JP2017015383A - 調理支援方法及び調理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】食品に応じた調理設定を簡単且つ確実に実現することができる調理支援方法及び調理装置を提供する。【解決手段】食品の調理を支援する調理支援方法は、食品を調理する調理装置において用いられる食品から得られる食品情報と、調理装置を識別するための機器識別情報とを受信するステップ(S4)と、受信された食品情報に基づいて食品を一意に特定するステップ(S5)と、特定された食品と、受信された機器識別情報とに対応付けられている調理装置の調理設定内容を取得するステップ(S6)と、取得された調理設定内容を示す設定情報を調理装置に送信するステップ(S7)とを含む。【選択図】図2

Description

本開示は、調理を支援する調理支援方法及び食品を調理する調理装置に関するものである。
近年、冷凍食品及び冷蔵食品など、電子レンジで簡単に加熱調理することが可能な食品が開発されている。このような食品は、製品毎に加熱調理方法が異なり、最適な加熱温度及び最適な加熱時間を設定する必要がある。また、食品には、電子レンジの加熱庫内における最適な載置位置がある。この最適な載置位置からずれた位置に食品が載置されると、食品が正しく加熱されないおそれがある。
例えば、特許文献1では、複数の回転アンテナの向きによって加熱分布を制御するにあたり、複数の回転アンテナと対向する場所を食品を置くべき場所としてマーキング19a、19bで指示するので、置くべき場所を明確にできるとともに、確実にマイクロ波を当てることができる領域にのみ食品を置いてもらえるように使用者の意識を喚起できる。
特開2008−287904号公報
家庭用電子レンジなどで食品の種類に応じた最適な調理方法を設定するためには、ユーザが保有する電子レンジの機種に応じて細かく設定しなければならず、これは、ユーザにとって大変な手間である。また、最適な調理方法を設定したとしても、食品が電子レンジ内の最適な位置に載置されなければ、想定通りの最適な調理は実現できない。
特許文献1では、載置台上の被加熱物を置くべき場所がマーキングによりガイドされる。しかしながら、特許文献1のマーキングは、機器側の制約に基づいて載置位置をガイドしており、食品側の制約に基づいて最適な載置位置をガイドしていない。
本開示は、上記の問題を解決するためになされたもので、食品に応じた調理設定を簡単且つ確実に実現することができる調理支援方法及び調理装置を提供することを目的とするものである。
本開示に係る調理支援方法は、コンピュータを用いて、食品の調理を支援する調理支援方法であって、前記食品を調理する調理装置において用いられる前記食品から得られる食品情報と、前記調理装置を識別するための機器識別情報とを受信し、受信された前記食品情報に基づいて前記食品を一意に特定し、特定された前記食品と、受信された前記機器識別情報とに対応付けられている前記調理装置の調理設定内容を取得し、取得された前記調理設定内容を示す設定情報を前記調理装置に送信する。
本開示によれば、食品に応じた調理設定を簡単且つ確実に実現することができる。
本開示の実施の形態1に係る調理支援システムの構成を示す図である。 本開示の実施の形態1に係る調理支援システムの動作について説明するためのフローチャートである。 ユーザに提示する食品の載置位置について説明するための図である。 ユーザに提示する複数の食品の載置位置について説明するための図である。 本開示の実施の形態2に係る調理支援システムの構成を示す図である。 本開示の実施の形態2に係る調理支援システムの動作について説明するためのフローチャートである。 本実施の形態2において、食品の画像を撮像するキャッシュレジスタの外観を示す図である。 購入履歴DBに記憶される食品画像の一例を示す図である。 本開示の実施の形態3に係る調理支援システムの構成を示す図である。 本開示の実施の形態1の変形例に係る調理支援システムの動作について説明するためのフローチャート(1/2)である。 本開示の実施の形態1の変形例に係る調理支援システムの動作について説明するためのフローチャート(2/2)である。
上記の課題を解決すべく本開示の一局面に係る調理支援方法は、コンピュータを用いて、食品の調理を支援する調理支援方法であって、前記食品を調理する調理装置において用いられる前記食品から得られる食品情報と、前記調理装置を識別するための機器識別情報とを受信し、受信された前記食品情報に基づいて前記食品を一意に特定し、特定された前記食品と、受信された前記機器識別情報とに対応付けられている前記調理装置の調理設定内容を取得し、取得された前記調理設定内容を示す設定情報を前記調理装置に送信する。
この構成によれば、食品を調理する調理装置において用いられる食品から得られる食品情報と、調理装置を識別するための機器識別情報とが受信される。受信された食品情報に基づいて食品が一意に特定される。特定された食品と、受信された機器識別情報とに対応付けられている調理装置の調理設定内容が取得され、取得された調理設定内容を示す設定情報が調理装置に送信される。
したがって、調理装置において用いられる食品から得られる食品情報に基づいて食品が一意に特定され、特定された食品と機器識別情報とに対応付けられている調理装置の調理設定内容が取得され、取得された調理設定内容を示す設定情報が調理装置に送信されるので、調理装置は設定情報を用いて食品の調理設定を行うことにより、食品に応じた調理設定を簡単且つ確実に実現することができる。
また、上記の調理支援方法において、前記食品は、加工食品であってもよい。この構成によれば、調理装置において用いられる加工食品から得られる食品情報に基づいて加工食品が一意に特定され、特定された加工食品と機器識別情報とに対応付けられている調理装置の調理設定内容が取得され、取得された調理設定内容を示す設定情報が調理装置に送信されるので、調理装置は設定情報を用いて加工食品の調理設定を行うことにより、加工食品に応じた調理設定を簡単且つ確実に実現することができる。
また、上記の調理支援方法において、前記調理装置は、電子レンジを含み、前記設定情報は、前記電子レンジの加熱庫内における前記食品の載置位置に関する情報を含み、前記載置位置に関する情報に基づいて、前記食品の載置位置がユーザに提示されてもよい。
この構成によれば、調理装置は、電子レンジを含み、設定情報は、電子レンジの加熱庫内における食品の載置位置に関する情報を含み、載置位置に関する情報に基づいて、食品の載置位置がユーザに提示されるので、電子レンジの加熱庫内における食品の最適な載置位置をユーザに提示することができ、ユーザは提示された載置位置に食品を載置することにより、正しく食品を調理することができる。
また、上記の調理支援方法において、前記載置位置は、前記電子レンジの加熱庫内に搭載された発光部が発光することでユーザに提示されてもよい。
この構成によれば、載置位置は、電子レンジの加熱庫内に搭載された発光部が発光することでユーザに提示されるので、加熱庫内の載置位置をユーザに確実に提示することができる。
また、上記の調理支援方法において、前記設定情報は、前記電子レンジの加熱強度に関する情報を含んでもよい。
この構成によれば、設定情報は、電子レンジの加熱強度に関する情報を含むので、食品に最適な加熱強度を自動的に設定することができ、ユーザの手間を省くことができる。
また、上記の調理支援方法において、前記食品情報は、前記食品に付されたバーコードが読取装置で読み取られることによって得られてもよい。
この構成によれば、食品情報は、食品に付されたバーコードが読取装置で読み取られることによって得られるので、簡単に食品情報を取得することができる。
また、上記の調理支援方法において、前記食品情報は、前記食品に付された二次元コード又はカラーコードが読取装置で読み取られることによって得られてもよい。
この構成によれば、食品情報は、食品に付された二次元コード又はカラーコードが読取装置で読み取られることによって得られるので、簡単に食品情報を取得することができる。
また、上記の調理支援方法において、1又は複数の食品を販売する店舗に設置されたキャッシュレジスタによって前記1又は複数の食品の購入時に取得される前記1又は複数の食品を一意に特定する食品特定情報と、前記1又は複数の食品を購入したユーザを識別するためのユーザ識別情報とを前記キャッシュレジスタから受信し、受信された前記食品特定情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けて購入履歴データベースに記憶してもよい。
