JP2017028813A - 保護継電器動作確認装置 - Google Patents

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雄介 松浦
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多味夫 能勢
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光正 山田
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英一 妹尾
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久弥 藤井
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Abstract

【課題】保護継電器の仕様に関わらず正確かつ迅速にその動作確認を行うことができる保護継電器動作確認装置を提供する。【解決手段】3個の保護継電器1A〜1Cに3個の補助継電器2A〜2Cを介して接続された3個のトリップロック端子3A〜3Cに動作確認装置10を接続するための3個の入力接続端子11〜13と、3個の入力接続端子11〜13とアース端子14との間に接続された3個の検出用継電器21,31,41と、3個の検出用継電器21,31,41の接点動作により動作する3個の検出用補助継電器22,32,42と、3個の検出用補助継電器22,32,42の接点動作により点灯する3個のLED23,33,43とを具備する。3個の検出用補助継電器22,32,42は、3個の検出用継電器21,31,41の接点が開かれたのちも3個のLED23,33,43を点灯し続けさせるための自己保持機能を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数個の保護継電器の動作確認をするのに好適な保護継電器動作確認装置に関する。
保護継電器は、事故検出時にトリップ信号(遮断器トリップ電流)を出力して、該当線路に設置された遮断器を遮断するように構成されている。
このような保護継電器を点検する場合には、保護継電器がトリップ信号を誤って出力すると停電を発生させるため、トリップロック端子(図2に示す3個のトリップロック端子3A〜3C参照)の保護継電器側端子および遮断器側端子間を電気的に短絡するための短絡片を取り外してトリップロックしている。
また、保護継電器点検作業の終了後にはトリップロック端子の保護継電器側端子および遮断器側端子間に短絡片を取り付けてトリップロックを解除するが、その前に保護継電器の動作確認(健全性確認)を以下の手順に従って行っている。
(手順1)作業員は、複数個の保護継電器が設置されたリレー盤の状態および各保護継電器のトリップロック端子の状態確認を行う。
(手順2)作業員は、動作確認を行う保護継電器(以下、「対象保護継電器」と称する。)に接続されたトリップロック端子の保護継電器側端子に直流電圧計を接続する。
(手順3)作業員は、対象保護継電器を不使用状態から使用状態に切り替える。
(手順4)作業員は、対象保護継電器のトリップロック端子の保護継電器側端子に接続した直流電圧計の指針を注視して、目視確認により指針が振れるか否かを確認し、指針が振れた場合には「対象保護継電器が誤動作した」と判断する。
(手順5)作業員は、対象保護継電器を使用状態から不使用状態に切り替える。
(手順6)作業員は、対象保護継電器のトリップロック端子の保護継電器側端子から直流電圧計を取り外したのち、次に動作確認を行う保護継電器に接続されたトリップロック端子の保護継電器側端子に直流電圧計を接続する。
(手順7)作業員は、手順3〜6の作業を繰り返して、動作確認の対象となるすべての保護継電器について動作確認を行う。
なお、本出願人は、下記の特許文献1において、トリップロック端子の本体に、保護継電器側に接続される第1の本体端子と遮断器側に接続される第2の本体端子とを設けるとともに、プラグに、第1および第2のプラグ端子と、第1および第2のプラグ端子間に電気的に接続された発光素子と、第1および第2のプラグ端子とに接触可能な短絡導電部とを設けて、第1の装着状態では第1および第2の本体端子と第1および第2のプラグ端子とをそれぞれ接触させ、第2の装着状態では第1および第2の本体端子を短絡導電部に接触させることにより、プラグを本体に挿入して第1の装着状態を形成すれば、第1および第2の本体端子が発光素子を介して電気的に接続されるので、第1および第2の本体端子間に電圧があれば発光素子が発光し、遮断器が動作するおそれがあることを知ることが可能となるようにした、トリップロック端子及びこれに用いる動作確認試験機を提案している。
