JP2017015648A - 液体検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用液体が変更されて液体の比熱が変わった場合でも液体の有無を検出し、また、液体の有無の検出判定に要する時間を短縮することである。【解決手段】電力が供給されて発熱する発熱体41と、発熱体41の近傍に配置され、発熱体41の近傍の温度を検出する第1の温度検出部42と、第1の温度検出部42と同一平面上において発熱体41から離間した位置に配置され、当該位置の温度を検出する第2の温度検出部52と、発熱体41に電力供給したときの第1の温度検出部42と第2の温度検出部52との各検出温度の温度差に基づいて、第1の温度検出部42及び第2の温度検出部52がそれぞれ配置されている平面における液体の有無を判定する制御部31と、を備える液体検出装置30であって、制御部41は、液体の有無を判定する前に、液体の比熱に応じて発熱体41への電力供給量を調整する。【選択図】図4

Description

本発明は液体検出装置に関し、特に、複数の温度検出部による各検出温度の温度差に基づいて液体の有無を検出する液体検出装置に関する。
ポンプ内や配管内を流れる液体や、容器内に貯留された液体の液面を検出する液面検出装置として、様々な検出方式による液面検出装置が存在している。その一つの検出方式として、容器内に配置された第1のシース内に収納された第1の温度センサと、第1のシースを加熱するヒータと、容器内に配置された第2のシース内に収納された第2の温度センサとを備えた液面検出装置がある(例えば、特許文献1参照)。
この液面検出装置は、ヒータによって第1のシースを加熱したときの第1の温度センサと第2の温度センサとの各検出温度の温度差を算出して、この温度差によって容器内の液体が第1、2の温度センサに達しているか否かを判断している。
すなわち、第1の温度センサ及び第2の温度センサに容器内の液体が達していない場合には、ヒータの加熱により第1の温度センサの検出温度が上昇して、第2の温度センサの検出温度との温度差が大きくなる。また、第1の温度センサ及び第2の温度センサに容器内の液体が達している場合には、ヒータからの熱は液体に放熱されるために第1の温度センサの検出温度の上昇が抑制されて、第2の温度センサの検出温度との温度差は小さくなる。この現象を利用して、液面検出装置は容器内の液体の液面を検出している。
特開2002−90206号公報
特許文献1に記載された液面検出装置において、使用する液体を変更することがあり、液体によっては、比熱が小さい液体や、比熱が大きい液体等があるので、使用する液体の比熱に応じて液面検出を行う必要がある。特に、比熱が小さい液体は暖まりやすいので、第1の温度センサと第2の温度センサとの温度差が大きくなり、逆に、比熱が大きい液体は暖まりにくいので、第1の温度センサと第2の温度センサとの温度差は小さくなる特性がある。このため、液体の比熱が変わると、正確な液面(液体の有無)の検出が困難になる場合がある。特に、液体有りの場合、比熱が小さい液体と比熱が大きい液体とでは、第1の温度センサと第2の温度センサとの温度差が異なるため、このような状態における正確な検出が望まれている。
また、液体無し状態から液体有り状態に変化する場合、液体の比熱により、第1の温度センサによる検出温度変化が異なる場合がある。すなわち、液体の比熱によっては、温度変化に時間を要する場合があり、この場合には、液面(液体の有無)の検出判定にも時間を要してしまう。さらに、ヒータ等の発熱体の過熱を防止することも必要とされている。
そこで、本発明では、使用液体が変更されて液体の比熱が変わった場合でも液体の有無を検出でき、また、液体の有無の検出判定に要する時間を短縮できる液体検出装置を提供することを目的とする。
本発明の液体検出装置は、電力が供給されて発熱する発熱体と、前記発熱体の近傍に配置され、前記発熱体の近傍の温度を検出する第1の温度検出部と、前記第1の温度検出部と同一平面上において前記発熱体から離間した位置に配置され、当該位置の温度を検出する第2の温度検出部と、前記発熱体に電力供給したときの前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部との各検出温度の温度差に基づいて、前記第1の温度検出部及び前記第2の温度検出部がそれぞれ配置されている平面における液体の有無を判定する制御部とを備える液体検出装置であって、前記制御部は、前記液体の有無を判定する前に、前記液体の比熱に応じて前記発熱体への電力供給量を調整することを特徴とする。
