JP2017031623A - トイレシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】漏水を検出した場合に、給水を停止させると共に、漏水の状態を所定のコンピュータに送信することが可能な技術を提供。
【解決手段】本発明に係るトイレシステムは、外部の給水源と接続された給水管を介して、トイレに供給される水の給水及び止水を切り換える給水弁と、前記トイレの給水又は排水の状態を検出するセンサと、前記センサの検出結果に基づいて漏水を判定する漏水判定手段と、前記漏水の判定結果に基づき、前記給水弁を制御して止水させる給水制御手段と、ネットワークに接続され、前記漏水の判定結果に基づき、当該漏水の情報を前記ネットワークを介して所定のコンピュータに送信する通信手段とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、トイレシステムに関する。
トイレには、便器や洗面台へ給水する給水管や、便器や洗面台からの排水を外部へ排出する排水管が設けられており、この給水管や排水管が損傷すると、漏水が発生することがある。
例えば、樹脂製の給水管では、ウォーターハンマーによってクラックが入り、漏水が生じることがある。また、地震による配管のずれや、シール材の劣化等により、漏水が生じることもある。更に、排水管が詰まることで、便器や洗面台から排水が溢れることもある。
近年、トイレの床に排水口を設けることが少なくなってきており、漏水が生じると直ちに廊下への漏出や階下への滲出が生じてしまい、大きな問題となってしまう。
そこで、水漏れ事故が生じた場合に、ネットワークを介して事故情報を水漏れ対応制御サーバに通知し、水漏れ対応制御サーバが前記事故情報に対応した情報を工務店や保険会社に連絡するシステムが知られている(特許文献1)。
特開2002−140780号公報
従来のシステムでは、水漏れの発生や、その位置を検出し、工務店に連絡して修理を要請するものであった。このため、給水を止めて修理を開始するのは、連絡を受けた工務店の担当者が現場に到着してからになるため、この間に被害が拡大する恐れがあった。
そこで、本発明は、漏水を検出した場合に、給水を停止させると共に、漏水の状態を所定のコンピュータに送信することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係るトイレシステムは、
外部の給水源と接続された給水管を介して、トイレに供給される水の給水及び止水を切り換える給水弁と、
前記トイレの給水又は排水の状態を検出するセンサと、
前記センサの検出結果に基づいて漏水を判定する漏水判定手段と、
前記漏水の判定結果に基づき、前記給水弁を制御して止水させる給水制御手段と、
ネットワークに接続され、前記漏水の判定結果に基づき、当該漏水の情報を前記ネットワークを介して所定のコンピュータに送信する通信手段と、を有する。
前記トイレシステムにおいて、前記センサは、前記トイレへ水を供給する給水管若しくは前記トイレから水を排出する排水管の外面又は前記トイレ内の床面において水の存在を検出しても良い。
前記トイレシステムにおいて、前記センサは、電気的に離間して対向配置した一対の電極を備え、前記電極の間の空隙に前記漏水が浸入した場合の前記電極の間における電気的特性の変化を漏水の状態として検出し、
前記漏水判定手段は、前記センサによる前記電気的特性の変化が第一の閾値を超えた場合に、前記漏水が有ると判定し、
前記漏水が有ると判定された場合に、前記通信手段が、当該漏水の情報を送信しても良い。
前記トイレシステムにおいて、前記漏水判定手段は、前記センサによる前記電気的特性の変化が第二の閾値を超えた場合に、前記漏水が所定量以上有ると判定し、
前記漏水が所定量以上有ると判定された場合に、前記給水制御手段が、前記給水弁を制御して止水させても良い。
前記トイレシステムにおいて、前記漏水判定手段は、前記センサによる前記電気的特性の変化が第一の閾値を超えてから第二の閾値を超えるまでの時間に基づいて緊急度を判定してもよい。
前記トイレシステムにおいて、前記給水管から前記便器へ洗浄水を放出するフラッシュバルブを備え、
前記給水制御手段が、所定の検査タイミングで前記給水弁を閉じるように制御し、前記フラッシュバルブを開いて洗浄水が流れるか否かに基づいて前記給水弁が正常に動作するか否かを検査してもよい。