特開2006−333659号公報
しかしながら、近年の保護継電器のデジタル化に伴い、母線保護継電器や送電線自動復旧装置などの保護継電器はトリップ信号(遮断器トリップ電流)を短時間(たとえば、1秒)しか出力しない仕様となってきており(以下、このような仕様の保護継電器を「ワンショット出力式保護継電器」と称する。)、動作確認の際にワンショット出力式保護継電器が誤動作してもトリップ信号が短時間しか出力されないため、上記の手順4においてもワンショット出力式保護継電器のトリップロック端子の保護継電器側端子に接続した直流電圧計の指針が短時間しか振れないので、目視確認するタイミングが少しでも遅れたりするとワンショット出力式保護継電器の誤動作を正確に確認できず、トリップロック解除後に該当線路の遮断器が誤遮断される可能性があり系統信頼度が損なわれるという問題があった。
上記の特許文献1で提案した動作確認試験機においても、トリップ信号が長時間出力される保護継電器については発光素子が長時間発光し続けるため特に問題は生じないが、トリップ信号が短時間しか出力されないワンショット出力式保護継電器については発光素子が短時間(たとえば、1秒)しか発光しないため、上述した問題を根本的に解決することができないという問題がある。
また、リレー盤に設置された複数個の保護継電器の動作確認を同日に行う場合には、上記の手順3〜6の作業を各保護継電器について行う必要があるため(上記の手順7参照)、上記の手順4の目視確認も繰り返し行うので、作業時間を要するという問題があった。
本発明の目的は、保護継電器の仕様に関わらず正確かつ迅速にその動作確認を行うことができる保護継電器動作確認装置を提供することにある。
本発明の保護継電器動作確認装置は、複数個の保護継電器(1A〜1C)の点検作業後のトリップロック解除前に該複数個の保護継電器の動作確認をするための保護継電器動作確認装置(10)であって、前記複数個の保護継電器に複数個の補助継電器(2A〜2C)を介してそれぞれ接続された複数個のトリップロック端子(3A〜3C)に前記保護継電器動作確認装置を接続するための複数個の入力接続端子(11〜13)と、アース端子(14)と、前記複数個の入力接続端子と前記アース端子との間にそれぞれ接続された複数個の検出用継電器(21,31,41)と、該複数個の検出用継電器の接点動作によりそれぞれ動作する複数個の検出用補助継電器(22,32,42)と、該複数個の検出用補助継電器の接点動作によりそれぞれ点灯する複数個のLED(23,33,43)とを具備し、前記複数個の検出用補助継電器が、前記複数個の検出用継電器の接点が開かれたのちも前記複数個のLEDを点灯し続けさせるための自己保持機能を備えていることを特徴とする。
ここで、前記複数個の検出用継電器がa接点(21a,31a,41a)を備え、前記複数個の検出用継電器の前記a接点の一端が、押ボタンスイッチ(62)を介して直流電圧源(61)の正電極に接続されており、前記複数個の検出用補助継電器が他のa接点(22a,32a,42a)を備え、前記複数個の検出用補助継電器が、前記複数個の検出用継電器の前記a接点の他端と前記直流電圧源の負電極との間にそれぞれ接続されており、前記複数個の検出用補助継電器の前記他のa接点の一端が、前記複数個のLEDのカソードにそれぞれ接続されているとともに、前記複数個の検出用補助継電器の前記他のa接点の他端が、前記複数個の検出用継電器の前記a接点の他端および前記複数個の検出用補助継電器にそれぞれ接続されており、前記複数個のLEDのアノードが、前記押ボタンスイッチを介して前記直流電圧源の正電極に接続されていてもよい。
前記複数個の検出用補助継電器が動作していない状態では開いたままであるとともに該複数個の検出用補助継電器のうちいずれか1個が動作すると閉じる接点(51)と、該接点と直列に接続されたブザー(52)とをさらに具備し、前記接点と前記ブザーとが前記直流電圧源と並列に接続されていてもよい。
本発明の保護継電器動作確認装置は、以下に示す効果を奏する。
(1)複数個の検出用継電器の接点が開かれたのちも複数個のLEDを点灯し続けさせることにより、トリップ信号が短時間しか出力されないワンショット出力式保護継電器であっても誤動作を検出すると対応のLEDが点灯し続けるとともに、複数個の保護継電器の使用状態および不使用状態の1回の切替操作で各保護継電器の誤動作を確認することができるため、保護継電器の仕様に関わらず正確かつ迅速に各保護継電器の動作確認を行うことができる。
