JP2017019056A - 教示装置、ロボット、及びロボットシステム - Google Patents

教示装置、ロボット、及びロボットシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーが入力した所望のコマンドによってロボットを動作させることができる教示装置を提供すること。【解決手段】教示装置は、ロボット制御装置にロボットの動作を教示する教示装置であって、コマンドを入力可能で、前記コマンドを表示可能な表示部を備え、前記コマンドの実行を前記ロボット制御装置に指示可能である。【選択図】図3

Description

この発明は、教示装置、ロボット、及びロボットシステムに関する。
ロボットに動作を教示する作業を容易にする技術の研究や開発が行われている。
これに関し、ロボットを動作させるプログラムを修正することができる教示操作盤が知られている(特許文献1参照)。
特開昭62−219103号公報
しかしながら、従来の教示操作盤では、修正後のプログラムが正常に動作するか否かを確認するためには、プログラムの全体を実行させなければならず、プログラムのうちの修正した箇所に関連する部分のみを実行させることができなかった。その結果、当該教示操作盤は、例えば、ユーザーにプログラムの修正作業を効率的に行わせることができなかった。
上記課題の少なくとも一つを解決するために本発明の一態様は、ロボット制御装置にロボットの動作を教示する教示装置であって、コマンドを入力可能で、前記コマンドを表示可能な表示部を備え、前記コマンドの実行を前記ロボット制御装置に指示可能である、教示装置である。
この構成により、教示装置は、コマンドを入力可能であり、当該コマンドを表示可能であり、当該コマンドの実行をロボット制御装置に指示可能である。これにより、教示装置は、ユーザーが入力した所望のコマンドをロボット制御装置に指示することができる。その結果、教示装置は、例えば、ユーザーにプログラムの修正作業を効率的に行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、イネーブルスイッチを備え、前記イネーブルスイッチが押下されている状態においてのみ前記コマンドの実行を前記ロボット制御装置に指示可能である、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、イネーブルスイッチが押下されている状態においてのみコマンドの実行をロボット制御装置に指示可能である。これにより、教示装置は、ユーザーが意図せずしてコマンドの実行をロボット制御装置に指示してしまうことを抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記ロボット制御装置において前記コマンドが実行されており、且つ前記イネーブルスイッチが押下されている状態から押下されていない状態に変化した場合、前記コマンドの実行を前記ロボット制御装置に中断させる、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、ロボット制御装置においてコマンドが実行されており、且つイネーブルスイッチが押下されている状態から押下されていない状態に変化した場合、コマンドの実行をロボット制御装置に中断させる。これにより、教示装置は、例えば、コマンドの実行によってロボットが意図しない動作を行った場合等の緊急にロボットを停止させなければならない場合、ユーザーがイネーブルスイッチから手を離すことによってロボットを停止させることができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記コマンドを編集可能である、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、コマンドを編集可能である。これにより、教示装置は、ユーザーが編集した所望のコマンドの実行をロボット制御装置に指示することができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記コマンドに含まれる命令語の先頭の文字を入力すると、前記命令語が表示される、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、コマンドに含まれる命令語の先頭の文字が入力されると、当該命令語を表示する。これにより、教示装置は、コマンドの入力作業を短縮することができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、前記コマンドの実行ボタンを有する、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、コマンドの実行ボタンを有する。これにより、教示装置は、ユーザーが所望のタイミングでコマンドをロボット制御装置に実行させることができる。
また、本発明の他の態様は、教示装置において、1画面に、前記コマンドを入力する第1領域と、前記コマンドの実行結果を表示する第2領域を有する、構成が用いられてもよい。
この構成により、教示装置は、1画面に、コマンドを入力する第1領域と、コマンドの実行結果を表示する第2領域とを表示する。これにより、教示装置は、ユーザーに、入力したコマンドと、当該コマンドの実行結果とを見比べさせながら作業を行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、上記のいずれかに記載の教示装置により教示される、ロボットである。
