JP5353100B2 - バルーンカテーテル - Google Patents
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Description
外側チューブ状部材とガイドワイヤルーメンを有する内側チューブ状部材とから構成される拡張用ルーメンを有するカテーテルシャフトと、
前記カテーテルシャフトの遠位端に接続されたバルーンと、
前記カテーテルシャフトの近位端に接続されたコネクターから構成されるバルーンカテーテルであって、
前記内側チューブ状部材は、近位側において内径が広くなっており且つ遠位端において前記バルーンとの接続部を有する第1内側チューブ状部材と、近位端においてコネクターとの接続部を有する第2内側チューブ状部材から構成されており、
前記第2内側チューブ状部材の内側に、前記第1内側チューブ状部材をその外周面が前記第2内側チューブ状部材の内周面に摺動可能に組み付けて、前記第1内側チューブ状部材と第2内側チューブ状部材が摺動可能に配置されている摺動部を形成し、
摺動部付近の前記第1内側チューブ状部材の外周面と、前記第2内側チューブ状部材の遠位端部の外周面とが弾性コイルを介して連結されており、
前記摺動部の前記コネクターの近傍部付近において、第1内側チューブ状部材と第2内側チューブ状部材の少なくともどちらか一方に、その壁面を貫通する孔を有し、
過剰加圧時には前記弾性コイルの張力に抗して前記第1内側チューブ状部材が前記第2内側チューブ状部材に対してスライドすることにより、前記第1内側チューブ状部材の外周面又は前記第2内側チューブ状部材の内周面で覆われていた前記孔が、前記拡張用ルーメンと前記ガイドワイヤルーメンとを連通することを特徴とするバルーンカテーテルに関する。
また、本発明は、
外側チューブ状部材とガイドワイヤルーメンを有する内側チューブ状部材とから構成される拡張用ルーメンを有するカテーテルシャフトと、
前記カテーテルシャフトの遠位端に接続されたバルーンと、
前記カテーテルシャフトの近位端に接続されたコネクターから構成されるバルーンカテーテルであって、
前記内側チューブ状部材は、近位側において内径が広くなっており且つ遠位端において前記バルーンとの接続部を有する第1内側チューブ状部材と、近位端においてコネクターとの接続部を有する第2内側チューブ状部材から構成されており、
前記第1内側チューブ状部材の内側に、前記第2内側チューブ状部材をその外周面が前記第1内側チューブ状部材の内周面に摺動可能に組み付けて、前記第1内側チューブ状部材と第2内側チューブ状部材とが摺動可能に配置されている摺動部を形成し、
前記第1内側チューブ状部材の近位端部の外周面と、前記コネクターとが弾性コイルを介して連結されており、
前記摺動部の前記コネクターの近傍部付近において、第1内側チューブ状部材と第2内側チューブ状部材の少なくともどちらか一方に、その壁面を貫通する孔を有し、
過剰加圧時に前記弾性コイルの張力に抗して前記第1内側チューブ状部材が前記第2内側チューブ状部材に対してスライドすることにより、前記第1内側チューブ状部材の内周面又は前記第2内側チューブ状部材の外周面で覆われていた前記孔が、前記拡張用ルーメンと前記ガイドワイヤルーメンとを連通することを特徴とするバルーンカテーテルに関する。
ポリアミドエラストマーを用いて押出成形法により内外径が略円形状のチューブ状パリソンを作製し、未拡張状態で95mmのバルーンを作製した。圧力を開放させる所定圧力を23.0atmと設定した。23.0atmに加圧した状態でのバルーンの長さが107mmであったため、第1内側チューブと第2内側チューブがスライドして孔を開放するまでの距離を12mmに設定した。
図3に示すバルーンカテーテルを以下のように作製した。
図4に示すバルーンカテーテルを以下のように作製した。
図5に示すバルーンカテーテルを以下のように作製した。
前記第1内側チューブ状部材と前記ポリアミドエラストマー製バルーンの遠位端を接続し、組立て体として完成させた後、前記バルーンを折りたたみ、熱処理により折りたたみ性を保持するように記憶させ、バルーンカテーテルを作製した。
図6に示すバルーンカテーテルを以下のように作製した。
前記第1内側チューブ状部材と前記ポリアミドエラストマー製バルーンの遠位端を接続し、組立て体として完成させた後、前記バルーンを折りたたみ、熱処理により折りたたみ性を保持するように記憶させ、バルーンカテーテルを作製した。
実施例1から4のバルーンカテーテルにそれぞれ加圧試験を10例ずつ実施したところ、22.6atm〜23.9atmで急激な圧力低下が観測された。このとき第1内側チューブ遠位側からの加圧流体の漏出は認められなかった。
