JP2017015982A - 紛体移送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紛体の収容部間を伸縮可能な管状部材を備えた連結部で連結する構成において、連結部の接続を適切に行うことが容易な紛体移送装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】第1の収容部を重力方向と交差する装着方向に移動させて所定の位置に装着し、第1の収容部の下方に配置された第2の収容部12との間を伸縮可能な管状部材を備えた連結部30により連結する構成において、第1の収容部が装着方向に移動させられるときに第1の収容部を連結部30と接触させないように連結部30よりも上方の位置に保持するガイド部材18を設ける。【選択図】図9

Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いた複写機、プリンター、ファクシミリ装置などの画像形成装置などにおいて用いることのできる紛体移送装置、及びその画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式や静電記録方式を用いた画像形成装置では、ドラム状やベルト状の電子写真感光体(感光体)や静電記録誘電体に、適宜の作像プロセスにてトナー像が形成される。このトナー像は、記録材担持体により搬送される記録材に直接転写されたり、一旦中間転写体に一次転写された後に記録材に二次転写されたりする。感光体、静電記録誘電体、中間転写体といった像担持体から被転写体へのトナー像の転写には、例えば像担持体に当接して配置された転写部材が用いられる。
このような画像形成装置には、画像形成に用いられないトナーを像担持体や転写部材から回収するクリーニング手段が設けられている。画像形成に用いられないトナーとは、例えば、転写工程後に残留したトナー(転写残トナー)、非画像領域に付着したトナー(かぶりトナー)、濃度調整用などの各種制御用画像のトナー(パッチトナー)など(ここでは、「廃トナー」ともいう。)である。一般に、クリーニング手段によって回収された廃トナーは、一旦クリーナ容器に回収され、廃トナー搬送パイプを通じて、最終的は廃トナー回収ボックスに回収される。クリーナ容器や廃トナー搬送パイプの内部における廃トナーの移動は、回転するスクリューなどの搬送手段で行われたり、重力による落下で行われたりする。ここでは、クリーナ容器、廃トナー搬送パイプ、廃トナー回収ボックスといった、廃トナーを収容する部分(容器、パイプなど)を、総称して「廃トナー収容部」ともいう。
通常、装置内における廃トナーの搬送経路は、複数の別個の廃トナー収容部が連結されて構成されている。そのため、廃トナー収容部間の連結部のシールを十分に行わないと、廃トナーが搬送経路の外部に漏れ出し、装置内を汚したり、誤動作の要因となったりすることがある。
装置内において廃トナー収容部が移動(又は振動)する構成の場合、連結部に弾性又は可撓性材料で作製された変形可能な管状部材が用いられることがある。弾性又は可撓性材料としては、ゴム材料や比較的薄肉の樹脂材料などが用いられる。これにより、廃トナー収容部が移動(振動)したときの廃トナーの搬送経路の変化を吸収しやすくし、シール部の移動を抑制して、シール性を向上させることができる。
特許文献1に記載の例では、上方に設けられたクリーナ容器の排出口と、下方に設けられた廃トナー回収ボックスの回収口との間が、ゴム材料で作製された伸縮可能な蛇腹状の管状部材(蛇腹パイプ)で連結されている。そして、クリーナ容器の排出口と蛇腹パイプとの連結を解除して、クリーナ容器が設けられた架台を廃トナー回収ボックスに対して移動させることが可能となっている。
特開平1−191884号公報
蛇腹パイプなどの弾性又は可撓性材料で作製された伸縮可能な管状部材を廃トナー収容部間の連結部に用いる場合、その管状部材の撓みにより、その管状部材の端部開口部の位置が定まらないことがあるので、連結時には注意を要する。
操作者が視認可能な部分に連結部がある場合、連結の確認は比較的容易である。しかし、装置のスペースの都合や、機能向上などのために、連結部が操作者から視認できない場所に配置される場合もある。また、配置の都合などにより、廃トナー収容部を装着するときの装着方向が限られることがある。
図10を参照して更に説明する。図10(a)は、クリーナ容器301と廃トナー搬送パイプ306とが連結された状態を示す模式図である。クリーナ容器301の下方に廃トナー搬送パイプ306が配置されており、廃トナー搬送パイプ306の頂部に連結部を構成する蛇腹パイプ302が固定されている。また、蛇腹パイプ302の上部には、発泡ウレタンで形成されたシール部材303が接着されている。蛇腹パイプ302は伸縮可能であり、シール部材303をクリーナ容器301の底部に押圧させるようにして、クリーナ容器301に接続される。蛇腹パイプ302がクリーナ容器301に適切に接続されることで、クリーナ容器301の底部の開口部と廃トナー搬送パイプ306の頂部の開口部とが蛇腹パイプ302によって連通される。そして、廃トナーは、一旦クリーナ容器301に回収され、重力により蛇腹パイプ302を通過して、廃トナー搬送パイプ306に落下する。また、操作者によるクリーナ容器301の装着は、クリーナ容器301が図10(a)中の左側から右側へと水平方向にストッパ304に突き当たるまで移動させられることで行なわれる。
ここで、蛇腹パイプ302は、クリーナ容器301に向けて付勢し、密着させる必要があるため、図10(b)に示すように、クリーナ容器301を装着するときに、図10(a)の状態よりも伸長した状態となっている。この状態で水平方向(矢印A方向)にクリーナ容器301が移動させられたときに、図10(c)に示すようにクリーナ容器301の底部で蛇腹パイプ302を擦ってしまうことで、蛇腹パイプ302が倒れることがある。特に、シール部材303は一般的に摩擦係数が高いので、クリーナ容器301と摺擦したときに引っ掛かりやすく、蛇腹パイプ302の倒れを発生させ易い。そして、そのままの状態でクリーナ容器301がストッパ304に突き当たる位置まで移動させられて装着が完了してしまうことがある。その場合、図10(d)に示すように、蛇腹パイプ302とクリーナ容器301の底部の開口部との間に隙間が生じた状態となってしまうことがある。
クリーナ容器301と蛇腹パイプ302との接続部は、クリーナ容器301の底部にあるため視認することができないことがある。そのため、図10(d)に示すような状態となっていても異常に気づかず、そのまま装置を動作させてしまうことがある。その場合、クリーナ容器301の底部の開口部と蛇腹パイプ302との間の隙間から廃トナーが漏れ出てしまうことになる。
廃トナーが漏れると、装置内を汚したり装置の誤動作の要因となったりすることがあるため、清掃のために装置を停止させる必要が生じることがある。その結果、ダウンタイム(画像を出力できない期間)の削減を阻害する要因の一つとなり得る。
なお、以上では廃トナー収容部間の連結部に関連して従来の課題を説明したが、広く紛体を収容する収容部(容器、パイプなど)間の連結部に関して同様の問題が生じ得る。
