JP2017032648A - 色分離光学系及び投射型表示装置 - Google Patents

色分離光学系及び投射型表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017032648A
JP2017032648A JP2015149672A JP2015149672A JP2017032648A JP 2017032648 A JP2017032648 A JP 2017032648A JP 2015149672 A JP2015149672 A JP 2015149672A JP 2015149672 A JP2015149672 A JP 2015149672A JP 2017032648 A JP2017032648 A JP 2017032648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
color
adhesive
optical system
prism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015149672A
Other languages
English (en)
Inventor
児玉 浩幸
Hiroyuki Kodama
浩幸 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015149672A priority Critical patent/JP2017032648A/ja
Publication of JP2017032648A publication Critical patent/JP2017032648A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Polarising Elements (AREA)
  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】偏光分離素子への入射光による接着材への影響を抑制することが可能な色分離合成系及び投射型表示装置を提供する。【解決手段】色分離光学系が、第2の偏光ビームスプリッター15を備える。第2の偏光ビームスプリッター15は、入射側から赤色用表示素子10Rへ順に、第1のプリズム151と、偏光分離膜153と、接着剤155と、第2のプリズム152と、を備えている。そして、青色光は、第1のプリズム151と偏光分離膜153を介して青色用表示素子10Bに導かれる。一方、赤色光は、第1のプリズム151と偏光分離膜153と接着剤155と第2のプリズム152とを介して赤色用表示素子10Rに導かれる。【選択図】図3

Description

本発明は、色分離光学系及び投射型表示装置に関する。
近年、反射型液晶表示素子(光変調素子)と偏光ビームスプリッター(偏光分離素子)を用いたプロジェクター(投射型表示装置)が開発されている。このようなプロジェクターとして特許文献1及び特許文献2に記載のプロジェクターが知られている。
特許文献1には、偏光ビームスプリッターを構成する2つのプリズムを接合する接着剤とプリズムとの屈折率差による、プリズムと接着剤との間の界面での反射を抑制するために、偏光分離膜の入射側に反射防止膜を設けた構成が開示されている。
特許文献2には、プロジェクターの小型化のために、青光路及び赤光路において1つの偏光ビームスプリッターを共有した構成が開示されている。
特開平11−258422号公報 特開2013−228565号公報
ここで、特許文献1に記載の偏光ビームスプリッターを特許文献2に記載のプロジェクターに適用した構成を考える。このような構成であっても、前述のように偏光ビームスプリッターの接着剤と硝材の屈折率の差によって生じる反射光の量を抑制することが可能となる。
また、上記の構成では、青色光及び赤色光用の偏光ビームスプリッターに入射した青色光及び赤色光が、各色光用の反射型表示素子を介して投射光学系あるいは光源に導かれるまでに、偏光ビームスプリッターの接着剤を透過する回数は少ない方が好ましい。これは、接着剤を光が透過することによって接着剤が光を吸収し、その結果接着剤が熱で劣化してしまうことを抑制するためである。
言い換えれば、偏光分離素子への入射光による接着層への影響を抑制することが好ましい。しかしながら、特許文献1及び特許文献2には、偏光分離素子への入射光による接着層への影響を抑制する技術に関する開示は無い。
そこで、本発明は、偏光分離素子への入射光による接着材への影響を抑制することが可能な色分離光学系及び投射型表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の色分離光学系は、
光源からの光のうち第1の色光を第1の光変調素子に導くとともに、前記第1の色光とは波長が異なる第2の色光を第2の光変調素子に導く偏光分離素子を備える色分離光学系であって、
前記偏光分離素子は、前記偏光分離素子の入射側から前記第2の光変調素子へ順に、第1のプリズム部材と、入射光の偏光方向に応じて前記入射光を反射あるいは透過する偏光分離膜と、接着剤と、第2のプリズム部材と、を備えており、
