JP2017023568A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】加熱ユニットを設置しやすく、加熱ユニットの電源コードを保護できる使い勝手の良い炊飯器を提供することができる。【解決手段】内釜14と、内釜14を着脱自在の炊飯ユニット10と、炊飯ユニット10が載置された状態で内釜14を誘導加熱する加熱コイル27と、加熱コイル27を制御する制御回路23cと、加熱コイル27と制御回路23cとを有する加熱ユニット20と、加熱ユニット20と接続する電源コード90と、を備え、加熱ユニット20は、電源コード90の出口92が形成された側面部23kと、電源コード90の出口92の上方に側面部23kよりも外側に張り出す外周面23sを有する。【選択図】図3
Description
本発明は、着脱して持ち運びする炊飯用の釜を使用出来る炊飯器に関するものである。
特許文献1に示すものは、炊飯ユニットと炊飯ユニットを着脱自在に装着する電源ユニットとを備え、電源ユニットの側面から電源コードを出している。
しかしながら、特許文献1に記載の炊飯器では、電源ユニットが略直方体から成る側面から電源コードが突出しているため、炊飯ユニットを電源ユニットに装着する時に電源コードを挟む場合がある。特に電源ユニットの電源コードの出口と左右反対側のコンセントに電源コードのプラグを差し込んで使用している場合、電源コードを炊飯ユニットと電源ユニットとの間で挟む可能性が高まる。
特許文献1では、これについて十分に考慮されていない。
特許文献1では、これについて十分に考慮されていない。
そこで本発明は、上記課題を解決するために、加熱ユニットの電源コードを保護できる使い勝手の良い炊飯器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、内釜と、該内釜を着脱自在の炊飯ユニットと、該炊飯ユニットが載置された状態で前記内釜を誘導加熱する加熱コイルと、該加熱コイルを制御する制御回路と、前記加熱コイルと前記制御回路とを有する加熱ユニットと、前記加熱ユニットと接続する電源コードと、を備え、前記加熱ユニットは、前記電源コードの出口が形成された側面部と、前記電源コードの出口の上方に前記側面部よりも外側に張り出す外周面を有する。
本発明によれば、加熱ユニットの電源コードを保護できる使い勝手の良い炊飯器を提供することができる。
本発明は、内釜と、該内釜を着脱自在の炊飯ユニットと、該炊飯ユニットが載置された状態で前記内釜を誘導加熱する加熱コイルと、該加熱コイルを制御する制御回路と、前記加熱コイルと前記制御回路とを有する加熱ユニットと、前記加熱ユニットと接続する電源コードと、を備え、前記加熱ユニットは、前記電源コードの出口が形成された側面部と、前記電源コードの出口の上方に前記側面部よりも外側に張り出す外周面を有する。これにより、電源コードは外周面より下方に位置しているので、電源コードが加熱ユニットと炊飯ユニットとの間で挟み込まれることを抑制できる。特に、炊飯ユニットを加熱ユニットから外して再び加熱ユニットに載置する際に、例えば壁際で視認しにくい加熱ユニット後部と炊飯ユニット後部で、電源コードを挟み込むことを抑制できる。
また、前記炊飯ユニットが前記加熱ユニットに対して特定の向きで載置されるように位置決めする手段と、前記炊飯ユニットの後部に突出する支持板と、前記炊飯ユニットの前後の略中心を支点として後側へ可動し、前記支持板で支持されたとき前記加熱ユニットの最後端部に突出するハンドルと、を備える。これにより、ハンドルが後壁に当たることを抑制して、かつ後壁との間に電源コードを通すための隙間をあけて設置しやすく、電源コードが後壁と加熱ユニットの間に挟まれることを抑制できる。
次に、本発明の実施形態に係る炊飯器について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態では、内釜を加熱する加熱手段として電磁誘導式のものを例に挙げて説明するが、電気ヒータなどの別の加熱手段を適用することもできる。
図1、図2、3図は、本実施形態に係る炊飯器を示す外観上面図、外観正面図、外観側面図である。図7は、本実施形態に係る炊飯器の炊飯器ユニット10を示す外観斜視図である。図4、図5、図6は本実施形態に係る炊飯器の加熱ユニットを示す外観側面図、外観上面図である。
図1から図3に示すように、炊飯器1は、炊飯ユニット10と加熱ユニット20とを備えて構成されている。
図1から図3に示すように、炊飯器1は、炊飯ユニット10と加熱ユニット20とを備えて構成されている。
後壁Wの直近に炊飯器1を置いて、電源コード90を後壁Wと炊飯器1の間を通して電源コード90の出口と左右反対方向へ這わせた状態を図1、図3に示している。
炊飯ユニット10は、本体部11と、この本体部11の上部を覆う蓋体12と、炊飯ユニット10の外周側面の前後方向の略中心を支点13aとして後側へ可動するハンドル13とを備えて構成されている。本体部11と蓋体12とで構成される外観は、おひつを模した形状を呈している。蓋体12には、本体部11と蓋体12とのロックおよびロック解除を行う操作スイッチ12cと、炊飯時に発生する蒸気を廃棄する蒸気口12b4が設けられている。なお、図示していないが、蓋体12には、蓋体12を開方向に付勢する付勢部材が設けられていてもよい。