したがって、本発明の目的は、紛体の収容部間を伸縮可能な管状部材を備えた連結部で連結する構成において、連結部の接続を適切に行うことが容易な紛体移送装置及び画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る紛体移送装置及び画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、紛体を収容し底部に第1の開口部を有する第1の収容部と、前記第1の収容部の下方に配置され紛体を収容し頂部に第2の開口部を有する第2の収容部と、前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通させ前記第1の収容部から前記第2の収容部への紛体の移動を可能とする、前記第2の収容部に取り付けられ、前記第1の収容部に着脱可能に接続される連結部と、を有し、前記第1の収容部は、重力方向と交差する装着方向に移動させられて、前記装着方向における所定の位置に配置され、前記連結部は、前記第1の開口部側の先端開口部と前記第2の開口部側の基端開口部とを備え上方に付勢された伸縮可能な管状部材を有し、前記所定の位置に配置された前記第1の収容部に圧接されて、前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通させる紛体移送装置において、前記第1の収容部が前記所定の位置に向けて前記装着方向に移動させられるときに、前記連結部が前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通させることのできる位置まで移動させられる間、前記第1の収容部を前記連結部と接触させないように前記連結部よりも上方の位置に保持するガイド部材を有し、前記ガイド部材による保持が解除されて前記第1の収容部が下方に移動することで前記第1の収容部に前記連結部が接続されることを特徴とする紛体移送装置である。
本発明の他の態様によれば、紛体の現像剤を用いて画像を形成する画像形成装置であって、前記現像剤を移送する上記本発明の紛体移送装置を有することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、紛体の収容部間を伸縮可能な管状部材を備えた連結部で連結する構成において、連結部の接続を適切に行うことが容易となる。
画像形成装置の概略断面図である。 画像形成装置における廃トナーの搬送経路を示す模式図である。 二次転写ユニット及び二次転写ベルトクリーナの周りの正面断面図である。 図3中の矢印X方向から見た断面図である。 下方に移動した状態の二次転写ユニット及び二次転写ベルトクリーナの周りの正面断面図である。 二次転写ユニット及び二次転写ベルトクリーナに関する概略制御ブロック図である。 クリーナ容器と廃トナー搬送パイプの連結部の斜視図である。 図3中の矢印X’方向から見た概略側面図である。 クリーナ容器の装着時の様子を図3中の矢印X方向から見た模式的な断面図である。 従来の課題を説明するための模式図である。
以下、本発明に係る紛体移送装置及び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
[実施例1]
1.画像形成装置の全体的な構成及び動作
図1は、本発明の一実施例に係る画像形成装置100の概略断面図である。本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式を利用してフルカラー画像の形成が可能な、中間転写方式を採用したタンデム型のカラーレーザープリンターである。
画像形成装置100は、複数の画像形成部(ステーション)として第1、第2、第3、第4の画像形成部SY、SM、SC、SKを有する。各画像形成部SY、SM、SC、SKは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成する。
なお、各画像形成部SY、SM、SC、SKに関して設けられた、機能、構成が実質的に同じ要素については、いずれかの色用の要素であることを表す符号の末尾の「Y」、「M」、「C」、「K」を省略して、総括的に説明する。また、画像形成装置100又はその要素に関して、図1の紙面手前側を「手前側」、紙面奥側を「奥側」とする。この手前側と奥側を結ぶ直線は、後述する感光ドラム1の回転軸線方向と略平行であり、記録材Pの搬送方向と略直交する。また、画像形成装置100又はその要素に関して、上下方向は、重力方向における上下方向を意味するが、直上、直下のみを意味するものではなく、注目する位置や要素を基準として水平面より上側、下側であることも含む。
画像形成部Sは、像担持体としての回転可能なドラム型の感光体である感光ドラム1を有する。感光ドラム1は、図中矢印R1方向に回転駆動される。画像形成部Sにおいて、感光ドラム1の周囲には、その回転方向に沿って次の各プロセス機器が配置されている。まず、帯電手段としての帯電器2が配置されている。次に、露光手段としての露光装置(レーザースキャナー)3が配置されている。次に、現像手段としての現像装置4が配置されている。次に、一次転写手段としてのローラ型の一次転写部材である一次転写ローラ5が配置されている。次に、感光体クリーニング手段としてのドラムクリーナ6が配置されている。
回転する感光ドラム1の表面は、帯電器2によって所定の極性(本実施例では負極性)の所定の電位に略均一に帯電させられる。帯電した感光ドラム1の表面は、露光装置3によって画像情報に基づいてレーザービームが照射され、感光ドラム1上に静電潜像(静電像)が形成される。感光ドラム1上に形成された静電潜像は、現像装置4によって現像剤としてのトナーが付着させられて現像(可視化)され、感光ドラム1上にトナー像が形成される。本実施例では、イメージ部露光と反転現像とによって、トナー像が形成される。すなわち、一様に帯電処理された後に露光されることで電位の絶対値が低下した感光ドラム1上の露光部に、感光ドラム1の帯電極性と同極性(本実施例では負極性)に帯電したトナーが付着する。
画像形成装置100は、各感光ドラム1Y、1M、1C、1Kに対向するように配置された、中間転写体としての無端状のベルトで構成された中間転写ベルト7を有する。中間転写ベルト7は、樹脂材料やゴム材料を用いて形成されている。中間転写ベルト7は、複数の支持ローラ(張架ローラ)としての駆動ローラ71、テンションローラ72及び二次転写対向ローラ(二次転写内ローラ)73に掛け回されて張架されている。中間転写ベルト7は、駆動ローラ71が回転駆動されることで、図中矢印R2方向に回転(周回移動)する。上述の各一次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kは、中間転写ベルト7の内周面側において、各感光ドラム1Y、1M、1C、1Kと対向して設けられている。一次転写ローラ5は、中間転写ベルト7を介して感光ドラム1に向けて押圧(付勢)され、感光ドラム1と中間転写ベルト7とが接触する一次転写部(一次転写ニップ)N1を形成する。また、中間転写ベルト7の外周面側において、二次転写対向ローラ73と対向する位置には、二次転写手段としての二次転写ユニット8が設けられている。詳しくは後述するように、二次転写ユニット8は、二次転写ベルト81と、二次転写ベルト81の支持ローラのうち一つである二次転写ローラ82とを有する(図3)。二次転写ローラ82は、中間転写ベルト7及び二次転写ベルト81を介して二次転写対向ローラ73に向けて押圧(付勢)され、中間転写ベルト7と二次転写ベルト81とが接触する二次転写部(二次転写ニップ)N2を形成する。また、中間転写ベルト7の外周面側において、駆動ローラ71と対向する位置には、中間転写体クリーニング手段としての中間転写ベルトクリーナ74が配置されている。