この構成によれば、1又は複数の食品を販売する店舗に設置されたキャッシュレジスタによって1又は複数の食品の購入時に取得される1又は複数の食品を一意に特定する食品特定情報と、1又は複数の食品を購入したユーザを識別するためのユーザ識別情報とがキャッシュレジスタから受信される。受信された食品特定情報とユーザ識別情報とが関連付けて購入履歴データベースに記憶される。
したがって、1又は複数の食品の購入時に1又は複数の食品を一意に特定する食品特定情報とユーザ識別情報とが関連付けて購入履歴データベースに記憶されるので、ユーザが購入した食品を購入履歴として管理することができる。
また、上記の調理支援方法において、ユーザが購入した食品の一覧を示す食品リストを要求するための食品リスト要求と、前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報とを受信し、前記購入履歴データベースから、前記ユーザ識別情報に対応する前記食品特定情報を取得し、取得した前記食品特定情報に基づいて前記食品リストを生成し、生成された前記食品リストを、前記食品リスト要求を送信した送信元へ送信してもよい。
この構成によれば、ユーザが購入した食品の一覧を示す食品リストを要求するための食品リスト要求と、ユーザを識別するためのユーザ識別情報とが受信される。購入履歴データベースから、ユーザ識別情報に対応する食品特定情報が取得され、取得された食品特定情報に基づいて食品リストが生成される。そして、生成された食品リストが、食品リスト要求を送信した送信元へ送信される。
したがって、ユーザが購入した食品の一覧を示す食品リストが生成され、生成された食品リストが、食品リスト要求を送信した送信元へ送信されるので、食品リストをユーザに提示することができ、ユーザは、食品リストの中から、調理する食品を容易に選択することができる。
また、上記の調理支援方法において、表示された前記食品リストの中から前記ユーザによって選択された食品を示す食品選択情報と、前記機器識別情報とを受信し、受信された前記食品選択情報で示される前記食品と、受信された前記機器識別情報とに対応付けられている前記調理装置の前記調理設定内容を取得してもよい。
この構成によれば、表示された食品リストの中からユーザによって選択された食品を示す食品選択情報と、機器識別情報とが受信される。受信された食品選択情報で示される食品と、受信された機器識別情報とに対応付けられている調理装置の調理設定内容が取得される。
したがって、ユーザによって選択された食品に対応する調理設定を確実に実行することができる。
また、上記の調理支援方法において、表示された前記食品リストの中から前記ユーザによって選択された食品を示す食品選択情報と、前記機器識別情報とを受信し、受信された前記食品選択情報で示される前記食品と、特定された前記食品とが一致するか否かを判断し、両食品が一致すると判断された場合、特定された前記食品と、受信された前記機器識別情報とに対応付けられている前記調理装置の前記調理設定内容を取得し、両食品が一致しないと判断された場合、受信された前記食品選択情報で示される前記食品と、受信された前記機器識別情報とに対応付けられている前記調理装置の前記調理設定内容を取得してもよい。
この構成によれば、表示された食品リストの中からユーザによって選択された食品を示す食品選択情報と、機器識別情報とが受信される。受信された食品選択情報で示される食品と、特定された食品とが一致するか否かが判断される。両食品が一致すると判断された場合、特定された食品と、受信された機器識別情報とに対応付けられている調理装置の調理設定内容が取得される。両食品が一致しないと判断された場合、受信された食品選択情報で示される食品と、受信された機器識別情報とに対応付けられている調理装置の調理設定内容が取得される。
したがって、食品情報に基づいて一意に特定された食品と、食品リストの中からユーザによって選択された食品とが異なる場合、ユーザによって選択された食品の方が正しいので、食品選択情報で示される食品と機器識別情報とに対応付けられている調理装置の調理設定内容が取得されることにより、調理装置の調理設定内容を確実に取得することができる。
また、上記の調理支援方法において、前記食品情報と一意の食品とを対応付けたテーブルを参照し、受信された前記食品情報に対応付けられている前記食品を一意に特定し、両食品が一致しないと判断された場合、前記テーブルの前記食品情報に対応付けられている前記食品を、受信された前記食品選択情報で示される前記食品に修正してもよい。
この構成によれば、食品情報と一意の食品とを対応付けたテーブルが参照され、受信された食品情報に対応付けられている食品が一意に特定される。食品情報に基づいて一意に特定された食品と、食品リストの中からユーザによって選択された食品とが一致しないと判断された場合、テーブルの食品情報に対応付けられている食品が、受信された食品選択情報で示される食品に修正されるので、食品情報と一意の食品とを対応付けたテーブルの間違いを修正することができ、食品を特定する精度を向上させることができる。
また、上記の調理支援方法において、前記食品は、第1の食品と、前記第1の食品とは異なる第2の食品とを含み、前記第1の食品の調理が開始される前に、前記第2の食品から得られる第2の食品情報を受信した場合、受信された前記第1の食品情報に基づいて前記第1の食品を一意に特定するとともに、受信された前記第2の食品情報に基づいて前記第2の食品を一意に特定し、特定された前記第1の食品と、特定された前記第2の食品と、受信された前記機器識別情報とに対応付けられている前記調理装置の前記調理設定内容を取得してもよい。
この構成によれば、食品は、第1の食品と、第1の食品とは異なる第2の食品とを含む。第1の食品から得られる第1の食品情報が受信された後、第1の食品の調理が開始される前に、第2の食品から得られる第2の食品情報が受信された場合、受信された第1の食品情報に基づいて第1の食品が一意に特定されるとともに、受信された第2の食品情報に基づいて第2の食品が一意に特定される。そして、特定された第1の食品と、特定された第2の食品と、受信された機器識別情報とに対応付けられている調理装置の調理設定内容が取得される。
したがって、第1の食品と第2の食品とが同時に調理される場合、第1の食品と第2の食品とを同時に調理する際に最適な調理設定を提供することができる。
また、上記の調理支援方法において、前記調理装置は、電子レンジを含み、前記設定情報は、前記電子レンジの加熱庫内における前記第1の食品及び前記第2の食品のそれぞれの載置位置に関する情報を含み、前記載置位置に関する情報に基づいて、前記第1の食品及び前記第2の食品の載置位置がユーザに提示されてもよい。
この構成によれば、調理装置は、電子レンジを含み、設定情報は、電子レンジの加熱庫内における第1の食品及び第2の食品のそれぞれの載置位置に関する情報を含み、載置位置に関する情報に基づいて、第1の食品及び第2の食品の載置位置がユーザに提示されるので、第1の食品及び第2の食品のそれぞれの最適な載置位置をユーザに提示することができる。
また、本開示の他の局面に係る調理装置は、食品を調理する調理装置であって、前記食品から食品情報を取得する取得部と、前記調理装置を識別するための機器識別情報を記憶する記憶部と、前記取得部によって取得された前記食品情報と、前記記憶部から読み出した前記機器識別情報とをサーバへ送信する送信部と、前記食品情報に基づいて一意に特定された食品と、前記機器識別情報とに対応付けられている前記調理装置の調理設定内容を示す設定情報を前記サーバから受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記設定情報に基づいて前記調理装置を制御する制御部と、を備える。
この構成によれば、食品から食品情報が取得される。取得された食品情報と、記憶部から読み出された調理装置を識別するための機器識別情報とがサーバへ送信される。食品情報に基づいて一意に特定された食品と、機器識別情報とに対応付けられている調理装置の調理設定内容を示す設定情報がサーバから受信される。そして、受信された設定情報に基づいて調理装置が制御される。
したがって、調理装置において用いられる食品から得られる食品情報に基づいて食品が一意に特定され、特定された食品と機器識別情報とに対応付けられている調理装置の調理設定内容が取得され、取得された調理設定内容を示す設定情報が受信されるので、調理装置は設定情報を用いて食品の調理設定を行うことにより、食品に応じた調理設定を簡単且つ確実に実現することができる。
以下添付図面を参照しながら、本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本開示を具体化した一例であって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