この構成により、ロボットは、コマンドを入力可能であり、当該コマンドを表示可能であり、当該コマンドの実行をロボット制御装置に指示可能である教示装置により教示される。これにより、ロボットは、ユーザーが入力した所望のコマンドにより動作することができる。
また、本発明の他の態様は、上記のいずれかに記載の教示装置と、上記に記載のロボットと、前記ロボット制御装置と、を備える、ロボットシステムである。
この構成により、ロボットシステムは、教示装置が、コマンドを入力可能で表示可能であり、コマンドの実行をロボット制御装置に指示可能である。これにより、ロボットシステムは、ユーザーが入力した所望のコマンドをロボット制御装置に指示することができる。その結果、ロボットシステムは、例えば、ユーザーにプログラムの修正作業を効率的に行わせることができる。
以上により、教示装置、及びロボットシステムは、コマンドを入力可能で表示可能であり、コマンドの実行をロボット制御装置に指示可能である。これにより、教示装置、及びロボットシステムは、ユーザーが入力した所望のコマンドをロボット制御装置に指示することができる。
また、ロボットは、コマンドを入力可能であり、当該コマンドを表示可能であり、当該コマンドの実行をロボット制御装置に指示可能である教示装置により教示される。これにより、ロボットは、ユーザーが入力した所望のコマンドにより動作することができる。
本実施形態に係るロボットシステム1の一例を示す構成図である。 教示装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。 教示装置10の機能構成の一例を示す図である。 制御部18がロボット制御装置30にコマンドを実行させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 コマンド実行画面の一例を示す図である。 コマンド実行画面P1上に表示された確認画面の一例を示す図である。 第2領域R2にコマンドの実行結果を示す情報が表示されたコマンド実行画面の一例を示す図である。 ロボット制御装置30がコマンドを実行してからコマンドの実行を完了するまでの間に所定の条件が満たされなくなった場合に制御部18がロボット制御装置30にコマンドの実行を中断させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るロボットシステム1の一例を示す構成図である。ロボットシステム1は、教示装置10と、ロボット制御装置30と、ロボット50を備える。
まず、ロボットシステム1が備える各構成について説明する。
教示装置10は、ロボット制御装置30にロボット50の動作を示す情報を教示する。また、教示装置10は、動作プログラムをロボット制御装置30に実行させ、当該動作プログラムに応じた所定の作業をロボット50に行わせる。動作プログラムは、例えば、プログラム言語の一種であるロボット言語によって記述され、ロボット50に所定の作業を行わせるプログラムである。また、動作プログラムは、ロボット50を動作させ、所定の作業をロボット50に行わせるプログラムである。なお、動作プログラムは、ロボット言語とは異なる他のプログラム言語によって記述される構成であってもよい。
また、教示装置10は、コマンド実行画面を表示する。コマンド実行画面には少なくとも、コマンドを入力可能で表示可能な第1領域R1と、第1領域R1に入力されたコマンドの実行結果を表示する第2領域R2とが含まれる。この一例において、コマンドは、ロボット50を動作させる命令を示す命令語のみ、又は当該命令語と、当該命令語に付随する引数とによって構成される命令文である。この一例において、命令語は、ロボット言語において定義される語であり、動作プログラムを記述することにも用いられる。なお、命令語は、ロボット50を動作させる命令を示す語であれば、ロボット言語とは異なる他のプログラム言語によって定義される語であってもよく、動作プログラムを記述することには用いられない語であってもよい。
引数は、例えば、ポイント位置情報やポイント情報である。ポイントは、ロボット50の所定部位を移動させる際に当該所定部位を経由させる点のことである。ロボット50の所定部位は、この一例において、ロボット50のTCP(Tool Center Point)である。なお、ロボット50の所定部位は、これに代えて、他の部位であってもよい。ポイント位置情報は、ポイントの位置を示す情報のことである。例えば、ポイント位置情報は、ロボット座標系においてポイントの位置を示す座標である。ポイント情報は、ポイント位置情報に対応付けられたTCPの位置及び姿勢を示す情報、すなわちポイント位置情報が示すポイントの位置におけるTCPの位置及び姿勢を示す情報のことである。なお、引数は、ポイント位置情報やポイント情報に代えて、他の情報であってもよい。
教示装置10は、ユーザーから受け付けられた操作に基づいて、第1領域R1に入力されたコマンドの実行をロボット制御装置30に指示可能である。より具体的には、教示装置10は、ユーザーから受け付けられた操作に基づいて、第1領域R1に入力されたコマンドを示す情報をロボット制御装置30に出力する。そして、教示装置10は、当該コマンドの実行をロボット制御装置30に指示する。