感光ドラム1上に形成されたトナー像は、一次転写部N1において、所定の加圧力及び静電的負荷バイアスが与えられることで、中間転写ベルト7上に転写(一次転写)される。このとき、一次転写ローラ5には、現像時のトナーの帯電極性(正規の帯電極性)とは逆極性の一次転写バイアス(一次転写電圧)が印加される。例えば、フルカラー画像の形成時には、各感光ドラム1Y、1M、1C、1Kにそれぞれ形成された各色のトナー像が、各一次転写部N1において、中間転写ベルト7上に順次重ね合わせるようにして転写される。一次転写工程後に感光ドラム1上に残留した一次転写残トナー(廃トナー)は、ドラムクリーナ6によって感光ドラム1上から除去されて回収される。
中間転写ベルト7上に形成されたトナー像は、二次転写部N2において、所定の加圧力と静電的負荷バイアスが与えられることで、記録用紙などの記録材(記録媒体、転写材、シート)P上に転写(二次転写)される。このとき、二次転写ユニット8の二次転写ローラ82には、トナーの正規の帯電極性とは逆極性の二次転写バイアス(二次転写電圧)が印加される。記録材Pは、中間転写ベルト7上のトナーとタイミングを合わせて、給搬送装置9によって二次転写部N2に搬送されてくる。給搬送装置9は、リフトアップ装置91、給送ローラ92、分離搬送ローラ対93、搬送ユニット94、レジストユニット95などを有する。二次転写工程後に中間転写ベルト7上に残留した二次転写残トナー(廃トナー)は、中間転写ベルトクリーナ74によって中間転写ベルト7上から除去されて回収される。また、二次転写ベルト81に付着したかぶりトナー(廃トナー)などの付着物は、詳しくは後述する転写部材クリーニング手段としての二次転写ベルトクリーナ20によって、二次転写ベルト81上から除去されて回収される。
トナー像が転写された記録材Pは、搬送ベルトユニット10によって、定着手段としての熱ローラ定着器11へと搬送され、ここで加熱及び加圧されることでその上にトナー像が定着(固着)させられる。その後、記録材Pは画像形成装置100の装置本体110の外部に排出(出力)される。
2.廃トナー搬送経路
次に、廃トナーの搬送経路について説明する。図2は、本実施例における廃トナーの搬送経路を示す模式図である。図2に示す廃トナーの搬送経路は、装置本体110の奥側に設けられた後側板の背面に設けられている。
ドラムクリーナ6Y、6M、6C、6Kに回収された各色の廃トナーは、それぞれ第1の廃トナー搬送パイプ51Y、51M、51C、51Kの内部を重力により落下(自由落下、自然落下)する。そして、その廃トナーは、各第1の廃トナー搬送パイプ51Y、51M、51C、51Kに連結された第2の廃トナー搬送パイプ52に移動する。また、中間転写ベルトクリーナ74に回収された廃トナーは、第3の廃トナー搬送パイプ53の内部を重力により落下し、第2の廃トナー搬送パイプ52に移動する。
第2の廃トナー搬送パイプ52の内部には、回転する搬送スクリュー(図示せず)が設けられており、第1、第3の廃トナー搬送パイプ51、53を通して受け取った廃トナーを、第4の廃トナー搬送パイプ54に送る。第4の廃トナー搬送パイプ54は、第5の廃トナー搬送パイプ55に連結されており、廃トナーは第4の廃トナー搬送パイプ54の内部を重力により落下する。また、詳しくは後述するように二次転写ベルトクリーナ20から排出された廃トナーは、第7の廃トナー搬送パイプ57の内部を重力により落下し、第5の廃トナー搬送パイプ55に移動する。
第5の廃トナー搬送パイプ55の内部には、回転する搬送スクリュー(図示せず)が設けられており、第4、第7の廃トナー搬送パイプ54、57を通して受け取った廃トナーを、第6の廃トナー搬送パイプ56に送る。
そして、第6の廃トナー搬送パイプ56の内部を重力により落下した廃トナーは、廃トナー回収ボックス58に回収される。このようにして、ドラムクリーナ6、中間転写ベルトクリーナ74、二次転写ベルトクリーナ20から排出された廃トナーを、廃トナー回収ボックス58に一括して集めることができる。
3.二次転写ユニット
次に、本実施例における二次転写ユニット8について説明する。図3は、記録材Pの搬送方向と略直交する方向に沿って見た二次転写ユニット8の周りの概略断面図であり、図4は図3中の矢印X方向から見た二次転写ユニット8の周りの概略断面図である。
二次転写ユニット8は、転写部材としての無端状のベルトで構成された二次転写ベルト81を有する。本実施例では、二次転写ベルト81は、高抵抗性の樹脂材料で形成された無端状のベルト(フィルム)である。二次転写ベルト81は、複数の支持ローラ(張架ローラ)としての二次転写ローラ82、分離ローラ83、テンションローラ84及び駆動ローラ85に支持されている。二次転写ベルト81は、駆動ローラ85が回転駆動されることで、図中矢印R3で示すように、二次転写部N2において中間転写ベルト7と順方向に移動するように回転(周回移動)する。
二次転写ベルト81は、レジストユニット95から受け渡された記録材Pを搬送して二次転写部N2を通過させる。二次転写ローラ82は、中間転写ベルト7及び二次転写ベルト81を介して二次転写対向ローラ73に当接して、中間転写ベルト7と二次転写ベルト81との間に二次転写部N2を形成する。二次転写対向ローラ73は接地電位に接続され、バイアス印加部材としての二次転写ローラ82には正極性の電圧が印加される。これにより、二次転写部N2に転写電界が形成され、この転写電界に応答して、中間転写ベルト7に担持された負極性のトナー像は記録材Pへ転写される。
駆動ローラ85は、駆動手段としてのベルト駆動モータ86によって駆動される。駆動ローラ85は、金属ローラの表面に薄層のゴム層が固着されて構成されており、二次転写ベルト81との摩擦力が確保され、駆動時に二次転写ベルト81と駆動ローラ85との間で滑りが生じないようになっている。二次転写ローラ82は、所定のニップ幅の二次転写部N2を形成するために、金属ローラの表面に所定の導電性と弾性(可撓性)とを備えた発泡材層が形成されて構成されている。二次転写ローラ82は、二次転写ベルト81の回転に伴って従動して回転する。分離ローラ83は、金属製のローラであり、二次転写ベルト81の回転に伴って従動して回転する。二次転写ベルト81に搬送されて二次転写部N2を通過した記録材Pは、分離ローラ83の外周に対応する位置で、分離ローラ83の曲率によって二次転写ベルト81から分離され、搬送ベルトユニット10へと搬送される。テンションローラ54は、金属製のローラであり、付勢手段としてのテンションバネ87により二次転写ベルト81の内周面側から外周面側に向けて付勢されて、二次転写ベルト81にテンションを付与する。テンションローラ54は、二次転写ベルト81の回転に伴って従動して回転する。
4.二次転写ベルトクリーナ
次に、二次転写ベルトクリーナ20について説明する。
図3、図4に示すように、二次転写ベルトクリーナ20は、廃トナーを収容する第1の収容部としてのクリーナ容器21を有する。上述の二次転写ユニット8は、クリーナ容器21に支持されている。記録材Pの搬送方向において分離ローラ83の下流側で二次転写ベルト81に隣接するクリーナ容器21の部分は、記録材Pの搬送をガイドするガイド部として機能する。
