に設置された全電力消費機器の消費電力量の合計値であってもよいし、店舗に設置された一部の電力消費機器の消費電力量の合計値であってもよい。つまり、店舗における消費電力量は、店舗に設置された全電力消費機器の少なくとも一部の電力消費機器の消費電力量の合計値であればよい。
また、本開示の第2形態の情報端末の制御方法は、第1形態の情報端末の制御方法において、消費電力量を抑えるための行動は、消費電力量が目標値を超えると予測される時間帯において、消費電力量の増加に繋がる店員の活動を抑制するための行動を含む。このため、消費電力量を削減するための行動だけではなく、消費電力量を削減できない行動も実行時間をずらして行うようにメッセージが提示されるので、より効率的なピーク電力の削減を行うことができる。
また、本開示の第3形態の情報端末の制御方法は、第1形態の情報端末の制御方法において、上記ステップ(c)は、例えば30分毎等、定期的に実行される。このため、消費電力量のピークを抑えるための行動を提示するメッセージを適切なタイミングで表示することができる。
また、本開示の第4形態の情報端末の制御方法は、第1形態−第3形態のいずれか一つの情報端末の制御方法において、上記ステップ(c)は、消費電力量が目標値を超えると予測される時間帯の前に実行される。このため、消費電力量が目標とする電力量を超える可能性が低減され、省エネ性が向上する。
また、本開示の第5形態の情報端末の制御方法は、第1形態、第3形態及び第4形態のいずれか一つの情報端末の制御方法において、メッセージには、店員が上記行動を実行する推奨時間が含まれる。このため、店員はいつ省エネ行動を実行すればよいか、あるいは消費電力量の増加に繋がる活動をいつ実行すべきでないか、を認識することができるので、効率よくピーク電力の削減を行うことができる。
また、本開示の第6形態の情報端末の制御方法は、第2形態の情報端末の制御方法において、前記メッセージには、店員が前記活動を実行する推奨時間が含まれる。店舗の消費電力量が目標値を超えると予測される時間帯の前に消費電力量の増加に繋がる活動をいつ実行すべきか、を認識することができるので、効率よくピーク電力の削減を行うことができる。
また、本開示の第7形態の情報端末の制御方法は、第1形態−第6形態のいずれか一つの情報端末の制御方法において、メッセージには、上記行動を実行することによる消費電力量の削減量が含まれる。このため、店員はどの省エネ行動が効率よくピーク電力の削減を行うことができるかを行動する前に認識することができるので、効率よくピーク電力の削減を行うことができる。
また、本開示の第8形態の情報端末の制御方法は、第1形態の情報端末の制御方法において、上記ステップ(c)において、消費電力量が目標値を超えると予測される時間帯までの猶予時間に応じて前記画面に表示させるメッセージの内容を変更する。
また、本開示の第9形態の情報端末の制御方法は、第8形態の情報端末の制御方法において、猶予時間が第1時間であるときに画面に表示されるメッセージにより提示される行動は、猶予時間が第1時間よりも短い第2時間であるときに画面に表示されるメッセージにより提示される行動よりも行動による消費電力量の削減が最大になるまでに要する時間が長い行動である。このため、省エネ行動による消費電力量の削減が最大になるまでに要する時間が長くても、消費電力量の削減効果が目標値を超えると予測される時間帯後にもたらされる可能性が低減される。つまり、省エネ行動による消費電力量の削減効果が、ピーク電力の削減に寄与する可能性を向上することができる。
また、本開示の第10形態の情報端末の制御方法は、第8形態の情報端末の制御方法において、猶予時間が第2時間であるときに画面に表示されるメッセージ内の前記行動は、前記猶予時間が第2時間よりも長い第1時間であるときに画面に表示されるメッセージ内の行動よりも行動による消費電力量の削減量が大きい行動である。このため、猶予時間が相対的に短い第2時間であるときでも、消費電力量が目標値を超過しないような省エネ行動の提示を行うことができる。
また、本開示の第11形態の情報端末の制御方法は、第8形態の情報端末の制御方法において、猶予時間が第1時間よりも長い第2時間であるときに画面にメッセージが表示され、猶予時間が第1時間であるときメッセージは表示されない。このため、目標値を超えると予測される時間帯において、実行されることが望ましくない省エネ行動の実行を低減することができる。
また、本開示の第12形態の情報端末の制御方法は、第2形態の情報端末の制御方法において、活動は、店員による冷蔵ショーケースへの商品の搬入及び補充の少なくとも一方である。
また、本開示の第13形態の情報端末の制御方法は、第2形態の情報端末の制御方法において、活動は、店員による冷凍ショーケースへの商品の搬入及び補充の少なくとも一方である。
また、本開示の第14形態の情報端末の制御方法は、第2形態の情報端末の制御方法において、活動は、食品加熱に関する活動である。
