JP2017031584A - 鉄筋支持具およびインバートコンクリート用鉄筋の設置方法 - Google Patents

鉄筋支持具およびインバートコンクリート用鉄筋の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】急傾斜部であっても容易に鉄筋支持具を設置するとともに、鉄筋支持具と鉄筋ユニットとの干渉を防止し、さらに鉄筋の位置調整を細かく行う。【解決手段】基礎部11に取り付けられたネジ棒10と、トンネル2内に配筋される鉄筋ユニット50の鉄筋を把持する把持部材20とを備える鉄筋支持具1であって、把持部材20は、ネジ棒10に螺合するナット部21と、ナット部21に対して相対回転可能な把持部22とを備えていることを特徴とする。また、ネジ棒10の先端部に、鉄筋ユニット50の内周側に配置される鉄筋55を支持するための支持部材40が螺合されている。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄筋支持具およびインバートコンクリート用鉄筋の設置方法に関する。
インバートコンクリート用鉄筋を設置するに際しては、鉄筋をトンネル内壁面に沿った格子状に組み付けて鉄筋ユニットを予め形成し、この鉄筋ユニットをトンネル内に敷設する工法が知られている(たとえば特許文献1参照)。
鉄筋ユニットは、トンネル内に形成された支持フレーム上に設置される。支持フレームは、所定間隔で配列された高さ調整可能なスペーサ(鉄筋支持具)と、これらスペーサに取り付けられたフラットバーとを備えている。スペーサは、コンクリート製の基礎部に取り付けられたネジ棒と、ネジ棒に螺合するナット状の移動部材を備えている。移動部材は、棒状の係止部が形成されており、係止部上に鉄筋が載置される。
特開平10−204985号公報
トンネルの断面形状が円形の場合、トンネルの底部ではスペーサを容易に設置することができるが、トンネルの側面部では表面が急傾斜になるためスペーサの設置が困難であるという問題があった。特に、防水シートが敷設されたウォータータイトトンネルでは、急傾斜部へのスペーサの設置がさらに困難であった。また、側面に設置されたスペーサは内側横方向に向かって延出するので、鉄筋ユニットを吊り下げて設置する際に鉄筋と干渉してしまう。さらには、インバートコンクリートを施工する一次覆工の表面には不陸が存在するため、鉄筋位置を細かく調整する必要があった。
このような観点から、本発明は、急傾斜部であっても容易に設置できるとともに鉄筋ユニットとの干渉を防止でき、さらに鉄筋の位置調整を細かく行える鉄筋支持具およびインバートコンクリート用鉄筋の設置方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための第一の本発明は、基礎部に取り付けられたネジ棒と、トンネル内に配筋される鉄筋ユニットの鉄筋を把持する把持部材とを備える鉄筋支持具であって、前記把持部材は、前記ネジ棒に螺合するナット部と、前記ナット部に対して相対回転可能な把持部とを備えていることを特徴とする鉄筋支持具である。
このような構成の鉄筋支持具によれば、鉄筋支持具を予め鉄筋ユニットに固定することができる。急傾斜部に相当する部分の鉄筋ユニットに鉄筋支持具を固定した状態で、鉄筋ユニットをトンネル内周面に設置すれば、急傾斜部であっても鉄筋支持具を容易に設置できる。また、鉄筋支持具は、予め鉄筋ユニットに固定されているので、鉄筋ユニットの設置時に鉄筋ユニットに干渉することもない。さらに、ナット部を回転させてネジ棒を軸方向に移動させることで、鉄筋の位置調整を細かく行うことができる。
本発明の鉄筋支持具は、前記ネジ棒の先端部に、前記鉄筋ユニットの内周側に配置される鉄筋を支持するための支持部材が螺合されていることが好ましい。このような構成によれば、鉄筋ユニットの内周側の所定位置で鉄筋を支持できるので、内側に別途の鉄筋を容易に配筋できる。
前記課題を解決するための第二の本発明は、断面円形のトンネル内周面の下半部に、インバートコンクリート内に配筋される鉄筋を設置するインバートコンクリート用鉄筋の設置方法であって、前記トンネル内周面の底部に複数のスペーサを配列し、前記スペーサに枠部材を取り付ける支持フレーム設置工程と、前記枠部材上に、前記トンネル内周面の曲面に沿って予め形成された鉄筋ユニットを設置する鉄筋ユニット設置工程と、を備え、前記鉄筋ユニット設置工程では、前記鉄筋ユニットの周方向両端部に鉄筋支持具が取り付けられた状態で、前記鉄筋ユニットを設置し、その後、前記鉄筋支持具を前記トンネル内周面に当接させることを特徴とするインバートコンクリート用鉄筋の設置方法である。
