JP2017026635A - アッセイ試薬を具備するアッセイモジュールとその製造方法およびその使用方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アッセイモジュール(たとえばアッセイプレート、カートリッジ、マルチウェルアッセイプレート、反応槽など)、それらの作成の過程、およびアッセイを実施するためのそれらを使用する方法について記載する。試薬は独立して、もしくはアッセイモジュール内のコンパートメント(たとえばチャンバー、チャネル、フローセル、ウェルなど)の表面、または、コロイド、ビーズ、もしくは他の微粒子支持体を含む固相に支持されて存在することが出来る。特に、乾燥試薬がこれらアッセイモジュールのコンパートメントに組み込まれることが出来、アッセイ方法に従ってそれらを使用する前に復元される。デシカント剤をそれらの試薬を乾燥状態に維持し、安定化させるために用いる事ができる。
【選択図】図1
Description
本特許出願は、2005年12月21日に出願された米国仮特許出願第60/752,475号、2005年12月21日に出願された米国仮特許出願第60/752,513号、および2006年12月21日に出願された「アッセイ装置、方法および試薬」と題された米国仮特許出願第11/___,___号(Atty.Dkt.番号4504−16)に基づく優先権を主張し、これらのそれぞれがこの参照により本明細書に含まれる。
本発明は、国防省により授与された授与番号HDTRA1−05−C−0005に基づく連邦政府の支援で作成された。米国政府は本発明に一定の権利を有する。
a)複数の検出ウェルを備え、前記検出ウェルは
i)ウェルの床面とウェルの壁部を具備し、前記ウェルの壁部は内側壁表面と外側壁表面を有していて
ii)規則的な二次元パターンに配列され、
iii)それぞれの前記検出ウェルの内側表面上に、内部に固定された捕捉試薬アレイを有した結合表面を含有しており、
b)複数の試薬復元ウェルを備え、前記試薬復元ウェルは
i)ウェルの床面とウェルの壁部を具備し、前記ウェルの壁部は前記検出ウェルの外側壁表面と近接した検出ウェルの外側壁表面に接続したリブ要素とによって画定され
ii)それぞれの試薬復元ウェルにおいて、復元可能な乾燥の標識された検出試薬を含有している。
a)内部に形成されている複数のウェルを伴うプレート本体を備え、プレート本体は
i) 乾燥アッセイ試薬を含有している複数のアッセイウェルと
ii)デシカントを含有している複数のデシカントウェルとを備え、
b)前記プレート本体に対してシールされ、それによって前記複数のウェルを外部環境から分離するプレートシールとを備え、
提供される。
a)乾燥アッセイ試薬を含有して内部に形成された複数のウェルを伴うプレート本体を含有し、前記プレート本体はウェルの壁部を画定する複数のスルーホールを具備するプレート頂部と前記プレート頂部に対してシールされウェルの床面を画定するプレート底部とを含有し、
b)前記プレート本体に対してシールされ、それによって前記複数のウェルを外部環境から隔離するプレートシールを含有し、
c)デシカント剤を含有して
提供される。
標識された検出抗体
標識された検出抗体はルテニウム−トリス−ビピリジン(下に描かれた化合物1)のスルホン酸誘導体に基いた電気化学発光性標識であるところのSULFO−TAG NHS ester(Meso Scale Discovery、Gaithersburg、MD)によって標識された。標識された抗体はSEPHADEX G−50(Pharmacia)上のサイズ排除クロマトグラフィーによって精製された。
一つもしくはそれ以上の標識された検出抗体を含有した錠剤はリン酸緩衝生理食塩水に1μg/mLのそれぞれの標識された抗体、2%ウシ血清アルブミンおよび20%サッカロースを含んだ溶液から形成された。この溶液の凍結水滴は20μLの水滴を液体窒素中に分注することによって形成された。凍結水滴はADVANTAGE XL凍結乾燥機(Virtis)の棚に配置された、冷却された(−78℃以下)アルミニウムのトレイ上に移された。凍結乾燥機の棚はアルミニウムトレイの導入に先立って予め−45℃以下に冷やされており、導体ペーストが、棚とビーズを含んだトレイ間の熱伝導を向上させるために用いられた。通常の凍結乾燥のプロトコールにおいて、凍結乾燥機のチャンバーは真空にされ、棚の温度は約24時間かけて、−30℃、−20℃、−15℃そして最後には+20℃(周辺環境条件)へと徐々に上昇した。温度は、それぞれのそれらのレベルにおいて平衡に達するのに充分な時間保持され、チャンバーの気圧は0.01 torr.に制御された。凍結乾燥されたビーズのKarl Fisher滴定は、通常は重量パーセントで4%以下の含水量を示した。含水量はデシカントの存在下における過度の保管によって2%より低くなるように減少させることが出来る。
