JP2017031516A - ヘルメット用ハンモックの連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】帽体へのハンモックの連結状態を確実に維持することができるだけでなく、帽体からのハンモックの取り外しを容易に行うことができるヘルメット用ハンモックの連結構造を提供する。【解決手段】ハンモック2の脚部3の先端に設けられた掛止具4と、帽体1の内面に設けられて掛止具4を着脱自在に掛止する受け部5とからなる。受け部5は、掛止具4を掛止させたときに掛止具4の帽体1における周方向への移動を規制する一対の規制凸部6と、両規制凸部6の間に配設されて掛止具4を係止させる上向きの係止面10とを備える。掛止具4は、両規制凸部6の間を上下方向に摺動する摺動部13と、受け部5の係止面10に着脱自在に係止する係止爪16とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ヘルメットの帽体にハンモックを連結するために採用されるヘルメット用ハンモックの連結構造に関する。
ヘルメットの帽体の内部には、人頭に接するハンモックが取り付けられる。ハンモックは、頭頂部から放射状に延びる複数の脚部を備え、ハンモックの脚部の先端部を帽体の下縁側の内面に連結することによって、ヘルメットの帽体の内部に固定される。
従来、ヘルメットの帽体とハンモックとを連結する構造として、ハンモックの脚部の先端に設けた掛止具を、帽体の内面に設けた受け部に掛止するものが知られている(特許文献1参照)。
特開2001−262425号公報(図2)
ところで、ハンモックは、帽体内部から不用意に外れることのないよう、帽体への連結状態を強固とする必要がある。一方、ハンモックは、帽体内部で人頭に接することでヘルメットの着用状態を安定させると共に、帽体外部から付与される衝撃を吸収緩和して人頭を保護する作用を得るためのものであるため、定期的に、或いは、劣化や異常が生じた際に、新しいものに交換することが行われる。
しかし、特許文献1に示される連結構造では、連結状態を強固とすると、掛止具を受け部から取り外す作業が困難となる不都合がある。
上記の点に鑑み、本発明は、帽体へのハンモックの連結状態を確実に維持することができるだけでなく、帽体からのハンモックの取り外しを容易に行うことができるヘルメット用ハンモックの連結構造を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、ヘルメットの帽体と該帽体内部で人頭に接するハンモックとを連結するためのヘルメット用ハンモックの連結構造であって、前記ハンモックが備える放射状に延びる複数の脚部の先端に設けられた掛止具と、前記帽体の内面に設けられて前記掛止具を着脱自在に掛止する受け部とからなり、前記受け部は、前記帽体の内面の周方向に所定の距離を存して並設されて前記掛止具を掛止させたときに該掛止具の前記帽体における周方向への移動を規制する一対の規制凸部と、両規制凸部の間に配設されて前記掛止具を係止させる上向きの係止面とを備え、前記掛止具は、両規制凸部の間を上下方向に摺動する摺動部と、該摺動部により上方の所定位置まで摺動したとき、前記受け部の前記係止面に着脱自在に係止する係止爪とを備えることを特徴とする。
上記構成により、帽体にハンモックを連結するときには、先ず、掛止具の摺動部により受け部の規制凸部の間を摺動させることにより、掛止具を上方(帽体の頭頂部方向)に移動させる。そして、掛止具が所定位置まで上動したとき、受け部の係止面に掛止具の係止爪が係止状態となる。このように、本発明よれば、掛止具を両規制凸部間に沿って移動させるだけで、帽体とハンモックとを容易に連結することができる。
更に、ハンモックが帽体に連結されているとき、受け部の規制凸部が掛止具の移動を規制していることにより、衝撃等の影響で受け部と掛止具との間に相対的に異なる方向に大きな力が掛けられても、受け部からの掛止具の外れが防止でき、帽体へのハンモックの連結状態を確実に維持することができる。
帽体からハンモックを取り外すときには、掛止具の係止爪による受け部への係止を解除する。これにより、掛止具の摺動部が両規制凸部間に沿って摺動自在となり、掛止具を下方(帽体の頭頂部と反対方向)に移動させるだけで、帽体からハンモックを取り外すことができる。
このように、本発明の連結構造によれば、帽体へのハンモックの連結状態を確実に維持することができるだけでなく、帽体からのハンモックの取り外しを容易に行うことができる。
また、本発明においては、前記掛止具は、前記係止爪が前記受け部の前記係止面に係止したとき、前記受け部の前記規制凸部の上端に当接して該掛止具の下動を規制する押さえ部を備えることが好ましい。
これによれば、受け部の係止面に掛止具の係止爪が係止状態となったとき、更に、押さえ部材が規制凸部の上端に当接して掛止具の下動を規制するので、受け部における掛止具の掛止状態が一層強固となり、帽体へのハンモックの連結状態を一層確実に維持することができる。
本発明の実施形態のヘルメットを底面視して帽体へのハンモックの連結構造を示す説明図。 本実施形態の受け部の斜視図。 本実施形態の受け部の底面図。 本実施形態の掛止具の斜視図。 受け部の案内孔に掛止具の第1挿入部が挿入した状態を示す説明的断面図。 受け部の停止部の穴に掛止具の第2挿入部が挿入した状態を示す説明的断面図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、ヘルメットの帽体1の内部には、ハンモック2が取り付けられる。帽体1は硬質材料により形成されている。ハンモック2は、図示しないヘッドバンドと共にヘルメットの着装体を構成し、帽体1の内部で人頭に接することにより、ヘルメットの着用状態を安定させると共に、帽体1に受けた衝撃を吸収緩和して人頭を保護する作用を有している。
ハンモック2は、頭頂から放射状に延びる複数の脚部3を備えている。各脚部3の先端には、掛止具4が設けられている。
ハンモック2は、合成樹脂(例えば低密度ポリエチレン等)を材料とする一体成型により形成され、これによって、脚部3と掛止具4とは一体に形成されている。なお、掛止具4を別体として、脚部3の先端に接着等により後付けしてもよい。
掛止具4は、帽体1の内面に設けられた受け部5に掛止することにより、ハンモック2を帽体1の内部に連結する。受け部5は、帽体1の内面に複数(本実施形態では4つ)設けられている。
各受け部5は、図2及び図3に示すように、突出する一対の規制凸部6と、両規制凸部6の間に形成された係止凸部7とによって構成されている。
規制凸部6には、上下方向に貫通する案内孔8と、両規制凸部6の互いに対向する側面をスリット状に開放した案内溝9とが形成されている。
係止凸部7には、掛止具4を係止させる上向きの係止面10と、掛止具4を案内溝9に沿った所定の上動位置で停止させるための停止部11とが形成されている。停止部11は、図3に示すように下方が開放された穴状に形成されている。
なお、受け部5は、帽体と一体成型されていてもよく、また、図示しないが、帽体1と別体として帽体1を貫通して固定される構成を採用してもよい。
掛止具4は、図4及び図5に示すように、受け部5の一対の案内孔8に挿入される一対の第1挿入部12と、両第1挿入部12の間に位置して受け部5の両規制凸部6間を摺動する摺動部13とを備えている。摺動部13と第1挿入部12との間には、案内溝9に沿って上下方向に摺接案内される案内部13aが設けられている。
更に、掛止具4は、図4及び図6に示すように、受け部5の停止部11の穴に挿入する第2挿入部14と、第2挿入部14に隣接して停止部11に当接する当接部15と、当接部15が停止部11に当接したとき、受け部5の係止凸部7の上面の係止面に着脱自在に係止する係止爪16と、係止爪16が係止面10に係止したとき、受け部5の規制凸部6の上端に当接して掛止具4の下動を規制する押さえ部17とを備えている。
図2及び図4を参照して、受け部5に掛止具4を掛止させるときには、先ず、受け部5の規制凸部6に形成されている案内孔8に、掛止具4の第1挿入部12を挿入し、掛止具4を規制凸部6に沿って上方に(帽体1の頭頂に向かう方向に)移動させる。
これにより、掛止具4の案内部13aが受け部5の案内溝9に案内されて摺動部13が両規制凸部6間を上方に摺動すると、受け部5の停止部11に掛止具4の第2挿入部14が挿入し、更に当接部15が停止部11に当接して、掛止具4の移動が停止する。
そして、図6に示すように、掛止具4の係止爪16が、受け部5の係止面10に係止され、同時に、図5に示すように、掛止具4の押さえ部17が受け部5の規制凸部6の上端に当接する。これにより、掛止具4は、受け部5の一対の規制凸部6間に挟まれるようにして掛止状態となる。
以上のように、掛止具4を両規制凸部6間に沿って移動させるだけで、帽体1とハンモック2とを容易に連結することができる。更に、受け部5の規制凸部6が掛止具4の移動を規制していることにより、帽体1外部からの衝撃等の影響で、帽体1の周方向に沿って掛止具4に大きな力が掛けられても、受け部5から掛止具4が外れることがなく、帽体1へのハンモック2の連結状態を確実に維持することができる。そして、帽体1からハンモック2を取り外すときには、掛止具4の係止爪16による受け部5への係止解除と同時に規制凸部6の上端から押さえ部17の当接を解除させるだけで、掛止具4の案内部13aが案内溝9に沿って案内された状態で摺動部13が規制凸部6間を摺動自在となり、掛止具4を下方(帽体1の頭頂部と反対方向)に移動させることによって、帽体1からハンモック2を容易に取り外すことができる。
なお、本実施形態においては、4本の脚部3を備えるハンモック2を挙げて説明したが、ハンモック2の脚部3の数はこれに限るものではない。
1…帽体、2…ハンモック、3…脚部、4…掛止具、5…受け部、6…規制凸部、10…係止面、13…摺動部、16…係止爪、17…押さえ部。