また、前記制御部は、前記発熱体に電力供給したときの前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部との各検出温度の温度差が、前記液体の比熱が小さいことを判定する第1のしきい値よりも大きい場合に、前記発熱体への電力供給量を低減することを特徴とし、前記制御部は、前記発熱体に電力供給したときの前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部との各検出温度の温度差が、前記液体の比熱が大きいことを判定する第2のしきい値よりも小さい場合に、前記発熱体への電力供給量を増加することを特徴とする。
また、前記制御部は、前記発熱体への電力供給量を調整する場合に、前記発熱体への電力供給前と電力供給後とにおける前記第1の温度検出部の各検出温度の温度差が、前記液体の有無を判定する第1の液体無判定温度差よりも大きい場合に、前記発熱体への電力供給を停止することを特徴とする。
また、前記制御部は、前記液体の有無を判定する場合に、前記発熱体に電力供給したときの前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部との検出温度の温度差が、前記液体の有無を判定する第2の液体無判定温度差よりも大きい場合に、前記発熱体への電力供給を停止することを特徴とする。
また、前記発熱体及び前記第1の温度検出部が、熱伝導性のブロックに埋設されて一体化されていることを特徴とする。
本発明によれば、使用液体の比熱が変わった場合でも液体の有無を検出でき、また、液体の有無の検出判定に要する時間を短縮できる。
キャンドモータポンプの要部構成を示す断面図である。 図1のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 液体検出装置の概略構成図である。 発熱抵抗体への印加電圧を調整するフローチャートであり、(A)、(B)に分割して示す。 発熱抵抗体への印加電圧を調整するフローチャートであり、(A)、(B)に分割して示す。 液体有無を判定するフローチャートである。 液体の温度下降速度の変化を示すグラフである。 液体検出装置の変形例を示す拡大断面図である。 第2の実施形態を示す概略構成図である。 第2の実施形態における液体有無を判定するフローチャートである。
本発明の液体検出装置30をキャンドモータポンプ1に装着した第1の実施形態について説明する。図1に示すように、キャンドモータポンプ1は、遠心ポンプを有するポンプ部10と、遠心ポンプを駆動するモータ部15を備えている。
ポンプ10部は、液体を送り出すインペラ11を備えており、インペラ11は、図示しないモータの回転軸16に取り付けられた状態でケーシング20内に設けられており、モータの駆動に伴い回転する。インペラ11が回転することにより、液体がインペラ11の正面に位置する吸込口21から吸い込まれ、インペラ11の外周に位置する吐出口22に向かって送り出される。モータ部15は、ロータとステータを有する図示しないモータを備えており、ステータはステータコアとコイルとを備えている。
ケーシング20は、吸込口21を構成する筒状部20aと、インペラ11の後面側を構成する平板部20bと、筒状部20aと平板部20bとの間で、インペラ11を収納するインペラ室20cとを備えている。平板部20bは、キャンドモータポンプ1の本体端部を構成する端板23にボルト24により固定されている。
図2、3に示すように、ケーシング20のインペラ11の後面側には、当該部位において、インペラ室20c内の液体の有無を検出する液体検出装置30が設けられている。液体検出装置30は、発熱抵抗体41と第1の温度検出部としての第1温度センサ42とが一体に構成された第1ユニット40と、第2の温度検出部としての第2温度センサ52を備える第2ユニット50とを備えている。第1ユニット40と第2ユニット50とは、ケーシング20の平板部20bに回転軸16を対象として同一線上、すなわち、水平線上に配置されている。また、第1ユニット40と第2ユニット50とは、平板部20bにおいて同一平面上に設けられている。
第1ユニット40は、中空状の軸部43aを有するボルト43と、このボルト43に螺合するネジ44と、軸部43aに収納される発熱抵抗体41と、この発熱抵抗体41とともに軸部43aに収納される第1温度センサ42とを備えている。軸部43aには、発熱抵抗体41及び第1温度センサ42が収納された後、熱伝導率が大きい樹脂部材45が充填されて、発熱抵抗体41及び第1温度センサ42が一体化されて固定される。すなわち、発熱抵抗体41及び第1温度センサ42は、樹脂部材45のブロックに埋設されている。
