JP6319885B2 - 刷版給排装置及び刷版給排方法 - Google Patents

刷版給排装置及び刷版給排方法 Download PDF

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本発明は、印刷ユニットの版胴に刷版を給版し、また、当該版胴から刷版を排版する刷版給排装置と、刷版給排装置を用いた刷版給排方法に関する。
一般に、製函機は、上流側から順に、給紙ユニット、刷版給排装置、印刷ユニット、スロッタユニットとダイカッタ、グルア、フォルダ、及びカウンタユニットを備える。製函機が加工対象とするシート状ワークとしては、段ボールシートや厚紙、これらと樹脂や金属等との複合材料を含むが、代表的なものは段ボールシートである。印刷ユニットは、前記シート状ワークに印刷を施すものであり、印刷ユニットの版胴には刷版が巻き付けされている。前記刷版は、刷版給排装置によって給版され、また、排版される。
前記刷版としては、プラスチック製シートの片面に印版が固着され、前記プラスチック製シートの先端側に先端側係止バーが配されており、前記プラスチック製シートの後端側に後端側係止バーが配されているものが、一般に使用されている。
前記印刷ユニットの版胴に前記刷版を巻き付ける技術としては、特許文献1と特許文献2が文献公知となっている。前記印刷ユニットの版胴から前記刷版を巻き外す技術としては、特許文献2が文献公知となっている。
特許文献1には、係止蓋によって開閉され、その係止蓋の閉鎖によって刷版のくわえ側端部に設けられた係止バーを係止蓋の開閉端に設けられた抜止め片とで抜止め状態に保持する係止溝を外周に有し、その係止溝に近接して設けられた収容溝内に版締め軸が組込まれ、その版締め軸の外周に刷版の尻側端部に設けられた係止バーの係合溝が形成された版胴と、前記刷版の尻側端部の係止バーを着脱自在に保持する吊下げ部材を有し、その吊下げ部材で吊下げ支持した刷版を吊下げ部材の下降により版胴の外周一側に向けて送り込む給版装置と、前記給版装置による刷版の送り込み時に版胴の外周一側部に配置される前記係止蓋を傾斜状の開放状態とする蓋開放装置と、前記版胴の外周一側に向けて進退自在とされ、前進時に開放状態とされた係止蓋の抜止め片の上端から上方に延長して、送り込まれてくる刷版のくわえ側端部の係止バーを係止蓋の開閉端上に誘導するガイド板と、前記係止溝内において係止バーが抜止めされ、版胴の回転による刷版の巻き付け時に、版胴の外周一側部に向けて前進して刷版の尻側端部を版胴の外周に押付ける回転可能な版押えローラと、前記ガイド板と共に進退し、前進時に版胴の外周に巻き付けられた刷版の尻側端部を版胴の外周に押付け、その押付け状態で版胴が刷版の巻き付け方向と逆方向に回転されて係止バーが版締め軸の係合溝と対向した時、その係合溝に係止バーを押し込むバー押込み部材、からなる刷版の装着装置が記載されている。
特許文献2には、係止蓋によって開閉され、その係止蓋の閉鎖によって刷版のくわえ側端部に設けられた係止バーを係止蓋の開閉端に設けられた抜止め片とで抜止め状態に保持する係止溝を外周に有し、その係止溝に近接して設けられた収容溝内に版締め軸が組込まれ、その版締め軸の外周に刷版の尻側端部に設けられた係止バーの係合溝が形成された版胴と、前記刷版の尻側端部の係止バーを着脱自在に保持する吊下げ部材を有し、その吊下げ部材で吊下げ支持した刷版を吊下げ部材の下降により版胴の外周一側に向けて送り込む給版装置と、前記給版装置による刷版の送り込み時に版胴の外周一側部に配置される前記係止蓋を傾斜状の開放状態とする蓋開放装置と、前記版胴の外周一側に向けて進退自在とされ、前進時に開放状態とされた係止蓋の抜止め片の上端から上方に延長して、送り込まれてくる刷版のくわえ側端部の係止バーを係止蓋の開閉端上に誘導するガイド板と、前記ガイド板と共に進退し、前進時に版胴の外周に巻き付けられた刷版の尻側端部を版胴の外周に押付け、その押付け状態で版胴が刷版の巻き付け方向と逆方向に回転されて係止バーが版締め軸の係合溝と対向した時、その係合溝に係止バーを押し込むバー押込み部材と、前記吊下げ部材の昇降路より上流側の位置において昇降動され、版胴の外周一側方に配置される下降停止状態で版胴の外周一側部から外側方に倒れる刷版の尻側端部を受け取って保持する保持部材を有し、その保持部材によって尻側端部が保持された刷版を保持部材の上昇動により上方に引き上げる排版装置、からなる刷版の自動交換装置が記載されている。
特許第4651655号公報 特許第4651656号公報
しかしながら、特許文献1と特許文献2記載の既知の装置は、自動化が不十分な点があった。つまり、従来は、前記刷版を前記版胴に巻き付ける際に前記刷版が弛んだ場合、オペレータが前記刷版を引っ張りながら前記版胴に巻き付けし直していた。同様に、前記刷版を前記版胴から巻き外す際に前記刷版が弛んだ場合、オペレータが前記刷版を引っ張りながら前記版胴に巻き外しし直していた。
