JP2017028137A - 部品装着装置及び部品装着方法 - Google Patents

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【課題】部品が基板に装着されたか否かをより適切に判定できるようにする。【解決手段】部品が有する二股状の係止爪を基板の挿入孔に挿入することで、部品を基板に装着するものにおいて、部品をメカニカルチャックで把持して基板に加圧挿入する際に、メカニカルチャックに対する加圧力を検知する圧力センサが、メカニカルチャックに作用する加圧力Aが上昇し(S140,S150)、その後、所定時間以内に、下降したことを検知すると(S160〜S180)、部品が基板に装着されたと判定する(S210)。【選択図】図6

Description

本発明は、部品装着装置及び部品装着方法に関する。
従来より、部品を基板に装着する部品装着装置が知られている。例えば、特許文献1には、移載ヘッドの吸着ノズルに吸着させた電子部品(部品)を、移載ヘッドの下降動作によって回路基板に接触させた後、当該部品に一定押圧力を加えることで、部品を基板に固定する部品装着装置が開示されている。この部品装着装置では、部品を基板に接触させた際に部品に加わる押圧力をトルク値として検出する押圧制御部と、移載ヘッドの現在位置を検出する位置検出部とを備え、押圧制御部が一定押圧力より大きいあたり検出用トルク値を検出し且つ位置検出部が部品の基板からの高さとして所定装着高さ値を検出すると、部品が基板に装着されたと判断している。
特開2001−196794号公報
しかしながら、基板に装着する部品によっては、部品を装着する際に加わる圧力が変化する場合があり、この場合、上述した部品装着装置のようにあたり検出用トルク値を検出するだけでは、部品の装着を正確に判断することが困難である。
本発明は、部品が基板に装着されたか否かをより適切に判定できるようにすることを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の部品装着装置は、
部品の挿入部を基板の被挿入部に加圧しながら挿入することで前記部品を前記基板に装着する部品装着装置であって、
前記部品を保持する保持部材と、
前記保持部材を昇降可能な昇降手段と、
前記保持部材に対する加圧力を検知する加圧力検知手段と、
前記部品が前記基板に装着されたか否かを判定する装着判定手段と、
を備え、
前記部品の挿入部と前記基板の被挿入部の少なくとも一方は、前記挿入部が前記被挿入部に挿入される過程で弾性変形し、前記挿入部が前記被挿入部に所定量挿入された後は、弾性変形が解除されるものであり、
前記装着判定手段は、前記加圧力検知手段によって前記保持部材に対する加圧力の上昇が検知され該上昇が検知された後に加圧力の下降が検知された場合に、前記部品が前記基板に装着されたと判定する
ことを要旨とする。
この本発明の部品装着装置では、部品の挿入部を基板の被挿入部に加圧しながら挿入することで部品を基板に装着するものにおいて、部品の挿入部と基板の被挿入部の少なくとも一方を、挿入部が被挿入部に挿入される過程で弾性変形し、挿入部が被挿入部に所定量挿入された後は、弾性変形が解除されるように構成し、保持部材に対する加圧力の上昇を検知し、当該上昇を検知した後に加圧力の下降を検知した場合に、部品が基板に装着されたと判定する。このように、部品の挿入部または基板の被挿入部が加圧挿入時に弾性変形するのを保持部材に対する加圧力の上昇によって判断し、挿入部または被挿入部の弾性変形が解除されるのを保持部材に対する加圧力の下降によって判断する。これにより、部品が基板に装着されたか否かをより適切に判定することができる。
こうした本発明の部品装着装置において、前記部品の挿入部は、前記基板の被挿入部に挿入される過程で弾性変形し、前記挿入部が前記被挿入部に所定量挿入されると、弾性変形が解除されて前記被挿入部に係止される弾性係止爪を有するものとすることもできる。