(実施の形態1)
図1は、本開示の実施の形態1に係る調理支援システムの構成を示す図である。図1に示す調理支援システムは、サーバ1及び電子レンジ2を備える。サーバ1と電子レンジ2とは、ネットワーク3を介して互いに通信可能に接続されている。なお、ネットワーク3は、例えばインターネットである。電子レンジ2は、食品を調理する調理装置の一例である。
サーバ1は、通信部101、食品特定部102、設定情報生成部103及び記憶部104を備える。記憶部104は、食品情報データベース(DB)105及び機器情報データベース(DB)106を備える。
通信部101は、電子レンジ2へ種々の情報を送信するとともに、電子レンジ2から種々の情報を受信する。通信部101は、調理を支援する電子レンジ2において用いられる食品から得られる食品情報と、電子レンジ2を識別するための機器ID(機器識別情報)とを受信する。
食品特定部102は、受信された食品情報に基づいて食品を一意に特定する。食品特定部102は、食品の種類だけでなく、食品の製品名又は製品番号を特定する。なお、食品は、加工食品であることが好ましい。
食品情報DB105は、食品情報と、食品(例えば、製品名又は製品番号)とを対応付けてテーブル形式で記憶する。例えば、食品情報は、食品に付されたバーコードが読取装置(スキャナ)で読み取られることによって得られる。この場合、食品情報DB105は、スキャナで読み取られたバーコード情報と、食品とを対応付けたテーブルを記憶している。食品特定部102は、食品情報DB105からバーコード情報に対応付けられている食品を一意に特定する。
なお、食品情報は、食品に付された二次元コード又はカラーコードが読取装置(カメラ)で読み取られることによって得られてもよい。二次元コードは、例えばQRコード(登録商標)である。カラーコードは、赤色、青色及び黄色などの複数の色の配列により表される情報である。この場合、食品情報DB105は、カメラで読み取られた二次元コード情報又はカラーコード情報と、食品とを対応付けたテーブルを記憶している。食品特定部102は、食品情報DB105から二次元コード情報又はカラーコード情報に対応付けられている食品を一意に特定する。
また、食品情報は、食品のパッケージが読取装置(カメラ)で撮像されることによって得られてもよい。この場合、食品情報DB105は、カメラで撮像された食品の全体画像又はパッケージ画像と、食品とを対応付けたテーブルを記憶している。食品特定部102は、画像認識を行い、食品情報DB105から食品の全体画像又はパッケージ画像に対応付けられている食品を一意に特定する。なお、画像認識の方法は特に限定しない。形状又は色などの情報を用いて食品が特定できればよい。
設定情報生成部103は、食品特定部102によって特定された食品と、通信部101によって受信された機器IDとに対応付けられている電子レンジ2の調理設定内容を機器情報DB106から取得し、取得した調理設定内容を示す設定情報を生成する。
機器情報DB106は、食品及び機器IDと、電子レンジ2の調理設定内容とを対応付けてテーブル形式で記憶している。設定情報は、電子レンジ2の加熱庫内における食品の載置位置に関する情報を含む。載置位置に関する情報に基づいて、食品の載置位置がユーザに提示される。また、設定情報は、電子レンジ2の加熱強度に関する情報を含んでもよい。さらに、設定情報は、電子レンジ2の加熱時間に関する情報を含んでもよい。
通信部101は、設定情報生成部103によって生成された設定情報を電子レンジ2に送信する。
電子レンジ2は、入力部201、機器ID記憶部202、通信部203、制御部204、加熱部205及び載置位置提示部206を備える。
入力部201は、食品から食品情報を取得する。入力部201は、例えば、バーコードスキャナを含み、食品の表面(パッケージ)に付されたバーコードを読み取り、読み取ったバーコード情報を食品情報として取得する。
なお、入力部201は、例えば、カメラを含んでもよく、食品の表面(パッケージ)に付された二次元コード又はカラーコードを読み取り、読み取った二次元コード情報又はカラーコード情報を食品情報として取得してもよい。
また、入力部201は、例えば、カメラを含んでもよく、食品の表面(パッケージ)を撮像し、撮像したパッケージ画像を食品情報として取得してもよい。
機器ID記憶部202は、電子レンジ2を識別するための機器IDを記憶する。
通信部203は、サーバ1へ種々の情報を送信するとともに、サーバ1から種々の情報を受信する。通信部203は、入力部201によって取得された食品情報と、機器ID記憶部202から読み出した機器IDとをサーバ1へ送信する。また、通信部203は、食品情報に基づいて一意に特定された食品と、機器IDとに対応付けられている電子レンジ2の調理設定内容を示す設定情報をサーバ1から受信する。
制御部204は、通信部203によって受信された設定情報に基づいて電子レンジ2を制御する。
加熱部205は、例えば、マグネトロンを含み、マイクロ波を発生させ、加熱庫内に載置された食品を加熱する。制御部204は、設定情報に基づいて加熱部205の加熱強度及び加熱時間を制御する。
載置位置提示部206は、例えば、電子レンジ2の加熱庫内に搭載された発光部を含み、発光することで加熱庫内に載置される食品の位置をユーザに提示する。電子レンジ2の加熱庫の上面には、例えばLED(Light Emitting Diode)等の複数の発光部が埋め込まれており、複数の発光部は、加熱庫の下面の載置位置に光を照射する。制御部204は、設定情報に基づいて載置位置提示部206の発光を制御する。
続いて、本開示の実施の形態1に係る調理支援システムの動作について説明する。
図2は、本開示の実施の形態1に係る調理支援システムの動作について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1において、電子レンジ2の入力部201は、食品情報を取得する。上述したように、入力部201は、食品の表面に付されたバーコードを読み取ることで食品情報(バーコード情報)を取得してもよい。また、入力部201は、食品の表面に付された二次元コードを読み取ることで食品情報(二次元コード情報)を取得してもよい。また、入力部201は、食品(食品全体又は食品のパッケージ)を撮像することで食品情報(食品の全体画像又はパッケージ画像)を取得してもよい。
次に、ステップS2において、通信部203は、機器ID記憶部202から機器IDを読み出す。
次に、ステップS3において、通信部203は、入力部201によって取得された食品情報と、機器ID記憶部202から読み出した機器IDとをサーバ1へ送信する。
次に、ステップS4において、サーバ1の通信部101は、電子レンジ2によって送信された食品情報及び機器IDを受信する。
次に、ステップS5において、食品特定部102は、通信部101によって受信された食品情報に基づいて、電子レンジ2において用いられる食品を一意に特定する。このとき、食品特定部102は、食品情報DB105を参照し、食品情報に対応付けられている食品を一意に特定する。
次に、ステップS6において、設定情報生成部103は、食品特定部102によって特定された食品と、通信部101によって受信された機器IDとに対応付けられている電子レンジ2の調理設定内容を機器情報DB106から取得し、取得した調理設定内容を示す設定情報を生成する。このとき、設定情報は、食品を電子レンジ2で加熱する際の加熱強度及び加熱時間と、電子レンジ2の加熱庫内における食品の載置位置とを含む。例えば、電子レンジ2の加熱庫内の下面は複数の領域に仮想的に分割されており、載置位置は、仮想的に分割されている複数の領域のうちの食品を載置する領域を示す。
次に、ステップS7において、通信部101は、設定情報生成部103によって生成された設定情報を電子レンジ2へ送信する。
次に、ステップS8において、電子レンジ2の通信部203は、サーバ1によって送信された設定情報を受信する。
次に、ステップS9において、制御部204は、通信部203によって受信された設定情報に基づいて、加熱部205に対する加熱強度及び加熱時間を設定する。
次に、ステップS10において、制御部204は、通信部203によって受信された設定情報に基づいて、載置位置提示部206の発光を制御し、食品の載置位置をユーザに提示する。電子レンジ2の加熱庫内の下面は、複数の領域に仮想的に分割されており、設定情報により、どの領域に食品を載置するかが示される。また、電子レンジ2の加熱庫内の上面には、複数の発光部が配置されており、複数の発光部のそれぞれは、仮想的に分割された複数の領域のそれぞれに光を照射する。制御部204は、設定情報に基づいて複数の領域のうち食品が載置される領域を特定し、複数の発光部のうち特定した領域に光を照射する発光部を特定し、特定した発光部の発光を制御する。そして、提示された載置位置に食品が載置され、スタートボタンが押下されると、設定された加熱強度及び加熱時間で食品が加熱される。