(2)LEDのほかにブザーを具備することにより、ワンショット出力式保護継電器であっても作業員はその誤動作を目と耳とで確実に確認することができる。
本発明の一実施例による保護継電器動作確認装置10の構成を示すブロック図である。 図1に示した保護継電器動作確認装置10を用いた保護継電器動作確認方法について説明するための図である。 図1に示した保護継電器動作確認装置10を用いた保護継電器動作確認方法について説明するための図である。 図1に示した保護継電器動作確認装置10を用いた保護継電器動作確認方法について説明するための図である。
上記の目的を、複数個の検出用継電器の接点動作により動作する複数個の検出用補助継電器に、複数個の検出用継電器の接点が開かれたのちも複数個のLEDを点灯し続けるための自己保持機能を備えさせることにより実現した。
以下、本発明の保護継電器動作確認装置の実施例について図面を参照して説明する。
本発明の一実施例による保護継電器動作確認装置10(以下、「動作確認装置10」と称する。)は、リレー分電盤に設置された3個の保護継電器1A〜1C(図2参照)の点検作業後のトリップロック解除前に3個の保護継電器1A〜1Cの動作確認をする際に使用するものである。
ここで、図2に示すように、保護継電器1Aは補助継電器2Aを介してトリップロック端子3Aに接続されており、保護継電器1Bは補助継電器2Bを介してトリップロック端子3Bに接続されており、保護継電器1Cは補助継電器2Cを介してトリップロック端子3Cに接続されている。
3個の保護継電器1A〜1Cには制御用正電圧線から制御用直流電流が供給されており、通常時には3個のトリップロック端子3A〜3Cの短絡片は取り付けられているため、3個の保護継電器1A〜1Cが動作すると、3個の保護継電器1A〜1Cの接点動作により3個の補助継電器2A〜2Cがそれぞれ動作して、各遮断器トリップ電流が3個のトリップロック端子3A〜3Cを介して各該当線路の遮断器に供給される。
3個の保護継電器1A〜1Cの動作確認をする際には、3個のトリップロック端子3A〜3Cの短絡片は取り外されている(図2の×印参照)。
動作確認装置10は、図1に示すように、3個の入力接続端子11〜13と、アース端子14と、3個の検出用継電器21,31,41と、3個の検出用補助継電器22,32,42と、3個のLED(発光ダイオード)23,33,43と、接点51と、ブザー52と、直流電圧源61と、押ボタンスイッチ62とを具備する。
ここで、3個の入力接続端子11〜13は、3個の保護継電器1A〜1C(図2参照)に3個の補助継電器2A〜2Cを介してそれぞれ接続された3個のトリップロック端子3A〜3Cの保護継電器側端子と動作確認装置10とを接続するためのものである。
検出用継電器21は、入力接続端子11とアース端子14との間に接続されているとともに、a接点21aを備える。
検出用継電器31は、入力接続端子12とアース端子14との間に接続されているとともに、a接点31aを備える。
検出用継電器41は、入力接続端子13とアース端子14との間に接続されているとともに、a接点41aを備える。
3個のa接点21a,31a,41aの一端は、押ボタンスイッチ62を介して直流電圧源61の正電極に接続されている。
検出用補助継電器22は、検出用継電器21の接点動作により動作するものであり、検出用継電器21のa接点21aの他端と直流電圧源61の負電極との間に接続されているとともに、a接点22aを備える。
検出用補助継電器32は、検出用継電器31の接点動作により動作するものであり、検出用継電器31のa接点31aの他端と直流電圧源61の負電極との間に接続されているとともに、a接点32aを備える。
検出用補助継電器42は、検出用継電器41の接点動作により動作するものであり、検出用継電器41のa接点41aの他端と直流電圧源61の負電極との間に接続されているとともに、a接点42aを備える。
LED23は、検出用補助継電器22の接点動作により点灯するものであり、そのカソードは検出用補助継電器22のa接点22aの一端に接続されているとともに、そのアノードは押ボタンスイッチ62を介して直流電圧源61の正電極に接続されている。
LED33は、検出用補助継電器32の接点動作により点灯するものであり、そのカソードは検出用補助継電器32のa接点32aの一端に接続されているとともに、そのアノードは押ボタンスイッチ62を介して直流電圧源61の正電極に接続されている。