すなわち、教示装置10は、ユーザーが入力した所望のコマンドの実行をロボット制御装置30に指示することができる。例えば、ユーザーが入力した所望のコマンドが動作プログラムに含まれる1以上のコマンドの一部であった場合、教示装置10は、動作プログラムの一部のみをロボット制御装置に実行させる。すなわち、教示装置10は、動作プログラムをコマンド単位で修正した場合に、修正したコマンドのみをユーザーに入力されることにより、入力された当該コマンドの実行をロボット制御装置30に指示することができる。その結果、教示装置10は、ユーザーが行う動作プログラムの修正作業の効率を向上させることができる。
また、教示装置10は、ユーザーに入力されたコマンドの実行をロボット制御装置30に指示した場合、ロボット制御装置30に指示したコマンドの実行結果を示す情報をロボット制御装置30から取得する。教示装置10は、取得した当該実行結果を示す情報を第2領域R2に表示させる。以下では、当該実行結果を示す情報を第2領域R2に表示させることを、当該実行結果を第2領域R2に表示させると称して説明する。
ロボット制御装置30は、教示装置10により教示されたロボット50の動作を示す情報に基づいて、ロボット50を動作させる。また、ロボット制御装置30は、教示装置10からの指示に基づいて、教示装置10から取得したコマンドを実行してロボット50を動作させる。また、ロボット制御装置30は、教示装置10から取得した動作プログラムを実行してロボット50に所定の作業を行わせる。ロボット制御装置30は、ロボット50を動作させる際、ロボット50が備える各機能部のそれぞれに制御信号を送信する。これにより、ロボット制御装置30は、ロボット50を動作させる。
ロボット50は、1本のアーム(腕)を備える単腕ロボットである。なお、ロボット50は、単腕ロボットに代えて、2本のアームを備える双腕ロボットであってもよく、パラレルリンクロボットであってもよく、直交軸ロボットであってもよく、単軸ロボットであってもよく、スカラロボットであってもよい。
アームは、エンドエフェクターEと、マニピュレーターMと、図示しない複数のアクチュエーターによって構成される。アームは、7軸垂直多関節型のアームである。具体的には、アームは、支持台と、エンドエフェクターEと、マニピュレーターMとがアクチュエーターによる連携した動作によって7軸の自由度の動作を行う。
各アクチュエーターは、ケーブルによってロボット制御装置30と通信可能に接続されている。これにより、アクチュエーターは、ロボット制御装置30から取得される制御信号に基づいて、エンドエフェクターEとマニピュレーターMを動作させることができる。なお、ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)等の規格によって行われる。また、アクチュエーターのうちの一部又は全部は、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によってロボット制御装置30と接続される構成であってもよい。
上記で説明したロボット50が備える各機能部は、ロボット制御装置30から制御信号を取得する。そして、これらの各機能部は、取得した制御信号に基づいた動作を行う。すなわち、ロボット50は、ロボット50の外部に設置されたロボット制御装置30により制御される。なお、ロボット50は、これに代えて、ロボット50に内蔵されたロボット制御装置30により制御される構成であってもよい。
次に、図2を参照し、教示装置10のハードウェア構成について説明する。図2は、教示装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。教示装置10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)11と、記憶部12と、入力受付部13と、通信部14と、表示部15と、イネーブルスイッチ16と、ジョグキー17を備える。また、教示装置10は、通信部14を介してロボット制御装置30と通信を行う。これらの構成要素は、バスBusを介して相互に通信可能に接続されている。
CPU11は、記憶部12に格納された各種プログラムを実行する。
記憶部12は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを含む。記憶部12は、教示装置10が処理する各種情報やプログラム、前述の命令語を示す情報等を格納する。なお、記憶部12は、教示装置10に内蔵されるものに代えて、USB等のデジタル入出力ポート等によって接続された外付け型の記憶装置でもよい。
入力受付部13は、例えば、キーボードやマウス、タッチパッド等の入力装置である。この一例において、入力受付部13は、タッチパネルとして表示部15と一体に構成されている。
通信部14は、例えば、USB等のデジタル入出力ポートやイーサネット(登録商標)ポート等を含んで構成される。
表示部15は、例えば、液晶ディスプレイパネル、あるいは、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイパネルである。
