JP2017019318A - 車両用蓋装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋部材の表面位置の調整における作業性を向上させることができる車両用蓋装置を提供する。
【解決手段】車両用蓋装置は、アウタパネル21及びインナパネル22からなる蓋部材と、インナパネル22の裏面22bに取り付けられるリンクブラケット33と、インナパネル22の裏面22bとリンクブラケット33の取付面331aとの間に形成された隙間を調整する調整機構とを備え、調整機構は、インナパネル22に固定された固定ボルト41と、固定ボルト41に螺合した調整ナット42とを有し、固定ボルト41に対する調整ナット42の螺合位置を変化させることによりのインナパネル22の裏面22bとリンクブラケット33の取付面331aとの間の前記隙間を調整する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のボディに形成された開口部に設けられた蓋部材を備える車両用蓋装置に関する。
従来、例えば車両のトランクルーム開口部に設けられたトランクリッドと、トランクリッドの表面位置をトランクルーム開口部周辺の表面位置に対して調整する調整機構とを有し、この調整機構によりトランクリッドとトランクルーム開口部周辺のボディとの段差を低減する車両用蓋装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車両用蓋装置は、トランクリッドの裏面に取り付けられたアッパブラケットと、トランクルーム開口部の内壁に取り付けられたロアブラケットと、アッパブラケットとロアブラケットとを連結してトランクリッドを開閉可能に支持するリンク部材と、ロアブラケット及びアッパブラケットに形成された第1取付穴ならびにリンク部材の両端に形成された第2取付孔を貫通してリンク部材の回転支軸をなす複数のカシメピンとを備えている。
カシメピンは、アッパブラケット及びロアブラケットの第1取付穴に挿通して螺合する小径部と、リンク部材の第2取付孔に挿通する大径部と、回転操作力が付与される頭部とが軸方向に順に形成してなる段付き形状となっており、小径部の中心軸が大径部の中心軸に対して偏心している。また、第2取付孔の内径は、カシメピンの大径部の外径よりも大きく設定されている。したがって、カシメピンを第1取付孔及び第2取付孔に挿通した状態で回転させると、大径部及び小径部の偏心量と回転角度に応じてリンク部材の実質長さ及びトランクリッドの取付角度が変化する。これにより、アッパブラケット及びロアブラケットと、リンク部材との相対位置が変化して、トランクリッドの表面位置を調整することができる。
特開平7−40861号公報
しかし、特許文献1に記載の車両用蓋装置では、トランクリッドの表面位置を調整する際において、リンク部材の一端側(トランクリッド側)のカシメピンと、他端側(トランクルーム開口側)のカシメピンとの双方をそれぞれ回動させて調整作業を行う必要があり、この調整作業は必ずしも容易ではなく、作業に手間がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、蓋部材の表面位置を調整する際の作業性を高めることができる車両用蓋装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、車両のボディに形成された開口部に配置された蓋部材と、前記蓋部材の裏面に取り付けられる取付ブラケットを有し、前記蓋部材を開閉可能に支持する支持機構と、前記蓋部材の裏面と前記取付ブラケットの取付面との間に形成される隙間を調整する調整機構とを備え、前記調整機構は、螺合部が前記ブラケットに形成された取付孔を貫通すると共に頭部が前記蓋部材に固定された固定ボルトと、前記固定ボルトに螺合した調整部材とを有し、前記固定ボルトに対する前記調整部材の螺合位置を変化させることにより前記蓋部材の裏面と前記取付ブラケットの取付面との間の前記隙間を調整する、車両用蓋装置を提供する。
本発明によれば、蓋部材の表面位置を調整する際の作業性を高めることができる。