また、二次転写ベルトクリーナ20は、クリーナ容器21の内部に、クリーニング部材としての第1、第2の導電性ファーブラシ22a、22bと、バイアス印加部材としての第1、第2のバイアスローラ23a、23bとを有する。また、二次転写ベルトユニット20は、クリーナ容器21の内部に、回収部材としての第1、第2のブレード24a、24bと、搬送手段としての第1の搬送スクリュー25とを有する。第1、第2の導電性ファーブラシ22a、22b、第1、第2のバイアスローラ23a、23b、第1、第2のブレード24a、24b、及び第1の搬送スクリュー25は、クリーナ容器21に支持されている。
第1、第2の導電性ファーブラシ22a、22bは、芯材に導電性繊維がローラ状に植毛されて構成されている。第1、第2のバイアスローラ23a、23bは、金属製のローラで構成されており、それぞれ第1、第2の導電性ファーブラシ22a、22bに接触させられている。第1、第2のブレード24a、24bは、弾性材料としてゴムで形成された板状部材であり、それぞれの自由端側の先端部が第1、第2のバイアスローラ23a、23bに当接させられている。
第1、第2の導電性ファーブラシ22a、22b、第1、第2のバイアスローラ23a、23bは、駆動列を介して上述のベルト駆動モータ86によって回転駆動される。第1、第2の導電性ファーブラシ22a、22bは、それぞれ図中矢印F1方向、F2方向に回転する。また、第1、第2のバイアスローラ23a、23bは、それぞれ図中矢印B1方向、B2方向に回転する。
第1のバイアスローラ23aには、正極性の電圧が第1のクリーナ電源(高圧電源)26a(図6)によって印加される。これにより、二次転写ベルト81上の主にマイナスに帯電している廃トナーが、第1の導電性ファーブラシ22aに転移し、その後第1のバイアスローラ23aに回収される。二次転写ベルト81上の廃トナーには、プラスに帯電しているものもある。そのため、第2のバイアスローラ23bには、負極性の電圧が第2のクリーナ電源(高圧高圧)26b(図6)によって印加される。これにより、二次転写ベルト81上のプラスに帯電している廃トナーが、第2の導電性ファーブラシ22bに転移し、その後第2のバイアスローラ23bに回収される。第1、第2のバイアスローラ23a、23b上に回収された廃トナーは、それぞれ第1、第2のブレード24a、24bにより掻き取られ、第1の搬送スクリュー25上に落下する。
図4に示すように、クリーナ容器21は、底部に第1の開口部としての排出口21aを有する。排出口21aは、クリーナ容器21の長手方向(記録材Pの搬送方向と略直交する方向)の中央付近に設けられている。そのため、第1の搬送スクリュー25は、クリーナ容器21の長手方向の両端部側から中央付近の排出口21aに向けて廃トナーを搬送するようになっている。より詳細には、第1の搬送スクリュー25は、長手方向の中央付近から両端部に向けて、逆方向に螺旋溝が設けられている。第1の搬送スクリュー25は、駆動列を介して上述のベルト駆動モータ86によって回転駆動される。
ここで、クリーナ容器21の長手方向の端部に廃トナーを集めるようにした場合、クリーナ容器21の長手方向において廃トナーが偏ってしまうことがある。この場合、最も偏りが大きいところに合わせて廃トナーの搬送速度を決定するために、第1の搬送スクリュー25の回転数を相対的に大きくする必要がある。第1の搬送スクリュー25の回転数を大きくすると、回収した廃トナーを巻き上げやすくなるので、飛散した廃トナーがクリーナ容器21の外部へ漏れ出しやすくなる。例えば、クリーナ容器21の長手方向の両端部における二次転写ユニット8との隙間gから、飛散した廃トナーが漏れ出しやすい。また、排出口21aから廃トナーが落下したときにも、トナーが飛散する。そのため、クリーナ容器21の長手方向の端部に排出口21aを設けると、上記隙間gに近いため、やはりクリーナ容器21の外部にトナーが飛散しやすくなる。これらの理由から、本実施例では、クリーナ容器21の長手方向の中央付近に排出口21aを設け、該中央付近に廃トナーを集める構成としている。
以上のような構成の二次転写ベルトクリーナ20のクリーナ容器21の下方には、廃トナーを収容する第2の収容部としてのクリーナ下部廃トナー搬送パイプ(以下、単に「廃トナー搬送パイプ」という。)12が配置されている。廃トナー搬送パイプ12は、頂部に第2の開口部としての回収口12aを有する。詳しくは後述するように、回収口12aは、クリーナ容器21が所定の位置に配置された状態で、クリーナ容器21の長手方向における排出口21aに対応する位置に設けられている。廃トナー搬送パイプ12の内部には、搬送手段としての第2の搬送スクリュー13が設けられている。第2の搬送スクリュー13は、第1の搬送スクリュー25と略平行に廃トナーを搬送する。第2の搬送スクリュー13は、駆動列を介して上述のベルト駆動モータ86によって回転駆動される。
排出口21aから落下した廃トナーは、詳しくは後述する連結部30を通して、回収口12aから廃トナー搬送パイプ12の内部に落下し、第2の搬送スクリュー13によって前述の第7の廃トナー搬送パイプ57に送られる。
5.二次転写ベルトクリーナの上下動
図3に示すように、二次転写ユニット8及び二次転写ベルトクリーナ20は、搬送ベルトユニット10と共に、保持体としてのフレーム41に保持されている。フレーム41は、支持部材としてのベース14に支持される。フレーム41には、軸部材としてのピン42が設けられている。また、ベース14には支持部15が固定されており、この支持部15には軸受部としての支持穴15aが設けられている。そして、ピン42が支持穴15aに挿入されることで、フレーム41がベース14に対して装着される。これにより、フレーム41は、ピン42を中心として回動可能とされる。
また、ベース14に装着されたフレーム41の下方に、昇降手段としてのカム16が配置されている。カム16は、駆動手段としてのリフタモータ17(図6)によって回転駆動される。そして、カム16の回転によりフレーム41がピン42を中心として回動することで、二次転写ユニット8及び二次転写ベルトクリーナ20が略重力方向に沿って上下動可能となっている。本実施例では、フレーム41の回動軸線方向は、記録材Pの搬送方向と略直交する方向(第1、第2の搬送スクリュー25、13による廃トナーの搬送方向と略平行な方向)である。
記録材Pにトナー像を転写する動作中には、図3に示すようにフレーム41が上方に回動させられて二次転写ユニット8及び二次転写ベルトクリーナ20は上方に配置され、二次転写ベルト81が中間転写ベルト7に接触させられる。記録材Pにトナー像を転写する動作を行っていないときには、適宜図5に示すようにフレーム41が下方に回動させられて二次転写ユニット8及び二次転写ベルトクリーナ20は下方に配置され、二次転写ベルト81が中間転写ベルト7から離間される。
図6は、本実施例における二次転写ユニット8及び二次転写ベルトクリーナ20に関する概略制御態様を示すブロック図である。ベルト駆動モータ86、リフタモータ17、第1のクリーナ電源26a、第2のクリーナ電源26bは、画像形成装置100に設けられたCPU(Central Processing Unit)120により制御される。
