JP2017021122A - 投射用ズームレンズおよび画像表示装置 - Google Patents

投射用ズームレンズおよび画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】新規な投射用ズームレンズの実現を課題とする。
【解決手段】画像表示素子の表示面上に表示された画像を被投射面に投射して拡大表示させる画像表示装置の投射光学系を構成する投射用ズームレンズレンズであって、拡大側から縮小側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、正の屈折力を有する第4レンズ群G4、負の屈折力を有する第5レンズ群G5を配してなり、広角端から望遠端への変倍に際しては、第1レンズ群G1が固定され、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5が、それぞれ個別に縮小側または拡大側へ移動する。
【選択図】図1

Description

この発明は、投射用ズームレンズおよび画像表示装置に関する。
画像表示素子の表示面に表示された画像を被投射面に投射して拡大表示させる画像表示装置は、企業でのプレゼンテーション用や学校での教育用、また家庭用に近年広く普及している。以下では、画像表示素子を「ライトバルブ」とも言い、画像表示装置を「プロジェクタ」とも言う。
近来、プロジェクタは、その光学的な性能が顕著に向上してきているが、良好な光学性能とともに、プロジェクタ本体を移動させることなく投射画面を調整できる光学的な変倍機能を持つ投射用ズームレンズ、即ち「投射用ズームレンズ」に対する要望が大きい。
所謂「フロント投射型のプロジェクタ」に用いる投射用ズームレンズとしては、従来、特許文献1、2に記載されたものが知られている。
この発明は、新規な投射用ズームレンズの実現を課題とする。
この発明の投射用ズームレンズは、画像表示素子の表示面上に表示された画像を被投射面に投射して拡大表示させる画像表示装置の投射光学系を構成する投射用ズームレンズレンズであって、拡大側から縮小側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群、負の屈折力を有する第5レンズ群を配してなり、広角端から望遠端への変倍に際しては、第1レンズ群が固定され、第2レンズ群、第3レンズ群、第4レンズ群、第5レンズ群が、それぞれ個別に縮小側もしくは拡大側へ移動する。
この発明によれば、新規な投射用ズームレンズを実現できる。
実施例1の投射用ズームレンズの構成と変倍動作と合焦動作を説明する図である。 実施例1の投射用ズームレンズの収差曲線図である。 実施例2の投射用ズームレンズの構成と変倍動作と合焦動作を説明する図である。 実施例2の投射用ズームレンズの収差曲線図である。 実施例3の投射用ズームレンズの構成と変倍動作と合焦動作を説明する図である。 実施例3の投射用ズームレンズの収差曲線図である。 実施例4の投射用ズームレンズの構成と変倍動作と合焦動作を説明する図である。 実施例4の投射用ズームレンズの収差曲線図である。 画像表示装置(プロジェクタ)の概略構成図である。
以下、実施の形態を説明する。
図1、図3、図5、図7に、投射用ズームレンズの実施の形態を4例示す。
これら図1、図3、図5、図7に実施の形態を示す投射用ズームレンズは、この順序で後述する具体的な実施例1〜4に相当する。
繁雑を避けるため、これらの図において符号を共通化する。
上記各図の最上段の図において、符号G1は「第1レンズ群」、符号G2は「第2レンズ群」、符号G3は「第3レンズ群」、符号G4は「第4レンズ群」、符号G5は「第5レンズ群」、符号Ref.は「反射部材」をそれぞれ示す。
上記各図は「4段の図」からなる。最上段から第3段までは、投射用ズームレンズの第1レンズ群G1から第5レンズ群G5までの配置を「光軸を直線的に展開した状態」で示している。最上段の図と第2段の図は「広角端(最上段の図 図中に「WIDE」と表示)から望遠端(第2段の図 図中に「TELE」と表示)への変倍」に際しての第2レンズ群G2〜第5レンズ群G5の「変位動作」を示している。
これらの図において、左側が「拡大側」、右側が「縮小側」である。
変倍動作は上記各図に示す如く、広角端から望遠端への変倍に際しては、第2レンズ群G2が縮小側に、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4と第5レンズ群G5が拡大側に、それぞれ「個別の移動量」で移動する。
上記各図の第2段、第3段の図には「合焦の際に移動するレンズ群」の合焦動作(図中に「FOCUSING」と表示、矢印は「合焦時の移動方向」を示す。)も示している。最下段の図は、反射部材Ref.により光路を屈曲させた状態で「合焦の際に移動するレンズ群の合焦動作」を示している。