本発明における第1の実施の形態に係る車両用蓋装置が搭載された車両を示し、(a)は車両の全体図、(b)は車両用蓋装置の周辺部を示す拡大図である。 蓋部材の開状態における車両用蓋装置及び充電口を示す斜視図である。 蓋部材,リンクブラケット,及び調整機構の構成を示す分解斜視図である。 (a)は、蓋部材の前端部における調整機構及びその周辺部の構成を示す断面図であり、(b)は、調整ナットを軸方向に沿って見たときの平面図である。 調整機構の準備工程を説明するための断面図であり、(a)は調整ナットを取り付ける工程であり、(b)は蓋部材にリンクブラケットを取り付ける工程であり、(c)は、準備工程が完了した状態である。 調整機構の調整工程及び固定工程を説明するための断面図であり、(a)は、調整工程であり、(b)は固定工程である。 第2の実施の形態に係る蓋部材,リンクブラケット,及び調整機構の構成を示す分解斜視図である。 第2の実施の形態に係る蓋部材の前端部における調整機構及びその周辺部の構成を示す断面図である。 第2の実施の形態に係る調整機構の準備工程を説明するための断面図であり、(a)は第1及び第2の調整ナットを取り付ける工程であり、(b)は蓋部材にリンクブラケットを取り付ける工程であり、(c)は、準備工程が完了した状態である。 第2の実施の形態に係る調整機構の調整工程及び固定工程を説明するための断面図であり、(a)及び(b)は調整工程であり、(c)は固定工程である。
[第1の実施の形態]
本発明における第1の実施の形態に係る車両用蓋装置について図1乃至図6を参照して説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る車両用蓋装置が搭載された車両を示し、(a)は車両の全体図、(b)は車両用蓋装置の周辺部を示す拡大図である。なお、図1(a)では、車両用蓋装置の閉状態を、(b)では車両用蓋装置の開状態を、それぞれ示している。また、本実施の形態では、車両用蓋装置の蓋部材が電気自動車用の充電口を開閉するチャージポートリッドである場合について説明する。
この車両1は、走行のための駆動源として電動モータを備えた電気自動車であり、外部の充電スタンド等の充電設備から供給される電流によって充電される蓄電池と、蓄電池に蓄えられた電力をPWM制御によってスイッチングして電動モータに供給するインバータとを備えている。
図1に示すように、車両1のボディ11は、充電設備の充電コネクタが嵌合される充電口10の周辺に、開口部11aが形成されている。ボディ11は、ボンネット12とフロントバンパー13とを含み、開口部11aは、ボンネット12とフロントバンパー13との間に跨って形成されている。
車両1は、充電口10として、普通充電用の第1充電口101と、急速充電用の第2充電口102とを有している。第1充電口101と第2充電口102とは、車両1の車幅方向に並置されている。このため、開口部11aは、車幅方向に長辺を有する長方形状に形成されている。
ボディ11の開口部11aには、車両用蓋装置2の蓋部材20が開閉可能に配置されている。蓋部材20は、アウタパネル21と、アウタパネル21の裏側に配置されたインナパネル22とからなり、アウタパネル21の外面にあたる表面21aは、ボディ11と同色の塗装が施され、車両1の外観をなしている。
本実施の形態では、蓋部材20は、図1(a)に示す車両用蓋装置2の閉状態において、アウタパネル21の表面21aとボディ11の外面とが滑らかに連続し、大きな段差が生じないように厚さ方向の位置が後述する調整機構4によって調整されている。より具体的には、蓋部材20は、開口部11aの周辺におけるボディ11の曲面と連続するようにアウタパネル21の表面21aが緩やかに湾曲し、この湾曲形状がボディ11の形状と一体化するように位置が調整されている。ただし、これに限定されるものではなく、車両によっては外観性を考慮して、アウタパネル21の表面21aとボディ11の外面との間が所定の段差を有するように調整されることもある。
図2に示すように、車両用蓋装置2は、前述した蓋部材20と、インナパネル22の裏面22bに取り付けられるリンクブラケット33を有し、蓋部材20を開閉可能に支持する支持機構3と、インナパネル22の裏面22bとリンクブラケット33の取付面331a(図4参照)との間に形成された隙間を調整する調整機構4とを備えている。なお、インナパネル22の裏面22bが、本発明における「蓋部材の裏面」に相当する。
蓋部材20のアウタパネル21は、例えばFRP(Fiber Reinforced Plastics)等の樹脂からなり、射出成型によって形成されている。インナパネル22は、例えば鉄系金属からなる板金をプレス加工及び機械加工して形成されている。