なお、上記した課題を解決するための手段に記載の内容は、本発明の課題や技術的思想を逸脱しない範囲で可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、漏水を検出した場合に、給水を停止させると共に、漏水の状態を所定のコンピュータに送信することが可能な技術を提供できる。
実施の形態に係るトイレシステム全体の構成を説明する図である。 トイレの一例を示す図である。 トイレのトイレブース部分を示す斜視図である。 トイレのトイレブース部分を示す断面図である。 トイレの一部を示す平面図である。 漏水センサの構成を示す図である。 漏水センサの電極部分を示す図である。 トイレの機能ブロック図である。 コンピュータの装置構成図の一例である。 漏水検出処理の一例を示す処理フローである。 給水弁動作確認処理の一例を示す処理フローである。
<システムの構成>
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態は本発明の一例であり、本発明の構成は以下の例には限られない。
図1は、本実施の形態に係るトイレシステム全体の構成を説明する図、図2は、トイレ1の一例を示す図である。本実施の形態に係るシステムは、トイレ1と、サーバ2と、制
御装置6と、漏水センサ142eとを有し、これらがインターネット等のネットワーク5を介して管理者端末3や通知先サーバ4と接続している。なお、制御装置6は、トイレ1に備えられていてもよいし、トイレ1と独立に存在してもよい。
トイレ1は、例えば百貨店等の商業施設や駅等に備えられた公衆が利用するトイレである。図2では1つの建物50に設けられたトイレ1を示しているが、トイレ1は、複数の建物の各々に備えられても良い。また、トイレ1は、トイレ内に設けられたセンサ等によりデータを取得し、例えば所定の間隔でサーバ2に送信する。
サーバ2は、トイレ1から情報を収集したり、トイレ1に設けられた機器の設定を変更するための情報を送信したりする。また、管理者端末3は、トイレ1に関するサービスの提供者がシステムに接続するためのコンピュータである。サーバ2が収集したデータは、例えば、管理者端末3によって読み出され、集計されたり、異常がないか検証される。また、トイレ1に設けられた機器の設定を、ネットワーク5を介して変更できるようにしてもよい。例えば、管理者端末3からサーバ2へ設定の変更を指示する情報を登録しておき、所定のタイミングでサーバ2からトイレ1へ変更を反映させるための情報を送信する。
また、通知先サーバ4は、トイレ1において異常が検知された場合にその旨を通知する宛先のコンピュータである。トイレ1において所定の状態が検知された場合、その都度トイレ1からサーバ2へ情報を送信し、サーバ2が例えば電子メールを通知先サーバ4へ送信する。なお、サーバ2、管理者端末3及び通知先サーバ4の数も1つには限られない。
図3は、トイレ1のトイレブース部分を示す斜視図、図4は、トイレ1のトイレブース部分を示す断面図、図5は、トイレ1の一部を示す平面図である。トイレ1は、建物50の複数階に設置され、各階のトイレ1へ水を供給する給水管61や、各階のトイレ1からの排水を排出する排水管62が配管スペース51に配設されている。給水管61は、外部の給水源と接続され、配管スペース51に設けられた給水縦管611や、給水縦管611から各階のトイレ1へ分岐して設けられた給水枝管612を有している。給水縦管611の上流部には給水弁63が設けられ、各給水枝管612の上流部、即ち給水縦管611から分岐した直後の部分には給水弁64が設けられている。給水弁63,64は、電動で弁を開閉し、給水及び止水の切り換えが可能である。このため、給水弁64を止水に切り替えることで、当該給水弁64が設けられた階のトイレ1への水の供給を停止し、給水弁63を止水に切り替えることで全てのトイレ1への水の供給を停止することができる。
また、排水管62は、外部の排水本管と接続され、配管スペース51に設けられた排水縦管621や、各階のトイレ1に設けられ、排水縦管621と接続された排水枝管622を有している。