前記第1の色光は、前記第1のプリズム部材と前記偏光分離膜を介して前記第1の光変調素子に導かれ、前記第2の色光は、前記第1のプリズム部材と前記偏光分離膜と前記接着剤と前記第2のプリズム部材とを介して前記第2の光変調素子に導かれる、
ことを特徴とする。
本発明によれば、偏光分離素子への入射光による接着層への影響を抑制することが可能な色分離光学系及び投射型表示装置を提供することが可能となる。
投射型表示装置の構成を示す図 合成プリズム17の特性図 第2の偏光ビームスプリッター15の詳細図 第1比較例の構成を示す図 第2比較例の構成を示す図
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の相対配置などは、この発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、本発明は後述の実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内で様々な変形及び変更が可能である。
〔第1実施例〕
(投射型表示装置の構成)
図1を用いて、本発明の第1実施例としての色分離光学系300を搭載可能なプロジェクターの構成について説明する。なお、図1には説明を容易にするため投射型表示装置の基本的な構成部品のみしか描いていないが、熱線カットフィルタや、偏光板等を有する構成としても構わない。
(光源部100の構成)
発光管2内の光源(発光部)1から射出した光束は放物面リフレクタ3によって略平行光となって射出される。光源1からリフレクタ3で光源部100(光源)を構成している。
(照明光学系200の構成)
光源部100から射出された光は、第1フライアイレンズ(小さな球面レンズが2次元的に配列されたレンズアレイ)4によって分割及び集光される。
各々の分割光束は第2フライアイレンズ5近傍に集光され、光源の像(2次光源像)を作る。すなわち、第1フライアイレンズ4および第2フライアイレンズ5が光束を分割する手段である。これらのフライアイレンズ4、5を構成する小レンズは、被照明面である後述の反射型液晶表示素子10(赤色用表示素子10R、緑色用表示素子10G、青色用表示素子10B)と相似の形状をした矩形レンズ形状をしている。また、第1フライアイレンズ4の各小レンズは後述する反射型液晶表示素子10の位置と光学的に略共役になっている。
第2フライアイレンズ5を射出した分割光束は、非偏光光を直線偏光光に変換する偏光変換素子6によって、P偏光光に変換される。P偏光光に変換された分割光束はコンデンサーレンズ7によって重畳され、反射型液晶表示素子10を重畳的に照明する。第1フライアイレンズ4からコンデンサーレンズ7で照明光学系200が構成される。
(色分離光学系300の構成)
照明光学系200のコンデンサーレンズ7から射出されたP偏光光は、ダイクロイックミラー8に入射する。図1に示すダイクロイックミラー8は青(B)と赤(R)色光を反射し、緑(G)色光を透過するダイクロイックミラーである。
9はP偏光光を透過し、S偏光光を反射する第1の偏光ビームスプリッターであり、偏光分離面を有する。
10R、10Gは入射した光を反射するとともに画像変調する赤用の反射型液晶表示素子(赤色用表示素子、第2の光変調素子)、緑用の反射型液晶表示素子(緑色用表示素子、第3の光変調素子)である。そして、10Bは、青用の反射型液晶表示素子(青色用表示素子、第1の光変調素子)である。
11R、11G、11Bはそれぞれ、赤用の1/4波長板、緑用の1/4波長板、青用の1/4波長板である。12はS偏光を透過するG用の出射側偏光板Gである。13は入射側偏光板であり、P偏光光を透過する。14はBの光の偏光方向を90度変換し、Rの光の偏光方向は変換しない色選択性位相差板Aである。15はP偏光を透過し、S偏光を反射する第2の偏光ビームスプリッターであり、偏光分離面を有する。
16は1/2波長板であり、S偏光をP偏光へ、P偏光をS偏光に変換する。合成プリズム(色合成素子)17は図2のような特性も持っており、青及び緑色光ではダイクロイックミラー、Rの色光ではP偏光を透過し、S偏光を反射する偏光ビームスプリッターの特性をもつプリズムである。
以上のダイクロイックミラー8から合成プリズム17により、色分解合成光学系300が構成される。
(投射レンズ18の構成)
18は投射レンズ(投射光学系)であり、光源部、照明光学系、色分解合成光学系および投射レンズにより画像表示光学系が構成される。なお、投射レンズ18は、プロジェクターに対して着脱可能に構成されていても良い。
(白表示における各色光の光路)
次に、コンデンサーレンズ7以降の光学的な作用を説明する。
まず、緑色光(緑の波長帯域の光)の光路について説明する。ダイクロイックミラー8を透過したP偏光光の緑色光は第1の偏光ビームスプリッター9に入射して偏光分離面を透過し、緑色用表示素子10Gへと至る。緑色用表示素子10Gにおいては、緑色光が画像変調されて反射される。画像変調された緑色の反射光のうちP偏光成分あるいは画像変調されなかった緑色光は、再び第1の偏光ビームスプリッター9の偏光分離面を透過して光源側に戻され、投射光から除去される。