支持機構3は、ボディ11の開口部11aの周縁に沿って車両1の車体に取り付けられたフレーム30と、長手方向の一端部がフレーム30に回動可能に連結された第1アーム31及び第2アーム32と、蓋部材20のインナパネル22の裏面22bに取り付けられたリンクブラケット33とを有している。リンクブラケット33には、第1アーム31及び第2アーム32の長手方向の他端部が回動可能に連結されている。リンクブラケット33は、その前端部及び後端部にそれぞれ配置された調整機構4を構成する固定ボルト41及び締結ナット43(後述する図3及び4参照)によって、蓋部材20のインナパネル22に固定されている。
第1アーム31、第2アーム32、及びリンクブラケット33は、蓋部材20の長辺方向(車幅方向)における車両用蓋装置2の両端部にそれぞれ一組ずつ配置されている。
フレーム30は、一対のロア固定アーム301と、一対のアッパ固定アーム(不図示)と、一対のサイドフレーム302とを有し、一対のロア固定アーム301ならびに一対のアッパ固定アームの先端部が、第1充電口101及び第2充電口102が配置されたチャージポートブラケット110に図略のボルトによって固定されている。なお、チャージポートブラケット110は、一対のサイドフレーム302に固定されていてもよい。
図3は、蓋部材20のアウタパネル21及びインナパネル22、リンクブラケット33、及び調整機構4を分解してアウタパネル21の表面21a側からリンクブラケット33側を見下ろしたときの分解斜視図である。なお、図3では、図2に示した蓋部材20を左右方向(車両1の車幅方向)の中央部で分断したときの右半分のみの構成を図示している。
リンクブラケット33は、その長手方向の中央部に位置して平板状に形成された平板部330と、平板部330の前端部に配置されてインナパネル22の裏面22b(図2に示す)に取り付けられる第1取付板331と、平板部330の後端部に配置されてインナパネル22の裏面22bに取り付けられる第2取付板332とを有している。なお、リンクブラケットは本発明における「取付ブラケット」に相当する。
第1取付板331は、その表面(インナパネル22を指向する面)がインナパネル22の裏面22b(図2に示す)に取り付けられる取付面331aとして形成され、その裏面が後述する締結ナット43に締結される被締結面331bとして形成されている。また、第1取付板331には、円形の第1取付孔331cが形成されている。第2取付板332も、上記した第1取付板331と同様の構成である。なお、第1取付板331及び第2取付板332は、それぞれの取付面が互い平行であり、かつ、同一平面をなすように形成されている。
調整機構4は、蓋部材20のアウタパネル21とインナパネル22との間に配置された固定ボルト41と、インナパネル22とリンクブラケット33との間に配置された調整部材としての調整ナット42とを有している。本実施の形態では、調整機構4の固定ボルト41及び調整ナット42がリンクブラケット33の長手方向における前端部及び後端部にそれぞれ1箇所ずつ配置され、合計で4箇所配置されている(図2参照)。
固定ボルト41は、円板状の頭部410と、頭部410の軸方向端面から突出した軸部411とが軸方向に連なって形成され、アウタパネル21とインナパネル22との間に配置されている。
固定ボルト41の軸部411はその外周面411aに雄ねじ411bが形成され、この雄ねじ411bに調整ナット42が螺合するように構成されている。また、リンクブラケット33の前端側に配置された固定ボルト41は、その軸部411がインナパネル22に形成された取付孔22cならびにリンクブラケット33における第1取付板331の第1取付孔331cを貫通している。同様に、リンクブラケット33の後端側に配置された固定ボルト41も、その軸部411がインナパネル22に形成された取付孔22cならびにリンクブラケット33の第2取付孔332cを貫通している。
調整ナット42は、その中心部に固定ボルト41が挿通する挿通孔420aを有する。この挿通孔420aの内面には、固定ボルト41の外周面411aに形成された雄ねじ411b(後述する図4参照)に螺合する雌ねじ420b(図4参照)が形成されている。
調整機構4を構成する固定ボルト41及び調整ナット42は、互いにインナパネル22を挟むように配置され、リンクブラケット33の裏面(インナパネル22と反対側を指向する面)側に配置された締結ナット43によって相互に固定される。締結ナット43の中心部には、固定ボルト41の軸部411が挿通する貫通孔431aが形成されている。
