JP2017021788A - 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子黒板との間で行うファイルの送受信を行うための事前準備を容易に行う。【解決手段】他装置との間でデータの送受信を行う画像処理装置のアドレス情報を記憶する記憶手段と通信を行う第一の通信手段と、第一の通信手段を用いた通信を行うことにより、記憶手段から画像処理装置のアドレス情報を読み取る読取手段と、読取手段によって読み取ったアドレス情報を有する画像処理装置との間でデータの送受信を行う第二の通信手段と、を含む。【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムに関する。
近年、複数の情報処理装置がクラウド等のネットワークを介して接続され、大型ディスプレイに表示された画像を共有するシステムが用いられてきている。例えば、企業や教育機関、行政機関等における会議において、背景画像の上にユーザが文字、数字、又は図形等のストローク画像を描画可能な電子黒板が利用されている。この電子黒板を、企業等が自社で保有し、自社の設備において運用するいわゆるオンプレミス型のプライベートクラウドサービスに接続し、端末からのファイル送受信により、電子黒板に表示させる技術が考えられ既に知られている。
特許文献1には、電子黒板を含んだ情報共有システムの環境構築を容易にすることを目的として、表示共有装置に、画面に表示する機能と通信機能とを設け、端末装置に、画像を撮影する機能と通信機能とを設け、接続装置に、各々と通信する機能と認証、設定、制御機能とを設ける技術が開示されている。
しかしながら、従来の電子黒板では、オンプレミス型のプライベートクラウドサービスを利用可能なユーザを登録するに際し、プライベートクラウドサービスにログインするためのユーザID(Identification)、パスワード等で識別されるアカウントを事前に登録必要がある。この登録には、プライベートクラウドサービスのウェブブラウザにアクセスしてユーザ登録を行う必要があった。
また、電子黒板と端末(デバイス)との間でファイルを送受信するためには、電子黒板に表示されるQR(Quick Response)コード(登録商標)及び認証コードを読み取ることにより、端末装置(デバイス)を当該電子黒板に登録するといった事前の準備を必要とするという問題があった。
また、特許文献1に記載された情報処理装置では、ユーザが良好な操作感を得ることを目的としているが、ユーザが、電子黒板との間でファイルの送受信を行う等といった、電子黒板との間で情報共有を行うためには、事前準備や登録といった手順を必要としており、電子黒板と接続するための事前準備を容易にするという問題は依然として解決されていない。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、ユーザが電子黒板との間で行うファイルの送受信を行うための事前準備を容易に行うことが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明における情報処理装置は、他装置との間でデータの送受信を行う画像処理装置のアドレス情報を記憶する記憶手段と通信を行う第一の通信手段と、前記第一の通信手段を用いた前記通信を行うことにより、前記記憶手段から前記画像処理装置のアドレス情報を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取った前記アドレス情報を有する画像処理装置との間で前記データの送受信を行う第二の通信手段と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが電子黒板との間で行うファイルの送受信を行うための事前準備を容易に行うことが可能な情報処理装置を得ることができる。
本実施形態の基礎となる情報処理システムの全体構成図の一例である。 本実施形態の基礎となる情報処理システムを構成する電子黒板のハードウェア構成図である。 本実施形態の基礎となる情報処理システムを構成する電子黒板の機能ブロック図の一例である。 本実施形態に係る情報処理システムの全体構成図である。 本実施形態に係る情報処理システムを構成する携帯端末装置と電子黒板の機能ブロック図の一例である。 本実施形態に係る情報処理システムを構成する携帯端末装置のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る情報処理システムに用いられるRFID(NFC)の基本的な概略構成について説明する図である。 本実施形態に係る情報処理システムに用いられるNFCによる通信方法について説明する図である。 本実施形態に係る情報処理システムの動作の一例について説明するフロー図である。 本実施形態に係る情報処理システムの動作の一例について説明するフロー図である。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。以下、本発明について説明するが、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。以下の実施形態では、近接無線通信として、NFC(Near Field Communication)を一例に挙げて説明を行っている。しかしながら、近接無線通信を行うことが可能なRFID(Radio Frequency Identifier)と呼ばれる近接無線通信全般について本発明を適用可能である。
