JP2017023605A - 光伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、出射コネクタが接続されている状態においてのみ検出コネクタを接続した状態に設定できる光伝送装置を提供する。
【解決手段】装置本体3の正面の開口部20には、下側の第1のレセプタクル11と上側の第2のレセプタクル12とが隣接して設けられ、第1のレセプタクル11に出射コネクタを形成する照明コネクタ9を接続することにより、この照明コネクタ9の上面が検出コネクタ10を第2のレセプタクル12に接続する際のガイドになると共に、接続された際の検出コネクタ10の底面に接触して、検出コネクタ10を接続状態に保持する保持部を兼ねる構造にしている。
【選択図】図9

Description

本発明は、コネクタを介して照明光を出射する光伝送装置に関する。
医療分野等においては、照明光を発生する光源を備え、この光源から照明光を出射するための第1のコネクタとしての出射コネクタを接続可能とする第1のレセプタクル(コネクタ受け)としての出射レセプタクルと、光源による照明光を被検体に照射した、被検体からの戻り光又は検出光を検出し、導波された第2のコネクタとしての検出コネクタが接続可能とする第2のレセプタクル(コネクタ受け)としての検出レセプタクルとを備えた内視鏡装置等の光伝送装置が実用化されている。
例えば、第1の従来例としての特開2011−50417号公報の医療用観察システムにおけるプロセッサは、レーザ光源を有し、レーザ光を走査型医療用プローブのシングルモードファイバに入射させるためのコネクタ部が接続されるコネクタ部(レセプタクル)を備える。また、被写体からの反射光を検出する検出用ファイバの基端もコネクタ部及びレセプタクルとの連結部を介してプロセッサの光分離器に結合される。
また、第2の従来例としての特開2011−255015号公報の内視鏡装置においては、ビデオプロセッサは、内視鏡と出射光ファイバコネクタ,受光ファイバコネクタ、電気コネクタを介して光学的又は電気的に接続される。
特開2011−50417号公報 特開2011−255015号公報
上述したように第1及び第2のコネクタをそれぞれ着脱自在とする第1及び第2のレセプタクルを備えた構成において、例えば第2のコネクタとしての検出コネクタのみが検出レセプタクルに接続された状態においては、照明光が外部に照射される虞がある。このため、検出コネクタのみでは、検出レセプタクルに接続した状態に設定できないような構造にすることが望まれる。換言すると、出射レセプタクルに出射コネクタが接続されている状態においてのみ検出コネクタが検出レセプタクルに接続した状態に設定できるような構造にすることが望まれる。
しかしながら、上記第1の従来例は、このような構造を開示していない。また、第2の従来例は、第1の従来例の場合と同様に、出射コネクタが接続されている状態においてのみ検出コネクタを検出レセプタクルに接続した状態に設定できるような構造にすることを開示していない。
本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、出射コネクタが接続されている状態においてのみ検出コネクタを接続した状態に設定できる光伝送装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の光伝送装置は、筐体と、前記筐体内に配置され、照明光を出力する光源と、前記筐体に設けられ、かつ第1のコネクタが接続可能であり、接続された第1のコネクタに前記光源からの照明光を入射させる出射レセプタクル部と、前記筐体内に配置され、光を検出する光検出部と、前記筐体に設けられ、かつ前記第1のコネクタとは異なる第2のコネクタが接続可能であり、接続された第2のコネクタから出射される光を前記光検出部に入射させる検出レセプタクル部と、前記出射レセプタクル部に接続される前記第1のコネクタとして、前記出射レセプタクル部から入射される前記照明光を被検体に照射するための挿入部に導波する出射コネクタと、前記検出レセプタクル部に接続される前記第2のコネクタとして、前記挿入部に入射された前記被検体からの光を導波して前記光検出部に出射し、かつ前記検出レセプタクル部に接続されている状態において前記出射コネクタと接触することで前記検出レセプタクル部との接続が保持される検出コネクタと、を有する。
本発明によれば、簡単な構成で、出射コネクタが接続されている状態においてのみ検出コネクタを接続した状態に設定できる。