図3は、ユーザに提示する食品の載置位置について説明するための図である。
図3に示す電子レンジ2の正面には、カメラ401及びスタートボタン402が配置されている。カメラ401は、食品に付されたバーコード又は二次元コードを読み取る。スタートボタン402は、加熱を開始するためのボタンである。なお、電子レンジ2は、種々の情報を表示する表示部403を備えてもよい。このとき、表示部403は、例えば、ディスプレイによって実現されてもよい。
加熱庫405の上面には、発光部(不図示)が配置されている。発光部は、下面の食品の載置位置に光を照射する。加熱庫405の下面には、発光部からの光により、食品の最適な載置位置を示すガイドマーク404が形成される。ガイドマーク404の形成は、例えば四角形状であるが、本開示は特にこれに限定されず、円形状などの他の形状であってもよい。ユーザは、ガイドマーク404に合わせて食品を載置する。
なお、本実施の形態において、設定情報は、ガイドマーク404の形状に関する情報を含んでもよい。ガイドマーク404は、食品の形状、特に食品の底面の形状に応じた形状であってもよい。例えば、食品が四角柱形状である場合、ガイドマーク404の形状は四角形状であることが好ましく、食品が円柱形状である場合、ガイドマーク404の形状は円形状であることが好ましい。制御部204は、設定情報に基づいてガイドマーク404の形状(照射する光の形状)を制御する。
なお、本実施の形態において、設定情報は、ガイドマーク404の大きさに関する情報を含んでもよい。ガイドマーク404は、食品の大きさ、特に食品の底面の大きさに応じた大きさであってもよい。制御部204は、設定情報に基づいてガイドマーク404の大きさ(照射する光の大きさ)を制御する。
また、本実施の形態では、複数の発光部は、加熱庫の上面に配置されているが、本開示は特にこれに限定されず、加熱庫の下面に配置されてもよい。この場合、複数の発光部は、加熱庫の下面に埋め込まれ、複数の発光部のうち載置位置に応じた発光部を発光させる。
(実施の形態1の変形例)
また、本実施の形態では、1つの食品が加熱される例について説明しているが、複数の食品が同時に加熱される場合もある。以下、第1の食品と、第1の食品とは異なる第2の食品とが電子レンジ2により加熱される例について説明する。なお、実施の形態1と重複する内容については、説明を省略する。
このとき、食品特定部102は、第1の食品の調理が開始される前(スタートボタンが押下される前)に、第2の食品から得られる第2の食品情報を受信した場合、受信された第1の食品情報に基づいて第1の食品を一意に特定するとともに、受信された第2の食品情報に基づいて第2の食品を一意に特定する。設定情報生成部103は、食品特定部102によって特定された第1の食品と、食品特定部102によって特定された第2の食品と、受信された機器IDとに対応付けられている電子レンジ2の調理設定内容を取得する。
設定情報は、電子レンジ2の加熱庫内における第1の食品及び第2の食品のそれぞれの載置位置に関する情報を含む。また、設定情報は、第1の食品及び第2の食品のそれぞれの加熱強度及び加熱時間に関する情報を含む。載置位置に関する情報に基づいて、第1の食品及び前記第2の食品の載置位置がユーザに提示される。
図10、11は、本実施の形態1の変形例に係る調理支援システムの動作について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS40において、電子レンジ2の入力部201は、食品情報を取得する。
次に、ステップ41において、通信部203は、機器ID記憶部202から機器IDを読み出す。
次に、ステップS42において、通信部203は、入力部201によって取得された複数の食品情報と、機器ID記憶部202から読み出した機器IDとをサーバ1へ送信する。
次に、ステップS43において、サーバ1の通信部101は、電子レンジ2によって送信された食品情報及び機器IDを受信する。
次に、ステップS44において、食品特定部102は、通信部101によって受信された複数の食品情報に基づいて、電子レンジ2において用いられる複数の食品をそれぞれ一意に特定する。このとき、食品特定部102は、食品情報DB105を参照し、食品情報に対応付けられている食品を一意に特定する。
次に、ステップS45において、設定情報生成部103は、食品特定部102によって特定された食品と、通信部101によって受信された機器IDとに対応付けられている電子レンジ2の調理設定内容を機器情報DB106から取得し、取得した調理設定内容を示す設定情報を生成する。本変形例においては、複数の食品が特定されているため、複数の食品について、設定情報が生成される。
次に、ステップS46において、設定情報生成部103は、さらに、ステップS45において生成した複数の設定情報を合成し、合成設定情報を生成する。合成設定情報の生成については、後述する。
次に、ステップS47において、通信部101は、設定情報生成部103によって生成された合成設定情報を電子レンジ2へ送信する。
次に、ステップS48において、電子レンジ2の通信部203は、サーバ1によって送信された合成設定情報を受信する。
次に、ステップS49において、制御部204は、通信部203によって受信された合成設定情報に基づいて、加熱部205に対する加熱強度及び加熱時間を設定する。
次に、ステップS50において、制御部204は、通信部203によって受信された合成設定情報に基づいて、複数の食品を同時に加熱開始すべきであるかを判定する。複数の食品を同時に加熱すべきであると判定された場合(ステップS50のYES)、ステップS52において、制御部204は、通信部203によって受信された合成設定情報に基づいて、載置位置提示部206の発光を制御し、複数の食品の載置位置をそれぞれユーザに提示する。
複数の食品を同時に加熱開始すべきでない(異なるタイミングで加熱開始すべき)と判定された場合(ステップS50のNO)、ステップS51およびステップS52において、制御部204は、複数の食品の載置位置をユーザに提示する。このとき、制御部204は、複数の食品のうち、このタイミングで加熱開始する食品と、このタイミングで加熱開始しない食品との載置位置をそれぞれ異なる方法でユーザに提示するとしてもよい。例えば、制御部204は、載置位置提示部206の発光を制御し、加熱開始する食品の載置位置を示すガイドマークを実線で表し、加熱開始しない食品の載置位置を示すガイドマークを破線で表してもよい。また、このタイミングで加熱開始しない食品の載置位置は提示しないとしてもよい。
そして、ステップS53において、提示された載置位置に食品が載置され、スタートボタンが押下されると、設定された加熱強度及び加熱時間で食品が加熱される。
次に、ステップS54において、制御部204は、通信部203によって受信された合成設定情報に基づいて、加熱開始されていない食品の有無を判定する。加熱開始されていない食品がない場合(ステップS54のNO)、現在加熱が行なわれている食品の加熱が完了した段階で処理を終了させる。加熱開始されていない食品がある場合(ステップS54のYES)、ステップS55へ処理を進める。
ステップS55において、制御部204は、通信部203によって受信された合成設定情報に基づいて、複数の食品のうち加熱開始しなかった食品を電子レンジ2へ追加投入すべきか否かを判定する。この判定は、ステップS53にて加熱が開始された食品の加熱中に実行される。
このとき合成設定情報において、食品を追加投入すべきタイミングが示されているため、食品を追加投入するタイミングを判定している。食品を追加投入すべきでないと判定された場合(ステップS55のNO)、食品を追加投入するタイミングが来るまで処理を待機する。食品を追加投入すべきと判定された場合(ステップS55のYES)、ステップS56へ処理を進める。
次に、ステップS56において、ユーザが電子レンジ2へ食品を追加投入可能とするため、制御部204は、加熱部205による食品の加熱動作を停止させる。
次に、ステップS57において、制御部204は、合成設定情報に基づいて、載置位置提示部206を制御して、このタイミングで加熱を開始する食品の載置位置をユーザへ提示する。例えば、制御部204は、加熱開始する食品の載置位置を示すガイドマークを実線で表す。
次に、ステップS58において、提示された載置位置に食品が載置され、再度スタートボタンが押下されると、設定された加熱強度及び加熱時間で食品が加熱される。