一方、画像変調された緑色の反射光のうちS偏光成分は、第1の偏光ビームスプリッター9の偏光分離面で反射、S偏光を透過する出側偏光板G12を透過し、投射光として合成プリズム17に向かう。その後、合成プリズム17で反射されて投射レンズ18へと至る。このとき、すべての偏光成分をP偏光に変換した状態(黒を表示した状態)において、第1の偏光ビームスプリッター9と緑色用表示素子10Gとの間に設けられた1/4波長板11Gの遅相軸を所定の方向に調整することが好ましい。これにより、第1の偏光ビームスプリッター9と緑色用表示素子10Gで発生する偏光状態の乱れの影響を小さく抑えることができる。
次に、赤及び青色光の光路について説明する。
ダイクロイックミラー8を反射したP偏光光の赤及び青色光(赤の波長帯域の光、青の波長帯域の光)は、P偏光光を透過する入射側偏光板13に入射する。そして赤及び青色光は、入射側偏光板13から出射した後、色選択性位相差板A14に入射する。色選択性位相差板A14は、青色光のみ偏光方向を90度回転する作用を持っており、これにより青色光はS偏光として、赤色光はP偏光として第2の偏光ビームスプリッター15に入射する。S偏光として第2の偏光ビームスプリッター15に入射した青色光は、第2の偏光ビームスプリッター15の偏光分離面で反射され、青色用表示素子10Bへと至る。また、P偏光として第2の偏光ビームスプリッター15に入射した赤色光は、第2の偏光ビームスプリッター15の偏光分離面を透過して赤色用表示素子10Rへと至る。
青色用表示素子10Bに入射した青色光は画像変調されて反射される。画像変調された青色の反射光のうちS偏光成分及び画像変調されなかった青色光は、再び第2の偏光ビームスプリッター15の偏光分離面で反射されて光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調された青色の反射光のうちP偏光成分は第2の偏光ビームスプリッター15の偏光分離面を透過して投射光として1/2波長板16に向かう。
また、赤色用表示素子10Rに入射した赤色光は画像変調されて反射される。画像変調された赤の反射光のうちP偏光成分及び画像変調されなかった赤色光は、再び第2の偏光ビームスプリッター15の偏光分離面を透過して光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調された赤の反射光のうちS偏光成分は第2の偏光ビームスプリッター15の偏光分離面で反射して投射光として1/2波長板16に向かう。
このとき、第2の偏光ビームスプリッター15と青色及び赤色用表示素子10B、10Rの間に設けられた1/4波長板11B、11Rの遅相軸を調整することにより、緑色光の場合と同じように、赤色光、青色光それぞれの黒の表示の調整を行うことができる。
こうして1つの光束に合成され、第2の偏光ビームスプリッター15から出射した赤及び青色光のうち、青色光はP偏光、赤色光はS偏光で1/2波長板16に入射し、青色光はS偏光に、赤色光はP偏光に変換され、合成プリズム17に入射する。
そして、赤色と青色の投射光は合成プリズム17を透過し、緑色光と合成されて投射レンズ18に至り、投射レンズ18によってスクリーンなどの被投射面に拡大投影される。
(黒表示における各色光の光路)
以上説明した光路は反射型液晶表示素子が白表示の場合である為、以下に反射型液晶表示素子が黒表示の場合での光路を説明する。
まず、緑色光の光路について説明する。
ダイクロイックミラー8を透過した緑色光のP偏光光は第1の偏光ビームスプリッター9に入射して偏光分離面で透過し、緑色用表示素子10Gへと至る。緑色用表示素子10Gが黒表示の為、緑色光は画像変調されないまま反射される。従って、緑色用表示素子10Gで反射された後も緑色光はP偏光光のままである為、再び第1の偏光ビームスプリッター9の偏光分離面で透過し、光源側に戻され、投射光から除去される。
次に、赤色光と青色光の光路について説明する。
ダイクロイックミラー8を反射した赤及び青色光は、P偏光光を透過する入射側偏光板13に入射する。そして赤及び青色光は、入射側偏光板13から出射した後、色選択性位相差板A14に入射する。色選択性位相差板A14は、青色光のみ偏光方向を90度回転する作用を持っており、これにより青色光はS偏光として、赤色光はP偏光として第2の偏光ビームスプリッター15に入射する。S偏光として第2の偏光ビームスプリッター15に入射した青色光は、第2の偏光ビームスプリッター15の偏光分離面で反射され、青色用表示素子10Bへと至る。また、P偏光として第2の偏光ビームスプリッター15に入射した赤色光は、第2の偏光ビームスプリッター15の偏光分離面を透過して赤色用表示素子10Rへと至る。
ここで、青色用表示素子10Bは黒表示の為、青色用表示素子10Bに入射した青色光は画像変調されないまま反射される。従って、青色用表示素子10Bで反射された後も青色光はS偏光光のままである為、再び第2の偏光ビームスプリッター15の偏光分離面で反射する。そして、色選択性位相差板A14により、P偏光に変換され、入射側偏光板13を通過して光源側に戻され、投射光から除去される為、黒表示となる。
