JP2017023680A - スクーターボード - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に旋回半径を小さくすることができるスクーターボードを提供する。
【解決手段】ボード本体2と、前輪3と、左右一対の後輪4と、前輪3を左右に換向するハンドル5とを有し、ハンドル5はボード本体2の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪4はボード本体2の後部に取付けられた後輪取付部材15に設けられ、ボード本体2に、前後方向に長い補強部材21が設けられ、補強部材21はハンドル取付部材と後輪取付部材15との間に設けられ、補強部材21の前部とハンドル取付部材との間が分断されているとともに、補強部材21の後部と後輪取付部材15との間が縁切りされている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ハンドルを有し、ボード本体が左右に捩れる車輪付きボードに関するものであり、以下、本明細書においては上記のような車輪付きボードをスクーターボードと称する。
従来、下記特許文献1に示されるように、ボード本体の前部に、ハンドルを介して左右に換向自在な前部車輪が設けられ、ボード本体の後部に後部車輪が設けられたキックボードがある。走行時、例えば、ハンドルを左に回して、前部車輪を左に換向する(向きを換える)とともに、体重をボード本体の左側にかけて左側が下位になるようにボード本体を傾斜させることにより、キックボードが左に曲がる。
特開2001−252389
しかしながら上記の従来形式では、キックボードで左右に曲がる際の旋回半径を小さくするためには、前部車輪の換向角度を大きくするとともに、地面に対するボード本体の傾斜角度を大きくする必要がある。しかしながら、ボード本体の傾斜角度を大きくし過ぎると、転倒してしまう虞があるので、キックボードの旋回半径を小さくすることは難しいといった問題がある。
本発明は、容易に旋回半径を小さくすることができるスクーターボードを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明におけるスクーターボードは、ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ハンドルはボード本体の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪はボード本体の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体に、前後方向に長い補強部材がボード本体と一体又は別体に設けられ、補強部材はハンドル取付部材と後輪取付部材との間に設けられ、補強部材の後部と後輪取付部材との間および補強部材の前部とハンドル取付部材との間の少なくともいずれかの間が縁切りされているものである。
これによると、スクーターボードで走行している際、例えば左に曲がるには、ハンドルを左側に傾けるとともに左へ回して前輪を左に換向し、ボード本体上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体を捩って傾斜させることにより、スクーターボードが左に曲がる。ここで、補強部材の後部と後輪取付部材との間が縁切りされている場合、補強部材が後輪取付部材に対して拘束されず、ボード本体が後輪取付部材に対し容易に左側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボードの旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
本発明において、「縁切りされている」とは、上述したようにスクーターボードの旋回半径が予想を超えて小さくなるほどにボード本体に捩れが発生できるように、二つの部材どうしの機械的な関係が成り立っていることをいう。たとえば補強部材の後部と後輪取付部材とが補強部材よりも捩れ抵抗の弱い部材にて連結されている場合も含まれる。すなわち、たとえば補強部材に接続された薄板が後輪取付部材とボード本体との間に挟み込まれて固定されたような構成やその他の構成なども、本発明における「縁切りされている」構成に含まれる。
また、補強部材の前部とハンドル取付部材との間が縁切りされている場合、補強部材がハンドル取付部材に対して拘束されず、ボード本体がハンドル取付部材に対し容易に左側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボードの旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
また、補強部材の前部とハンドル取付部材との間が縁切りされているとともに、補強部材の後部と後輪取付部材との間が縁切りされている場合、補強部材がハンドル取付部材と後輪取付部材とに対して拘束されず、ボード本体がハンドル取付部材と後輪取付部材とに対し容易に左側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボードの旋回半径が予想を超えてさらに小さくなり、より一層、旋回半径を容易に小さくすることができる。尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
本第2発明におけるスクーターボードは、補強部材の後部と後輪取付部材との間および補強部材の前部とハンドル取付部材との間の少なくともいずれかの間が分断されているものである。
これによると、補強部材の後部と後輪取付部材との間が分断されている場合、補強部材が後輪取付部材に対して拘束されず、ボード本体が後輪取付部材に対し容易に左側又は右側へ捩れて傾斜する。
また、補強部材の前部とハンドル取付部材との間が分断されている場合、補強部材がハンドル取付部材に対して拘束されず、ボード本体がハンドル取付部材に対し容易に左側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボードの旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
また、補強部材の前部とハンドル取付部材との間が分断されているとともに、補強部材の後部と後輪取付部材との間が分断されている場合、補強部材がハンドル取付部材と後輪取付部材とに対して拘束されず、ボード本体がハンドル取付部材と後輪取付部材とに対し容易に左側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボードの旋回半径が予想を超えてさらに小さくなり、より一層、旋回半径を容易に小さくすることができる。尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
本第3発明におけるスクーターボードは、ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ハンドルはボード本体の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪はボード本体の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体に、前後方向に長い補強部材が設けられ、ボード本体は補強部材を取り付けるための前部取付部と後部取付部とを有し、補強部材の前部が前部取付部に連結固定され、補強部材の後部が後部取付部に形成された後部挿入孔に挿入され、後部取付部は、補強部材の後部に対して、補強部材の周方向に変移可能であるものである。
これによると、スクーターボードで走行している際、例えば左に曲がるには、ハンドルを左側に傾けるとともに左へ回して前輪を左に換向し、ボード本体上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体を捩って傾斜させることにより、スクーターボードが左に曲がる。