次に、ステップS59において、制御部204は、複数の食品の全てについて加熱開始されているか否かを判定する。複数の食品の全てについて加熱開始されている場合(ステップS59のYES)、現在加熱が行なわれている食品の加熱が完了した段階で処理を終了させる。複数の食品の中で加熱開始されていない食品がある場合(ステップS59のNO)、ステップS55〜S59の処理を繰り返す。
上述の説明において、サーバ1の設定情報生成部において、合成設定情報を生成し、通信部101を介して合成設定情報を電子レンジ2の通信部203へ送信する内容を説明したが、合成設定情報を生成せずに、複数の食品にそれぞれ対応する複数の設定情報が送信されるとしてもよい。この場合には、制御部204において、通信部203によって受信された複数の設定情報に基づいて合成設定情報が生成されてもよい。
次に、合成設定情報の生成について説明する。電子レンジ2の通信部203からサーバ1の通信部101が、電子レンジ2の機器ID、食品Aおよび食品Bの食品情報を受信した場合について、具体的に説明する。電子レンジ2の機器IDと、食品Aおよび食品Bの食品情報とによって、食品Aおよび食品Bの設定情報が特定される。
このとき、食品Aの設定情報は、電力500W(ワット)、加熱時間240秒、載置位置Aという情報を含むとする。また、食品Bの設定情報は、電力500W、加熱時間180秒、載置位置Bという情報を含むとする。この2つの設定情報によると、加熱時の電力を500Wとして、食品Aと食品Bとを同時に加熱開始し、240秒間の加熱を行うと、食品Bに対しては、適切な加熱時間を過ぎて加熱することになる。そのため、2つの設定情報を合成し、食品Aと食品Bの加熱時間の差分である60秒間だけ食品Aを加熱し、食品Aおよび食品Bを180秒間加熱する旨を表す合成設定情報を生成する。また、載置位置Aと載置位置Bとを比較して、これらの位置が同じ、またはその位置の一部が重なる場合には、互いに載置位置が重ならないよう、食品Aおよび食品Bの載置位置を、それぞれ載置位置A’および載置位置B’へと変更して、合成設定情報に含める。
この合成設定情報に基づいて、電子レンジ2は、はじめに食品Aの載置位置A’をユーザへ提示し、食品Aが載置位置A’に載置されて電子レンジ2のスタートボタンが押されると、電力500Wで60秒間の加熱を実行し、60秒間の加熱が完了した段階で加熱動作を停止する。その後、電子レンジ2は、食品Bの載置位置B’をユーザへ提示し、食品Bが載置位置B’に載置されて、再度スタートボタンが押されると、電力500Wで180秒間の加熱を実行する。
なお、上記説明においては、食品Aの設定情報に含まれる加熱時間と、食品Bの設定情報に含まれる加熱時間との差分だけ食品Aを長く加熱するよう合成設定情報を生成したが、複数の食品を同時に加熱することによる加熱効率の低下を考慮して、所定の倍率だけ加熱時間を長くするとしてもよい。上記の例において、複数の食品を同時に加熱する場合の加熱時間の倍率を1.25倍として、食品Aを60秒間加熱し、食品Aおよび食品Bを225秒間加熱する旨を表わす合成設定情報を生成するとしてもよい。
図4は、ユーザに提示する複数の食品の載置位置について説明するための図である。
第1の食品及び第2の食品の加熱強度及び加熱時間が同じである場合、制御部204は、発光部を発光させ、第1の食品の載置位置を示す第1のガイドマーク406と、第2の食品の載置位置を示す第2のガイドマーク407とを同時に形成する。このとき、ユーザは、第1の食品を第1のガイドマーク406上に載置するとともに、第2の食品を第2のガイドマーク407上に載置し、スタートボタン402を押下する。
第1のガイドマーク406と第2のガイドマーク407とは、互いに異なる態様の光によって形成される。例えば、第1のガイドマーク406は、実線で表され、第2のガイドマーク407は、破線で表される。なお、第1のガイドマーク406及び第2のガイドマーク407は、それぞれ第1の食品及び第2の食品の形状に応じた形状であってもよい。
また、第1の食品及び第2の食品の加熱強度が異なる場合、制御部204は、発光部を発光させ、第1の食品の載置位置を示す第1のガイドマーク406と、第2の食品の載置位置を示す第2のガイドマーク407とを同時に形成する。このとき、ユーザは、第1の食品のみを第1のガイドマーク406上に載置し、スタートボタン402を押下する。このとき、第1の食品は、第1の食品の加熱強度に応じた加熱強度で加熱される。第1の食品の加熱が終了した後、ユーザは、第1の食品を取り出し、第2の食品のみを第2のガイドマーク407上に載置し、スタートボタン402を押下する。このとき、第2の食品は、第2の食品の加熱強度に応じた加熱強度で加熱される。このように、第1の食品及び第2の食品の加熱強度が異なる場合、第1の食品及び第2の食品を同時に加熱することができないので、第1の食品及び第2の食品を異なるタイミングで加熱する。
また、第1の食品及び第2の食品の加熱強度が同じであり、第1の食品の加熱時間が第2の食品の加熱時間より長い場合、制御部204は、発光部を発光させ、第1の食品の載置位置を示す第1のガイドマーク406と、第2の食品の載置位置を示す第2のガイドマーク407とを同時に形成する。このとき、ユーザは、第1の食品のみを第1のガイドマーク406上に載置し、スタートボタン402を押下する。そして、第1の食品の加熱時間と第2の食品の加熱時間との差分の時間が経過すると、制御部204は、加熱を中止するとともに、報知音を出力し、第2の食品の加熱を開始するタイミングであることをユーザに通知する。ユーザは、第2の食品を第2のガイドマーク407上に載置し、スタートボタン402を押下する。そして、第2の食品の加熱時間が経過すると、第1の食品及び第2の食品の加熱が同時に終了する。
この場合、最初に加熱を開始する第1の食品の載置位置を示す第1のガイドマークと、次に加熱を開始する第2の食品の載置位置を示す第2のガイドマークとは、異なる態様の光で形成されることが好ましい。例えば、第1のガイドマークと第2のガイドマークとは、互いに異なる形状であってもよく、第1のガイドマークと第2のガイドマークとは、互いに異なる色であってもよい。
このように、2つの食品の加熱時間が異なる場合、加熱時間が長い方の食品が先に加熱され、当該食品の加熱途中で加熱時間が短い方の食品が載置され、その後、2つの食品が同時に加熱される。したがって、2つの食品の加熱時間が異なる場合であっても、一方の食品の加熱が終了した後、他方の食品の加熱が開始されるのではないので、2つの食品の加熱を開始してから終了するまでの時間を短縮することができる。
また、本実施の形態では、食品情報は、食品のパッケージを撮像したパッケージ画像を含み、パッケージ画像及び機器IDに対応付けられている調理設定内容が取得されるが、本開示は特にこれに限定されない。食品情報は、ユーザによって文字が書き込まれた食品のパッケージを撮像したパッケージ画像を含んでもよい。この場合、ユーザは、食品の名称及び食品の加熱時間を食品のパッケージに書き込む。設定情報生成部103は、パッケージ画像に含まれる文字を認識し、食品の名称及び食品の加熱時間を特定する。設定情報生成部103は、特定した食品の名称及び機器IDに対応付けられている加熱強度及び載置位置を取得し、取得した加熱強度及び載置位置と、特定した加熱時間とを含む設定情報を生成する。
例えば、ユーザが、ごはんを包んだラップに「ごはん、レンジ、3分」と書き込み、当該ラップをカメラで撮像する。この場合、設定情報生成部103は、パッケージ画像に含まれる文字を認識し、食品の名称がごはんであり、食品の加熱時間が3分であると判断する。そして、設定情報生成部103は、食品の名称及び機器IDに対応付けられている加熱強度及び載置位置を取得し、取得した加熱強度及び載置位置と、加熱時間とを含む設定情報を生成する。電子レンジ2の制御部204は、設定情報に応じて加熱強度及び加熱時間を設定するとともに、載置位置を提示する。
このように、食品のパッケージに記載された電子レンジ2の調理設定内容が文字認識により取得され、取得された調理設定内容に基づいて電子レンジ2が制御されるので、ユーザは、電子レンジ2に対して加熱時間などを設定する必要がなく、食品のパッケージに調理設定内容を直接書き込むことで、容易に電子レンジ2を設定することができる。
また、図2で説明したステップS3において、電子レンジ2が食品情報及び機器IDをサーバ1に送信する旨説明したが、この際、電子レンジ2が食品情報として食品の画像を送信している場合は(ステップS1の説明に記載)、設定情報生成部103は、サーバ1の記録部104に、受信した当該画像とステップS5にて特定した食品とを関連付けた画像管理テーブルを管理(記憶)していてもよい。そして、画像管理テーブルにデータが記憶されている場合は、ステップS7において、通信部101は、設定情報と共に再度当該食品の画像を送信してもよい。