発熱抵抗体41は、電気抵抗体から形成され、電圧が印加されることによって電力供給されて発熱する。発熱抵抗体41としてヒータ等を使用することができる。第1温度センサ42は、サーミスタ等の温度検出素子であり、発熱抵抗体41の近傍に配置される。このため、第1温度センサ42は発熱抵抗体41の熱影響を受けつつ、第1ユニット40の周囲の温度を検出する。
第2ユニット50は、発熱抵抗体41を備えていない以外は、第1ユニット40と同様の構成である。すなわち、第2ユニット50の周囲の温度を検出する第2温度センサ52を備えている。第2温度センサ52は、発熱抵抗体41から離間して配置されているので、発熱抵抗体41による熱影響を受けず、第2ユニット50の周囲の環境温度を検出する。なお、第1ユニット40に対応する符号を付して、その説明を省略する。
ケーシング20の平板部20bには、第1ユニット40と第2ユニット50を取り付ける貫通孔20b1,20b2が設けられている。貫通孔20b1には、断熱性を有する樹脂、例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の樹脂からなる環状のシール部材46を介して、ボルト43の軸部43aが挿入されてネジ44が螺合されている。このネジ44の螺合によって、第1ユニット40は貫通孔20b1に固定されている。同様に貫通孔20b2には、第2ユニット50が固定されている。
また、シール部材46としては、断熱性及び耐熱性を備える樹脂であれば、上述の材料以外の材料も使用することができる。シール部材46は、キャンドモータポンプ1からの熱を断熱するとともに、貫通孔20b1からインペラ室20c内の液体が流出しないように封止している。なお、第1ユニット40及び第2ユニット50を図2の破線で示す位置に配置してもよい。この位置は、吐出口22に近いことから吐出口22から吐出される液体の有無を効率よく検出することができる。
図4に示すように、第1ユニット40の発熱抵抗体41、第1温度センサ42、第2ユニット50の第2温度センサ52は、液体検出装置30の制御部31に電気的に接続されている。制御部31には、発熱抵抗体41への印加電圧の調整を行う調整スイッチ32が設けられている。制御部31は、調整スイッチ32がオンされると、第1温度センサ42、第2温度センサ52から、これら温度センサ42,52が検出した温度を取得して、インペラ室20c内の液体の有無を判定するとともに、発熱抵抗体41に印加する電圧を調整する。制御部31は、まず、発熱抵抗体41への印加電圧を調整した後、この調整された電圧を発熱抵抗体41に印加して、インペラ室20cの液体有無を判定する。なお、印加電圧の調整及び液体有無判定については、後述する図5、6のフローチャートにおいて説明する。
また、制御部31は、キャンドモータポンプ1のポンプ制御部18に電気的に接続されており、制御部31による液体有無の判定結果をポンプ制御部18に出力する。インペラ室20cに液体が無いときには、ポンプ制御部18に警報を出力して、キャンドモータポンプ1の作動を停止させる。
以下、制御部31における制御内容を、図5、6に示すフローチャートを参照して説明する。図5は発熱抵抗体41への印加電圧の調整を説明するフローチャートであり、図6はインペラ室20cの液体有無の検出判定を説明するフローチャートである。
図5(A)に示すステップS1において、キャンドモータポンプ1の電源が投入されると、制御部31は、調整スイッチ32のオン状態を検出してステップS5に進む。ステップS5では、調整スイッチ32がオンされているかどうかを判定する。すなわち、発熱抵抗体41への印加電圧の調整を行うかどうかを確認する。ステップS5において、調整スイッチ32がオンの場合(YES)、ステップS10に進む。また、ステップS5において、調整スイッチ32がオフの場合(NO)、発熱抵抗体41への印加電圧の調整を行わず、フローチャートを終了する。
ステップS10では、インペラ室20cの液体の有無を検出する前に、キャンドモータポンプ1に使用される液体の比熱に応じて発熱抵抗体41への印加電圧を調整する制御を開始する。ステップS11において、発熱抵抗体41による加熱前の第1温度センサ42の検出温度T0を取得してステップS12へ進む。
ステップS12では、発熱抵抗体41に初期電圧Xを印加して発熱抵抗体41を発熱させてステップS13に進む。ここで発熱抵抗体41に印加する初期電圧Xについて説明する。制御部31は、発熱抵抗体41に印加する所定の初期電圧Xを予め記憶しており、電源投入時には、まず、この初期電圧Xを発熱抵抗体41に印加する。