本実施形態は、他装置の一例である携帯端末装置と電子黒板との間で所定のデータの送受信を行うことに関し、以下の特徴を有している。すなわち、MFP(Multifunction Peripheral)を一例とする情報処理装置を、携帯端末装置において操作するための所定のアプリケーションプログラムを用いる。そして、携帯端末装置との間で所定のデータのファイルの送受信を行う電子黒板のIP(Internet Protocol)アドレスを一例とするアドレス情報をNFC(Near Field Communication)のタグに書き込んでおく。さらに、上記アプリケーションプログラムを起動させ、携帯端末装置を用いてNFCのタグ情報を読み込む。
これにより、電子黒板に対する携帯端末装置のユーザ登録が完了する。さらに、携帯端末装置と電子黒板との間で所定のデータの送受信を行うにあたりセキュリティが設定されている場合には、携帯端末装置から電子黒板に対するアクセスにより、電子黒板にパスコード(認証コード)が表示される。このパスコードを携帯端末装置において入力することにより、携帯端末装置から送信する所定のデータを電子黒板において表示することができると共に、電子黒板に表示されたファイルを受信することにより、携帯端末装置において表示することができる。
すなわち、情報処理装置を操作する所定のアプリケーションプログラムがインストールされた携帯端末装置を用いて電子黒板のアドレス情報が書き込まれたNFCのタグ情報を読み込むことにより、ユーザ登録又は認証コードの読み取りといった事前準備が不要となる。この本発明の特徴について、以下の図面を用いて詳細に解説する。
まず、本実施形態の基礎となる情報処理システムの全体構成図の一例について説明する。図1は、本実施形態の基礎となる情報処理システムの全体構成図の一例である。なお、図1では、説明を簡略化するために、2台の電子黒板2a、2b、及びこれに付随する電子ペン4a、4b等を示しているだけであるが、3台以上の電子黒板や電子ペン等を利用しても良い。電子黒板2a、2bは画像処理装置の一例である。
図1に示すように、画像処理システム1は、複数の電子黒板2a、2bと、複数の電子ペン4a、4bと、USB(Universal Serial Bus)メモリ5a、5bと、ノートPC(Personal Computer)6a、6bと、テレビ(ビデオ)会議端末7a、7bと、PC8と、を有する。また、電子黒板2a、2b、及びPC8は、通信ネットワーク9を介して通信可能に接続されている。さらに、複数の電子黒板2a、2bには、それぞれディスプレイ3a、3bが設けられている。なお、PC8は、画像処理システム1における画面共有のPCであり、閲覧するためのモニタとして機能する。
また、電子黒板2aには、電子ペン4aによって生じたイベント(ディスプレイ3aに電子ペン4aのペン先、又は電子ペン4aのペン尻のタッチ)により描画された画像を、ディスプレイ3aに表示させることができる。なお、電子ペン4aだけでなく、ユーザの手Ha等によって生じたイベント(拡大、縮小、ページめくり等のジェスチャ)に基づいて、ディスプレイ3a上に表示されている画像を変更することもできる。電子ペン4a、4b、及び手Ha、Hbは、ポインティングデバイスの一例である。
また、電子黒板2aには、USBメモリ5aが接続可能である。電子黒板2aは、USBメモリ5aからPDF(Portable Document Format)等の電子ファイルを読み出したり、USBメモリ5aに電子ファイルを記録したりすることができる。また、電子黒板2aには、ケーブル10a1を介してノートPC6aが接続されている。ケーブル10a1は、Display Port、DVI(Digital Visual Interface)等の規格による通信が可能である。また、ケーブル10a1は、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)、VGA(Video Graphics Array)等の規格による通信が可能である。
そして、電子黒板2aでは、ディスプレイ3aに対する接触によってイベントを発生させ、このイベントを示すイベント情報を、マウス又はキーボード等の入力装置のイベントと同様に、ノートPC6aに送信する。同じく、電子黒板2aには、上記規格による通信が可能なケーブル10a2を介して、テレビ(ビデオ)会議端末7aが接続されている。なお、ノートPC6a、及びテレビ会議端末7aは、Bluetooth(登録商標)等の各種無線通信プロトコルに準拠した無線通信により、電子黒板2aと通信しても良い。
一方、電子黒板2bが設置されている他の拠点では、上記と同様に、ディスプレイ3bを備えた電子黒板2bと、電子ペン4bと、USBメモリ5bと、ノートPC6bと、テレビ会議端末7bと、ケーブル10b1と、ケーブル10b2と、が利用される。さらに、ユーザの手Hb等によって生じたイベントに基づいて、ディスプレイ3b上に表示されている画像を変更させることもできる。
これにより、一の拠点で電子黒板2aのディスプレイ3a上に描画された画像は、他の拠点で電子黒板2bのディスプレイ3b上にも表示される。逆に、他の拠点で電子黒板2bのディスプレイ3b上に描画された画像は、一の拠点で電子黒板2aのディスプレイ3a上に表示される。このように、画像処理システム1では、遠隔地において同じ画像を共有する遠隔共有処理を行うことができるため、遠隔地での会議等に用いると、非常に便利なシステムである。