この際、ボード本体の後部取付部は、補強部材の後部に対して拘束されず、補強部材の周方向に変移する。このため、ボード本体が補強部材に対し容易に左側へ捩れて傾斜し、これにより、スクーターボードの旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
本第4発明におけるスクーターボードは、ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ハンドルはボード本体の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪はボード本体の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体に、前後方向に長い補強部材が設けられ、ボード本体は補強部材を取り付けるための前部取付部と後部取付部とを有し、補強部材の後部が後部取付部に連結固定され、補強部材の前部が前部取付部に形成された前部挿入孔に挿入され、前部取付部は、補強部材の前部に対して、補強部材の周方向に変移可能であるものである。
これによると、スクーターボードで走行している際、例えば左に曲がるには、ハンドルを左側に傾けるとともに左へ回して前輪を左に換向し、ボード本体上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体を捩って傾斜させることにより、スクーターボードが左に曲がる。
この際、ボード本体の前部取付部は、補強部材の前部に対して拘束されず、補強部材の周方向に変移する。このため、ボード本体が補強部材に対し容易に左側へ捩れて傾斜し、これにより、スクーターボードの旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
本第5発明におけるスクーターボードは、ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ハンドルはボード本体の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪はボード本体の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体に、前後方向に長い補強部材が設けられ、ボード本体は補強部材を取り付けるための前部取付部と後部取付部とを有し、補強部材の前部が前部取付部に形成された前部挿入孔に挿入され、補強部材の後部が後部取付部に形成された後部挿入孔に挿入され、前部取付部は補強部材の前部に対して補強部材の周方向に変移可能であるとともに、後部取付部は補強部材の後部に対して補強部材の周方向に変移可能であるものである。
これによると、スクーターボードで走行している際、例えば左に曲がるには、ハンドルを左側に傾けるとともに左へ回して前輪を左に換向し、ボード本体上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体を捩って傾斜させることにより、スクーターボードが左に曲がる。
この際、ボード本体の前部取付部が、補強部材の前部に対して拘束されず、補強部材の周方向に変移するとともに、ボード本体の後部取付部が、補強部材の後部に対して拘束されず、補強部材の周方向に変移する。このため、ボード本体が補強部材に対し容易に左側へ捩れて傾斜し、これにより、スクーターボードの旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
本第6発明におけるスクーターボードは、ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ハンドルはボード本体の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪はボード本体の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体は前後方向に長い補強部材を取り付けるための前部取付部と後部取付部とを有し、補強部材の前部が前部取付部に連結固定され、補強部材の後部が後部取付部に連結固定され、補強部材は前部補強体と後部補強体とに分割され、前部補強体と後部補強体とのいずれか一方の補強体は他方の補強体に挿入される挿入部を有し、前部補強体と後部補強体とは、挿入部を介して接続されているとともに、相対的に周方向へ回動自在であるものである。
これによると、スクーターボードで走行している際、例えば左に曲がるには、ハンドルを左側に傾けるとともに左へ回して前輪を左に換向し、ボード本体上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体を捩って傾斜させることにより、スクーターボードが左に曲がる。
この際、前部補強体と後部補強体とのいずれか一方の補強体が他方の補強体に対して周方向へ回動することにより、ボード本体が補強部材に対し容易に左側へ捩れて傾斜し、スクーターボードの旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
本第7発明におけるスクーターボードは、ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ボード本体の下面側に、前後方向に長い補強部材が設けられ、ハンドルは補強部材の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪は補強部材の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体と補強部材とは、上下方向に挿通された連結部材によって、左右方向の断面における一箇所で連結されているものである。
これによると、スクーターボードで走行している際、例えば左に曲がるには、ハンドルを左側に傾けるとともに左へ回して前輪を左に換向し、ボード本体上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体を捩って傾斜させることにより、スクーターボードが左に曲がる。
この際、ボード本体と補強部材とは、上下方向に挿通された連結部材によって、左右方向の断面における一箇所で連結されているため、補強部材に対してボード本体を左右方向に容易に捩ることができる。従って、左に曲がる場合、ボード本体が補強部材に対し容易に左側へ捩れて傾斜し、これにより、スクーターボードの旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
本第8発明におけるスクーターボードは、ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ハンドルはボード本体の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪はボード本体の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体はボード本体上の搭乗者の体重移動に応じて左右に捩れるように弾性変形可能である。
これによると、スクーターボードで走行している際、例えば左に曲がるには、ハンドルを左側に傾けるとともに左へ回して前輪を左に換向し、ボード本体上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体を捩って傾斜させることにより、スクーターボードが左に曲がる。
この際、ボード本体は、搭乗者の左側への体重移動に応じて弾性変形し、容易に左側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボードの旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
本第9発明におけるスクーターボードは、後輪取付部材は、ボード本体に取り付けられるボード側取付体と、後輪を備えた後輪側取付体とを有し、ボード側取付体は後輪側取付体に対して左右に傾斜可能であり、後輪側取付体は、ボード側取付体の左右への傾斜に伴って、ボード側取付体に対して左右に向き変更可能となり、前輪を左右いずれかに換向し、前輪の換向方向側が下位になるようにボード本体をボード側取付体と共に傾斜させたとき、後輪が後輪側取付体と共に前輪の換向方向と反対方向へ向くものである。