このような方法によれば、鉄筋ユニットに予め鉄筋支持具を取り付けた状態で鉄筋ユニットを設置するので、急傾斜部であっても鉄筋支持具を容易に設置できる。また、鉄筋支持具は、予め鉄筋ユニットに固定されているので、鉄筋ユニットの設置時に鉄筋ユニットに干渉することはない。
本発明によれば、急傾斜部であっても容易に鉄筋支持具を設置できるとともに、鉄筋支持具と鉄筋ユニットとの干渉を防止でき、さらに鉄筋の位置調整を細かく行うことができる。
本発明の実施形態に係る鉄筋支持具を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る鉄筋支持具を示した分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る鉄筋支持具の変形例を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係るインバートコンクリート用鉄筋の設置方法における支持フレーム設置工程を示した斜視図である。 鉄筋ユニットを示した斜視図である。 本発明の実施形態に係るインバートコンクリート用鉄筋の設置方法における鉄筋ユニット設置工程を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る鉄筋支持具と鉄筋との取合いを示した斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る鉄筋支持具およびインバートコンクリート用鉄筋の設置方法を、添付した図面を参照しながら説明する。まず、鉄筋支持具の構成を説明する。図6に示すように、本実施形態に係る鉄筋支持具1は、鉄筋ユニット50をトンネル2の内周面に対して所定位置で設置するためのものである。図1および図2に示すように、鉄筋支持具1は、ネジ棒10と把持部材20と支持部材40とを備えている。
ネジ棒10は、基礎部11に取り付けられている。基礎部11は、たとえば断面円形のコンクリート柱12と、コンクリート柱12の上端部に埋設されたナット13とを備えている。ネジ棒10は、基礎部11に立設されている。ネジ棒10の端部は、ナット13に螺合されている。ネジ棒の基端部(基礎部11側端部)には、締付けナット14がネジ棒10に螺合されている。締付けナット14は、ナット13に締め付けられている。なお、基礎部11の形状および材質は本実施形態に限定されるものではなく、たとえば金属プレート等の他のものであってもよい。ネジ棒10は、トンネル2の内周面からインバートコンクリートの内表面まで届く長さを備える。なお、インバートコンクリートの厚さ寸法が大きい場合には、図3に示すように、複数のネジ棒10を、連結ナット15を用いて同軸に連結してもよい。
図1および図2に示すように、把持部材20は、ナット部21と把持部22とを備えている。
ナット部21は、図2に示すように、ナット本体23と、ナット本体23に取り付けられた円筒部24とを備えている。ナット本体23は、ネジ棒10に螺合している。ナット本体23を回転させることで、把持部材20全体がネジ棒10の軸方向に沿って移動する。ナット本体23は、円筒部24よりもネジ棒10の先端寄りに位置している。ナット本体23は、座金付ナットからなる。円筒部24は、ナット本体23の底面(座金側の面)に溶接されている。円筒部24は、ネジ棒10が挿通できる内径を備えている。円筒部24は、ナット本体23と同軸位置に配置されている。円筒部24の外径はナット本体23の座金部分の外径よりも小さい。ナット本体23の座金部分が、円筒部24の一端部(ナット本体23側端部)で鍔部23aを構成している。円筒部24の他端部には、座金25が取り付けられている。座金25の外径は、円筒部24の外径より大きい。鍔部23aは、後記する外筒部26の一端部に係止される。座金25は、外筒部26の他端部に係止される。
把持部22は、外筒部26と把持金具27とを備えている。外筒部26は、円筒部24を囲むように配置されている。つまり、把持部材20は、外筒部26と円筒部24とで二重管構造になっている。外筒部26は、断面正方形の筒型形状を呈しており、円筒部24に対して相対回転可能となっている。外筒部26は、鍔部23aと座金25間に位置していて、円筒部24から抜け落ちないようになっている。
把持金具27は、外筒部26の側面に溶接されている。把持金具27は、鉄筋を挟持する金具であって、断面C形の本体部28と、本体部28に螺合されたボルト29とを備えている。本体部28の内側角部には、鉄筋通過空間28sが構成されている。ボルト29は、本体部28に形成されたネジ孔(図示せず)に螺合している。ボルト29は、鉄筋通過空間28sを通過する鉄筋の側面に向かって出没するように配置されている。ボルト29を回転させて、ボルト29の先端部を鉄筋の側面に押し付けると、本体部28の内周面とボルト29の先端部とで鉄筋が挟持される。