電気化学発光測定は、電気化学発光測定を実施するためのカーボンインク電極が印刷された組み込まれたスクリーンを具備した特別にデザインされたマルチウェルプレート(MULTI−ARRAYもしくはMULTI−SPOTプレート、Meso Scale Discovery、a division of Meso Scale Diagnostics、LLC、Gaithersburg、MD)を用いて実施された。それぞれのウェルの底部の作用電極上にパターン化されたパターン化された誘電層は作用電極上に一つもしくはそれ以上の領域もしくは「スポット」を露出する。ある実施形態において、電極表面は、抗体をそれらの上に固定するのに先立って酸素プラズマによって処理された。異なった捕捉抗体は、スポット上に抗体溶液をnanoliter dispenser(Bio−Dot,Inc.)を用いてパターン化された微量分注をすることによって、異なったスポット上に固定された。スポット上に分注される容量は、それらが誘電層によって画定される境界まで広がるが、スポット上に限定されたままでおり、従って、作用電極の限定された領域上へのそれぞれの抗体の固定(受動的吸着を介した)ができるようになるように選択された。電極表面がプラズマ処理されたない場合には、拡散を高めるためにスポットされた溶液に少量のTRITON−X−100界面活性剤が加えられた。吸着は少なくとも2時間は続行するようにされ、そのあと、プレートは安定化洗浄バッファー(2%サッカロース、185mM 第二リン酸アンモニウム、13mM 第一リン酸アンモニウム、0.1%TWEEN20、およびKATHON CG/ICP II防腐剤)によって洗浄され、乾燥され、デシカントの存在下で保存された。乾燥前にウェルに残る洗浄バッファーの量(通常5〜20μL)を調節することによって、異なった厚さのサッカロースのフィルムが作用電極の表面を覆って残されることが可能である。
電気化学発光が導入され、MULTI−SPOTプレートの中でSector(登録商標)Imager6000 readerもしくはでSector(登録商標)PR400 reader(どちらもMeso Scale Discovery a division of Meso Scale Diagnostics、LLC、Gaithersburg、MDに由来する)を用いて測定された。Sector(登録商標)Imager6000装置はプレート内の作用電極に電圧を印加し、結果的に生ずるECLを撮像する。イメージ解析アルゴリズムは、ウェル内のそれぞれのスポットから発する光を区別して定量する。Sector(登録商標)PR400装置は一度にプレートの一つのカラムの作用電極に電圧を印加する。光ダイオードのアレイはカラムのウェルから発するECLを測定するのに用いられる。
7つの異なったヒトサイトカイン(TNF−α、IL1−β、IL2、IL5、IL6、IL8、IL12およびGM−CSF)に対する捕捉抗体の7スポットのアレイと同じ7つのサイトカインに対する標識された検出抗体を含有した凍結乾燥されたビーズとを具備した高結合性MULTI−SPOTプレートは上述の通りに作成された。一つのビーズはそれぞれのウェルに配置され、プレートは使用されるまでデシカントの存在下で保存された。多重サイトカインアッセイは、予め決まった濃度のサイトカイン溶液(10%ウシ胎児血清を添加されたRPMI細胞培養用培地で作成された1ウェル当たり40μlの溶液)をプレートのウェルへ導入し、プレートシェーカー上で室温で2時間インキュベートすることで実施された。第3アミンECL共反応剤を含有した溶液であるMSD(登録商標)READ BUFFER P(Meso Scale Discovery)が2×濃度でウェルへ加えられ(110μ/ウェル)、プレートはSector(登録商標)Imager6000装置で分析される。それぞれのスポットで結果として生じたシグナルは、7つ全てのサイトカインに対して、10〜10,000pg/mlの間で良い直線性を示した。シグナルの標準偏差は通常は平均シグナルの10%以下であった。バックグラウンドのシグナルおよび計算上の感度は、抗体がウェルへ液体の溶液として加えられたときに得られたものと同様であった。
このアッセイは、ウェル当たり一つのスポットを伴う小さいスポットのMULTI−ARRAYプレートを用いた。材料と方法セクションに記載されたとおり、抗ヒトTNF−α捕捉抗体を含有した溶液でスポットが処理され、抗体をスポットの表面上に固定した。ウェルはその後、75μLの7%FICOLL(サッカロースの高度に分岐した親水性ポリマー)の加えられた4×MSD(登録商標)READ BUFFER Pによって満たされ、プレートは凍らせるために冷やされ、一晩凍結乾燥され、ウェルの底部を覆う保護「ケーキ」層を提供した。少量の水滴(35nL)の標識された抗ヒトTNF−α検出抗体の濃縮液はケーキの表面上に分注された。プレートはそののち、5分間真空乾燥され、使用されるまでデシカントの存在下で保存された。150μLの、予め決まった濃度のヒトTNF−αが入った10%ウシ胎児血清の添加されたRPMI細胞培養用培地を含む溶液がウェルに加えられ、2時間振とうされることでアッセイは実施された。プレートはそののち、Sector(登録商標)Imager6000装置によって分析された。5−6pg/mLという計算上の検出限界は、溶液の標識された抗体溶液を用いた無洗浄のアッセイで見られるものに匹敵する。