なお、以下の説明において、複数の電子黒板のうち、任意の電子黒板を示す場合には、電子黒板2と称するものとする。複数のディスプレイのうち、任意のディスプレイを示す場合には、ディスプレイ3と称するものとする。複数の電子ペンのうち、任意の電子ペンを示す場合には、電子ペン4と称するものとする。
また、複数のUSBメモリのうち、任意のUSBメモリを示す場合には、USBメモリ5と称するものとする。複数のノートPCのうち、任意のノートPCを示す場合には、ノートPC6と称する。複数のテレビ会議端末のうち、任意のテレビ会議端末を示す場合には、テレビ会議端末7と称するものとする。さらに、複数のユーザの手のうち、任意の手を示す場合には、手Hと称するものとする。複数のケーブルのうち、任意のケーブルを示す場合には、ケーブル10と称するものとする。
また、本実施形態では、画像処理装置の一例として、電子黒板2を用いて説明を行っているが、これに限定されるものではない。他の画像処理装置の具体例として、電子看板(デジタルサイネージ)、スポーツ又は天気予報等で利用されるテレストレータ、又は、遠隔画像(映像)診断装置等が挙げられる。
また、情報処理端末の一例として、ノートPC6を用いて説明を行っているが、これに限定されるものではない。他の情報処理端末の具体例として、デスクトップ型PC又はタブレット型PC、スマートフォン、PDA(Personal Data Assistance)、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ、ゲーム機等、画像フレームを供給可能な端末が挙げられる。
さらに、通信ネットワーク9には、インターネット、LAN(Local Area Network)、携帯電話通信網等が含まれる。また、本実施形態では、記録媒体の一例として、USBメモリ5を用いて説明しているが、これに限定されるものではなく、他の記録媒体の具体例として、SD(Secure Digital)カード等の各種記録メディアが挙げられる。
次に、本実施形態の基礎となる情報処理システムを構成する電子黒板のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態の基礎となる情報処理システムを構成する電子黒板のハードウェア構成図である。
図2に示すように、電子黒板2は、電子黒板2全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101を備えている。また、電子黒板2は、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102を備えている。さらに、電子黒板2は、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103と、電子黒板2用のプログラム等の各種データを記憶するSSD(Solid State Drive)104とを備えている。また、電子黒板2は、通信ネットワーク9との通信を制御するネットワークコントローラ105と、USBメモリ5との通信を制御する外部記憶コントローラ106とを備えている。
また、電子黒板2は、ノートPC6がディスプレイに表示している静止画又は動画を取り込むキャプチャデバイス111と、グラフィクスを専門に扱うGPU(Graphics Processing Unit)112とを備えている。さらに、電子黒板2は、GPU112からの出力画像をディスプレイ3やテレビ会議端末7へ出力するために、画面表示の制御及び管理を行うディスプレイコントローラ113を備えている。
そして、電子黒板2は、ディスプレイ3上に、電子ペン4又はユーザの手H等が接触したことを検知する接触センサ115と、接触センサ115の処理を制御するセンサコントローラ114とを備えている。この接触センサ115は、赤外線遮断方式による座標の入力及び座標の検出を行う。この座標の入力及び座標の検出を行う方法は、まず、ディスプレイ3の上側両端部に設置された図示しない2つ受発光装置が、ディスプレイ3に平行して複数の赤外線を放射する。そして、ディスプレイ3の周囲に設けられた反射部材によって反射され、受発光素子が放射した光の光路と同一の光路上を戻ってくる光を受光する方法である。なお、受発光装置は、ディスプレイ3の上側両端部に設置しているが、ディスプレイ3の四隅に設置しても良い。
接触センサ115は、物体(電子ペン又はユーザの手H等)によって遮断された2つの受発光装置が放射した赤外線のID(Identification)をセンサコントローラ114に出力し、センサコントローラ114が、物体の接触位置である座標位置を特定する。なお、以下に示す全てのIDは、識別情報の一例である。
また、接触センサ115としては、この赤外線遮断方式に限られない。例えば、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネルや、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル等が挙げられる。また、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネル等、種々の検出手段を用いても良い。
また、電子黒板2は、電子ペンコントローラ116を備えている。この電子ペンコントローラ116は、電子ペン4と通信することにより、ディスプレイ3へのペン先のタッチ又はペン尻のタッチの有無を判断する。なお、電子ペンコントローラ116は、電子ペン4のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン4のユーザが握る部分や、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしても良い。