この配管スペース51下部の床面上には、漏水センサ142eを備えている。これにより、給水縦管611や排水縦管621から水が漏れ、床面上に達した場合に、漏水センサ142eが漏水を検出する。なお、漏水センサ142eの設置位置は、床面上に限らず、給水縦管611や排水縦管621から漏れた水が流れる場所であれば、壁面や、給水縦管611又は排水縦管621の外面であってもよい。また、最下部だけでなく、給水縦管611や排水縦管621の各階に応じた途中部に設け、どこの階の部分で漏水が生じたのかを検出できるようにしてもよい。
図4、図5に示すように、各階のトイレ1では、便器の設置面となる内壁72をトイレ1の壁面71から所定の距離を隔てて設置し、ライニング(配管スペース)73を形成して、このライニング73内に給水枝管612や排水枝管622を配設している。また、図4の例では、床下にも排水枝管622を通し、床面75上に水が流れると、この水が床面
75に設けたスリット状の開口部751から排水細管623を介して排水枝管622へ流れる構成としている。
図4、図5に示すライニング73内の給水枝管612や排水枝管622の下方の床面上には、漏水センサ142eが備えられている。これにより、給水枝管612や排水枝管622から水が漏れ、床面上に達した場合に、漏水センサ142eが漏水を検出する。なお、漏水センサ142eの設置位置は、床面上に限らず、給水枝管612や排水枝管622から漏れた水が流れる場所であれば、壁面や、給水枝管612又は排水枝管622の外面であってもよい。例えば、漏水センサ142eを給水枝管612及び排水枝管622に巻き付けて設置しても、下面に貼付して設置してもよい。
図6は、漏水センサ142eの構成を示す図、図7は、漏水センサ142eの電極部分を示す図である。漏水センサ142eは、帯状に形成された電極部41と、電極部41に水が触れた際の電気的変化を検出する検出部42と、電極部41と検出部42とを接続するケーブル43とを有している。図6では、複数の電極部41を並列に接続した例を示している。なお、これに限らず、複数の電極部41を直列に接続しても、電極部41を一つのみ接続してもよい。
電極部41は、一対の電極411が空隙412を間に挟んで電気的に離間して対向配置されている。この一対の電極411間に水が触れ、例えば一対の電極411が導通した場合に検出部42が水の存在を検出する。なお、空隙412は、単なる空間に限らず、網やスポンジ等、毛細管現象で水を保持する部材を有してもよい。
また、漏水センサは、図6、図7に示した電極411の導通を検知する方式に限らず、漏水を検出し、電気信号として制御装置6に入力可能であれば、他の方式のセンサであっても良い。例えば、便器、洗面台、オストメイト等、給水又は排水の流路となる器具の使用状態と給水管に設けた流量計で検出した流量から漏水を推定しても良い。例えば、当該測定対象の器具が給水を利用していない状態(停止状態)、即ち便器であれば洗浄水を流していない状態のときに、給水管に設けた流量計で水が流れていることが検出された場合、漏水が有ると検出する。また、給水管に流量計を設けることに限らず、排水管に流量計を設け、対象機器が停止状態のときに排水が流れている場合に漏水が有ると検出してもよい。
図4、図5に示すように床下に排水管62(排水細管623、排水枝管622)を設けた場合、この排水管62に流量計や水位計を設け、この排水管62(排水細管623、排水枝管622)に排水が流れたことを流量計や水位計検出した場合に漏水が有ると検出して制御装置6に入力しても良い。これにより、便器等から床に水が水が溢れて排水管62(排水細管623、排水枝管622)に流れた場合に、漏水として検出できる。なお、床下に排水管62に設けた流量計や水位計は、床に水を流して掃除する際は漏水の検出をOFFにし、掃除以外で排水が流れて水位や水量を検出した場合に漏水として検出しても良い。
制御装置6は、マイクロコントローラやCPU(Central Processing Unit)等のよう
な、プログラムを実行する処理装置であり、本実施の形態に係る処理を制御する。制御装置6は、図示していないデータ記憶部13と接続されており、データの読み出しや書き込みを行うことができる。制御装置6は、本発明における情報収集手段や、給水制御手段、漏水判定手段に相当する。