このアッセイはウェル当たり一つのスポットを伴う小さいスポットのMULTI−ARRAYプレートを用いる。スポットは、材料と方法セクションに記載のように、抗ヒトTNF−α捕捉抗体によって覆われている。4.8%サッカロース中の24μg/mLの検出抗体溶液の水滴(1μL)がウェルの壁内側へと分注され乾燥させられた。プレートはアッセイに用いられるまでデシカントの存在下で保存された。アッセイプロトコールは、80μLのTNF−α溶液をそれぞれのウェルへ加え、室温で30分間振とうし、プレートを洗浄し、150μLの1×MSD(登録商標)READ BUFFER T(Meso Scale Discovery)を加え、そして、Sector(登録商標)Imager6000装置においてプレートを分析することを含む。4℃もしくは室温で18日間、保存されたプレートは1pg/mLより低い検出限界を生じさせ、これは液体検出抗体溶液を用いた洗浄アッセイにみられるものに匹敵する。
このアッセイはウェル当たり一つのスポットを伴うMULTI−ARRAYプレートを用いる。それぞれのウェルの作用電極はストレプトアビジンで予め覆われている(streptavidin MULTI−ASSAYプレート、Meso Scale Discovery)。抗IL1−βモノクローナル抗体は下記のプロトコールに従って、作用電極上に固定された。ウェルはPBSで三回洗浄され、20μLの3μg/mLのビオチン標識された抗IL1−β溶液によって処理された。固定はプレートシェーカー上の攪拌の下、2時間続行された。ウェルはその後、PBSで三回洗浄された。20μLの容量のBSAとサッカロースの緩衝溶液がウェルに加え、真空下でウェル内で乾燥させられて、プレートの底部に乾燥フィルムを形成した。
このアッセイは図8に示されるように設定されたMulti−Spotプレートを用いた。プレートは、7スポットパターンを使用することとデシカントウェル720、チャネル725、デシカント錠剤722および底部シーリング層790を省略したこととを除いては、図7に見られるものと同様である。プレート頂部は射出成型のポリプロピレンであった。捕捉抗体は個々のスポットにおいて分注させられることによって固定され、抗体はボツリヌス毒素A(BotA)、ジニトロフェニル(DNP)、リチン、ブドウ球菌エンテロトキシンB(SEB)、ベネズエラウマ脳炎(VEE)、もしくはペスト菌(YP)に対する抗体であった。免疫してないマウスのIgGはネガティブコントロールとして用いるために、残りのスポット上に固定された。固定は、100−500μL/mLの間の抗体、750μg/mLのBSA、0.03%のTRITON X−100を含有した溶液を75μL分注することによって実施された一つの例外はBotA捕捉抗体で、ビオチン化されて、1200μg/mLのアビジンに対して予め結合させられたのち固定され、そして、BSA非存在下で固定された。
このアッセイは図9に見られるように設定されたMULTI−SPOTプレートを用いた。プレートは近接したウェルのペアを接続する導管910を含んでいることを除いて図8に見られるものと同様である。導管は、近接したウェルを分離している壁へと切り込まれた浅い刻み目として提供される。例として、それぞれのペアのウェルの一つのウェルが多重イムノアッセイを実施するのに用いられ、もう一方が貯蔵の間にアッセイウェルを乾燥状態を保つようにデシカントを保持するように用いられた。アッセイは例5のように作成された乾燥捕捉試薬と乾燥検出試薬を伴う多重サンドイッチイムノアッセイを用いた。捕捉試薬は抗Bacillus subtilis var. niger(BG)、抗MS2ファージ、抗FL、抗DNPおよびネガティブコントロールとしてのマウスIgGであった。乾燥検出抗体錠剤は抗BG、抗MS2および抗オボアルブミン(Ova)(FL−OvaおよびDNP−Ovaを検出するため)を含む。
(1)
マルチウェルプレートにおいて、内部に形成されている複数のウェルを伴うプレート本体を備え、
(a) 復元可能な1番目の乾燥試薬をを有している複数の1番目の試薬ウェルと、
(b) 2番目の乾燥試薬を有している複数の2番目の試薬ウェルと、
を備え、前記1番目の試薬と2番目の試薬がアッセイを実施するために対応している試薬である、
マルチウェルアッセイプレート。
(2)
前記1番目の試薬ウェルが規則的な二次元パターンに配列され、前記1番目の試薬ウェルがウェル床面およびウェル壁部を具備し、前記ウェル壁部が内側壁表面と外側壁表面を具備し、
前記2番目の試薬ウェルがウェル床面およびウェル壁部を具備し、前記ウェル壁部が、前記検出ウェルの外側壁表面と近接した検出ウェルの外側壁表面に接続しているリブ要素とによって画定される、