第3段および最下段の図は「光線による光路図」でもある。
上記各図に実施の形態を示す投射用ズームレンズは、拡大側から縮小側へ向かって順に、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5を配してなるレンズ群構成である。反射部材Ref.は、第1レンズ群G1の内側に配置される。反射部材Ref.は、これらの実施の形態において「直角プリズム」としているが、これに限定される訳ではない。
反射部材Ref.は、第1レンズ群G1の「内側」に配設されるので、第1レンズ群G1の「最も拡大側」に反射部材Ref.が位置することはない。
さらに、上記各図において、開口絞りSTOPは、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間に配されている。「画像表示素子(ライトバルブ)」は第5レンズ群G5の縮小側に配置されており、その表示面を保護するカバーガラスCGを示す。
これら実施の形態・実施例において、ライトバルブとしては「微小ミラーデバイスであるDMD」を想定しているが、勿論、ライトバルブがこれに限定される訳ではない。反射型や透過型の液晶パネル等をライトバルブとして用いることもできる。
上記各図に実施の形態を示す投射用ズームレンズにおいて、第1レンズ群G1は正の屈折力、第2レンズ群G2は負の屈折力、第3レンズ群G3は正の屈折力、第4レンズ群G4は正の屈折力、第5レンズ群G5は負の屈折力を、それぞれ有する。
従って、投射用ズームレンズの屈折力配分は、拡大側から縮小側へ向かって「正・負・正・正・負」である。
拡大側に近い第2レンズ群G2の屈折力を負とすることで、主光線の高さを「低く」でき、レンズの有効径を小さく出来、投射用ズームレンズのコンパクト化が可能となる。
上記各図に実施の形態を示す投射用ズームレンズでは、第1レンズ群G1の内側に反射部材Ref.を設けて「光路を屈曲」させるので、投射用ズームレンズの「見た目の大きさ」を小さくできる。
合焦方式としては「第1レンズ群G1の一部を光軸方向へ移動させて行う方法」と「第2レンズ群G2の一部、もしくは第3レンズ群G3を光軸方向へ移動させて行う方法」とが可能である。
「第1レンズ群の一部を光軸方向へ移動させる合焦方式」では、第1レンズ群の一部が移動し、残りの部分は固定される。以下、便宜的に、第1レンズ群の、合焦の際に移動する部分を「移動合焦群」、合焦の際に固定される部分を「固定合焦群」と呼ぶ。
「第2レンズ群の一部を光軸方向に移動させて合焦を行う合焦方式」の場合においても、第2レンズ群のうちの、合焦の際に移動する部分を「移動合焦群」、合焦の際に固定される部分を「固定合焦群」と呼ぶ。
「移動合焦群」は上に説明した「合焦の際に移動するレンズ群」である。
「第3レンズ群を光軸方向に移動させて合焦を行う合焦方式」の場合は、勿論、第3レンズ群G3が「移動合焦群」である。
第1レンズ群G1の一部を「移動合焦群」として移動させる合焦方式では「光線角収差の変動」を小さく抑えることが可能となる。また、移動合焦群の「合焦に必要な移動量」を小さく出来る。さらに「移動合焦群の屈折力」を強めて広角化を図ることにより、投射用ズームレンズの光学性能を効果的に高くすることが可能となる。
第2レンズ群G2の一部、もしくは第3レンズ群G3を移動させる合焦方式は、所謂インナーフォーカス方式として構成することができる。
上記何れの合焦方式でも「変倍による投射距離の変化に伴う性能の変動」を小さくすることが可能となる。
なお、合焦方式は、上記の2方式に限定される訳ではなく、第1レンズG1全系を移動させる合焦方式や、レンズ全系を移動させる全体繰り出し方式も可能である。
この発明の投射用ズームレンズは、以下の3条件(1)〜(3)の任意の1以上を満足することが好ましい。
(1) 4.0 < |F1/F2| < 50.0
(2) 2.0 < F3/F4 < 4.0
(3) −11.0 < F5/Bf < −5.0
これら条件(1)〜(3)の各パラメータを構成する記号の意味は以下の通りである。
F1:第1レンズ群G1の焦点距離(>0)
F2:第2レンズ群G2の焦点距離(<0)
F3:第3レンズ群G3の焦点距離(>0)
F4:第4レンズ群G4の焦点距離(>0)
F5:第5レンズ群G5の焦点距離(<0)
Bf:広角端におけるバックフォーカス(>0 第5レンズ群G5の最も縮小側のレンズ面から画像表示素子の表示面までの距離) 。
また「第1レンズ群G1の移動合焦群を光軸方向へ移動させる合焦方式」の場合には、以下の条件(4)を単独で、あるいは条件(1)〜(3)の任意の1以上と共に満足することが好ましい。
