JP2017023654A - 紙出しスロット付トイレットペーパー保持器 - Google Patents

Abstract

【課題】トイレットペーパーを引き出す際、片手で容易に引き出す事ができ、トイレットペーパーの切断も片手で容易に行えるトイレットペーパー保持器を提供する。
【解決手段】トイレットペーパー保持器の蓋１に紙幅より広めのスロット２を設け、蓋の先端部分には切断用の刃４を設ける。スロット２と刃４の間の部分を巻紙６の中心方向に反らせて凸部３を形成する。以上により、紙５を切断しようとする際には刃部４に掛けられた力が凸部３に伝わり巻紙６を押さえ、それ以上紙５が出て来ることを妨げる。紙５には張力が生じ、刃４に当てられた紙５は容易に片手で切断する事ができる。また切断後の紙５はスロット２と刃４の間の長さ分がスロット２より垂れ下がった状態になり、次回の使用時に簡単に掴むことができる。
【選択図】図１

Description

この発明はトイレットペーパー保持器の蓋に紙取出し用のスロットを設け、紙切断時に外側から巻紙を押さえる力が働く構造とし、片手で簡単に紙を切ることを可能にするものである。

従来のトイレットペーパー保持器は紙が蓋の裏に残っていて摘みにくく、また、切り取る際に不必要に紙が出て来ないように蓋を他方の手で押さえておく必要があり、片手での操作には無理があった。
本発明は、この課題を解決するために成されたものである。

保持器の蓋に紙幅のスロット２を切り、そこから紙を外に引き出せるようにする。
紙を蓋の外側から刃４に当てて切断する際、蓋が巻紙６を押さえる方向に作用するよう、スロットと蓋の先端までの間に巻紙の中心方向に凸部３を設ける。
紙の切断を容易にするため蓋の先端に鋸状の刃４を設ける。

スロットから引き出された紙を蓋先端の刃の部分に押し付けると蓋の凸部が巻紙を押さえつけて回転を止め、それ以上の紙の出を防ぎ、紙に張力を与える。
この張力によって紙の切断が容易になる。
切断後の紙はスロットから刃までの長さの分がスロットの下にぶらさがっていて次回の使用に際してはそれを簡単に掴むことができる事となる。
これら一連の作業は、紙を引き出した後、他方の手で蓋を押さえるなどの行為を必要とせず、片手のみによってなされる事が可能であり、肢体不自由な方や介護の現場などにも多大な利便を与え得る。
現在一般的に使用されている保持器にスロットを切り、先端部分を反対方向に反らせるという加工だけでも実用とすることが可能であり、製作費用を抑えることができる。

本発明の斜視図である。 本発明の側面図である。

以下、本発明の実施の形態を図１及び図２に基づいて説明する。

トレットペーパー保持器の蓋１にトイレットペーパーの幅よりやや広めのスロット２を設ける。

蓋１のスロット２より先端の部分を巻紙６の中心方向に反せて巻紙６を押さえる凸部３を形成する。

蓋１の先端に紙５を切りやすくするために鋸状の刃４を設ける。

１ 蓋
２ スロット
３ 凸部
４ 刃
５ 紙
６ 巻紙

Claims (2)

1. トイレットペーパー保持器の蓋（１）に紙（５）を取出す為のスロット（２）を設けたトイレットペーパー保持器。
2. 紙（５）を切断するために、刃（４）に加えられた力が凸部（３）に圧力を加え、巻紙の回転を止め、紙に張力を与え、切断を容易にする機構を持ったトイレットペーパー保持器。

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