これは、前記刷版が緩んだ状態では、前記刷版の後端側係止バーの位置と前記版胴の回転角との関係が一定しないため、前記刷版の巻き付けを完了できなくなるからである。また、前記刷版が緩んだ状態では、前記刷版の後端側係止バーを正確に排版挟持バーで挟持できず、巻き外しを開始できなくなる虞があるからである。つまり、既知の装置では、前記版胴に前記刷版を安定かつ正確に巻き付けることができておらず、また、前記版胴から前記刷版を安定かつ正確に巻き外すことができていないのが実情である。
そこで上述した従来技術の問題点に鑑みて、本発明の目的は、前記刷版を引張りながら前記版胴に巻き付けて前記刷版が弛まないようにし、また、前記刷版を引張りながら前記版胴から巻き外して前記刷版が弛まないようにする作業を自動的に機械が安定かつ正確に行う構成の新規な刷版給排装置を提供することにある。
本発明の刷版給排装置は、刷版の先端側係止バーを係留する係止溝が形成された係止蓋と当該刷版の後端側係止バーを巻き込んで版締めするために係合溝が形成された版締め軸が配されている版胴と、刷版ガイド板及び刷版押込バーが配されている刷版ガイドユニットと、刷版押さえローラが配された刷版ガイドローラと、給版装置備え、
前記刷版を前記版胴に巻き付けて装着する給版作業は、前記版胴が給版作業するための位置で一旦停止して前記刷版ガイドローラが前記版胴に接近して前記刷版押さえローラが当接し、前記刷版を吊り下げた前記給版装置が所定位置に下降し、前記係止蓋が開き、前記刷版ガイドユニットが前記係止蓋に接近し前記給版装置がさらに下降して前記先端側係止バーが前記係止溝に収まり、前記係止蓋が閉じて前記先端側係止バーを格納し、前記給版装置が下降しながら前記版胴が正方向に寸動回転し前記版胴と同期して前記刷版押さえローラが逆方向に寸動回転して前記刷版を緊張状態で前記版胴に巻き付け開始し、巻き付け途中で前記給版装置が前記刷版を開放し、引き続き前記版胴が正方向に寸動回転し前記版胴と同期して前記刷版押さえローラが逆方向に寸動回転し所定位置で前記版胴と前記刷版押さえローラが一旦停止し、前記刷版ガイドユニットが前記係合溝に接近して前記刷版押込バーが前記後端側係止バーに接近して当接し、前記版胴が定位置で停止し前記版胴が逆方向に寸動回転し前記刷版押込バーが前記後端側係止バーを前記係合溝に押し込んでから前記版締め軸を逆方向に所定量回転させて前記後端側係止バーを巻き込んで前記刷版を前記版胴に密接させ、前記刷版ガイドユニットと前記刷版ガイドローラが退避し、前記給版装置が上昇し元の位置に戻る動作を行うことを特徴とする。
本発明によれば、前記給版装置が下降しながら前記版胴が正方向に寸動回転し前記版胴と同期して前記刷版押さえローラが逆方向に寸動回転して前記刷版を緊張状態で前記版胴に巻き付け開始するので、前記刷版を引張りながら前記版胴に密接状態で巻き付けて前記刷版が弛まないようにする作業を自動的に機械が安定かつ正確に行う構成となる。
なお、ここで、前記給版装置が下降するとは、前記給版装置全体が下降する場合と、前記給版装置のうち前記先端側係止バーの格納に係る構成部分が下降する場合のいずれかないしは両方を指している。同様に、前記給版装置が上昇するとは、前記給版装置全体が上昇する場合と、前記給版装置のうち前記先端側係止バーの格納に係る構成部分が上昇する場合のいずれかないしは両方を指している。
本発明は、前記給版装置には、前記後端側係止バーを引っ掛けて前記刷版を吊下げるための給版吊下げ蓋と当該給版吊下げ蓋内で前記後端側係止バーを把持する把持バーが配されていることを特徴とする。
本発明によれば、前記刷版を前記版胴に巻き付けるに際して、前記給版吊下げ蓋内で前記把持バーが前記後端側係止バーを把持するので、前記刷版の後端側が位置ずれすることなく前記刷版を前記版胴に密接状態で巻き付けることが容易となる。
本発明は、前記刷版押込バーよりも上流側には刷版サプレッサが配されており、前記刷版を吊り下げた前記給版装置が所定位置に下降すると、前記刷版サプレッサが前記刷版に接近し前記刷版サプレッサの給版ガイド板が前記刷版の先端側を前記版胴へと誘導することを特徴とする。
本発明によれば、前記刷版を前記版胴に巻き付けるに際して、前記刷版サプレッサの給版ガイド板が前記刷版の先端側を前記版胴へと誘導するので、反りのある前記刷版に対しても確実に誘導することができる。
本発明は、前記刷版ガイド板よりも上方側には排版ガイド板が配されており、前記給版装置よりも上方側には排版装置が配されており、