ステップS13では、所定時間(例えば5秒等)、発熱抵抗体41による加熱を行って、ステップS14にて、加熱後の第1温度センサ42の検出温度T0を取得して、ステップS15へ進む。
図5(B)に示すステップS15では、発熱抵抗体41による加熱前と加熱後の第1温度センサ42の温度差ΔT0(=T0−T0)を算出して、この温度差ΔT0と第1の液体無判定温度差としての液体無判定温度差TAとを比較する。液体無判定温度差TAとは、インペラ室20cにおける液体の有無を判定するための温度差である。すなわち、インペラ室20cに液体がある場合には、発熱抵抗体41により第1温度センサ42の周囲を加熱しても、発熱抵抗体41の熱はこの周囲に存在する液体へ放熱されるので温度上昇は僅かである。このため、第1温度センサ42による検出温度変化も僅かである。
逆に、インペラ室20cに液体がない場合には、発熱抵抗体41により第1温度センサ42の周囲を加熱すると、発熱抵抗体41の熱影響を受けて、第1温度センサ42は急激に温度上昇する。このため、温度差ΔT0が小さい場合にはインペラ室20cに液体があり、温度差ΔT0が大きい場合にはインペラ室20cには液体がないと判定することができる。よって、温度差ΔT0が小さいかまたは大きいかを液体無判定温度差TAと比較することによって判定している。
このステップS15では、温度差ΔT0が液体無判定温度差TA以上である場合(NO)、インペラ室20cには液体がないと判断して、ステップS16に進む。ステップS16では、制御部31からキャンドモータポンプ1のポンプ制御部18に液体無警報を出力し、印加電圧の調整不可を図示しない表示手段に表示する。また、発熱抵抗体41への電圧印加を停止して、第1ユニット40の過熱を防止する。
一方、ステップS15において、温度差ΔT0が液体無判定温度差TAよりも小さい場合(YES)、インペラ室20cに液体があると判断して、ステップS17に進む。ステップS17では、再度、所定時間(例えば10秒等)、発熱抵抗体41による加熱を継続してステップS18へ進み、ステップS18では、第1温度センサ42及び第2温度センサ52から検出温度T1,T2を取得して、ステップS19へ進む。
ステップS19〜S23では、液体の比熱に応じた印加電圧を調整する。まず、発熱抵抗体41による液体の温度上昇と液体の比熱との関係について説明する。キャンドモータポンプ1に用いられる液体には、様々な種類の液体が用いられることがあり、これらの液体の種類が異なれば、その比熱も異なることがある。比熱が小さい液体は暖まりやすく、比熱が大きい液体は暖まりにくい特性を有している。
このため、発熱抵抗体41を発熱した場合、インペラ室20cの液体の比熱が小さいときには、発熱抵抗体41の熱により第1ユニット40の周囲の液体が早く暖まり、第1温度センサ42の検出温度T1が上昇し、第2温度センサ52との温度差は大きくなる。逆に、インペラ室20cの液体の比熱が大きいときには、発熱抵抗体41の熱は第1ユニット40の周囲の液体に放熱されて、第1ユニット40の周囲は暖まりにくく、第1温度センサ42の検出温度T1の変化は殆どなく、第2温度センサ52との温度差は小さくなる。
よって、液体を加熱した場合の第1温度センサ42と第2温度センサ52との温度差が大きい場合には液体の比熱が小さく、当該温度差が小さい場合には液体の比熱が大きいと判定することができる。
そこで、ステップS19では、第1温度センサ42と第2温度センサ52との検出温度T1,T2の温度差ΔT(=T1−T2)を算出して、この温度差ΔTと第2のしきい値としての比熱判定温度差TLとを比較する。比熱判定温度差TLとは、液体の比熱が大きいことを判断するための所定の温度差である。上述したように、第1温度センサ42と第2温度センサ52との温度差ΔTが小さい場合には、液体の比熱が大きいと判断できるので、温度差ΔTが小さいとき、例えば、比熱判定温度差TLを3℃と設定した場合に、温度差ΔTが3℃よりも小さいときには、液体の比熱が大きいため判定に適した温度上昇が小さいと判定する。
ステップS19において、算出した温度差ΔTが比熱判定温度差TLよりも小さい場合(NO)、液体の比熱が大きいと判断してステップS20に進み、初期電圧Xに所定の調整電圧Y1を加算して印加電圧X1(=X+Y1)と調整する。ここで、初期電圧Xを調整後の印加電圧X1に置き換えてステップS17に戻り、ステップS17〜S19の制御を行う。