また、本発明の部品装着装置において、前記保持部材の昇降位置を検知する昇降位置検知手段を備え、前記装着判定手段は、前記加圧力検知手段によって加圧力の上昇が検知された後に加圧力の下降が検知され、且つ、前記昇降位置検知手段により検知された前記保持部材の昇降位置が目標装着位置を含む所定範囲内にある場合に、前記部品が前記基板に装着されたと判定するものとすることもできる。こうすれば、部品が基板に装着されたか否かをより正確に判定することができる。
本発明の部品装着方法は、
部品の挿入部を基板の被挿入部に加圧しながら挿入することで前記部品を前記基板に装着する部品装着方法であって、
前記部品の挿入部と前記基板の被挿入部の少なくとも一方は、前記挿入部が前記被挿入部に挿入される過程で弾性変形し、前記挿入部が前記被挿入部に所定量挿入された後は、弾性変形が解除されるものであり、
前記部品を保持可能な保持部材により前記部品を下降させることで前記部品の挿入部を前記基板の被挿入部に加圧しながら挿入し、加圧力の上昇を検知し且つ該上昇を検知した後に加圧力の下降を検知した場合に、前記部品が前記基板に装着されたと判定する
ことを要旨とする。
この本発明の部品装着方法では、部品の挿入部を基板の被挿入部に加圧しながら挿入することで部品を基板に装着するものにおいて、部品の挿入部と基板の被挿入部の少なくとも一方を、挿入部が被挿入部に挿入される過程で弾性変形し、挿入部が被挿入部に所定量挿入された後は、弾性変形が解除されるように構成し、保持部材に対する加圧力の上昇を検知し、当該上昇を検知した後に加圧力の下降を検知した場合に、部品が基板に装着されたと判定する。このように、部品の挿入部または基板の被挿入部が加圧挿入時に弾性変形するのを保持部材に対する加圧力の上昇によって判断し、挿入部または被挿入部の弾性変形が解除されるのを保持部材に対する加圧力の下降によって判断する。これにより、部品が基板に装着されたか否かをより適切に判定することができる。
本実施形態の部品装着装置10の構成の概略を示す構成図である。 装着ヘッド40の構成の概略を示す構成図である。 メカニカルチャック60の構成の概略を示す構成図である。 部品12の外観を示す外観図である。 部品装着装置10の制御装置70の構成の概略を示す構成図である。 制御装置70のCPU71により実行される部品装着処理の一例を示すフローチャートである。 部品12を基板14に装着する様子を示す説明図である。 部品12を基板14に装着する際のメカニカルチャック60に対する加圧力Aの変化の様子を示す説明図である。
本発明を実施するための形態を説明する。
図1は本実施形態の部品装着装置10の構成の概略を示す構成図であり、図2は装着ヘッド40の構成の概略を示す構成図であり、図3はメカニカルチャック60の構成の概略を示す構成図であり、図4は部品12の外観を示す外観図であり、図5は部品装着装置10の制御装置70の構成の概略を示す構成図である。なお、図1の左右方向がX軸方向であり、前(手前)後(奥)方向がY軸方向であり、上下方向がZ軸方向である。
部品装着装置10は、図1に示すように、部品12を部品供給位置まで供給する部品供給装置20と、基板14を搬送する基板搬送装置24と、部品供給位置に供給された部品12を把持して基板14に装着する装着ヘッド40と、装着ヘッド40をXY方向に移動させるXYロボット30と、装置全体をコントロールする制御装置70(図5参照)と、を備える。また、部品装着装置10は、これらの他に、装着ヘッド40に把持された部品12の姿勢を撮像するためのパーツカメラ26や装着ヘッド40に設けられて基板14に付された位置決め基準マークを読み取るためのマークカメラ28なども備えている。
部品供給装置20は、本実施形態では、複数の部品12が格子状に収容されたトレイ22によって部品12を供給するトレイフィーダとして構成されている。
