JP2017016388A - 地域アルバム生成サーバ及びその生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】個人や団体が所有する地域の画像を、撮影場所や撮影時期にかかわらず体系的に収集し、地域全体のアルバムを生成する。【解決手段】地域アルバム生成サーバ100は、画像の撮影手段(スマートフォン等の携帯機器、車載カメラ、固定カメラ、無人航空機に搭載されたカメラなど)、及び撮影画像送信手段を備えた画像送信端末10から画像を受信し、受信した画像を撮影場所別及び撮影時期別に分別する画像分別手段102と、分別された画像をデータベースに保存して管理する画像管理手段103とを備える。また、地域アルバム生成サーバ100は、利用者端末20から画像の検索条件と検索条件による検索結果を表示するための表示形式を受付け、利用者に検索結果の画像を、アルバムを見るような感覚で閲覧させるアルバム閲覧手段105、アルバム生成条件保存手段105Aとを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電子アルバムの作成システム及びその方法に関する。
従来から電子アルバムを作成するための各種の装置やシステムが知られている。例えば、特許文献1には、電子アルバム作成にあたり、旅行計画の過程で無理なく事前のレイアウト設定を可能とし、事後の分類、整理を容易化するための電子アルバム作成支援装置が記載されている。この装置は、旅行する地域や、観る、食べる等の旅行テーマから成る基本情報が利用者によって入力されることにより、事前に用意されたシナリオ作成用素材データから関連画像を抽出して電子アルバム形式の行程シナリオを生成する。そして、行程消化中に撮影した写真画像データ及びその撮影時点の位置情報と時刻情報を受信し、先に生成された行程シナリオとの関連付けを行い、位置情報が一致する写真画像データをレイアウト設定して電子アルバムを生成する。
また、特許文献2には、複数の地点を巡回したユーザが撮像した画像データに基づいてアルバムを作成するため、各地点に配置され、ユーザにより操作可能な撮像部と、ユーザを特定するためのユーザID情報を取得するためのID情報取得手段と、各地点に配置され、ID情報取得手段により取得したユーザID情報と撮像部で撮像された画像データとを対応付けて送信するための送信部と、各送信部から送信されたユーザID情報及び画像データを受信するための受信部と、受信部で受信した画像データから特定のユーザID情報に関する画像データを抽出する画像選択部と、画像選択部で抽出された画像データからアルバムデータを作成するアルバム作成部と、を備えたアルバム作成システムが記載されている。
特開2005−063302号公報 特開2006−202103号公報
上記特許文献1,2をはじめとする従来の電子アルバム作成システムは、自分自身や家族、友人や知人など個人の思い出としてのアルバムを生成するものであり、不特定多数、特に、地域住民やその地域に関係のある人間の間で共有できるようなアルバムを作成するものではなかった。従来から、地域おこしや町おこしが叫ばれて久しいが、地域の歴史、街並みや住民の移り変わりなどを記録したような写真集は写真展などでしか見ることができなかった。そのような写真展も著名な地以外で行われることは少なく、またあったとしても、無名の地の街並みや風景などを詳細にカバーできるものではない。
現在では、携帯電話機、スマートフォン、デジタルカメラの普及により、個人が手軽に写真やビデオを撮ることはできるようになったが、撮った画像の外部への発信は、SNS(Social Networking Site)に投稿したり、自身のブログに掲載したり、友人等にメールで送ったりすることに留まり、地域において様々な人間が様々な地点で撮った画像を地域の財産として集約することは難しい。現在では、個人が撮った画像を地域単位で収集する仕組みがないので、例えば、昔の街並みを撮った写真の多くは失われたり個人のアルバムに保管されたままになっていると考えられる。
本発明は、上記のような観点から、個人や団体が所有する地域の画像を、撮影場所や撮影時期にかかわらず体系的に収集し、地域全体のアルバムを生成するシステム及びその方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下のような解決手段を提供する。
本発明の第1の態様では、地域の画像を収集し、地域のアルバムを生成する地域アルバム生成サーバであって、画像の撮影手段及び撮影画像送信手段を備えた画像送信端末から前記画像を受信する画像受信手段と、前記受信した画像を撮影場所別及び撮影時期別に分別する画像分別手段と、前記分別された画像をデータベースに保存して管理する画像管理手段と、利用者端末から画像の検索条件と前記検索条件による検索結果を表示するための表示形式を受付け、前記検索結果を前記表示形式に基づいて編集して前記利用者端末に送信し、利用者に前記検索結果の画像をアルバム形式で閲覧させるアルバム閲覧手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記撮影手段は、携帯機器、車載カメラ、固定カメラ、又は無人航空機に搭載されたカメラであることを特徴としてもよい。