6.連結部
次に、クリーナ容器21と廃トナー搬送パイプ12とを連結する連結部30について説明する。本実施例では、クリーナ容器21、第1の搬送スクリュー25、廃トナー搬送パイプ12、第2の搬送スクリュー13、連結部30、フレーム41、ピン42、ベース14、カム16などを有して、紛体である廃トナーを移送する紛体移送装置40が構成される。
ここで、詳しくは後述するように、クリーナ容器21は、廃トナー搬送パイプ12に対して重力方向と交差する方向(本実施例では略水平方向)に移動させられて所定の位置(装着位置)に装着される。このとき、クリーナ容器21は、第1の搬送スクリュー25、第2の搬送スクリュー13による廃トナーの搬送方向と略平行に移動させられる。ここでは、このクリーナ容器32の装着時の移動方向を「装着方向」という。
図3、図4に示すように、画像形成装置100は、クリーナ容器21の排出口21aと廃トナー搬送パイプ12の回収口12aとを連通させクリーナ容器21から廃トナー搬送パイプ12への廃トナーの移動を可能とする連結部30を有する。連結部30は、廃トナー搬送パイプ12に取り付けられ、クリーナ容器21に着脱可能に接続されるようになっている。
前述のように、クリーナ容器21は、所定の位置に配置された状態で上下方向に移動するため、クリーナ容器21と廃トナー搬送パイプ12との相対位置が変化する。そのため、連結部30には、弾性又は可撓性材料で作製された伸縮可能な管状部材としての、蛇腹状の管状部材である蛇腹パイプ31が用いられている。本実施例では、蛇腹パイプの材料としてゴム材料が用いられているが、比較的薄肉の樹脂材料などを用いてもよい。蛇腹パイプ31は、クリーナ容器21の排出口21a側(第1の開口部側)の先端開口部31aと、廃トナー搬送パイプ12の回収口12a側(第2の開口部側)の基端開口部31bと、を備えている。蛇腹パイプ31は、上方(伸長方向)に付勢されている。そして、連結部30は、所定の位置に配置されたクリーナ容器21に圧接されて、クリーナ容器21の排出口21aと廃トナー搬送パイプ12の回収口12aとを連通させる。クリーナ容器21が上下方向に移動するときには、蛇腹パイプ31はその移動に追従して伸縮(変形)するため、クリーナ容器21と連結部30との接続部から廃トナーが漏れ出すことが抑制される。
また、クリーナ容器21の排出口21aと廃トナー搬送パイプ12の回収口12aとの相対位置が製造上の公差などによりずれることがある。この場合でも、蛇腹パイプ31は変形してそのずれを吸収できるため、クリーナ容器21と連結部30との接続部から廃トナーが漏れ出すことが抑制される。
ここで、クリーナ容器21の排出口21aと廃トナー搬送パイプ12の回収口12aとの間に重力方向と交差する方向(前後左右方向、略水平方向)のずれが生じている場合、蛇腹パイプ31の開口が一様であると、次のようなことが起こることがある。つまり、上記ずれの分だけ、下方の開口付近に廃トナーが堆積しやすくなり、堆積が進行すると最終的に蛇腹パイプ31に廃トナーが詰まってしまうことがある。そこで、本実施例では、蛇腹パイプ31の開口の寸法を次のように設定している。図3に示すように、装着方向と略直交する方向における、先端開口部31aの寸法をL1、基端開口部31bの寸法をL2とする。このとき、L1<L2の関係としている。そして、先端開口部31aから基端開口部31bへと、装着方向と略直交する方向における開口の寸法が徐々に大きくなっている。また、図4に示すように、装着方向(第1、第2の搬送スクリュー25、13による廃トナーの搬送方向)における、先端開口部31aの寸法をL3、基端開口部31bの寸法をL4とする。このとき、L3<L4の関係としている。そして、先端開口部31aから基端開口部31bへと、装着方向における開口の寸法が徐々に大きくなっている。このように、先端開口部31a及び基端開口部31bの略直交する2方向のうち少なくとも一方における寸法は、基端開口部31bの方が先端開口部31aよりも大きい。なお、上記L1<L2、L3<L4の関係は、いずれか一方を満たせば相応の効果が得られるが、好ましくは両方満たすようにする。
また、重力方向と略直交する断面における蛇腹パイプ31の開口の寸法は、装着方向(第1、第2の搬送スクリュー25、13による廃トナーの搬送方向)の方が、装着方向と略直交する方向よりも大きいことが好ましい。これにより、廃トナーの搬送方向に沿う方向の開口をより大きくすることができるため、クリーナ容器21から廃トナー搬送パイプ12への廃トナーの落下可能量が多くなっても、廃トナーが詰まり難くなる。また、二次転写ベルトクリーナ20が下方に位置したときに蛇腹パイプ31が変形することを容易にすることができる。そのため、前述のようなピン42を中心としたクリーナ容器21の回動による排出口21aと回収口12aとの相対位置のずれに対する追従性が向上する。少なくとも先端開口部31aにおいてL3>L1の関係とすれば相応の効果が得られるが、基端開口部31bにおいてL4>L2の関係とし、更には先端開口部31aから基端開口部31bまでの間の略全域で同様の関係とすることが好ましい。
なお、本実施例では、蛇腹パイプ31は、重力方向と略直交する断面における開口の形状は略矩形(四角形)である。ただし、これに限定されるものではなく、該形状が円形、楕円、長円、五角形以上の多角形など任意の形状であってよい。
図7は、連結部30をクリーナ容器21側から見た斜視図である。連結部30は、廃トナー搬送パイプ12の頂部に固定された蛇腹パイプ31を有する。本実施例では、蛇腹パイプ31は、廃トナー搬送パイプ12の長手方向の端部の頂部に固定されている。また、本実施例では、蛇腹パイプ31は廃トナー搬送パイプ12に接着により固定されている。蛇腹パイプ31のクリーナ容器21側(先端開口部側)の端部には、接合部材32が固定されている。本実施例では、蛇腹パイプ31のクリーナ容器21側の端部が、接合部材32の下面に、接着により固定されている。また、接合部材32の上面には、廃トナーが漏れないようにクリーナ容器21の排出口21aの周囲を封止するシール部材33が固定されている。本実施例では、シール部材33は発泡ウレタンで形成され、接着により接合部材32に固定されている。本実施例では、接合部材32は、蛇腹パイプ31の伸縮方向に見たときに、装着方向と装着方向に略直交する方向に沿ってそれぞれ所定の長さを有する略矩形の板状部材である。この接合部材32の略中央に蛇腹パイプ31の先端開口部31aと適合する開口部が設けられ、その開口部の周囲にシール部材33が固定されている。また、この接合部材32の四隅の下面とベース14との間に、付勢手段としての圧縮タイプの加圧バネ34が設けられている。これにより、接合部材32は蛇腹パイプ31の伸長方向に付勢されている。
なお、本実施例では、蛇腹パイプ31が可撓性を有しそれ自体では位置が安定しないことからその位置を安定させるために、またクリーナ容器21にシール部材33を密着させるために、接合部材32の四隅を加圧バネ34で加圧している。ただし、斯かる構成に限定されるものではなく、必要な位置の安定性(移動時の追従性)と加圧力とが満足できれば、蛇腹パイプ31の反力のみで接合部材32を加圧することも可能である。