12 バルーン
13 外側チューブ
14 第1内側チューブ
15 弾性コイル
17 第2内側チューブ
18 コネクター
19 孔
21 ガイドワイヤー
22 バルーン
23 外側チューブ
24 第1内側チューブ
25 弾性コイル
27 第2内側チューブ
28 コネクター
29 孔
31 ガイドワイヤー
32 バルーン
33 外側チューブ
34 第1内側チューブ
35 弾性コイル
36 凹形状リング密封体
37 第2内側チューブ
38 コネクター
39 孔
41 ガイドワイヤー
42 バルーン
43 外側チューブ
44 第1内側チューブ
45 弾性コイル
46 凹形状リング密封体
47 第2内側チューブ
48 コネクター
49 孔
51 ガイドワイヤー
52 バルーン
53 外側チューブ
54 第1内側チューブ
55 弾性コイル
56 凹形状リング密封体
57 第2内側チューブ
58 コネクター
59 孔
61 ガイドワイヤー
62 バルーン
63 外側チューブ
64 第1内側チューブ
65 弾性コイル
66 凹形状リング密封体
67 第2内側チューブ
68 コネクター
69 孔
70 くぼみ
74 第1内側チューブ
76 凹形状リング密封体
Claims (3)
- 外側チューブ状部材とガイドワイヤルーメンを有する内側チューブ状部材とから構成される拡張用ルーメンを有するカテーテルシャフトと、
前記カテーテルシャフトの遠位端に接続されたバルーンと、
前記カテーテルシャフトの近位端に接続されたコネクターから構成されるバルーンカテーテルであって、
前記内側チューブ状部材は、近位側において内径が広くなっており且つ遠位端において前記バルーンとの接続部を有する第1内側チューブ状部材と、近位端においてコネクターとの接続部を有する第2内側チューブ状部材から構成されており、
前記第2内側チューブ状部材の内側に、前記第1内側チューブ状部材をその外周面が前記第2内側チューブ状部材の内周面に摺動可能に組み付けて、前記第1内側チューブ状部材と第2内側チューブ状部材とが摺動可能に配置されている摺動部を形成し、
摺動部付近の前記第1内側チューブ状部材の外周面と、前記第2内側チューブ状部材の遠位端部の外周面とが弾性コイルを介して連結されており、
前記摺動部の前記コネクターの近傍部付近において、第1内側チューブ状部材と第2内側チューブ状部材の少なくともどちらか一方に、その壁面を貫通する孔を有し、
過剰加圧時には前記弾性コイルの張力に抗して前記第1内側チューブ状部材が前記第2内側チューブ状部材に対してスライドすることにより、前記第1内側チューブ状部材の外周面又は前記第2内側チューブ状部材の内周面で覆われていた前記孔が、前記拡張用ルーメンと前記ガイドワイヤルーメンとを連通することを特徴とするバルーンカテーテル。 - 外側チューブ状部材とガイドワイヤルーメンを有する内側チューブ状部材とから構成される拡張用ルーメンを有するカテーテルシャフトと、
前記カテーテルシャフトの遠位端に接続されたバルーンと、
前記カテーテルシャフトの近位端に接続されたコネクターから構成されるバルーンカテーテルであって、
前記内側チューブ状部材は、近位側において内径が広くなっており且つ遠位端において前記バルーンとの接続部を有する第1内側チューブ状部材と、近位端においてコネクターとの接続部を有する第2内側チューブ状部材から構成されており、
前記第1内側チューブ状部材の内側に、前記第2内側チューブ状部材をその外周面が前記第1内側チューブ状部材の内周面に摺動可能に組み付けて、前記第1内側チューブ状部材と第2内側チューブ状部材とが摺動可能に配置されている摺動部を形成し、
前記第1内側チューブ状部材の近位端部の外周面と、前記コネクターとが弾性コイルを介して連結されており、
前記摺動部の前記コネクターの近傍部付近において、第1内側チューブ状部材と第2内側チューブ状部材の少なくともどちらか一方に、その壁面を貫通する孔を有し、
過剰加圧時に前記弾性コイルの張力に抗して前記第1内側チューブ状部材が前記第2内側チューブ状部材に対してスライドすることにより、前記第1内側チューブ状部材の内周面又は前記第2内側チューブ状部材の外周面で覆われていた前記孔が、前記拡張用ルーメンと前記ガイドワイヤルーメンとを連通することを特徴とするバルーンカテーテル。 - 第1内側チューブ状部材と第2内側チューブ状部材の摺動部に密封体を有することを特徴とする請求項1または2記載のバルーンカテーテル。
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