以上のような構成の把持部材20によれば、把持部22を回転させずに、ナット部21のみを回転させることができる。つまり、把持部22が鉄筋を把持した状態(固定された状態)でも、ナット部21を回転させることで、ネジ棒10を把持部材20に対して相対移動(ネジ棒10の軸方向に移動)させることができる。
支持部材40は、ネジ棒10の先端部に取り付けられており、鉄筋ユニット50の内周側に配置される鉄筋を支持する。支持部材40は、ナット41と棒状部材42とを備えている。ナット41は、ネジ棒10に螺合している。棒状部材42は、ナット41の側面に溶接されている。棒状部材42は、ネジ棒10の側方から見て、ネジ棒10と直交する方向に延在している。棒状部材42には、支持される鉄筋が載置される。
次に、本実施形態に係るインバートコンクリート用鉄筋の設置方法を説明する。本実施形態では、断面円形のウォータータイトトンネルにおいて、インバートコンクリート用鉄筋を設置する場合を例に挙げて説明する。鉄筋が設置されるトンネルの内周面には防水シート3が敷設されている。防水シート3は、断面円形の下側半円部分に敷設されている。かかる設置方法は、支持フレーム設置工程と鉄筋ユニット製作工程と鉄筋ユニット設置工程と内周鉄筋設置工程とを備えている。
(支持フレーム設置工程)
支持フレーム設置工程は、図4に示すように、トンネル内周面の底部にスペーサ60と枠部材61とを備えてなる支持フレーム62を設置する工程である。支持フレーム62を設置するに際しては、まず、トンネル2の底部に、複数のスペーサ60を設置する。スペーサ60は、従来から用いられている公知のものであって、基礎部と、基礎部に立設されたネジ棒とを備えている。スペーサ60は、トンネル内周面の傾斜が緩い範囲(設置に支障のない傾斜部分)に設置する。スペーサ60は、トンネル2の周方向および軸方向に間隔をあけて配列する。
次に、配列したスペーサ60に枠部材61を取り付ける。枠部材61は、隣り合うスペーサ60同士を連結して、全体のスペーサ60を一体化させる。枠部材61は、フラットバーからなり、トンネルの周方向または軸方向に延在している。枠部材61は、全体で格子状に配列されている。その後、ナットに棒状部材を溶接してなる支持部材(図示せず)をネジ棒に螺合する。支持部材は、ネジ棒の上下二段に設けられており、外周側の鉄筋(鉄筋ユニット50)と内周側の鉄筋55(図7参照)のそれぞれを支持する。
(鉄筋ユニット製作工程)
鉄筋ユニット製作工程は、支持フレーム設置工程と並行あるいは前後して、鉄筋ユニット50を製作する工程である。鉄筋ユニット50は、防水シート3を敷設していないトンネルの切羽側のスペースで組み立てる。鉄筋ユニット50を組み立てるには、トンネル2の内周面の曲率と同じ曲率で形成された鉄骨製治具(図示せず)上に、湾曲した縦鉄筋(主鉄筋)51と横鉄筋(配力筋)52とを格子状に並べる(図5参照)。そして、縦鉄筋51と横鉄筋52との交差部分で、縦鉄筋51と横鉄筋52とを接続する。その後、鉄筋ユニット50の周方向両端部の急傾斜部分(トンネル側面部に相当する部分)に鉄筋支持具1を取り付ける。
(鉄筋ユニット設置工程)
鉄筋ユニット設置工程は、図6に示すように、支持フレーム62上に鉄筋ユニット50を設置する工程である。たとえばトンネル2の天井面に吊り下げられたクレーン(図示せず)を用いて、鉄筋ユニット50を製作位置から吊り上げて、支持フレーム62上に移動して吊り下ろす。鉄筋ユニット50を吊り下ろすと、鉄筋ユニット50の中間部は、スペーサ60の基端側に設置された支持部材に支持される。その後、鉄筋支持具1の把持部材20のナット部21を回転させて、ネジ棒10の位置調整を行う(図7の右側部分参照)。ネジ棒10の位置調整を行うことで、ネジ棒10の把持部材20からの突出長さを調整できる。これによって、鉄筋支持具1の基礎部11をトンネル2の内周面に当接することができる。鉄筋ユニット50の両端部は、鉄筋支持具1がトンネル2の内周面に当接することで支持される。このように、鉄筋支持具1によって、トンネル2の内周面(防水シート3の表面)の凹凸(不陸)を吸収できるので、鉄筋ユニット50を所定の位置に設置することができる。
(内周鉄筋設置工程)
内周鉄筋設置工程は、鉄筋ユニット50の内周側に鉄筋55(図7参照)を設ける工程である。内周側の鉄筋55を設けるに際しては、スペーサ60の先端側の支持部材と、鉄筋支持具1の支持部材40の位置調整を行う。その後、図7に示すように、支持部材40およびスペーサ60の支持部材(図7では鉄筋支持具1の支持部材40を図示)に高さ調整筋56を設置し、縦鉄筋(主鉄筋)57と横鉄筋(配力筋)58とを格子状に並べる。そして、縦鉄筋57と横鉄筋58との交差部分で、縦鉄筋57と横鉄筋58とを接続する。鉄筋55の設置が終わると、インバートコンクリート用鉄筋の配筋が完了する。
