JP2017029590A - ステントデリバリー用バルーンカテーテル - Google Patents

ステントデリバリー用バルーンカテーテル Download PDF

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Abstract

【課題】留置した状態におけるステントの端部を生体管腔の内壁に圧着させることで、ステントの端部と各種の医療デバイスとが干渉するのを未然に防止することができ、さらにバルーンの通過性が向上されたステントデリバリー用バルーンカテーテルを提供する。
【解決手段】バルーンカテーテル100が備えるバルーン110は、当該バルーンの延在方向における両端部のうちの少なくとも一方の端部側に形成され、当該バルーンの内圧の増加に応じて内方側に凹状に窪んだ形状から外方側に凸状に突出した形状へ変形可能に構成された変形部115a、115bを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、医療装置であるステントデリバリー用バルーンカテーテルに関する。
従来から血管等に形成された病変部(狭窄部)の治療方法として、ステントを留置するステント留置術が行われている。ステントを病変部に留置する際は、デリバリー用のデバイスとして、バルーンカテーテルが一般的に使用されている(例えば、下記特許文献1を参照)。
ステントは、未拡張の状態で、シャフトの外周に折り畳まれたバルーンの外表面に保持(装着)される。また、ステントは、病変部までデリバリーされるとバルーンにより拡張されて、拡張した状態で留置される。ステントが病変部に留置されることで、ステントの拡張力によって病変部が押し広げられた状態となる。ステントを留置した後には、例えば、病変部の診察や、病変部よりも生体器官の中枢側や末梢側での処置を行うために、各種の医療デバイスがステント近傍まで導入される。
特開2014−111157号公報
しかしながら、ステントを留置する際に、ステントの端部(延在方向の端部)が血管内壁に対して十分に圧着されていないと、ステントの端部と、留置後に導入される医療デバイスとが干渉してしまい、ステントの位置ズレや破損などが発生してしまう虞がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、留置した状態におけるステントの端部を生体管腔の内壁に圧着させることで、ステントの端部と各種の医療デバイスとが干渉するのを未然に防止することができ、さらにバルーンの通過性が向上されたステントデリバリー用バルーンカテーテルを提供することを目的とする。
本発明に係るステントデリバリー用バルーンカテーテルは、流体が注入されることで拡張可能であって、当該拡張に伴って拡張変形されるステントを保持可能に構成されたバルーンと、前記バルーンが配置された可撓性を備える長尺状のシャフトと、を有し、前記バルーンは、当該バルーンの延在方向における両端部のうちの少なくとも一方の端部側に形成され、当該バルーンの内圧の増加に応じて内方側に凹状に窪んだ形状から外方側に凸状に突出した形状へ変形可能に構成された変形部を有する。
本発明に係るステントデリバリー用バルーンカテーテルによれば、バルーンが拡張した際に当該バルーンの端部側に形成された変形部が突出した形状に変形して、ステントの端部を留置対象部位に向けて押し広げる。これにより、ステントの端部が外方側に広げられた形状となって留置対象部位に対して圧着されるため、ステントを留置した状態において、ステントの端部と各種の医療デバイスとが干渉するのを好適に防止することが可能になる。さらに、バルーンを拡張させる前の状態では、当該バルーンに形成された変形部が窪んだ形状となるため、変形部においてステントの端部を収容して保持することができる。これにより、ステントをデリバリーしている間に当該ステントに位置ずれが発生するのを防止することができ、さらにステントの端部におけるバルーンのプロファイルが小さくなることで、バルーンの通過性が向上する。
図1は、実施形態に係るバルーンカテーテルの各部を示す図であって、図1(A)は、全体構成を簡略化して示す図、図1(B)は、バルーンを拡大して示す図、図1(C)は、図1(B)に示す破線部1C部分の断面を拡大して示す図である。 図2(A)〜(C)は、バルーンの拡張前後の様子を示す図である。 実施形態に係るステントデリバリー用バルーンカテーテルを使用して留置したステントを示す図である。 実施形態の変形例1に係るバルーンを拡大して示す図である。 実施形態の変形例2に係るバルーンを拡大して示す図である。
以下、図1〜図3を参照して本実施形態に係るステントデリバリー用バルーンカテーテル100を説明する。図1(A)〜(C)には、ステント200を保持させる前であって、かつ、拡張変形される前のバルーン110、およびバルーン110を備えるステントデリバリー用バルーンカテーテル100を示している。また、図2(A)〜(C)には、バルーン110およびバルーン110に保持されたステント200を示し、図3には、血管内に留置された状態のステント200を示している。
本実施形態に係るステントデリバリー用バルーンカテーテル(以下、バルーンカテーテルと称する)100は、図1、図2に示すように、ステント200が保持されるバルーン110と、バルーン110が配置された可撓性を備える長尺状のシャフト(カテーテル本体部)120と、シャフト120の基端に固着されたハブ150と、を有している。