イネーブルスイッチ16は、押下されることにより教示装置10の状態を、コマンドを実行可能な状態にするスイッチである。イネーブルスイッチ16が押下された状態において、教示装置10は、コマンドの実行をロボット制御装置30に指示することが可能である。一方、イネーブルスイッチ16が押下されていない状態では、教示装置10は、コマンドの実行をロボット制御装置30に指示することが不可能である。
ジョグキー17は、ロボット制御装置30にロボット50を動作させるハードウェアキーである。なお、ジョグキー17は、これに代えて、ソフトウェアキーである構成であってもよく、ジョグキー17のうちの一部がハードウェアキーであり、ジョグキー17のうちの残りの一部がソフトウェアキーである構成であってもよい。
次に、図3を参照し、教示装置10の機能構成について説明する。図3は、教示装置10の機能構成の一例を示す図である。教示装置10は、記憶部12と、入力受付部13と、通信部14と、表示部15と、イネーブルスイッチ16と、ジョグキー17と、制御部18を備える。
制御部18は、教示装置10の全体を制御する。制御部18は、表示制御部20と、コマンド実行部23を備える。制御部18が備えるこれらの機能部は、例えば、CPU11が、記憶部12に記憶された各種プログラムを実行することで実現される。また、これらの機能部のうち一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
なお、制御部18は、ロボット50の動作を示す情報をロボット制御装置30に教示する機能や、ジョグキー17により受け付けた操作に基づいてロボット制御装置30にロボット50を動作させる機能を有するが、これらの機能について図3では図示を省略している。
表示制御部20は、教示装置10が有する各機能に対応した画面(GUI(Graphical User Interface))を生成する。また、表示制御部20は、入力受付部13を介してユーザーから受け付けた操作に基づいて、コマンド実行画面を生成する。また、表示制御部20は、コマンドの実行をロボット制御装置30に指示するか否かをユーザーに確認する確認画面を生成する。表示制御部20は、生成したこれらの画面(コマンド実行画面、確認画面等)を表示部15に表示させる。また、表示制御部20は、ロボット制御装置30によるコマンドの実行結果を示す情報を、第2領域R2を介して表示部15に表示させる。
コマンド実行部23は、所定の条件が満たされた状態において教示装置10が備える図示しない実行ボタンが押下された場合、入力受付部13から第1領域R1を介して入力されたコマンドを示す情報をロボット制御装置30に通信部14を介して出力する。そして、コマンド実行部23は、当該コマンドの実行をロボット制御装置30に指示する。実行ボタンは、コマンド実行部23に当該コマンドの実行をロボット制御装置30へ指示させるボタンである。また、実行ボタンは、この一例において、ハードウェアキーである。なお、実行ボタンは、ハードウェアキーに代えて、ソフトウェアキーであってもよい。
また、コマンド実行部23は、ロボット制御装置30により当該コマンドが実行されている場合において、所定の条件が満たされた状態から満たされていない状態に教示装置10の状態が変化したと判定部27が判定した場合、当該コマンドの実行をロボット制御装置30に中断させる。
以下、図4〜図7を参照し、制御部18がロボット制御装置30にコマンドの実行を指示する処理について説明する。図4は、制御部18がロボット制御装置30にコマンドの実行を指示する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図4に示したフローチャートにおいて、表示部15には、表示制御部20が生成したコマンド実行画面がすでに表示されている場合について説明する。
表示制御部20は、コマンド実行画面に含まれる第1領域R1がタップされるまで待機する(ステップS100)。ここで、図5を参照し、コマンド実行画面について説明する。図5は、コマンド実行画面の一例を示す図である。図5に示したコマンド実行画面P1には、一例として、第1領域R1と、第2領域R2と、メニューリストM0と、ボタンB1〜ボタンB4と、プルダウンメニューL1とが含まれている。
図5に示した第1領域R1には、コマンドC1として「Go xxx」が入力されている。このコマンドは、命令語「Go」によって現在のロボット50のTCPの位置を、目標点となるポイントの位置を示すポイント位置情報「xxx」が示す位置まで、ロボット50が機械的に最も動きやすい経路によって移動させる命令文である。ユーザーは、入力受付部13を介して、第1領域R1にコマンドC1のようなコマンドの入力又は編集を行うことができる。
また、表示制御部20は、ユーザーが第1領域R1に命令語の先頭の文字を入力した場合、入力された先頭の文字と一致する先頭の文字を有する命令語のリストを表示する。ユーザーは、表示されたリストから命令語を選択することにより、第1領域R1に選択した命令語を入力することができる。例えば、ユーザーが命令語の先頭の文字として「G」を入力した場合、命令語「Go」のように先頭の文字が「G」の命令語を含むリストが表示される。また、例えば、ユーザーが命令語の先頭の文字として「M」を入力した場合、命令語「Move」のように先頭の文字が「M」の命令語を含むリストが表示される。表示制御部20は、記憶部12に予め記憶された命令語を示す情報を読み出し、読み出した命令語を示す情報に基づいてこのようなリストを表示する。このように、表示制御部20は、ユーザーが行う第1領域R1へのコマンドの入力を支援する。なお、表示制御部20は、このような支援に代えて、又はこのような支援に加えて、命令語に付随して入力される可能性のある引数や変数のリストを表示させる等の他の支援を行う構成であってもよい。