(1)に記載のマルチアッセイプレート。
(3)
前記1番目の試薬ウェルが丸い開口周を具備している(2)に記載のマルチウェルアッセイプレート。
(4)
前記検出ウェルが8x12のアレイにアレンジされる、(3)に記載のマルチウェルアッセイプレート。
(5)
(1)から(4)のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレートにおけるアッセイの実施方法において、前記方法が
(a) 前記1番目の試薬ウェルの一つにサンプルを加えるステップと、
(b) 前記1番目の試薬ウェル内で復元可能な乾燥の標識された検出試薬を復元して反応混合液を生じるステップと、
(c) 一定分量の前記反応混合液を一つもしくはそれ以上の前記2番目の試薬ウェルへ移すステップと
(d) 前記2番目の試薬ウェル(複数可)内で、前記サンプルにおける前記アッセイを実施するように、前記反応混合液をインキュベートするステップと、
を含有する、マルチウェルアッセイプレート。
(6)
前記マルチウェルアッセイプレートが一つの1番目の試薬ウェルと一つもしくはそれ以上の2番目の試薬ウェルとからなる複数のウェルのセットに分割されても良く、前記方法が、ウェルの前記セットのそれぞれにおいて(a)から(d)のプロセスを繰り返すステップをさらに含有している、(5)に記載の方法。
(7)
マルチウェルアッセイプレートにおいて、ウェルの床面と前記床面から前記床面上の高さhwまで延出したウェルの壁とを具備して内部に形成されている複数のウェルを伴うプレート本体を備え、前記壁部は高さhsにおいて棚要素を提供するように成形され、ここで0<hs< hwである、マルチウェルアッセイプレート。
(8)
0.05hw<hs<0.25hwである、(7)に記載のマルチウェルアッセイプレート。
(9)
0.2 mm<hs<5 mmである、(7)に記載のマルチウェルプレート。
(10)
前記プレート本体がワンピース(one-piece)の射出成形部品である、(7)に記載のマルチウェルプレート。
(11)
前記プレート本体が、前記ウェルの壁を画定する複数のスルーホールを具備しているプレート頂部と、前記プレート頂部に対してシールされているプレート底部とを備えていて、前記プレート底部は前記ウェル床面を画定する、(7)に記載のマルチウェルプレート。
(12)
前記プレート底部が、ウェルの内部ボリュームに対して露出されている導電性の電極表面を提供する、(11)に記載のマルチウェルプレート。
(13)
前記プレートが、4 x 6、8 x 12、16 x 24、もしくは32x 48のアレイに配列されるようにウェルを画定する、(7)から(12)のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレート。
(14)
マルチウェルアッセイプレートにおいて、前記マルチアッセイプレートが
(a) 内部に形成されている複数のウェルを伴うプレート本体を備え、前記プレート本体が、
(i) 乾燥アッセイ試薬を含有する複数のアッセイウェルと
(ii) デシカントを含有する複数のデシカントウェルを備えていることと、
(b)前記プレート本体に対してシールされ、それによって外部環境から前記複数のウェルを隔離している、プレートシールを備える、
マルチウェルアッセイプレート。
(15)
前記デシカントウェルが乾燥導管(を介して前記アッセイウェルに接続されており、前記導管が前記アッセイウェルから前記デシカントウェルへの水蒸気の拡散を可能にし、かつ、前記アッセイウェル内の前記乾燥アッセイ試薬の位置より上位の高さで前記アッセイウェルと交差する、(14)に記載のマルチウェルアッセイプレート。
(16)
前記プレート本体の上面がアッセイウェルをデシカントウェルへと接続する埋め込まれたチャネルを具備しており、前記プレートシールが前記チャネルに対してシールされて前記導管を形成する、(15)に記載のマルチウェルプレート。
(17)
(15)から(16)のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレートにおいて、
(i) 前記プレートの壁が、少なくとも一つのアッセイウェルと少なくとも一つのデシカントウェルとを含有する複数のアッセイパネルに分割され、
(ii) アッセイパネル内のウェルが乾燥導管を介して相互接続され、
(iii) 異なったパネル内のウェルとは乾燥導管を介して相互接続されていない、
マルチアッセイプレート。
(18)
前記パネルが、一つのアッセイウェルと一つのデシカントウェルとからなる、(17)に記載のマルチウェルアッセイプレート。
(19)
前記アッセイウェルが、中に固定された捕捉試薬を具備する結合表面と復元可能な乾燥の標識された検出試薬とを含有する、(14)から(18)のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレート。
(20)