(4) 0.1 < |f1−1/f1−2| < 2.0 。
条件(4)においてパラメータを構成する記号の意味は以下の通りである。
f1−1:第1レンズ群G1の移動合焦群の焦点距離
f1−2:第1レンズ群G1の固定合焦群の焦点距離 。
条件(1)は、第1レンズ群G1の焦点距離:F1と第2レンズ群G2の焦点距離:F2の比の適切な範囲を定める条件である。
条件(1)のパラメータ:|F1/F2|が小さく(大きく)なることは、第1レンズ群G1の正の屈折力が、第2レンズ群G2の負の屈折力に対して「相対的に強く(弱く)」なることを意味する。
条件(1)の下限を超えると、第1レンズ群G1の正の屈折力が、第2レンズ群G2の負の屈折力に対して「過大に強く」なって非点格差が過大となり易く、また、投射用ズームレンズの画角が狭くなり易い。
条件(1)の上限を超えると、第1レンズ群G1の正の屈折力が、第2レンズ群G2の負の屈折力に対し不十分となり、第1レンズ群G1の拡大側のレンズの大径化、延いては投射用ズームレンズの大型化を招来し易い。
条件(1)の範囲内では、非点格差を良好に保つことができ、投射用ズームレンズのコンパクト化の実現も容易である。
画像投射時には、ライトバルブ側からの投射光束が、第5レンズ群G5の側から、第1レンズ群G1側へ導光される。このとき、第1レンズ群G1の屈折力が正で、第2レンズ群G2の屈折力が負であるので、第2レンズ群G2から第1レンズ群G1に受け渡される「発散性の光束の発散性」が第1レンズ群G1により抑制される。
条件(1)が満足されると、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の正・負の屈折力が良好にバランスし「第2レンズ群G2の光束の発散角で発生する負の歪曲収差が、第1レンズ群の正の屈折力による正の歪曲収差により有効に相殺」される。
従って、投射用ズームレンズの歪曲収差が良好に補正される。
条件(2)は、変倍に際して移動する第2、第3、第4、第5レンズ群のうち、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の屈折力配分を良好にする条件である。
条件(2)の下限を超えると、第3レンズ群G3の正の屈折力が第4レンズ群G4の正の屈折力に対して過剰に強くなり、第2レンズ群G2の負の屈折力が有効に作用せず、全変倍域で像面湾曲が大きく発生し易い。
条件(2)の上限を超えると、第3レンズ群G3の正の屈折力が第4レンズ群G4の正の屈折力に対して不十分となり、第3レンズ群G3と第2レンズ群G2とが近づく望遠側で「大きな像面湾曲」を発生させ易い。
条件(3)は「コマ収差を最適化できる条件」である。
条件(3)の範囲外では、縮小側(ライトバルブ側)から入射する光線の角度を拡大する第5レンズ群G5の負の屈折力が過大または過小となり、第4レンズ群G4から拡大側に向かう光線の角度が過大または過小になり、コマ収差が大きくなり易い。
条件(4)は、第1レンズ群G1の「移動合焦群の屈折力と固定合焦群の屈折力」をバランスさせる条件である。
条件(4)のパラメータ:|f1−1/f1−2|が小さく(大きく)なることは、移動合焦群の屈折力が、固定合焦群の屈折力に対して相対的に大きく(小さく)なることを意味する。
条件(4)のパラメータ:|f1−1/f1−2|が小さくなると、移動合焦群の屈折力が大きくなって「少ない移動量による合焦」が可能となる。
条件(4)の下限を超えると、移動合焦群の屈折力が過大となって、固定合焦群の屈折力とのバランスが崩れ易く、特に球面収差を大きく発生させ易い。
条件(4)の上限を超えると、固定合焦群の屈折力が相対的に過大となり、この場合も大きな球面収差を発生させ易い。
条件(4)を満足するようにすると「被投射面に拡大表示される画面の大きさ」を変化させても良好な性能を容易に実現できる。
なお、図1、図3、図5、図7に実施の形態を示す投射用ズームレンズでは、これらの図から明らかなように、結像光線として「斜光線」を用いている。
投射用ズームレンズの具体的な実施例を挙げる前に、図9(a)、(b)を参照して、プロジェクタの実施の形態を2例、簡単に説明する。繁雑を避けるため、混同の恐れが無いと思われるものについては符号を共通化した。
図9(a)、(b)に示すプロジェクタ1は何れも、画像表示素子3として、微小ミラーデバイスであるDMDを採用した例である。
プロジェクタ1は、照明系2と、画像表示素子であるDMD3と、投射用ズームレンズ4または4Aとを有する。
投射用ズームレンズ4または4Aとしては、請求項1〜9の任意の1に記載されたもの、具体的には後述の実施例1〜4の何れかのものを用いることができる。