さらに、電子レンジ2が表示部を備える場合は、表示部は、ステップS8にて受信した当該画像とステップS5にて特定された食品とステップS6で生成された設定情報とを表示してもよい。なお、この際、設定情報生成部103は、ステップS5にて特定した食品が、当該機器IDに該当する電子レンジ2にて初めて特定された食品であるか否かを判断し、特定した食品が初めて特定された食品であると判断された場合のみに、画像管理テーブルに食品の画像と特定した食品とを関連付けて記憶する処理を行ってもよい。特定した食品が初めて特定された食品ではないと判断された場合、すなわち、特定した食品が2回以上特定された食品である場合は、ステップS7において、設定情報生成部103は、画像管理テーブルにデータを記憶せずに、画像管理テーブルに記憶されている当該食品に関する画像を送信すればよい。
これによれば、電子レンジにおいて、特定された食品と画像と設定情報とが合わせて表示されるため、ユーザにとってより分かりやすいシステムとなる。また、もし誤認識が生じた場合に、取得した食品情報(画像)の質が悪いか否かをユーザが確認することもできる。また、これによれば、表示用の食品に関する画像を、システム設計者、又は電子レンジメーカ及びサーバ管理者などのサービス提供者が事前に作成して記憶しておく必要がなくなる。
また、本実施の形態では、電子レンジを調理装置の一例として説明しているが、本開示は特にこれに限定されず、冷蔵庫を調理装置の一例としてもよい。この場合、設定情報は、冷蔵庫内の食品の最適な載置位置、及び食品を保存するのに最適な庫内温度を含む。冷蔵庫の制御部は、食品の冷蔵庫内の載置位置をユーザに提示するとともに、当該載置位置における温度を設定する。なお、設定情報は、風向を示す情報を含んでもよい。
また、本実施の形態では、電子レンジ2が入力部201を備えているが、本開示は特にこれに限定されず、スマートフォン又はタブレット型コンピュータなどの情報端末が備える入力部により食品情報(バーコード情報、二次元バーコード情報又はパッケージ画像)を取得してもよい。この場合、情報端末は、取得した食品情報と、予め記憶されている電子レンジ2の機器IDとをサーバ1へ送信する。
(実施の形態2)
図5は、本開示の実施の形態2に係る調理支援システムの構成を示す図である。図5に示す調理支援システムは、サーバ11、電子レンジ21及びキャッシュレジスタ41を備える。サーバ11と電子レンジ21とは、ネットワーク3を介して互いに通信可能に接続されている。サーバ11とキャッシュレジスタ41とは、ネットワーク3を介して互いに通信可能に接続されている。なお、ネットワーク3は、例えばインターネットである。電子レンジ21は、食品を調理する調理装置の一例である。
サーバ11は、通信部111、設定情報生成部113、記憶部114及び食品リスト生成部117を備える。記憶部114は、機器情報データベース(DB)116及び購入履歴データベース(DB)118を備える。
キャッシュレジスタ41は、1又は複数の食品を販売する店舗に設置される。キャッシュレジスタ41は、例えば、POS(Point Of Sales)レジスタである。キャッシュレジスタ41は、1又は複数の食品の購入時に取得される1又は複数の食品を一意に特定する食品特定情報と、1又は複数の食品を購入したユーザを識別するためのユーザID(ユーザ識別情報)とをサーバ11へ送信する。食品特定情報は、例えば、食品に付されたバーコードが読取装置(スキャナ)で読み取られることによって得られる。なお、食品特定情報は、食品に付された二次元コード又はカラーコードが読取装置(カメラ)で読み取られることによって得られてもよい。ユーザIDは、1又は複数の食品の購入時に入力される。
通信部111は、電子レンジ21へ種々の情報を送信するとともに、電子レンジ21又はキャッシュレジスタ41から種々の情報を受信する。通信部111は、1又は複数の食品を販売する店舗に設置されたキャッシュレジスタ41によって1又は複数の食品の購入時に取得される1又は複数の食品を一意に特定する食品特定情報と、1又は複数の食品を購入したユーザを識別するためのユーザIDとをキャッシュレジスタ41から受信する。通信部111は、ユーザが購入した食品の一覧を示す食品リストを要求するための食品リスト要求と、ユーザを識別するためのユーザIDとを受信する。なお、食品リスト要求及びユーザIDは、電子レンジ21によって送信される。通信部111は、表示された食品リストの中からユーザによって選択された食品を示す食品選択情報と、電子レンジ21を識別するための機器IDとを受信する。
食品リスト生成部117は、通信部111によって受信された食品特定情報とユーザIDとを関連付けて購入履歴DB118に記憶する。食品リスト生成部117は、食品リスト要求が受信されると、購入履歴DB118から、ユーザIDに対応する食品特定情報を取得し、取得した食品特定情報に基づいて食品リストを生成する。食品リストは、ユーザが購入した食品の一覧である。なお、食品リスト生成部117は、前回食品リストを生成した後に記憶された食品特定情報を取得する。通信部111は、食品リスト生成部117によって生成された食品リストを、食品リスト要求を送信した送信元へ送信する。
設定情報生成部113は、通信部111によって受信された食品選択情報で示される食品と、受信された機器IDとに対応付けられている電子レンジ21の調理設定内容を機器情報DB116から取得し、取得した調理設定内容を示す設定情報を生成する。
機器情報DB116は、食品及び機器IDと、電子レンジ21の調理設定内容とを対応付けてテーブル形式で記憶している。設定情報は、電子レンジ21の加熱庫内における食品の載置位置に関する情報を含む。また、設定情報は、電子レンジ21の加熱強度に関する情報を含んでもよい。さらに、設定情報は、電子レンジ21の加熱時間に関する情報を含んでもよい。
通信部111は、設定情報生成部113によって生成された設定情報を電子レンジ21に送信する。
電子レンジ21は、入力部211、機器ID記憶部212、通信部213、制御部214、加熱部215、載置位置提示部216及び表示部217を備える。
入力部211は、例えばタッチパネルを含み、ユーザが購入した食品の一覧を示す食品リストを要求するための食品リスト要求と、ユーザを識別するためのユーザIDとの入力を受け付ける。
機器ID記憶部212は、電子レンジ21を識別するための機器IDを記憶する。
通信部213は、サーバ11へ種々の情報を送信するとともに、サーバ11から種々の情報を受信する。通信部213は、入力部211によって入力された食品リスト要求及びユーザIDをサーバ11へ送信する。通信部213は、サーバ11によって送信された食品リストを受信する。
表示部217は、例えばタッチパネルを含み、通信部213によって受信された食品リストを表示する。なお、表示部217は、受信した食品リストに含まれる食品のうち、電子レンジ21で調理可能な食品のみを含む食品リストを表示してもよい。入力部211は、表示部217によって表示された食品リストの中から、電子レンジ21で調理する食品のユーザによる選択を受け付ける。
通信部213は、表示された食品リストの中からユーザによって選択された食品を示す食品選択情報と、電子レンジ21を識別するための機器IDとを送信する。また、通信部213は、食品リストの中からユーザによって選択された食品と、機器IDとに対応付けられている電子レンジ21の調理設定内容を示す設定情報をサーバ11から受信する。
制御部214は、通信部213によって受信された設定情報に基づいて電子レンジ21を制御する。
加熱部215は、例えば、マグネトロンを含み、マイクロ波を発生させ、加熱庫内に載置された食品を加熱する。制御部214は、設定情報に基づいて加熱部215の加熱強度及び加熱時間を制御する。
載置位置提示部216は、例えば、電子レンジ21の加熱庫内に搭載された発光部を含み、発光することで加熱庫内に載置される食品の位置をユーザに提示する。電子レンジ21の加熱庫の上面には、例えばLED等の発光部が埋め込まれており、発光部は、加熱庫の下面の載置位置に光を照射する。制御部214は、設定情報に基づいて載置位置提示部216の発光を制御する。
なお、本実施の形態では、電子レンジ21が食品リスト要求及びユーザIDを送信しているが、本開示は特にこれに限定されず、スマートフォン又はタブレット型コンピュータなどの情報端末が食品リスト要求及びユーザIDを送信してもよい。また、本実施の形態では、電子レンジ21が食品リストを受信して表示し、電子レンジ21が食品選択情報及び機器IDをサーバ11へ送信しているが、本開示は特にこれに限定されず、スマートフォン又はタブレット型コンピュータなどの情報端末が食品リストを受信して表示してもよく、情報端末が食品選択情報及び機器IDをサーバ11へ送信してもよい。