なお、命令語「Move」は、ロボット50のTCPを、「Move」の後に付随するポイント位置情報が示す位置まで直線的に移動させる命令文である。また、第1領域R1に入力される命令語は、「Go」や「Move」に限られるわけではなく、例えば、「Arc」や「Jump3」、「Speed」、「Base」、「Motor」等であってもよい。「Arc」は、目標位置となるポイントまでの経路を規定して円弧補完動作をロボット50に行わせる命令語である。また、「Jump3」は、ゲートモーション、すなわち円の形のような上から横、横から下という動作をロボット50に行わせる命令語である。「Speed」は、ロボット50のTCPを、ロボット50が機械的に最も動きやすい経路によって目標点となるポイントまで移動させる際の移動速度を設定する命令語である。「Base」は、ロボット制御装置30にBase座標系を設定する命令語である。「Motor」は、ロボット50の各アクチュエーターが備えるモーターの電源をオン又はオフに設定する命令語である。これらの命令語は、ロボット50を動作させるためのコマンドである。ロボット50を動作させないコマンドには、例えば、「date」等が含まれる。「date」は、「date」の実行結果として日付を第2領域R2に表示させるコマンドである。
また、図5に示したコマンド実行画面P1は、コマンド実行部23がコマンドC1をロボット制御装置30に実行させていない状態におけるコマンド実行画面である。このため、表示制御部20は、第2領域R2に何も表示していない。
メニューリストM0には、メニューボタンM1〜M6が含まれている。メニューボタンM1は、教示装置10の動作を制御するための制御画面を表示するボタンである。表示制御部20は、入力受付部13を介してメニューボタンM1がタップされた場合、当該制御画面を表示する。メニューボタンM2は、ジョグキー17を用いた教示であるオンラインティーチングによって教示を行うための第1教示画面を表示するボタンである。表示制御部20は、入力受付部13を介してメニューボタンM2がタップされた場合、第1教示画面を表示する。
なお、図5に示したコマンド実行画面P1は、この一例において、教示装置10がユーザーから受け付けた操作に基づいて第1教示画面から切り替え可能な1以上の画面のうちの1つである。第1教示画面には、プルダウンメニューL1が表示される。ユーザーは、第1教示画面に表示されているプルダウンメニューL1をタップすることにより、第1教示画面から切り替え可能な1以上の画面のリストを表示することができる。なお、第1教示画面から切り替え可能な1以上の画面のそれぞれにも、プルダウンメニューL1が表示される。ユーザーは、第1教示画面に表示されたリストからコマンド実行画面P1を選択することにより、コマンド実行画面P1を表示部15に表示することができる。なお、ユーザーが第1教示画面に表示されたリストからコマンド実行画面P1を選択した場合、表示制御部20は、コマンド実行画面P1をポップアップ表示する構成であってもよい。
メニューボタンM3は、ダイレクトティーチングによって教示を行うための第2教示画面を表示するボタンである。表示制御部20は、入力受付部13を介してメニューボタンM3がタップされた場合、第2教示画面を表示する。メニューボタンM4は、ロボット50を動作させる動作プログラムを編集するための編集画面を表示するボタンである。表示制御部20は、入力受付部13を介してメニューボタンM4がタップされた場合、編集画面を表示する。
メニューボタンM5は、編集画面において作成された動作プログラムがロボット50を意図通りに動作させることができるか否かを検査する試験である動作試験を行うための試験画面を表示するボタンである。表示制御部20は、入力受付部13を介してメニューボタンM5がタップされた場合、試験画面を表示する。メニューボタンM6は、ロボット50を動作させるために必要なパラメーターを設定するためのパラメーター設定画面を表示するボタンである。表示制御部20は、入力受付部13を介してメニューボタンM6がタップされた場合、パラメーター設定画面を表示する。
ボタンB1は、第1領域R1へのコマンドの入力を確定させるボタンである。表示制御部20は、入力受付部13を介してボタンB1がタップされた場合、第1領域R1へのコマンドの入力が確定したと判定する。
ボタンB2は、第1領域R1へ入力されたコマンドを削除するボタンである。表示制御部20は、入力受付部13を介してボタンB2がタップされた場合、第1領域R1へ入力されたコマンドを削除する。
ボタンB3は、第2領域R2に表示されたコマンドの実行結果を示す情報を削除するボタンである。表示制御部20は、入力受付部13を介してボタンB3がタップされた場合、第2領域R2に表示された当該実行結果を示す情報を削除する。
ボタンB4は、第1領域R1へ入力されたコマンドと、第2領域R2に表示された当該実行結果を示す情報とを両方とも削除するボタンである。表示制御部20は、入力受付部13を介してボタンB4がタップされた場合、第1領域R1へ入力されたコマンドと、第2領域R2に表示された当該実行結果を示す情報とを両方とも削除する。