照明系2から「R・G・Bの3色の光」を時間的に分離してDMD3の表示面に照射し、各色光が照射されるタイミングで個々の画素に対応する微小ミラー(マイクロミラー)の傾斜を制御する。
このようにしてDMD3の表示面に「投射されるべき画像」が表示され、該画像により強度変調された光が、投射用ズームレンズ4または4AによりスクリーンS上に結像され、上記画像は拡大投射される。
照明系2は、光源21、コンデンサーレンズCL、RGBカラーホイールCW、ミラーMを備えており、これを配置するスペースを「ある程度大きく確保」する必要がある。
このため、照明系2からDMD3に入射させる照明光の入射角をある程度大きくする必要がある。
投射用ズームレンズ4または4Aと照明系2のスペースの上記の如き関係上、投射用ズームレンズ4または4Aのバックフォーカスをある程度確保する必要がある。
このため、ミラーMを用いて、照明光の入射角とバクフォーカスを確保している。
なお、コンデンサーレンズCL、RGBカラーホイールCWとミラーMとは「照明光学系」を構成する。
図9(a)に示す例では、投射用ズームレンズ4は、プロジェクタ1のケーシング内に収められている。図9(b)に示す例では、投射用ズームレンズ4Aの一部(反射部材Ref.を含む第1レンズ群)が、プロジェクタ1のケーシングの外部に突出している。
図9(b)の構成では、プロジェクタ本体を縦置きにしたり、また、投射方向を天井側や床側に向けて投射させたりすることが可能である。
以下に説明する実施例1〜4のうち、実施例1、2では、第1レンズG1の一部(移動合焦群)を光軸方向に移動させて合焦を行う。実施例3では、第2レンズ群G2の一部を移動合焦群として合焦を行う。実施例4では、第3レンズ群G3を移動合焦群として光軸方向に移動させて合焦を行う。実施例1〜4とも、変倍中においてもバックフォーカスは十分に大きく確保されている。
以下に、この発明の投射用ズームレンズの具体的な実施例を4例挙げる。
各実施例における記号の意味は以下の通りである。
F:光学系全体の焦点距離
Fno:開口数(Fナンバ)
R:曲率半径(非球面にあっては「近軸曲率半径」)
D:面間隔
Nd:屈折率
νd:アッベ数
Bf:バックフォーカス 。
非球面は、周知の次式により表される。
X=(H/R)/[1+{1−K(H/r)}1/2
+C4・H+C6・H+C8・H+C10・H10+・・・ 。
この式中の、Xは「面頂点を基準としたときの光軸からの高さ:Hの位置での光軸方向の変位」、Kは「円錐係数」、C4、C6、C8、C10・・は「非球面係数」である。
長さの次元を持つ量(R、D、F、Bf等)の単位は、特に断らない限り「mm」であり、角の単位は「度」である。
「実施例1」
実施例1の投射用ズームレンズは、図1に示したものである。
図1に示すように、第1レンズ群G1はレンズL101〜L103と反射部材Ref.で構成され、第2レンズ群G2はレンズL201とL202で構成され、第3レンズ群G3はレンズL301で構成され、第4レンズ群G4はレンズL401とL402で構成され、第5レンズ群G5はレンズL501〜L504で構成されている。
前述の如く、ライトバルブとしてはDMDが想定されており、最も縮小側にDMDのカバーガラスとしてCGを設置している。
開口絞りSTOPは第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間に設置されている。
合焦は、第1レンズ群G1の一部のレンズL101とL102を「移動合焦群」として「同時に光軸方向に移動」させることによって行われる。
第1レンズ群G1は正群で、レンズL101、L102、反射部材Ref.、レンズL103で構成されている。
第2レンズ群G2は負群で、2枚のレンズL201、L202で構成されている。
第3レンズ群G3は正群で、1枚のレンズL301で構成されている。
第4レンズ群G4は正群で、2枚のレンズL401、L402で構成されている。
第5レンズ群G5は負群で、4枚のレンズL501、L502、L503、L504で構成されている。
実施例1における、全系の焦点距離:F、Fナンバ、半画角:ωの範囲は、以下のとおりである。
F=13.1〜15.8、Fno=2.56〜3.35、ω=42.0〜36.7°
実施例1のデータを表1に示す。
Figure 2017021122
表1において、「S」は面番号で、拡大側から数えた面の番号であり、開口絞りの面(表中の面番号:20)を含む。「PZ」は反射部材としての「直角プリズム」、「CG」はライトバルブ(DMD)のカバーガラスを表わす。
また、表中における「INF」は、曲率半径が無限大であることを示し、「*」は、この記号が付された面が「非球面」であることを示す。
これらの事項は、実施例2以下の各実施例においても同様である。
「非球面のデータ」
非球面のデータを表2に示す。