図4(a)は、リンクブラケット33の前端部における調整機構4及びその周辺部の構成を示す断面図であり、(b)は、調整ナット42を軸方向に沿って見たときの平面図である。なお、リンクブラケット33の後端部に配置された調整機構4及びその周辺部(図2に示す)については図示はしていないが、図4に示すリンクブラケット33の前端部に配置された調整機構4及びその周辺部と構成が同様であるため、その説明を省略する。
図4(a)に示すように、リンクブラケット33における第1取付板331の取付面331aは、蓋部材20のインナパネル22の裏面22bに対して平行である。
図4(a)に示すように、固定ボルト41は、その頭部410がインナパネル22の表面22aに接触して配置され、溶接等の固定手段によってインナパネル22に固定されている。つまり、固定ボルト41は、インナパネル22に対して軸方向移動不能かつ相対回転不能に配置されている。なお、固定ボルト41は、その軸部411の軸方向とインナパネル22の裏面22bと平行な平面とが直交するように、配置されている。
調整ナット42は、中心部に固定ボルト41の軸部411が挿通される挿通孔420aを有する螺合部420と、螺合部420の一端の外面から外方に突出して円板状に形成されたフランジ部421とを有している。
螺合部420の挿通孔420aの内面には、固定ボルト41の軸部411における外周面411aに形成された雄ねじ411bに螺合する雌ねじ420bが形成されている。また、螺合部420は、リンクブラケット33における第1取付板331の第1取付孔331cを貫通してリンクブラケット33の被締結面331bから外部へ突出している。
螺合部420は、図4(b)に示すように、軸方向に沿って見た形状が正六角形状であり、例えば六角穴が形成された六角レンチ等の工具によって、回転操作力を加え易いように構成されている。螺合部420は、その外径がリンクブラケット33における第1取付板331の第1取付孔331cの内径よりも小さく形成されている。
フランジ部421は、インナパネル22の裏面22bとリンクブラケット33における第1取付板331の取付面331aとの間に挟まれて配置されている。
フランジ部421のリンクブラケット33側を指向する第1の端面421aは、リンクブラケット33の取付面331aと接触し、取付面331aに対して平行である。この第1の端面421aは、調整機構4によって調整する際にリンクブラケット33を押圧する押圧面として形成されている。また、フランジ部421の第1の端面421aとは反対側の端面である第2の端面421bは、インナパネル22の裏面22bと対向している。フランジ部421は、その外径が少なくともリンクブラケット33における第1取付板331の第1取付孔331cの内径よりも大きく形成されている。
締結ナット43は、半球状の頭部430と、頭部430の端部から軸方向に沿って延在し、内面に雄ねじ431bが形成された螺子部431と、円筒部431の外周面から径方向外方に突出して形成された円板部432と、円板部432の径方向外側の軸方向端面からさらに軸方向に延在した円筒状の延在部433とを一体に有している。なお、螺子部431はその外形が例えば六角柱状に形成されており、締結ナット43に回転させる際の回転操作力が加えられる部位である。
締結ナット43の螺子部431は、その中心部に軸方向に貫通した貫通孔431aを有し、この貫通孔431aの内面に上述した雌ねじ431bが形成されている。また、雄ねじ431bは、固定ボルト41における軸部411の雄ねじ411bに螺合する。締結ナット43は、インナパネル22に固定された固定ボルト41を介して、リンクブラケット33の第1取付板331を調整ナット42との間で挟み込んで締め付けることにより、蓋部材20のインナパネル22とリンクブラケット33とを固定している。
以上述べた図1乃至図4において説明した構成において、車両用蓋装置2の調整機構4による蓋部材20の位置の調整方法について図5及び図6を参照して説明する。この調整機構4による調整方法は、調整機構4を作動させるための準備段階としての準備工程と、調整機構4を作動させてインナパネル22の裏面22bとリンクブラケット33の取付面331aとの間の隙間を調整する調整工程と、調整工程により調整した位置で固定する固定工程とからなる。
図5は、調整機構4の準備工程を説明するための断面図であり、(a)は調整ナット42を取り付ける工程、(b)は蓋部材20にリンクブラケット33を取り付ける工程、(c)は、準備工程が完了した状態である。図6は、調整機構4の調整工程及び固定工程を説明するための断面図であり、(a)は、調整機構4の調整工程であり、(b)は固定工程である。