一方、赤色用表示素子10Rに入射した赤色光は赤色用表示素子10Rが黒表示の為、画像変調されないまま反射される。従って、赤色用表示素子10Rで反射された後も赤色光はP偏光光のままである為、再び第2の偏光ビームスプリッター15の偏光分離面を透過し、色選択性位相差板A14、入射側偏光板13を透過して光源側に戻されて投射光から除去される。
以上が、3枚の反射型液晶表示素子を使用した投射型画像表示装置での光学構成である。なお、この第1実施例においては、反射型液晶表示素子が3枚ある実施例を示したが、この数は3枚に限らず、2枚でも4枚でも構わない。
なお、偏光分離面では完全にS偏光光が反射されて、P偏光光が透過するわけではなく、一部のS偏光光は偏光分離面を透過し、一部のP偏光光は偏光分離面で反射されてしまう。このような所望の光路とは異なる光路に進んでしまう光を漏れ光という。また、一般的な偏光分離面はS偏光光を反射する特性はP偏光光を透過する特性よりも優れており、P偏光光の漏れ光はS偏光光の漏れ光よりも多くなる傾向がある。
そこで、本実施例においては、合成プリズム17は、青色光(第1の色光)及び緑色光(第3の色光)を偏光方向に依らずに透過あるいは反射させ、赤色光(第2の色光)を偏光方向に依って透過あるいは反射させる特性を有している。さらに、色分離光学系300は、赤色光用の表示素子10Rから後述の偏光分離膜153を介して合成プリズム17に導かれる光がS偏光光となるように構成されている。そして、赤色光の比視感度は、青色光の比視感度よりも高い。
このような構成により、前述の黒表示時に生じる赤色光のP偏光光の漏れ光は1/2波長板16によってS偏光光となって合成プリズム17で反射される。つまり、黒表示において赤色光は第2の偏光ビームスプリッター15と合成プリズム17の両方で検光されるため、青色光よりも比視感度の高い赤色光の漏れ光の量を低減することが可能となる。
なお、青色光については黒表示時において青色用表示素子10BからS偏光光で偏光分離膜153に入射するため漏れ光の量が少ない。
(第2の偏光ビームスプリッター15の構成)
図3を用いて、本実施例における第2の偏光ビームスプリッター15について説明する。
図3に示すとおり、第2の偏光ビームスプリッター(偏光分離素子)15は、光源部100からの光を青色用表示素子(第1の光変調素子)10Bに導く第1のプリズム(第1のプリズム部材)151を備える。また、第2の偏光ビームスプリッター15は、第1のプリズム151からの光を赤色用表示素子(第2の光変調素子)10Rに導く第2のプリズム(第2のプリズム部材)152を備えている。さらに、第2の偏光ビームスプリッター15は、第1のプリズム151と第2のプリズム152とを接合する接着剤155を備えている。
そして、第1のプリズム151と接着剤155との間には、入射光の偏光方向に応じて入射光を反射あるいは透過する偏光分離膜153が設けられている。さらに、第2のプリズム152と接着剤155との間には反射防止膜154が設けられている。
言い換えれば、第2の偏光ビームスプリッター15は、接着剤155にて接合された第1のプリズム151および第2のプリズム152を備えている。そして、第1のプリズム151における第2のプリズム部材と相対する面に偏光分離膜153が形成され、第2のプリズム152における第1のプリズム151と相対する面に反射防止膜154が形成されている。さらに、接着剤155が偏光分離膜153と反射防止膜154との間に配置され、照明光が入射してくる色選択性位相差板A14側に第1のプリズム151が配置されている。
さらに言い換えれば、第2の偏光ビームスプリッター15は、第2の偏光ビームスプリッター15の入射側から赤色用表示素子10Rへ順に、以下のものを備えている。すなわち、第1のプリズム151と、入射光の偏光方向に応じて入射光を反射あるいは透過する偏光分離膜153と、接着剤155と、第2のプリズム152である。
そして、青色光は、第1のプリズム151と偏光分離膜153を介して青色用表示素子10Bに導かれる。一方、赤色光は、第1のプリズム151と偏光分離膜153と接着剤155と第2のプリズム152とを介して赤色用表示素子に導かれる。
(第1比較例の構成)
図4を用いて、第1比較例における第2の偏光ビームスプリッター15の構成について説明する。本比較例においては、前述の本発明の第1実施例とは異なり、接着剤155と第2のプリズム152との間に偏光分離膜153が設けられている。
(本実施例と第1比較例との比較)
図3及び図4を用いて本実施例と第1比較例に示す構成とを比較する。
色選択性位相差板A14を透過した青及び赤色光は、青色光(第1の色光)はS偏光として、赤色光(第2の色光)はP偏光として第2の偏光ビームスプリッター15に入射する。このため、Bの色光は偏光分離膜153で反射されて青色用1/4波長板11Bを介して青色用表示素子10Bに入射し、赤色光は偏光分離膜153を透過して赤色用1/4波長板11Rを介して青色用表示素子10Rに入射する。
まず、白表示において本実施例と第1比較例とを比較する。なお、白表示とは、表示素子10R、10G、10Bが入射光の偏光方向を90度変換して射出する場合を意味する。