これによると、スクーターボードで走行している際、例えば左に曲がるには、ハンドルを操作して前輪を左に換向するとともに、ボード本体上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体を捩って傾斜させることにより、スクーターボードが左に曲がる。
この際、両後輪が前輪の換向方向と反対方向すなわち右へ向き、この状態でスクーターボードが左に曲がるため、スクーターボードの旋回半径を容易に小さくすることができる。
尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
本第10発明におけるスクーターボードは、後輪側取付体は、支軸を介してボード側取付体に設けられ、支軸を中心に左右へ回動自在であり、支軸は上端側が下端側よりも後方へ傾斜しており、後輪が直進方向に向くように後輪側取付体を付勢する付勢手段が備えられているものである。
これによると、例えばスクーターボードで左に曲がる場合、ハンドルを操作して前輪を左に換向するとともに、ボード本体上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体を捩って傾斜させる。このボード本体の傾斜に伴って、後輪側取付体が、ボード側取付体に対して、支軸を中心に右へ回動する。これにより、両後輪が後輪側取付体と共に前輪の換向方向と反対方向すなわち右へ向くため、スクーターボードの旋回半径が小さくなる。
その後、ハンドルを戻して前輪を直進方向に戻すとともに、搭乗者の体重をボード本体の左右中央部に戻すと、傾斜していたボード本体が傾斜していない元の水平姿勢に戻り、後輪側取付体が、付勢手段の付勢力により、ボード側取付体に対して、支軸を中心に左へ回動して元の位置に戻る。これにより、両後輪が直進方向に向き、スクーターボードが前方へ直進走行する。
尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
本第11発明におけるスクーターボードは、前輪は一輪である。
以上のように本発明によると、スクーターボードの旋回半径を容易に小さくすることができる。
本発明の第1の実施の形態におけるスクーターボードの上方からの斜視図である。 同、スクーターボードの下方からの斜視図である。 同、スクーターボードの前部と後部との側面図である。 同、スクーターボードの底面図である。 図3におけるX−X矢視図である。 本発明の第2の実施の形態におけるスクーターボードの後輪部分の一部切欠き底面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるスクーターボードの前部と後部との側面図である。 本発明の第4の実施の形態におけるスクーターボードの底面図である。 本発明の第5の実施の形態におけるスクーターボードの上方からの斜視図である。 同、スクーターボードの下方からの斜視図である。 同、スクーターボードの底面図である。 同、スクーターボードの後輪取付部材の一部切欠き側面図である。 同、スクーターボードの後輪取付部材の断面図である。 同、スクーターボードの直進走行時の概略平面図である。 同、スクーターボードの直進走行時の概略後面図である。 同、スクーターボードの左旋回走行時の概略平面図である。 同、スクーターボードの左旋回走行時の概略後面図である。 本発明の第6の実施の形態におけるスクーターボードの底面図である。 本発明の第7の実施の形態におけるスクーターボードの底面図である。 本発明の第8の実施の形態におけるスクーターボードの上方からの斜視図である。 同、スクーターボードの下方からの斜視図である。 同、スクーターボードの側面図である。 同、スクーターボードの一部切欠き底面図である。 図23におけるX−X矢視図である。 本発明の第9の実施の形態におけるスクーターボードの一部切欠き底面図である。 本発明の第10の実施の形態におけるスクーターボードの一部切欠き底面図である。 本発明の第11の実施の形態におけるスクーターボードの一部切欠き底面図である。 同、スクーターボードの補強部材の一部拡大断面図である。 同、スクーターボードの補強部材の一部切欠き斜視図である。 同、スクーターボードのボード本体と補強部材の断面図である。 本発明の第12の実施の形態におけるスクーターボードの上方からの斜視図である。 同、スクーターボードの側面図である。 同、スクーターボードの底面図である。 図32におけるX−X矢視図である。 本発明の第13の実施の形態におけるスクーターボードの底面図である。 本発明の第14の実施の形態におけるスクーターボードの底面図である。 本発明の第15の実施の形態におけるスクーターボードの側面図である。 本発明の第16の実施の形態におけるスクーターボードの側面図である。 図38におけるX−X矢視図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1〜図4に示すように、1はスクーターボードであり、樹脂製のボード本体2と、一輪の前輪3(ホイール)と、左右一対の後輪4(ウィール)と、前輪3を左右に換向するハンドル5とを有している。
ハンドル5は縦支柱6を有し、縦支柱6の下端部に前輪3が備えられている。
ボード本体2の前端部には金属製のハンドル取付部材8が取り付けられ、ハンドル5はハンドル取付部材8に回動自在に保持されている。ハンドル取付部材8は、円筒状の保持フレーム9と、保持フレーム9とボード本体2の前端部上面とに取り付けられた取付フレーム10と、ロック装置11とを有している。
ハンドル5の縦支柱6は保持フレーム9に挿通されて左右回動自在に保持されている。
また、取付フレーム10の前端部は保持フレーム9の外周に溶接され、取付フレーム10の後端部は複数のねじ12とナット13とでボード本体2の前部上面に締結されている。
尚、取付フレーム10は二つの部材からなる屈曲可能なフレームであり、これにより、ハンドル5を起立姿勢A(図1の実線参照)からボード本体2側へ倒して横倒姿勢B(図1の仮想線参照)に折り畳み可能である。また、ロック装置11は、ハンドル5を起立姿勢Aと横倒姿勢Bとにロックするロックピンと、ロックピンによるロックおよびロック解除を切り換えるロックレバー14とを有している。
ボード本体2の後部下面には、下向きに突出した樹脂製の後輪取付部材15がボード本体2と一体に形成されている。両後輪4は左右方向に挿通された車軸17を介して後輪取付部材15に設けられている。
ボード本体2の下面には、前後方向に長い金属製の補強部材21が設けられている。補強部材21は、断面が四角形の角パイプ状の部材であり、ハンドル取付部材8と後輪取付部材15との間に設けられ、複数のねじ22(締結具の一例)とナット23(締結具の一例)とによりボード本体2の下面に取り付けられている。
補強部材21の前端部とハンドル取付部材8の取付フレーム10との間にはボード本体2が介在しており、補強部材21の前端部とハンドル取付部材8の取付フレーム10との間は、繋がっておらず、縁切りされて分断されている。同様に、補強部材21の後端部と後輪取付部材15との間も、繋がっておらず、縁切りされて分断されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
スクーターボード1で走行している際、例えば左に曲がる場合、ハンドル5を左側に傾けるとともに左へ回して前輪3を左に換向し、ボード本体2上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体2を捩って傾斜させることにより、スクーターボード1が左に曲がる。
この際、補強部材21の前端部とハンドル取付部材8との間が分断されているとともに、補強部材21の後端部と後輪取付部材15との間が分断されているため、補強部材21がハンドル取付部材8と後輪取付部材15とに対して拘束されず、図5に示すように、ボード本体2がハンドル取付部材8と後輪取付部材15とに対し容易に左側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボード1の左への旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