前記刷版を前記版胴から巻き外す排版作業を行うための排版作業は、前記版胴が排版作業するための位置で一旦停止して前記刷版ガイドローラが前記版胴に接近して前記刷版押さえローラが当接し、前記版締め軸を正方向に所定量回転させて前記後端側係止バーを離脱させ、前記排版装置が所定位置に下降し、前記版胴が逆方向に所定量回転し前記刷版押さえローラが正方向に所定量回転して前記刷版の後端側を展延させ前記排版ガイド板が立ち上がって前記排版装置の排版ガイドローラに当接し、前記版胴が逆方向に寸動回転し前記版胴と同期して前記刷版押さえローラが正方向に寸動回転して前記刷版の後端側を前記版胴から巻き外し、前記排版装置が前記後端側係止バーを格納し、前記排版装置が上昇しながら前記版胴が逆方向に寸動回転し前記版胴と同期して前記刷版押さえローラが正方向に寸動回転して前記刷版を緊張状態で前記版胴から巻き外し開始し、前記係止蓋が開いて前記先端側係止バーが離脱し、前記係止蓋が閉じて、前記刷版ガイドローラが退避し、前記排版装置が上昇し元の位置に戻る動作を行うことを特徴とする。
本発明によれば、前記版胴が逆方向に寸動回転し前記版胴と同期して前記刷版押さえローラが正方向に寸動回転して前記刷版を前記版胴から巻き外し、前記排版装置が前記後端側係止バーを格納し、前記排版装置が上昇しながら前記版胴が逆方向に寸動回転し前記版胴と同期して前記刷版押さえローラが正方向に寸動回転して前記刷版を緊張状態で前記版胴から巻き外し開始するので、前記刷版を引張りながら密接状態で前記版胴から巻き外して前記刷版が弛まないようにする作業を自動的に機械が安定かつ正確に行う構成となる。
なお、ここで、前記排版装置が上昇するとは、前記排版装置全体が上昇する場合と、前記排版装置のうち前記後端側係止バーの格納に係る構成部分が上昇する場合のいずれかないしは両方を指している。同様に、前記排版装置が下降するとは、前記排版装置全体が下降する場合と、前記排版装置のうち前記後端側係止バーの格納に係る構成部分が下降する場合のいずれかないしは両方を指している。
本発明は、前記排版作業は、前記刷版ガイドローラが前記版胴に接近して前記刷版押さえローラが当接すると、前記刷版サプレッサが前記刷版に接近し前記刷版サプレッサの排版ガイド板が前記刷版の後端側を前記排版装置へと誘導することを特徴とする。
本発明によれば、前記刷版を前記版胴から巻き外すに際して、前記刷版サプレッサの排版ガイド板が前記刷版の後端側を前記排版装置へと誘導するので、反りのある前記刷版に対しても確実に誘導することができる。そして、前記刷版サプレッサを回転させる構成とすることで、前記刷版を前記版胴に巻き付ける際に前記刷版の先端側を前記版胴へと誘導する作業と、前記刷版を前記版胴から巻き外す際に前記刷版の後端側を前記排版装置へと誘導する作業の両方を、ひとつの前記刷版サプレッサで行うことができる。
本発明の刷版給排方法は、刷版の先端側係止バーを係留する係止溝が形成された係止蓋と当該刷版の後端側係止バーを巻き込んで版締めするために係合溝が形成された版締め軸が配されている版胴と、刷版ガイド板及び刷版押込バーが配されている刷版ガイドユニットと、刷版押さえローラが配された刷版ガイドローラと、給版装置備えた刷版給排装置を用いて、
前記給版装置を下降させながら前記版胴を正方向に寸動回転させ前記版胴と同期して前記刷版押さえローラを逆方向に寸動回転させて前記刷版を緊張状態で前記版胴に巻き付け開始することで、前記刷版を前記版胴に巻き付けて装着する給版作業を行うことを特徴とする。
本発明によれば、前記給版装置を下降させながら前記版胴を正方向に寸動回転させ前記版胴と同期して前記刷版押さえローラを逆方向に寸動回転させて前記刷版を緊張状態で前記版胴に巻き付け開始するので、前記刷版を引張りながら前記版胴に密接状態で巻き付けて前記刷版が弛まないようにする作業を自動的に機械が安定かつ正確に行うこととなる。
本発明は、前記刷版給排装置は、排版装置を備え、前記排版装置を上昇させながら前記版胴を逆方向に寸動回転させ前記版胴と同期して前記刷版押さえローラを正方向に寸動回転させて前記刷版を緊張状態で前記版胴から巻き外し開始することで、前記刷版を前記版胴から巻き外す排版作業を行うことを特徴とする。
本発明によれば、前記排版装置を上昇させながら前記版胴を逆方向に寸動回転させ前記版胴と同期して前記刷版押さえローラを正方向に寸動回転させて前記刷版を緊張状態で前記版胴から巻き外し開始するので、前記刷版を引張りながら密接状態で前記版胴から巻き外して前記刷版が弛まないようにする作業を自動的に機械が安定かつ正確に行うこととなる。