また、前記画像分別手段は、前記画像を撮影したときの天候別、撮影時間帯別にさらに分別するようにしてもよい。
前記撮影画像送信手段は、前記地域を所定の領域に分割したエリアの境界の位置情報を受信し、前記エリアの境界を出る際に当該エリアで撮影した画像を前記画像受信手段に送信するようにしてもよい。
前記画像受信手段は、前記画像の属性データを受信し、前記属性データに基づいて、当該画像が必要か否かを判定し、必要と判定した場合に前記属性データに対応する画像データの送信要求を前記画像送信端末に送信するようにしてもよい。
前記画像受信手段は、前記画像送信端末の移動速度に応じて仮想エリアを作成し、前記仮想エリアの境界の位置情報を前記画像送信端末に送信するようにしてもよい。
また、前記画像管理手段は、前記画像を撮影スポットごとに管理し、前記撮影スポットを前記画像の収集状況に応じて分割又は統合するようにしてもよい。
また、前記画像管理手段は、画像の収集状況を示す画像収集マップを作成するようにしてもよい。
また、本発明の第2の態様では、地域の画像を収集し、地域のアルバムを生成する方法であって、画像の撮影手段及び撮影画像送信手段を備えた画像送信端末から前記画像を受信するステップと、前記受信した画像を撮影場所別及び撮影時期別に分別するステップと、前記分別された画像をデータベースに保存して管理するステップと、利用者端末から画像の検索条件と前記検索条件による検索結果を表示するための表示形式を受付けるステップと、前記検索結果を前記表示形式に基づいて編集し、前記利用者端末に送信するステップと、利用者に前記検索結果の画像をアルバム形式で閲覧させるステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、個人や団体が所有する地域の画像を、撮影場所や撮影時期にかかわらず体系的に収集し、地域全体のアルバムを生成するシステム及びその方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る地域アルバムの生成イメージを示す図である。 本発明の実施形態に係るシステムを構成する地域アルバム生成サーバの機能構成を示す図である。 画像データを管理する画像管理テーブルの一例を示す図である。 画像送信端末が撮影した画像をサーバが収集する際の処理フローを示す図である。 地域アルバムの画面表示例1を示す図である。 地域アルバムの画面表示例2を示す図である。 地域の街並みを、ドローンを使って空中から撮影するイメージ図である。 地域画像の収集状況を表示する画面の一例を示す図である。 地域画像の収集状況を検索画面で表示した一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以降の図においては、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。また、機能構成の図において、機能ブロック間の矢印は、データの流れ方向、又は処理の流れ方向を表す。
(基本概念)
図1は、本発明の実施形態に係る地域アルバムの生成イメージを示す図である。以降、「画像」とは、静止画及び動画を含み、さらに音声を含んでもよいものとする。また、静止画には、写真の他、絵やイラストを含んでもよいものとする。
図示するように、画像の撮像手段(撮影手段)としては、ドローン(無人航空機又はUAV(Unmanned Aerial Vehicle))に搭載されたカメラ、カメラ付き携帯機器(スマートフォンやタブレット端末など)、車両(自動車、バイク、自転車など)に装着された車載カメラ、固定カメラ(防犯用監視カメラ、定点観測用カメラ)、及びその他カメラを備えた機器を活用する。自動車の車載カメラは、ドライブレコーダなどを活用する。
そして、各撮影手段が撮った画像を、地域単位、地域をさらに分割したエリア単位、エリア内の様々な地点(スポット)単位で集約し、撮影日時、撮影時間帯、撮影場所(撮影位置)、撮影角度、天候、撮影者などの付随情報(付随データとも言う)とともにサーバに送信し、画像データベースに保管する。ここでいう地域とは、本システムが対象とするサービス提供範囲であり、必ずしも市町村などの行政区画とは一致しない。また、エリアとは、当該地域を所定の面積又はその他の方法で分割した区域のことである。エリア内は、更に細かく、GPSなどを使って位置情報を特定できる地点を定義し、同じ撮影場所の画像が所定の数以上収集された地点を撮影スポットとして名称を付けて管理してもよい。特に同じ撮影場所の画像が年代ごとに切れ目なく集まった地点は、地域の移り変わりを詳細に記録した貴重な資料となるので重要スポットである。また、個人や団体が所有する過去の写真や動画をサーバに送信してもらう手段を提供する。また、アナログの写真を送ってもらいデジタルデータに変換するサービスを提供してもよい。なお、付随情報が存在しない画像には最低限必要な情報(おおよその撮影場所や撮影時期など)を手入力してもらう手段も提供する。