図3に示す本実施例の場合、青色光は、色選択性位相板A14から青色用表示素子10Bに入射するまでは接着剤155を介さず(透過せず)、青色用表示素子10Bからの射出光路においては接着剤155を介する。赤色光は、色選択性位相板14から赤色用表示素子10Rに入射するまでは接着剤155を介し、赤色用表示素子10Rからの射出光路においても接着剤155を介する。
すなわち、白表示において本実施例では青色光は接着剤155に1回入射し(透過し)、赤色光は接着剤155に3回入射する。なお、本発明の各実施例でいう接着剤155への入射回数(透過回数)は以下の通りである。すなわち、ある光が接着剤155に入射した後に偏光分離膜153などで反射されずに接着剤155から出射する場合には1回とする。また、ある光が接着剤155に入射した後に偏光分離膜153で反射されて接着剤155から出射する場合には2回とする。
次に、図4に示す第1比較例の場合、青色光は、色選択性位相板A14から青色用表示素子10Bに入射するまでは接着剤155に入射し、偏光分離膜153で反射されて、再度接着剤155に入射する。青色用表示素子10Bからの射出光路においても接着剤155を介する。赤色光は、色選択性位相板14から赤色用表示素子10Rに入射するまでは接着剤155を介し、赤色用表示素子10Rからの射出光路においては接着剤155を介さない。
すなわち、白表示において第1比較例では青色光は接着剤155に3回入射し、赤色光は接着剤155に1回入射する。
このように、白表示において本実施例と第1比較例において青色光及び赤色光が接着剤155に入射する回数の合計は等しい。しかしながら、本実施例においては第1比較例と比較して、青色光が接着剤155に入射する回数が少ない。すなわち、本実施例においては、赤色光よりも波長が短いために接着剤155に吸収されやすい青色光が接着剤155に入射する回数を第1比較例よりも少なくすることができる。このため、偏光分離素子への入射光による接着材への影響、言い換えれば接着剤の劣化を抑制することができる。
具体的には、接着剤が吸収する光の光量を低下させ、接着材が熱で劣化することを抑制することができる。接着剤が劣化すると、接着剤が黒色化してスクリーンに導かれる光の光量が減ってしまう。このため、本実施例に記載の構成を用いることで、長時間使用しても、スクリーンに導かれる光の光量の減少を抑制することができる。
このように、Bの色光(第1の色光)が偏光分離膜153で反射されて青色用表示素子10Bに導かれるとともに、Rの色光(第2の色光)が偏光分離膜153を透過して赤色用表示素子10Rに導かれるように構成されている。すなわち、第1の色光の波長は、第2の色光の波長よりも短い。
次に、黒表示において本実施例と第1比較例とを比較する。なお、黒表示とは、表示素子10R、10G、10Bが入射光の偏光方向を変換せずに射出する場合を意味する。
図3に示す本実施例の場合、青色光は、色選択性位相板A14から青色用表示素子10Bに入射するまでは接着剤155を介さず、青色用表示素子10Bからの射出光路においても接着剤155を介さない。赤色光は、色選択性位相板14から赤色用表示素子10Rに入射するまでは接着剤155を介し、赤色用表示素子10Rからの射出光路においても接着剤155を介する。
すなわち、黒表示において本実施例では青色光は接着剤155に入射せず、赤色光は接着剤155に2回入射する。
次に、図4に示す第1比較例の場合、青色光は、色選択性位相板A14から青色用表示素子10Bに入射するまでは接着剤155に入射し、偏光分離膜153で反射されて再度接着剤155に入射する。青色用表示素子10Bからの射出光路においても接着剤155を介する。赤色光は、色選択性位相板14から赤色用表示素子10Rに入射するまでは接着剤155を介し、赤色用表示素子10Rからの射出光路においても接着剤155を介する。
すなわち、黒表示において第1比較例では青色光は接着剤155に4回入射し、赤色光は接着剤155に2回入射する。
このように、黒表示において、本実施例は第1比較例よりも青色光及び赤色光が接着剤155に入射する回数の合計を少なくすることができる。特に、黒表示において本実施例は青色光が接着剤155に入射させずに済む。すなわち、本実施例においては、赤色光よりも接着剤155に吸収されやすい青色光が接着剤155に入射する回数を第1比較例よりも少なくすることができる。このため、偏光分離素子への入射光による接着材への影響を抑制することができる。
上記のように、本実施例によれば、偏光分離素子への入射光による接着材への影響を抑制することができる。特に、赤色光よりも接着剤155に吸収されやすい青色光が接着剤155に入射する回数の増加を抑制することができ、接着剤155の劣化による第2の偏光ビームスプリッター15の偏光分離特性の悪化を抑制することができる。このため、より耐久性の高い偏光分離素子を実現することができる。
(第2比較例の構成)
図5を用いて、第2比較例における第2の偏光ビームスプリッター15の構成について説明する。本比較例においては、前述の本発明の第1実施例とは異なり、接着剤155と第2のプリズム152との間に反射防止膜154が設けられていない。