本実施例では、クリーナ容器21に連結部30が接続されるときに、重力方向と交差する方向におけるクリーナ容器21の排出口21aの位置と蛇腹パイプ31の先端開口部31aの位置とを適合させるための呼び込み機構が設けられている。この呼び込み機構は、互いに係合可能なクリーナ容器21に設けられたクリーナ容器側呼び込み部(第1の呼び込み部)と、連結部30に設けられた連結部側呼び込み部(第2の呼び込み部)と、を有して構成される。
本実施例では、接合部材32の上面に、4角錐の頂点を除したハット型の形状とされた連結部側呼び込み部32aが設けられている。つまり、本実施例では、連結部側呼び込み部32aは、装着方向において先端開口部31aを挟んで反対側に設けられた2つの斜面と、装着方向と略直交する方向において先端開口部31aを挟んで反対側に設けられた2つの斜面と、を有する。各対向する2つの斜面は、重力方向に対して互いに反対方向に傾斜しており、特に本実施例では上方に行くに従って互いに近づく方向に傾斜している。
一方、クリーナ容器21の下面に、連結部側呼び込み部32aの斜面と係合可能な斜面を有するクリーナ容器側呼び込み部21bが設けられている。クリーナ容器側呼び込み部21bの斜面は、重力方向に対して連結部側呼び込み部32aの斜面と同方向に傾斜している(対向する2つの斜面が下方に行くに従って互いに離れる方向に傾斜している)。つまり、本実施例では、クリーナ容器21の排出口21aの近傍の下面に、連結部側呼び込み部32aの斜面が嵌合するように、4面が傾斜した皿型の形状とされたクリーナ容器側呼び込み部21bが設けられている。
このような呼び込み機構を設けることで、接合部材32がクリーナ容器21に加圧されたときに、クリーナ容器21の排出口21aと蛇腹パイプ31の先端開口部31aとの相対的な位置が適合するように、接合部材32の位置が決まるようになっている。
接合部材32は、加圧バネ34によって支持されているため、重力方向(上下方向)のみならず、重力方向と交差する方向(前後左右方向、略水平方向)にも移動可能である。したがって、クリーナ容器21の排出口21aと廃トナー搬送パイプ12の回収口12aとの相対位置が製造上の公差などによりずれていても、クリーナ容器21と連結部30との接続部のシール性を確保することが可能である。
7.装着動作
図8(a)は、図3中の矢印X’方向から見たフレーム41の周りの概略側面図である。フレーム41は、奥側の端部と手前側の端部に、それぞれピン42が固定されている。これら2つのピン42は、同軸上に配置されている。そして、上述のように、これら2つのピン42は、それぞれベース14に固定された支持部15に設けられた支持穴15aに挿入されて、回動可能に支持される。
図8(b)は、フレーム41をベース14に装着するときの様子を示す図8(a)と同様の図である。二次転写ユニット8、二次転写ベルトクリーナ20及び搬送ベルトユニット10が固定されたフレーム41を、図中矢印Yで示す装着方向に移動させて、ピン42を支持穴15aに挿入する。フレーム41のスラスト方向(記録材Pの搬送方向と略直交する方向)の位置は、奥側のピン42のフランジ部42aが支持部15に突き当たったところで決定される。
なお、本実施例では、フレーム41側にピン42を設け、支持部15側に支持穴15aを設けているが、これに限定されるものではなく、フレーム41側に支持穴を設けて、支持部15側にピンを設けてもよい。
図9は、フレーム41をベース14に装着するときの様子を図3中の矢印X方向から見た模式的な断面図である。
前述のように、クリーナ容器21を廃トナー搬送パイプ12に対して移動させて所定の位置に装着するときに、連結部30がクリーナ容器21に接触すると、蛇腹パイプ31が傾いてクリーナ容器21と連結部30との間に隙間ができてしまうことがある。
そこで、本実施例では、画像形成装置100は、クリーナ容器21を連結部30と接触させないように連結部30よりも上方の位置に保持するガイド部材18を有する。ガイド部材18は、クリーナ容器21が所定の位置に向けて装着方向に移動させられるときに、連結部30が排出口21aと回収口12aとを連通させることのできる位置まで移動させられる間、クリーナ容器21を連結部30と接触させないようにする。なお、ガイド部材18は、その間にクリーナ容器21と共に移動する他の要素(フレーム41など)にも連結部30が接触しないようにする。上記連結部30が排出口21aと回収口12aとを連通させることのできる位置とは、その位置でクリーナ容器21が下方に移動することで、許容できない隙間を生じさせることなく、適切に連結部30をクリーナ容器21に接続することができる位置である。呼び込み機構が設けられる場合には、該機構によって排出口21aと回収口12aとの相対位置を自動的に調整して、適切に連結部30をクリーナ容器21に接続できる位置であればよい。そして、クリーナ容器21が装着方向に移動させられ、ガイド部材18による保持が解除されてクリーナ容器21が下方に移動することで、クリーナ容器21に連結部30が接続される。特に、本実施例では、ガイド部材18は、廃トナー搬送パイプ12に対し固定位置に配置され、ガイド部材18と係合可能な受け部材43がクリーナ容器21と共に移動可能に設けられている。そして、クリーナ容器21が装着方向に移動させられてガイド部材18と受け部材43との係合が解除されることで、ガイド部材18による保持が解除される。
更に説明すると、図9(a)に示すように、本実施例では、ベース14の手前側の端部にガイド部材18が固定されている。また、フレーム41の手前側の端部に、受け部材43が固定されている。ガイド部材18が受け部材43に当接しこれを保持することで、クリーナ容器21の上下方向の位置を、蛇腹パイプ31が上方(伸長方向)に最も伸長した状態でも連結部30と接触しない位置に規制する。この状態では、2つのピン42は既にそれぞれ支持穴15aに嵌合しているため、クリーナ容器21は略水平に支持され、底部が下がることはない。
図9(b)に示すように、クリーナ容器21(フレーム41)を装着方向に移動させていくと、受け部材43がガイド部材18を通過して、ガイド部材18による保持(規制)が解除される。すると、クリーナ容器21(フレーム41)はピン42を中心として重力によって下方に回動する。これに伴って、クリーナ容器21と連結部30とが接続される。つまり、前述の呼び込み部32a、21bが係合してクリーナ容器21の排出口21aと蛇腹パイプ31の先端開口部31aの位置が適合されて、シール部材33が排出口21の周囲を封止するようにして、接合部材32がクリーナ容器21の底部に密着する。
なお、本実施例では、連結部30の加圧バネ34の総圧及び蛇腹パイプ31の反力を加えても、重力によりクリーナ容器21(フレーム41)が下方に回動できるように設定されている。また、本実施例では、フレーム41をベース14に装着するときには、ベース14はレール(図示せず)により装置本体110の手前側に引き出される。このとき、画像形成中ではないので、フレーム41を昇降させるカム16は、図5に示すようにフレーム14を下方に下げる状態となっている。