尚、上記においてはスクーターボード1で左に曲がる場合を説明したが、右に曲がる場合は、ハンドル5を右側に傾けるとともに右へ回して前輪3を右に換向するとともに、ボード本体2上の搭乗者の体重を右側にかけて右側が下位になるようにボード本体2を捩って傾斜させればよい。
この際、同様に、補強部材21がハンドル取付部材8と後輪取付部材15とに対して拘束されず、ボード本体2がハンドル取付部材8と後輪取付部材15とに対し容易に右側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボード1の右への旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
上記実施の形態では、樹脂製の後輪取付部材15をボード本体2に一体的に形成しているが、金属製の後輪取付部材15をねじ等の締結具を用いてボード本体2に取り付けてもよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、図6に示すように、補強部材21は丸パイプ状の部材であり、後輪取付部材15には、ブッシュ30を嵌め込んだ挿入孔31が形成されている。補強部材21の後端部は前方からブッシュ30に遊嵌されており、このような構造であっても、補強部材21の後端部と後輪取付部材15との間は、繋がっておらず、縁切りされている状態となる。
これによると、上記第1の実施の形態と同様な作用および効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、図3に示すように、補強部材21の前端部とハンドル取付部材8の取付フレーム10との間が縁切りされて分断され、補強部材21の後端部と後輪取付部材15との間が縁切りされて分断されているが、第3の実施の形態として、図7に示すように、補強部材21の前端部とハンドル取付部材8の取付フレーム10とがねじ26(締結具の一例)とナット27(締結具の一例)とにより一体的に結合され、補強部材21の後端部と後輪取付部材15との間が縁切りされて分断されているものであってもよい。
これによると、スクーターボード1で左に曲がる場合、補強部材21の後端部と後輪取付部材15との間が分断されているため、補強部材21が後輪取付部材15に対して拘束されず、ボード本体2が後輪取付部材15に対し容易に左側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボード1の左への旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。また、右に曲がる場合も同様である。
尚、補強部材21の前端部とハンドル取付部材8の取付フレーム10とがねじ26とナット27とにより一体的に結合されているため、走行時における安定性が向上する。
上記第3の実施の形態では、補強部材21の前端部とハンドル取付部材8の取付フレーム10とを、ねじ26とナット27により一体的に結合したが、溶接により一体的に固着してもよい。
(第4の実施の形態)第4の実施の形態では、図8に示すように、補強部材21の前端部とハンドル取付部材8の取付フレーム10との間が縁切りされて分断されており、補強部材21の後端部と後輪取付部材15とが複数のねじ28等により一体的に連結されている。
これによると、スクーターボード1で左に曲がる場合、補強部材21の前端部とハンドル取付部材8の取付フレーム10との間が分断されているため、補強部材21がハンドル取付部材8に対して拘束されず、ボード本体2がハンドル取付部材8に対し容易に左側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボード1の左への旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。また、右に曲がる場合も同様である。
尚、上記第1〜第4の実施の形態に対する参考例として、補強部材21の前端部とハンドル取付部材8の取付フレーム10とをねじ等の締結具で一体的に結合するとともに、補強部材21の後端部と後輪取付部材15とをねじ等の締結具で一体的に結合した場合、補強部材21がハンドル取付部材8と後輪取付部材15とに拘束されてしまうため、ボード本体2がハンドル取付部材8と後輪取付部材15とに対し左側又は右側へ捩れ難くなり、ボード本体2をスムーズに左右に傾斜し難くなる。従って、このような参考例では、スクーターボード1の左右への旋回半径を小さくすることは困難となる。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態では、図9,図10に示すように、51はスクーターボードであり、樹脂製のボード本体52と、一輪の前輪53(ホイール)と、左右一対の後輪54(ウィール)と、前輪53を左右に換向するハンドル55とを有している。
ハンドル55は縦支柱56を有し、縦支柱56の下端部に前輪53が向き変更自在に備えられている。
ボード本体52の前端部には金属製のハンドル取付部材58が取り付けられ、ハンドル55はハンドル取付部材58に回動自在に保持されている。ハンドル取付部材58は、円筒状の保持フレーム59と、保持フレーム59とボード本体52の前端部上面とに取り付けられた取付フレーム60と、ロック装置61とを有している。
ハンドル55の縦支柱56は保持フレーム59に挿通されて左右回動自在に保持されている。取付フレーム60の前端部は保持フレーム59の外周に溶接されている。また、取付フレーム60の後端部は、複数のねじ62とナット63とでボード本体52の前端部に締結されているとともに、ボード本体52の下面側に露出している。
尚、取付フレーム60は二つの部材からなる屈曲可能なフレームであり、これにより、ハンドル55を起立姿勢A(図9の実線参照)からボード本体52側へ倒して横倒姿勢B(図9の仮想線参照)に折り畳み可能である。また、ロック装置61は、ハンドル55を起立姿勢Aと横倒姿勢Bとにロックするロックピン(図示省略)と、ロックピンによるロックおよびロック解除を切り換えるロックレバー64とを有している。
左右両後輪54は後輪取付部材65(トラックと言う)を介してボード本体52に設けられている。図10〜図13に示すように、後輪取付部材65は、ボード本体52に取り付けられるボード側取付体72と、左右両端部に後輪54を備えた後輪側取付体73と、両後輪54が直進方向(すなわち前後方向)に向くように後輪側取付体73を付勢する付勢手段74とを有している。
後輪側取付体73は、左右に延びた取付アーム部75と、取付アーム部75の左右中央部から前方に突出した円環部76と、取付アーム部75の左右中央部から斜め上向きに設けられた支軸77とを有している。尚、円環部76にはボルト貫通孔78が形成されている。
また、ボード側取付体72は、後部に係合孔82を有し、前部にボルト孔83を有している。支軸77は、上端側が下端側よりも後方へ傾斜しており、下方から係合孔82に挿入されている。これにより、後輪側取付体73は、支軸77を介してボード側取付体72に設けられ、支軸77を中心に左右へ回動自在である。
上記のように支軸77が傾斜しているため、後輪側取付体73が両後輪54と共に、支軸77を中心に右へ回動した場合、左側の後輪54とボード本体52との上下間隔が縮小すると共に、右側の後輪54とボード本体52との上下間隔が拡大する。反対に、後輪側取付体73が両後輪54と共に、支軸77を中心に左へ回動した場合、右側の後輪54とボード本体52との上下間隔が縮小すると共に、左側の後輪54とボード本体52との上下間隔が拡大する。
尚、支軸77と係合孔82との間には、ゴム等の弾性材で製作された緩衝用のキャップ84が嵌め込まれている。