ステップS100において第1領域R1がタップされた場合(ステップS100−Yes)、表示制御部20は、コマンド実行画面上にソフトウェアキーボードを表示する(ステップS110)。ユーザーは、このソフトウェアキーボードを用いて第1領域R1にコマンドを入力することができる。次に、表示制御部20は、入力受付部13を介して第1領域R1へのコマンドの入力が確定するまで、すなわちコマンド実行画面に含まれるボタンB1がタップされるまで待機する(ステップS120)。
第1領域R1へのコマンドの入力が確定した場合(ステップS120−Yes)、表示制御部20は、前述の確認画面を表示部15に表示させる(ステップS130)。ここで、図6を参照し、確認画面について説明する。図6は、コマンド実行画面P1上に表示された確認画面の一例を示す図である。図6に示した確認画面P2には、一例として、メッセージMSと、ボタンB5が含まれている。
メッセージMSは、第1領域R1へ入力されたコマンドをロボット制御装置30に実行させるか否かをユーザーに確認させるためのメッセージである。また、図6に示したメッセージMSには、第1領域R1へ入力されたコマンドを実行するために必要な操作(所定の条件を満たすために必要な操作)をユーザーに通知するメッセージも含まれている。
ボタンB5は、第1領域R1へのコマンドの入力の確定をキャンセルするボタンである。
ステップS130において確認画面が表示部15に表示された後、コマンド実行部23は、所定の条件が満たされた状態において実行ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップS140)。
ここで、所定の条件について説明する。所定の条件は、例えば、教示装置10の状態が、イネーブルスイッチ16が押下されている状態であることである。なお、所定の条件は、教示装置10の状態が、イネーブルスイッチ16が押下されている状態であることに代えて、イネーブルスイッチ16以外の他のスイッチが押下されている状態であること等の他の状態であることであってもよい。ステップS140において所定の条件が満たされていないと判定した場合(ステップS140−No)、表示制御部20は、ボタンB5、すなわちキャンセルボタンが押下(例えば、タップ)されたか否かを判定する(ステップS145)。
ボタンB5がタップされたと判定した場合(ステップS145−Yes)、表示制御部20は、ステップS120に遷移し、再び入力受付部13を介して第1領域R1へのコマンドの入力が終了するまで待機する。一方、ボタンB5がタップされていないと表示制御部20が判定した場合(ステップS145−No)、コマンド実行部23は、ステップS140に遷移し、再び所定の条件が満たされた状態において実行ボタンが押下されたか否かを判定する。
一方、ステップS140において所定の条件が満たされた状態において実行ボタンが押下されたと判定した場合(ステップS140−Yes)、コマンド実行部23は、第1領域R1に入力されたコマンドを示す情報をロボット制御装置30に通信部14を介して出力する。そして、コマンド実行部23は、ロボット制御装置30に当該コマンドの実行を指示する(ステップS150)。
すなわち、コマンド実行部23は、この一例において、教示装置10の状態が、イネーブルスイッチ16が押下されている状態において実行ボタンが押下された場合に、ステップS150においてコマンドの実行をロボット制御装置30に指示する。なお、コマンド実行部23は、教示装置10の状態が、イネーブルスイッチ16が押下されていない状態において実行ボタンが押下された場合、コマンドの実行をロボット制御装置30に指示しない。
また、コマンド実行部23は、ロボット制御装置30がコマンドを実行してからコマンドの実行を完了するまでの間に上記の所定の条件が満たされなくなった場合、図8において説明するようにロボット制御装置30にコマンドの実行を中断させる。なお、所定の条件が満たされなくなった場合とは、この一例において、イネーブルスイッチ16の押下が解除された場合のことである。すなわち、コマンド実行部23は、ロボット制御装置30がコマンドを実行してからコマンドの実行を完了するまでの間にイネーブルスイッチ16の押下が解除された場合、図8において説明するようにロボット制御装置30にコマンドの実行を中断させる。
次に、表示制御部20は、ステップS150においてロボット制御装置30に出力したコマンドを示す情報に対する応答として、コマンドの実行結果を示す情報をロボット制御装置30から通信部14を介して取得する。そして、表示制御部20は、ステップS130において表示部15に表示させた確認画面を表示部15から削除する(閉じる)。また、表示制御部20は、取得したコマンドの実行結果を示す情報を第2領域R2に表示させ(ステップS160)、処理を終了する。
このステップS160において、表示制御部20は、図7に示すように第2領域R2にコマンドの実行結果を示す情報を表示する。図7は、第2領域R2にコマンドの実行結果を示す情報が表示されたコマンド実行画面の一例を示す図である。図7に示したように、ステップS160において第2領域R2には、コマンドの実行結果を示す情報C2が表示される。