情報収集手段は、トイレ内に設置されたセンサが出力するセンシングデータを取得して記憶部に記憶させる。例えば、情報収集手段は、人感センサが人物を検知した回数又は流
量センサが検知した洗浄水の流量をセンシングデータとして取得し、また、トイレのドアの施錠を検知するドアロックセンサ及び便座への着座を検知する着座センサの少なくとも一方からセンシングデータを取得し、記憶部に記憶させる。
漏水判定手段は、漏水センサの検出結果に基づいて漏水を判定する。給水制御手段は、漏水の判定結果に基づき、例えば漏水が所定量以上有ると判定された場合に、給水弁を制御して止水させる。
また、制御装置6は、ネットワーク通信部12を介して他の装置との通信を行う。ネットワーク通信部12は、携帯電話回線網又はイントラネット等を介してネットワーク5に接続するためのネットワークアダプタである。例えば、ネットワーク通信部12とサーバ2とは、携帯電話回線の3G(3rd Generation)を利用して、HTTP通信を行う。ネットワーク通信部12は、本発明における通信手段に相当する。ネットワーク通信部12は、漏水の判定結果に基づき、当該漏水の情報を前記ネットワークを介して所定のコンピュータ、本例ではサーバ2に送信し、サーバ2が通知先サーバ4へ漏水の情報を送信する。なお、これに限らず、ネットワーク通信部12が、漏水の情報を管理者端末3や通知先サーバ4へ通知しても良い。
トイレ1はトイレブース14を備えている。トイレブース14は、便器等の機器を備える空間であり、例えば個室状に仕切られている。なお、男性用の小便器の周囲の空間を、トイレブース14としてもよい。また、トイレ1は、トイレブース14を複数備えていてもよく、1つの制御装置6が、同一フロアの男性用トイレ、女性用トイレ及び多目的トイレ等、周辺の領域に存在する複数のトイレブース14を制御するようにしてもよい。
トイレブース14には、制御部141と、センサ142(例えば、人感センサ142a、流量センサ142b、ドアロックセンサ142c、着座センサ142d及び漏水センサ142e)と、図示していないデータ記憶部143が設けられている。制御部141は、センサ142が検知した情報をデータ記憶部143に記憶させる。データ記憶部143は、本発明における設定記憶部としても働き、データ記憶部143に記憶されている設定に基づいて、トイレブース14に備えられている機器が動作する。例えば、データ記憶部143に記憶されている、便座温度、温水洗浄便座の水勢、水温、ノズル位置又は方向、トイレ用擬音装置の音、芳香剤の種類等の情報に基づいて、便座ヒータ、温水洗浄便座、トイレ用擬音装置、芳香剤拡散装置等が動作する。なお、センサ142として、水位センサ等を備えていてもよい。
ここで、人感センサ142aは、赤外線等により人が所定の距離内に近づいたことを検知することができる。また、流量センサ142bは、洗浄水の流量を測定する。流量センサ142bは、例えば、洗浄水の放流に伴い回転する回転翼車の回転数を計数し、当該回転数に基づいて流量を算出する。流量センサ142bは、複数の便器に洗浄水を供給する給水管(給水路)や、各便器に個別に接続された給水管や洗浄水を放流するフラッシュバルブ78等の複数個所に設けられてもよい。また、流量センサ142bは、排水管に設けられ、排水の流量を測定してもよい。ドアロックセンサ142cは、ドアの施錠又は開錠を検知する。着座センサ142dは、例えば便座上に設けられた赤外線センサ等の人感センサ又は便座に設けられた圧力センサであり、トイレの利用者が便座に座ったことを検知する。
また、制御部141は、トイレ1の制御装置6と有線又は無線により接続されており、制御部141は、データ記憶部143に記憶されている情報を制御装置6に送信する。トイレブース14の制御部141とトイレ1の制御装置6とは通信ケーブル(例えば、多対多の通信が可能なRS485インターフェイス)、いわゆるLANケーブルのようなツイ
ストペアケーブル、その他の有線ケーブル、無線LANやBluetooth(登録商標)等のよ
うな無線通信方式により接続することができる。また、各トイレブース14の制御部141には少なくともトイレ1内で一意の識別情報が設定され、制御装置6は任意の制御部141と通信することができる。