本発明の刷版給排装置と刷版給排方法によれば、前記刷版を引張りながら前記版胴に密接状態で巻き付けて前記刷版が弛まないようにする作業を自動的に機械が安定かつ正確に行うこととなり、また、前記刷版を引張りながら密接状態で前記版胴から巻き外して前記刷版が弛まないようにする作業を自動的に機械が安定かつ正確に行うこととなる。本発明によれば、前記刷版を前記版胴に巻き付けるに際して、前記給版吊下げ蓋内で前記把持バーが前記後端側係止バーを把持するので、前記刷版の後端側が位置ずれすることなく前記刷版を前記版胴に密接状態で巻き付けることが容易となる。本発明によれば、前記刷版サプレッサによって、反りのある前記刷版に対しても確実に誘導することができる。これら本発明によって、前記刷版を引張りながら前記版胴に巻き付けて前記刷版が弛まないようにし、また、前記刷版を引張りながら前記版胴から巻き外して前記刷版が弛まないようにする作業を自動的に機械が安定かつ正確に行う構成の新規な刷版給排装置となる。
本発明を適用した実施形態の刷版給排装置を操作者側(OP側)から見た要部側面図である。 上記実施形態の刷版給排装置の側面図である。 上記実施形態の刷版給排装置の正面図である。 上記実施形態の刷版給排装置の背面図である。 上記実施形態の刷版給排装置を備えた製函機の運転状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の給版開始状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版後端把持状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版先端誘導状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版格納開始状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版先端当接状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版先端格納状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版巻き付け開始状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版後端開放状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版巻き付け状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版固定準備状態1を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版固定準備状態2を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版固定準備状態3を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版巻き付け完了状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の運転準備状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の排版開始状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版後端離脱状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版後端引出し準備状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版後端引出し状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版後端狭持状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版引出し開始状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版排出状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版先端離脱準備状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の刷版先端離脱状態を示す図である。 上記実施形態の刷版給排装置の排版完了状態を示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(本発明の実施の形態)
図1は、本発明を適用した実施形態の刷版給排装置をOP側(操作側)から見た要部側面図である。図2は、本実施形態の刷版給排装置の側面図である。図3は、本実施形態の刷版給排装置の正面図である。図4は、本実施形態の刷版給排装置の背面図である。図1や図2などの側面図において、図の右側は上流側であり、図の左側は下流側である。版胴5や刷版ガイドローラ9などの回転方向は、図の右回りを正方向、図の左回りを逆方向としている。図1、図2、図5〜図29はいずれも側面図である。