図1は本発明の光伝送装置を形成する第1の実施形態の内視鏡装置の全体構成を示す図。 図2は装置本体を示す斜視図。 図3は、図2の装置本体における走査型内視鏡の照明コネクタ及び検出コネクタが着脱自在に接続される開口部内部の第1のレセプタクル及び第2のレセプタクル周辺の構造を示す側面断面図。 図4は走査型内視鏡の照明コネクタ及び検出コネクタを示す斜視図。 図5は第2のレセプタクルに検出コネクタが接続された接続状態における検出コネクタに設けた電極と第2のレセプタクルに設けた2つの電極との配置関係を示す図。 図6は、図2の装置本体に走査型内視鏡の照明コネクタを接続する様子を示す図。 図7は、照明コネクタが接続された装置本体に走査型内視鏡の検出コネクタを接続する様子を示す図。 図8は装置本体に走査型内視鏡の照明コネクタ及び検出コネクタを接続した状態を示す図。 図9は装置本体を照明コネクタ及び検出コネクタが接続された接続状態で示す側面断面図。 図10は、図9の接続状態を装置本体の正面側から見た正面図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように本発明の光伝送装置を形成する第1の実施形態の内視鏡装置1は、走査型内視鏡2と、この走査型内視鏡2が着脱自在に接続される内視鏡装置本体(以下、装置本体と略記)3と、装置本体3により生成された画像信号が入力されることにより、画像信号の画像を内視鏡画像として表示する表示装置としてのモニタ4とを有する。
走査型内視鏡2は、被検体5内に挿入される挿入部6を有し、この挿入部6の基端(後端)から2本のケーブル7,8が延出され、ケーブル7,8の基端(後端)には装置本体3の光源部21から出射される照明光としてのレーザ光を導光する第1のコネクタとして照明コネクタ9と、被検体5側からの戻り光を検出し、導光した検出光を画像生成部23を構成する光検出部23aに出射する第2のコネクタとしての検出コネクタ10とがそれぞれ設けられている。つまり、走査型内視鏡2は、2本のケーブル7,8にそれぞれ設けた照明コネクタ9と検出コネクタ10からなる2つのコネクタを備えている。
照明コネクタ9と検出コネクタ10は、装置本体3のほぼ箱形形状の収納容器としての筐体3aの正面に設けたコネクタ接続用の開口部20(図2参照)内に設けられた第1のレセプタクル11と第2のレセプタクル12(図3参照)とに接続可能にしている。図3に示すように、開口部20には、上下方向に隣接して、第1のレセプタクル11となる凹部と第2のレセプタクル12となる凹部とが設けてある。
第1のレセプタクル11と第2のレセプタクル12とは、図4に示す照明コネクタ9と検出コネクタ10にそれぞれ嵌合する形状となっている。なお、図4においては、下側のコネクタが照明コネクタ9であり、その上側に検出コネクタ10を、その底面の形状を示すために90°回転した状態で示している。
第1のレセプタクル11は、装置本体3に設けた光源部21(図1参照)により発生した照明光となるレーザ光を出射する出射レセプタクル部を構成し、この第1のレセプタクル11に着脱自在に接続される照明コネクタ9には、第1のレセプタクル11から出射されるレーザ光が入射される。
図4においては、第1のレセプタクル11には、レーザ光を導光する光ファイバ21cの出射端が配置されている。
図1に示すように走査型内視鏡2のケーブル7及び挿入部6内には、レーザ光を導光する導光部材としての光ファイバ13が挿通されており、この光ファイバ13の基端は照明コネクタ9に至る。従って、第1のレセプタクル11から出射されるレーザ光は、この光ファイバ13の基端に入射される。光ファイバ13は、入射されたレーザ光を、ケーブル7を経て挿入部6内を挿通された光ファイバ13の先端に導光する。
この照明コネクタ9は、出射レセプタクル部から入射される照明光としてのレーザ光を挿入部6側に導光する出射コネクタを形成する。
挿入部6の先端部6a内には、光ファイバ13(の先端)をその長手方向と垂直な2つの方向に振動させる走査部を形成するアクチュエータ14が設けてあり、装置本体3に設けた駆動部22により生成した駆動信号をアクチュエータ14に印加することにより、アクチュエータ14は、光ファイバ13を振動させる。そして、振動した光ファイバ13の先端から出射されるレーザ光は、被検体5上を2次元的に走査する。
被検体5を走査するように照射されたレーザ光は、被検体5により反射され、先端部6aにリング状等に配置された検出用(又は受光用)の光ファイバ15の先端面に入射される。
光ファイバ15の先端面に入射された(被検体5からの反射光又は戻り光を検出した)検出光は、この光ファイバ15の基端に設けられた検出コネクタ10に導光される。
検出コネクタ10が第2のレセプタクル12に接続された状態(図9参照)においては、検出コネクタ10に配置された光ファイバ15の基端から第2のレセプタクル11側に検出光を出射する。