図8に、トイレ1の機能ブロック図を示す。トイレ1は、制御装置6と、ネットワーク通信部12と、データ記憶部13と、トイレブース14とを有する。制御装置6は、上述した処理装置であり、本実施の形態に係る処理を制御する。また、ネットワーク通信部12は、上述したネットワークアダプタであり、ネットワーク5を介してサーバ2と通信を行う。データ記憶部13は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の記憶装置であり、センサ142が出力したデータを収集して記憶する。なお、トイレ1は、トイレブース14を複数備えていてもよい。
また、トイレブース14は、制御部141と、センサ142と、データ記憶部143とを有する。なお、センサ142を複数備えていてもよい。制御部141は、センサから出力された情報をデータ記憶部143に記憶させ、所定のタイミングで制御装置6に出力する。また、制御部141は、トイレの機器に関する設定情報を制御装置6から受信し、データ記憶部143に記憶させることにより設定を変更する。
図9に、コンピュータの装置構成図の一例を示す。サーバ2、制御装置6、管理者端末3及び通知先サーバ4は、図9に示すようなコンピュータである。コンピュータは、例えば、CPU(Central Processing Unit)1001、主記憶装置1002、補助記憶装置
1003、通信IF(Interface)1004、入出力IF(Interface)1005、ドライブ装置1006、通信バス1007を備えている。CPU1001は、プログラムを実行することにより本実施の形態で説明する処理を行う。主記憶装置1002は、CPU1001が読み出したプログラムやデータをキャッシュしたり、CPUの作業領域を展開したりする。主記憶装置は、具体的には、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等である。補助記憶装置1003は、CPU1001により実行されるプログラムや、本実施の形態で用いる設定情報などを記憶する。補助記憶装置1003は、具体的には、HDDやSSD、フラッシュメモリ等である。通信IF1004は、他のコンピュータ装置との間でデータを送受信する。通信IF1004は、具体的には、有線又は無線のネットワークカード等である。入出力IF1005は、入出力装置と接続され、コンピュータのユーザから入力を受け付けたり、ユーザへ情報を出力したりする。入出力装置は、具体的には、キーボード、マウス、ディスプレイ又はタッチパネル等である。ドライブ装置1006は、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録されたデータを読み出したり、記録媒体にデータを書き込んだりする。以上のような構成要素が、通信バス1007で接続されている。なお、これらの構成要素は複数設けられていてもよいし、一部の構成要素(例えば、ドライブ装置1006)を設けないようにしてもよい。また、入出力装置がコンピュータと一体に構成されていてもよい。
<漏水検出処理>
次に、システムが実行する漏水検出処理について説明する。図10は、トイレ1の制御装置6が実行する漏水検出処理の一例を示す処理フローである。制御装置6は図10の漏水検出処理を定期的に或は所定のタイミングで繰り返し実行する。
図10の漏水検出処理を開始すると、制御装置6は、先ず、漏水センサ142eの検出結果を取得し(ステップS20)、漏水の有無を判定する(ステップS30)。即ち、給水管61や排水管62から水が漏れて漏水センサ142eに達し、漏水センサ142eが水の存在を検出した場合に、漏水有りと判定する。ここで、漏水無しと判定した場合には
(ステップS30、No)、図10の処理を終了し、漏水有りと判定した場合には(ステップS30、Yes)、ステップS35へ移行する。