前記アッセイウェルが一つもしくはそれ以上の追加の固定された捕捉試薬をさらに含有し、前記捕捉試薬および追加の補足試薬が前記結合表面上に結合領域のパターン化されたアレイを形成し、前記結合領域が結合パートナーに対する特異性もしくは親和性において異なる、(19)に記載のマルチウェルアッセイプレート。
(21)
前記復元可能な乾燥試薬が、一つもしくはそれ以上の標識された検出試薬をさらに含有し、前記検出試薬および追加の検出試薬が、結合パートナーに対する特異性もしくは親和性において異なる、(20)に記載のマルチウェルアッセイプレート。
(22)
前記結合表面が電気化学発光アッセイにおける電極としての使用に適している、(19)から(21)のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレート。
(23)
前記プレート本体が、ワンピースの射出成形部品である、(14)から(22)のいずれかに記載のマルチウェルプレート。
(24)
前記プレート本体が、ウェルの壁部を画定する複数のスルーホールを具備しているプレート頂部と、プレート頂部に対してシールされていてウェルの床面を画定するプレート底部とを備えている、(14)から(22)のいずれかに記載のマルチウェルプレート。
(25)
前記プレート底部が、ウェルの内部ボリュームに対して露出されている導電性の電極表面を提供する、(24)に記載のマルチウェルプレート。
(26)
前記プレートが、4 x 6、8 x 12、16 x 24、もしくは32x 48のアレイに配列されるようにウェルを画定する、(14)から(25)のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレート。
(27)
マルチウェルアッセイプレートであって、前記マルチアッセイプレートが
(a) 内部に形成される乾燥アッセイ試薬を含有する複数のウェルを伴うプレート本体を含有し、前記プレート本体が、ウェルの壁部を画定する複数のスルーホールを具備するプレート頂部と前記プレート頂部に対してシールされていてウェルの床面を画定するプレート底部と、
(b) 前記プレート本体に対してシールされ、それによって外部環境から前記複数のウェルを隔離している、プレートシールと、
(c) デシカント剤と
を備える、マルチウェルアッセイプレート。
(28)
前記プレートシールがデシカント剤を含有する、(27)に記載のマルチウェルプレート。
(29)
前記プレートシールと前記プレート本体の間にガスケット層をさらに含有し、そこで前記ガスケット層が前記デシカント剤を含有する、(27)に記載のマルチウェルプレート。
(30)
前記プレート頂部が前記デシカント剤で含浸されている、(27)に記載のマルチウェルプレート。
(31)
前記プレート頂部と前記プレート底部との間にガスケット層をさらに含有し、そこで前記ガスケット層が前記デシカント剤を含有している、(27)に記載のマルチウェルプレート。
(32)
前記プレート底部が、前記デシカント剤を含有する、(27)に記載のマルチウェルプレート。
(33)
前記プレート本体が一つもしくはそれ以上の追加のウェルを画定し、前期追加のウェルが前記デシカント剤を保持する、(27)に記載のマルチウェルプレート。
(34)
前記プレート底部が、ウェルの内部ボリュームに対して露出されている導電性の電極表面を提供する、(27)から(33)のいずれかに記載のマルチウェルプレート。
(35)
前記アッセイウェルが、内部に固定された捕捉試薬を具備している結合表面と復元可能な乾燥の標識された検出試薬とを含有している、(27)から(34)のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレート。
(36)
前記アッセイウェルが、一つもしくはそれ以上の追加の固定された捕捉試薬をさらに含有し、前記捕捉試薬および追加の捕捉試薬が、前記結合表面の上に結合領域のパターン化されたアレイを形成し、そして、前記結合領域が結合パートナーに対する特異性もしくは親和性において異なっている、(35)に記載のマルチウェルアッセイプレート。
(37)
前記復元可能な乾燥試薬が、一つもしくはそれ以上の追加の標識された検出試薬をさらに含有し、前記検出試薬および追加の検出試薬が結合パートナーに対する特異性もしくは親和性において異なっている、(36)に記載のマルチウェルアッセイプレート。
(38)
前記結合表面が電気化学発光アッセイにおける電極としての使用に適している、(27)から(37)のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレート。
(39)
前記プレートが、4 x 6、8 x 12、16 x 24、もしくは32x 48のアレイに配列されるようにウェルを画定する、(27)から(38)のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレート。
(40)