バルーンカテーテル100は、血管、胆管、気管、食道、尿道、またはその他の生体管腔内に生じた狭窄部に、図2(A)〜(C)に示すステント200を留置するために用いるものである。なお、本明細書では、生体内に挿入する側を「先端」若しくは「先端側」、ハブ150が配置された手元側を「基端」若しくは「基端側」と称することとする。
図1(B)に示すように、シャフト120は、先端および基端が開口した管状体である外管121と、外管121の内部に配置される内管122と、を備えている。
外管121には、バルーン110を拡張するための拡張用流体が流通する拡張用ルーメンが内部に形成されている。内管122には、ガイドワイヤー180が挿通されるガイドワイヤールーメンを形成されている。拡張用流体は、気体でも液体でもよく、例えば、ヘリウムガス、CO2ガス、O2ガス等の気体や、生理食塩水、造影剤等の液体が挙げられる。
本実施形態に係るバルーンカテーテル100は、シャフト120の先端側と基端側との間の途上に形成されたガイドワイヤー用開口部125を介して内管122内へガイドワイヤー180が導入される、いわゆるラピッドエクスチェンジ型のカテーテルとして構成している。ただし、バルーンカテーテル100は、いわゆるオーバーザワイヤ型のカテーテルとして構成してもよい。
内管122の先端部は、図1(B)に示すように、バルーン110の内部を貫通してバルーン110よりも先端側で開口している。内管122には、バルーン110の筒状部111と先端側テーパー部113aとの境界となる部分、および、バルーン110の筒状部111と基端側テーパー部113bとの境界となる部分に、造影マーカー161を設置している。
ハブ150は、拡張用流体を流出入させるポートとして機能する基端開口部を備えている。この基端開口部は、外管121内に形成された拡張用ルーメンと連通している。
外管121および内管122は、ある程度の可撓性を有する材料により形成されるのが好ましく、そのような材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、あるいはこれら二種以上の混合物等のポリオレフィンや、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン、フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等が挙げられる。
ハブ150の構成材料は、例えば、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリサルホン、ポリアリレート、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
バルーン110は、ステント200を押し広げて拡張させるものであり、図1(B)に示すように、バルーンの延在方向(図中の左右方向)に略一定の外径を備える筒状部111と、筒状部111の先端側に形成され、先端側へ向けて外径が漸減する先端側テーパー部113aと、筒状部111の基端側に形成され、基端側へ向けて外径が漸減する基端側テーパー部113bと、を有している。バルーン110は、さらに、第1変形部115aと、第2変形部115bと、を有している。
第1変形部115aが形成される位置は、バルーン110の先端部側、より具体的には、バルーン110においてステント200が保持される筒状部111の先端部111aである。筒状部111の先端部111aとは、筒状部111と先端側テーパー部113aとの境界部分(筒状部111の先端)、および、その周辺部分を含む一定の範囲を意味する。
第2変形部115bが形成される位置は、バルーン110の基端部側、より具体的には、バルーン110においてステント200が保持される筒状部111の基端部111bである。筒状部111の基端部111bとは、筒状部111と基端側テーパー部113bとの境界部分(筒状部111の基端)、および、その周辺部分を含む一定の範囲を意味する。
図1(B)には、拡張変形前のバルーン110の形状を簡易的に示しているが、実際にバルーンカテーテル100を使用する際は、バルーン110はシャフト120の外周に対して折り畳まれた状態で準備される。
図2(A)〜(C)に示すように、拡張変形前のステント200は、バルーン110の筒状部111に保持される。具体的には、ステント200の筒状の本体部211がバルーン110の筒状部111を覆うように配置され、ステント200の先端部211aがバルーン110の第1変形部115a内に配置され、ステント200の基端部211bがバルーン110の第2変形部115b内に配置される。なお、ステント200の先端部211aは、例えば、留置対象となる生体器官(例えば、血管)の末梢側に配置され、ステント200の基端部211bは、例えば、留置対象となる生体器官(例えば、血管)の中枢側に配置される。
バルーン110に形成した各変形部115a、115bは、バルーン110の内圧の増加に応じて内方側(シャフト120に向かう側)に凹状に窪んだ形状から、外方側(シャフト120から離間する側)に凸状に突出した形状へ変形可能に構成している。図2(A)、図2(B)には、各変形部115a、115bが凹状に窪んだ状態が示されており、図2(C)には、各変形部115a、115bが凸状に突出した状態が示されている。