(本実施例と第2比較例との比較)
図3及び図5を用いて本実施例と第2比較例に示す構成とを比較する。
ここで、一般に、可視光帯域全体での偏光分離に適し、入射光に対して45度傾いた偏光分離膜を備えた偏光ビームスプリッターのプリズム部材に適した硝材の屈折率は1.8程度である。また、プリズム部材の接合に適した接着剤の屈折率は1.5程度である。このため、第2のプリズム152の屈折率と接着剤155の屈折率が異なることが多い。
このように第2のプリズム152と接着剤155の屈折率が異なる第2実施例においては、接着剤155と第2のプリズム152との間に反射防止膜が設けられていない。このため、第2のプリズム152と接着剤155との間に界面が生じ、赤色用表示素子10RからのS偏光光のうちの一部が第2のプリズム152の屈折率と接着剤155との間で反射されてしまう。
なお、S偏光光の反射率Rsは以下のフレネルの式から求めることができる。
Rs={(n1cosα−n2cosβ)/(n1cosα+n2cosβ)}^2 (1)
ただし、n1は第2のプリズム152の屈折率であり、n2は接着剤155の屈折率である。そして、αは第2のプリズム152から、第2のプリズム152と接着剤155との間の界面に入射する光の入射角度であり、βは第2のプリズム152と接着剤155との間の界面から出射する光の出射角度である。なお、出射角度βは以下に示すスネルの法則から求めることができる。
n1sinα=n2sinβ (2)
本実施例においてn1=1.80、n2=1.52であり、α=45.0、β=56.9であり、Rs=0.04である。すなわち、本実施例においては赤色表示素子10Rからの光の約4%が第2のプリズム152と接着剤155との間の界面で反射される。
第2のプリズム152と接着剤155との間の界面で反射されたS偏光光は、図5に点線で示すように、図5に実線で示す偏光分離膜153で反射された光の光路とは異なる光路で投射光学系によって被投射面に導かれる。この結果、像が複数に分かれてしまい、解像力の低下につながってしまう。
そこで、本実施例においては、第2のプリズム152と接着剤155との間に反射防止膜154を設けている。これにより、前述のように第2のプリズム152と接着剤155の屈折率が異なる偏光分離素子において、第2のプリズム152と接着剤155との間の界面で生じる反射を抑制することが可能となり、前述の解像力の低下を抑制することができる。
言い換えれば、第2のプリズム152と接着剤155との間に反射防止膜154を設ける構成は、以下の条件を満足する偏光分離素子において特に有効である。
{(n1cosα−n2cosβ)/(n1cosα+n2cosβ)}^2≧0.01 (3)
このように、本実施例によれば、第1のプリズム151と接着剤155との間に入射光の偏光方向に応じて入射光を反射あるいは透過する偏光分離膜153を設けることで、偏光分離素子への入射光による接着材への影響を抑制することができる。さらに、接着剤155と第2のプリズム部材152との間に反射防止膜154を設けることで、解像力の低下を抑制することができる。すなわち、本実施例によれば耐久性と高解像の両立を図ることができる。
〔他の実施形態〕
前述の第1実施例において、緑色用表示素子10Gが第1の偏光ビームスプリッター9を透過した方向に設けられた構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。緑色用表示素子10Gが第1の偏光ビームスプリッター10Gで反射された方向に設けられた構成であってもよい。さらに、青色用表示素子10Bと赤色用表示素子10Rの位置が逆にし、色選択性位相差板A14及び合成プリズム17の特性を前述の第1実施例における構成から偏光してもよい
10B 青色用表示素子(第1の光変調素子)
10R 赤色用表示素子(第2の光変調素子)
15 第2の偏光ビームスプリッター(偏光分離素子)
100 光源部(光源)
151 第1のプリズム(第1のプリズム部材)
152 第2のプリズム(第2のプリズム部材)
153 偏光分離膜
154 反射防止膜
155 接着剤
300 色分離光学系

Claims (7)

  1. 光源からの光のうち第1の色光を第1の光変調素子に導くとともに、前記第1の色光とは波長が異なる第2の色光を第2の光変調素子に導く偏光分離素子を備える色分離光学系であって、
    前記偏光分離素子は、前記偏光分離素子の入射側から前記第2の光変調素子へ順に、第1のプリズム部材と、入射光の偏光方向に応じて前記入射光を反射あるいは透過する偏光分離膜と、接着剤と、第2のプリズム部材と、を備えており、
    前記第1の色光は、前記第1のプリズム部材と前記偏光分離膜を介して前記第1の光変調素子に導かれ、前記第2の色光は、前記第1のプリズム部材と前記偏光分離膜と前記接着剤と前記第2のプリズム部材とを介して前記第2の光変調素子に導かれる、
    ことを特徴とする色分離光学系。
  2. 前記接着剤と前記第2のプリズム部材との間には、反射防止膜が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の色分離光学系。