付勢手段74は、円環部76を上下両方から挟むようにして設けられた上部および下部弾性体85,86と、これら弾性体85,86とボード側取付体72とを締結するボルト87(締結部材の一例)およびナット88(締結部材の一例)とを有している。
上部および下部弾性体85,86はそれぞれ中央部にボルト挿通孔89を有する円筒状の部材である。ボルト87はボード側取付体72のボルト孔83と上部および下部弾性体85,86のボルト挿通孔89と後輪側取付体73のボルト貫通孔78とに挿通されており、ボルト87の下端部にナット88が螺合している。
尚、ボード側取付体72と上部弾性体85との間には上部ワッシャ91が設けられ、下部弾性体86とナット88との間には下部ワッシャ92が設けられている。
図10〜図13に示すように、ボード本体52の下面には、前後方向に長い金属製の補強部材67が設けられている。補強部材67は、断面が四角形の角パイプ状の部材であり、ハンドル取付部材58と後輪取付部材65との間に設けられ、複数のねじ68(締結具の一例)とナット69(締結具の一例)とによりボード本体52の下面に取り付けられている。
補強部材67の前端部とハンドル取付部材58の取付フレーム60の下面とは溶接にて一体的に固着されている。また、補強部材67の後端部と後輪取付部材65との間は、繋がっておらず、縁切りされて分断されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
スクーターボード51で走行している際、直進走行時では、図14,図15に示すように、前輪53を直進方向(すなわち前後方向)に保つとともに、搭乗者の体重をボード本体の左右中央部に保つことにより、両後輪54が直進方向に向いた状態に保たれ、スクーターボード51が前方へ直進する。
スクーターボード51で例えば左に曲がる場合、図16,図17に示すように、ハンドル55を左側に傾けるとともに左へ回して前輪53を左に換向し、ボード本体52上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体52を捩って傾斜させることにより、スクーターボード51が左に曲がる。
この際、補強部材67の後端部と後輪取付部材65との間が分断されているため、補強部材67が後輪取付部材65とに対して拘束されず、ボード本体52が後輪取付部材65に対し容易に左側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボード51の左への旋回半径が予想を超えて小さくなる。
また、上記のようなボード本体52の左側への傾斜に伴って、図17に示すように、ボード本体52の左側と左側の後輪54との上下間隔が縮小されるため、傾斜した支軸77の周りに回転モーメントMが発生し、図16に示すように、後輪側取付体73が、上部および下部弾性体85,86の弾性力(付勢手段の付勢力の一例)に抗して、ボード側取付体72に対し、支軸77を中心に右へ回動する。これにより、両後輪54が後輪側取付体73と共に前部車輪5の換向方向と反対方向すなわち右へ向き、この状態でスクーターボード1が左に曲がるため、スクーターボード1の左への旋回半径がさらに小さくなる。
その後、ハンドル55を戻して前輪53を直進方向(すなわち前後方向)に戻すとともに、搭乗者の体重をボード本体52の左右中央部に戻すと、図14,図15に示すように、傾斜していたボード本体52が元の水平姿勢に戻り、後輪側取付体73が、上部および下部弾性体85,86の弾性力により、ボード側取付体72に対して、支軸77を中心に左へ回動して元の位置(すなわち直進走行時の位置)に戻る。これにより、両後輪54が直進方向に向き、スクーターボード1が前方へ直進走行する。
尚、上記においてはスクーターボード51で左に曲がる場合を説明したが、右に曲がる場合は、ハンドル55を右側に傾けるとともに右へ回して前輪53を右に換向するとともに、ボード本体52上の搭乗者の体重を右側にかけて右側が下位になるようにボード本体52を捩って傾斜させればよい。
この際、同様に、補強部材67が後輪取付部材65に対して拘束されず、ボード本体52が後輪取付部材65に対し容易に右側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボード1の右への旋回半径が予想を超えて小さくなる。
また、上記のようなボード本体52の右側への傾斜に伴って、上記と同様に、両後輪54が後輪側取付体73と共に前輪53の換向方向と反対方向すなわち左へ向き、この状態でスクーターボード1が右に曲がるため、スクーターボード51の右への旋回半径が小さくなる。
尚、補強部材67の前端部とハンドル取付部材58の取付フレーム60とは溶接にて一体的に固着されているため、走行時における安定性が向上する。
上記第5の実施の形態では、補強部材67の前端部とハンドル取付部材58の取付フレーム60とを、溶接にて一体的に固着したが、ねじ等を用いて一体的に締結してもよい。
(第6の実施の形態)
第5の実施の形態では、図11に示すように、補強部材67の前端部とハンドル取付部材58の取付フレーム60の下面とが溶接にて一体的に固着され、補強部材67の後端部と後輪取付部材65との間が分断されているが、第6の実施の形態として、図18に示すように、補強部材67の前端部とハンドル取付部材58の取付フレーム60との間が分断され、補強部材67の後端部と後輪取付部材65との間が分断されているものであってもよい。
この場合、先述した第1の実施の形態と同様に、補強部材67がハンドル取付部材58と後輪取付部材65とに対して拘束されず、ボード本体52がハンドル取付部材58と後輪取付部材65とに対し容易に左側又は右側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボード51の左又は右への旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
(第7の実施の形態)
第7の実施の形態では、図19に示すように、補強部材67の前端部とハンドル取付部材58の取付フレーム60との間が分断され、補強部材67の後端部と後輪取付部材65のボード側取付体72とが溶接で一体的に固着されている。
この場合、先述した第4の実施の形態と同様に、補強部材67がハンドル取付部材58に対して拘束されず、ボード本体52がハンドル取付部材58に対し容易に左側又は右側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボード1の左又は右への旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
上記第7の実施の形態では、補強部材67の後端部と後輪取付部材65のボード側取付体72とを、溶接で一体的に固着したが、ねじ等を用いて一体的に締結してもよい。
尚、上記第5〜第7の実施の形態に対する参考例として、補強部材67の前端部とハンドル取付部材58の取付フレーム60とを溶接等で一体的に固着するとともに、補強部材67の後端部と後輪取付部材65のボード側取付体72とを溶接等で一体的に固着した場合、補強部材67がハンドル取付部材58と後輪取付部材65とに拘束されてしまうため、ボード本体52がハンドル取付部材58と後輪取付部材65とに対し左側又は右側へ捩れ難くなり、ボード本体52をスムーズに左右に傾斜し難くなる。従って、このような参考例では、スクーターボード51の左右への旋回半径を小さくすることは困難となる。
上記各実施の形態では、補強部材21に断面が四角形又は円形のパイプ状の部材を用いたが、これら以外の形状であってもよい。また、ボード本体52を樹脂製にして左右に捩れるようにしているが、木製であってもよい。
(第8の実施の形態)
第8の実施の形態では、図20〜図22に示すように、101はスクーターボードであり、樹脂製のボード本体102と、一輪の前輪103(ホイール)と、左右一対の後輪104(ウィール)と、前輪103を左右に換向するハンドル105とを有している。
ハンドル1055は縦支柱106を有し、縦支柱106の下端部に前輪103が向き変更自在に備えられている。