ステップS19において、算出した温度差ΔTが比熱判定温度差TLよりも大きい場合(YES)、液体の比熱が小さいと判断してステップS21に進み、今度は、温度差ΔTと第1のしきい値としての比熱判定温度差TUとを比較する。比熱判定温度差TUは、液体の比熱が小さいことを判定するための温度差である。上述したように、第1温度センサ42と第2温度センサ52との温度差ΔTが大きい場合には、液体の比熱が小さいと判定できるので、温度差ΔTが大きいとき、例えば、比熱判定温度差TUを10℃と設定した場合に、温度差ΔTが10℃よりも大きいときには、液体の比熱が小さいため判定に適した温度上昇が大きいと判定する。
そして、ステップS21において、算出した温度差ΔTが比熱判定温度差TUよりも大きい場合(NO)、液体の比熱が小さいと判定してステップS22に進み、初期電圧Xから所定の調整電圧Y2を徐算して印加電圧X1(=X−Y2)と調整する。ここで、初期電圧Xを調整後の印加電圧X1に置き換えてステップS17に戻り、ステップS17〜S19の制御を行う。なお、調整電圧Y1,Y2は、同じ電圧値でも異なる電圧値としてもよい。
ステップS21において、算出した温度差ΔTが比熱判定温度差TUよりも小さい場合(YES)、液体の比熱と発熱抵抗体41に印加する電圧とは適応していると判定して、ステップS23に進み、印加電圧の調整を終了するとともに、発熱抵抗体41への電圧印加を停止する。すなわち、このときに発熱抵抗体41に印加している電圧を印加電圧と設定して印加電圧の調整を終了する。また、温度差ΔTが、比熱判定温度差TLまたは比熱判定温度差TLと同じ温度差である場合には、初期電圧Xを使用する。
図6に、キャンドモータポンプ1を運転する際の液体有無検出の制御フローチャートを示す。まず、キャンドモータポンプ1を運転する際に液体有無検出を行う。図6に示すステップS30において液体有無検出の制御を開始し、ステップS31に進み、ステップS31では液体の比熱に応じて調整された印加電圧X1を発熱抵抗体41に印加して、ステップS32に進む。ステップS32では、所定時間、第1ユニット40を加熱した後、第1温度センサ42、第2温度センサ52の検出温度T1,T2を取得して、ステップS33に進む。
ステップS33では、第1温度センサ42と第2温度センサ52との検出温度T1,T2の温度差ΔTを算出し、第2の液体無判定温度差としての液体無判定しきい値TSと比較する。液体無判定しきい値TSは、温度差ΔTに基づいてインペラ室20c内の液体の有無を判定するための値である。
ここで、液体の有無検出判断について説明する。図4において、液体が液面レベルL1にあるとき、すなわち、第1温度センサ42及び第2温度センサ52が液体に浸漬されているときには液体有り状態となる。この状態において、発熱抵抗体41に電圧が印加されて第1ユニット40が加熱されても、発熱抵抗体41の熱は第1ユニット40の周囲の液体に熱移動して放熱されてしまう。発熱抵抗体41の発熱量に対して液体の熱容量が大きいので、第1温度センサ42では、液体の温度と略同じ温度、あるいは、液体の温度より僅かに高い温度が検出される。また、第2ユニット50の第2温度センサ52では、液体の温度が検出される。このため、第1温度センサ42と第2温度センサ52との検出温度T1,T2の温度差ΔTは小さくなる。
これに対し、液体が液面レベルL2にあるとき、すなわち、第1温度センサ42及び第2温度センサ52が露出しているときには液体無し状態となる。この状態において、発熱抵抗体41に電圧が印加されて第1ユニット40が加熱されると、発熱抵抗体41の熱は第1ユニット40の周囲の気体に熱移動するが、液体に比べるとその熱移動量は僅かであり、第1ユニット40が加熱されて温度上昇する。このため、第1温度センサ42は高温度を検出する。一方、第2ユニット50の第2温度センサ52では、第2ユニット50の周囲の気体の温度(環境温度)が検出される。このため、第1温度センサ42と第2温度センサ52との検出温度T1,T2の温度差ΔTは大きくなる。
したがって、第1温度センサ42と第2温度センサ52との検出温度T1,T2の温度差ΔTが小さいときには液体有りと判定でき、温度差ΔTが大きいときには液体無しと判定することができる。このため、温度差ΔTが大きいか小さいかを判定するために液体無判定しきい値TSを設定しており、温度差ΔTが液体無判定しきい値TSより小さいときには液体有りと判定し、温度差ΔTが液体無判定しきい値TS以上のときには液体無しと判定することができる。
ステップS33の説明に戻り、ステップS33では、第1温度センサ42と第2温度センサ52との検出温度T1,T2の温度差ΔTと液体無判定しきい値TSと比較して、温度差ΔTが液体無判定しきい値TS以下の場合(YES)、液体有りと判定してステップS34に進む。ステップS34では、インペラ室20cに液体が有ることを、液体検出装置30の制御部31からポンプ制御部18に出力して、ステップS32に戻り、所定のサンプリング周期で液体の有無検出を継続する。