画像データベースには、取得した画像を、可能な限り、撮影場所別(地域別、エリア別、スポット別)、撮影時期別(年別、季節別、月日別)、撮影時間帯別、天候別に分類して保管する。画像は、屋外に限らず、屋内で撮影されたものであってもよいし、撮影対象物(被写体)は、地域の自然の風景、街並み、建物、公園、交通機関、及び行事などの画像や地域住民などの人物の画像であってもよい。なお、撮影場所が不明な画像であっても、後に判明する場合に備えて別途保管するようにする。また、画像の保管場所(データベース)は、1か所に集める必要はなく、別々の場所に保管されていてもよい。
そして、収集した画像を目的ごとに分類し、利用者が画像を検索する手段を提供し、その検索結果から様々な地域アルバムを作成する。例えば、エリア別、年代別、天候別に風景画像を集めたアルバムを生成する。このとき、画像データはアルバムごとにコピーするのでなく、アルバムデータとしては、画像データへのリンク情報で構成してもよい。利用者が検索した画像を保存し、自宅でオリジナルのアルバムを作成できるようにしてもよい。
(機能構成)
図2は、本発明の実施形態に係るシステム(以下、本システム)を構成する地域アルバム生成サーバ100の機能構成を示す図である。本システムは、中核となる地域アルバム生成サーバ100(以下、単にサーバと呼ぶ)に対して、画像送信端末10、利用者端末20、外部サイト30(SNSサイト、ブログなど)、外部画像DB40がインターネットを主とするネットワークで接続される。
画像送信端末10とは、外部との無線通信機能を備え、地域住民や地域への訪問者などの個人が占有するカメラを備えた携帯機器(スマートフォン、携帯電話機(ガラケー)、タブレット端末、携帯用パソコン、デジタルカメラ、以下まとめて「スマートフォン等」と呼ぶ)、個人や団体が占有又は管理する固定カメラ、車載カメラ、ドローンに搭載されたカメラ(以下、「ドローンカメラ」と呼ぶことにする)、及びその他撮影機能を備えた機器の総称である。すなわち、画像送信端末10は、搭載した撮影手段11(カメラ)が撮った画像を、手動又は自動(半自動を含む)で、サーバに送信する撮影画像送信手段12を備える機器である。また、画像送信端末10は、撮影時の音声を同時に取得する音声取得手段13(マイクロフォン等)を備えていることが望ましい。なお、画像送信端末10を所有する個人や団体は、画像送信端末10が撮った画像を無償で公衆に閲覧させること、及び画像の編集を許可することを予め同意しているものとする。
利用者端末20は、サーバに収集された画像を検索し、検索された画像を閲覧する利用者(ユーザ)の端末である。利用者端末20は、一般的なパソコンやスマートフォンであってよく、画像を検索し、検索結果を表示するためのソフトウエアが搭載されていれば、特別な機能を備える必要はない。なお、利用者端末20は、画像送信端末10(スマートフォン等)と兼ねていてもよい。
サーバの機能構成の説明に移る。本システムのサーバは、図示するように、画像受信手段101と、画像分別手段102と、画像管理手段103と、画像DB104と、アルバム閲覧手段105と、アルバム生成条件保存手段105Aと、アルバム保存手段106と、アルバムDB107とを備える。ここでいう「アルバム」とは、数ある写真や動画(画像)の中から、自分が閲覧したい画像を自分の好きな順番や大きさで閲覧できるようにしたものである。
画像受信手段101は、様々な画像送信端末10から、又はSNSなどの外部サイト30から、画像情報(画像の実体である画像データ及びその付随データを含んだ情報)を受信(取得)する。画像データの形式は機器ごとに異なるが標準的な画像フォーマット(bmp,GIF,jpg,jp2,MP4,WMVなど)はすべてサポートされるものとする。画像送信端末10のうち、ドローンカメラ、車載カメラは、人間が移動する速度に比べて高速で移動が可能なため、静止画より動画を撮影するほうが適している。また、移動体(特に「高速」移動体)から画像を連続的に受信し、かつ重複が少なく無駄のない画像を収集するには工夫が必要である。この移動体からの画像収集方法については後述する。
画像分別手段102は、画像受信手段101が受信した画像データを付随データに基づいて撮影場所ごとに分別する。撮影場所は、エリア単位で分別され、さらに撮影スポットの順に分別される。さらに撮影場所ごとに分別された画像データは、撮影時期別(年別、季節別、月日別、)に、撮影時間帯別、天候別に分別される。実際には一つの画像データが複数の方法で分別されるので、概念的には、一つの画像データのIDが複数の分別ボックスの中に格納されると考えればよい。
画像管理手段103は、画像分別手段102によって分別された画像データの保管場所を管理する機能を有する。画像データは、サーバ内部の画像DB104に直接格納してもよいし、サーバ外部の外部画像DB40に格納してもよい。要は、画像データがどこに格納されていても画像管理手段103は、利用者が画像の保管場所を意識することなく、シームレスに画像を読み出す手段として機能する。また、画像管理手段103は、画像を撮影スポットごとに管理し、前記撮影スポットを前記画像の収集状況に応じて分割又は統合する。このことについては後述する。
画像DB104及び外部画像DB40は、画像分別手段102によって分別後の画像データを格納するデータベースである。図3に画像DB104及び外部画像DB40に格納される画像データを管理する画像管理テーブルの一例を示す。画像管理テーブルは、画像管理手段103が保持する。