加熱ユニット20は、略円錐台形状を呈するケース60に収納する加熱部21を有し、この加熱部21の上面に炊飯ユニット10が載置されるように構成されている。このように加熱部21を略円錐台形状とすることにより、炊飯ユニット10を安定して支持することができる。
ケース60は略円錐台形状で裾広がりの外周面23sを操作パネル22を有する前方を除いて略全周に設けられている。そして上面視でケース60の外周面23sの下に隠れる側面部23kを外周面23s同様に前方を除いて略全周に備える。
また、加熱ユニット20は、加熱部21の正面(前面)に、周面に沿って前側一部に張り出す操作部61を設けて上面に操作パネル22が設けられている。操作パネル22は、各種設定を行うスイッチ類22a、運転状態などを表示する表示部22bなどを備えている。また、加熱ユニット20は、加熱部21には制御回路収容部23が設けられている。この制御回路収容部23(図10)から電源コード90が引き出されている。
そして加熱ユニット20を正面から見たときに、裾広がりの外周面23sで隠れる位置の側面部23kにコード出口92を設ける。例えば加熱ユニット20を上面視したときに、アーマ部91の電源コード90側の先端が加熱ユニット20の最後端部23eより必ず手前側となる側面部23kに設けることで、アーマ部91が後壁Wに当たることも無く、また、電源コード90の曲げθを90度以下に抑えられることで曲げ角度を極力小さくすることで、電源コード90の品質の低下を防ぐこともできる。側面部23kにコード出口92を設け、コード出口92には付け根部にアーマ部91を有する電源コード90を備える。側面部23kに設けるコード出口92は、必ずしも後ろ向きに開口するものでなくともよく、アーマ部91の成形によって、電源コード90が側面部23kに沿うように加熱ユニット20の後ろ向きに自然に向くようにしてもよい。加熱ユニット20の後ろに向けて電源コード90が装着されることで、加熱ユニット20の周囲に自然になじみ、外周面23sで隠されて保護される経路を通って、加熱ユニット20のコード出口92と左右反対側に電源コード90を這わすことができる。例えば加熱ユニット20のコード出口92と左右反対側にコンセントがあるときに使いやすい。
さらに、前記のように電源コード90が這うことで、炊飯ユニット10を着脱するときに炊飯ユニット10で電源コードを踏みつけることを防止できる。
また、同様に前記のように電源コード90が這うことで、加熱ユニット20を移動して再び設置するときに加熱ユニット20で電源コードを踏みつけることを防止できる。
実施例の電源コード90は根本側にアーマ部91を備えるが、コードリールタイプの電源コードでも良い。その時は、側面部23kの曲面と電源コードの巻き癖とを合わせられるようにコード出口92の位置を右側、もしくは左側に設ける事で、より素直に電源コード90を這わせる事が可能となる。
図8は、炊飯器の炊飯ユニット10の蓋体12を開けた状態を示す斜視図である。
図8に示すように、炊飯ユニット10の本体部11には、有底円筒状の内釜14(釜)が収容されている。内釜14は、例えば、鉄などの強磁性金属を含む磁性金属と非磁性金属の複合材で形成され、上部開口14aの全周にフランジ部14bを有している。また、内釜14は、内釜収容部32(図10参照)に着脱可能に収容されている。
図8に示すように、炊飯ユニット10の本体部11には、有底円筒状の内釜14(釜)が収容されている。内釜14は、例えば、鉄などの強磁性金属を含む磁性金属と非磁性金属の複合材で形成され、上部開口14aの全周にフランジ部14bを有している。また、内釜14は、内釜収容部32(図10参照)に着脱可能に収容されている。
蓋体12は、内釜14の上部開口14aを開閉するものであり、外蓋12aと内蓋12bとで構成されている。また、蓋体12は、本体部11の後端部において、ヒンジ部12d(回動軸)を介して回動自在に支持されている。ヒンジ部12dは、本体部11の平面視円形状の内側に位置するように配置されている。
外蓋12aは、略円盤形状を呈し、下面に内蓋12bを収容する凹部12a1を有している。また、外蓋12aの前端には、上面から側面にかけてL字状に形成された操作スイッチ12cが取り付けられている。操作スイッチ12cには、後記するロック部材12eと係合してロックする爪部12c1が設けられている。
内蓋12bは、外周縁部の全体にわたってパッキン12b1が取り付けられており、蓋体12を閉じたときに、内釜14の上部開口14aを覆い、内釜14の内部を略密閉状態に保つようになっている。
本体部11は、略円柱形状を呈し、内釜14を収容する有底円筒状の内釜収容部32(図10参照)を有している。また、本体部11には、内釜14の外周に沿って延在する略環状の縁部11aが形成されている。この縁部11aの幅は、前端部11a1が最も狭く形成され、左右両側から後端部11a2に向けて徐々に広くなり、後端部11a2が最も広くなるように構成されている。