電子黒板2は、CPU101、ROM102、RAM103、SSD104、ネットワークコントローラ105、外部記憶コントローラ106、キャプチャデバイス111、GPU112、センサコントローラ114、電子ペンコントローラ116を電気的に接続する。この接続には、アドレスバス又はデータバス等のバスライン120を用いている。なお、電子黒板2用のプログラムは、CD(Compact Disk)−ROM等、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしても良い。
次に、本実施形態の基礎となる情報処理システムを構成する電子黒板の機能ブロックについて説明する。図3は、本実施形態の基礎となる情報処理システムを構成する電子黒板の機能ブロック図の一例である。
電子黒板2は、図2に示すハードウェア構成及びプログラムによって、図3に示す各機能構成を有する。電子黒板2は、最初に遠隔共有処理を開始する主催装置となり得ると共に、すでに開始されている遠隔共有処理に後から参加する参加装置にもなり得る。また、電子黒板2は、主要な機能として、クライアント機20及びサーバ機90を有している。すなわち、電子黒板2の1台の筐体内に、クライアント機20及びサーバ機90が含まれている。
クライアント機20及びサーバ機90は、電子黒板2の1台の筐体内で実現される機能である。そして、電子黒板2が主催装置となる場合、この電子黒板2では、クライアント機20とサーバ機90とが実現される。また、電子黒板2が参加装置となる場合、この電子黒板2では、クライアント機20は実現されるが、サーバ機90は実現されない。
すなわち、図1において、電子黒板2aが主催装置で、電子黒板2bが参加装置となる場合、電子黒板2aのクライアント機20は、同じ電子黒板2a内に実現されるサーバ機90を介して、他の電子黒板2bのクライアント機20との間で通信を行う。一方、電子黒板2bのクライアント機20は、他の電子黒板2a内に実現されたサーバ機90を介して、他の電子黒板2aのクライアント機との間で通信を行う。
次に、クライアント機20の機能構成について説明する。クライアント機20は、映像取得部21、座標検知部22、自動調整部23、接触検知部24、イベント処理部25、操作処理部26、ジェスチャ処理部27、映像合成部28、画像処理部30、及び通信制御部60を有する。
このうち、映像取得部21は、ケーブル10に接続されたノートPC6等の映像出力機器の出力映像を取得する。映像取得部21は、映像出力機器(ノートPC6等)から画像信号を受信する。そして、この画像信号を解析し、この画像信号によって形成される映像出力機器の表示画像である画像フレームの解像度及び/又はこの画像フレームの更新頻度等の画像情報を導出し、画像取得部31に出力する。
座標検知部22は、ディスプレイ3上でユーザによって生じたイベント(ディスプレイ3上にユーザの手Hがタッチされた動作等)の座標位置を検出する。また、座標検知部22は、タッチされた面積も検出する。
自動調整部23は、電子黒板2の起動時に起動され、接触センサ115が座標検知部22に適切な値を出力できるよう、接触センサ115の光センサ方式におけるセンサーカメラの画像処理のパラメータを調整する。接触検知部24は、ユーザによって生じたイベント(ディスプレイ3上に電子ペン4のペン先又は電子ペン4のペン尻が押下(タッチ)された動作等)を検出する。
イベント処理部25は、座標検知部22によって検知されたイベントの座標位置と、接触検知部24によって検出された検出結果とを、後述するストローク処理部32、操作処理部26、及びジェスチャ処理部27の各部に振り分ける。
操作処理部26は、イベント処理部25によってUI操作と判断されたものから、イベントが発生されたUIの要素にしたがって、各種操作を実行する。ジェスチャ処理部27は、イベント処理部25によってジェスチャ操作と判断されたイベントに対し、座標の履歴等からジェスチャの内容を判別しジェスチャイベントを発生させる。ジェスチャ処理部27は、イベント処理部25によってジェスチャ操作と判断されたものに対応した操作を実行する。
画像処理部30は、各画像レイヤの重畳処理等を行う。画像処理部30は、画像取得部31、ストローク処理部32、UI画像生成部33、背景生成部34、レイアウト管理部35を有している。また、画像処理部30は、表示合成部36、ページ処理部37、ページデータ記憶部38、ファイル処理部39、遠隔ライセンス管理テーブル40を有している。
このうち、画像取得部31は、映像取得部21で取得された映像から、各フレームを画像として取得する。この画像は、映像出力機器(ノートPC6等)からの出力画像に相当する。ストローク処理部32は、イベント処理部25によって割り振られたストローク描画に係るイベントに基づいて、画像を描画したり、描画された画像を削除したり、描画された画像を編集する。このストローク描画による画像は、ストローク画像に相当する。
UI画像生成部33は、電子黒板2に予め設定されているUI(ユーザインターフェース)画像を生成する。このUI画像は、UI画像に相当する。背景生成部34は、ページ処理部37がページデータ記憶部38から読み出したページデータのうち、メディアデータを、ページ処理部37から受信する。背景生成部34は、この受信したメディアデータを表示合成部36に出力する。また、このメディアデータによる画像は、背景画像に相当する。背景画像のパターンは、無地、グリッド表示等である。