ステップS35において、制御装置6は、漏水センサ142eの閾値を第二の閾値に変えて検出結果を再度取得する。そして、漏水センサ142eの検出結果が第二の閾値を超えた場合に、所定量以上の漏水が有ると判定する(ステップS40)。例えば、漏水センサ142eの電極411間に水が接触して導通し、電極411間の電気伝導度や抵抗値が第一の閾値を超えた場合に漏水有りと判定し(ステップS30)、第二の閾値を超えた場合に所定量以上の漏水が有ると判定する(ステップS40)。なお、第一の閾値、第二の閾値は、電極411間の導通の程度を示す値であり、第二の閾値は、第一の閾値とくらべて、導通の程度が高い値、即ち、漏水の量が多く、電極411間の電流が流れやすい状態を示す値である。各閾値より電気が流れやすい状態となった場合に当該閾値を超えたと判定する。例えば、第二の閾値は、第一の閾値とくらべて、低い抵抗値や、高い電気伝導度である。また、第二の閾値を超えた場合、制御装置6は、第一の閾値を超えてから第二の閾値を超えるまでの時間に基づいて緊急度を求めても良い。例えば、第一の閾値を超えてから第二の閾値を超えるまでの経過時間が短ければ、緊急度が高く、当該経過時間が長ければ緊急度が低くなるように、経過時間に応じた緊急度を求める。
制御装置6は、漏水センサ142eの検出結果が第二の閾値を超え、所定量以上の漏水が有ると判定した場合(ステップS40、Yes)、給水弁63又は給水弁64を制御して、漏水している箇所の給水を停止する(ステップS50)。即ち、特定の階のトイレ1で漏水を検出した場合には、当該階の給水弁64と止水に切り替える。特定の階のトイレ1で漏水を検出した場合には、当該階の給水弁64を止水に切り替える。一方、給水縦管611や排水縦管621の全トイレ1に係る箇所で漏水が発生した場合には、給水弁63を止水に切り替える。
なお、ステップS40で所定量以上の漏水が無いと判定した場合(ステップS40、No)、制御装置6は、止水せずにステップS60へ移行する。
そして、制御装置6は、漏水を検出した漏水センサ142eの設置位置によって、漏水の位置を特定し、この漏水の位置や、漏水の量(第2の閾値を超えたか否か)、止水の有無、止水を行った場合に止水した位置、緊急度などを漏水の情報としてサーバ2へ送信する(ステップS60)。なお、サーバ2は、この漏水の情報を通知先サーバ4へ送信する。
<給水弁動作確認処理>
上記のように、本実施形態では、所定量以上の漏水が生じた場合に給水弁63,64を止水に切り替えるが、給水弁63,64は、長期間動作させないと錆やミネラルが固着して開閉できなくなることがある。給水弁63,64が閉じられない状態になっていると、漏水を検知しても止水に切り替えることができないため、本実施形態では、夜間や休日など、定期的に給水弁63,64の動作を確認する処理を行う。即ち図11の動作を行う。
図11の動作を開始すると、制御装置6は、確認対象の給水弁63,64を止水に切り替える(ステップS120)。なお、給水弁63,64は、1つずつ確認対象としてもよいし、並列に接続されている給水弁64を同時に確認対象としてもよい。
次に、制御装置6は、確認対象の給水弁63,64が設けられた給水管61に接続されているフラッシュバルブ78を制御して洗浄水を流す動作をさせ(ステップS130)、フラッシュバルブ78の流量計により、洗浄水の流量を検出し(ステップS140)、洗浄水が流れるか否かを判定する(ステップS150)。ここで、洗浄水の流量が所定値以
下の場合、即ち洗浄水が流れない状態であれば、正常に止水が行われているので、図11の処理を終了する(ステップS150、No)。一方、洗浄水の流量が所定値以上の場合、即ち洗浄水が流れる状態であれば、正常に止水が行われていないので(ステップS150、Yes)、動作不良であることをサーバ2に送信する(ステップS160)。
<通知処理>
また、本システムは、上記漏水の情報に加え、センサ142を介して収集した種々のデータ(「センシングデータ」とも呼ぶ)を、トイレ1がサーバ2に送信する。本処理によってサーバ2に蓄積されるデータは、管理者端末3等からダウンロードすることができ、管理者端末3を操作する管理者は、トイレ1の状態を把握したり、分析したりすることができる。また、センサ142を介して、例えば異常と判断される所定の状態を検知した場合、速やかに通知先サーバ4へ通知したり、サーバ2に情報を蓄積したりする。
まず、センサ142は、それぞれ情報を検知すると、検知した情報をデジタル信号に変換して制御部141に出力する。一方、制御部141は、センサ142が出力した情報をデータ記憶部143に記憶させる。