また、縁部11aの前端部11a1には、操作スイッチ12cと係合してロックするロック部材12eが設けられている。なお、ロック部材12eは、公知の方法によって構成することができる。
ヒンジ部12dは、縁部11aの後端部11a2の幅内に略収まるように構成されている。これにより、蓋体12を閉じたときに、円柱形状を呈する炊飯ユニット10の周面からヒンジ部12dが突出しないようになっている。
図9は、炊飯ユニットを下側から見上げた状態を示す斜視図である。
図9に示すように、本体部11の下面には、本体部11の底面部となる凹部11bが形成されている。この凹部11bは、本体部11の直径よりも短く形成され、凹部11bの周囲に環状の支持部11cが形成されている。
図9に示すように、本体部11の下面には、本体部11の底面部となる凹部11bが形成されている。この凹部11bは、本体部11の直径よりも短く形成され、凹部11bの周囲に環状の支持部11cが形成されている。
支持部11cの幅は、前記した縁部11aと同様に、前端部11c1が最も狭く形成され、左右両側から後端部11c2に向けて徐々に広くなり、後端部11c2が最も広くなるように構成されている。なお、支持部11cの複数個所(本実施形態で4箇所)には、ゴム製の滑り止め部材11dが嵌め込まれ、炊飯ユニット10をテーブルに載置したときの滑りを防止している。
また、凹部11bの天井板11eの中心部には、上下方向に貫通する円形の貫通孔11fが形成されている。なお、この貫通孔11fは、伝熱板38によって閉塞されている。なお、伝熱板38の詳細な形状については後記する。
また、凹部11bは、上方に向けて縮径するように、円錐台形状の空間S10を有している。また、凹部11bの側面(周面)には、径方向外側に向けて凸となる位置決め凹部11gが形成されている。この位置決め凹部11gは、炊飯ユニット10と加熱ユニット20との取付方向を決めるものである。位置決め凹部11gによって炊飯ユニット10には、炊飯ユニット10の正面と加熱ユニット20の正面とが同一方向となるように特定の向きでのみ載置できる。なお、本実施形態では、凹部11bが後方に向けて凸となる場合を例に挙げて説明しているが、後方に限定されるものではなく、前方や側方など他の方向に向けて凸となるように構成してもよい。また、位置決め凹部11gについては、1箇所に限定されるものではなく、複数箇所に設けてもよい。
また、本体部11の背面(後面)には、後方に向けて突出する支持板11hが設けられている。このハンドル支持板11hは、略三日月板状に形成され、ハンドル13が後ろ向きの水平位置で支持される高さ位置に取り付けられている。支持板11hはハンドル13の手持ち部13hを支持する。なお、ハンドル13は、その両端部が本体部11の左右側面側に支点13aで回動自在に支持されており、前向きから後向きまでの範囲で回動するように構成されている。
そしてハンドル13は、支持板11hで支持されたとき加熱ユニット20の最後端部23eに突出するものである。
図4、図5、図6は本実施形態に係る炊飯器の加熱ユニットを示す外観側面図、外観上面図、外観正面図で、図10は、炊飯ユニットを加熱ユニットから取り外した状態を示す側断面図である。
図10に示すように、炊飯ユニット10を上方に持ち上げることで、炊飯ユニット10を加熱ユニット20から取り外すことができるようになっている。このように、本実施形態の炊飯器1では、炊飯後に、炊飯ユニット10のみを取り外してテーブル(食卓)に置くことができるようになっている。
図4、図5、図6に示すように、加熱ユニット20は、加熱部21の上面に略円錐台形状の凸部21aを有している。この凸部21aは、前記した凹部11bの空間S10(図9参照)に沿う形状である。この凸部21aの上面21bの中央には、略円筒形状の突起部21cが形成されている。この突起部21cの円筒の内側には、温度センサ25が挿通され、突起部21cの上部開口21eから温度センサ25の上端部(上端面)が突出している。
また、凸部21aの側面(周面)には、径方向外側に向けて突出する位置決め凸部21d(位置決め手段21d)が形成されている。この位置決めが、図9に示す本体部11の位置決め凹部11g(位置決め手段11g)と嵌合することにより、炊飯ユニット10と加熱ユニット20との取付方向が決定される。すなわち、ヒンジ部12d(図8参照)が後端(奥側)に位置した状態で炊飯ユニット10が加熱ユニット20上に載置される。なお、位置決めの位置は、前記した位置決め凹部11gと対応するように、前方や側方など他の方向に凸となるように構成してもよい。
また、凸部21aの周囲には、炊飯ユニット10の支持部11c(図10参照)が当接する環状の当接面21fが形成されている。この当接面21fについても、支持部11cと同様に、前端部21f1が最も狭く形成され、左右両側から後端部21f2に向けて徐々に広くなり、後端部21f2が最も広くなるように構成されている。