また、上述のように、本実施例では、ガイド部材18が廃トナー搬送パイプ12に対して移動しないベース14に設けられ、受け部材43がクリーナ容器21と共に移動するフレーム41に設けられている。しかし、斯かる構成に限定されるものではなく、ガイド部材がクリーナ容器21と共に移動可能に設けられており、廃トナー搬送パイプ12に対し固定位置にそのガイド部材と係合可能な受け部材が設けられていてもよい。例えば、クリーナ容器21と共に移動するフレーム41に下方に延在する突起状のガイド部材を設け、廃トナー搬送パイプ12に対して移動しないベース14を受け部として機能させることができる。この場合、例えば、ガイド部材が移動してベース14に設けられた逃げ部(穴や溝)に落下して、ガイド部材によるクリーナ容器21の位置の規制が解除されるようにすればよい。
ここで、装着方向における前述の呼び込み部32a、21bによるクリーナ容器21の排出口21aと蛇腹パイプ31の先端開口部31aの位置の適合が可能な距離を、呼び込み可能範囲とする。つまり、呼び込み可能範囲とは、連結部30と離間しているクリーナ容器21が下方に移動して連結部30と接続されるときに、呼び込み部32a、21bの係合により蛇腹パイプ31の先端開口部31aを装着方向に沿って移動させられる最大の距離である。このとき、呼び込み可能範囲は、クリーナ容器21がガイド部材18による保持が解除された位置から所定の位置(装着完了位置)まで装着方向に移動する距離より大きく設定されることが好ましい。本実施例では、装着方向における連結部側呼び込み部32aの斜面の上方の端部と下方の端部との間の長さDは、フレーム41のスラスト方向の位置が決まったときのガイド部材18と受け部材43とのギャップGよりも大きく設定されている(図9(b))。これにより、接合部材32とクリーナ容器21との間での呼び込みがより確実に機能するようになっている。
また、本実施例では、接合部材32はクリーナ容器21の長手方向の中央付近にあるため、装着作業時に接合部材32がクリーナ容器21に密着しているかを視認することができない。しかし、ガイド部材18及び受け部材43は、手前側に配置されており、視認することが可能である。そのため、ガイド部材18と受け部材43との係合状態を確認することで、接合部材32のクリーナ容器21への密着状態を確認することを代用することが可能となっている。このように、ガイド部材18と受け部材43とは、クリーナ容器21が所定の位置(装着位置)に向けて装着方向に移動させられるときに操作者が視認可能な位置に配置されていることが好ましい。
また、本実施例では、画像形成装置100の組立時以外にも、二次転写ユニット8や二次転写ベルトクリーナ20のメンテナンス時に、フレーム41のベース14に対する脱着を行うことができる。例えば、二次転写ベルト81の交換、あるいは導電性ファーブラシ22a、22b、バイアスローラ23a、23b、ブレード24a、24bの交換などを行う場合である。そのとき、多少の廃トナーが連結部30のシール部材33上に落ちることがある。このとき落ちた廃トナーが多量に溜まると、シール部材33とクリーナ容器21との間に局所的に隙間が生じてしまうことが懸念される。この点、呼び込み部32a、21bの形状が本実施例とは上下が逆の場合(連結部30側が皿型、クリーナ容器21側がハット型)、落ちた廃トナーを溜め込んでしまいやすい。本実施例のように、連結部30側をハット型、クリーナ容器21側を皿型とすることで、落ちた廃トナーを溜め込み難くすることができる。ただし、所望により、呼び込み部32a、21bの形状を、上述のように本実施例とは上下が逆とすることも可能である。
また、本実施例では、呼び込み部32a、21bは4辺を斜面形状とし、比較的呼び込み範囲を広く取れる構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、装着方向において先端開口部31aを挟んで反対側の2辺にのみ斜面形状の呼び込み部32a、21bを設けてもよい。また、例えば、連結部30側又はクリーナ容器21側の呼び込み部の一方を斜面形状とし、他方はこれと係合する重力方向に対して傾斜していない筒状の内壁又は外壁としてもよい。また、例えば、連結部30側又はクリーナ容器21側の一方に先端がテーパ形状のピンを設け、他方にそのピンが嵌合する穴を設けてもよい。ただし、この場合、ピンの径は一般にあまり大きくとることはできず、テーパも大きくとることができないので、構成や製造上の公差を少なくする必要がある。
以上、本実施例によれば、クリーナ容器21と連結部30との接続部を視認できない場合であっても、接続が不十分になることでトナー飛散が生じることを抑制することができる。そのため、装置の異常停止や清掃を行なうことによる作業時間の軽減を図ることができる。このように、本実施例によれば、紛体の収容部間を伸縮可能な管状部材を備えた連結部で連結する構成において、連結部の接続を適切に行うことが容易となる。
[その他]
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
上述の実施例では、クリーナ容器は、ピンを中心として回動することで上下動する構成とされていたが、例えば、複数のカムを用いるなどにより、平行移動することで上下動する構成にしてもよい。
また、上述の実施例では、クリーナ容器の装着方向は記録材の搬送方向と略直角する方向であったが、記録材の搬送方向に沿う方向であってもよい。
また、上述の実施例では、クリーナ容器とフレームとは別体であったが、例えばこれらを樹脂材料などによって一体に構成してもよい。
また、上述の実施例では、連結部でクリーナ容器に連結される廃トナー搬送パイプの内部に搬送スクリューが設けられていたが、スペース上の問題がなければこの廃トナー搬送パイプの代わりにトナー搬送機能のない廃トナー回収ボックスを設けてもよい。
また、上述の実施例では、二次転写ベルトクリーナに関して本発明を適用した例について説明したが、中間転写ベルトクリーナ、ドラムクリーナなどに関しても適用可能である。また、本発明は、クリーナ容器や廃トナー搬送部といった廃トナー収容部間の連結部に関して適用することに限定されるものでもなく、広く紛体を収容する収容部間の連結部に関して適用することができる。例えば、紛体移送装置が紛体の現像剤を用いて画像を形成する画像形成装置において用いられる場合、紛体の現像剤は、トナーに限らず、トナーとキャリアとを含む所謂二成分現像剤であってもよい。この場合、紛体の現像剤は、使用される前の現像剤(補給用現像剤など)であっても、一旦使用された後の廃現像剤(廃トナー、廃キャリア、廃二成分現像剤など)であってもよい。また、紛体は、現像剤に限定されるものではなく、また相対的に粒径が大きい場合に呼ばれることのある粒状体も含むものである。
また、上述の実施例では、連結部によって連結される各収容部はそれぞれ開口部を1つだけ有していたが、これは複数であってもよく、各開口部について上述の実施例と同様の連結部を設けることができる。
7 中間転写ベルト
8 二次転写ユニット
12 廃トナー搬送パイプ(第2の収容部)
16 カム(昇降手段)
14 ベース(支持部材)
18 ガイド部材
20 二次転写ベルトクリーナ
21 クリーナ容器(第1の収容部)
30 連結部
31 蛇腹パイプ(管状部材)
32 接合部材
41 フレーム
43 受け部材

Claims (21)

  1. 紛体を収容し底部に第1の開口部を有する第1の収容部と、
    前記第1の収容部の下方に配置され紛体を収容し頂部に第2の開口部を有する第2の収容部と、
