JP2017034621A - テレビドアホン装置 - Google Patents

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博文 加世堂
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Abstract

【課題】玄関子機と無線親機との無線通信を安定して行い、電力消費の低減を図るテレビドアホン装置を提供する。【解決手段】このテレビドアホン装置は、子機と、親機との間で無線通信を行うテレビドアホン装置であって、前記親機は、1880MHz〜1930MHzの周波数帯域を用い、かつ、時分割多重通信方式を用いて、前記子機と無線通信を行う親機側無線通信部を有し、前記子機は、各部に電源を供給する電池と、1880MHz〜1930MHzの周波数帯域を用い、かつ、時分割多重通信方式を用いて、前記親機と無線通信を行う子機側無線通信部と、を有する構成を採る。【選択図】図1

Description

本発明は、テレビドアホン装置に関する。
防犯に対する意識は年々向上しており、近年、戸建住宅だけでなくワンルームマンション等の一人暮らし世帯においても、低コスト、簡単設置で玄関子機等を実現したいという要求が増えてきている。
このような低コストで簡単設置の要求に応えるものとして、玄関子機と無線親機との間で無線通信することにより、両者間の配線工事を不要とするものも普及し始めている。例えば、特許文献1には、玄関子機と無線親機との間でBluetooth(登録商標)等を用いた無線通信を行うテレビドアホン装置が開示されている。
特開2007−142808号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示のテレビドアホン装置では、高速なデータ通信が可能だが、近距離通信に特化しているため、玄関子機と無線親機との距離、または、玄関子機と無線親機との間の構造物(家屋の壁、柱など)によっては、電波が減衰し、通信が困難になったり、電力消費が増大したりすることがある。
本発明の目的は、玄関子機と無線親機との無線通信を安定して行い、電力消費の低減を図るテレビドアホン装置を提供することである。
本発明の一態様に係るテレビドアホン装置は、子機と、親機との間で無線通信を行うテレビドアホン装置であって、前記親機は、1880MHz〜1930MHzの周波数帯域を用い、かつ、時分割多重通信方式を用いて、前記子機と無線通信を行う親機側無線通信部を有し、前記子機は、各部に電源を供給する電池と、1880MHz〜1930MHzの周波数帯域を用い、かつ、時分割多重通信方式を用いて、前記親機と無線通信を行う子機側無線通信部と、を有する構成を採る。
本発明によれば、玄関子機と無線親機との無線通信を安定して行い、電力消費の低減を図ることができる。
本発明の実施の形態に係るテレビドアホン装置を示す図 本発明の実施の形態に係る玄関子機の構成例を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る室内親機の構成例を示すブロック図 玄関子機の呼出ボタンが押下されて、玄関子機と室内親機とを接続する手順を示すシーケンス図 玄関子機の呼出ボタンが押下されて、玄関子機と室内親機とを接続する他の手順を示すシーケンス図 室内親機のモニタボタンが押下されて、玄関子機と室内親機とを接続する手順を示すシーケンス図 室内親機のモニタボタンが押下されて、玄関子機と室内親機とを接続する他の手順を示すシーケンス図 1フレーム内のスロットの割り当て例を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係るテレビドアホン装置10を示す図である。図1に示すように、テレビドアホン装置10は、玄関子機100と室内親機200とを備える。玄関子機100は屋外の、例えば玄関扉付近に設けられ、室内親機200は屋内に設けられる。玄関子機100と室内親機200との間には、家屋の壁などの構造物が存在する。
図2は、本発明の実施の形態に係る玄関子機100の構成例を示すブロック図である。
<玄関子機の構成>
玄関子機100は、無線通信部101、制御部102、操作部103、電源部104、撮像部105、音声入出力部106、記憶部107、割り込み検知部108を備える。
無線通信部101は、室内親機200との間において、無線回線を介して通信する。無線通信部101による通信方式は、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)等の、1880MHz〜1930MHzといった1.9GHz帯の周波数帯域が用いられる時分割多重通信方式である。この通信方式によれば、スリープ状態を設けるなどして室内親機200との通信時間を制限して電力消費を低減し、また、周波数帯域の特性から電波を比較的遠くまで届けることができる。なお、以下の説明では、通信方式としてDECT方式を用いるものとして説明する。