刷版26は、プラスチック製シートの片面に印版が固着され、前記プラスチック製シートの先端側に先端側係止バー27が配されており、前記プラスチック製シートの後端側に後端側係止バー28が配されているものが、使用される。
本実施形態の刷版給排装置1は、図1〜図29に示すとおりである。符号101は、本体フレームである。符号102は、シート搬送面である。符号103は、シートであり、特に段ボールシートである。符号104は、圧胴である。符号5は、版胴であり、定位置停止機能を有する。符号106は、インクローラである。版胴5は、開閉動作する係止蓋7と、回転動作する版締め軸8を備える。係止蓋7には、先端側係止バー27を係留する係止溝71が形成されており、係止溝71が版胴5の外側になると先端側係止バー27が開放され、また、係止溝71が版胴5の内側になると先端側係止バー27が係留される。版締め軸8は、定位置停止機能を有する。版締め軸8には、後端側係止バー28を巻き込んで版締めするために係合溝81が形成されており、版締め軸8が正方向に回転すると後端側係止バー28が巻き込まれて版締めされ、また、版締め軸8が逆方向に回転すると後端側係止バー28が巻き外されて開放される。
図5〜図29に示すとおり、本体フレーム101は、刷版ガイドローラ9を備える。刷版ガイドローラ9は、定位置停止機能を有する。刷版ガイドローラ9は、刷版押さえローラ91と支持部92とを有し、支持部92によって所定間隔で刷版押さえローラ91が軸支され、前後動し、また、回転する構成となっている。本体フレーム101は、刷版ガイドユニット10を備える。刷版ガイドユニット10には、刷版ガイド板11と刷版押込バー12とが備わっており、印刷ガイド板11が上下動し、また、刷版押込バー12が前後動する構成となっている。ここで、前後動とは、上流側から下流側に移動し、また、下流側から上流側に移動する動作を指す。
図5〜図29に示すとおり、本体フレーム101は、刷版サプレッサ13を備える。刷版サプレッサ13には、給版ガイド板131と、排版ガイド板132と支持部133が備わっており、刷版サプレッサ13が正方向に回転すると待機状態となり、また、刷版サプレッサ13が逆方向に回転すると給版ガイド板131または排版ガイド板132によって刷版26が誘導される。
図2〜図4に示すように、本体フレーム101は門形状を呈しており、刷版26を吊り下げるための給版装置14と、刷版26を吊り上げるための排版装置19とが備わっている。給版装置14の上流側には、排版装置19が配されている。給版装置14は、水平方向及び鉛直方向の定位置停止機能を有する。排版装置19は、水平方向及び鉛直方向の定位置停止機能を有する。給版装置14は、給版横送り装置15と、給版吊下げ蓋16と、給版把持バー18と、給版吸着機141を備える。排版装置19は、排版横送り装置20と、排版ハンド21と、排版ガイドローラ23と、排版狭持バー22と、排版吸着機141を備える(図1を参照)。
図5は、本実施形態の刷版給排装置1を備えた製函機の運転状態を示す図であり、シート103を印刷するときの状態を示している。図5に示すように、刷版26は版胴5に巻き付けられて密接している。刷版ガイドユニット10と刷版ガイドローラ9は、それぞれの待機位置にある。図5に示すように、インクローラ106と版胴5が回転してインクローラ106から版胴5にインクが供給され、版胴5と圧胴104が回転してシート搬送面102上のシート103を上流側から下流側に送り出しながら、印刷が施される。
(給版作業)
図6〜図18は、本実施形態の刷版給排装置1の給版作業手順を示す図である。
図6は、本実施形態の刷版給排装置1の給版開始状態を示す図である。図6に示す例では、まず、版胴5が所定位置まで上昇し一旦停止する。これは、刷版26を版胴5に巻き付ける際に、刷版26が搬送面102に当接して傷が付かないようにするためである。次に、刷版ガイドローラ9の支持部92が回動し版胴5に接近して刷版押さえローラ91が版胴5に当接する。その一方で、給版装置14の給版吊下げ蓋16が閉じるので、刷版26の後端側係止バー28を手作業などで給版吊下げ蓋16の保持溝61に挿入し引っ掛けて、給版吸着機141を作動させて刷版26をエア吸着して、給版装置14を刷版給版位置まで水平移動させる(図6)。