レイアウト管理部35は、表示合成部36に対して、画像取得部31、ストローク処理部32、及び、UI画像生成部33又は背景生成部34から出力された各画像のレイアウトを示すレイアウト情報を管理している。これにより、レイアウト管理部35は、表示合成部36に対して、出力画像及びストローク画像を、UI画像及び背景画像中のどの位置に表示させるか又は非表示にさせるかを指示することができる。
表示合成部36は、レイアウト管理部35から出力されたレイアウト情報に基づき、画像取得部31、ストローク処理部32、UI画像生成部33、及び背景生成部34から出力された各画像のレイアウトを行う。
ページ処理部37は、ストローク画像のデータと出力画像のデータとを、1つのページデータに纏めてページデータ記憶部38に記憶する。ストローク画像のデータは、ストローク配列データIDで示されるストローク配列データ(各ストロークデータ)として、ページデータの一部を成す。出力画像のデータは、メディアデータIDで示されているメディアデータとして、ページデータの一部を成す。そして、このメディアデータは、ページデータ記憶部38から読み出されると、背景画像のデータとして取り扱われる。
また、ページ処理部37は、一旦記憶されたページデータのうち、メディアデータを、背景生成部34を介して表示合成部36に送信することにより、映像合成部28が背景画像をディスプレイ3に再表示させることができる。また、ページ処理部37は、ページデータのうちのストローク配列データ(各ストロークデータ)を、ストローク処理部32に戻すことで、ストロークの再編集ができる状態にすることができる。さらに、ページ処理部37は、ページデータを削除したり複製したりすることもできる。
すなわち、ページ処理部37がページデータ記憶部38にページデータを記憶する時点で、ディスプレイ3上に表示されている出力画像のデータは、一旦、ページデータ記憶部38に記憶される。その後、ページデータ記憶部38から読み出される際には、背景画像を示すメディアデータとして読みされる。そして、ページ処理部37は、ページデータ記憶部38から読み出したページデータのうち、ストローク画像を示すストローク配列データを、ストローク処理部32に出力する。また、ページ処理部37は、ページデータ記憶部38ら読み出したページデータのうち、背景画像を示すメディアデータを、背景生成部34に出力する。
表示合成部36は、画像取得部31からの出力画像、ストローク処理部32からのストローク画像、UI画像生成部33からのUI画像、及び、背景生成部34からの背景画像を、レイアウト管理部35によって指定されたレイアウトにしたがって重畳する。
ページデータ記憶部38は、ページデータを記憶する。ページデータは、ディスプレイ3に表示される1ページ分のデータ(ストローク配列データ(各ストロークデータ)及びメディアデータ)(ストロークデータ及び画像データ)である。
遠隔ライセンス管理テーブル40は、遠隔共有処理を実行するために必要なライセンスデータを管理する。この遠隔ライセンス管理テーブル40では、電子黒板2のプロダクトID、認証に用いられるライセンスID、及びライセンスの有効期限が関連付けて管理されている。
次に、本実施形態に係る情報処理システムの全体構成について説明する。図4は、本実施形態に係る情報処理システムの全体構成図である。基本的には図1で説明した全体構成と同様であるが、LANに接続された携帯端末装置50が、通信ネットワーク9を介して電子黒板2と通信可能に構成されている点が異なっている。
また、ディスプレイ3には、後述するように、携帯端末装置50と電子黒板2との間でファイルの送受信を行うにあたりセキュリティが設定されている場合には、任意の乱数から構成されるパスコード(認証コード)が表示される。そして、このパスコード(認証コード)は、電子黒板2のアプリケーションプログラムが起動する度に異なるコードが設定される。
この携帯端末装置50を用いることにより、携帯端末装置50で作成されたファイルを、通信ネットワーク9を介して電子黒板2に対して送信することができる。また、電子黒板2に表示されたファイルを、通信ネットワーク9を介して携帯端末装置50で受信することができる。なお、電子黒板2のハードウェア構成は、上記図2において説明したものと同じであるので、詳細な説明を省略する。
次に、本実施形態に係る情報処理システムを構成する携帯端末装置と電子黒板の機能ブロック図について説明する。図5は、本実施形態に係る情報処理システムを構成する携帯端末装置と電子黒板の機能ブロック図の一例である。電子黒板の機能ブロック図は、基本的には図3で説明した電子黒板の機能ブロック図と同様である。本実施形態では、電子黒板2が、通信ネットワーク9を介して通信可能な携帯端末装置50を構成する各ブロックと信号の送受信を行うブロックがクライアント機20に追加されている。
クライアント機20には、通信制御部201、画像送受信部202、イベント受信部203が追加されている。また、携帯端末装置50は、通信制御部51、画像送受信部52、イベント受信部53を含んで構成されている。
後述するように、携帯端末装置50と電子黒板2とが、通信ネットワークを介して通信を行う際、携帯端末装置50の通信制御部51と、クライアント機20の通信制御部201とが、通信全体の制御を行う。携帯端末装置50と電子黒板2との間の通信が確立すると、携帯端末装置50の画像送受信部52と、クライアント機20の画像送受信部202との間で、画像データ、画像ファイル等の送受信が行われる。また、携帯端末装置50で発生するイベントはイベント受信部53で受信され、電子黒板2で発生するイベントはイベント受信部203で受信される。
