JP2017030118A - ラチェット機構付きモンキーレンチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可動アゴ本体14の摺動方向に貫通するように設けられたシャフト30と、窓12g内にてシャフト30に回動可能に設けられ、その外周面に設けられた螺旋突条18bが可動アゴ本体14に設けたラック歯14cと噛合しているウォーム18と、ウォーム18の端面に隣接させ、シャフト30に挿通して設けられ、その直径がウォーム18の螺旋突条18bの外径と略等しいか、又は小さい円形鍔26bを備えている。
【選択図】図1
Description
固定アゴ部12bを有する固定アゴ本体12と、
前記固定アゴ本体12に摺動自在に配設され、前記固定アゴ部12bとの対面部分である可動アゴ部14bとで被締着物を挟持し、摺動方向に対して交差する方向に歯が刻設されたラック歯14cを有する可動アゴ本体14と、
前記ラック歯14cが露出するように前記固定アゴ本体12に設けられた窓12gを、可動アゴ本体14の摺動方向に貫通するように設けられたシャフト30と、
前記窓12g内にて前記シャフト30に回動可能に設けられ、その外周面に設けられた螺旋突条18bが前記可動アゴ本体14に設けた前記ラック歯14cと噛合しているウォーム18と、
前記ウォーム18の端面に隣接させ、前記シャフト30に挿通して設けられ、その直径が前記ウォーム18の螺旋突条18bの外径と略等しいか、又は小さい円形鍔26bとで構成されていることを特徴とするラチェット機構付きモンキーレンチ10である。
固定アゴ部12bは、前側面12aと直交する方向に伸びる当たり面12cをその腹側(図2中、下側)に有しており、該当たり面12cと、該当たり面12cの背側(図2中、上側)の外面12dとの間隔が、その基部側が幅広で先端に向かうにしたがって幅狭となるよう、正面視略三角形状に形成されている。
固定アゴ本体12の前側面12aには、固定アゴ部12bの背面(上面側)から腹側(下側)に至る部分まで切り欠き12fが設けられている。この切り欠き12fは、連通孔12eと連通しており、後述する可動アゴ本体14の接続部分14fが挿通されている(切り欠き12fは、後述する可動アゴ本体14の接続部分14fが上下方向に移動するための通路として機能する。)。
固定アゴ本体12の中央部分には、矩形状の窓12gが形成されており、この窓12gから後述するウォーム18とスライドカラー26が覗くようになる。
固定アゴ本体12のうち、連通孔12eと柄挟持部12hとで挟まれた中実部分が連結部12iであり、この連結部12iのうち、柄挟持部12hに面する後側面には、バネ収容孔12jが形成されており、このバネ収容孔12jに柄押圧用バネ40が自由長よりも撓まされた状態で収容されている(したがって、柄押圧用バネ40は、後述する柄16の当たり面16eを常時後方へ向けて押圧している。)。
また、連結部12iのうち、窓12gの下側の部分には、断面円形状のスライドカラー収容孔12pが形成されている。スライドカラー収容孔12pは、柄挟持部12hと連通しており、後述するラチェット機構20のスライドカラー26、主バネ28ならびにシャフト30が収容されている。なお、前記スライドカラー収容孔12pの直径は、柄挟持部12hの幅より大である。
さらに、固定アゴ本体12のうち、柄挟持部12hが形成されている部分の上部には、柄取付用孔12mが貫通して形成されており、同下部には、切替部材取付用孔12nが貫通して形成されている。
可動アゴ部14bのラック14aとの接続部分は薄肉に形成されており、この薄肉の接続部分14fが固定アゴ本体12の切り欠き部分12fに挿入されている。
取付部16bは、柄本体16aの前端部から延設され、固定アゴ本体12への取付部分として機能する薄板状部分であり、固定アゴ本体12の柄挟持部12hに挿入できるよう、その厚みが柄挟持部12hの幅よりもやや薄肉に形成されている。
取付部16bには、固定アゴ本体12の柄取付用孔12mと対応する位置に丸孔16cが形成されており、別途用意した支点軸46の先端を固定アゴ本体12の一方の柄取付用孔12m、丸孔16c、固定アゴ本体12の他方の柄取付用孔12mに挿入し、その挿入端をカシメることによって、柄16が固定アゴ本体12に、支点軸46を軸中心として揺動可能に取り付けられることになる。
取付部16bの前端部であって、緩止機構収容凹所16dの上部には、当たり面16eが上下方向に伸びており、緩止機構収容凹所16dの下部には、段部16fが形成されている。段部16fの下部には、図2中、左側にスライドカラー係止凸部16iが突設され、その左上側端部にスライドカラー係止端部16jが設けられており、その下端部分には下端部16hが形成されている。また、取付部16bの下端部中ほどには、後述する切替部材32を固定するための切替部材固定用凹所16gが形成され、切替部材固定用凹所16gと下端部16hの境界部分には、傾斜面16kが形成され、下端部16hと傾斜面16kの境界部分には、下端境界部16mが形成されている。