Figure 2017021122
上の表記で例えば「4.7520E-21」は「4.7520×10-21」を意味する。以下においても同様である。
表1中のD9、D13、D15、D20、D27は、物体距離が1600mmの場合の広角端、中間焦点距離(以下「中間」と記す。)、望遠端における面間隔であり、それぞれの数値を表3に示す。
Figure 2017021122
上記の如く、実施例1では、第1レンズ群G1の一部のレンズL101とL102が移動合焦群として「同時に光軸方向に移動」することによって合焦がなされる。
表1における面間隔:D4(=13.63)は「合焦動作が行われない状態におけるレンズL102と反射部材である直角プリズムPZの拡大側の面との間隔」である。合焦動作が行われると、レンズL102と直角プリズムPZの反射面との間隔が変化する。この変化分を表1において「D5」で示している。
広角端において画面サイズが変化したときのD5の変化を表4に示す。
Figure 2017021122
「各条件のパラメータの値」
条件(1)〜(4)のパラメータの値を、表5に示す。
Figure 2017021122
図2に、実施例1の収差図を示す。
図2の左側における「上段は広角端、中段は中間、下段は望遠端における収差図」をそれぞれ示す。図2の右側の図は「広角端における画面サイズ」が、40インチ相当、80インチ相当、300インチ相当に変化したときの収差図である。
上・中・下各段の収差図において、左側の図は「SA(球面収差)」、中央の図は「AS(非点収差)」、右側の図は「Dist.(歪曲収差)」である。
「球面収差」の図におけるR、G、Bはそれぞれ、波長:R=625nm、G=550nm、B=460nmを表す。
「非点収差」の図における「T」はタンジェンシァル、「S」はサジタルの各光線に対するものであることを示す。
なお、非点収差および歪曲収差については、波長:550nmについて示す。
図2に示す通り変倍させても、収差の変動は小さいことが分かる。
収差図におけるこれ等の表示は以下の実施例2〜4の収差図においても同様である。
「実施例2」
実施例2の投射用ズームレンズは、図3に示したものである。
第1レンズ群G1はレンズL101〜L103と反射部材Ref.とで構成され、第2レンズ群G2はレンズL201とL202で構成され、第3レンズ群G3はレンズL301で構成され、第4レンズ群G4はレンズL401とL402で構成され、第5レンズ群G5はレンズL501〜L504で構成されている。
開口絞りSTOPは第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間に設置されている。
合焦は、第1レンズ群G1の一部のL101とL102を「移動合焦群」として同時に光軸方向に移動させることによってなされる。
第1レンズ群G1は正群で、レンズL101、L102、反射部材Ref.、レンズL103で構成されている。
第2レンズ群G2は負群で、2枚のレンズL201、L202で構成されている。
第3レンズ群G3は正群で、1枚のレンズL301で構成されている。
第4レンズ群G4は正群で、2枚のレンズL401、L402で構成されている。
第5レンズ群G5は負群で、4枚のレンズL501、L502、L503、L504で構成されている。
実施例2における、全系の焦点距離:F、Fナンバ、半画角:ωの範囲は、以下のとおりである。
F=13.0〜15.8、Fno=2.56〜3.35、ω=42.0〜36.7°
実施例2のデータを表6に示す。
Figure 2017021122
「非球面のデータ」
非球面のデータを表7に示す。
Figure 2017021122
表5中のD9、D13、D15、D20、D27は、物体距離が1600mmの場合の広角端、中間、望遠端における面間隔であり、それぞれの数値を表8に示す。
Figure 2017021122
広角端において画面サイズが変化したときのD5の変化を、表4に倣って表9に示す。
Figure 2017021122
「各条件のパラメータの値」
条件(1)〜(4)のパラメータの値を、表10に示す。
Figure 2017021122
図4に、実施例2の収差図を図2に倣って示す。
「実施例3」
実施例3の投射用ズームレンズは、図5に示したものである。
図5に示すように、第1レンズ群G1はレンズL101〜L103と反射部材Ref.で構成され、第2レンズ群G2はレンズL201とL202で構成され、第3レンズ群G3はレンズL301で構成され、第4レンズ群G4はレンズL401とL402で構成され、第5レンズ群G5はレンズL501〜L504で構成されている。
開口絞りSTOPは第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間に設置されている。