次に、本実施形態に係る情報処理システムを構成する携帯端末装置のハードウェア構成について説明する。図6は、本実施形態に係る情報処理システムを構成する携帯端末装置のハードウェア構成図である。
図6に示すように、携帯端末装置50は、ハードウェア構成として、携帯端末装置50全体を制御するCPU501を備えている。また、各種データ、各種プログラム等を格納するROM502やRAM503等の記憶部を備えている。CPU501は、ROM502に格納された制御プログラムをロードし、携帯端末装置50の動作によって得た様々なデータをRAM503に展開する。さらに、アンテナを用いて通常の無線通信や、後述するNFC等の近接無線通信を行う通信部504を備えている。
また、携帯端末装置50は、ユーザが携帯端末装置50に対して指示を与えるキーボード等からなる操作部505と、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成される表示部506とを備えている。さらに、マイク、スピーカ等で構成されるインタフェース部507を備えている。なお、操作部505は、表示部506のタッチパネルディスプレイに設けられたソフトウェアキーであっても良い。そして、CPU501、ROM502、RAM503、通信部504、操作部505、表示部506、及びインタフェース部507が、バス508で接続されている。
ここで、携帯端末装置、オフィス機器、又は公共交通インフラ等において近年利用されているNFCを一例とする近接無線通信技術について簡単に説明する。これは、一般的にRFID(Radio Frequency Identifier)と呼ばれるものであり、電波を使用した個別認証、固体識別を行う技術である。その中で、今後最も利用されると考えられている技術として、NFCが挙げられる。これは、13.56MHzの周波数帯域を利用した近距離無線通信技術であり、通信距離は10cm以下である。
近年、NFCはスマートフォン又はタブレット型パーソナルコンピュータ等の携帯端末装置に搭載されてきており、決済処理及び個別認証といった用途に利用されている。NFCには、能動的にデータの読み書きができるリーダ及び/又はライタ機能を有するものと、書き込まれたデータを保持し、リーダ及び/又はライタから読み取られる機能のみを持つNFCタグの存在が既に知られている。
次に、本実施形態に係る情報処理システムに用いられるRFID(NFC)の基本的な概略構成について説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理システムに用いられるRFID(NFC)の基本的な概略構成について説明する図である。
携帯端末装置50には、通信部504を介してNFCタグと近接無線通信を行う近接無線通信部510と、NFCタグ55のメモリ605に格納されている電子黒板2のアドレス情報(例えば、IPアドレス)を読み取って格納する読取部511とが内蔵されている。ここで、近接無線通信部510は、第一の通信手段として機能する。また、電子黒板2のアドレス情報を読み取った後、当該アドレス情報を用いて電子黒板2に対してアクセスする通信部509が内蔵されている。この通信部509は、第二の通信手段として機能する。
NFCタグ55は、RF(Radio Frequency)I/F(Interface)601と、NFCタグ55全体の制御を行うコントローラ602と、携帯端末装置50とのデータのやり取りを行う通信バッファ604と、から構成される。また、NFCタグ55は、データを保持しておくメモリ605と、データ暗号化等のセキュリティを確保するためのSEC(Security)603と、から構成される。
携帯端末装置50とNFCタグ55とは、アンテナを利用した電磁誘導により起電力を発生して通信を行う。携帯端末装置50からは常時磁界が発せられており、NFCタグ55のパッシブタグに近接することにより電磁誘導が発生し、NFCタグ55側に起電力が発生し、その電力によりNFCタグ55が動作し、必要に応じてデータを送信する。
NFCタグ55には、一般的に、通信に必要な認証データ(ID等)及び機器間の通信を可能にする情報(アドレス又はセキュリティデータ等)が格納されている。そして、本実施形態において、NFCタグ55のメモリ605には、携帯端末装置がファイルの送受信を行おうとしている電子黒板2のIPアドレスを一例とするアドレス情報が書き込まれている。また、NFCタグ55は、携帯端末装置50と近接無線通信を行うことが可能な所定の場所に設けられる。
次に、本実施形態に係る情報処理システムに用いられるNFCによる通信方法について説明する。図8は、本実施形態に係る情報処理システムに用いられるNFCによる通信方法について説明する図である。
基本的には携帯端末装置50がマスタ機器となり、すべての通信を制御する。NFCタグ55はスレーブ機器となり、マスタ機器からのアクセスに則って応答する形を取る。NFCタグ55はパッシブタグと呼ばれ、あくまでマスタ機器からの要求に応えるだけであり、決して自分から動作を起こすことはない。磁界はマスタ機器から発せられる。
次に、本実施形態に係る情報処理システムの動作の一例について説明する。図9は、本実施形態に係る情報処理システムの動作の一例について説明するフロー図であり、携帯端末装置から電子黒板へファイルを送信するときの処理について説明するフロー図である。