続いて、本開示の実施の形態2に係る調理支援システムの動作について説明する。
図6は、本開示の実施の形態2に係る調理支援システムの動作について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS21において、電子レンジ21の入力部211は、食品リスト要求及びユーザIDのユーザによる入力を受け付ける。このとき、入力部211は、操作ボタンに対するユーザの操作を受け付け、食品リスト要求及びユーザIDのユーザによる入力を受け付けてもよい。また、入力部211は、電子レンジ21の扉が開けられたか否かを検知し、電子レンジ21の扉が開けられた場合、食品リスト要求及びユーザIDを送信するように通信部213に指示してもよい。
次に、ステップS22において、通信部213は、食品リスト要求及びユーザIDをサーバ11へ送信する。なお、ユーザによる操作を受け付けることなく、通信部213は、所定時間毎に食品リスト要求及びユーザIDをサーバ11へ送信してもよい。
次に、ステップS23において、サーバ11の通信部111は、電子レンジ21によって送信された食品リスト要求及びユーザIDを受信する。
次に、ステップS24において、食品リスト生成部117は、購入履歴DB118から、ユーザIDに対応する食品特定情報を取得し、取得した食品特定情報に基づいて食品リストを生成する。
なお、食品リスト生成部117は、電子レンジ21で調理可能な食品のみに対応する食品特定情報を取得し、取得した食品特定情報に基づいて食品リストを生成してもよい。この場合、通信部111は、電子レンジ21から食品リスト要求、ユーザID及び機器IDを受信する。また、購入履歴DB118は、食品特定情報と、ユーザIDと、機器IDとを対応付けて記憶してもよい。食品リスト生成部117は、受信したユーザID及び機器IDに対応付けられている食品特定情報を取得する。
次に、ステップS25において、通信部111は、食品リスト生成部117によって生成された食品リストを電子レンジ21へ送信する。
次に、ステップS26において、電子レンジ21の通信部213は、サーバ11によって送信された食品リストを受信する。
次に、ステップS27において、表示部217は、通信部213によって受信された食品リストを表示する。
次に、ステップS28において、入力部211は、表示部217に表示された食品リストから、ユーザが電子レンジ21で調理する食品の選択を受け付ける。
次に、ステップS29において、通信部213は、機器ID記憶部212から機器IDを読み出す。
次に、ステップS30において、通信部213は、表示された食品リストの中からユーザによって選択された食品を示す食品選択情報と、読み出した機器IDとをサーバ11へ送信する。
次に、ステップS31において、サーバ11の通信部111は、電子レンジ21によって送信された食品選択情報及び機器IDを受信する。
次に、ステップS32において、設定情報生成部113は、通信部111によって受信された食品選択情報で示される食品と、通信部111によって受信された機器IDとに対応付けられている電子レンジ2の調理設定内容を機器情報DB116から取得し、取得した調理設定内容を示す設定情報を生成する。このとき、設定情報は、食品を電子レンジ21で加熱する際の加熱強度及び加熱時間と、電子レンジ21の加熱庫内における食品の載置位置とを含む。例えば、電子レンジ21の加熱庫内の下面は複数の領域に仮想的に分割されており、載置位置は、仮想的に分割されている複数の領域のうちの食品を載置する領域を示す。
次に、ステップS33において、通信部111は、設定情報生成部113によって生成された設定情報を電子レンジ21へ送信する。
次に、ステップS34において、電子レンジ21の通信部213は、サーバ11によって送信された設定情報を受信する。
次に、ステップS35において、制御部214は、通信部213によって受信された設定情報に基づいて、加熱部215に対する加熱強度及び加熱時間を設定する。
次に、ステップS36において、制御部214は、通信部213によって受信された設定情報に基づいて、載置位置提示部216の発光を制御し、食品の載置位置をユーザに提示する。なお、本実施の形態2において載置位置を提示する方法については、実施の形態1と同じである。そして、提示された載置位置に食品が載置され、スタートボタンが押下されると、設定された加熱強度及び加熱時間で食品が加熱される。
このように、1又は複数の食品の購入時に1又は複数の食品を一意に特定する食品特定情報とユーザIDとが関連付けて購入履歴DB118に記憶されるので、ユーザが購入した食品を購入履歴として管理することができる。
また、ユーザが購入した食品の一覧を示す食品リストが生成され、生成された食品リストが、食品リスト要求を送信した送信元へ送信されるので、食品リストをユーザに提示することができ、ユーザは、食品リストの中から、調理する食品を容易に選択することができる。
また、表示された食品リストの中からユーザによって選択された食品を示す食品選択情報と、電子レンジ21を識別するための機器IDとが受信され、受信された食品選択情報で示される食品と、受信された機器IDとに対応付けられている電子レンジ21の調理設定内容が取得されるので、ユーザによって選択された食品に対応する調理設定を確実に実行することができる。
なお、実施の形態1で説明したように、記憶部に画像管理テーブルを記憶している場合、ステップS25において、通信部111は、食品リストとともに、食品リストの各食品の画像を送信してもよい。本実施の形態2において、記憶部114に画像管理テーブルが記憶される場合は、キャッシュレジスタ41は画像取得部を備えており、キャッシュレジスタ41の画像取得部にて取得した画像が、画像管理テーブルに記憶されてもよい。この場合、キャッシュレジスタ41は、食品が購入された際に、食品特定情報を取得するとともに、食品の画像を取得しており、サーバ11の通信部111は、キャッシュレジスタ41が撮像した画像を食品特定情報と併せて受信する。受信された画像は、購入履歴DBに食品リストと共に保存される。
図7は、本実施の形態2において、食品の画像を撮像するキャッシュレジスタの外観を示す図である。また、図8は、購入履歴DBに記憶される食品画像の一例を示す図である。
図7に示すように、キャッシュレジスタ41は、画像取得部(カメラ)411及びバーコードスキャナ412を備える。食品413に付されたバーコード414をバーコードスキャナ412で読み取る際に、同時に画像取得部411にて当該食品413の画像を撮影する。また、図8に示すように、キャッシュレジスタ41で撮像された食品画像は、特定された食品及び/又は食品コードと関連付けて管理されてもよい。ここで、食品コードとは、その食品に対応付けられたコードである。図8では、食品コードと食品名と食品画像とが関連付けられている。
(実施の形態3)
実施の形態3における調理支援システムは、実施の形態1と実施の形態2とを組み合わせた調理支援システムである。
図9は、本開示の実施の形態3に係る調理支援システムの構成を示す図である。図9に示す調理支援システムは、サーバ12、電子レンジ22及びキャッシュレジスタ41を備える。サーバ12と電子レンジ22とは、ネットワーク3を介して互いに通信可能に接続されている。サーバ12とキャッシュレジスタ41とは、ネットワーク3を介して互いに通信可能に接続されている。なお、ネットワーク3は、例えばインターネットである。電子レンジ22は、食品を調理する調理装置の一例である。
サーバ12は、通信部111、食品特定部112、設定情報生成部113、記憶部114及び食品リスト生成部117を備える。記憶部114は、食品情報データベース(DB)115、機器情報データベース(DB)116及び購入履歴データベース(DB)118を備える。なお、本実施の形態3において、実施の形態2と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
通信部111は、調理を支援する電子レンジ22において用いられる食品から得られる食品情報と、電子レンジ22を識別するための機器IDとを受信する。
食品特定部112は、受信された食品情報に基づいて食品を一意に特定する。食品特定部112は、食品の種類だけでなく、食品の製造会社及び製品名を特定する。
食品情報DB115は、食品情報と、食品とを対応付けてテーブル形式で記憶する。例えば、食品情報は、食品に付されたバーコードが読取装置(スキャナ)で読み取られることによって得られる。この場合、食品情報DB115は、スキャナで読み取られたバーコード情報と、食品とを対応付けたテーブルを記憶しており、食品特定部112は、食品情報DB115からバーコード情報に対応付けられている食品を一意に特定する。