ウォーム本体18aは、固定アゴ本体12の窓12g内を上下方向に移動できるよう、その上下方向のウォーム長さhが窓12gの軸方向の窓幅Hよりも短く設定されている。
螺旋突条18bは、ウォーム本体18aの外面に螺旋状に突設されており、そのピッチ(間隔)は、ラック歯14cと噛合するよう、ラック歯14cのピッチと合うように適宜設定されている。ウォーム本体18aの中心に形成されている孔18cには、後述するようにシャフト30が挿通されている。
スライドカラー本体26aは、その外面が固定アゴ本体12のスライドカラー収容孔12pの内面形状に沿うような円柱状となっており、スライドカラー収容孔12pに挿入された状態で上下方向にスライド出来るようになっている。
円形鍔26bは、その外径がウォーム18の螺旋突条18bの外径と略等しく、あるいは小さめに設定され、一部が切り欠かれた円盤状のもので、スライドカラー本体26aの上端部にてスライドカラー本体26aと一体的に形成されている。円形鍔26bの厚さdは、螺旋突条18bの厚さDと略等しい、あるいは大きいことが好ましく、円形鍔26bの外周面は、平滑面にて形成されているが、滑り止めのローレットを設けるようにしてもよい。また、円形鍔26bのラック歯14cと向き合う側は、ラック歯14cのスライド移動を妨げないように切り欠き26eを備えている。
係止爪26cは、スライドカラー本体26aの側面から側方へ向けて延設された矩形板状部分で、ラチェット機構20が機能していない状態(後述する図3の状態)とラチェット機構20は機能しているが、被締着物Xを挟持している状態(後述する図4の状態)において柄16の段部16fに嵌り込むよう、その位置や大きさが適宜設定されている。
シャフト30の先端には、雄ネジ30aが螺設されており、この雄ネジ30aが固定アゴ本体12のネジ穴12kに螺入されている。雄ネジ30aとは反対側の端部には頭部30bが配設されており、頭部30bの外径はスライドカラー収容孔12pの内径と略等しく、あるいはやや小さめに設定されており、また後述するように主バネ28を保持するために主バネ28の外径よりも大きめに設定されている。
切替部材32の係合突起32bから続く突出部分には、柄ロック面32c、柄アンロック凹面32dが連続して形成されている。
切替部材32の下部は、その中央部分が凹設されて操作部32eとなっている。操作部32eは、可動アゴ部側下端部12tから外方に突出するように配置されており、その外面には、滑り止め用の溝32fが複数条刻設されている。
弾接部材押圧用バネ38は、緩止機構収容凹所16d内に自由長よりも撓まされた状態で配設されており、その弾発力によって弾接部材36を前方へ向けて常に押圧しており、弾接部材36の先端先鋭部分がウォーム18の螺旋突条18bのローレットが彫られた外面に常時、軽く当接している。
その他に、当業者が想定できる範囲で種々の変更を行えることは勿論である。
Claims (2)
- 固定アゴ部を有する固定アゴ本体と、
前記固定アゴ本体に摺動自在に配設され、前記固定アゴ部との対面部分である可動アゴ部とで被締着物を挟持し、摺動方向に対して交差する方向に歯が刻設されたラック歯を有する可動アゴ本体と、
前記ラック歯が露出するように前記固定アゴ本体に設けられた窓を、前記可動アゴ本体の摺動方向に貫通するように設けられたシャフトと、
前記窓内にて前記シャフトに回動可能に設けられ、その外周面に設けられた螺旋突条が前記可動アゴ本体に設けた前記ラック歯と噛合しているウォームと、
前記ウォームの端面に隣接させ、前記シャフトに挿通して設けられ、その直径が前記ウォームの前記螺旋突条の外径と略等しいか、又は小さい円形鍔とで構成されていることを特徴とするラチェット機構付きモンキーレンチ。 - 前記窓内にて前記螺旋突条と弾接するように配置された弾接部材と、該弾接部材を前記螺旋突条に弾接付勢する弾接部材押圧用バネが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のラチェット機構付きモンキーレンチ。
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JPS49137198U (ja) * | 1973-03-08 | 1974-11-26 | ||
US6595089B1 (en) * | 2001-05-07 | 2003-07-22 | Thomas Stojanowski | Ratcheting adjustable wrench |
CN204321947U (zh) * | 2014-12-12 | 2015-05-13 | 威海市威力高档工具有限公司 | 一种具有防松功能的棘轮活扳手 |
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- 2015-08-05 JP JP2015154741A patent/JP6495776B2/ja active Active
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