炊飯ユニット10と加熱ユニット20との位置決めを設ける事で、加熱ユニット20側に炊飯ユニット10を検知するセンサ81(例えば磁力を検知するホール素子やリードスイッチ)を設け、また炊飯ユニット10の底面側に報知素子80(例えば磁石など電力の不要な素子)を設ける事で、加熱ユニット20側で炊飯ユニット10の有無を検知する事が可能となる。また、加熱ユニット20側のセンサ81を複数個設け、報知素子80を検知したセンサ81に応じて加熱する被加熱物(炊飯ユニット20)を認識出来るようにしても良い。また、センサ81を二個、それぞれ異なる位置、例えば加熱ユニット20の位置決め凸部21dの左右側にセンサ81aとセンサ81bを配置(図5参照)し、この各センサに対応した位置にとなるように炊飯ユニット20の位置決め凹部11gの左側(底面側から見て)に報知素子80aを設けることで、加熱ユニット20はセンサ81aが報知素子80(80a)を検知する事で、加熱ユニット20に載置されている被加熱物が炊飯ユニット10を識別して知ることが可能となる。また、どちらのセンサ81も報知素子80を検知できなかった場合は、被加熱物が載置されていないと判断する事がきる。そのため、一般の鍋やホークなどが誤って加熱されることは無い。
図3は、炊飯ユニットを加熱ユニットに載置した状態を示す側面図である。
図3に示すように、ハンドル13を受け止める支持板11hを有して配置されている。制御回路収容部23は加熱部21の加熱コイル27より下に低くすることで、炊飯ユニット10を加熱ユニット20にセットする際、炊飯ユニット10を加熱ユニット20にセットすることが容易になる。加熱ユニット20の360度全周から炊飯ユニット10を加熱ユニット20に載置できる。例えば、キッチンのカウンター越しにキッチンへ手を伸ばして炊飯ユニット10を取り外すときに加熱ユニット20が邪魔にならず使い勝手がよい。電源コード90が外周面23a下側で側面部23kに沿うようにして這うため、後側から炊飯ユニット10を加熱ユニット20に装着する場合にも電源コード90が邪魔にならない。
図3に示すように、ハンドル13を受け止める支持板11hを有して配置されている。制御回路収容部23は加熱部21の加熱コイル27より下に低くすることで、炊飯ユニット10を加熱ユニット20にセットする際、炊飯ユニット10を加熱ユニット20にセットすることが容易になる。加熱ユニット20の360度全周から炊飯ユニット10を加熱ユニット20に載置できる。例えば、キッチンのカウンター越しにキッチンへ手を伸ばして炊飯ユニット10を取り外すときに加熱ユニット20が邪魔にならず使い勝手がよい。電源コード90が外周面23a下側で側面部23kに沿うようにして這うため、後側から炊飯ユニット10を加熱ユニット20に装着する場合にも電源コード90が邪魔にならない。
また、加熱ユニット20の下面には、複数の脚部26が設けられ、これらの脚部26によって加熱ユニット20を支持している。
図1は、本実施形態に係る炊飯器を示す外観上面図で、図5は、本実施形態に係る炊飯器の加熱ユニットを示す外観上面図である。図5に示すように、制御回路収容部23の外周面23sは、ケース60の略円錐台形状により湾曲して形成され、周方向の中央部が、炊飯器1の最も後ろ側に位置する最後端部23e(最外部)となるように構成されている。
支持板11hは、平面視において三日月状に形成され、支持板11hの先端(後端)にハンドル13の一部が当接することで支持されている。このように構成することにより、支持板11hの本体部11からの突出量を少なくすることができる。
炊飯ユニット10を加熱ユニット20に載置したときには、操作パネル22の操作面が炊飯ユニット10から外側に突出するとともに斜め上向きとなるように構成されている。これにより、炊飯器1が低い場所に置かれ、炊飯器1を見下ろす状態であっても、操作パネル22の操作性および視認性を向上できる。
図10は、図1のA−A線矢視断面図である。なお、図10では、炊飯ユニット10を加熱ユニット20から外した状態で一部を簡略化(断面の奥側に見える一部分を省略)して図示している。
図10に示すように、蓋体12の内部には蓋断熱材33cが設けられ、本体部11は、外郭を構成する有底円筒形状の胴体部31と、内釜14を収容する内釜収容部32と、内釜収容部32の周囲に巻回される側面断熱材33aと、内釜収容部32の底部32aに覆われた底面断熱材33bと、を含んで構成されている。なお、内釜収容部32は、耐熱性を有する合成樹脂などで形成され、断熱材は、側面断熱材33aと底面断熱材33bと蓋断熱材33cを合わせて断熱材33と呼ぶ。
凹部11bの天井板11eに形成された貫通孔11fは、略円筒形状であり、内釜収容部32の底部32aを貫通して内釜14側に露出している。また、貫通孔11fには、貫通孔11fを閉塞する伝熱板38が取り付けられている。
伝熱板38は、アルミニウム合金などで断面視凹状に形成され、貫通孔11fの上側から被せられることで開口11f1が閉塞されている。また、伝熱板38は、貫通孔11fの円筒に外冠され、径方向外側に突出するフランジ部38aによって抜け止めされている。また、伝熱板38は、上下方向に可動できるように空間が形成されている。
また、貫通孔11fの下部(入口側)は、下方に向けて貫通孔11fの径が広がる形状になっているので、突起部21cを貫通孔11f内に容易に案内することができ、炊飯ユニット10を加熱ユニット20に載置することが容易になる。