本実施形態では、バルーン110の内圧が推奨拡張圧に達した際に、図2(C)に示すように、各変形部115a、115bが凸状に突出した形状へ変形可能に構成している。なお、推奨拡張圧は、バルーン110およびステント200の製品仕様(例えば、外径、用途等)により適宜変更し得るものであるが、例えば、8atm以上、12atm以下に設定することができる。
図1(B)に示すように、バルーン110の第1変形部115aが形成された部分の肉厚は、バルーン110の他の部分(筒状部111の直線部分)と比較して大きく形成している。このように第1変形部115aの肉厚を調整することで、推奨拡張圧に達するまでは、バルーン110の他の部位よりも第1変形部115aが拡張変形し難くなるように構成している。バルーン110の第2変形部115bについても同様に、バルーン110の他の部分(筒状部111の直線部分)よりも肉厚を大きく形成している。なお、各変形部115a、115bの肉厚の寸法は、バルーン110の推奨拡張圧との関係、および、バルーン110の他の部分の肉厚などを考慮して任意の値に設定することができる。
バルーン110は、ある程度の可撓性を有する材料により形成されることが好ましく、そのような材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、あるいはこれら二種以上の混合物等のポリオレフィンや、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン、フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等が挙げられる。
バルーン110は、例えば、金型内で素材となるチューブを加熱し、内側から流体によって膨らますように加圧して金型に押し付けるブロー成形によって成形できる。
ステント200は、バルーン110の拡張力により拡張(塑性変形)する、いわゆるバルーン拡張型ステントであり、バルーン110の筒状部111上にクリンプされて保持(マウント)される。ステント200を構成する材料としては、生体適合性を有する金属が好ましく、例えば、ステンレス鋼等の鉄ベース合金、タンタル(タンタル合金)、プラチナ(プラチナ合金)、金(金合金)、コバルトクロム合金等のコバルトベース合金、チタン合金、ニオブ合金等が挙げられる。また、ステント200は、例えば、ポリマーなどを主材料として構成された生分解性のステントであってもよく、バルーン拡張型ステントとして公知のものであれば、その材質や構造等は特に限定されない。
次に、本実施形態に係るバルーンカテーテル100の作用を説明する。
図2(A)に示すように、ステント200は、病変部(例えば、血管内に形成された狭窄部)にデリバリーするのに先立って、バルーン110に装着される。この状態において、ステント200の先端部211aは、バルーン110の第1変形部115a内に収められるように配置され、ステント200の基端部211bは、バルーン110の第2変形部115b内に収められるように配置される。図2(A)に示す状態、すなわち、バルーン110にステント200が装着された状態のバルーンカテーテル100は、ステントデリバリーシステムを構成する。
本実施形態では、ステント200は、先端部211aの縁部221aが外側に湾曲した形状に形成されており、基端部211bの縁部221bが外側に湾曲した形状に形成されている。このため、第1変形部115a内に収められた先端部211aが喰い込んで穴が形成されたり、第2変形部115b内に収められた基端部211bが喰い込んで穴が形成されたりするのを好適に防止することができる。また、本実施形態では、各変形部115a、115bの肉厚が他の部位よりも厚く形成されているため、ステント200の各端部211a、211bによって穴が形成されるのをより好適に防止することが可能になっている。
図2(B)に示すようにバルーン100を拡張させると、バルーン100の筒状部111が拡張し、筒状部111の拡張に伴ってステント200の本体部211が拡張する。各変形部115a、115bは、バルーン110の内圧が推奨拡張圧に達するまでは、凹状に窪んだ形状を維持する。
図2(C)に示すように、バルーン110の内圧が推奨拡張圧に達すると、各変形部115a、115bは、凸状に突出した形状に変形する。各変形部115a、115bの変形に伴って、ステント200の両端部211a、211bも、当該ステント200の他の部位よりも外方に突出した形状に拡張する。なお、各変形部115a、115bは、例えば、ステント200の一つのストラット部分の厚みの1/2以上、一つのストラット部分の厚み以下の寸法(例えば、40μm以上、80μm以下)でバルーン110の筒状部111の外表面から突出するように構成することができる。
図3には、血管の内腔300内に留置された状態のステント200を示す。
ステント200は、その両端部211a、211bが外方側(血管壁に向かう側)に広がった状態で、両端部211a、211bが血管壁に対して圧着される。このような状態でステント200が留置されるため、ステント200の留置後に、ステント200の内側を通して各種の医療デバイス(例えば、画像診断用カテーテル、狭窄部拡張用のバルーンカテーテル等)400を進行させるような場合に、ステント200の基端部211bと医療デバイス400とが干渉するのを防止でき、またステント200の先端部211aと医療デバイス400とが干渉するのを防止できる。