ボード本体102の前端部にはハンドル取付部材108が取り付けられ、ハンドル105はハンドル取付部材108に回動自在に保持されている。ハンドル取付部材108は、円筒状の保持フレーム109と、保持フレーム109とボード本体102の前端部上面とに取り付けられた取付フレーム110と、ロック装置111とを有している。
ハンドル105の縦支柱106は保持フレーム109に挿通されて左右回動自在に保持されている。取付フレーム110の前端部は保持フレーム59の外周に溶接されている。
また、取付フレーム110の後端部はボード本体102の前端部に取り付けられている。
尚、取付フレーム110は二つの部材からなる屈曲可能なフレームであり、これにより、ハンドル105を起立姿勢A(図20の実線参照)からボード本体52側へ倒して横倒姿勢B(図20の仮想線参照)に折り畳み可能である。また、ロック装置111は、ハンドル105を起立姿勢Aと横倒姿勢Bとにロックするロックピン(図示省略)と、ロックピンによるロックおよびロック解除を切り換えるロックレバー114とを有している。
左右両後輪54は、ボード本体102の後部に取り付けられた後輪取付部材65に設けられている。
図21〜図24に示すように、ボード本体102は前後方向に長い補強部材116を取り付けるための前部取付部117と後部取付部118とを有している。前部取付部117には、着脱自在なカバー117aが取り付けられている。補強部材116は、円形のパイプ状部材であり、前端部に取付板120を有している。取付板120は、複数のねじ121によって、カバー117aを外した前部取付部117に連結固定されている。これにより、補強部材116の前端部が前部取付部117に連結固定されている。
後部取付部118には、前方に開口した後部挿入孔122が形成されている。図23,図24に示すように、後部挿入孔122は、後部取付部118に一体に形成された半円形状の下部周壁部123と、ねじ124を用いて下部周壁部123に取り付けられた半円形状の上部周壁部125とに囲まれて形成されている。補強部材116の後端部が後部挿入孔122に挿入されている。これにより、後部取付部118は、補強部材116の後端部に対して、補強部材116の周方向Cに変移可能である。
尚、後輪取付部材65は、後部取付部118に取り付けられており、上記第5の実施の形態で説明したものと同一であるため、詳細な説明は省略する。
以下、上記構成における作用を説明する。
スクーターボード101で走行している際、例えば左に曲がるには、ハンドル105を左側に傾けるとともに左へ回して前輪103を左に換向し、ボード本体102上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体102を捩って傾斜させることにより、スクーターボード101が左に曲がる。
この際、ボード本体102の後部取付部118は、補強部材116の後端部に対して拘束されず、補強部材116の周方向Cに変移する。このため、ボード本体102が補強部材116に対し容易に左側へ捩れて傾斜し、これにより、スクーターボード101の旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
尚、スクーターボード101で右に曲がる場合も同様である。
また、後輪取付部材65については上記第5の実施の形態で説明したものと同一の作用および効果を有する。
(第9の実施の形態)
第8の実施の形態では、図23に示すように、補強部材116の前端部を前部取付部117に連結固定し、後部取付部118を、補強部材116の後端部に対して、補強部材116の周方向Cに変移可能としているが、第9の実施の形態では、図25に示すように、前部取付部117を、補強部材116の前端部に対して、補強部材116の周方向Cに変移可能とし、補強部材116の後端部を後部取付部118に連結固定している。
すなわち、補強部材116は後端部に取付板127を有している。取付板127は、複数のねじ121によって、後部取付部118に連結固定されている。これにより、補強部材116の後端部が後部取付部118に連結固定されている。
前部取付部117には、後方に開口した前部挿入孔128が形成されている。前部挿入孔128は、前部取付部117に一体に形成された半円形状の下部周壁部123と、ねじ124を用いて下部周壁部123に取り付けられた半円形状の上部周壁部125とに囲まれて形成されている。補強部材116の前端部が前部挿入孔128に挿入されている。これにより、前部取付部117は、補強部材116の前端部に対して、補強部材116の周方向Cに変移可能である。
以下、上記構成における作用を説明する。
スクーターボード101で走行している際、例えば左に曲がるには、ハンドル105を左側に傾けるとともに左へ回して前輪103を左に換向し、ボード本体102上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体102を捩って傾斜させることにより、スクーターボード101が左に曲がる。
この際、ボード本体102の前部取付部117は、補強部材116の前端部に対して拘束されず、補強部材116の周方向Cに変移する。このため、ボード本体102が補強部材116に対し容易に左側へ捩れて傾斜し、これにより、スクーターボード101の旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
尚、スクーターボード101で右に曲がる場合も同様である。
(第10の実施の形態)
第10の実施の形態では、図26に示すように、前部取付部117を、補強部材116の前端部に対して、補強部材116の周方向Cに変移可能とし、後部取付部118を、補強部材116の後端部に対して、補強部材116の周方向Cに変移可能としている。
すなわち、前部取付部117には、後方に開口した前部挿入孔128が形成され、補強部材116の前端部が前部挿入孔128に挿入されている。前部取付部117は、補強部材116の前端部に対して、補強部材116の周方向Cに変移可能である。
また、後部取付部118には、前方に開口した後部挿入孔122が形成され、補強部材116の後端部が後部挿入孔122に挿入されている。これにより、後部取付部118は、補強部材116の後端部に対して、補強部材116の周方向Cに変移可能である。
以下、上記構成における作用を説明する。
スクーターボード101で走行している際、例えば左に曲がるには、ハンドル105を左側に傾けるとともに左へ回して前輪103を左に換向し、ボード本体102上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体102を捩って傾斜させることにより、スクーターボード101が左に曲がる。
この際、ボード本体102の前部取付部117は、補強部材116の前端部に対して拘束されず、補強部材116の周方向Cに変移する。また、ボード本体102の後部取付部118は、補強部材116の後端部に対して拘束されず、補強部材116の周方向Cに変移する。このため、ボード本体102が補強部材116に対し容易に左側へ捩れて傾斜し、これにより、スクーターボード101の旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
尚、スクーターボード101で右に曲がる場合も同様である。
(第11の実施の形態)
第11の実施の形態では、図27〜図30に示すように、補強部材116は前後両端部に取付板120,127を有し、前部の取付板120は複数のねじ121によって前部取付部117に連結固定され、後部の取付板127は複数のねじ121によって後部取付部118に連結固定されている。これにより、補強部材116の前端部が前部取付部117に連結固定され、補強部材116の後端部が後部取付部118に連結固定される。
補強部材116は前部補強体130と後部補強体131とに前後二分割されている。このうち、前部補強体130(一方の補強体の一例)は、後端部に、後部補強体131(他方の補強体の一例)の前端部に挿入される円筒状の挿入部132を有している。尚、挿入部132の外周と後部補強体131の内周との間にはベアリング133が設けられ、前部補強体130と後部補強体131とは、挿入部132を介して接続されているとともに、相対的に周方向Cへ回動自在である。