XYロボット30は、図1に示すように、図示しない筐体の上段部に前後方向(Y軸方向)に沿って設けられた左右一対のY軸ガイドレール33と、左右一対のY軸ガイドレール33に架け渡されY軸ガイドレール33に沿って移動が可能なY軸スライダ34と、Y軸スライダ34の側面に左右方向(X軸方向)に沿って設けられたX軸ガイドレール31と、X軸ガイドレール31に沿って移動が可能なX軸スライダ32と、を備える。X軸スライダ32は、X軸モータ36(図5参照)の駆動によって移動可能であり、Y軸スライダ34は、Y軸モータ38(図5参照)の駆動によって移動可能である。X軸スライダ32には装着ヘッド40が取り付けられており、制御装置70は、XYロボット30(X軸モータ36およびY軸モータ38)を駆動制御することにより、XY平面上の任意の位置に装着ヘッド40を移動可能である。
装着ヘッド40は、軸状部材としてのヘッド本体42と、ヘッド本体42に取り付けられ部品12を把持するメカニカルチャック60と、ヘッド本体42を回転させる回転装置45と、ヘッド本体42を昇降させる第1昇降装置50と、メカニカルチャック60を昇降させる第2昇降装置55と、を備える。
メカニカルチャック60は、図3に示すように、ヘッド本体42に対してZ軸方向に相対移動が可能に取り付けられたチャック本体61と、L字状に形成された左右一対の把持部62a,62bと、各把持部62,62bのL字の底辺に取り付けられて左右一対の把持部62,62bを互いに近接および離間する方向にスライド可能なスライダ64と、スライダ64を駆動する駆動モータ66(図5参照)と、を備える。
回転装置45は、回転軸にギヤ47が設けられたR軸モータ46を備える。ヘッド本体42の上端には、ギヤ47と噛み合うギヤ43が設けられている。したがって、制御装置70はR軸モータ46を回転駆動することで、ヘッド本体42に取り付けられたメカニカルチャック60に把持されている部品12を任意の回転角度に調整することができる。
第1昇降装置50は、第1リニアモータ51と、第1リニアモータ51の駆動によりZ軸方向に昇降可能な第1Z軸スライダ52と、を備える。第1Z軸スライダ52には、ヘッド本体42に設けられた水平部44に係合可能な第1係合部52aが形成されている。これにより、ヘッド本体42は、第1Z軸スライダ52の昇降に伴って昇降可能となっている。ヘッド本体42は、メカニカルチャック60が取り付けられるから、ヘッド本体42の昇降に伴ってメカニカルチャック60を昇降することができる。
第2昇降装置55は、第1昇降装置50の第1Z軸スライダ52に取り付けられた第2リニアモータ56と、第2リニアモータ56の駆動によりZ軸方向に昇降可能な第2Z軸スライダ57と、を備える。第2Z軸スライダ57には、メカニカルチャック60の上面に係合可能な第2係合部57aが形成されている。これにより、メカニカルチャック60は、第2Z軸スライダ57の昇降に伴って昇降可能となっている。本実施形態では、第2昇降装置55による第2Z軸スライダ57のストローク距離は、第1昇降装置50による第1Z軸スライダ52のストローク距離よりも短くなっている。装着ヘッド40は、第1昇降装置50によってメカニカルチャック60に把持されている部品12のZ軸位置を大まかに調整した後、第2昇降装置55によって部品12のZ軸位置を細かく調整することができる。また、第2Z軸スライダ57には、メカニカルチャック60に把持されている部品12を基板14に押し当てて装着する際にメカニカルチャック60に対して作用する加圧力(荷重)αを検出するための圧力センサ59が設けられている。
部品12は、本実施形態では、図4に示すように、基板14の挿入孔14a(図2参照)に挿入して係止が可能な二股状の係止爪12a,12bを有する。