内釜収容部32は、有底円筒形状を呈し、内釜収容部32の底部32aが凹部11bの天井板11eの内面(上面)に底面断熱材33bを介して固定されている。底部32aの径方向の中心からは、伝熱板38の上面が内釜14側に突出している。
次に内釜14について詳細に説明する。
内釜14は、アルミニウム板と、磁性を有するステンレス板をクラッドし、そのクラッド材を前記アルミニウム板が内釜14の内側に位置し、前記ステンレス板が外側に位置するように内釜形状に絞り加工し、これを内釜14の金属基材としている。その後、ステンレス板のさらに外側に鉄を溶射したものである。
内釜14は、アルミニウム板と、磁性を有するステンレス板をクラッドし、そのクラッド材を前記アルミニウム板が内釜14の内側に位置し、前記ステンレス板が外側に位置するように内釜形状に絞り加工し、これを内釜14の金属基材としている。その後、ステンレス板のさらに外側に鉄を溶射したものである。
ここで、溶射は鉄線を放電等で溶かし、ガス噴射で溶けた鉄微粒子を内釜14の金属基材まで飛ばして熱と運動エネルギーで密着させる製法を採用し、本実施例では鉄を約2000℃の比較的低い温度の放電で溶かし、ガス噴射を300〜400km/hの比較的低速状態とし、かつガスは圧縮空気とし、前記金属基材に対してほぼ垂直方向から空気中を飛ばすことにより、鉄の粒子が低温のため粒子が大きく、金属基材まで飛んでいる間に圧縮空気で表面が酸化鉄に変化するようにしている。そして金属基材に到達すると、運動エネルギーで扁平に変形しながら金属基材に密着する。
さらに次々と積層して数十層から数百層(実施例では20〜300層程度になる)になるので、酸化していない鉄層と酸化鉄層が交互に折り重なり、また鉄粒子径が大きく温度が低く、速度も遅いので鉄粒子同士は完全には一体化せず部分的に隙間すなわち空気層が構成される。この空気層は鉄層と酸化鉄層で密閉されるので、密閉時は高温の空気であるが常温に冷却後は真空状態となるものである。
こうして製造された内釜14は、誘導加熱される鉄鋼材の通常の発熱効率に対して5%程度向上し、さらに、前記真空層による断熱効果と高い蓄熱性が備わったものである。
内釜14の底部14cは、中央部に上方に隆起した隆起部14dを有している。隆起部14dは、中央部が最も高く、径方向外側に向けてなだらかな曲面となるように構成されている。隆起部14dの中央部の下面には、伝熱板38が接触する。このように伝熱板38を設けて貫通孔11fを塞ぐことにより、内釜14の熱が貫通孔11fを通して下方に逃げるのを防止できる。
断熱材33は、内釜14の全周を囲うように設けられている。構造的には内釜14を着脱可能に設けるため、内釜14を収納する内釜収容部32の全体を囲むように断熱材33が設けられている。内釜収容部32の周囲には側面断熱材33aを巻回して設け、内釜収容部32の底部32aには略円形状の底面断熱材33bを内釜収容部32の底部32aと凹部11bの天井板11eとの間に挟み込むように圧設して設け、蓋体12の内部には蓋断熱材33cが設けられている(側面断熱材33aと底面断熱材33bと蓋断熱材33cを合わせて断熱材33と呼ぶ)。
使用する断熱材33は、側面断熱材33aには略長方形に成形した真空断熱材を内釜収容部32の側面に巻回(図12)して使用し、底面断熱材33bと蓋断熱材33cにはガラス繊維を使用した略円形状の断熱材を使用している。蓋断熱材33cは、蓋体12を開けるのに必要な可動する操作スイッチ12cと蒸気口12b4を避けて蓋体12内に設け、底面断熱材33bは、伝熱板38が通り抜ける開口部を設け、内釜収容部32の底部32aの部分は、底部32aと凹部11bの天井板11eとの間に挟み込むように圧設し、内釜収容部32の底部32aから側面に連なる角部では圧設しないで内釜収容部32に密着するように覆うことで、断熱材本来の性能を発揮しながら内釜14全体を断熱材33で覆っている。
本実施例では、加熱コイル27から発生する磁界は底部断熱材33bを介して内釜底部14cを誘導加熱するものである。そのため、内釜収容部32の底部32a部分の断熱性能をより大きくするために断熱材の厚みを厚くすると、加熱コイル27と内釜14までの距離が離れ、加熱コイル27によって内釜14を誘導加熱する効率が悪くなり、加熱効率が悪化し、本来誘導加熱による高火力でご飯を美味しく炊き上げる特性を悪くする課題がある。そのため真空断熱材などは、保温性能は高い半面、厚みが厚く、また角部などを保護する場合は、ゴワゴワして隙間なく覆うことが難しい問題がある。ここでは、先ず美味しいご飯を炊く性能を優先し、保温性能を極限まで良くするものである。
さらに、付け加えると、一体の炊飯器に比べ、炊飯ユニット10と加熱ユニット20とに分離できる構造にすると、内釜と加熱コイルとの間に、各ユニットの外郭部材、例えば、炊飯ユニット10では凹部11bの天井板11eの厚み、加熱ユニット20では凸部21aの上面21bの厚み分が加わり、内釜14と加熱コイル27との距離が大きくなり、誘導加熱の加熱効率を悪化させる原因になる。本発明では、内釜14の基材にアルミニウム板とステンレス板をクラッドしたクラッド材を使用し、該ステンレス板に鉄の溶射を施したことで加熱効率を上昇させ、炊飯器として内釜に鉄鋼材を使用した加熱効率と同等の高い加熱効率を維持するものである。