  3. 前記第1の色光が前記偏光分離膜で反射されて前記第1の光変調素子に導かれるとともに、前記第2の色光が前記偏光分離膜を透過して前記第2の光変調素子に導かれるように構成されており、
    前記第1の色光の波長は、前記第2の色光の波長よりも短い、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の色分離光学系。
  4. 前記第1の色光は、青色の波長帯域の光である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の色分離光学系。
  5. 前記第2のプリズムの屈折率をn1とし、前記接着剤の屈折率をn2とし、
    前記第2プリズムと前記接着剤との界面における前記第2プリズムからの光の前記界面に対する入射角度をαとし、前記界面からの出射角度をβとするとき、
    {(n1cosα−n2cosβ)/(n1cosα+n2cosβ)}^2≧0.01
    を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の色分離光学系。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の色分離光学系と、
    前記光源からの光を前記色分離光学系に導く照明光学系と、
    前記第1の光変調素子と、
    前記第2の光変調素子と、
    前記第1の色光及び前記第2の色光とは波長が異なる第3の色光が入射する第3の光変調素子と、
    前記第1の光変調素子からの光と、前記第2の光変調素子からの光と、前記第3の光変調素子からの光を合成して投射光学系に導く色合成素子と、を備える、
    ことを特徴とする投射型表示装置。
  7. 前記色合成素子は、前記第1の色光及び前記第3の色光を偏光方向に依らずに透過あるいは反射させ、前記第2の色光を偏光方向に依って透過あるいは反射させる特性を有しており、
    前記色分離光学系は、前記第2の光変調素子から前記偏光分離膜を介して前記色合成素子に導かれる光はS偏光光となるように構成されており、
    前記第2の色光の比視感度は、前記第1の色光の比視感度よりも高い、
    ことを特徴とする請求項6に記載の投射型表示装置。
JP2015149672A 2015-07-29 2015-07-29 色分離光学系及び投射型表示装置 Pending JP2017032648A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015149672A JP2017032648A (ja) 2015-07-29 2015-07-29 色分離光学系及び投射型表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015149672A JP2017032648A (ja) 2015-07-29 2015-07-29 色分離光学系及び投射型表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017032648A true JP2017032648A (ja) 2017-02-09

Family

ID=57988749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015149672A Pending JP2017032648A (ja) 2015-07-29 2015-07-29 色分離光学系及び投射型表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017032648A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10227912A (ja) * 1997-02-13 1998-08-25 Nikon Corp 偏光ビームスプリッタ
JPH11258422A (ja) * 1998-03-09 1999-09-24 Nikon Corp 偏光ビームスプリッタ及びそれを用いた投射型表示装置
US20020001135A1 (en) * 2000-03-27 2002-01-03 Berman Arthur L. High efficiency prism assembly for image projection
JP2002287094A (ja) * 2001-01-19 2002-10-03 Victor Co Of Japan Ltd 色分解合成光学系
JP2003337222A (ja) * 2002-05-21 2003-11-28 Victor Co Of Japan Ltd カラー偏光フィルタ及びこれを用いた投射表示装置
JP2005189295A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Victor Co Of Japan Ltd 色分解合成光学系
JP2006047903A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Canon Inc 偏光分離素子及びそれを有する投影装置