第2のレセプタクル11近傍には、画像生成部23を構成する光検出部23aが配置されており、光検出部23aは、入射される検出光を光電変換し、検出信号に変換する。図3に示すように光検出部23aは、(光ファイバ15の基端から出射される)検出光を集光するレンズ31と、レンズ31により集光された検出光を受光して光電変換する光検出器32とを有する。
上記検出コネクタ10は、挿入部6(内に配置された光ファイバ15の先端面)に入射された被検体5からの光を、その基端側に導波して光検出部23aに出射する検出コネクタを形成する。
図1に示すように光検出部23aから出力される検出信号は、アンプ23bにより増幅された後、画像処理回路23cに入力され、画像処理回路23cは、画像信号を生成し、モニタ4に出力する。
図1に示すように装置本体3内の光源部21は、例えば赤(R)、緑(G)、青()Bのレーザ光を発生するレーザ光源21aと、R,G,Bのレーザ光を合波する合波器21bとを有し、合波器21bにより合波されたレーザ光は、光ファイバ21cにより第1のレセプタクル11に配置された先端面(出射面)に導光される。
そして、照明コネクタ9が第1のレセプタクル11に接続されると第1のレセプタクル11は光ファイバ13の基端にレーザ光が入射するようにレーザ光を出射する。
装置本体3に設けた制御部24は、レーザ光源21aの発光を制御すると共に、アクチュエータ14を駆動する駆動部22の制御を行う。
駆動部22は、位相が90°異なる2つの交流信号を発生する信号発生部22aと、2つの交流信号を増幅し、2つの駆動信号を出力するアンプ22bと、信号発生部22a又はアンプ22bの動作を制御する駆動制御部22cとを有する。
駆動制御部22cは、図示しない基準のクロック信号に同期して、2つの駆動信号の振幅を0から所定の振幅値となるまで連続的に変化させるように制御する。この制御により、光ファイバ13の先端は、例えば渦巻き状(螺旋状)に走査するように振動する。また、制御部24も図示しない基準のクロック信号に同期して、レーザ光源21aを離散的にパルス発光させるように制御する。そして、光ファイバ13の先端は、渦巻き状(螺旋状)に走査する軌跡を描きながら離散的にパルス発光し、光ファイバ15はパルス発光した際の被検体5からの反射光を検出する。
なお、光ファイバ13の先端が、渦巻き状(螺旋状)に走査する軌跡を描きながら離散的にパルス発光した際のレーザ光が照射された2次元位置は、図示しないメモリに予め格納されており、画像処理回路23cは、このメモリに格納された各2次元位置に、光ファイバ15により検出された各検出信号を対応付けるマッピング処理を行うことにより画像信号を生成する。
図1においては、照明コネクタ9,検出コネクタ10,第1のレセプタクル11及び第2のレセプタクル12の概略を示しているが、本実施形態においては、以下に説明する構造にすることにより、簡単な構成で、装置本体3に出射コネクタを形成する照明コネクタ9が接続されている状態においてのみ検出コネクタ10を(第2のレセプタクル12に接続した)接続状態に設定できるようにする。
図4に示すように照明コネクタ9は、ケーブル7の基端において略直方体形状の照明コネクタ本体9aを有し、その上面には例えばT字形状の凸部となるガイド部9bが設けてある。また、ケーブル7と反対側の端面(接続面)から光ファイバ13の円柱形状の口金13aが突出している。
図3に示すように照明コネクタ9が接続される第1のレセプタクル11は、上面にガイド部9bが設けられた照明コネクタ本体9aの一部が嵌合するように挿入される第1の凹部11aと、この第1の凹部11aの奥に、口金13aに嵌合する口金接続用凹部11bとを設けたレセプタクル本体33が配置され、このレセプタクル本体33は、支持部材34により筐体3aに固定されている。
なお、レセプタクル本体33における口金接続用凹部11bの入口付近には、シャッタ11cを回動自在に保持する回動軸11dが設けられている。図3に示す状態では、仮に光ファイバ21cからレーザ光が出射される状態になった場合においても、そのレーザ光はシャッタ11cにより遮光され、第1のレセプタクル11から外部にレーザ光が漏れることを防止する。しかし、シャッタ11cが故障したような場合を考慮して、仮にシャッタ11cが遮光しない故障の状態においても本実施形態においては第2のレセプタクル12に検出コネクタ10が接続された状態にならないと、光ファイバ21cがレーザ光を出射しないようにレーザ光源21aを制御する2重の防御機能を設けている。
後述するように第1のレセプタクル11に照明コネクタ9が接続する際に、口金13aが口金接続用凹部11b内に挿入すると、口金13aの先端がシャッタ11cを押圧して、シャッタ11cを回動軸11dの回りで回転させ、シャッタ11cがレーザ光の出射光路から退避した状態となる(図9参照)。