また、本開示の第15形態の情報端末の制御方法は、第13形態の情報端末の制御方法において、気温が第1温度である時期に比べ、気温が前記第1温度よりも低い第2気温である時期において、上記ステップ(c)を多く実行させる。このため、例えば冬期には、フライヤー、おでん鍋、または保温庫等の商品の加熱をする機器の使用を控える、または出力低下を薦めるメッセージ等を表示することができる。
また、本開示の第16形態の情報端末の制御方法は、第1形態、第3形態−第9形態のいずれか一つの情報端末の制御方法において、行動は、空調設備及び照明設備の少なくとも一方の消費電力量を低下させる操作である。
また、本開示の第17形態の情報端末の制御方法は、第16の情報端末の制御方法において、操作は、特定の空調設備及び照明設備の少なくとも一方の電源をOFFする操作である。
また、本開示の第18形態の情報端末の制御方法は、第1形態、第3形態−第9形態のいずれか一つの情報端末の制御方法において、前記行動は、前記店舗への日射量低下に繋がる行動、及び、前記店舗の敷地内での散水行動の少なくとも一方である。
また、本開示の第19形態の情報端末の制御方法は、第18形態の情報端末の制御方法において、気温が第3温度である時期に比べ、気温が第3温度よりも高い第4温度である時期において、上記ステップ(c)を相対的に多く実行させる。このため、例えば夏期には、ブラインド等により日照を抑えることを提示するメッセージ等を表示することができる。
また、本開示の第20形態の情報端末の制御方法は、第1形態−第19形態のいずれか一つの情報端末の制御方法において、消費電力量が目標値を超えると予測される時間帯となったことを報知する画面をディスプレイに表示するステップ(d)を備える。
また、本開示の第21形態の情報端末の制御方法は、第1形態−第17形態のいずれか一つの情報端末の制御方法において、店舗における月毎の消費電力量のピーク値を画面に表示するステップ(e)と、ステップ(e)を実行しているときに、操作者による目標値の入力を受け付けるステップ(f)と、を備える。このため、目標値を適切に設定することができるようになる。
また、本開示の第22形態の省エネ支援システムは、店舗の消費電力量が目標値を超えるか否かを予測する予測器と、画面を表示する表示器と、予測器で店舗の消費電力量が目標値を超えると予測されると、店舗の消費電力量が目標値を超えると予測される時間帯を表示した画面を表示器に表示させ表示し、時間帯における消費電力量を抑えるための行動を提示するメッセージを表示した画面を表示器に表示させる制御器とを備える。
これにより、このメッセージを参照した店員が消費電力量のピークを抑えるための行動を実行することで、消費電力量のピークが抑えられ、店舗の消費電力量が目標値を超過する可能性を低減できる。このため、省エネ性が向上する。
以上、本開示に係る実施形態について図面を参照して詳述してきたが、上述した情報端末1及びサーバ装置5などの各装置の機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。
図13は、各装置の機能をプログラムにより実現するコンピュータ700のハードウェア構成を示す図である。
例えば、このコンピュータ700は、キーボード、マウス、タッチパッドなどの入力装置701、ディスプレイ、スピーカーなどの出力装置702、CPU703、ROM(Read Only Memory)704、RAM(Random Access Memory)705、ハードディスク装置、SSD(Solid State Drive)などの記憶装置706、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置707、ネットワークを介して通信を行うネットワークカード708などを備え、各部はバス709により接続される。
そして、読取装置707は、上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、読み取ったプログラムを記憶装置706に記憶させる。あるいは、ネットワークカード708が、ネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置からダウンロードした上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記憶装置706に記憶させる。
そして、CPU703が、記憶装置706に記憶されたプログラムをRAM705にコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAM705から順次読み出して実行することにより、上記各装置の機能が実現される。
また、上記実施の形態において説明された技術は、例えば、以下のクラウドサービスの類型において実現され得る。しかし、上記実施の形態において説明された技術が実現される類型はこれに限られるものでない。
(サービスの類型1:自社データセンタ型)