合焦は、第2レンズ群G2のレンズL202を「移動合焦群」として光軸方向に移動させて行われる。
図5の下段に反射部材Ref.を直角プリズムとして示した光路図を示す。
遮光線を結像光線として用いているので、図5の下段に示すような、第1レンズ群G1を「レンズの一部を切り欠いた状態のレンズ」にすることも可能になるが、勿論これに限ったものではない。
第1レンズ群G1は正群で、レンズL101、L102、反射部材Ref.、レンズL103で構成されている。
第2レンズ群G2は負群で、2枚のレンズL201、L202で構成されている。
第3レンズ群G3は正群で、1枚のレンズL301で構成されている。
第4レンズ群G4は正群で、2枚のレンズL401、L402で構成されている。
第5レンズ群G5は負群で、4枚のレンズL501、L502、L503、L504で構成されている。
実施例3における、全系の焦点距離:F、Fナンバ、半画角:ωの範囲は、以下のとおりである。
F=13.1〜15.8、Fno=2.56〜3.35、ω=42.0〜36.7°
実施例3のデータを表11に示す。
Figure 2017021122
「非球面のデータ」
非球面のデータを表12に示す。
Figure 2017021122
表9中のD9、D11、D13、D15、D20、D27は、物体距離が1600mmの場合の広角端、中間、望遠端における面間隔であり、それぞれの数値を表13に表す。
Figure 2017021122
広角端における画面サイズが変化したときのD11とD13の変化を表14に示す。
Figure 2017021122
「各条件のパラメータの値」
条件(1)〜(3)のパラメータの値を、表15に示す。合焦は第1レンズ群G1以外のレンズL202の移動で行うので条件(4)は適用外である。
Figure 2017021122
図6に、実施例3の収差図を図2に倣って示す。
「実施例4」
実施例4の投射用ズームレンズは、図7に示したものである。
第1レンズ群G1はレンズL101〜L103と反射部材Ref.で構成され、第2レンズ群G2はレンズL201〜L202で構成され、第3レンズ群G3はレンズL301で構成され、第4レンズ群G4はレンズL401とL402で構成され、第5レンズ群G5はレンズL501〜L504で構成されている。
開口絞りSTOPは第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間に設置している。
合焦は、第3レンズ群G3のレンズL301を光軸方向に移動させて行う。
遮光線を結像光線として用いているので、実施例3の場合と同様、図7の下段に示すような、第1レンズ群G1を「レンズの一部を切り欠いた状態のレンズ」にすることも可能になるが、勿論これに限ったものではない。
第1レンズ群G1は正群で、レンズL101、L102、反射部材Ref.、レンズL103で構成されている。
第2レンズ群G2は負群で、2枚のレンズL201、L202で構成されている。
第3レンズ群G3は正群で、1枚のレンズL301で構成されている。
第4レンズ群G4は正群で、2枚のレンズL401、L402で構成されている。
第5レンズ群G5は負群で、4枚のレンズL501、L502、L503、L504で構成されている。
実施例4における、全系の焦点距離:F、Fナンバ、半画角:ωの範囲は、以下のとおりである。
F=13.0〜15.8、Fno=2.56〜3.35、ω=42.0〜36.7°
実施例4のデータを表16に示す。
Figure 2017021122
「非球面のデータ」
非球面のデータを表17に示す。
Figure 2017021122
表13中の面間隔:D9、D13、D15、D20、D27は、物体距離が1600mmの場合の広角端、中間、望遠端で変化し、それぞれの数値を表18に表す。
Figure 2017021122
広角端における画面サイズが変化したときのD13とD15の変化を表19に示す。
Figure 2017021122
「各条件のパラメータの値」
条件(1)〜(3)のパラメータの値を表20に示す。実施例3と同様、条件式(4)は適用外である。
Figure 2017021122
図8に、実施例4の収差図を図2に倣って示す。
各収差図に示すように、各実施例の投射用ズームレンズとも、諸収差は高レベルで補正され、球面収差、非点収差、像面湾曲、倍率色収差、歪曲収差の補正も十分である。
実施例1〜4とも、ズーム全域での収差の変動も小さい。
実施例1〜4の投射用ズームレンズとも、第1レンズ群G1における反射部材Ref.よりも拡大側のレンズL101、L102による合成焦点距離を「負」とすることにより、広画角を実現している。