内蓋12bは、内釜14の内部の蒸気の排出を制限して所定圧力を保ち、内釜14の内部の熱の逃げるのを防止する保温特性を備えた調圧弁12b2を有している。熱容量の有るステンレス球からなる調圧弁12b2により外気と内釜14内と連通を遮り、内釜14とご飯の熱の流出を防止している。そして、調圧弁12b2を通過した蒸気は、蒸気通路12b3を通って、蓋体12(外蓋12a)に設けられた蒸気口12b4から炊飯器1の外部に排出される。
操作スイッチ12cは、軸12fを支点としてW方向に回動可能であり、操作スイッチ12cをW1方向に付勢する付勢部材12f1が設けられている。蓋体12を開ける場合には、操作スイッチ12cの上面を押圧することにより、操作スイッチ12cが軸12fを支点としてW2方向に回動することで蓋体12のロックが解除される。また、蓋体12を閉める場合には、蓋体12を本体部11側に向けて押し込むことにより、蓋体12がW1方向に回動して本体部11にロックされる。
加熱部21には、凸部21aの上面21bの下面(内面)に加熱コイル27が設けられている。この加熱コイル27は、例えば、リッツ線を巻回して平面環状に構成されている。また、加熱コイル27は、コイル保持部28上に載置されている。
温度センサ25は、円柱形状を呈し、軸方向(上下方向)の中間部につば部25aが形成されている。つば部25aと、加熱部21内に形成された受け部21gとの間にコイルばね39が介装され、このコイルばね39の付勢力によって、温度センサ25を上方(上部開口21eから突出させる方向)に付勢している。
制御回路収容部23の内部には、制御回路23cが収容されている。この制御回路23cは、基板に加熱コイル27に電力を供給するインバータ制御回路などを備えて構成されている。また、制御回路23cは、温度センサ25が検出した温度情報や制御プログラムに応じて、加熱コイル27へ供給する電力を制御する。
加熱ユニット20は、制御回路収容部23は加熱部21内の空間で連通して、冷却風路を構成している。この空間にまたがるように冷却ファン(図示せず)が配置されている。炊飯時に冷却ファン(図示せず)が作動すると、吸気口29(図4参照)から吸気された空気が流れることで、制御回路23c(特に加熱コイル27に電力を供給する素子)および加熱コイル27が冷却されるようになっている。冷却後の空気は、加熱ユニット20に設けられた図示しない排気口から外部に排出される。排出される排気は炊飯ユニットに当たらない方向に排気される。
このように、保温性を重視する炊飯ユニット10と冷却を重視する加熱ユニット20を分離することで、炊飯ユニット10ではご飯の熱が逃げないように効率よく断熱構造を構築でき、加熱ユニット20においては加熱コイル27と制御回路23cの特に加熱コイル27に電力を供給する素子の冷却を効率よく行えるための冷却風路を構築できる。そして、炊飯ユニット10の断熱構造を冷却風で冷やされることも無く、保温と冷却のお互いの働きに関して干渉することが無いので、効率の良い製品設計が可能となる。さらに、アルミニウム板とステンレス板のクラッド材に鉄の溶射を施した加熱効率の良い内釜14を使用することで、加熱時の加熱効率を高いレベルで維持可能とし炊飯時の電力使用においても効率が良くなる。
図11は、図1のA−A線矢視断面図である。
図11に示すように、炊飯ユニット10を加熱ユニット20に載置すると、加熱部21の凸部21aが本体部11の凹部11bと嵌合することで、炊飯ユニット10が傾くことなく、加熱ユニット20に載置される。また、凹部11bの周囲の支持部11cが凸部21aの周囲の当接面21fに当接することで、炊飯ユニット10が加熱ユニット20に支持される。このとき、温度センサ25が突起部21cの上面開口21eから突出するように、コイルばね39によって付勢されているので、温度センサ25の上面を伝熱板38の下面に密着させることができる。また、伝熱板38は、内釜14に密着しているので、温度センサ25によって、内釜14の温度、換言するとご飯の温度を精度よく検出することができる。
図11に示すように、炊飯ユニット10を加熱ユニット20に載置すると、加熱部21の凸部21aが本体部11の凹部11bと嵌合することで、炊飯ユニット10が傾くことなく、加熱ユニット20に載置される。また、凹部11bの周囲の支持部11cが凸部21aの周囲の当接面21fに当接することで、炊飯ユニット10が加熱ユニット20に支持される。このとき、温度センサ25が突起部21cの上面開口21eから突出するように、コイルばね39によって付勢されているので、温度センサ25の上面を伝熱板38の下面に密着させることができる。また、伝熱板38は、内釜14に密着しているので、温度センサ25によって、内釜14の温度、換言するとご飯の温度を精度よく検出することができる。
また、本体部11の凹部11bの空間S10(図13参照)と加熱部21の凸部21aとが略円錐台形状に形成されているので、凸部21aを凹部11bに挿入し易くなり、炊飯ユニット10を加熱ユニット20に載置し易くなる。