車両用蓋装置2は、蓋部材20のアウタパネル21の表面21aが上側を向くように車両1に搭載されるが、蓋部材20の位置を調整する準備工程及び調整工程では、作業性を考慮して、図5及び図6に示すように蓋部材20のアウタパネル21の表面21aが下側を向くように配置される。
また、車両用蓋装置2における蓋部材20の位置の調整は、蓋部材20を固定して基準位置とし、調整機構4により蓋部材20に対してリンクブラケット33を相対移動させることにより、蓋部材20のインナパネル22の裏面22bとリンクブラケット33の取付面331aとの間の隙間を調整することにより行われる。より詳細な内容について、以下で説明する。
先ず、調整機構4を作動させるための準備工程について、図5を参照して説明する。図5(a)に示すように、調整ナット42をその第2の端面421bがインナパネル22の裏面22bと対向するように配置して、調整ナット42の挿通孔420aをインナパネル22に固定された固定ボルト41の軸部411に挿通させて、調整ナット42を軸方向に沿ってインナパネル22を上から見下ろしたときの時計回り方向(矢印X方向)に回転操作する。つまり、調整ナット42の螺合部420の雌ねじ420bを固定ボルト41の軸部411の雄ねじ411bに螺合させ、調整ナット42を軸方向の下方(矢印Y方向)へ移動させる。
図5(b)に示すように、調整ナット42をその第2の端面421bとインナパネル22の裏面22bとが接触する位置まで移動させた後、リンクブラケット33をその取付面331aとインナパネル22の裏面22bとが対向するように配置する。そして、リンクブラケット33を、インナパネル22に近接する方向(矢印Z方向)に移動させると共に第1取付孔331cに固定ボルト41の軸部411、続いて調整ナット42の螺合部420を挿通させ、図5(c)に示すように、調整ナット42の第1の端面421aとリンクブラケット33の取付面331aと接触させて配置する。これにより、調整機構4を作動させるための準備工程が完了する。なお、この準備工程が完了した状態においては、調整ナット42は固定ボルト41の軸部411に対して回転可能に配置されている。
次に、調整機構4の調整工程及び固定工程について図6を参照して説明する。図6(a)に示すように、調整ナット42の螺合部420に対して、軸方向に沿ってインナパネル22の裏面22bを上から見下ろしたときの反時計回り方向(矢印A方向)の回転操作力を加えると、調整ナット42の固定ボルト41の軸部411に対する螺合位置の変化に伴って調整ナット42におけるフランジ部421の第2の端面421bがインナパネル22の裏面22bと離隔する方向(矢印B方向)に移動する。この際、調整ナット42のフランジ部421の第1の端面421aがリンクブラケット33の第1取付板331の取付面331aと接触して、リンクブラケット33が調整ナット42と共に軸方向に沿って押し上げられる。これにより、インナパネル22の裏面22bとリンクブラケット33の取付面331aとの隙間が生じる。
そして、インナパネル22の裏面22bとリンクブラケット33の取付面331aとの間の隙間が予め設定された所定の許容範囲内の隙間になったときに、調整ナット42への回転操作力を解除して、調整工程を終える。これにより、リンクブラケット33がインナパネル22から所定の隙間だけ離れた位置に配置される。ここで、所定の許容範囲内の隙間とは、蓋部材20を閉じたときに、アウタパネル21の表面21aとボディ11(図1に示す)の外面とが滑らかに連続して大きな段差が生じない程度の、リンクブラケット33の取付面331aとインナパネル22の裏面22bとの間に形成される隙間である。なお、調整機構4による調整時において、アウタパネル21の表面21aの位置が、例えば図略の位置調整治具に設けられた位置検出センサ等によって検出され、作業者はこの検出結果を確認しながら位置調整作業を行う。
次に、締結ナット43の螺子部431の雌ねじ431bを固定ボルト41の軸部411の雄ねじ411bに螺合させて、矢印C方向の回転操作力を加える。そうすると、締結ナット43がリンクブラケット33に近接する方向に移動して、締結ナット43の延在部433がリンクブラケット33の被締結面331bに接触する。この状態からさらに回転操作力を加えることにより、リンクブラケット33の第1取付板331が、固定ボルト41を介して調整ナット42及び締結ナット43によって締め付けられて、調整ナット42の回動が規制される。これにより、リンクブラケット33が調整機構4によって調整された位置で固定され、固定工程が完了する。なお、上記ではリンクブラケット33の長手方向における前端部側における調整機構4の調整工程及び固定工程について説明したが、リンクブラケット33の後端部側の調整機構4についても同様である。つまり、車両1に実装された4箇所の調整機構4が上記した調整工程及び固定工程によって動作することにより、リンクブラケット33の蓋部材20への組付けが完了する。