なお、実施例1〜4において、第1レンズ群G1〜第5レンズ群G5の各レンズ群の「光軸方向の厚み(各レンズ群の最も拡大側の面から最も縮小側の面までの光軸上の距離)」は、5群のレンズ群中で第1レンズ群G1の厚みが最大である。このように、第1レンズ群G1の光軸方向の厚みが大きいので、第1レンズ群G1内に「光線を屈曲させるためのスペース」を十分に確保できる。
以上のように。この発明によれば、以下の如き投射用ズームレンズおよび画像表示装置を実現できる。
[1]
画像表示素子の表示面上に表示された画像を被投射面に投射して拡大表示させる画像表示装置の投射光学系を構成する投射用ズームレンズレンズであって、拡大側から縮小側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、正の屈折力を有する第4レンズ群G4、負の屈折力を有する第5レンズ群G5を配してなり、広角端から望遠端への変倍に際しては、第1レンズ群G1が固定され、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5が、それぞれ個別に縮小側もしくは拡大側へ移動する投射用ズームレンズ(実施例1〜4)。
[2]
[1]記載の投射用ズームレンズであって、広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1が固定され、第2レンズ群G2が縮小側に、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4と第5レンズ群G5とが拡大側に、それぞれ個別の移動量で移動する投射用ズームレンズ(実施例1〜4)。
[3]
[1]または[2]記載の投射用ズームレンズであって、第1レンズ群G1の内側に、光路を屈曲させる反射部材Ref.を有する投射用ズームレンズ(実施例1〜4)。
[4]
[1]〜[3]の何れか1に記載の投射用ズームレンズであって、第1レンズ群G1の一部が光軸方向に移動することにより、合焦がなされる投射用ズームレンズ(実施例1、2)。
[5]
[1]〜[3]の何れか1に記載の投射用ズームレンズであって、第2レンズ群G2の一部、もしくは第3レンズ群G3が光軸方向に移動することにより、合焦がなされる投射用ズームレンズ(実施例3、4)。
[6]
[1]〜[5]の何れか1に記載の投射用ズームレンズであって、第1レンズ群G1の焦点距離:F1、第2レンズ群の焦点距離:F2が条件:
(1) 4.0 < |F1/F2| < 50.0
を満足する投射用ズームレンズ(実施例1〜4)。
[7]
[1]〜[6]の何れか1に記載の投射用ズームレンズであって、第3レンズ群G3の焦点距離:F3、第4レンズ群の焦点距離:F4が条件:
(2) 2.0 < F3/F4 < 4.0
を満足する投射用ズームレンズ(実施例1〜4)。
[8]
[1]〜[6]の何れか1に記載の投射用ズームレンズであって、第5レンズ群G5の焦点距離:F5、広角端のバックフォーカス:Bfが条件:
(3) −11.0 < F5/Bf < −5.0
を満足する投射用ズームレンズ(実施例1〜4)。
[9]
[3]記載の投射用ズームレンズであって、第1レンズ群G1の、合焦に際して移動する部分の焦点距離:f1−1、前記合焦に際して固定される部分の焦点距離:f1−2が条件:
(4) 0.1 < |f1−1/f1−2| < 2.0
を満足する投射用ズームレンズ(実施例1、2)。
[10]
光源21と、投射されるべき画像を表示面に表示する画像表示素子3と、前記光源から射出した光で、前記画像表示素子の表示面を照明する照明光学系CL、CW、Mと、該照明光学系により照射され、前記表示面に表示された画像により変調された投射光束を入射され、被投射面に前記画像の拡大画像を投射する投射光学系4、4Aと、を有し、前記投射光学系として、[1]〜[9]の何れか1に記載の投射用ズームレンズを用いる画像表示装置(図9)。
以上、発明の好ましい実施の形態について説明したが、この発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
広角端から望遠端への変倍に際して、上には「第1レンズ群が固定され、第2レンズ群が縮小側に、第3レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群が拡大側に、それぞれ個別の移動量で移動する」例を説明した。
広角端から望遠端への変倍に際しての「第2レンズ群ないし第5レンズ群の移動」は、この例に限らない。第2レンズ群ないし第5レンズ群が個別に、拡大側や縮小側に移動するようにすることもできる。
特に、第5レンズ群は、収差補正群の役割を与えられており、その屈折力を制御することにより、広角端から望遠端への変倍に際して縮小側へ移動するように構成することが可能である。