LED43は、検出用補助継電器42の接点動作により点灯するものであり、そのカソードは検出用補助継電器42のa接点42aの一端に接続されているとともに、そのアノードは押ボタンスイッチ62を介して直流電圧源61の正電極に接続されている。
3個の検出用補助継電器22,32,42のa接点22a,32a,42aの他端は、3個の検出用継電器21,31,41のa接点21a,31a,41aの他端および3個の検出用補助継電器22,32,42にそれぞれ接続されている。
これにより、3個の検出用補助継電器22,32,42は、3個の検出用継電器21,31,41のa接点21a,31a,41aが開かれたのちも3個のLED23,33,43を点灯し続けさせるための自己保持機能を備える。
接点51は、3個の検出用補助継電器22,32,42が動作していない状態では開いたままであり、3個の検出用補助継電器22,32,42のうちいずれか1個が動作すると閉じる。
接点51およびブザー52は、直列に接続されているとともに、直流電圧源61と並列に接続されている。
次に、動作確認装置10を用いて3個の保護継電器1A〜1Cの動作確認を行う際の手順について、図2〜4を参照して説明する。
(手順a)作業員は、3個の保護継電器1A〜1Cが設置されたリレー盤の状態および3個トリップロック端子3A〜3Cの状態確認を行う。
(手順b)作業員は、図2に示すように、3本の接続線を用いて3個のトリップロック端子3A〜3Cの保護継電器側端子と動作確認装置10の3個の入力接続端子11〜13とを電気的にそれぞれ接続したのち、押ボタンスイッチ62を押してオンにする。
(手順c)作業員は、3個の保護継電器1A〜1Cを不使用状態から使用状態に順次切り替えたのち、3個の保護継電器1A〜1Cを使用状態から不使用状態に順次切り替える。
このとき、3個の保護継電器1A〜1Cのいずれも誤動作しない場合には、3個の補助継電器2A〜2Cは動作しないため、動作確認装置10の3個の検出用継電器21,31,41に制御用直流電流が流れないので、3個の検出用補助継電器22,32,42はいずれも動作しない。
その結果、3個のLED23,33,43はいずれも消灯したままであるとともに、ブザー52も鳴らない。
一方、たとえば3個の保護継電器1A〜1Cのうち保護継電器1Bのみが誤動作すると、図3に実線の矢印で示すように補助継電器2Bが保護継電器1Bの接点動作により動作するため、同図に一点鎖線の矢印で示すように動作確認装置10の検出用継電器31に制御用直流電流が流れるので、検出用継電器31が動作して検出用継電器31のa接点31aが閉じる(図3の実線の矢印参照)。
その結果、同図に一点鎖線の矢印で示すように検出用補助継電器32に直流電圧源61から押しボタンスイッチ62および検出用継電器31のa接点31aを介して直流電流が流れるため、検出用補助継電器32が動作して、検出用補助継電器32aのa接点32aと接点51とが閉じる(図4の実線の矢印参照)。
これにより、LED33に直流電圧源61から押しボタンスイッチ62介して直流電流が流れるとともにブザー52にも直流電圧源61から直流電流が流れるため、3個のLED23,33,43のうちLED33のみが点灯するとともにブザー52が鳴動する。
このとき、作業員が押しボタンスイッチ62を押してオフにして検出用補助継電器32aの動作を止めるとともに接点51を開かない限り、検出用継電器31のa接点31aおよび接点51は閉じたままとなるため、3個の保護継電器1A〜1Cをすべて使用状態から不使用状態に切り替えてもLED33は点灯し続けるとともにブザー52も鳴動し続ける。
これにより、作業員は、3個の保護継電器1A〜1Cの使用状態および不使用状態の1回の切替操作で保護継電器1Bのみが誤動作したことを確認することができるとともに、3個の保護継電器1A〜1Cのうち保護継電器1Bのみが誤動作したことを容易に確認することができる。
また、保護継電器1Bがワンショット出力式保護継電器である場合には、動作確認装置10の検出用継電器31には制御用直流電流が短時間(たとえば、1秒間)しか流れないため、検出用継電器31のa接点31aも短時間しか閉じないが、検出用補助継電器32aには直流電圧源61から押しボタンスイッチ62および検出用継電器31のa接点31aを介して直流電流が流れ続ける。