携帯端末装置50から電子黒板2へファイルを送信するときの処理として、まず、携帯端末装置50において、電子黒板2を操作するアプリケーションプログラムを起動する。そして、当該アプリケーションプログラムにおいて、電子黒板2へファイルを送信するモードを選択する。
ステップS501の処理において、携帯端末装置50から電子黒板2へ送信する送信画像を選択する。ステップS502の処理において、携帯端末装置50を、NFCタグ読み取りモードに設定する。ステップS503の処理において、携帯端末装置50は、アンテナをNFCタグ55に翳すことで近接無線通信部510とNFCタグ55との近接無線通信を行う。そして、読取部511は、NFCタグ55のメモリ605から電子黒板2のアドレス情報(例えば、IPアドレス)を読み取り、格納する。
ステップS504の処理において、通信部509は、携帯端末装置50から読み取ったアドレスに対応する電子黒板2にアクセスし、セキュリティが設定されているか否かが判断される。セキュリティが設定されている(ステップS504:Yes)と判断されると、ステップS505の処理へ移行する。セキュリティが設定されていない(ステップS504:No)と判断されると、ステップS506の処理へ移行する。
ステップS505の処理では、セキュリティ設定がされているので、パスコードの入力が求められる。そのため、携帯端末装置50が電子黒板2にアクセスした際、電子黒板2のディスプレイ3に表示されているパスコードを入力する。ステップS506の処理において、ステップS501の処理において選択された送信画像のファイルが読み込まれる。そして、ステップS507の処理において、ステップS506の処理において読み込まれたファイルが通信ネットワーク9を経由して電子黒板2に送信される。そして、ファイルの内容が電子黒板2のディスプレイ3に表示される。
次に、本実施形態に係る情報処理システムの動作の一例について説明する。図10は、本実施形態に係る情報処理システムの動作の一例について説明するフロー図であり、携帯端末装置が電子黒板からファイルを受信するときの処理について説明するフロー図である。
携帯端末装置が電子黒板からファイルを受信するときの処理として、まず、携帯端末装置において、電子黒板2を操作するアプリケーションプログラムを起動する。そして、当該アプリケーションプログラムにおいて、電子黒板2からファイルを受信するモードを選択する。
ステップS601の処理において、携帯端末装置を、NFCタグ読み取りモードに設定する。ステップS602の処理において、携帯端末装置50は、アンテナをNFCタグ55に翳すことで近接無線通信部510とNFCタグ55との近接無線通信を行う。そして、読取部511は、NFCタグ55のメモリ605から電子黒板2のアドレス情報(例えば、IPアドレス)を読み取り、格納する。
ステップS603の処理において、通信部509は、携帯端末装置50から読み取ったアドレスに対応する電子黒板2にアクセスし、セキュリティが設定されているか否かが判断される。セキュリティが設定されている(ステップS603:Yes)と判断されると、ステップS604の処理へ移行する。セキュリティが設定されていない(ステップS603:No)と判断されると、ステップS605の処理へ移行する。
ステップS604の処理では、セキュリティ設定がされているので、パスコードの入力が求められる。そのため、携帯端末装置50が電子黒板2にアクセスした際、電子黒板2のディスプレイ3に表示されているパスコードを入力する。ステップS605の処理において、電子黒板2で表示されている内容のファイルが、例えば、PDFファイル形式で作成される。
そして、ステップS607の処理において、ステップS606の処理において作成されたファイルが通信ネットワーク9を経由して携帯端末装置に送信される。ステップS607の処理において、携帯端末装置が受信したファイルの内容が、携帯端末装置の表示部に表示される。
なお、図9、図10に示した本実施形態に係る情報処理装置を構成する各機能ブロックの各動作は、コンピュータ上のプログラムに実行させることもできる。すなわち、電子黒板2、携帯端末装置50の各CPU101、501が、ROM102、502、RAM103、503にそれぞれ格納されたプログラムをロードする。そして、プログラムの各処理ステップが順次実行されることによって実現される。
このように、本実施形態では、携帯端末装置との間でファイルの送受信を行う電子黒板のアドレス情報をNFCのタグに書き込んでおき、携帯端末装置において情報処理装置を操作するためのアプリケーションプログラムを用いることとしている。そして、このアプリケーションプログラムを起動させ、携帯端末装置を用いてNFCのタグ情報を読み込むこととしている。
これにより、電子黒板に対する携帯端末装置のユーザ登録が完了する。さらに、携帯端末装置と電子黒板との間でファイルの送受信を行うにあたりセキュリティが設定されている場合には、携帯端末装置から電子黒板に対するアクセスにより、電子黒板にパスコード(認証コード)が表示される。このパスコードを携帯端末装置において入力することで、携帯端末装置と電子黒板との間でファイルを送受信することができる。したがって、従来必要とされていたユーザ登録や認証コードの読み取りといった事前準備が不要となる。
本発明によれば、電子黒板との間で行うファイルの送受信を行うための事前準備を容易に行うことが可能な情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムが得られる。