そして、口金13a(の光ファイバ入射端)には、光ファイバ21cからのレーザ光が入射可能な状態になる。
また、図4に示すように検出コネクタ10はケーブル8の基端に略直方体形状の検出コネクタ本体10aを有し、その底面には照明コネクタ9の上面に設けたガイド部9bに嵌合するT字形状の凹部となる嵌合部10bが設けてある。また、ケーブル8と反対側の端面(接続面)から光ファイバ15の円柱形状の口金15aが突出している。なお、この口金15aは、上記口金13aの外径より大きな外径を有する。
図3に示すように検出コネクタ10が接続される第2のレセプタクル12は、底面に嵌合部10bが設けられた検出コネクタ本体10aの一部が嵌合するように挿入される第2の凹部12aと、この第2の凹部12aの奥に、口金15aに嵌合する口金接続用凹部12bとを設けたレセプタクル本体33が配置されている。
レセプタクル本体33には、第1の凹部11aが第2の凹部12aの下側となるように隣接して第1の凹部11aと第2の凹部12aとが上下方向に(第1の凹部11aと第2の凹部12aとを仕切る部材を設けることなく)隣接して設けられている。
また、第1の凹部11aと第2の凹部12aとの上下方向の高さは、照明コネクタ9の上面のガイド部9bに、底面に設けた嵌合部10bを嵌合させた状態の照明コネクタ9と検出コネクタ10とを重ねた高さに殆ど等しい値(前者の高さは後者の高さより僅かに大きな値)に設定されている。
そして、第1のレセプタクル11と第2のレセプタクル12に、照明コネクタ9と検出コネクタ10とを接続した状態においては、照明コネクタ9の上面が検出コネクタ10の底面に接触して、照明コネクタ9が検出コネクタ10を(その接続状態を)保持する保持部の機能を備えた構成にしている。
上記のように、第1の凹部11aと第2の凹部12aとは仕切る部材が設けてなく、共通となる凹部となっているため、照明コネクタ9を接続しないで、検出コネクタ10のみを第2のレセプタクル12に接続すると、保持部が無いため、第2のレセプタクル12はその重量により第2のレセプタクル12から外れてしまうようにしている。
また、検出コネクタ10の上面には、例えば3つの電極35a,35b、35c(図7参照、図1では35で表記)が設けてある。電極35a,35bは、検出コネクタ10内及びケーブル8内を挿通された駆動線36a,36b(図1においては1本の駆動線36で略記)の基端と接続され、駆動線36a,36bの他端はアクチュエータ14における直交する2つの方向に駆動信号が印加される電極に接続される。なお、電極35cは、図示しないグラウンド線に接続される。
また、第2のレセプタクル12を構成する第2の凹部12aの上部内壁には、この第2の凹部12aに嵌合した接続状態における検出コネクタ10の電極35a,35b,35cに当接する接続電極37a,37b,37c(図1,図3では37で表記)が設けてある。
接続電極37a,37bは、装置本体3内の駆動線38a,38b(図1では38)を介してアンプ22bの出力端に接続される。また接続電極37cは、装置本体3内の図示しないグラウンド線に接続される。
また、接続電極37aは、例えば図5に示すように2つの電極39a,39bにより構成され、電極39aは、駆動線38aを介してアンプ22bの出力端に接続され、2つの電極39a,39bは信号線41a、41bを介してその導通を検出する導通検出回路40に接続される。
なお、図5は、第2のレセプタクル12に検出コネクタ10が接続された接続状態における検出コネクタ10の上面に設けた電極35aと、第2のレセプタクル12の第2の凹部12aの上部内壁に設けた2つの電極39a,39bの配置関係を示す。
図5に示すように第2のレセプタクル12に検出コネクタ10が接続された接続状態においては、2つの電極39a,39bはその下側に対向して接触する電極35aを介して導通状態(ON)になる。従って、導通検出回路40は、2つの電極39a,39bが導通する導通状態(ON)として検出する。
これに対して第2のレセプタクル12に検出コネクタ10が接続されていない状態においては2つの電極39a,39bは、導通しない非導通状態(OFF)となり、導通検出回路40は、非導通状態(OFF)として検出する。
導通検出回路40は、2つの電極39a,39bのON,OFFを検出することにより、第2のレセプタクル12に検出コネクタ10が接続されているか否かを検出(検知)する接続検出部又は接続検知部を形成する。
導通検出回路40は、検出結果を装置本体3内の制御部24に送り、制御部24は、第2のレセプタクル12に検出コネクタ10が接続された接続状態に設定されている場合にのみ、レーザ光源21aを発光させるように制御する。