以上のように、教示装置10は、コマンドを入力可能で表示可能であり、コマンドの実行をロボット制御装置に指示可能である。これにより、教示装置10は、ユーザーが入力した所望のコマンドをロボット制御装置30に指示することができる。その結果、教示装置10は、例えば、ユーザーに動作プログラムの修正作業を効率的に行わせることができる。
以下、図8を参照し、ロボット制御装置30がコマンドを実行してからコマンドの実行を完了するまでの間に所定の条件が満たされなくなった場合に制御部18がロボット制御装置30にコマンドの実行を中断させる処理について説明する。図8は、ロボット制御装置30がコマンドを実行してからコマンドの実行を完了するまでの間に所定の条件が満たされなくなった場合に制御部18がロボット制御装置30にコマンドの実行を中断させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図8に示したフローチャートにおいて、ロボット制御装置30がコマンドを実行している最中である場合について説明する。
コマンド実行部23は、ロボット制御装置30がコマンドの実行を完了したか否かを判定する(ステップS200)。なお、コマンド実行部23は、ロボット制御装置30に出力したコマンドを示す情報に対する応答をロボット制御装置30から取得したか否かによって、ロボット制御装置30がコマンドの実行を完了したか否かの判定を行う。具体的には、コマンド実行部23は、当該応答をロボット制御装置30から取得した場合、ロボット制御装置30がコマンドの実行を完了したと判定する。一方、コマンド実行部23は、当該応答をロボット制御装置30から取得していない場合、ロボット制御装置30がコマンドの実行を完了していないと判定する。
ステップS200においてロボット制御装置30がコマンドの実行を完了したと判定した場合(ステップS200−Yes)、コマンド実行部23は、処理を終了する。一方、ロボット制御装置30がコマンドの実行を完了していないと判定した場合(ステップS200−No)、コマンド実行部23は、上記の所定の条件が満たされなくなったか否かを判定する(ステップS210)。
所定の条件が満たされていると判定した場合(ステップS210−No)、すなわちイネーブルスイッチ16が押下されている場合、コマンド実行部23は、ステップS200に遷移し、再びロボット制御装置30がコマンドの実行を完了したか否かを判定する。一方、所定の条件が満たされていないと判定した場合(ステップS210−Yes)、すなわちイネーブルスイッチ16が押下が解除されている場合、コマンド実行部23は、ロボット制御装置30にコマンドの実行を中断させる(ステップS220)。
ここで、ステップS220においてコマンド実行部23は、コマンドの実行の中断として、ロボット制御装置30が実行中のコマンドの実行をロボット制御装置30に一時停止させる構成であってもよく、当該実行をロボット制御装置30にキャンセルさせる構成であってもよい。一時停止させる構成の場合、コマンド実行部23は、ステップS220の処理が実行された後に再び所定の条件が満たされた場合、ロボット制御装置30に一時停止を解除させ、コマンドの実行を続行させる。また、ロボット制御装置30が実行中のコマンドの実行をロボット制御装置30にキャンセルさせる構成の場合、コマンド実行部23は、ステップS220の処理が実行された後に再び所定の条件が満たされた場合であっても、コマンドの実行を続行させない。
以上のように、教示装置10は、ロボット制御装置30がコマンドを実行してからコマンドの実行を完了するまでの間に所定の条件が満たされなくなった場合、ロボット制御装置30にコマンドの実行を中断させる。これにより、教示装置10は、例えば、コマンドの実行によってロボット50が意図しない動作を行った場合等の緊急にロボットを停止させなければならない場合、ユーザーがイネーブルスイッチ16から手を離すことによって、ロボット50を停止させる他の方法よりも早くロボット50を停止させることができる。
なお、教示装置10は、上記において説明したコマンド実行画面とは異なる他の画面においても、コマンドの実行をロボット制御装置30に指示可能である。当該他の画面の一例としては、Homeボタンを含む画面が挙げられる。Homeボタンは、ロボット50のTCPの位置を予め決められた位置であるHome位置へと移動させるコマンドに対応付けられたボタンである。例えば、教示装置10は、Homeボタンを含む画面においてユーザーによりHomeボタンをタップされた場合、上記において説明した確認画面とは異なる確認画面を表示する。当該確認画面には、例えば、「イネーブルスイッチ16を押下し続けたまま、実行ボタンを押下し続けてください」というメッセージが表示される。
ユーザーがイネーブルスイッチ16を押下し続けたまま実行ボタンを押下し続けた場合、教示装置10は、ロボット制御装置30にロボット50を動作させ、ロボット50のTCPの位置を前述のHome位置へ移動させる。なお、教示装置10は、ロボット50のTCPの位置がHome位置に到着する前にイネーブルスイッチ16と実行ボタンとのうちいずれか一方または両方の押下が解除された場合、ロボット制御装置30に実行させているロボット50の動作、すなわちロボット50のTCPの位置を前述のHome位置へ移動させる動作を中断又は一時停止させる。ロボット制御装置30にロボット50の動作を一時停止させる構成の場合、教示装置10は、ロボット50の動作が一時停止されている状態において再びユーザーがイネーブルスイッチ16を押下し続けたまま実行ボタンを押下し続けた状態を実現すると、ロボット制御装置30にロボット50の動作を再開させる。