また、温度差ΔTが液体無判定しきい値TSより大きい場合(NO)、液体無しと判断してステップS35に進む。ステップS35では、インペラ室20cに液体が無いことを、液体検出装置30の制御部31からポンプ制御部18に液体無警報として出力する。この場合には、液体検出装置30の制御部31は発熱抵抗体41への電圧印加を停止し、ポンプ制御部18はキャンドモータポンプ1の作動を停止して、一連の制御を終了する。また、液体有無検出の制御は、キャンドモータポンプ1の電源が遮断されたときに終了する。
次に、測定結果に基づき、発熱抵抗体41への印加電圧の調整することによる効果について説明する。上述したように、キャンドモータポンプ1に用いられる液体には、様々な種類の液体が用いられることがあり、これらの液体の種類が異なればその比熱も異なることがある。ここで、第1温度センサ42と第2温度センサ52とが液体に浸漬されている場合に、発熱抵抗体41に30V、40Vの電圧をそれぞれ印加したときの、水(比熱の大きい液体)とオイル(比熱の小さい液体)とにおける各温度センサ42,52の検出温度T1,T2の温度差ΔTの測定結果を表1に示す。
Figure 2017015648
この測定結果によれば、印加電圧30Vでは、水の場合の温度差ΔTは約1℃であり、オイルの場合の温度差ΔTは約4℃である。また、印加電圧40Vでは、水の場合の温度差ΔTは約2℃であり、オイルの場合の温度差ΔTは約5℃である。このように、温度センサ42,52が液体有りの状態では、液体の比熱によって温度差ΔTが異なっている。このため、液体有りの状態において、温度差ΔTを検出する場合には、液体の比熱によって温度差ΔTにばらつきを生じてしまう。
そこで、図5に示すフローチャートで説明したように、液体の比熱が小さいときには、発熱抵抗体41への印加電圧を低減し、液体の比熱が大きいときには、発熱抵抗体41への印加電圧を増大することによって、液体有りの場合の温度差ΔTの差の変化を少なくすることができ、温度差ΔTのばらつきを抑制して、比熱が異なっても液体有りの状態を正確に検出することが可能になる。
また、表2、図7に液体無しから液体有りに変化する場合の液体の温度下降速度の変化を示す。なお、図7においては、温度下降速度の変化を把握しやすいように誇張して示している。
Figure 2017015648
特に、図7に示すように、オイル等の比熱が小さい液体の場合、発熱抵抗体41への印加電圧が40Vでは、液体無しから液体有りに変化するときの液体の温度下降速度は約−0.7℃/秒であり、印加電圧が30Vでは、その液体の温度下降速度は約−1.0℃/秒である。この特性をグラフで表すと図7に示すようになる。すなわち、図7において、符号G1で示す特性が印加電圧30Vの場合を示し、符号G2で示す特性が印加電圧40Vの場合を示す。符号G1で示す特性線では、第1温度センサ42と第2温度センサ52との検出温度T1,T2の温度差ΔTが安定するまでの時間が時間t1であるのに対し、符号G2で示す特性線では、その温度差ΔTが安定するまでに時間t2を要している。すなわち、印加電圧30V(G1)に比べて、印加電圧40V(G2)は、温度差ΔTが安定するまでに時間を要している。このため、比熱が小さい液体の場合には、発熱抵抗体41への印加電圧を低減することによって、第1温度センサ42と第2温度センサ52との温度差ΔTが安定するまでの時間を短縮することができ、液体有無の検出速度も短縮することができる。
さらに、発熱抵抗体41への電圧調整を行う場合に、液体が無いと判定されると、発熱抵抗体41への電圧印加を停止するので、液体がないときの発熱抵抗体41の過熱を防止できる。また、比熱に応じた印加電圧を発熱抵抗体41に印加して液体の有無検出判定を行っている場合において、液体が無いと判定されると、発熱抵抗体41への電圧印加を停止するので、液体がないときの発熱抵抗体41の過熱を防止できる。このように、各制御において、発熱抵抗体41の過熱を防止しているので、液体検出装置30の安全性を向上することができる。
次に液体検出装置30の変形例について説明する。図8に示すように、液体検出装置70の第1ユニット60を、ケーシング20の平板部20bからインペラ室20cに突出しないように平板部20bに固定してもよい。この場合、平板部20bに座ぐり加工を施し、この座ぐり部20b3に第1ユニット60を固定する。