マルチウェルアッセイプレートであって、前記マルチウェルアッセイプレートが
(a) 内部に形成される乾燥アッセイ試薬を含有する複数のウェルを伴うプレート本体を含有し、前記プレート本体が、ウェルの壁部を画定する複数のスルーホールを具備するプレート頂部と前記プレート頂部に対してシールされていてウェルの床面を画定するプレート底部と、
(b) 前記プレート本体に対してシールされ、それによって外部環境から前記複数のウェルを隔離している、プレートシールと、
(c) デシカント剤とを備え、
前記プレートシールがデシカント剤を含有する、マルチウェルアッセイプレート。
(41)
マルチウェルアッセイプレートであって、前記マルチウェルアッセイプレートが
(a) 内部に形成される乾燥アッセイ試薬を含有する複数のウェルを伴うプレート本体を含有し、前記プレート本体が、ウェルの壁部を画定する複数のスルーホールを具備するプレート頂部と前記プレート頂部に対してシールされていてウェルの床面を画定するプレート底部と、
(b) 前記プレート本体に対してシールされ、それによって外部環境から前記複数のウェルを隔離している、プレートシールと、
(c) デシカント剤とを備え、
前記プレートシールと前記プレート本体の間にガスケット層をさらに含有し、そこで前記ガスケット層が前記デシカント剤を含有する、マルチウェルアッセイプレート。
(42)
マルチウェルアッセイプレートであって、前記マルチウェルアッセイプレートが
(a) 内部に形成される乾燥アッセイ試薬を含有する複数のウェルを伴うプレート本体を含有し、前記プレート本体が、ウェルの壁部を画定する複数のスルーホールを具備するプレート頂部と前記プレート頂部に対してシールされていてウェルの床面を画定するプレート底部と、
(b) 前記プレート本体に対してシールされ、それによって外部環境から前記複数のウェルを隔離している、プレートシールと、
(c) デシカント剤とを備え、
前記プレート頂部が前記デシカント剤で含浸されている、マルチウェルアッセイプレート。
(43)
マルチウェルアッセイプレートであって、前記マルチウェルアッセイプレートが
(a) 内部に形成される乾燥アッセイ試薬を含有する複数のウェルを伴うプレート本体を含有し、前記プレート本体が、ウェルの壁部を画定する複数のスルーホールを具備するプレート頂部と前記プレート頂部に対してシールされていてウェルの床面を画定するプレート底部と、
(b) 前記プレート本体に対してシールされ、それによって外部環境から前記複数のウェルを隔離している、プレートシールと、
(c) デシカント剤とを備え、
前記プレート頂部と前記プレート底部との間にガスケット層をさらに含有し、そこで前記ガスケット層が前記デシカント剤を含有している、マルチウェルアッセイプレート。
(44)
マルチウェルアッセイプレートであって、前記マルチウェルアッセイプレートが
(a) 内部に形成される乾燥アッセイ試薬を含有する複数のウェルを伴うプレート本体を含有し、前記プレート本体が、ウェルの壁部を画定する複数のスルーホールを具備するプレート頂部と前記プレート頂部に対してシールされていてウェルの床面を画定するプレート底部と、
(b) 前記プレート本体に対してシールされ、それによって外部環境から前記複数のウェルを隔離している、プレートシールと、
(c) デシカント剤とを備え、
前記プレート底部が、前記デシカント剤を含有する、マルチウェルアッセイプレート。
(45)
マルチウェルアッセイプレートであって、前記マルチウェルアッセイプレートが
(a) 内部に形成される乾燥アッセイ試薬を含有する複数のウェルを伴うプレート本体を含有し、前記プレート本体が、ウェルの壁部を画定する複数のスルーホールを具備するプレート頂部と前記プレート頂部に対してシールされていてウェルの床面を画定するプレート底部と、
(b) 前記プレート本体に対してシールされ、それによって外部環境から前記複数のウェルを隔離している、プレートシールと、
(c) デシカント剤とを備え、
前記プレート本体が一つもしくはそれ以上の追加のウェルを画定し、前記追加のウェルが前記デシカント剤を保持する、マルチウェルアッセイプレート。
Claims (30)
- アッセイに使用するためのマルチウェルアッセイプレートの作成方法であって、前記方法が前記プレートの少なくとも二つのウェルにおいて以下のこと、即ち
(a) 前記プレートのウェルの表面上に捕捉試薬を固定し、結合表面を形成し、
(b) 前記結合表面上に保護試薬を分注し、前記保護試薬を乾燥させて前記結合表面を覆う復元可能な保護層を形成し、
(c) 標識された検出試薬を含有している復元可能な乾燥試薬を前記ウェルに加えることを実施することを含む、方法。 - 前記捕捉試薬を固定することが、前記結合表面上に結合領域のアレイを形成するように、一つもしくはそれ以上の追加の捕捉試薬を固定することを含み、前記結合領域が結合パートナーに対するそれらの特異性もしくは親和性において異なっている、請求項1に記載の方法。