図14は、サービスの類型1(自社データセンタ型)を示す図である。本類型は、サービスプロバイダ120がグループ100から情報を取得し、ユーザに対してサービスを提供する類型である。本類型では、サービスプロバイダ120が、データセンタ運営会社110(図1B、図1C参照)の機能を有している。即ち、サービスプロバイダ120が、ビッグデータの管理をするクラウドサーバ111(図1B、図1C参照)を保有している。従って、データセンタ運営会社110は存在しない。
本類型では、サービスプロバイダ120は、データセンタ803(クラウドサーバ111)を運営、管理している。また、サービスプロバイダ120は、OS802およびアプリケーション801を管理する。サービスプロバイダ120は、サービスプロバイダ120が管理するOS802およびアプリケーション801を用いてサービス提供804を行う。
(サービスの類型2:IaaS利用型)
図15は、サービスの類型2(IaaS利用型)を示す図である。ここで、IaaSとは、インフラストラクチャー・アズ・ア・サービスの略であり、コンピュータシステムを構築および稼動させるための基盤そのものを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社110が、データセンタ803(クラウドサーバ111)を運営、管理している。また、サービスプロバイダ120は、OS802およびアプリケーション801を管理する。サービスプロバイダ120は、サービスプロバイダ120が管理するOS802およびアプリケーション801を用いてサービス提供804を行う。
(サービスの類型3:PaaS利用型)
図16は、サービスの類型3(PaaS利用型)を示す図である。ここで、PaaSとは、プラットフォーム・アズ・ア・サービスの略であり、ソフトウェアを構築および稼動させるための土台となるプラットフォームを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社110は、OS802を管理し、データセンタ803(クラウドサーバ111)を運営、管理している。また、サービスプロバイダ120は、アプリケーション801を管理する。サービスプロバイダ120は、データセンタ運営会社110が管理するOS802およびサービスプロバイダ120が管理するアプリケーション801を用いてサービス提供804を行う。
(サービスの類型4:SaaS利用型)
図17は、サービスの類型4(SaaS利用型)を示す図である。ここで、SaaSとは、ソフトウェア・アズ・ア・サービスの略である。例えばデータセンタ803(クラウドサーバ111)を保有しているプラットフォーム提供者が提供するアプリケーションを、データセンタ803(クラウドサーバ111)を保有していない会社・個人(利用者)が、インターネットなどのネットワーク経由で使用できる機能を備えるクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社110は、アプリケーション801を管理し、OS802を管理し、データセンタ803(クラウドサーバ111)を運営、管理している。また、サービスプロバイダ120は、データセンタ運営会社110が管理するOS802およびアプリケーション801を用いてサービス提供804を行う。
以上、いずれの類型においても、サービスプロバイダ120が、サービス提供行為を行うものとする。また、例えば、サービスプロバイダ120もしくはデータセンタ運営会社110は、OS、アプリケーションもしくはビッグデータのデータベースなどを自ら開発してもよいし、また、第三者に外注してもよい。
本開示は、複数店舗に設けられた情報端末に、消費電力量を抑えるための行動を提示するメッセージを表示させることで当該店舗の省エネを支援する情報端末の制御方法に適している。
200 省エネ支援システム
1 情報端末
2 店舗コントローラ
3 電気機器
31 冷設機器
32 空調機器
33 照明機器
34 電熱機器
4 計測機器
41 温湿度センサ
42 分電盤
43 電力メータ
5 サーバ装置
51 第1電力予測器
52 目標値設定表示器
53 第2電力予測器
54 超過判定器
55 ピーク抑制表示器
6 ネットワーク
10 ユーザ
20 ユーザ
100 グループ
101 機器
102 ホームゲートウェイ
110 データセンタ運営会社
111 クラウドサーバ
120 サービスプロバイダ
121 サーバ
700 コンピュータ
701 入力装置
702 出力装置
706 記憶装置
707 読取装置
708 ネットワークカード
709 バス
801 アプリケーション
803 データセンタ
804 サービス提供

Claims (22)

  1. 店舗の消費電力量が目標値を超えるか否かを予測するステップ(a)と、
    前記店舗の消費電力量が前記目標値を超えると予測されると、前記店舗の消費電力量が前記目標値を超えると予測される時間帯を表示した画面を情報端末のディスプレイに表示させるステップ(b)と、