次に、図7に示すように、把持バー18をスライドさせて後端側係止バー28を把持する。図7に示す例では、把持バー18は上流側にスライドする。そして、給版吸着機141を作動停止させて刷版26のエア吸着を開放し、刷版26を吊り下げた状態で給版装置14が所定位置に下降して停止する(図7)。このとき、刷版ガイド板11は、下降しており、刷版サプレッサ13よりもその高さが低い位置にある(図6と図7を参照)。刷版ガイド板11は、刷版26をガイドするために、側面視でL字形状となっている。
次に、図8に示すように、刷版26の先端側を版胴5へと誘導する。図8に示す例では、刷版26を吊り下げた給版装置14が所定位置に下降すると、刷版サプレッサ13の支持部133が回動して刷版26の先端側に接近し刷版サプレッサ13の給版ガイド板131が刷版26の先端側を版胴5へと誘導する(図7と図8を参照)。給版ガイド板131は、刷版26をガイドするために、側面視で三角形状となっている。
次に、図9〜図11に示すように、先端側係止バー27を係止溝71に格納する。図9に示す例では、刷版サプレッサ13が退避して、刷版ガイド板11が上昇し、係止蓋7が開いて係止溝71が開放される。刷版ガイド板11はその上端が上流側に傾斜して斜めに立ち上がって、刷版ガイド板11の上端が刷版サプレッサ13よりも若干高い位置にある(図9)。次に、図10に示すように、刷版ガイドユニット10が版胴5に接近し係止蓋7に当接する。そして、給版装置14がさらに下降して定位置で停止すると、先端側係止バー27が係止溝71に収まる。例えば、先端側係止バー27が係止溝71の下面に当接して給版装置50が停止する。そして、図11に示すように、係止蓋7が閉じて先端側係止バー27を格納する。このとき、刷版ガイドユニット10が版胴5に接近し係止蓋7に当接した状態が維持される。
次に、図12〜図14に示すように、刷版26を緊張状態で版胴5に巻き付ける。図12に示すように、刷版ガイドユニット10が上流側に移動し、給版装置14が下降しながら版胴5が正方向に寸動回転し版胴5と同期して刷版押さえローラ91が逆方向に寸動回転して刷版26を緊張状態で版胴5に巻き付け開始する。そして、図13に示す例では、巻き付け途中で版胴5及び刷版押さえローラ91が一時停止して前記巻き付け途中で給版装置14が後端側係止バー28を開放する。そして、図14に示すように、給版装置14が上昇し刷版26を挿入する初期位置まで水平移動して戻る。次に、版胴5が正方向に寸動回転し版胴5と同期して刷版押さえローラ91が逆方向に寸動回転して刷版26を緊張状態で版胴5に巻き付けを再開する。なお、後端側係止バー28を開放するタイミングが合えば版胴5及び刷版押さえローラ91が一時停止する必要はない。
次に、図15に示すように、後端側係止バー28が刷版押込バー12と対向する位置で版胴5及び刷版押さえローラ91が一時停止する。そして、図16に示すように、刷版ガイドユニット10が版胴5に接近し後端側係止バー28の上方を封鎖し、刷版押込バー12が後端側係止バー28に当接する。次に、図17に示すように、版胴5が逆方向に寸動回転して版締め軸8の係合溝82が後端側係止バー28と対向する位置で停止し、刷版押込バー12が後端側係止バー28を係合溝82に押し込む。そして、版締め軸8を逆方向に所定量回転させて後端側係止バー28を巻き込んで刷版26を版胴5に密接させる(図18)。このとき、刷版押さえローラ91を正方向に定量回転させると刷版26と版胴5との密接状態を維持し易いが、回転量が少ないので必ずしも刷版押さえローラ91を回転させる必要はない。
そして、図19に示すように、刷版ガイドユニット10と刷版ガイドローラ9が待機位置まで退避し、版胴5が下降し運転位置に戻る。
(排版作業)
図20〜図29は、本実施形態の刷版給排装置1の排版作業手順を示す図である。
図20は、本実施形態の刷版給排装置1の排版開始状態を示す図である。図20に示す例では、まず、版胴5が所定位置まで上昇し一旦停止する。これは、刷版26を版胴5に巻き付ける際に、刷版26が搬送面102に当接して傷が付かないようにするためである。次に、刷版ガイドローラ9の支持部92が回動し版胴5に接近して刷版押さえローラ91が当接する。
次に、図21〜図27に示すように、刷版26を緊張状態で版胴5から巻き外す。まず、図21に示すように、刷版サプレッサ13の支持部133が回動して刷版26の先端側に接近し版締め軸8が正方向に所定量回転して係合溝81から後端側係止バー28が離脱する。後端側係止バー28が確実に離脱するように、図22に示す例では、刷版押さえローラ91が方向に所定量回転する。