画像保管場所を内部と外部に分けている理由は、画像の利用頻度や付随情報の程度によって、検索方法に差をもたせるためである。例えば、利用頻度の高い画像データは内部に置き、利用頻度の低い画像データは外部に置く。こうすることで、利用頻度の高い画像(特に動画)に対しては、検索速度(読み込み速度)を上げることができる。あるいは、付随情報がないか、あっても十分でない画像は外部に置くようにしてもよい。こうすることで付随情報の追加が必要な画像だけを重点的に管理することができる。また、付随情報が多く、いろいろな観点で作成された多くのアルバムにわたって登場する画像データは、利用頻度が高いと考えられるので内部に置くようにしてもよい。また、地域ごとにサーバと画像保管場所を設けて、周辺地域でも共通に利用できるような画像は、共有画像として外部画像DB40に置くようにもできる。
図3に示すように、地域内の各エリアにはエリアIDがアサインされ、エリア内の各スポット(地点)にはスポットIDとその名称であるスポット名が割り振られる。スポット名は、住所であってもよいし、地名やランドマーク名、その他の名称であってもよい。また、スポット名は、一つのスポットに対して複数あってもよい。なお、ここでいうスポットとは、必ずしも「点」ではなく、ある程度の広がり(線、領域)をもった概念である。
図3の例でいうと、スポットIDがS00011の地点は、街中から富士山が見える1つの場所であり、スポットIDがS00012の地点は、東京スカイツリーが見える1つの場所を表す。これらのスポットで撮影された画像は、撮影時期、撮影角度、天候などの付随情報とともにデータベースに格納される。
なお、複数の撮影スポットを統合して新たなスポットを生成してもよい。こうすることで、関連するスポットを1つにまとめる(統合する)ことができる。1つに統合したスポットに実際には存在しない地名を付け、いわば仮想スポットを生成することもできる。例えば、街中のビルの間から富士山の見える新宿区内のスポットを集めて、実際には存在しない町名の仮想スポット「新宿区富士見町」を生成することができる。逆に1つのスポットを複数のスポットに分割してもよい。例えば、「東京スカイツリー」で一括りにされていたスポットを「南側から見た東京スカイツリー」、「東側から見た東京スカイツリー」などに分割することができる。こうすることで、画像が多く収集されたスポットほど、そのスポットをさらに分割することができ、より正確な位置を検索することが可能となる。また、覚えにくい地名は、仮想スポット名で代用することができるので、連想し易く、より親しみのある新たな観光スポット名を作成することもできる。例えば上記の例で、分割後の仮想スポット名は、「南スカイツリー町」、「東スカイツリー町」などと命名してもよい。なお、図示は省略するが各スポットには、位置情報(緯度経度)が対応するのは言うまでもない。
図2の説明に戻る。サーバのアルバム閲覧手段105は、画像DB104及び外部画像DB40に格納された画像を、利用者に検索条件及び表示形式を入力させて利用者固有のアルバムを生成し、アルバム形式で閲覧させる手段を提供する。このとき、アルバム閲覧手段105は、画像の検索条件及び検索された画像をどのように表示するかを指定する表示形式を受付け、受付けた検索条件に基づいて画像を検索する。ここで画像検索自体は、公知の技術が用いられる。画像検索の具体例については後述する。また、アルバム生成条件保存手段105Aは、利用者が入力又は選択した検索条件及び表示形式をアルバム生成条件として利用者の識別情報に関連付けて保存しておき、保存したアルバム生成条件を利用者がいつでも読み出して、所望のアルバムを表示させる機能を有する。このようにすることで画像データ自体を保存する必要がなくなる。
アルバム保存手段106は、画像検索によって得られた画像をまとめ、指定された表示形式にしたがって利用者固有のアルバムを生成するための様々な機能を提供する。ここでは例えば、特定のスポットの年代別、季節別、時間帯別、天候別のアルバムをいくつでも生成することができる。そして、アルバム保存手段106は、生成したアルバムを利用者の識別情報に関連付けてアルバムDB107に保存する。ここで生成されたアルバムは、利用者が誰でも閲覧できる共有アルバムとしてもよいし、特定の利用者だけが閲覧可能なプライベートアルバムとしてもよい。生成したアルバムはアルバムDB107に保存される。
また、アルバム閲覧手段105は、検索された画像を利用者の端末に保存する機能も提供し、利用者は、自宅のパソコンなどでオリジナルアルバムを作成することも可能である。また、アルバム閲覧手段105には、アルバムのデザインを選択したり、アルバムに貼る画像の位置や大きさ、レイアウトを編集したりする機能も備えてもよい。画像の追加、移動、削除はもちろん、画像を修正する機能や画質や色調を補正する機能を提供してもよい。もちろん、アルバム上で画像を修正してもデータベースにある元の画像に影響することはない。また、加工された画像は、アルバム上にも加工されたことを示す情報(マーク等)を表示するようにしてもよい。こうすることで、目的ごと、利用者ごとに、変化に富んだ様々な地域アルバムを作成することができる。完成した共有アルバムは、いつでも誰でも閲覧できるのは言うまでもない。また、テーマを決めて、アルバムのコンテストを地域で行ってもよい。