制御装置70は、図5に示すように、CPU71とROM72とHDD73とRAM74と入出力インターフェース75とを備える。これらはバス76を介して電気的に接続されている。制御装置70には、パーツカメラ26からの画像信号やマークカメラ28からの画像信号、圧力センサ59からの加圧力A、X軸スライダ32のX軸方向の位置を検知するX軸位置センサ37からの検知信号、Y軸スライダ34のY軸方向の位置を検知するY軸位置センサ39からの検知信号、第1Z軸スライダ52のZ軸方向の位置を検知する第1Z軸位置センサ53からの検知信号,第2Z軸スライダ57のZ軸方向の位置を検知する第2Z軸位置センサ58からの検知信号などが入出力インターフェース75を介して入力されている。一方、制御装置70からは、部品供給装置20への制御信号や基板搬送装置24への制御信号、XYロボット30(X軸モータ36およびY軸モータ38)への駆動信号、装着ヘッド40(R軸モータ46や第1リニアモータ51,第2リニアモータ56,駆動モータ66など)への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。
次に、こうして構成された部品装着装置10の動作、特に、部品12を基板14に装着する際の動作について説明する。図6は、制御装置70のCPU71により実行される部品装着処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、部品12の装着指示がなされたときに実行される。なお、装着指示は、部品12に関する部品情報(部品12の種類やサイズなど)と、部品供給位置(Xs,Ys,Zs)と、部品12の目標装着位置(X*,Y*,Z*)とが含まれている。
部品装着処理が実行されると、制御装置70のCPU71は、まず、部品情報と部品供給位置(Xs,Ys,Zs)と目標装着位置(X*,Y*,Z*)とを取得した後(S100)、部品供給位置にて部品12を把持する(S110)。なお、S110の処理は、メカニカルチャック60のXY方向の位置が部品供給位置(Xs,Ys,Zs)のXY座標と一致するようXYロボット30を駆動制御した後、メカニカルチャック60が下降するよう第1昇降装置50および第2昇降装置55を駆動制御し、部品供給位置(Xs,Ys,Zs)にある部品12を把持するようメカニカルチャック60(駆動モータ66)を駆動制御することにより行われる。
CPU71は、こうして部品12を把持すると、把持した部品12をS100で取得した目標装着位置のXY座標へ移動させた後(S120)、部品12の下降を開始する(S130)。ここで、S120の処理は、把持した部品12のXY方向の位置が目標装着位置のXY座標(X*,Y*)に一致するようXYロボット30を駆動制御することにより行われる。また、S130の処理は、部品12の下降を開始するよう第1昇降装置50および第2昇降装置55を駆動制御することにより行われる。
次に、CPU71は、圧力センサ59により検出される加圧力Aを入力し(S140)、入力した加圧力Aが第1圧力値A1以上となるのを待つ(S150)。CPU71は、加圧力Aが第1圧力値A1以上となったと判定すると、加圧力Aが第1圧力値A1以上となってから所定時間が経過したか否かを判定し(S160)、所定時間が経過していないと判定すると、圧力センサ59により検出される加圧力Aを入力し(S170)、入力した加圧力Aが第1圧力値A1よりも低い第2圧力値A2未満となったか否かを判定する(S180)。S140〜S180の処理は、加圧力Aが第1圧力値A1以上となるまで上昇し、それから所定時間が経過する前に、第2圧力値A2未満となるまで下降したか否かを判定するものである。
CPU71は、S180で加圧力Aが第2圧力値A2未満であると判定すると、第1Z軸位置センサ53および第2Z軸位置センサ58からの信号に基づいてメカニカルチャック60が把持している部品12のZ軸位置Zを入力し(S190)、入力したZ軸位置Zが目標装着位置のZ座標(Z*)を含む所定範囲(下限位置(Z*−α)および上限位置(Z*+α)により定まる範囲)内にあるか否かを判定する(S200)。CPU71は、Z軸位置Zが所定範囲内にあると判定すると、部品12の装着が完了したと判定し(S210)、メカニカルチャック60による部品12の把持が解除されるよう駆動モータ66を駆動制御して(S220)、部品装着処理を終了する。一方、CPU71は、S170で、加圧力Aが第2圧力値A2未満となる前に、所定時間が経過したと判定したり、所定時間が経過する前に加圧力Aが第2圧力値A2未満となっても、S200で、Z軸位置Zが所定範囲内にないと判定すると、装着エラーが発生したと判定して(S230)、部品装着処理を終了する。なお、S230の処理では、CPU71は、図示しない操作パネルに装着エラーが発生した旨を表示して警告を発する。