次に、図22に示すように、刷版押さえローラ91が正方向に所定量回転して刷版26の後端側を展延させる。その一方で、排版装置19は、排版横送り装置20によって排版位置まで水平移動して所定位置に下降し排版ガイド板25が立ち上がって排版装置19の排版ガイドローラ23に当接する。つまり、排版ガイド板25の倣い面が排版ガイドローラ23に当接する。本実施形態では、刷版ガイド板11よりも上流側には排版ガイド板25が配されており、給版装置14よりも上流側には排版装置19が配されている(図1を参照)。排版ガイド板25は、刷版26をガイドするために、側面視でL字形状となっている。そして、本実施形態では、排版装置19は、排版ハンド21の下側となる位置に排版ガイドローラ23と排版狭持バー22を備える(図1や図22を参照)。
次に、図23に示すように、排版装置19が下降することで排版ハンド21が下降し排版ガイドローラ23が排版ガイド板25の倣い面に倣って下降して排版狭持バー22が刷版ガイド板11に近接する。そして、図23に示すように、版胴5が逆方向に寸動回転し版胴5と同期して刷版押さえローラ91が正方向に寸動回転して刷版26の後端側を版胴5から巻き外す。このとき、刷版26の後端側係止バー28は、版胴5が逆方向に寸動回転した分だけ排版ガイド板25の倣い面に倣って上昇する。
次に、図24に示すように、後端側係止バー28が排版ガイド板25の倣い面に倣って上昇してその狭持位置に到達すると版胴5及び刷版押さえローラ91が停止し、排版狭持バー22が閉鎖して後端側係止バー28を狭持する。換言すると、排版装置19が後端側係止バー28を格納する。このとき、刷版押さえローラ91が刷版26の中間部を版胴5に押し当てているので、刷版26の中間部から先端までの範囲と版胴5とは密接状態となっている(図24)。
次に、図25に示すように、排版装置19が上昇しながら版胴5が逆方向に寸動回転し版胴5と同期して刷版押さえローラ91が正方向に寸動回転して刷版26の中間部から先端までの範囲と版胴5とを緊張状態で版胴5から徐々に巻き外しを行う。排版装置19が上昇することで排版狭持バー22が排版ガイド板25の倣い面に倣って上昇する(図25)。そして、図26に示すように、排版装置19がさらに上昇しながら版胴5が逆方向に寸動回転し版胴5と同期して刷版押さえローラ91が正方向に寸動回転して刷版26の先端側と版胴5とを緊張状態で版胴5から巻き外しを行い、排版ガイド板25は待機位置に退避する。
次に、図27に示すように、係止蓋7が刷版押込バー12と向かい合う所定位置にて版胴5が停止し、版胴5と同期して刷版押さえローラ91が停止する。そして、図28に示すように、係止蓋7が開いて係止溝71から先端側係止バー28が離脱する。次に、図29に示すように、係止蓋7が閉じて、刷版ガイドローラ9が退避し、また、刷版サプレッサ13が退避する。そして、排版吸着機191を作動させて刷版26をエア吸着して、排版装置19を初期位置まで水平移動させる(図1を参照)。そして、排版吸着機191を作動停止させて刷版26のエア吸着を開放し、排版狭持バー22が開いて刷版26を手作業などで排版吸着機191から取り外す。最終的には、版胴5が下降し運転位置に戻る(図19を参照)。
以上、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。上述の形態では、刷版26の後端側係止バー28を手作業などで給版吊下げ蓋16の保持溝61に挿入し引っ掛けて、給版吸着機141を作動させて刷版26をエア吸着して、給版装置14を刷版給版位置まで水平移動させるとして説明したが、刷版26を給版装置14に吊下げる作業を自動化することも可能である。同様に、刷版26を排版吸着機191から取り外す作業を自動化することも可能である。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることは言うまでもない。
1 本発明の刷版給排装置、
5 版胴、
7 係止蓋、71 係止溝、
8 版締め軸、81 係合溝、
9 刷版ガイドローラ、91 刷版押さえローラ、92 支持部、
10 刷版ガイドユニット、11 刷版ガイド板、12 刷版押込バー、
13 刷版サプレッサ、131 給版ガイド板、132 排版ガイド板、
133 支持部、
14 給版装置、141 給版吸着機、
16 給版吊下げ蓋、61 保持溝、
18 把持バー、
19 排版装置、191 排版吸着機、
21 排版ハンド、
22 排版狭持バー、
23 排版ガイドローラ、
25 排版ガイド板、
26 刷版、27 先端側係止バー、28 後端側係止バー、
104 圧胴、
106 インクローラ

Claims (7)

  1. 刷版の先端側係止バーを係留する係止溝が形成された係止蓋と当該刷版の後端側係止バーを巻き込んで版締めするために係合溝が形成された版締め軸が配されている版胴と、刷版ガイド板及び刷版押込バーが配されている刷版ガイドユニットと、刷版押さえローラが配された刷版ガイドローラと、給版装置を備え、