以上説明した本システムの機能構成は、あくまで一例であり、一つの機能ブロック(データベース及び機能処理部)を分割したり、複数の機能ブロックをまとめて一つの機能ブロックとして構成したりしてもよい。各機能処理部は、装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、ハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムによって実現される。すなわち、各機能処理部は、このコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベース(DB;Data Base)やメモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インターフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベース(DB)は、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わないものとする。
(処理フロー)
図4は、画像送信端末10が撮影した画像をサーバが収集する際、両者が連携する処理フローを示す図である。以降の処理フロー図(フローチャート)においては、各ステップの入力と出力の関係を損なわない限り、各ステップの処理順序を入れ替えてもよい。以下では、画像送信端末10の撮影手段11が車載カメラであることを念頭に説明するが、撮影手段11がドローンカメラやスマートフォン等であっても基本的には同じである。ただし、画像送信端末10がスマートフォン等であって、歩行中の人間が持ち歩く場合は、一部、手動の操作が入ることがある。また、画像送信端末10が固定カメラの場合は、以下の処理フローは適用されない。
画像送信端末10(以下、単に端末と呼ぶ)は、まずステップS10において、端末が搭載したカメラが始動した時に、サーバとの交信を自動的に又は人間の操作により開始する。サーバ側では、ステップS20において、カメラを始動した端末に対し、エリアの境界の位置情報を送信する。エリアとは、既に述べたように、地域を所定の面積などで分割した区域(例えばn×mのメッシュ状に分割した区域)のことである。
次に、端末側ではステップS11において、サーバから送信されたエリアの境界位置情報を取得し、ステップS12において、撮影対象エリア内に侵入したか否かを判断する。撮影対象エリアは、サーバ側で予め決定しておいてもよいし、端末側で予め決定しておくか、その都度端末を管理する人間が指定してもよい。
続いて端末側では、ステップS13において、搭載したカメラによってエリア内の被写体を撮影する。撮影対象は、カメラが向いている方向の何であってもよい。そして、ステップS14において、カメラの位置情報に基づき、撮影対象エリアを出たかどうかを判断する。すなわち、端末が対象エリア内に留まっている場合は、撮影を続行し、対象エリア外に出た場合は、ステップS15に移る。
次に端末は、ステップS15において、エリア内で撮影したすべての画像の属性データをサーバに送信する。属性データとは、カメラが画像を撮影したときに画像データ以外に自動的又は半自動的又は手動で取得できるデータであり、撮影位置、撮影日時(年月日時)を少なくとも含み、さらに、そのときの撮影角度、カメラ(端末)の移動速度が含まれることが望ましい。ここで得られた属性データは、画像の付随情報の一部を構成する。付随情報は、撮影後にも追加できるものとする。
サーバ側では、ステップS21において、属性データが端末側から送られてくるのを所定時間の間待機しており、属性データを受信すると、ステップS22において、受信した属性データに対応する画像(画像データ)が必要か否かを判定する。ここでの所定時間は、サーバの処理能力、地域で登録された画像送信端末10の数などから決定される。別の端末から、ほぼ同じ位置のほぼ同じ時刻の画像を既に受信していれば、今回受信した属性データに対応する画像データは不要と判定する。ただし、同じ位置、同じ時刻の画像であっても、撮影角度が異なれば必要と判定する。そして、ステップS23において、必要と判定した場合は、ステップS24に処理を移し、属性データに対応する画像データの送信要求を端末に発信するが、不要と判断した場合は、ステップS20に処理を戻す。
端末側では、ステップS16において、所定時間内(数十秒〜数分程度)にサーバから画像要求(画像データの送信要求)を受信した場合は、ステップS17に処理を移し、所定時間内に画像要求がなかった場合は、ステップS12に処理を戻す。そしてステップS17において、要求のあった画像データだけをサーバに送信する。要求のなかった画像データは消去してもよいし、記憶装置の容量に余裕があればそのまま保持しておいてもよい。