無線通信部101は、撮像部105により撮像された画像(以下、「撮像画像」という)のデータをDECT方式によって室内親機200へ送信する。これにより、屋内の居住者が、玄関扉付近に存在する来訪者を視認できる。また、無線通信部101は、玄関子機100の音声入出力部106により集音された来訪者の音声を含む音声情報をDECT方式によって室内親機200へ送信する。また、無線通信部101は、室内親機200から、居住者の音声を含む音声情報をDECT方式によって受信する。これにより、屋外の来訪者と屋内の居住者とが通話できる。
制御部102は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CPU(Central Processing Unit)等を有する。例えば、CPUがROMに保持されたプログラムを実行することにより、制御部102の各種機能を実現する。
制御部102は、玄関子機100全体を統括し、各種制御、演算、判定を実行する。制御部102は、玄関子機100の各部を制御するための演算処理を行う。
操作部103は、例えば、呼出ボタンであり、来訪者によって押下されると、無線通信部101を介して、室内親機200に来訪者の存在を通知する。
電源部104は、玄関子機100が動作するための電力を各部へ供給する。電源部104は、設置性を考慮して1次電池または2次電池等の電池で構成されている。ただし、電源部104は、これに限らず、AC電源またはACアダプタから電源ケーブルを介して電源が入力されてもよい。
撮像部105は、屋外における所定の空間を撮像する。撮像部105により撮像された画像は、例えば、動画、静止画を含み、撮像画像には、来訪者、通行者、不審者、人以外の物体等が含まれる。
音声入出力部106は、マイク及びスピーカ等であり、来訪者の音声を含む音声情報を集音し、無線通信部101を介して、室内親機200に送信する。また、音声入出力部106は、室内親機200から送信された居住者の音声を含む音声情報を出力する。
記憶部107は、フラッシュメモリ等で構成され、例えば、玄関子機100の識別番号等の装置情報、設定情報、室内親機200の状態情報、室内親機200へ送信する前の画像データ等を記憶する。
割り込み検知部108は、玄関子機100が備えるボタン等のキー割り込み、タイマによる割り込み、各種イベントによる割り込みを検知する。割り込みの検知は、ハードウェアによるものとソフトウェアによるものを含む。
割り込み検知部108は、超低消費電力を実現するために電源部104による各部への電力供給を制御する機能も備える。例えば、回路上で割り込み検知部108を電源部104と制御部102等の各部との間に位置させて、割り込み検知部108だけを電源部104の微弱な電力により常時稼働させておく。そして、割り込み検知部108は、所定の割り込みの検知に基づいて、各部へ電力供給するためスイッチング素子をON/OFFする。
<室内親機の構成>
図3は、本発明の実施の形態に係る室内親機200の構成例を示すブロック図である。
室内親機200は、無線通信部201、制御部202、操作部203、電源部204、RSSIレベル検知部205、表示部206、音声入出力部207、記憶部208、充電検知部209、割り込み検知部210を備える。
無線通信部201は、玄関子機100との間において、無線回線を介して、通信する。無線通信部201による通信方式は、DECT方式(1880MHz〜1930MHzといった1.9GHz帯の周波数帯域が用いられる時分割多重通信方式)である。この通信方式によれば、スリープ状態を設けるなどして玄関子機100との通信時間を制限して電力消費を低減し、また、周波数帯域の特性から電波を比較的遠くまで届けることができる。無線通信部201は、基準制御信号を一定の周期で送信する。
無線通信部201は、玄関子機100から送信された画像データをDECT方式によって受信する。これにより、屋内の居住者が、玄関扉付近に存在する来訪者を視認できる。また、無線通信部201は、玄関子機100から、来訪者の音声を含む音声情報をDECT方式によって受信する。また、無線通信部201は、室内親機200の音声入出力部207により集音した居住者の音声を含む音声情報をDECT方式によって玄関子機100へ送信する。これにより、屋外の来訪者と屋内の居住者とが通話できる。
制御部202は、ROM、RAM、CPU等を有する。例えば、CPUがROMに保持されたプログラムを実行することにより、制御部202の各種機能を実現する。
制御部202は、室内親機200全体を統括し、各種制御、演算、判定を実行する。制御部202は、室内親機200の各部を制御するための演算処理を行う。
操作部203は、各種ボタンであり、例えば、玄関子機100から来訪者の存在が通知された場合に応答するための応答ボタン、玄関子機100から画像データを取得するためのモニタボタン、玄関子機100を制御するためのボタンなどである。