    前記時間帯における前記消費電力量を抑えるための行動を提示するメッセージを表示した画面を前記ディスプレイに表示させるステップ(c)と、
    を備える、情報端末の制御方法。
  2. 前記行動は、前記時間帯において、消費電力量の増加に繋がる店員の活動を抑制するための行動を含む、
    請求項1に記載の情報端末の制御方法。
  3. 前記ステップ(c)を定期的に実行する、
    請求項1に記載の情報端末の制御方法。
  4. 前記ステップ(c)を前記時間帯の前に実行する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報端末の制御方法。
  5. 前記メッセージには、店員が前記行動を実行する推奨時間が含まれる、
    請求項1、3、4のいずれか一項に記載の情報端末の制御方法。
  6. 前記メッセージには、店員が前記活動を実行する推奨時間が含まれる、
    請求項2に記載の情報端末の制御方法。
  7. 前記メッセージには、前記行動を実行することによる前記消費電力量の削減量が含まれる、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の情報端末の制御方法。
  8. 前記ステップ(c)において、前記時間帯までの猶予時間に応じて前記画面に表示させるメッセージの内容を変更する、
    請求項1に記載の情報端末の制御方法。
  9. 前記猶予時間が第1時間であるときに前記画面に表示される前記メッセージ内の前記行動は、前記猶予時間が前記第1時間よりも短い第2時間であるときに前記画面に表示される前記メッセージ内の前記行動よりも前記行動による前記消費電力量の削減が最大になるまでに要する時間が長い行動である、
    請求項8に記載の情報端末の制御方法。
  10. 前記猶予時間が第1時間であるときに前記画面に表示される前記メッセージ内の前記行動は、前記猶予時間が前記第1時間よりも長い第2時間であるときに前記画面に表示される前記メッセージ内の前記行動よりも前記行動による前記消費電力量の削減量が大きい行動である、
    請求項8に記載の情報端末の制御方法。
  11. 前記猶予時間が第1時間よりも長い第2時間であるときに前記画面に前記メッセージが表示され、前記猶予時間が前記第1時間であるとき前記メッセージは表示されない、
    請求項8に記載の情報端末の制御方法。
  12. 前記活動は、店員による冷蔵ショーケースへの商品の搬入及び補充の少なくとも一方である、
    請求項2に記載の情報端末の制御方法。
  13. 前記活動は、店員による冷凍ショーケースへの商品の搬入及び補充の少なくとも一方である、
    請求項2に記載の情報端末の制御方法。
  14. 前記活動は、食品加熱に関する活動である、
    請求項2に記載の情報端末の制御方法。
  15. 気温が第1温度である時期に比べ、気温が前記第1温度よりも低い第2気温である時期において、ステップ(c)を多く実行する、
    請求項13に記載の情報端末の制御方法。
  16. 前記行動は、空調設備及び照明設備の少なくとも一方の消費電力量を低下させる操作である、
    請求項1、3から9のいずれか一項に記載の情報端末の制御方法。
  17. 前記操作は、特定の空調設備及び照明設備の少なくとも一方の電源をOFFする操作である、
    請求項16に記載の情報端末の制御方法。
  18. 前記行動は、前記店舗への日射量低下に繋がる行動、及び、前記店舗の敷地内での散水行動の少なくとも一方である、
    請求項1、3から9のいずれか一項に記載の情報端末の制御方法。
  19. 気温が第3温度である時期に比べ、気温が前記第3温度よりも高い第4温度である時期において、ステップ(c)を相対的に多く実行する、
    請求項18に記載の情報端末の制御方法。
  20. 前記時間帯となったことを報知する画面を前記ディスプレイに表示するステップ(d)を備える、
    請求項1から19のいずれか一項に記載の情報端末の制御方法。
  21. 前記店舗における月毎の消費電力量のピーク値を前記画面に表示するステップ(e)と、前記ステップ(e)を実行しているときに、操作者による前記目標値の入力を受け付けるステップ(f)とを備える、
    請求項1から17のいずれか一項に記載の情報端末の制御方法。
  22. 店舗の消費電力量が目標値を超えるか否かを予測する予測器と、
    画面を表示する表示器と、
    前記予測器により前記店舗の消費電力量が前記目標値を超えると予測されると、前記店舗の消費電力量が前記目標値を超えると予測される時間帯を表示した画面を前記表示器に表示させ、前記時間帯における前記消費電力量を抑えるための行動を提示するメッセージを表示した画面を前記表示器に表示させる制御器と、
    を備える、省エネ支援システム。
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