センサ142が人感センサである場合、制御部141は、トイレの利用者の人数(すなわち、人感センサが人物を検知した回数)をデータ記憶部143に記憶させる。また、センサ142が流量センサである場合、制御部141は、便器に流された洗浄水の流量の合計をデータ記憶部143に記憶させる。センサ142がドアロックセンサである場合、制御部141は、ドアがロックされているか否かを示す情報をデータ記憶部143に記憶させ、ドアがロックされているときは、ドアがロックされてからの経過時間を計数する。センサ142が着座センサである場合、制御部141は、便座に人が座っているか否かを示す情報をデータ記憶部143に記憶させ、便座に人が座っているときは、着座を検知してからの経過時間を計数する。なお、ドアがロックされてからの経過時間や、着座を検知してからの経過時間は、例えば制御装置6や制御部141が有するタイマを用いて計数することができる。
また、制御部141は、所定の間隔で、データ記憶部143に記憶されている情報をトイレ1の制御装置6に出力する。そして、制御装置6がサーバ2へ送信し、サーバ2が通知先サーバ4へ送信する。
本実施形態によれば、管理者端末3を操作する管理者、及び通知先サーバ4の担当者は、遠隔地からトイレ1の状況を詳細に把握できる。特に、漏水の発生を直ちに知ることができ、迅速な対応が可能になる。
本実施形態によれば、漏水の情報として、漏水の位置や、漏水の量、給水弁の制御状況(止水したか否か)、緊急度を通知できるので、漏水を通知された担当者が適切な対応をとることができる。
1 トイレ
2 サーバ
3 管理者端末
4 通知先サーバ
5 ネットワーク
6 制御装置
12 ネットワーク通信部
13 データ記憶部
14 トイレブース
50 建物
51 配管スペース
61 給水管
63,64 給水弁
78 フラッシュバルブ
141 制御部
142 センサ
142a 人感センサ
142b 流量センサ
142c ドアロックセンサ
142d 着座センサ
142e 漏水センサ
143 データ記憶部
411 電極
412 空隙
611 給水縦管
612 給水枝管
621 排水縦管
622 排水枝管
623 排水細管

Claims (6)

  1. 外部の給水源と接続された給水管を介して、トイレに供給される水の給水及び止水を切り換える給水弁と、
    前記トイレの給水又は排水の状態を検出するセンサと、
    前記センサの検出結果に基づいて漏水を判定する漏水判定手段と、
    前記漏水の判定結果に基づき、前記給水弁を制御して止水させる給水制御手段と、
    ネットワークに接続され、前記漏水の判定結果に基づき、当該漏水の情報を前記ネットワークを介して所定のコンピュータに送信する通信手段と、
    を有するトイレシステム。
  2. 前記センサが、前記トイレへ水を供給する給水管若しくは前記トイレから水を排出する排水管の外面又は前記トイレ内の床面において水の存在を検出する請求項1に記載のトイレシステム。
  3. 前記センサが、電気的に離間して対向配置した一対の電極を備え、前記電極の間の空隙に前記漏水が浸入した場合の前記電極の間における電気的特性の変化を漏水の状態として検出し、
    前記漏水判定手段は、前記センサによる前記電気的特性の変化が第一の閾値を超えた場合に、前記漏水が有ると判定し、
    前記漏水が有ると判定された場合に、前記通信手段が、当該漏水の情報を送信する請求項1又は2に記載のトイレシステム。
  4. 前記漏水判定手段は、前記センサによる前記電気的特性の変化が第二の閾値を超えた場合に、前記漏水が所定量以上有ると判定し、
    前記漏水が所定量以上有ると判定された場合に、前記給水制御手段が、前記給水弁を制御して止水させる請求項3に記載のトイレシステム。
  5. 前記漏水判定手段は、前記センサによる前記電気的特性の変化が第一の閾値を超えてから第二の閾値を超えるまでの時間に基づいて緊急度を判定する請求項4に記載のトイレシステム。
  6. 前記給水管から前記便器へ洗浄水を放出するフラッシュバルブを備え、
    前記給水制御手段が、所定の検査タイミングで前記給水弁を閉じるように制御し、前記フラッシュバルブを開いて洗浄水が流れるか否かに基づいて前記給水弁が正常に動作するか否かを検査する請求項1から5の何れか一項に記載のトイレシステム。
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