以上のような鉄筋支持具1およびインバートコンクリート用鉄筋の設置方法によれば、鉄筋支持具1が把持部材20を備えているので、鉄筋ユニット製作工程において鉄筋支持具1を容易に鉄筋ユニットに固定することができる。さらに、把持部材20は、ネジ棒10に螺合するナット部21と、ナット部21に対して相対回転可能な把持部22とを備えているので、把持部22が固定された状態で、ナット部21を回転することができる。これによって、把持部22が鉄筋ユニット50に固定された状態でも、把持部材20からのネジ棒10の突出長さを調整できるので、基礎部11をトンネル2の内周面に接地できる。つまり、鉄筋の位置調整を細かく行うことができる。これによって、鉄筋を設置する一次覆工の表面に不陸がある場合であっても、インバートコンクリート用鉄筋を所望の位置に設置することができる。
鉄筋ユニット設置工程では、鉄筋支持具1を急傾斜部に相当する部分の鉄筋に取り付けた状態で、鉄筋ユニット50をトンネル内周面に設置しているので、急傾斜部であっても鉄筋支持具1を容易に設置することができる。また、支持フレーム設置工程で設置されるスペーサ60は、傾斜の緩いトンネル2の底部に設置するので容易に設置できる。このように鉄筋支持具1を設置するために足場等を設ける必要がないので、工期および工費の低減が達成される。
さらに、鉄筋支持具1は、予め鉄筋ユニット50に固定されているので、鉄筋ユニット50の設置時に鉄筋ユニット50と干渉することはない。
内周鉄筋設置工程では、ネジ棒10の位置が調整された後に、支持部材40の位置調整を行って、その支持部材40上に内周側の鉄筋55を取り付けているので、位置精度の高い配筋を行うことができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定する趣旨ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。たとえば、前記実施形態では、緩傾斜部のスペーサ60と急傾斜部の鉄筋支持具1とを併用しているが、これに限定されるものではなく、緩傾斜部と急傾斜部の両方に鉄筋支持具1を設置してもよい。つまり、鉄筋ユニット50の周方向全体に亘って鉄筋支持具1を取り付けた状態で鉄筋ユニット50を防水シート3上に設置してもよい。このようにすれば、予め防水シート3上にスペーサ60を設ける工程を省略できる。但し、先にスペーサ60を設置しておいた方が、鉄筋ユニット50の位置決めを容易に精度よく行うことができる。
また、前記実施形態では、鉄筋ユニット50を防水シート3が敷設されたトンネル2の表面に設置しているが、これに限定されるものではない。防水シート3が敷設されていないトンネルであっても、鉄筋支持具およびインバートコンクリート用鉄筋の設置方法を適用することができる。
さらに、前記実施形態では、鉄筋支持具1をインバートコンクリート用鉄筋に利用しているが、これに限定されるものではない。鉄筋支持具1は、トンネル2の上側アーチ部の覆工用鉄筋の支持具として利用することもできる。この場合もアーチ部覆工用鉄筋を所定位置に精度よく設置することができる。
1 鉄筋支持具
10 ネジ棒
20 把持部材
21 ナット部
22 把持部
40 支持部材
50 鉄筋ユニット
55 鉄筋(内周側に配置される鉄筋)
60 スペーサ
61 枠部材

Claims (3)

  1. 基礎部に取り付けられたネジ棒と、トンネル内に配筋される鉄筋ユニットの鉄筋を把持する把持部材とを備える鉄筋支持具であって、
    前記把持部材は、前記ネジ棒に螺合するナット部と、前記ナット部に対して相対回転可能な把持部とを備えている
    ことを特徴とする鉄筋支持具。
  2. 前記ネジ棒の先端部に、前記鉄筋ユニットの内周側に配置される鉄筋を支持するための支持部材が螺合されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の鉄筋支持具。
  3. 断面円形のトンネル内周面の下半部に、インバートコンクリート内に配筋される鉄筋を設置するインバートコンクリート用鉄筋の設置方法であって、
    前記トンネル内周面の底部に複数のスペーサを配列し、前記スペーサに枠部材を取り付ける支持フレーム設置工程と、
    前記枠部材上に、前記トンネル内周面の曲面に沿って予め形成された鉄筋ユニットを設置する鉄筋ユニット設置工程と、を備え、
    前記鉄筋ユニット設置工程では、前記鉄筋ユニットの周方向両端部に鉄筋支持具が取り付けられた状態で、前記鉄筋ユニットを設置し、その後、前記鉄筋支持具を前記トンネル内周面に当接させる
    ことを特徴とするインバートコンクリート用鉄筋の設置方法。
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