- 前記復元可能な乾燥試薬が、一つもしくはそれ以上の追加の標識された検出試薬をさらに含有し、前記検出試薬および追加の標識された検出試薬が結合パートナーに対するそれらの特異性もしくは親和性において異なっている、請求項2に記載の方法。
- (d) 前記固定された捕捉試薬および/もしくは前記標識された検出試薬に対する結合親和性を有するアッセイコントロールを含有する追加の乾燥試薬の錠剤を前記ウェルに加えることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- マルチウェルアッセイプレートにおいて、内部に形成されている複数のウェルを有するプレート本体を備え、
(a) 複数の検出ウェルであって、それぞれの検出ウェルが、その上に固定された捕捉試薬を有する結合表面を含む、複数の検出ウェルと、
(b) 複数の試薬復元ウェルであって、それぞれの試薬復元ウェルが、復元可能な標識された検出試薬を含有する、複数の試薬復元ウェルとを含み、
少なくとも一つの検出ウェルおよび一つの試薬復元ウェルが、関心のある検体を測定するための、対応した捕捉試薬と検出試薬を含有している、マルチウェルアッセイプレート。 - 内部に形成されている複数のウェルを有するプレート本体を含むマルチウェルアッセイプレートであって、
(a) 複数の検出ウェルであって、前記検出ウェルが
(i) ウェルの床面およびウェルの壁部を具備し、前記ウェルの壁部が内側の壁表面と外側の壁表面を具備し、
(ii) 規則的な二次元パタ−ンに配列され、
(iii) それぞれの前記検出ウェルの内側表面上に、その上に固定された捕捉試薬アレイを具備している結合表面を含む、複数の検出ウェルと、
(b) 複数の試薬復元ウェルであって、前記試薬復元ウェルが
(i) ウェルの床面とウェルの壁部を具備し、前記ウェルの壁部が、前記検出ウェルの外側壁表面と、近接した検出ウェルの外側壁表面に接続したリブ要素とによって画定され、
(ii) それぞれの試薬復元ウェルの中に、復元可能な乾燥の標識された検出試薬を含む、複数の試薬復元ウェルとを含み、
少なくとも一つの検出ウェルおよび一つの試薬復元ウェルが、関心のある検体を測定するための、対応した捕捉試薬と検出試薬を含む、マルチウェルアッセイプレート。 - 前記検出ウェルが、凹の角も凹の曲面も伴わないウェル開口周を具備し、
前記試薬復元ウェルが、凹の角もしくは凹の曲面を伴うウェル開口周を具備する、請求項6に記載のマルチウェルアッセイプレート。 - 前記検出ウェルが丸いウェル開口周を具備する、請求項6に記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 前記検出ウェルおよび試薬復元ウェルが、一つもしくはそれ以上の検出ウェルと一つの試薬復元ウェルとからなる複数のアッセイセットにグループ化されることができ、セット中の前記検出ウェル(単数または複数)および試薬復元ウェルが、関心のある検体を測定するための対応した捕捉試薬と検出試薬を含む、請求項5から8のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 前記セットが一つの検出ウェルと一つの試薬復元ウェルからなる、請求項9に記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 前記検出ウェル(単数または複数)もしくは前記試薬復元ウェルが、復元可能な乾燥アッセイコントロール検体をさらに含む、請求項5から10のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 一つもしくはそれ以上の追加の固定された捕捉試薬をさらに含み、前記捕捉試薬および追加の捕捉試薬が、前記結合表面上に結合領域のパターン化されたアレイを形成し、前記結合領域が結合パートナーに対する特異性もしくは親和性において異なる、請求項5から11のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 前記復元可能な乾燥試薬が、一つもしくはそれ以上の追加の標識された検出試薬をさらに含み、前記検出試薬および追加の検出試薬が、結合パートナーに対する特異性もしくは親和性において異なる、請求項12に記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 前記結合表面が電気化学発光アッセイにおける電極としての使用に適している、請求項5から13のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 請求項5から14のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレートにおいてアッセイを実施する方法であって、前記方法が
(a) 前記試薬復元ウェルの一つにサンプルを加え、
(b) 前記復元ウェルにおいて、復元可能な乾燥の標識された検出試薬を復元し、一つもしくはそれ以上の反応混合液(単数または複数)を生じさせ、