Claims (2)

  1. ヘルメットの帽体と該帽体内部で人頭に接するハンモックとを連結するためのヘルメット用ハンモックの連結構造であって、
    前記ハンモックが備える放射状に延びる複数の脚部の先端に設けられた掛止具と、前記帽体の内面に設けられて前記掛止具を着脱自在に掛止する受け部とからなり、
    前記受け部は、前記帽体の内面の周方向に所定の距離を存して並設されて前記掛止具を掛止させたときに該掛止具の前記帽体における周方向への移動を規制する一対の規制凸部と、両規制凸部の間に配設されて前記掛止具を係止させる上向きの係止面とを備え、
    前記掛止具は、両規制凸部の間を上下方向に摺動する摺動部と、該摺動部により上方の所定位置まで摺動したとき、前記受け部の前記係止面に着脱自在に係止する係止爪とを備えることを特徴とするヘルメット用ハンモックの連結構造。
  2. 前記掛止具は、前記係止爪が前記受け部の前記係止面に係止したとき、前記受け部の前記規制凸部の上端に当接して該掛止具の下動を規制する押さえ部を備えることを特徴とする請求項1記載のヘルメット用ハンモックの連結構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0530117U (ja) * 1991-09-30 1993-04-20 株式会社谷沢製作所 ヘルメツトのハンモツク掛け具
JP2011089214A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Tanizawa Seisakusho Ltd ヘルメットの内装体掛け具

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