電源部204は、室内親機200が動作するための電力を各部へ供給する。電源部204は、AC電源またはACアダプタから電源が入力される場合と、設置性を考慮して1次電池や2次電池等の電池で構成されている場合とがある。
RSSIレベル検知部205は、無線通信部201が玄関子機100から受信した信号の強度、すなわち、RSSI(Received Signal Strength Indicator)レベルを検知する。
表示部206は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)を有し、各種の文字または画像を表示する。画像は、例えば、動画、静止画を含み、玄関子機100からの撮像画像、室内親機200を操作するための画像を含む。
音声入出力部207は、マイク及びスピーカ等であり、居住者の音声を含む音声情報を集音し、無線通信部201を介して、玄関子機100に送信する。また、音声入出力部207は、玄関子機100から送信された訪問者の音声を含む音声情報を出力する。
記憶部208は、フラッシュメモリ等で構成され、各種画像や音声、その他の管理情報を含む。画像は、例えば、動画、静止画を含み、玄関子機100からの撮像画像、室内親機200を操作するための画像を含む。音声は、例えば、室内親機200から発する定型メッセージの音声を含む。
その他の管理情報は、例えば、室内親機200の各種の設定情報を勝手に変更できないようにするためのパスワード情報を含む。
充電検知部209は、室内親機200が充電台等に載置され、電源部204が外部電源に接続されたかどうかを検知する。
割り込み検知部210は、室内親機200が備えるボタン等のキー割り込み、タイマによる割り込み、各種イベントによる割り込みを検知する。割り込みの検知は、ハードウェアによるものとソフトウェアによるものを含む。
割り込み検知部210は、超低消費電力を実現するために電源部204による各部への電力供給を制御する超低消費電力モードも備える。例えば、回路上で割り込み検知部210を電源部204と制御部202等の各部との間に位置させて、割り込み検知部210だけを電源部204の微弱な電力により常時稼働させておく。そして、割り込み検知部210は、所定の割り込みの検知に基づいて、各部へ電力供給するためスイッチング素子をON/OFFする。
<接続手順>
次に、上述した玄関子機100と室内親機200とが無線接続するための接続手順について説明する。図4は、玄関子機100の呼出ボタンが押下されて、玄関子機100と室内親機200とを接続する手順を示すシーケンス図である。図4には明示していないが、室内親機200は周期的に基準制御信号を送信している。
ステップS401において、玄関子機100は呼出ボタンが押下され、玄関子機100は室内親機200から送信された基準制御信号をサーチして通信同期を確立すると、ステップS402において、玄関子機100から音声呼接続要求が室内親機200に送信される。ステップS403において、室内親機200から音声呼接続応答が玄関子機100に送信される。これにより、室内親機200に訪問者の来訪を通知する。
ステップS404において、玄関子機100から画像呼1接続要求が室内親機200に送信され、ステップS405において、室内親機200から画像呼1接続応答が玄関子機100に送信される。
同様に、ステップS406〜S411において、画像呼2〜4についての接続要求と接続応答とが送受信される。
ここでは、画像呼が4つあり、その全てが接続される場合を示しているので、玄関子機100と室内親機200とは画像データを最大の伝送速度で送受信することができる。
また、図5は、玄関子機100の呼出ボタンが押下されて、玄関子機100と室内親機200とを接続する他の手順を示すシーケンス図である。ただし、図5において、図4と共通する部分には、図4と同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
ステップS408において、玄関子機100から画像呼3接続要求が室内親機200に送信される。このとき、電波干渉などにより電波状況が劣化している場合、ステップS501において、室内親機200から画像呼3接続拒否応答が玄関子機100に送信される。このように、テレビドアホン装置10では、電波状況に応じて、画像呼の接続数を増減し、画像データの伝送速度を可変としている。なお、画像呼の接続数に限らず、通信に用いるスロット数及びチャネル数を増減してもよい。
この結果、玄関子機100と室内親機200とは、画像データを縮退した伝送速度で送受信する。玄関子機100が画像呼3接続拒否応答を受信してから一定時間が経過した後、再度、伝送速度の拡張を要求する。すなわち、ステップS502において、玄関子機100から画像呼3接続要求が室内親機200に送信する。ここでも、ステップS503において、室内親機200から画像呼3接続拒否応答が玄関子機100に送信されるものとする。