その結果、検出用補助継電器32aは動作を継続するため、作業員が押しボタンスイッチ62を押してオフにして検出用補助継電器32aの動作を止めるとともに接点51を開かない限り、検出用継電器31のa接点31aおよび接点51は閉じたままとなるので、LED33は点灯し続けるとともにブザー52も鳴動し続ける。
これにより、保護継電器1Bがワンショット出力式保護継電器であっても、作業員は、3個の保護継電器1A〜1Cの使用状態および不使用状態の1回の切替操作で保護継電器1Bのみが誤動作したことを確認することができるとともに、3個の保護継電器1A〜1Cのうち保護継電器1Bのみが誤動作したことを容易に確認することができる。
以上の説明では、上述した手順cにおいて作業員は3個の保護継電器1A〜1Cを不使用状態から使用状態に順次切り替えたのちに3個の保護継電器1A〜1Cを使用状態から不使用状態に順次切り替えたが、保護継電器1Aを不使用状態から使用状態に切り替えたのち1秒以上経過後(たとえば、5秒後)に保護継電器1Aを使用状態から不使用状態に切り替え、以下同様にして2個の保護継電器1B,1Cについて使用状態から不使用状態への切替および使用状態から不使用状態への切替を行ってもよい。
1A〜1C 保護継電器
2A〜2C 補助継電器
3A〜3C トリップロック端子
10 動作確認装置
11〜13 入力接続端子
14 アース端子
21,31,41 検出用継電器
22,32,42 検出用補助継電器
23,33,43 LED
21a,22a,31a,32a,41a,42a a接点
51 接点
52 ブザー
61 直流電圧源
62 押ボタンスイッチ

Claims (3)

  1. 複数個の保護継電器(1A〜1C)の点検作業後のトリップロック解除前に該複数個の保護継電器の動作確認をするための保護継電器動作確認装置(10)であって、
    前記複数個の保護継電器に複数個の補助継電器(2A〜2C)を介してそれぞれ接続された複数個のトリップロック端子(3A〜3C)に前記保護継電器動作確認装置を接続するための複数個の入力接続端子(11〜13)と、
    アース端子(14)と、
    前記複数個の入力接続端子と前記アース端子との間にそれぞれ接続された複数個の検出用継電器(21,31,41)と、
    該複数個の検出用継電器の接点動作によりそれぞれ動作する複数個の検出用補助継電器(22,32,42)と、
    該複数個の検出用補助継電器の接点動作によりそれぞれ点灯する複数個のLED(23,33,43)とを具備し、
    前記複数個の検出用補助継電器が、前記複数個の検出用継電器の接点が開かれたのちも前記複数個のLEDを点灯し続けさせるための自己保持機能を備えている、
    ことを特徴とする、保護継電器動作確認装置。
  2. 前記複数個の検出用継電器がa接点(21a,31a,41a)を備え、
    前記複数個の検出用継電器の前記a接点の一端が、押ボタンスイッチ(62)を介して直流電圧源(61)の正電極に接続されており、
    前記複数個の検出用補助継電器が他のa接点(22a,32a,42a)を備え、
    前記複数個の検出用補助継電器が、前記複数個の検出用継電器の前記a接点の他端と前記直流電圧源の負電極との間にそれぞれ接続されており、
    前記複数個の検出用補助継電器の前記他のa接点の一端が、前記複数個のLEDのカソードにそれぞれ接続されているとともに、前記複数個の検出用補助継電器の前記他のa接点の他端が、前記複数個の検出用継電器の前記a接点の他端および前記複数個の検出用補助継電器にそれぞれ接続されており、
    前記複数個のLEDのアノードが、前記押ボタンスイッチを介して前記直流電圧源の正電極に接続されている、
    ことを特徴とする、請求項1記載の保護継電器動作確認装置。
  3. 前記複数個の検出用補助継電器が動作していない状態では開かれたままであるとともに該複数個の検出用補助継電器のうちいずれか1個が動作すると閉じる接点(51)と、
    該接点と直列に接続されたブザー(52)とをさらに具備し、
    前記接点と前記ブザーとが前記直流電圧源と並列に接続されている、
    ことを特徴とする、請求項2記載の保護継電器動作確認装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102402548B1 (ko) * 2021-11-15 2022-05-30 이에스피 주식회사 자동 감시 및 분석 구조의 전력 설비 보호 계통 진단 시스템

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