以上、本実施形態に係るバルーンカテーテル100によれば、バルーン110が拡張した際に当該バルーン110の両端部側に形成された各変形部115a、115bが突出した形状に変形して、ステント200の両端部211a、211bを留置対象部位(血管壁)に向けて押し広げる。これにより、ステント200の両端部211a、211bが外方側に広げられた形状となって留置対象部位に対して圧着されるため、ステント200を留置した状態において、ステント200の両端部211a、211bと各種の医療デバイス400とが干渉するのを好適に防止することが可能になる。さらに、バルーン110を拡張させる前の状態では、当該バルーン110に形成された各変形部115a、115bが窪んだ形状となるため、各変形部115a、115bにおいてステント200の両端部211a、211bを収容して保持することができる。これにより、ステント200をデリバリーしている間に当該ステント200に位置ずれが発生するのを好適に防止することができ、さらにステント200の両端部211a、211bにおけるバルーン110のプロファイルが小さくなることで、バルーン110の通過性が向上する。
また、バルーン110の基端部側および先端部側のそれぞれに各変形部115a、115bを形成しているため、ステント200の両端部211a、211b側で医療デバイス400との干渉が生じるのを防止することができる。
また、各変形部115a、115bは、バルーン110の内圧が推奨拡張圧に達した際に、凹状に窪んだ形状から凸状に突出した形状へ変形可能に構成されているため、各変形部115a、115b以外の部位を優先的に拡張させてステント200の本体部211を血管壁に圧着させた後、ステント200の両端部211a、211bを凸状に突出させることができる。これにより、ステント200を留置している最中にステント200に位置ずれが生じるのを防止することが可能になる。
上述した実施形態では、バルーン110の両端部側(筒状部111の両端部111a、111b)に変形部を形成した例を示したが、変形部は、バルーン110の両端部側の少なくとも一方に形成されていればよい。ただし、他の医療デバイス400との干渉は、ステント200の内部への入り口側となるステントの基端部211bで発生し易いため、例えば、図4に示す変形例1のように、少なくともバルーン110の基端部111b側に変形部115bを設けることが好ましい。
また、変形部は、バルーン110の両端部側以外の部位に形成することが可能であるし、その個数も特に限定されない。例えば、図5に示す変形例2のように、バルーン110の基端部側に変形部115bを形成し、さらに、複数の変形部115cをバルーン110の他の部位(例えば、筒状部111の中央部付近)に形成することも可能である。
以上、実施形態および変形例を通じて本発明に係るステントデリバリー用バルーンカテーテルを説明したが、本発明は説明した各構成のみに限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
例えば、変形部が凸状に変形する際のバルーンの内圧は、推奨拡張圧以外の圧力であってもよい。また、変形部の拡張前後における断面形状(図1(C)を参照)は、丸みを帯びた円形のみに限定されることはなく、例えば、矩形、三角、楕円などであってもよい。また、変形部は、バルーンの外周全体に沿って形成されている必要はなく、例えば、バルーンの外周の一部のみに形成してもよい。また、変形部が凹状に窪んだ状態でバルーン内に入り込む寸法や、変形部が凸状に突出した状態でバルーン外表面(筒状部の外表面)から離間する寸法、変形部の長さ(バルーンの延在方向に沿う長さ)などについても特に制限はない。
100 バルーンカテーテル、
110 バルーン、
111 筒状部、
111a 筒状部の先端部、
111b 筒状部の基端部、
115a 第1変形部(変形部)、
115b 第2変形部(変形部)、
115c 変形部、
120 シャフト、
200 ステント、
211 ステントの本体部、
211a ステントの先端部、
211b ステントの基端部、
300 血管の内腔、
400 医療デバイス。

Claims (4)

  1. 流体が注入されることで拡張可能であって、当該拡張に伴って拡張変形されるステントを保持可能に構成されたバルーンと、
    前記バルーンが配置された可撓性を備える長尺状のシャフトと、を有し、
    前記バルーンは、
    当該バルーンの延在方向における両端部のうちの少なくとも一方の端部側に形成され、当該バルーンの内圧の増加に応じて内方側に凹状に窪んだ形状から外方側に凸状に突出した形状へ変形可能に構成された変形部を有する、ステントデリバリー用バルーンカテーテル。
  2. 前記変形部は、前記バルーンの基端部側に少なくとも形成されている、請求項1に記載のステントデリバリー用バルーンカテーテル。
  3. 前記変形部は、前記バルーンの基端部側および先端部側に形成されている、請求項1に記載のステントデリバリー用バルーンカテーテル。
  4. 前記変形部は、前記バルーンの内圧が推奨拡張圧に達した際に、凹状に窪んだ形状から凸状に突出した形状へ変形可能に構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のステントデリバリー用バルーンカテーテル。
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