以上、これまで本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の実施形態は上述した実施形態に限定されるものではない。すなわち、他の実施形態、追加、変更、削除等、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、何れの態様においても本発明の作用効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
1 画像処理システム
2、2a、2b 電子黒板
3、3a、3b ディスプレイ
4、4a、4b 電子ペン
5、5a、5b USBメモリ
6、6a、6b ノートPC
7、7a、7b テレビ会議端末
8 PC
9 通信ネットワーク
10a1、10a2、10b1、10b2 ケーブル
20 クライアント機
21 映像取得部
22 座標検知部
23 自動調整部
24 接触検知部
25 イベント処理部
26 操作処理部
27 ジェスチャ処理部
28 映像合成部
30 画像処理部
31 画像取得部
32 ストローク処理部
33 UI画像生成部
34 背景生成部
35 レイアウト管理部
36 表示合成部
37 ページ処理部
38 ページデータ記憶部
39 ファイル処理部
40 遠隔ライセンス管理テーブル
50 携帯端末装置
51、60、201 通信制御部
52、202 画像送受信部
53、203 イベント受信部
55 NFCタグ
80 データ管理部
90 サーバ機
101、501 CPU
102、502 ROM
103、503 RAM
104 SSD
105 ネットワークコントローラ
106 外部記憶コントローラ
111 キャプチャデバイス
112 GPU
113 ディスプレイコントローラ
114 センサコントローラ
115 接触センサ
116 電子ペンコントローラ
504、509 通信部
505 操作部
506 表示部
507 インタフェース部
508 バス
510 近接無線通信部
511 読取部
601 RFI/F
602 コントローラ
603 SEC
604 通信バッファ
605 メモリ
特開2015−041373号公報

Claims (7)

  1. 他装置との間でデータの送受信を行う画像処理装置のアドレス情報を記憶する記憶手段と通信を行う第一の通信手段と、
    前記第一の通信手段を用いた前記通信を行うことにより、前記記憶手段から前記画像処理装置のアドレス情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取った前記アドレス情報を有する画像処理装置との間で前記データの送受信を行う第二の通信手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第二の通信手段を用いて前記画像処理装置との間で前記データの送受信を行う際、セキュリティが設定されているか否かを判断する判断手段をさらに含み、前記判断手段により前記セキュリティが設定されていると判断すると、前記画像処理装置に表示される認証コードを入力することにより、前記セキュリティが設定された状態で前記データの送受信を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記認証コードは、前記画像処理装置のアプリケーションプログラムが起動する度に異なるコードが表示されることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第一の通信手段は、RFID(Radio Frequency Identifier)を用いた近接無線通信であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記画像処理装置との間で前記データの送受信を行うアプリケーションプログラムがインストールされていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 画像処理装置と、前記画像処理装置との間でデータの送受信を行う携帯端末装置とから構成される情報処理システムであって、
    前記データの送受信を行う画像処理装置のアドレス情報を記憶する記憶手段と通信を行う第一の通信手段と、
    前記第一の通信手段を用いた前記通信を行うことにより、前記記憶手段から前記画像処理装置のアドレス情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取った前記アドレス情報を有する画像処理装置との間で前記データの送受信を行う第二の通信手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理システム。
  7. 情報処理装置のコンピュータに、
    第一の通信手段が、他装置との間でデータの送受信を行う画像処理装置のアドレス情報を記憶する記憶手段と通信を行う処理と、
    読取手段が、前記第一の通信手段を用いた前記通信を行うことにより、前記記憶手段から前記画像処理装置のアドレス情報を読み取る処理と、
    第二の通信手段が、前記読み取る処理によって読み取った前記アドレス情報を有する画像処理装置との間で前記データの送受信を行う処理と、
    を実行させるためのプログラム。
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