ところで、本実施形態では、偏心させることで内釜14の前方の隙間が狭くなり、また前端にロック部材12eが配置されているので、側面断熱材33aを単に筒状に巻くだけでは、側面断熱材33aがロック部材12eと干渉して、内釜14の周囲に側面断熱材33aを巻くことができない。そこで、本実施形態では、図12に示すように、帯状に形成された側面断熱材33aの両端の対応する角部を予め斜めに切り欠くことで、側面断熱材33aを筒状に曲げて両端を重ねたときに、三角形状の切欠部33aが形成される。この切欠部33aをロック部材12eの位置に合わせて巻くことにより、側面断熱材33aを内釜14の周囲にロック部材12eと干渉せずに筒状(リング状)に巻くことができる。
また、底面断熱材33b(図10)は、内釜14の底部14cを誘導加熱する時に加熱効率が悪くならないように、図10に示すように、内釜収容部32の底部32aと凹部11bの天井板11eとの間に挟み込むように圧設して、加熱コイルと27と内釜14の底部14cとの距離を離さないように取り付けられ、また底面断熱材33bには伝熱板38が通り抜ける開口部が設けられている。
以上説明したように、本実施形態の炊飯器1では、制御回路23cを加熱部21側加熱コイル27の下方に、加熱部21とは別の制御回路収容部23に設けたので、加熱部21の外周方向(図1参照)の出っ張りを小さく抑えることができ、炊飯ユニット10の設置位置を低くすることができる。これにより、炊飯ユニット10を加熱ユニット20から取り外す際に、炊飯ユニット10を加熱ユニット20に対して高く持ち上げる必要がないので、炊飯ユニット10を着脱する際の取り扱い性を向上させることができる。
また、本実施形態では、加熱部21の上面21bに突起部21cが形成され、炊飯ユニット10の下面に突起部21cが挿入される貫通孔11fが形成されている。
また、本実施形態では、貫通孔11fを閉塞する伝熱板38を設けることで、図14に示すように、炊飯ユニット10をテーブルTに置いたときに、内釜14の熱が貫通孔11fを通してテーブルT側に流れるのを防止することができ、テーブルTが高熱にさらされるのを防止できる。例えば、テーブルTにビニールクロスが掛けられていた場合、ビニールクロスが変形するといった不都合を防止できる。
また、本実施形態では、加熱ユニット20に内釜14の温度を検出する温度センサ25が設けられ、この温度センサ25が突起部21cに配置されている。これによれば、温度センサ25の凸形状と突起部21cの凸形状とを1箇所にまとめることができるので、炊飯器1の構造を簡略化することができる。
また、炊飯後の加熱部21の上面21bと対向する凹部11bの天井板11eは高温になるので、凹部11bの天井板11eがテーブルTに直接接触すると、テーブルTが高温に曝されることになり、テーブルTが傷む原因となるそこで、本実施形態では、本体部11の下面に加熱部21が挿入される凹部11bを設けることで、図13に示すように、炊飯後の炊飯ユニット10をテーブルTに置いたときに、テーブルTと炊飯ユニット10の天井板11eとの間に隙間(空間S10)を形成できるので、高温の天井板11eがテーブルTに直接接触しなくなり、テーブルTが高温の熱に曝されるのを防止することができる。例えば、テーブルT上にビニールクロスが掛けられていた場合、ビニールクロスが変形するといった不都合を防止できる。
また、内釜14に備えた断熱効果と蓄熱性、内釜14の全体を断熱層33によって覆い、蒸気口12b4は調圧弁12b2により塞ぐことによって、炊飯が終了した後に、炊飯ユニット10を食卓に運んだ後でも、1時間後にご飯の温度が70℃以上を保つことが可能となり、食事中は、ご飯を再加熱することなく美味しいご飯を食することが可能となった。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。蓋体12を全開にしたときに、蓋体12が後壁Wに当たらない構成であれば、制御回路23cを収容でき、かつ、蓋体12が後壁Wに当たらない構成であれば、制御回路収容部23の上面23bが加熱部21の上面23bよりも下側に位置するものであってもよい。
また、本実施形態では、伝熱板38を備えた炊飯器1を例に挙げて説明したが、伝熱板38を備えない炊飯器であってもよい。
さらに、内釜14を収納する部分と、内釜14を加熱する部分とが分離可能な炊飯器を提供することで、ご飯の保温性能を良くしながら内釜14部分の持ち運びの良い炊飯器を提供できる。
炊飯ユニット10を取り外して食卓で使い、食事が済んで元の加熱ユニット20に装着して片づける場合に、炊飯ユニット10のハンドル13を片手で持って加熱ユニット20を前方より見るものである。そのときに、略円錐台形状で裾広がりの外周面23sと上面視で外周面23sの下に隠れるケース60の側面部23kにコード出口92を設け、コード出口92に付け根部にアーマ部91を有する電源コード90を設けているので、電源コード90が加熱ユニット20に周囲に沿って這うため、炊飯ユニット10を装着するときに電源コード90を挟むことを防止できる。