図7は、部品12を基板14に装着する様子を示す説明図である。図示するように、二股状の係止爪12a,12bを有する部品12では、二股状の係止爪12a,12bは、基板14の挿入孔14aに挿入される過程で、内向きに弾性変形し、完全に押し込まれると、弾性変形が解除されて直立状態に戻り、挿入孔14aに係止される。
図8は、部品12を基板14に装着する際のメカニカルチャック60に対する加圧力Aの変化の様子を示す説明図である。図示するように、部品12が基板14に装着される際、時刻T1で係止爪12a,12bが挿入孔14aに押し込まれて弾性変形している間、メカニカルチャック60に対して作用する加圧力Aが徐々に増加していき、やがて第1圧力値A1を上回る。そして、時刻T2で係止爪12a,12bは挿入孔14aに完全に押し込まれると、弾性変形が解除されるため、メカニカルチャック60に対して作用する加圧力Aが減少し、第2圧力値A2を下回る。このように、部品12の係止爪12a,12bが弾性変形する状況と弾性変形が解除される状況とを圧力センサ59により検出される加圧力Aを監視することで判断し、部品12が基板14に正常に装着されたか否かを判定するのである。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の部品装着装置10が本発明の「部品装着装置」に相当し、メカニカルチャック60が「保持部材」に相当し、第1昇降装置50および第2昇降装置55が「昇降手段」に相当し、圧力センサ59が「加圧力検知手段」に相当し、図6の部品装着処理のS140〜S210,S230の処理を実行するCPU71が「装着判定手段」に相当する。また、第1Z軸位置センサ53および第2Z軸位置センサ58が「昇降位置検知手段」に相当する。
以上説明した本実施形態の部品装着装置10によれば、部品12が有する二股状の係止爪12a,12bを基板14の挿入孔14aに挿入することで、部品12を基板14に装着するものにおいて、部品12をメカニカルチャック60で把持して基板14に加圧挿入する際に、圧力センサ59が、メカニカルチャック60に作用する加圧力Aが上昇し、その後、下降したことを検知すると、部品12が基板14に装着されたと判定する。これにより、係止爪12a,12bを有する部品12の装着を適切に判定することができる。
しかも、部品装着装置10は、目標装着位置のZ座標(Z*)を含む所定範囲内に部品12があることも条件とするから、部品12が基板14に装着されたか否かをより正確に判定することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、圧力センサ59からの加圧力Aが第1圧力値A1以上となった後、所定時間以内に第2圧力値A2未満となり、且つ、目標装着位置のZ座標(Z*)を含む所定範囲内に部品12があることを条件に、部品12が基板14に装着されたと判定したが、後者の条件を省略するものとしてもよい。この場合、図6の部品装着処理のS190,S200の処理を省略するものとすればよい。
また、上述した実施形態では、二股状の係止爪12a,12b(脚部、挿入部)を有する部品12を基板14の挿入孔14a(被挿入部)に挿入する場合において部品12が基板14に装着されたか否かを判定したが、これに限定されるものではない。例えば、部品が有する脚の数は何本であってもよい。また、部品の挿入部が基板の被挿入部に挿入される過程で、挿入部または被挿入部が弾性変形し、挿入部が被挿入部に完全に挿入されると、弾性変形が解除されるものであれば、如何なる部品の如何なる基板への装着の判定に用いることができる。