また、上に説明した投射用ズームレンズの実施形態・実施例においては、第1レンズ群G1の内側に「光路を屈曲させる反射部材Ref.」として直角プリズムを配置する例を示した。
しかし、これに限らず、第1レンズ群中に「反射部材Ref.(直角プリズム)を配置しないレンズ構成」とすることもできる。あるいは、図1、図3、図5、図7における反射部材Ref.を「透明体のブロック」で置き換えることもできる。このようにすると、第1レンズ群G1におけるレンズL102とL103との間の光路長の実際の距離を「光学距離」として短縮でき、投射用ズームレンズのコンパクト化に資することができる。
この発明の実施の形態に記載された効果は、発明から生じる好適な効果を列挙したに過ぎず、発明による効果は「実施の形態に記載されたもの」に限定されるものではない。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
Ref. 光路屈曲用の反射部材
特開2013−019985号公報 特開2013−019986号公報

Claims (10)

  1. 画像表示素子の表示面上に表示された画像を被投射面に投射して拡大表示させる画像表示装置の投射光学系を構成する投射用ズームレンズレンズであって、
    拡大側から縮小側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群、負の屈折力を有する第5レンズ群を配してなり、
    広角端から望遠端への変倍に際しては、第1レンズ群が固定され、第2レンズ群、第3レンズ群、第4レンズ群、第5レンズ群が、それぞれ個別に縮小側もしくは拡大側へ移動する投射用ズームレンズ。
  2. 請求項1記載の投射用ズームレンズであって、
    広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群が固定され、第2レンズ群が縮小側に、第3レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群とが拡大側に、それぞれ個別の移動量で移動する投射用ズームレンズ。
  3. 請求項1または2記載の投射用ズームレンズであって、
    第1レンズ群の内側に、光路を屈曲させる反射部材を有する投射用ズームレンズ。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の投射用ズームレンズであって、
    第1レンズ群の一部が光軸方向に移動することにより、合焦がなされる投射用ズームレンズ。
  5. 請求項1〜3の何れか1項に記載の投射用ズームレンズであって、
    第2レンズ群の一部、もしくは第3レンズ群が光軸方向に移動することにより、合焦がなされる投射用ズームレンズ。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の投射用ズームレンズであって、
    第1レンズ群の焦点距離:F1、第2レンズ群の焦点距離:F2が条件:
    (1) 4.0 < |F1/F2| < 50.0
    を満足する投射用ズームレンズ。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の投射用ズームレンズであって、
    第3レンズ群の焦点距離:F3、第4レンズ群の焦点距離:F4が条件:
    (2) 2.0 < F3/F4 < 4.0
    を満足する投射用ズームレンズ。
  8. 請求項1〜6の何れか1項に記載の投射用ズームレンズであって、
    第5レンズ群の焦点距離:F5、広角端のバックフォーカス:Bfが条件:
    (3) −11.0 < F5/Bf < −5.0
    を満足する投射用ズームレンズ。
  9. 請求項3記載の投射用ズームレンズであって、
    第1レンズ群の、合焦に際して移動する部分の焦点距離:f1−1、前記合焦に際して固定される部分の焦点距離:f1−2が条件:
    (4) 0.1 < |f1−1/f1−2| < 2.0
    を満足する投射用ズームレンズ。
  10. 光源と、
    投射されるべき画像を表示面に表示する画像表示素子と、
    前記光源から射出した光で、前記画像表示素子の表示面を照明する照明光学系と、
    該照明光学系により照射され、前記表示面に表示された画像により変調された投射光束を入射され、被投射面に前記画像の拡大画像を投射する投射光学系と、を有し、
    前記投射光学系として、請求項1〜9の何れか1項に記載の投射用ズームレンズを用いる画像表示装置。
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