このようにして蓋部材20の位置が調整された車両用蓋装置2は、車両1に搭載された際、蓋部材20におけるアウタパネル21の表面21aがボディ11の外面と滑らかに連続する。なお、例えば自動車部品メーカにおいて、上記調整機構4による調整を終えたうえで納入先である自動車メーカに納品すれば、自動車メーカの自動車組み立て工場において、上記した調整作業が不要となるため、組立作業の効率化に貢献することができる。
なお、上記した調整機構4の調整工程において、リンクブラケット33をインナパネル22から離隔する方向に移動させる場合についてのみ説明したが、これに限定されず、例えば一旦リンクブラケット33をインナパネル22から離隔させた状態において、調整ナット42を矢印A方向とは反対方向に回動させることにより、リンクブラケット33を再度インナパネル22側に近接する方向に調整することも可能である。
また、上記実施の形態では、車両用蓋装置2の準備工程,調整工程,及び固定工程について、リンクブラケット33の第1取付板331に配置された調整機構4についてのみ説明したが、第2取付板332に配置された調整機構4についても同様の工程で作業することが可能である。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、以下に述べる作用及び効果が得られる。
(1)車両用蓋装置2は、調整機構4における調整ナット42の固定ボルト41に対する螺合位置を調整することにより、蓋部材20のインナパネル22の裏面22bとリンクブラケット33の取付面331aとの間の隙間を調整することができる。これにより、例えば特許文献1に記載の車両用蓋装置のように、カシメピンを回動させてリンク部材の実質長さ及びトランクリッドの取付角度を調節することにより蓋部材の表面位置を調整する場合に比較して、より直接的な調整が可能となるので、蓋部材20の位置調整が容易となる。すなわち、蓋部材20におけるアウタパネル21の表面21aの位置調整における作業性を向上させることができる。
(2)本実施の形態によれば、調整ナット42の固定ボルト41に対する螺合位置の変化によって蓋部材20の位置を実質的に無段階に調整することができるので、例えば、厚さが異なる複数種類のシムの中から選択されたシムをリンクブラケット33とインナパネル22との間に挟んで蓋部材20の位置を調整する場合に比較して、蓋部材20の位置をより高精度に調整することが可能である。
(3)車両用蓋装置2は蓋部材20とリンクブラケット33とを締結する締結ナット43を備えているので、例えば車両の振動等による調整ナット42のガタつきに起因した、調整機構4による調整後の位置ズレを防止することができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態に係る車両用蓋装置2について、図7乃至図10を参照して説明する。なお、図7乃至図10では、第1の実施の形態について説明したものと共通する機能を有する構成要素については、同一の又は対応する符号及び名称を付してその説明を省略する。
図7は、第2の実施の形態に係る蓋部材20のアウタパネル21及びインナパネル22、リンクブラケット33、及び調整機構4を分解してアウタパネル21の表面21a側から見下ろしたときの分解斜視図である。図8は、第2の実施の形態に係る蓋部材20の前端部における調整機構4及びその周辺部の構成を示す断面図である。
第2の実施の形態に係る車両用蓋装置2は、調整機構4の構成が第1の実施の形態に係る車両用蓋装置2と異なる。より具体的には、第1の実施の形態では、本発明における調整機構4における調整部材として調整ナット42で構成されていたのに対し、第2の実施の形態では、本発明における調整機構4の調整部材として第1の調整ナット42Aと、第2の調整ナット44とで構成されている。
なお、第1の調整ナット42Aは、第1の実施の形態で説明した調整ナット42と構成及び配置が略同一であるが、第1の調整ナット42Aの螺合部420は円筒状であり、かつ、螺合部420の外周に雄ねじ420cが形成されている点で調整ナット42と構成が異なる。