(c) 一定分量の前記反応混合液を、一つもしくはそれ以上の検出ウェルへ移し、
(d) 前記検出ウェル(単数または複数)内の前記反応混合液を、前記捕捉および検出試薬のそれらの対応する結合パートナーへの結合を促進するような条件においてインキュベートし、
(e) 前記固定された捕捉試薬と前記標識された結合試薬とを含有する複合体の形成を測定することを含む、方法。 - 前記マルチウェルアッセイプレートが、一つの1番目の試薬ウェルと一つもしくはそれ以上の2番目の試薬ウェルとからなる複数のウェルのセットに分割でき、前記方法がウェルの前記セットのそれぞれにおいて(a)から(d)のプロセスを繰り返すことをさらに含む、請求項15に記載の方法。
- 内部に形成されている複数のウェルを有するプレート本体を備えるマルチウェルプレートであって、
(a) 復元可能な1番目の乾燥試薬を有している複数の1番目の試薬ウェルと、
(b) 2番目の乾燥試薬を有している複数の2番目の試薬ウェルとを備え、
前記1番目の試薬と2番目の試薬がアッセイを実施するために対応している試薬である、マルチウェルアッセイプレート。 - 前記1番目の試薬ウェルが規則的な二次元パターンに配列され、前記1番目の試薬ウェルがウェル床面およびウェル壁部を具備し、前記ウェル壁部が内側壁表面と外側壁表面を具備し、
前記2番目の試薬ウェルがウェル床面およびウェル壁部を具備し、前記ウェル壁部が、前記検出ウェルの外側壁表面と、近接した検出ウェルの外側壁表面に接続しているリブ要素とによって画定される、請求項17に記載のマルチアッセイプレート。 - 前記1番目の試薬ウェルが丸いウェル開口周を具備している、請求項18に記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 前記検出ウェルが8x12のアレイにアレンジされる、請求項19に記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 請求項17から20のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレートにおいてアッセイを実施する方法であって、前記方法が
(a) 前記1番目の試薬ウェルの一つにサンプルを加え、
(b) 前記1番目の試薬ウェル内で復元可能な乾燥の標識された検出試薬を復元して反応混合液を生じさせ、
(c) 一定分量の前記反応混合液を一つもしくはそれ以上の前記2番目の試薬ウェルへ移し、
(d) 前記2番目の試薬ウェル(単数または複数)内で、前記サンプルにおける前記アッセイを実施するように、前記反応混合液をインキュベートすることを含む、方法。 - 前記マルチウェルアッセイプレートが一つの1番目の試薬ウェルと一つもしくはそれ以上の2番目の試薬ウェルとからなる複数のウェルのセットに分割されることができ、前記方法が、ウェルの前記セットのそれぞれにおいて(a)から(d)のプロセスを繰り返すことをさらに含む、請求項21に記載の方法。
- マルチウェルアッセイプレートであって、ウェルの床面と前記床面から前記床面上の高さhwまで延出したウェルの壁とを具備して内部に形成されている複数のウェルを有するプレート本体を備え、前記壁部は高さhsにおいて棚要素を提供するように成形され、ここで0<hs< hwである、マルチウェルアッセイプレート。
- 0.05hw<hs<0.25hwである、請求項23に記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 0.2 mm<hs<5 mmである、請求項24に記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 前記プレート本体がワンピース(one-piece)の射出成形部品である、請求項24に記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 前記プレート本体が、前記ウェルの壁を画定する複数のスルーホールを具備しているプレート頂部と、前記プレート頂部に対してシールされているプレート底部とを含み、前記プレート底部が前記ウェル床面を画定する、請求項23に記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 前記プレート底部が、ウェルの内部ボリュームに対して露出されている導電性の電極表面を提供する、請求項27に記載のマルチウェルアッセイプレート。
- 前記導電性の電極表面が電気化学発光アッセイにおける電極としての使用に適している、請求項28に記載のマルチウェルアッセイアッセイプレート。
- 前記プレートが、4 x 6、8 x 12、16 x 24、もしくは32x 48のアレイに配列されるようにウェルを画定する、請求項23から29のいずれかに記載のマルチウェルアッセイプレート。
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