なお、ここでは、Homeボタンがロボット50のTCPの位置を予め決められた位置であるHome位置へと移動させるコマンドに対応付けられている場合を説明したが、これに代えて、Homeボタンが他のコマンドに対応付けられている構成であってもよい。
以上説明したように、実施形態における教示装置10は、コマンドを入力可能であり、当該コマンドを表示可能であり、当該コマンドの実行をロボット制御装置30に指示可能である。これにより、教示装置10は、ユーザーが入力した所望のコマンドをロボット制御装置に指示することができる。その結果、教示装置は、例えば、ユーザーにプログラムの修正作業を効率的に行わせることができる。
また、教示装置10は、イネーブルスイッチ16が押下されている状態においてのみコマンドの実行をロボット制御装置30に指示可能である。これにより、教示装置10は、ユーザーが意図せずしてコマンドの実行をロボット制御装置30に指示してしまうことを抑制することができる。
また、教示装置10は、ロボット制御装置30においてコマンドが実行されており、且つイネーブルスイッチ16が押下されている状態から押下されていない状態に変化した場合、コマンドの実行をロボット制御装置30に中断させる。これにより、教示装置10は、例えば、コマンドの実行によってロボット50が意図しない動作を行った場合等の緊急にロボットを停止させなければならない場合、ユーザーがイネーブルスイッチから手を離すことによって、ロボット50を停止させる他の方法よりも早くロボット50を停止させることができる。
また、教示装置10は、コマンドを編集可能である。これにより、教示装置10は、ユーザーが編集した所望のコマンドの実行をロボット制御装置30に指示することができる。
また、教示装置10は、コマンドに含まれる命令語の先頭の文字が入力されると、当該命令語を表示する。これにより、教示装置は、コマンドの入力作業を短縮することができる。
また、教示装置10は、コマンドの実行ボタンを有する。これにより、教示装置10は、ユーザーが所望のタイミングでコマンドをロボット制御装置30に実行させることができる。
また、教示装置10は、1画面、すなわちコマンド実行画面に、コマンドを入力する第1領域R1と、コマンドの実行結果を表示する第2領域R2とを表示する。これにより、教示装置10は、ユーザーに、入力したコマンドと、当該コマンドの実行結果とを見比べさせながら作業を行わせることができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
また、以上に説明した装置(例えば、教示装置10)における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD(Compact Disk)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM:Random Access Memory)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 ロボットシステム、10 教示装置、11 CPU、12 記憶部、13 入力受付部、14 通信部、15 表示部、16 イネーブルスイッチ、17 ジョグキー、18 制御部、20 表示制御部、23 コマンド実行部

Claims (9)

  1. ロボット制御装置にロボットの動作を教示する教示装置であって、
    コマンドを入力可能で、前記コマンドを表示可能な表示部を備え、
    前記コマンドの実行を前記ロボット制御装置に指示可能である、
    教示装置。
  2. イネーブルスイッチを備え、
    前記イネーブルスイッチが押下されている状態においてのみ前記コマンドの実行を前記ロボット制御装置に指示可能である、
    請求項1に記載の教示装置。
  3. 前記ロボット制御装置において前記コマンドが実行されており、且つ前記イネーブルスイッチが押下されている状態から、押下されていない状態に変化した場合、前記コマンドの実行を前記ロボット制御装置に中断させる、
    請求項2に記載の教示装置。
  4. 前記コマンドを編集可能である、
    請求項1から3のうちいずれか一項に記載の教示装置。
  5. 前記コマンドに含まれる命令語の先頭の文字が入力されると、前記命令語を表示する、
    請求項1から4のうちいずれか一項に記載の教示装置。
  6. 前記コマンドの実行ボタンを有する、
    請求項1から5のうちいずれか一項に記載の教示装置。
  7. 1画面に、前記コマンドを入力する第1領域と、前記コマンドの実行結果を表示する第2領域を有する、
    請求項1から6のうちいずれか一項に記載の教示装置。
  8. 請求項1から7のうちいずれか一項に記載の教示装置により教示される、
    ロボット。
  9. 請求項1から7のうちいずれか一項に記載の教示装置と、
    請求項8に記載のロボットと、
    前記ロボット制御装置と、を備える、
    ロボットシステム。
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