補強部材116内には、一端が挿入部132に結合され、他端がホルダー134によって後部補強体131に結合される板スプリング135が設けられている。板スプリング135は、前部補強体130と後部補強体131との相対的な回動によって捩られて弾性変形し、上記相対的な回動量が0になる復元方向へ前部補強体130と後部補強体131とを付勢する役目をする。
以下、上記構成における作用を説明する。
スクーターボード101で走行している際、例えば左に曲がるには、ハンドル105を左側に傾けるとともに左へ回して前輪103を左に換向し、ボード本体102上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体102を捩って傾斜させることにより、スクーターボード101が左に曲がる。
この際、図30の仮想線で示すように、前部補強体130が後部補強体131に対して相対的に左方向へ回動することにより、ボード本体102が補強部材116に対し容易に左側へ捩れて傾斜し、スクーターボード101の旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。尚、このとき、板スプリング135は前部補強体130と後部補強体131との相対的な回動により捩られて弾性変形している。
尚、スクーターボードで右に曲がる場合も同様である。
その後、ハンドル105を元に戻して前輪103を直進方向にし、図30の実線で示すように、ボード本体102上の搭乗者の体重を左右中央部に移してボード本体102を水平にすることにより、スクーターボード101が直進走行する。この際、捻れていた板スプリング135が図30の実線で示した状態に戻り、このときの板スプリング135の付勢力(復元力)によって、ボード本体102を容易に水平に復元することができる。
上記実施の形態では、前部補強体130が、後端部に、後部補強体131の前端部に挿入される挿入部132を有しているが、後部補強体131が、前端部に、前部補強体130の後端部に挿入される挿入部132を有していてもよい。
(第12の実施の形態)
第12の実施の形態では、図31〜図34に示すように、151はスクーターボードであり、樹脂製のボード本体152と、一輪の前輪153と、左右一対の後輪154と、前輪153を左右に換向するハンドル155とを有している。
ボード本体152の下面側には、前後方向に長い金属製の円形パイプ状の補強部材157が設けられている。補強部材157はボード本体152の左右方向Wにおける中心部を前後方向Dに通っており、補強部材157の前端部には円筒状のハンドル取付部材158が取り付けられている。
ハンドル155は、縦支柱159を有し、ハンドル取付部材158に回動自在に保持されている。尚、前輪153はハンドル155の縦支柱159の下端部に備えられている。
補強部材157の後端部には後輪取付部材65が取り付けられ、両後輪154は後輪取付部材65に設けられている。尚、補強部材157の後端部と後輪取付部材65とボード本体152の後部とは複数のねじ166とナット167とで連結されている。また、後輪取付部材65は、上記第5の実施の形態で説明したものと同一であるため、詳細な説明は省略する。
図34に示すように、ボード本体152の前部と補強部材157の前部とは、上下方向に挿通された一本のねじ161(連結部材の一例)とナット162(連結部材の一例)とによって、左右方向Wの断面における一箇所で連結されている。ねじ161は、上方からボード本体152と補強部材157とに挿通され、図33に示すように補強部材157の左右方向Wにおける中心部を通る前後方向Dに長い軸心163上に位置している。また、ナット162はねじ161の下端部に螺合されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
スクーターボード151で走行している際、例えば左に曲がるには、ハンドル155を左側に傾けるとともに左へ回して前輪153を左に換向し、ボード本体152上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体152を捩って傾斜させることにより、スクーターボード151が左に曲がる。
この際、ボード本体152と補強部材157とを連結しているねじ161とナット162が上記補強部材157の軸心163上に位置しているため、図34の仮想線で示すように、ボード本体152を補強部材157の周方向Cに容易に捩ることができる。従って、左に曲がる場合、ボード本体152が補強部材157に対し容易に左側へ捩れて傾斜し、これにより、スクーターボード151の旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
尚、スクーターボード151で右に曲がる場合も同様である。
上記実施の形態では、一組のねじ161とナット162を補強部材157の軸心163上の一箇所に設けているが、複数組のねじ161とナット162を補強部材157の軸心163上の複数箇所に設けてもよい。
(第13の実施の形態)
第13の実施の形態では、図35に示すように、補強部材157の前部上端とボード本体152の下面との間に支持板164が設けられている。支持板164は補強部材157に溶接されている。
これによると、ボード本体152に作用する荷重は、支持板164で支持されて、補強部材157で受けられる。
(第14の実施の形態)
上記第1〜第7の実施の形態では、補強部材21,67をボード本体2,52と別体にしているが、第14の実施の形態では、図36に示すように、二本の補強部材175(リブ)をボード本体176と一体に設けている。尚、ボード本体176と補強部材175とは樹脂等で一体成型されている。
これによると、上記第1〜第7の実施の形態と同様の作用および効果が得られる。尚、第14の実施の形態では、図36に示すように、補強部材175の前部とハンドル取付部材8の取付フレーム10との間は分断されているとともに、補強部材175の後部と後輪取付部材15との間が分断されているが、補強部材175の前部とハンドル取付部材8の取付フレーム10との間が分断され、補強部材175の後部と後輪取付部材15とが結合されていてもよい。或いは、補強部材175の前部とハンドル取付部材8の取付フレーム10とが結合され、補強部材175の後部と後輪取付部材15との間が分断されていてもよい。
また、第14の実施の形態では、補強部材175を二本並列に設けたが、二本以外の複数本設けてもよく、或いは、一本の補強部材175をボード本体176の中央部に設けてもよい。また、二本の補強部材175をX状に交差させてもよい。
(第15の実施の形態)
上記各実施の形態では、ボード本体の強度を保つために補強部材を設けているが、第15の実施の形態では、図37に示すように、補強部材を設けず、ボード本体179の厚さTを分厚くして強度を保っている。尚、ボード本体179は、樹脂製(又は木材製)であり、ボード本体179上の搭乗者の体重移動に応じて左右に捩れるように弾性変形可能である。
これによると、スクーターボード1で走行しながら例えば左に曲がる場合、ハンドル5を左側に傾けるとともに左へ回して前輪3を左に換向し、ボード本体179上の搭乗者の体重を左側にかけて左側が下位になるようにボード本体179を捩って傾斜させることにより、スクーターボード1が左に曲がる。
この際、ボード本体179は、搭乗者の左側への体重移動に応じて弾性変形し、容易に左側へ捩れて傾斜する。これにより、スクーターボード1の旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。尚、スクーターボード1で右に曲がる場合も同様である。
(第16の実施の形態)
第15の実施の形態では樹脂製のボード本体179を示したが、第16の実施の形態として、図38,図39に示すように、ボード本体181が金属(例えばアルミニウム)製であってもよい。尚、ボード本体181は、内部に空洞部182を備えた前後方向に長い筒状の部材であって、左右方向の断面(図39参照)が四角形状をしており、ボード本体181上の搭乗者の体重移動に応じて左右に捩れるように弾性変形可能である。