図7に示すように、第2の調整ナット44は、リンクブラケット33と締結ナット43との間に配置されている。第2の調整ナット44の中心部には、第1の調整ナット42Aの螺合部420が挿通される挿通孔440aが形成されている。
図8に示すように、第2の調整ナット44は、第1の調整ナット42Aにおける螺合部420の外周面420bの雄ねじ420cに螺合する雌ねじ440bを有する螺合部440と、螺合部440の一端から径方向外方に突出した円板状のフランジ部441とを一体に有している。フランジ部441は、そのリンクブラケット33の被締結面331b側を指向する軸方向端面が、調整機構4による調整時にリンクブラケット33を押圧する押圧面441aとして形成されている。
第2の調整ナット44の螺合部440の外径は、リンクブラケット33の第1取付孔331cの内径よりも小さく形成され、フランジ部441の外径は第1取付孔331cよりも大きく形成されている。
以上述べた図7及び図8において説明した第2の実施の形態に係る車両用蓋装置2の調整機構4による蓋部材20の位置の調整方法について図9及び図10を参照して説明する。
図9は、第2の実施の形態に係る調整機構4の準備工程を説明するための断面図であり、(a)は第1の調整ナット42A及び第2の調整ナット44を取り付ける工程、(b)は蓋部材20にリンクブラケット33を取り付ける工程、(c)は、準備工程が完了した状態である。図10は、第2の実施の形態に係る調整機構4の調整工程及び固定工程を説明するための断面図であり、(a)はリンクブラケット33がインナパネル21に近接するように調整する場合の調整工程であり、(b)は、リンクブラケット33がインナパネル21から離隔するように調整する場合の調整工程であり、(c)は固定工程である。
図9(a)に示すように、第1の調整ナット42Aをリンクブラケット33の第1取付板331の第1取付孔331cに挿通させた状態で、第2の調整ナット44を矢印D方向に回転操作する。つまり、第2の調整ナット44の螺合部440の雌ねじ440bを第1の調整ナット42Aの螺合部420における雄ねじ420cに螺合させる。
そして、第2の調整ナット44をその螺合部440の先端部が第1の調整ナット42Aのフランジ部421に接触するまで移動させた後、リンクブラケット33をその取付面331aとインナパネル22の裏面22bとが対向する向きに配置する。この際、第1の調整ナット42Aと第2の調整ナット44とは、雄ねじ420cと雌ねじ440bとが互いに塑性変形し得る程度に強固に締結されており、一体回転するように相互に固定されている。なお、第1及び第2の調整ナット42A,44は、例えば接着剤等によって相互に固定してもよい。
そして、図9(b)に示すように、第1の調整ナット42A及び第2の調整ナット44が取り付けられた状態のリンクブラケット33を、固定ボルト41及び蓋部材20の上方に配置して、下方(矢印E方向)に移動させ、第1の調整ナット42Aの挿通孔420aに固定ボルト41の軸部411の先端を挿通して配置する。これにより、調整機構4を作動させるための準備工程が完了する。なお、この状態において、第1の調整ナット42A及び第2の調整ナット44は、リンクブラケット33に対して相対回転可能に配置されている。
次に、調整機構4の調整工程及び固定工程について図10を参照して説明する。図10(a)に示すように、第2の調整ナット44の螺合部440に対して、矢印O方向の回転操作力を加えると、これに伴って第1の調整ナット42Aも一体に回転する。そうすると、第1の調整ナット42Aにおける雌ねじ420bの固定ボルト41の軸部411の雄ねじ411bに対する螺合位置の変化に伴って、第2の調整ナット44におけるフランジ部441の押圧面441aがリンクブラケット33の被締結面331bを押圧し、リンクブラケット33がインナパネル22側に近接する方向(矢印P方向)に移動する。これにより、リンクブラケット33における第1取付板331の取付面331aと蓋部材20のインナパネル22の裏面22bと間の隙間が小さくなるように調整される。
一方、図10(b)に示すように、第2の調整ナット44の螺合部440に対して、図10(a)で説明した回転方向と逆方向(矢印Q方向)の回転操作力を加えると、第1の調整ナット42Aにおけるフランジ部421の第1の端面421aがリンクブラケット33の取付面331aを押圧し、リンクブラケット33がインナパネル22から離隔する方向(矢印R方向)に移動する。これにより、リンクブラケット33における第1取付板331の取付面331aと蓋部材20のインナパネル22の裏面22bと間の隙間が大きくなるように調整される。