また、図6は、室内親機200のモニタボタンが押下されて、玄関子機100と室内親機200とを接続する手順を示すシーケンス図である。ただし、図6において、図4と共通する部分には、図4と同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図6には明示していないが、室内親機200は周期的に基準制御信号を送信している。
ステップS601において、室内親機200はモニタボタンが押下されて、玄関子機100は室内親機200から送信された基準制御信号をサーチして通信同期を確立すると、ステップS602において、室内親機200からカメラ接続要求が玄関子機100に送信される。ステップS603において、玄関子機100からカメラ接続応答が室内親機200に送信され、ステップS402〜S411の手順が実行される。
さらに、図7は、室内親機200のモニタボタンが押下されて、玄関子機100と室内親機200とを接続する他の手順を示すシーケンス図である。ただし、図7において、図6と共通する部分には、図6と同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
ステップS408において、玄関子機100から画像呼3接続要求が室内親機200に送信される。このとき、電波干渉などにより電波状況が劣化している場合、ステップS701において、室内親機200から画像呼3接続拒否応答が玄関子機100に送信される。このように、テレビドアホン装置10では、電波状況に応じて、画像呼の接続数を増減し、画像データの伝送速度を可変としている。なお、画像呼の接続数に限らず、通信に用いるスロット数及びチャネル数を増減してもよい。
この結果、玄関子機100と室内親機200とは、画像データを縮退した伝送速度で送受信する。玄関子機100が画像呼3接続拒否応答を受信してから一定時間が経過した後、再度、伝送速度の拡張を要求する。すなわち、ステップS702において、玄関子機100から画像呼3接続要求が室内親機200に送信する。ここでも、ステップS703において、室内親機200から画像呼3接続拒否応答が玄関子機100に送信されるものとする。
なお、図4〜図7に示した接続手順では、音声呼を接続した後に画像呼を接続するものとして説明したが、画像呼を接続して、室内親機200に訪問者の来訪を通知した後に音声呼を接続してもよい。
次に、DECT方式におけるスロット使用例について説明する。図8は、1フレーム内のスロットの割り当て例を示す図である。図8では、1フレームがスロットS1〜S24の24スロットからなる例を示している。ここでは、スロットS1は、玄関子機100からの音声データの送信に割り当てられ、スロットS1とペアをなすスロット(ペアスロット)S13は、室内親機200からの音声データの送信に割り当てられる。すなわち、対称通信が音声通信に用いられる。
また、スロットS3は、玄関子機100からの画像データの送信に割り当てられ、スロットS3とペアをなすスロット(追加ペアスロット)S15にも、玄関子機100からの画像データの送信に割り当てられる。すなわち、非対称通信が画像通信に用いられる。
また、スロットS4〜S12は、スリープ状態であり、スリープ状態を定期的に設けることにより、玄関子機100の電力消費を抑制し、玄関子機100を電池駆動とすることができる。なお、テレビドアホン装置10は、スリープ状態を長期化するモードを備えてもよく、この場合、玄関子機100の電力消費をさらに抑制することができる。また、テレビドアホン装置10は、玄関子機100の呼出ボタンが押下された場合のみ、室内親機200が応答するモードを備えてもよく、この場合、玄関子機100の電力消費をさらに抑制することができる。
なお、テレビドアホン装置10は、通信を行う際に使用するスロットが空き状態であるかどうかを確認し、通信を確立する。また、テレビドアホン装置10は、空き状態と確認されたスロットから通信を行う。
また、テレビドアホン装置10において、複数の玄関子機がある場合、スロットS1を第1の玄関子機に割り当て、スロットS2を第2の玄関子機に割り当て、スロットSnを第nの玄関子機に割り当ててもよい。これにより、室内親機200が複数の玄関子機と通信を行うことができる。
さらに、テレビドアホン装置10において、複数の室内親機がある場合、スロットS1を第1の室内親機に割り当て、スロットS2を第2の室内親機に割り当て、スロットSnを第nの室内親機に割り当ててもよい。これにより、玄関子機100が複数の室内親機と通信を行うことができる。
このように、本実施の形態によれば、玄関子機100と室内親機200との無線通信にDECT方式等の、1.9GHz帯の周波数帯域及び時分割多重通信方式を用いることにより、玄関子機100と室内親機200との距離が離れていたり、玄関子機100と室内親機200との間の構造物の電波遮蔽効果が高かったりしても、周波数の特性から玄関子機100と無線親機200との無線通信を安定して行うことができ、また、適宜スリープ状態にして、電力消費の低減を図ることができる。なお、ITU-R P.1238-6に基づく屋内伝播モデルに当てはめて考えた場合、安定して通信を行うことができる通信距離は、高速データ通信が可能な2.4GHz帯の周波数帯域を用いると約30mであるのに対し、1.9GHz帯の周波数帯域を用いると約80mである。したがって、多くの居住空間において無線によるテレビドアホンを実用的に使用するためには、1.9GHz帯の周波数帯域を用いるのが好適である。更に、無線によるテレビドアホンを実用的に使用するためには、データ量の大きい画像通信に対して複数のスロットを使った非対称通信を行うことができる時分割多重通信が好適である。