    前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通させ前記第1の収容部から前記第2の収容部への紛体の移動を可能とする、前記第2の収容部に取り付けられ、前記第1の収容部に着脱可能に接続される連結部と、
    を有し、
    前記第1の収容部は、重力方向と交差する装着方向に移動させられて、前記装着方向における所定の位置に配置され、
    前記連結部は、前記第1の開口部側の先端開口部と前記第2の開口部側の基端開口部とを備え上方に付勢された伸縮可能な管状部材を有し、前記所定の位置に配置された前記第1の収容部に圧接されて、前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通させる紛体移送装置において、
    前記第1の収容部が前記所定の位置に向けて前記装着方向に移動させられるときに、前記連結部が前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通させることのできる位置まで移動させられる間、前記第1の収容部を前記連結部と接触させないように前記連結部よりも上方の位置に保持するガイド部材を有し、
    前記ガイド部材による保持が解除されて前記第1の収容部が下方に移動することで前記第1の収容部に前記連結部が接続されることを特徴とする紛体移送装置。
  2. 前記ガイド部材は前記第2の収容部に対し固定位置に配置され、前記ガイド部材と係合可能な受け部材が前記第1の収容部と共に移動可能に設けられており、前記第1の収容部が前記装着方向に移動させられて前記ガイド部材と前記受け部材との係合が解除されることで、前記ガイド部材による保持が解除されることを特徴とする請求項1に記載の紛体移送装置。
  3. 前記ガイド部材と前記受け部材とは、前記第1の収容部が前記所定の位置に向けて前記装着方向に移動させられるときに操作者が視認可能な位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の紛体移送装置。
  4. 前記第1の収容部に前記連結部が接続されるときに、重力方向と交差する方向における前記第1の開口部の位置と前記先端開口部の位置とを適合させる、互いに係合可能な前記第1の収容部に設けられた第1の呼び込み部と前記連結部に設けられた第2の呼び込み部とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の紛体移送装置。
  5. 前記装着方向における前記第1、第2の呼び込み部による前記適合が可能な距離は、前記第1の収容部が前記ガイド部材による保持が解除された位置から前記所定の位置まで前記装着方向に移動する距離より大きいことを特徴とする請求項4に記載の紛体移送装置。
  6. 前記第1、第2の呼び込み部のうち少なくとも一方は、重力方向に対して傾斜した斜面を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の紛体移送装置。
  7. 前記第2の呼び込み部は、前記装着方向において前記第2の開口部を挟んで反対側に設けられた、重力方向に対して互いに反対方向に傾斜した斜面を有することを特徴とする請求項6に記載の紛体移送装置。
  8. 前記装着方向における前記斜面の上方の端部と下方の端部との間の距離は、前記第1の収容部が前記ガイド部材による保持が解除された位置から前記所定の位置まで前記装着方向に移動する距離より大きいことを特徴とする請求項7に記載の紛体移送装置。
  9. 前記第2の呼び込み部は、前記装着方向と略直交する方向において前記第2の開口部を挟んで反対側に設けられた、重力方向に対して互いに反対方向に傾斜した斜面を有することを特徴とする請求項7又は8に記載の紛体移送装置。
  10. 前記第2の開口部を挟んで反対側に設けられた斜面は、上方に行くに従って互いに近づく方向に傾斜していることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の紛体移送装置。
  11. 前記第1の呼び込み部は前記第2の呼び込み部の斜面と係合可能な斜面を有し、前記第1の呼び込み部の斜面は重力方向に対して前記第2の呼び込み部の斜面と同方向に傾斜していることを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項に記載の紛体移送装置。
  12. 前記第2の呼び込み部は、前記管状部材の前記先端開口部側の端部に固定された接合部材に形成されていることを特徴とする請求項4〜11のいずれか一項に記載の紛体移送装置。
  13. 前記接合部材は、付勢手段により上方に付勢されており、前記接合部材は、重力方向及び重力方向と交差する方向に移動可能であることを特徴とする請求項12に記載の紛体移送装置。
  14. 前記接合部材の前記第1の収容部と対向する面に、前記第1の開口部の周囲を封止するシール部材が取り付けられていることを特徴とする請求項12又は13に記載の紛体移送装置。
  15. 前記第1の収容部の内部に紛体を搬送する第1の搬送手段が設けられ、前記第2の収容部の内部に紛体を搬送する第2の搬送手段が設けられており、
    前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段とによる紛体の搬送方向は略平行であり、
    重力方向と略直交する断面における前記管状部材の開口の寸法は、前記搬送方向の寸法の方が前記搬送方向と略直交する方向の寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の紛体移送装置。
  16. 前記先端開口部及び前記基端開口部の略直交する2方向のうち少なくとも一方における寸法は、前記基端開口部の方が前記先端開口部よりも大きいことを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の紛体移送装置。
  17. 前記管状部材は、蛇腹状の部材であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の紛体移送装置。
  18. 前記第1の収容部は、前記連結部が接続された状態で上下動可能であることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の紛体移送装置。
  19. 前記第1の収容部を前記連結部が接続された状態で上下動させる昇降手段を有することを特徴とする請求項18に記載の紛体移送装置。
  20. 前記第1の収容部又は前記第1の収容部と共に移動可能な部材に、同軸上に配置された2つの軸部材が設けられており、前記2つの軸部材は前記装着方向に沿って移動させられて前記第1の収容部を支持する支持部材の軸受部に装着され、前記第1の収容部は前記軸部材を中心として回動することにより上下動することを特徴とする請求項18又は19に記載の紛体移送装置。
  21. 紛体の現像剤を用いて画像を形成する画像形成装置であって、前記現像剤を移送する請求項1〜20のいずれか一項に記載の紛体移送装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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