また、上述した実施形態では、部品を昇降させる昇降装置として、2つの昇降装置(第1昇降装置50と第2昇降装置55)を備えるものとしたが、これに限定されるものではなく、一つのみを備えるものとしてもよいし、3つ以上備えるものとしてもよい。
10 部品装着装置、12 部品、12a,12b 係止爪、14 基板、14a 挿入孔、20 部品供給装置、22 トレイ、24 基板搬送装置、30 XYロボット、31 X軸ガイドレール、32 X軸スライダ、33 Y軸ガイドレール、34 Y軸スライダ、36 X軸モータ、37 X軸位置センサ、38 Y軸モータ、39 Y軸位置センサ、40 装着ヘッド、42 ヘッド本体、43 ギヤ、44 水平部、45 回転装置、46 R軸モータ、47 ギヤ、50 第1昇降装置、51 第1リニアモータ、52 第1Z軸スライダ、52a 第1係合部、53 第1Z軸位置センサ、55 第2昇降装置、56 第2リニアモータ、57 第2Z軸スライダ、57a 第2係合部、58 第2Z軸位置センサ、59 圧力センサ、60 メカニカルチャック、61 チャック本体、62a,62b 把持部、64 スライダ、66 駆動モータ、70 制御装置、71 CPU、72 ROM、73 HDD、74 RAM、75 入出力インタフェース、76 バス。

Claims (4)

  1. 部品の挿入部を基板の被挿入部に加圧しながら挿入することで前記部品を前記基板に装着する部品装着装置であって、
    前記部品を保持する保持部材と、
    前記保持部材を昇降可能な昇降手段と、
    前記保持部材に対する加圧力を検知する加圧力検知手段と、
    前記部品が前記基板に装着されたか否かを判定する装着判定手段と、
    を備え、
    前記部品の挿入部と前記基板の被挿入部の少なくとも一方は、前記挿入部が前記被挿入部に挿入される過程で弾性変形し、前記挿入部が前記被挿入部に所定量挿入された後は、弾性変形が解除されるものであり、
    前記装着判定手段は、前記加圧力検知手段によって前記保持部材に対する加圧力の上昇が検知され該上昇が検知された後に加圧力の下降が検知された場合に、前記部品が前記基板に装着されたと判定する
    ことを特徴とする部品装着装置。
  2. 請求項1記載の部品装着装置であって、
    前記部品の挿入部は、前記基板の被挿入部に挿入される過程で弾性変形し、前記挿入部が前記被挿入部に所定量挿入されると、弾性変形が解除されて前記被挿入部に係止される弾性係止爪を有する
    ことを特徴とする部品装着装置。
  3. 請求項1または2記載の部品装着装置であって、
    前記保持部材の昇降位置を検知する昇降位置検知手段を備え、
    前記装着判定手段は、前記加圧力検知手段によって加圧力の上昇が検知された後に加圧力の下降が検知され、且つ、前記昇降位置検知手段により検知された前記保持部材の昇降位置が目標装着位置を含む所定範囲内にある場合に、前記部品が前記基板に装着されたと判定する
    ことを特徴とする部品装着装置。
  4. 部品の挿入部を基板の被挿入部に加圧しながら挿入することで前記部品を前記基板に装着する部品装着方法であって、
    前記部品の挿入部と前記基板の被挿入部の少なくとも一方は、前記挿入部が前記被挿入部に挿入される過程で弾性変形し、前記挿入部が前記被挿入部に所定量挿入された後は、弾性変形が解除されるものであり、
    前記部品を保持可能な保持部材により前記部品を下降させることで前記部品の挿入部を前記基板の被挿入部に加圧しながら挿入し、加圧力の上昇を検知し且つ該上昇を検知した後に加圧力の下降を検知した場合に、前記部品が前記基板に装着されたと判定する
    部品装着方法。
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