第1ユニット60は、中空状の軸部61aを有するボルト61と、このボルト61に螺合するネジ62と、軸部61aに収納される発熱抵抗体41と、この発熱抵抗体41とともに軸部61aに収納される第1温度センサ42とを備えている。軸部61aには、発熱抵抗体41及び第1温度センサ42が収納された後、熱伝導率が大きい樹脂部材65が充填されて、発熱抵抗体41及び第1温度センサ42が一体化されて固定される。第1ユニット60は、シール部材63を介して、ネジ62によって平板部20bに座ぐり部20b3に固定されている。
また、第2ユニット50については図示を省略しているが、同様の構成によって平板部20bに固定されている。なお、座ぐり部20b3にシール部材63を挿入して座ぐり部20b3とボルト61との隙間を埋めてもよい。この場合、第1ユニット60の端部が、インペラ室20cに突出していないので、液体の流動抵抗を低減することができる。
次に、タンク内の液体の有無を検出する第2の実施形態について説明する。図9に示すように、液体が貯留されたタンク100には、液体検出装置70が配置されている。液体検出装置70は、発熱抵抗体81と第1温度センサ82とがユニット化された第1ユニット80と、第2温度センサ92を備えた第2ユニット90とを備えている。
第1温度センサ82は、発熱抵抗体81の近傍に設けられている。第1温度センサ82及び発熱抵抗体81は、その周囲を高熱伝導性の材料により覆われて一体化されている。
第2温度センサ92は、第1温度センサ82と同一平面上に配置されており、この平面上において、発熱抵抗体81から離間した位置、すなわち、発熱抵抗体81の熱影響を受けない位置に配置されている。
発熱抵抗体81、第1温度センサ82、第2温度センサ92は、液体検出装置70の制御部71に電気的に接続されている。制御部71は、第1温度センサ82、第2温度センサ92から、これら温度センサ82,92が検出した温度情報を取得して、タンク100内の液体の有無を判定するとともに、発熱抵抗体81に印加する電圧を調整する。制御部71は、まず、発熱抵抗体81への印加電圧を調整した後、この調整された電圧を発熱抵抗体81に印加してタンク100の液体有無を判定する。
また、制御部71は、タンク100内の液体の状態を管理するタンク管理部101に電気的に接続されており、制御部71による液体有無の判定結果をタンク管理部101に出力する。
次に、液体検出装置70による液体の有無検出について説明する。液体検出装置70は、電源が投入されると、まず、図5に示す印加電圧の調整を行う。電圧調整の終了後、図10に示すように、液体の有無検出の制御フローを開始する。
図10におけるステップS40〜S43は、図6のステップS30〜S33と同様であるのでその説明を省略する。
そして、ステップS43において、第1温度センサ82と第2温度センサ92との検出温度T1,T2の温度差ΔTと液体無判定しきい値TSと比較して、温度差ΔTが液体無判定しきい値TS以下の場合(YES)、液体有りと判断してステップS44に進む。ステップS44では、タンク100内に液体が有ることを、液体検出装置70の制御部71からタンク管理部101に出力して、ステップS42に戻り、所定のサンプリング周期で液体の有無検出を継続する。
また、温度差ΔTが液体無判定しきい値TSより大きい場合(NO)、液体無しと判断してステップS45に進む。ステップS45では、タンク100に液体が無いことを、液体検出装置70の制御部71からタンク管理部101に液体無警報として出力して、ステップS46に進む。このとき、タンク管理部101は、図示しないポンプによってタンク100に液体を供給してもよい。
ステップS46では、温度差ΔTと加熱停止温度差Taと比較して、温度差ΔTが加熱停止温度差Taより大きいかを判定する。加熱停止温度差Taとは、発熱抵抗体81が過熱した場合に、発熱抵抗体81への電圧印加を停止するための温度差である。温度差ΔTが加熱停止温度差Taより小さい場合(NO)、発熱抵抗体81は過熱状態ではないと判定して、ステップS42に戻って所定のサンプリング周期で液体の有無検出を継続する。
一方、温度差ΔTが加熱停止温度差Ta以上である場合(YES)、発熱抵抗体81は過熱状態であると判定して、ステップS47に進み、発熱抵抗体81への電圧印加を停止して、ステップS48に進む。
ステップS48では、温度差ΔTと加熱開始温度差Tbと比較して、温度差ΔTが加熱開始温度差Tbより小さいかを判定する。加熱開始温度差Tbとは、発熱抵抗体81への電圧印加が停止されて、発熱抵抗体81の温度が低下して、再度、発熱抵抗体81を発熱させるための温度差である。温度差ΔTが加熱開始温度差Tb以下である場合(YES)、発熱抵抗体41を発熱させる必要があると判定して、ステップS41に戻る。