そして、外周面23sの下に隠れる側面部23kにコード出口92を設けることで、炊飯ユニット10で炊飯時に水加減を誤って水が多すぎた場合に吹き零れる場合にも、炊飯ユニット10から外周面23sに伝わってもコード出口92は外周面23sの張り出した軒下に入り込んだ位置にあるので、コード出口92にはかかるのを防止している。そして、コード出口92から、制御回路収容部23の制御回路23cに侵入するのを防止できる。
そして加熱ユニット20に炊飯ユニット10を載置するときに、炊飯ユニット10に炊飯ユニット10の正面と加熱ユニット20の正面とが同一方向となるように特定の向きでのみ載置できる位置決め手段11gを設けているので、正面が揃うように載置できる。そのため、後壁Wには必ずハンドル13が倒れることとなる。
さらに、炊飯ユニット10の後部に突出する支持板11hを設け、炊飯ユニット10の前後の略中心を支点13aとして後側へ可動し、支持板11hで支持されたとき加熱ユニット20の最後端部23eに突出するハンドル13を設けるので、ハンドル13を握って加熱ユニット20に載置した手を放しても、ハンドル13は、最も重いハンドルの手持ち部13hを下から支えるので、本体部11の支点13aへの負担が少ない。例えばハンドル13の手持ち部13hに意匠性を高める重厚なデザイン形状や材質とした場合にも有効である。
そして、手持ち部13hは、炊飯ユニット10よりも後ろ側に突出し、加熱ユニット20の最後端部23eに突出するので、加熱ユニット20の後方を後壁Wから一定距離を離すことができる。それによって、後壁Wとの間には電源コード90を通すための隙間を目検討で空けなくてもよく設置しやすい。そして、電源コード90は後壁Wと加熱ユニット20の間に挟まれることなく使うことができる。
本発明によれば、加熱ユニット10を設置しやすく、加熱ユニット10の電源コード90を保護できる使い勝手の良い炊飯器を提供することができる。
1 炊飯器
10 炊飯ユニット
11g 位置決め手段
11h 支持板
13 ハンドル
13a 支点
14 内釜
20 加熱ユニット
23c 制御回路
23e 最後端部(最外部)
23s 外周面
23k 側面部
27 加熱コイル
60 ケース
90 電源コード
91 アーマ部
92 コード出口
10 炊飯ユニット
11g 位置決め手段
11h 支持板
13 ハンドル
13a 支点
14 内釜
20 加熱ユニット
23c 制御回路
23e 最後端部(最外部)
23s 外周面
23k 側面部
27 加熱コイル
60 ケース
90 電源コード
91 アーマ部
92 コード出口
Claims (2)
- 内釜と、該内釜を着脱自在の炊飯ユニットと、
該炊飯ユニットが載置された状態で前記内釜を誘導加熱する加熱コイルと、該加熱コイルを制御する制御回路と、前記加熱コイルと前記制御回路とを有する加熱ユニットと、前記加熱ユニットと接続する電源コードと、を備え、
前記加熱ユニットは、
前記電源コードの出口が形成された側面部と、
前記電源コードの出口の上方に前記側面部よりも外側に張り出す外周面を有することを特徴とする炊飯器。 - 前記炊飯ユニットが前記加熱ユニットに対して特定の向きで載置されるように位置決めする手段と、
前記炊飯ユニットの後部に突出する支持板と、
前記炊飯ユニットの前後の略中心を支点として後側へ可動し、前記支持板で支持されたとき前記加熱ユニットの最後端部に突出するハンドルと、を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015147327A JP2017023568A (ja) | 2015-07-27 | 2015-07-27 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015147327A JP2017023568A (ja) | 2015-07-27 | 2015-07-27 | 炊飯器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017023568A true JP2017023568A (ja) | 2017-02-02 |
Family
ID=57945051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015147327A Pending JP2017023568A (ja) | 2015-07-27 | 2015-07-27 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017023568A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019141395A (ja) * | 2018-02-22 | 2019-08-29 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機システム |
-
2015
- 2015-07-27 JP JP2015147327A patent/JP2017023568A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170119 |
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