JP2010243641A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Fujifilm Corp 接合型光学素子、及び接合方法
JP2013228565A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Canon Inc 光学系およびそれを用いた投射型表示装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10227912A (ja) * 1997-02-13 1998-08-25 Nikon Corp 偏光ビームスプリッタ
JPH11258422A (ja) * 1998-03-09 1999-09-24 Nikon Corp 偏光ビームスプリッタ及びそれを用いた投射型表示装置
US20020001135A1 (en) * 2000-03-27 2002-01-03 Berman Arthur L. High efficiency prism assembly for image projection
JP2002287094A (ja) * 2001-01-19 2002-10-03 Victor Co Of Japan Ltd 色分解合成光学系
JP2003337222A (ja) * 2002-05-21 2003-11-28 Victor Co Of Japan Ltd カラー偏光フィルタ及びこれを用いた投射表示装置
JP2005189295A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Victor Co Of Japan Ltd 色分解合成光学系
JP2006047903A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Canon Inc 偏光分離素子及びそれを有する投影装置
JP2010243641A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Fujifilm Corp 接合型光学素子、及び接合方法
JP2013228565A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Canon Inc 光学系およびそれを用いた投射型表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10139645B2 (en) Tilted dichroic polarizing beamsplitter
JP5164421B2 (ja) 色分解合成光学系およびそれを用いた画像投影装置
JP5474698B2 (ja) 光源装置及び投写型映像表示装置
US10627710B2 (en) Light source apparatus and projector
US8727537B2 (en) Image projection apparatus and color separation/combination optical system
US10599025B2 (en) Light source device and projector
JP2015145976A (ja) 光源装置およびこれを用いた投射型表示装置
JP6512919B2 (ja) 画像表示装置
JP2003075777A (ja) 投影装置
JP2007102101A (ja) 照明光学系及びそれを有する画像投射装置
JP5081507B2 (ja) 投写型映像表示装置
US20100165299A1 (en) Projector
JP2010224160A (ja) 光学素子、照明装置および投写型映像表示装置
JP6278489B2 (ja) 投写型表示装置
JP2015145977A (ja) 光源装置およびこれを用いた投射型表示装置
JP2015210488A (ja) 照明光学系およびこれを用いた画像表示装置
WO2020179232A1 (ja) 光学素子及び投射型表示装置
JP6436514B2 (ja) 投写型表示装置
JP2017032648A (ja) 色分離光学系及び投射型表示装置
US10271025B2 (en) Color separating and combining system and projecting display apparatus including the same
JP5818555B2 (ja) 画像投射装置、及び投射光学系を有する画像投射装置
JP5143249B2 (ja) 投射型画像表示装置
JP5084041B2 (ja) 投射型表示装置
JP5074704B2 (ja) 画像投射装置
JP2016115447A (ja) 光源装置およびこれを用いた画像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190716

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200804