また、無線によるテレビドアホンの特長として、電池駆動による設置の容易さがあげられる。電池駆動の実現には、低消費電力でシステム動作することが可能な通信方式、すなわち、通信区間を時分割に多重化し、電源が必要な区間のみ電力を供給し(ON動作)、電源が不必要な区間はスリープ動作することができる時分割多重通信が適当である。なお、子機において、通常時にはスリープ状態であって、割り込み信号が発生した場合にのみ動作するシステムでは、他通信方式を用いることも可能である。しかしながら、親機から子機への無線通知により画像通信を行うシステムでは、親機、子機ともに定期的に起動し、子機が定期的に親機からの通知を監視する必要があるため、時間管理が可能な時分割多重通信を用いるのが好適である。
なお、本実施の形態では、玄関子機100は室内親機200から送信された基準制御信号をサーチして通信同期を確立し、音声呼を確立して室内親機200に訪問者の来訪を通知すると説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、玄関子機100において呼出ボタンが押下され、室内親機200から送信された基準制御信号への応答として、室内親機200に訪問者の来訪を通知し、音声呼、画像呼を順次確立してもよい。
また、本実施の形態において、テレビドアホン装置10が用いる周波数帯域として、複数の周波数帯域のうち、他のシステムで使用している可能性の低い周波数帯域を選択してもよい。
また、本実施の形態では、室内親機200の電源は、AC電源またはACアダプタから電源が入力される場合と、電池で構成される場合があると説明した。室内親機200の電源が電池で構成される場合、室内親機200が充電台の外部電源との接続が遮断されたときのみ、室内親機200が間欠動作を行ってもよい。これにより、室内親機200の電力消費を低減することができる。
また、室内親機200が充電台の外部電源との接続が遮断された場合には、玄関子機100が周期的にスリープ状態になるように設定してもよい。これにより、玄関子機100と室内親機200との通信同期が外れたときに、復帰しやすくなり、システムを安定させることができる。
さらに、室内親機200の電源が電池で構成される場合、室内親機200は、DECTに準拠した超低消費電力モードで動作することを玄関子機100に通知して、超低消費電力モードに移行する。
本発明は、玄関子機と無線親機との無線通信を安定して行い、電力消費の低減を図るのに有用である。
10 テレビドアホン装置
100 玄関子機
101、201 無線通信部
102、202 制御部
103、203 操作部
104、204 電源部
105 撮像部
106、207 音声入出力部
107、208 記憶部
108、210 割り込み検知部
200 室内親機
205 RSSIレベル検知部
206 表示部
209 充電検知部
本発明の一態様に係るテレビドアホン装置は、子機と、親機との間で1880MHz〜1930MHzの周波数帯域を用い、かつ、時分割多重通信方式を用いてDECTの無線通信を行うテレビドアホン装置であって、前記子機から前記親機へ音声データを送信するためのスロットを1つ、画像データを送信するためのスロットを少なくとも2つ以上割り当て、前記親機と前記子機との間の電波状況に応じて、前記画像データを送信するためのスロット数のみを増減する、構成を採る。

Claims (3)

  1. 子機と、親機との間で無線通信を行うテレビドアホン装置であって、
    前記親機は、
    1880MHz〜1930MHzの周波数帯域を用い、かつ、時分割多重通信方式を用いて、前記子機と無線通信を行う親機側無線通信部を有し、
    前記子機は、
    各部に電源を供給する電池と、
    1880MHz〜1930MHzの周波数帯域を用い、かつ、時分割多重通信方式を用いて、前記親機と無線通信を行う子機側無線通信部と、
    を有する、
    テレビドアホン装置。
  2. 前記子機は、
    動画または静止画を撮像する撮像部をさらに備え、
    前記子機側無線通信部は、撮像された前記動画または前記静止画の画像データを前記親機に送信する、
    請求項1に記載のテレビドアホン装置。
  3. 前記子機側無線通信部は、前記親機との間の電波状況に応じて、無線通信に用いるスロット数及びチャネル数を制御する、
    請求項1または請求項2に記載のテレビドアホン装置。
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