このように、第2の実施の形態では、第2の調整ナット44を回転操作させることにより、リンクブラケット33を蓋部材20のインナパネル22から近接あるいは離隔させる方向に移動させることができる。つまり、調整機構4により、蓋部材20におけるインナパネル22の裏面22bとリンクブラケット33の取付面331aとの間の隙間を調整することが可能である。
そして、図10(c)に示すように、上記した方法により調整された第1の調整ナット42A及び第2の調整ナット44とリンクブラケット33とを、締結ナット43により固定ボルト41を介して固定する。これにより、第1の調整ナット42A及び第2の調整ナット44の回動が規制され、リンクブラケット33が調整機構4によって調整された位置で固定されて固定工程が完了する。
以上、図7乃至図10で説明した第2の実施の形態に係る車両用蓋装置2によれば、第1の実施の形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、車両1が電気自動車であり、充電口10の周辺に開口部11aが形成された場合について説明したが、これに限らない。例えば、車両1がガソリンや軽油等の揮発油を燃料とするエンジンを駆動源とし、開口部11aが給油口の周辺に形成され、この開口部11aが蓋部材20によって覆蓋されるものであってもよい。
またさらに、上記実施の形態では、調整機構4が、1つのリンクブラケット33に対して2箇所配置されていたが、これに限定されるものではなく、例えば、1つのリンクブラケット33に対して1箇所あるいは3箇所配置されていてもよい。
1…車両、2…車両用蓋装置、3…支持機構、4…調整機構、10…充電口、11…ボディ、11a…開口部、12…ボンネット、13…フロントバンパー、20…蓋部材、21…アウタパネル、21a…表面、22…インナパネル、22a…表面、22b…裏面、22c…取付孔、30…フレーム、31…第1アーム、32…第2アーム、33…リンクブラケット、41…固定ボルト、42…調整ナット、42A…第1の調整ナット、43…締結ナット、44…第2の調整ナット、101…第1充電口、102…第2充電口、110…チャージポートブラケット、301…ロア固定アーム、302…サイドフレーム、330…平板部、331…第1取付板、331a…取付面、331b…被締結面、331c…第1取付孔、332…第2取付板、332c…第2取付孔、410…頭部、411…軸部、411a…外周面、411b…雄ねじ、420…螺合部、420a…挿通孔、420b…外周面、420c…雄ねじ、421…フランジ部、421a…第1の端面、421b…第2の端面、430…頭部、431…螺子部、431a…貫通孔、432…円板部、433…延在部、440…螺合部、440a…挿通孔、440b…雌ねじ、441…フランジ部、441a…押圧面

Claims (3)

  1. 車両のボディに形成された開口部に配置された蓋部材と、
    前記蓋部材の裏面に取り付けられる取付ブラケットを有し、前記蓋部材を開閉可能に支持する支持機構と、
    前記蓋部材の裏面と前記取付ブラケットの取付面との間に形成される隙間を調整する調整機構とを備え、
    前記調整機構は、螺合部が前記ブラケットに形成された取付孔を貫通すると共に頭部が前記蓋部材に固定された固定ボルトと、前記固定ボルトに螺合した調整部材とを有し、前記固定ボルトに対する前記調整部材の螺合位置を変化させることにより前記蓋部材の裏面と前記取付ブラケットの取付面との間の前記隙間を調整する、
    車両用蓋装置。
  2. 前記調整部材は、前記固定ボルトが挿通される挿通孔が中心に形成されて前記固定ボルトと螺合する螺合部と、前記螺合部の外面から外方へ突出して形成されたフランジ部とを有し、
    前記調整部材の前記螺合位置が変化したときに、前記フランジ部が前記取付ブラケットと接触することにより前記取付ブラケットが前記調整部材と共に移動する、
    請求項1に記載の車両用蓋装置。
  3. 前記固定ボルトに螺合して、前記蓋部材と前記取付ブラケットとを締結し、前記調整部材の回動を規制する締結部材を更に備えた、
    請求項1又は2に記載の車両用蓋装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108973636A (zh) * 2018-06-25 2018-12-11 安徽嘉安汽车有限公司 一种便于安装电池组的新能源汽车

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