このように光伝送装置を構成する本実施形態の内視鏡装置1は、筐体3aと、前記筐体3a内に配置され、照明光としてのレーザ光を出力する光源としてのレーザ光源21aと、前記筐体3aに設けられ、かつ第1のコネクタが接続可能であり、接続された第1のコネクタに前記光源からの照明光を入射させる出射レセプタクル部を形成する第1のレセプタクル11と、前記筐体3a内に配置され、光を検出する光検出部23aと、前記筐体3aに設けられ、かつ前記第1のコネクタとは異なる第2のコネクタが接続可能であり、接続された第2のコネクタから出射される光を前記光検出部23aに入射させる検出レセプタクル部を形成する第2のレセプタクル12と、前記出射レセプタクル部に接続される前記第1のコネクタとして、前記出射レセプタクル部から入射される前記照明光を被検体5に照射するための挿入部6に導波する出射コネクタを形成する照明コネクタ9と、前記検出レセプタクル部に接続される前記第2のコネクタとして、前記挿入部6に入射された前記被検体5からの光を導波して前記光検出部23aに出射し、かつ前記検出レセプタクル部に接続されている状態において前記出射コネクタと接触することで前記検出レセプタクル部との接続が保持される検出コネクタ10と、を有することを特徴とする。
次に本実施形態の動作を説明する。図6〜図10は、装置本体3の開口部20に設けた第1のレセプタクル11及び第2のレセプタクル12からなるレセプタクルに、走査型内視鏡2の照明コネクタ9及び検出コネクタ10からなるコネクタを接続して接続状態に設定する場合の説明図を示す。
上記レセプタクルに上記コネクタを接続する場合、図6に示すように、照明コネクタ9を開口部20に挿入し、第1のレセプタクル11に照明コネクタ9を接続する。
第1のレセプタクル11に照明コネクタ9を接続すると、図7に示すように開口部20の略下側半分が照明コネクタ9により占有された状態となり、照明コネクタ9の上面にはガイド部9bとなる凸部が、接続方向に配置された状態となる。
この状態の開口部20に対して、図7に示すように検出コネクタ10をその底面の嵌合部10bをガイド部9bに嵌合するように接触させて接続方向に沿って挿入する操作を行う。
このような挿入操作を行うことにより、図8に示すように開口部20の第1のレセプタクル11及び第2のレセプタクル12に、走査型内視鏡2の照明コネクタ9及び検出コネクタ10を簡単に接続状態に設定することができる。
図8のように接続状態に設定した場合の開口部20周辺の側面断面は図9に示すようになる。また、接続状態における照明コネクタ9及び検出コネクタ10の後方側から装置本体3を見た場合の正面図は、図10のようになる。
この接続状態においては、検出コネクタ10は、その底面が照明コネクタ9の上面に接触して、照明コネクタ9は、第2のレセプタクル12に接続された検出コネクタ10の接続状態を保持する。
また、このように第2のレセプタクル12に検出コネクタ10が接続されると、検出コネクタ10の上面に設けた電極35a,35b、35cが第2のレセプタクル12の内壁に設けた接続電極37a,37b,37cにそれぞれ接触する。
また、この際、非導通状態の電極39a,39bは、図5に示すように電極35aに接触(当接)して導通状態になり、導通検出回路40は、電極39a,39bが導通状態になったことを検出し、制御部24に通知する。制御部24は、導通状態の検出結果を受けて、(非導通状態においては発光を禁止していた)光源部21を発光させるように制御する。
このように動作する本実施形態によれば、簡単な構成で、出射コネクタが接続されている状態においてのみ検出コネクタが接続した状態に設定できる。
つまり、本実施形態においては、開口部20の下側に設けた第1のレセプタクル11に出射コネクタとしての照明コネクタ9を接続しないと、その上側の第2のレセプタクル12に検出コネクタ10を接続状態に保持(維持)できないようにしている。例えば、第1のレセプタクル11に照明コネクタ9を接続しない状態において、検出コネクタ10を第2のレセプタクル12に接続した場合、その検出コネクタ10が重力により下側に落ちるのを支えるような構造物が存在しないために、検出コネクタ10を第2のレセプタクル12に接続した状態を維持できない。
また、図5において説明したように検出コネクタ10が第2のレセプタクル12に接続された状態になった場合においてのみ、制御部24は光源部21のレーザ光源21aを発光させるように制御する。