    前記刷版を前記版胴に巻き付けて装着する給版作業は、前記版胴が給版作業するための位置で一旦停止して前記刷版ガイドローラが前記版胴に接近して前記刷版押さえローラが当接し、前記刷版を吊り下げた前記給版装置が所定位置に下降し、前記係止蓋が開き、前記刷版ガイドユニットが前記係止蓋に接近し前記給版装置がさらに下降して前記先端側係止バーが前記係止溝に収まり、前記係止蓋が閉じて前記先端側係止バーを格納し、前記給版装置が下降しながら前記版胴が正方向に寸動回転し前記版胴と同期して前記刷版押さえローラが逆方向に寸動回転して前記刷版を緊張状態で前記版胴に巻き付け開始し、巻き付け途中で前記給版装置が前記刷版を開放し、引き続き前記版胴が正方向に寸動回転し前記版胴と同期して前記刷版押さえローラが逆方向に寸動回転し所定位置で前記版胴と前記刷版押さえローラが一旦停止し、前記刷版ガイドユニットが前記係合溝に接近して前記刷版押込バーが前記後端側係止バーに接近して当接し、前記版胴が定位置で停止し前記版胴が逆方向に寸動回転し前記刷版押込バーが前記後端側係止バーを前記係合溝に押し込んでから前記版締め軸を逆方向に所定量回転させて前記後端側係止バーを巻き込んで前記刷版を前記版胴に密接させ、前記刷版ガイドユニットと前記刷版ガイドローラが退避し、前記給版装置が上昇し元の位置に戻る動作を行うことを特徴とする刷版給排装置。
  2. 前記給版装置には、前記後端側係止バーを引っ掛けて前記刷版を吊下げるための給版吊下げ蓋と当該給版吊下げ蓋内で前記後端側係止バーを把持する把持バーが配されていることを特徴とする請求項1記載の刷版給排装置。
  3. 前記刷版押込バーよりも上方側には刷版サプレッサが配されており、前記刷版を吊り下げた前記給版装置が所定位置に下降すると、前記刷版サプレッサが前記刷版に接近し前記刷版サプレッサの給版ガイド板が前記刷版の先端側を前記版胴へと誘導することを特徴とする請求項1または2記載の刷版給排装置。
  4. 前記刷版ガイド板よりも上方側には排版ガイド板が配されており、前記給版装置よりも上方側には排版装置が配されており、
    前記刷版を前記版胴から巻き外す排版作業を行うための排版作業は、前記版胴が排版作業するための位置で一旦停止して前記刷版ガイドローラが前記版胴に接近して前記刷版押さえローラが当接し、前記版締め軸を正方向に所定量回転させて前記後端側係止バーを離脱させ、前記排版装置が所定位置に下降し、前記版胴が逆方向に所定量回転し前記刷版押さえローラが正方向に所定量回転して前記刷版の後端側を展延させ前記排版ガイド板が立ち上がって前記排版装置の排版ガイドローラに当接し、前記版胴が逆方向に寸動回転し前記版胴と同期して前記刷版押さえローラが正方向に寸動回転して前記刷版の後端側を前記版胴から巻き外し、前記排版装置が前記後端側係止バーを格納し、前記排版装置が上昇しながら前記版胴が逆方向に寸動回転し前記版胴と同期して前記刷版押さえローラが正方向に寸動回転して前記刷版を緊張状態で前記版胴から巻き外し開始し、前記係止蓋が開いて前記先端側係止バーが離脱し、前記係止蓋が閉じて、前記刷版ガイドローラが退避し、前記排版装置が上昇し元の位置に戻る動作を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の刷版給排装置。
  5. 前記刷版押込バーよりも上方側には刷版サプレッサが配されており、前記排版作業は、前記刷版ガイドローラが前記版胴に接近して前記刷版押さえローラが当接すると、前記刷版サプレッサが前記刷版に接近し前記刷版サプレッサの排版ガイド板が前記刷版の後端側を前記排版装置へと誘導することを特徴とする請求項4記載の刷版給排装置。
  6. 刷版の先端側係止バーを係留する係止溝が形成された係止蓋と当該刷版の後端側係止バーを巻き込んで版締めするために係合溝が形成された版締め軸が配されている版胴と、刷版ガイド板及び刷版押込バーが配されている刷版ガイドユニットと、刷版押さえローラが配された刷版ガイドローラと、給版装置を備えた刷版給排装置を用いて、
    前記給版装置を下降させながら前記版胴を正方向に寸動回転させ前記版胴と同期して前記刷版押さえローラを逆方向に寸動回転させて前記刷版を緊張状態で前記版胴に巻き付け開始することで、前記刷版を前記版胴に巻き付けて装着する給版作業を行うことを特徴とする刷版給排方法。
  7. 前記刷版給排装置は、排版装置を備え、前記排版装置を上昇させながら前記版胴を逆方向に寸動回転させ前記版胴と同期して前記刷版押さえローラを正方向に寸動回転させて前記刷版を緊張状態で前記版胴から巻き外し開始することで、前記刷版を前記版胴から巻き外す排版作業を行うことを特徴とする請求項6記載の刷版給排方法。
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