サーバ側では、ステップS25において、画像要求を発信した端末から画像データが送信されてくるのを待つため所定時間待機しており、画像データを受信すると、ステップS26において、受信した画像データをデータベースに保存する。所定時間待っても画像データが送られてこなければ、画像要求がなかったこととして(諦めて)、ステップS20に処理を戻す。このようにして、サーバと端末間で連携して、必要な画像データだけをデータベースに保存するようにする。上記のような処理をすることで、端末の移動中は、常時でなく、端末がエリアの境界を出るときに、属性データや必要な画像データだけを送信するので、サーバとの通信負荷が大幅に軽減することができる。
なお、端末の移動速度に応じて、すなわち端末ごとに、エリアの範囲を一時的に変更するようにしてもよい。この端末ごとに一時的に範囲を変更したエリアを「仮想エリア」と呼ぶことにし、上記の固定的なエリアを仮想エリアに変更する。例えば、端末のカメラがドローンや自動車など高速で移動可能なものに搭載されている場合は、仮想エリアの範囲を広くとり、人間が歩行中に持ち歩くスマートフォン等の低速のものに搭載されている場合は、仮想エリアの範囲を狭くする(車両で移動中のスマートフォン等は除く)。このようにすることで、端末の移動能力によって画像収集のタイミングを変化させることができる。また、端末のカメラが、通常はエリア内に留まっている地域住民の自動車や自転車に搭載されている場合は、仮想エリアを狭くとってエリア内の移動であっても仮想エリア外の移動になるようにし、端末が仮想エリアを出入りするたびに、画像を収集することができる。
(画面例)
以下では、サーバに収集された画像を利用者端末20から検索したり、アルバムとして閲覧したりする際の画面表示の具体例について説明する。
図5は、地域アルバムの画面表示例1を示す図である。この例では、東京スカイツリーの着工から竣工までの画像を時系列に検索し、それをアルバム形式で表示させた場合を示している。利用者はこの画面から、スポット名を入力し、検索条件として、期間、撮影方向、天候、時間帯、経路情報などを入力(選択)する。スポット名が分からなければ住所や地名でもよいし、仮想スポット名であってもよい。又は地図を表示し、地図上で検索したいスポットを指定させるようにしてもよい。検索条件として、期間、撮影方向、天候、時間帯が指定できるので、同じスポットでも様々な条件で画像を表示させ、さらに同じ検索結果でも表示形式を変えることで利用者の嗜好に会う様々なアルバムを生成することができる。検索結果として表示された画像をそのまま保存するのではなく、利用者が選択した画像だけを保存することもできる。経路情報が検索条件に存在する理由は、通学経路や通勤経路の道すがらの景色も想い出になるからである。経路情報は、表示した地図上で自由曲線などで指定してもよいし、「〇〇通りの□丁目交差点から△丁目交差点まで」や「〇×線の□□駅から△△駅の間」のように指定してもよい。なお、図5には示していないが、検索条件に季節情報を加えてもよい。
また、入力した検索条件を識別情報とともに保存し、その識別情報によって保存した検索条件を読み出すためのボタンが検索画面に備えられる。したがって、検索条件だけを保存しておけば、画像データ自体を保存していなくとも、その検索条件での検索結果の画像をいつでも表示することができる。ただし、検索日時が異なれば、そのときに応じた検索結果が表示されることになる(後に検索するほど、画像が多く閲覧できる可能性が高い。)。
また図示するように、利用者は、検索条件とは別に検索結果の表示形式として、画像の表示順や1頁あたりの画像数などを選択することができる。この例では、画像が撮られた年代順に表示し、1頁あたりの画像の数が横5×縦1となるように指定している。画像の大きさは頁に合わせて自動的に調整される。検索結果は、頁単位でそのままアルバム形式として画面に表示したり、印刷したりすることができる。また、条件を変えて再検索したり、検索結果を、表示形式を変えて再表示したり、選択した画像を保存したり、表示された頁をアルバムに保存したりすることができる。また、作成するアルバムに名称を付けたりすることもできる。また、図示は省略するが、既に作成したアルバムを呼び出して、画像を移動したり、追加したり、削除したりすることもできる。また、作成したアルバムを他の利用者が閲覧可能とする共有アルバムとするか、自分だけが閲覧可能なプライベートアルバムとするかも指定できる。
図6は、地域アルバムの画面表示例2を示す図である。この例では、スポット名として渋谷駅周辺を指定し、1900年以降から現在までの画像を時系列に表示させた場合を示したものである。渋谷駅のような著名なスポットは、多くの画像が存在するが、無名のスポットであっても同じように検索できる。無名のスポットの場合、画像が存在しない年代はもちろん表示されないが、情報提供を求めるメッセージをその画像の位置に表示するようにしてもよい。例えば、「XXXX年の画像がありません。画像をお持ちの方は是非ご提供ください。」などである。すなわち、画像検索手段やアルバム表示手段をそのまま情報提供を促す手段としても利用する。
なお、街中の風景を撮った写真などには、個人を特定できる人物画像が含まれることが多くあるが、そのような人物画像は、多くの利用者にとっては不要であり、また個人のプライバシーを侵害することになるので、公知の画像処理技術を用いて、風景に写り込んだ人物の顔の部分をぼかしたり、人物全体をシルエットにしたり、背景の画像と置き換えて消去したりするなどの加工を施してから、一般に公開するようにしてもよい。車両のナンバープレートなども同様の処理をすする。ただし、利用者の家族や友人などを撮った写真などは、その利用者にとっては想い出となるので、写真を投稿した利用者又はその利用者が許可した利用者には、加工前の画像も閲覧可とする手段を備えてもよい。