このため、第1のレセプタクル11に照明コネクタ9を接続しない状態において、検出コネクタ10が第2のレセプタクル12に接続された状態の場合において、仮にシャッタ11cが遮光しない故障した状態になったとしても、開口部20を経て装置本体の外部にレーザ光を出射してしまうようなことを確実に防止することができる。
なお、上述した第1の実施形態においては、電極35a,35b,35cを、検出コネクタ10の上面にもうけた例を説明したが、検出コネクタ10の側面に設けるようにしても良い。この場合、第2のレセプタクル12に設ける接続電極37a,37b,37cも挿入された検出コネクタ10の側面の電極35a,35b,35cにそれぞれ当接するように側面の内壁に設けるようにする。
また、上述した第1の実施形態においては、照明コネクタ9の上面に凸部となるガイド部9bを設け、検出コネクタ10の底面には凸部に嵌合する凹部となる嵌合部10bを設けたが、照明コネクタ9の上面に凹部となるガイド部9b、検出コネクタ10の底面には凸部となる嵌合部10bをそれぞれ設けるようにしても良い。
また、照明コネクタ9、検出コネクタ10の形状は、直方体に近い形状の場合に限定されるものでなく、楕円柱形状や円柱形状に近い形状にしても良い。
また、上述した第1の実施形態においては、光源部21がレーザ光を出射するレーザ光源21aを備える構成を説明したが、光源部21が発光ダイオード(LED)による照明光や、ハロゲンランプやキセノンランプによる照明光を発生する光源の場合にも適用することができる。
1…内視鏡装置、2…走査型内視鏡、3…装置本体、4…モニタ、5…被検体、6…挿入部、7,8…ケーブル、9…照明コネクタ、9a…照明コネクタ本体、9b…ガイド部、10…検出コネクタ、10a…検出コネクタ本体、10b…嵌合部、11…第1のレセプタクル、12…第2のレセプタクル、13,15…光ファイバ、14…アクチュエータ、20…開口部、21…光源部、21a…レーザ光源、22…駆動部、22b…アンプ、23…画像生成部、23a…光検出部、24…制御部、40…導通検出回路、

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に配置され、照明光を出力する光源と、
    前記筐体に設けられ、かつ第1のコネクタが接続可能であり、接続された第1のコネクタに前記光源からの照明光を入射させる出射レセプタクル部と、
    前記筐体内に配置され、光を検出する光検出部と、
    前記筐体に設けられ、かつ前記第1のコネクタとは異なる第2のコネクタが接続可能であり、接続された第2のコネクタから出射される光を前記光検出部に入射させる検出レセプタクル部と、
    前記出射レセプタクル部に接続される前記第1のコネクタとして、前記出射レセプタクル部から入射される前記照明光を被検体に照射するための挿入部に導波する出射コネクタと、
    前記検出レセプタクル部に接続される前記第2のコネクタとして、前記挿入部に入射された前記被検体からの光を導波して前記光検出部に出射し、かつ前記検出レセプタクル部に接続されている状態において前記出射コネクタと接触することで前記検出レセプタクル部との接続が保持される検出コネクタと、
    を有することを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記出射コネクタは、前記検出コネクタと接触する接触面において接続方向に沿って設けられる凹形状または凸形状であるガイド部を有し、
    前記検出コネクタは、前記出射コネクタと接触する接触面において前記出射コネクタにおける前記ガイド部と嵌合する嵌合部を有することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. さらに、前記検出コネクタが前記検出レセプタクル部と接続されているか否かを検知する接続検知部を有し、
    前記接続検知部において前記検出コネクタが前記検出レセプタクル部に接続されていることが検知された場合に、前記照明光を出力するように前記光源を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  4. 前記検出レセプタクル部は、前記筐体における前記出射レセプタクル部の上部に配置され、
    前記検出コネクタは、前記出射レセプタクル部に接続される前記出射コネクタの上面と接触することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  5. 前記光源は、レーザ光を出力するレーザ光源であることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。

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