これによると、上記第15の実施の形態と同様に、スクーターボード1の旋回半径が予想を超えて小さくなり、旋回半径を容易に小さくすることができる。
上記各実施の形態では、スクーターボードは、前輪を一輪、後輪を左右二輪有しているが、前輪を二輪有しているものであってもよい。
1 スクーターボード
2 ボード本体
3 前輪
4 後輪
5 ハンドル
8 ハンドル取付部材
15 後輪取付部材
21 補強部材
51 スクーターボード
52 ボード本体
53 前輪
54 後輪
55 ハンドル
58 ハンドル取付部材
65 後輪取付部材
67 補強部材
72 ボード側取付体
73 後輪側取付体
74 付勢手段
77 支軸
101 スクーターボード
102 ボード本体
103 前輪
104 後輪
105 ハンドル
108 ハンドル取付部材
116 補強部材
117 前部取付部
118 後部取付部
122 後部挿入孔
128 前部挿入孔
130 前部補強体(一方の補強体)
131 後部補強体(他方の補強体)
132 挿入部
151 スクーターボード
152 ボード本体
153 前輪
154 後輪
155 ハンドル
157 補強部材
158 ハンドル取付部材
161 ねじ(連結部材)
162 ナット(連結部材)
163 軸心
175 補強部材
176,179,181 ボード本体
C 補強部材の周方向
D 前後方向
W 左右方向

Claims (11)

  1. ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ハンドルはボード本体の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪はボード本体の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体に、前後方向に長い補強部材がボード本体と一体又は別体に設けられ、補強部材はハンドル取付部材と後輪取付部材との間に設けられ、補強部材の後部と後輪取付部材との間および補強部材の前部とハンドル取付部材との間の少なくともいずれかの間が縁切りされていることを特徴とするスクーターボード。
  2. 補強部材の後部と後輪取付部材との間および補強部材の前部とハンドル取付部材との間の少なくともいずれかの間が分断されていることを特徴とする請求項1記載のスクーターボード。
  3. ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ハンドルはボード本体の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪はボード本体の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体は前後方向に長い補強部材を取り付けるための前部取付部と後部取付部とを有し、補強部材の前部が前部取付部に連結固定され、補強部材の後部が後部取付部に形成された後部挿入孔に挿入され、後部取付部は、補強部材の後部に対して、補強部材の周方向に変移可能であることを特徴とするスクーターボード。
  4. ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ハンドルはボード本体の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪はボード本体の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体は前後方向に長い補強部材を取り付けるための前部取付部と後部取付部とを有し、補強部材の後部が後部取付部に連結固定され、補強部材の前部が前部取付部に形成された前部挿入孔に挿入され、前部取付部は、補強部材の前部に対して、補強部材の周方向に変移可能であることを特徴とするスクーターボード。
  5. ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ハンドルはボード本体の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪はボード本体の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体は前後方向に長い補強部材を取り付けるための前部取付部と後部取付部とを有し、補強部材の前部が前部取付部に形成された前部挿入孔に挿入され、補強部材の後部が後部取付部に形成された後部挿入孔に挿入され、前部取付部は補強部材の前部に対して補強部材の周方向に変移可能であるとともに、後部取付部は補強部材の後部に対して補強部材の周方向に変移可能であることを特徴とするスクーターボード。
  6. ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ハンドルはボード本体の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪はボード本体の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体は前後方向に長い補強部材を取り付けるための前部取付部と後部取付部とを有し、補強部材の前部が前部取付部に連結固定され、補強部材の後部が後部取付部に連結固定され、補強部材は前部補強体と後部補強体とに分割され、前部補強体と後部補強体とのいずれか一方の補強体は他方の補強体に挿入される挿入部を有し、前部補強体と後部補強体とは、挿入部を介して接続されているとともに、相対的に周方向へ回動自在であることを特徴とするスクーターボード。
  7. ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ボード本体の下面側に、前後方向に長い補強部材が設けられ、ハンドルは補強部材の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪は補強部材の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体と補強部材とは、上下方向に挿通された連結部材によって、左右方向の断面における一箇所で連結されていることを特徴とするスクーターボード。
  8. ボード本体と、前輪と、左右一対の後輪と、前輪を左右に換向するハンドルとを有し、ハンドルはボード本体の前部に取付けられたハンドル取付部材に設けられ、両後輪はボード本体の後部に取付けられた後輪取付部材に設けられ、ボード本体はボード本体上の搭乗者の体重移動に応じて左右に捩れるように弾性変形可能であることを特徴とするスクーターボード。
  9. 後輪取付部材は、ボード本体に取り付けられるボード側取付体と、後輪を備えた後輪側取付体とを有し、ボード側取付体は後輪側取付体に対して左右に傾斜可能であり、後輪側取付体は、ボード側取付体の左右への傾斜に伴って、ボード側取付体に対して左右に向き変更可能となり、前輪を左右いずれかに換向し、前輪の換向方向側が下位になるようにボード本体をボード側取付体と共に傾斜させたとき、後輪が後輪側取付体と共に前輪の換向方向と反対方向へ向くことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のスクーターボード。
  10. 後輪側取付体は、支軸を介してボード側取付体に設けられ、支軸を中心に左右へ回動自在であり、支軸は上端側が下端側よりも後方へ傾斜しており、後輪が直進方向に向くように後輪側取付体を付勢する付勢手段が備えられていることを特徴とする請求項9記載のスクーターボード。
  11. 前輪は一輪であることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のスクーターボード。
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