図7は、ドローンを使って、地域の街並みを空中から撮影する際のイメージ図である。ここで使用するドローンは、その空域を飛行することを許可されたものであるとし、専用機であっても汎用機であってもよい。図示するドローン10aは、専用機を想定しており、主に俯瞰画像を撮影するための空撮用カメラ11aに加え、上空を撮影可能な上空用カメラ11bを備えている。このようなドローンが撮った画像から、上下左右360度の画像(球体画像)を生成することができる。プラネタリウムのような夜空と、ビルの夜景を合わせたような映像を、自分がまるで飛行しているかのような感覚で楽しむこともできる。また、ドローンに左右に2台カメラ(3D用カメラ11c)を配置し、立体画像を撮影できるようにしてもよい。
また、ドローンを使えば、いろいろな建物を様々な角度から撮影することができる。図7のビル200は、見る角度によって別のビルに見えるようなデザインが施されたものである。このようなビルの周りにドローンを飛ばし、それぞれの角度から撮った画像(200A〜200C)をサーバに送信し、データベースに保存して、建物のデザインに特化したようなアルバムを作成することもできる。その他、ドローンを使うことで、通常では得られない角度からの映像を撮影することができる。また、ドローンと車載カメラやスマートフォンなどを連携させ、地上と空中の両方から同じ被写体を違った角度から撮影することも可能となる。
図8は、地域画像の収集状況を表示する画面の一例を示す図である。地域の財産となるようなアルバムを作成するには、その元となる画像(写真、ビデオ)を多く集めることが不可欠である。特に、昔の画像ほど入手が難しく、そのような画像を入手するのには、家庭や企業に眠っている画像の提供を受ける他ない。このため、本システムでは、情報提供を求めるため、データベースに格納された画像の収集状況を逐次公開し、どのエリアやスポットの画像が不足しているかが判るような手段も提供する。
図8は、この手段のもっとも簡単な表示方法の一つであり、地域をn×mのエリアに分割した画像収集マップを作成し、画像が存在する地点(撮影スポット)を点で表し、点の密度から画像の収集状況が一目で分かるようにしたものである。利用者がこのマップから特定の撮影スポットを選択すると、その画像の詳細情報が表示されるようにする。また、画像収集マップを地図上に重ねて表示してもよい。また、画像収集マップは、年代別、天候別、時間帯別、季節別などに分けて表示してもよい。また、エリアごと、スポットごとに画像数をグラフで表示してもよい。
また、画像の収集状況は、画像収集マップだけでなく、検索画面においても表示することができる。図9は、地域画像の収集状況を検索画面で表示した一例を示す図である。図の例では、利用者が「新宿の高層ビルと富士山」という名称を付けたスポットの四季の画像を過去10年間にわたって年ごとに表示させようとしたものであるが、未収集の画像データ(検索条件に対して不足するデータ)があった場合は、検索条件の表示とともに、検索結果の該当箇所に「未収集」であることが表示される。検索条件によっては全部が未収集となることもあるが、図の例では、一部の画像、例えば、「2010年夏」の画像が未収集であることが示されている。このように未収集の画像を積極的に公開することで、どのような画像が不足しているかが一目瞭然となり、同じ趣味の利用者間のネットワークなどを介して画像の提供が促進されることが期待できる。また、単に画像をアルバムで見て自分が楽しむだけでなく、自分の子供や孫の世代はもちろん、将来にわたって地域の人間が楽しめるようなアルバム作りに貢献する動機付けとすることができる。
(実施形態の効果)
本システムによれば、以下の効果が得られる。まず第1に、個人や団体が所有する地域の画像を、撮影場所や撮影時期にかかわらず体系的に収集し、地域全体のアルバムを生成することができる。すなわち、地域に存在する多数の画像送信端末から送信された写真や動画を撮影場所別、撮影時期別に分別してデータベースで管理し、利用者端末から検索条件と表示形式を入力することで、検索した画像をアルバムのような形式で表示することができる。つまり、画像の検索結果から直接、地域アルバムを生成することができる。
第2に、画像送信端末の撮影手段は、携帯機器(スマートフォン等)、車載カメラ、固定カメラ、又は無人航空機(ドローン)に搭載されたカメラなど、様々な装置を利用することができるので多くの画像を収集することができる。
第3に、画像を天候別、撮影時間帯別にさらに分別するので、同じ撮影場所の季節や時間が違った映像を楽しむことができる。
第4に、画像送信端末は、撮った画像を直ちにサーバに送るのでなく、エリアの境界を出るときだけにサーバと交信し、多数の端末から膨大な画像データが一度に送られることを回避し、通信負荷を大幅に軽減することができる。
第5に、サーバは、画像の本体ではなく、その属性データを先に見て、必要な画像だけを端末に対して要求するので、重複した画像などの無駄な画像の蓄積を避けることができる。