また、温度差ΔTが加熱開始温度差Tbより大きい場合(NO)、まだ、発熱抵抗体41は過熱状態であると判定し、ステップS47に戻り、発熱抵抗体41への電圧印加の停止を継続する。このように、液体検出装置70により液体無しの検出がなされた場合に、発熱抵抗体81への電圧印加を発熱抵抗体81の加熱状態に応じて制御している。
また、液体検出装置70を、タンク100の液体有無検出に使用した場合も第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。
1 キャンドモータポンプ、10 ポンプ部、11 インペラ、15 モータ部、16 回転軸、18 ポンプ制御部、20 ケーシング、20a 筒状部、20b 平板部、20b1,20b2 貫通孔、20b3 座ぐり部、20c インペラ室、21 吸込口、22 吐出口、23 端板、30,70 液体検出装置、31,71 制御部、32 調整スイッチ、40,60,80 第1ユニット、41,81 発熱抵抗体、42,82 第1温度センサ、43,61 ボルト、43a,61a 軸部、44,62 ネジ、45,65 樹脂部材、46,63 シール部材、50,90 第2ユニット、52,92 第2温度センサ、100 タンク、101 タンク管理部、L1,L2 液面レベル、T0,T0,T1,T2 検出温度、TA 液体無判定温度差、TL,TU 比熱判定温度差、TS 液体無判定しきい値、Ta 加熱停止温度差、Tb 加熱開始温度差、X 初期電圧、X1 印加電圧、Y1,Y2 調整電圧、t1,t2 時間、ΔT,ΔT0 温度差。

Claims (6)

  1. 電力が供給されて発熱する発熱体と、
    前記発熱体の近傍に配置され、前記発熱体の近傍の温度を検出する第1の温度検出部と、
    前記第1の温度検出部と同一平面上において前記発熱体から離間した位置に配置され、当該位置の温度を検出する第2の温度検出部と、
    前記発熱体に電力供給したときの前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部との各検出温度の温度差に基づいて、前記第1の温度検出部及び前記第2の温度検出部がそれぞれ配置されている平面における液体の有無を判定する制御部と、
    を備える液体検出装置であって、
    前記制御部は、前記液体の有無を判定する前に、前記液体の比熱に応じて前記発熱体への電力供給量を調整する
    ことを特徴とする液体検出装置。
  2. 請求項1に記載の液体検出装置において、
    前記制御部は、前記発熱体に電力供給したときの前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部との各検出温度の温度差が、前記液体の比熱が小さいことを判定する第1のしきい値よりも大きい場合に、前記発熱体への電力供給量を低減する
    ことを特徴とする液体検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の液体検出装置において、
    前記制御部は、前記発熱体に電力供給したときの前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部との各検出温度の温度差が、前記液体の比熱が大きいことを判定する第2のしきい値よりも小さい場合に、前記発熱体への電力供給量を増加する
    ことを特徴とする液体検出装置。
  4. 請求項1から3に記載のいずれか一項に記載の液体検出装置において、
    前記制御部は、前記発熱体への電力供給量を調整する場合に、前記発熱体への電力供給前と電力供給後とにおける前記第1の温度検出部の各検出温度の温度差が、前記液体の有無を判定する第1の液体無判定温度差よりも大きい場合に、前記発熱体への電力供給を停止する
    ことを特徴とする液体検出装置。
  5. 請求項1から4に記載のいずれか一項に記載の液体検出装置において、
    前記制御部は、前記液体の有無を判定する場合に、前記発熱体に電力供給したときの前記第1の温度検出部と前記第2の温度検出部との検出温度の温度差が、前記液体の有無を判定する第2の液体無判定温度差よりも大きい場合に、前記発熱体への電力供給を停止する
    ことを特徴とする液体検出装置。
  6. 請求項1から5に記載のいずれか一項に記載の液体検出装置において、
    前記発熱体及び前記第1の温度検出部が、熱伝導性のブロックに埋設されて一体化されている
    ことを特徴とする液体検出装置。
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