第6に、端末の移動速度に応じてエリアの範囲を動的に変化させることができるので、高速で移動する端末には広いエリアを、低速で移動の端末には狭いエリアを与え、エリアの境界で画像を送信する頻度を端末に応じて制御することができる。
第7に、画像の撮影スポットを画像の収集状況に応じて、分割したり統合したりできるので、撮影スポットごとの画像の検索を効率よくできる。分割・統合したスポットに実際には存在しない地名を付け、仮想スポットとすることも可能である。
第8に、サーバは、画像の収集状況を示す画像収集マップを作成して利用者に表示するので、どのエリアの画像が不足しているかが一目で分かり、同時に不足している画像の提供を呼びかけることができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。なお、上記の実施形態では、本発明を物の発明として地域アルバム生成サーバ100を中心に説明したが、本発明は、方法の発明(地域アルバム作成方法)としても捉えることもできる。
10 画像送信端末
10a ドローン(無人航空機又はUAV)
11 撮影手段(カメラ)
11a 空撮用カメラ
11b 上空用カメラ
11c 3D用カメラ
12 撮影画像送信手段
13 音声取得手段(マイクロフォン等)
20 利用者端末
30 外部サイト(SNS、ブログ等)
40 外部画像DB
100 地域アルバム生成サーバ
101 画像受信手段
102 画像分別手段
103 画像管理手段
104 画像DB
105 アルバム閲覧手段
105A アルバム生成条件保存手段
106 アルバム保存手段
107 アルバムDB
200 ビル(被写体の建物)
200A,200B,200C,200D ドローンから見たビルの画像

Claims (9)

  1. 地域の画像を収集し、地域のアルバムを生成する地域アルバム生成サーバであって、
    画像の撮影手段及び撮影画像送信手段を備えた画像送信端末から前記画像を受信する画像受信手段と、
    前記受信した画像を撮影場所別及び撮影時期別に分別する画像分別手段と、
    前記分別された画像をデータベースに保存して管理する画像管理手段と、
    利用者端末から画像の検索条件と前記検索条件による検索結果を表示するための表示形式を受付け、前記検索結果を前記表示形式に基づいて編集して前記利用者端末に送信し、利用者に前記検索結果の画像をアルバム形式で閲覧させるアルバム閲覧手段と、
    を備えることを特徴とする地域アルバム生成サーバ。
  2. 前記撮影手段は、携帯機器、車載カメラ、固定カメラ、又は無人航空機に搭載されたカメラであることを特徴とする請求項1に記載の地域アルバム生成サーバ。
  3. 前記画像分別手段は、前記画像を撮影したときの天候別、撮影時間帯別にさらに分別することを特徴とする請求項1又は2に記載の地域アルバム生成サーバ。
  4. 前記撮影画像送信手段は、前記地域を所定の領域に分割したエリアの境界の位置情報を受信し、前記エリアの境界を出る際に当該エリアで撮影した画像を前記画像受信手段に送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の地域アルバム生成サーバ。
  5. 前記画像受信手段は、前記画像の属性データを受信し、前記属性データに基づいて、当該画像が必要か否かを判定し、必要と判定した場合に前記属性データに対応する画像データの送信要求を前記画像送信端末に送信することを特徴とする請求項4に記載の地域アルバム生成サーバ。
  6. 前記画像受信手段は、前記画像送信端末の移動速度に応じて仮想エリアを作成し、前記仮想エリアの境界の位置情報を前記画像送信端末に送信することを特徴とする請求項4に記載の地域アルバム生成サーバ。
  7. 前記画像管理手段は、前記画像を撮影スポットごとに管理し、前記撮影スポットを前記画像の収集状況に応じて分割又は統合することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の地域アルバム生成サーバ。
  8. 前記画像管理手段は、画像の収集状況を示す画像収集マップを作成することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の地域アルバム生成サーバ。
  9. 地域の画像を収集し、地域のアルバムを生成する方法であって、
    画像の撮影手段及び撮影画像送信手段を備えた画像送信端末から前記画像を受信するステップと、
    前記受信した画像を撮影場所別及び撮影時期別に分別するステップと、
    前記分別された画像をデータベースに保存して管理するステップと、
    利用者端末から画像の検索条件と前記検索条件による検索結果を表示するための表示形式を受付けるステップと、
    前記検索結果を前記表示形式に基づいて編集し、前記利用者端末に送信するステップと、
    利用者に前記検索結果の画像をアルバム形式で閲覧させるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
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