なお、食品情報は、食品に付された二次元コード又はカラーコードが読取装置(カメラ)で読み取られることによって得られてもよい。この場合、食品情報DB115は、カメラで読み取られた二次元コード情報又はカラーコード情報と、食品とを対応付けたテーブルを記憶しており、食品特定部112は、食品情報DB115から二次元コード情報又はカラーコード情報に対応付けられている食品を一意に特定する。
また、食品情報は、食品のパッケージが読取装置(カメラ)で撮像されることによって得られてもよい。この場合、食品情報DB115は、カメラで撮像されたパッケージ画像と、食品とを対応付けたテーブルを記憶しており、食品特定部112は、食品情報DB115からパッケージ画像に対応付けられている食品を一意に特定する。
設定情報生成部113は、通信部111によって受信された食品選択情報で示される食品と、受信された機器IDとに対応付けられている電子レンジ22の調理設定内容を機器情報DB116から取得し、取得した調理設定内容を示す設定情報を生成する。
また、設定情報生成部113は、食品特定部112によって特定された食品と、通信部111によって受信された機器IDとに対応付けられている電子レンジ22の調理設定内容を機器情報DB116から取得し、取得した調理設定内容を示す設定情報を生成する。
通信部111は、設定情報生成部113によって生成された設定情報を電子レンジ22に送信する。
また、通信部111は、1又は複数の食品を販売する店舗に設置されたキャッシュレジスタ41によって1又は複数の食品の購入時に取得される1又は複数の食品を一意に特定する食品特定情報と、1又は複数の食品を購入したユーザを識別するためのユーザIDとをキャッシュレジスタ41から受信する。通信部111は、ユーザが購入した食品の一覧を示す食品リストを要求するための食品リスト要求と、ユーザを識別するためのユーザIDとを受信する。通信部111は、表示された食品リストの中からユーザによって選択された食品を示す食品選択情報と、電子レンジ22を識別するための機器IDとを受信する。
設定情報生成部113は、通信部111によって受信された食品選択情報で示される食品と、食品特定部112によって特定された食品とが一致するか否かを判断する。両食品が一致すると判断された場合、設定情報生成部113は、食品特定部112によって特定された食品と、通信部111によって受信された機器IDとに対応付けられている電子レンジ22の調理設定内容を取得する。一方、両食品が一致しないと判断された場合、設定情報生成部113は、通信部111によって受信された食品選択情報で示される食品と、通信部111によって受信された機器IDとに対応付けられている電子レンジ22の調理設定内容を取得する。また、両食品が一致しないと判断された場合、設定情報生成部113は、食品情報DB115に記憶されている食品情報と一意の食品とを対応付けたテーブルの食品情報に対応付けられている食品を、受信された食品選択情報で示される食品に修正する。
電子レンジ22は、入力部221、機器ID記憶部212、通信部213、制御部214、加熱部215、載置位置提示部216及び表示部217を備える。
入力部221は、例えばタッチパネルを含み、ユーザが購入した食品の一覧を示す食品リストを要求するための食品リスト要求と、ユーザを識別するためのユーザIDとの入力を受け付ける。
また、入力部221は、食品から食品情報を取得する。入力部201は、例えば、バーコードスキャナを含み、食品の表面(パッケージ)に付されたバーコードを読み取り、読み取ったバーコード情報を食品情報として取得する。
なお、入力部221は、例えば、カメラを含んでもよく、食品の表面(パッケージ)に付された二次元コード又はカラーコードを読み取り、読み取った二次元コード情報又はカラーコード情報を食品情報として取得してもよい。
また、入力部221は、例えば、カメラを含んでも、食品の表面(パッケージ)を撮像し、撮像したパッケージ画像を食品情報として取得してもよい。
通信部213は、入力部221によって取得された食品情報と、機器ID記憶部212から読み出した機器IDとをサーバ12へ送信する。また、通信部213は、食品情報に基づいて一意に特定された食品と、機器IDとに対応付けられている電子レンジ22の調理設定内容を示す設定情報をサーバ12から受信する。
このように、食品情報に基づいて一意に特定された食品と、食品リストの中からユーザによって選択された食品とが異なる場合、ユーザによって選択された食品の方が正しいので、食品選択情報で示される食品と機器識別情報とに対応付けられている調理装置の調理設定内容が取得されることにより、調理装置の調理設定内容を確実に取得することができる。
また、食品情報に基づいて一意に特定された食品と、食品リストの中からユーザによって選択された食品とが一致しないと判断された場合、受信された食品選択情報で示される食品に基づいて、食品情報と一意の食品とを対応付けたテーブルが修正されるので、食品情報と一意の食品とを対応付けたテーブルの間違いを修正することができ、食品を特定する精度を向上させることができる。
本開示に係る調理支援方法及び調理装置は、食品に応じた調理設定を簡単且つ確実に実現することができ、食品の調理を支援する調理支援方法及び食品を調理する調理装置に有用である。
1,11,12 サーバ
2,21,22 電子レンジ
3 ネットワーク
41 キャッシュレジスタ
101,111 通信部
102,112 食品特定部
103,113 設定情報生成部
104,114 記憶部
105,115 食品情報データベース
106,116 機器情報データベース
117 食品リスト生成部
118 購入履歴データベース
201,211,221 入力部
202,212 記憶部
203,213 通信部
204,214 制御部
205,215 加熱部
206,216 載置位置提示部
217 表示部

Claims (16)

  1. ネットワークを介して、食品を調理する調理装置と接続する調理支援システムにおける調理支援方法であって、前記調理支援システムは、プロセッサを備え、
    第1食品を示す第1食品情報を前記第1食品から受信し、
    前記第1食品を調理する第1調理装置を識別するための第1機器識別情報を受信し、
    受信された前記第1食品情報と受信された前記第1機器識別情報とに基づいて、前記第1食品と前記第1調理装置に対応付けられている前記第1調理装置の調理に関する第1設定内容を取得し、
    取得された前記第1設定内容を示す第1設定情報を前記第1調理装置に送信する、
    調理支援方法。
  2. 前記第1食品は、加工食品を含む、
    請求項1記載の調理支援方法。
  3. 前記第1調理装置は、電子レンジを含み、
    前記第1設定情報は、前記電子レンジの加熱庫内における前記第1食品の載置位置に関する情報を含み、
    さらに、前記載置位置に関する情報に基づいて、前記第1食品の載置位置をユーザに提示する、
    請求項1又は2記載の調理支援方法。
  4. 前記載置位置は、前記電子レンジの加熱庫内に搭載された発光部が発光することでユーザに提示される、
    請求項3記載の調理支援方法。
  5. 前記第1設定情報は、前記電子レンジの加熱強度に関する情報を含む、
    請求項3又は4記載の調理支援方法。
  6. 前記調理支援システムは、さらに、バーコードにて示される情報を読み取る読取装置と接続し、
    さらに、前記第1食品に付されたバーコードを前記読取装置で読み取る、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の調理支援方法。
  7. 前記読取装置は、二次元コード読取装置又はカラーコード読取装置であり、
    前記第1食品に付されたバーコードは二次元コード又はカラーコードである、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の調理支援方法。
  8. 前記第1食品情報は、前記第1食品の外観を撮影した画像を表す画像情報を含む、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の調理支援方法。
  9. 前記第1食品情報は、前記第1食品に記載された文字を示す文字情報である、
    請求項8記載の調理支援方法。
  10. 前記調理支援システムは、前記ネットワークを介して、さらに、1以上の食品を販売する店舗に設置された第1キャッシュレジスタと接続し、
    前記第1食品情報は、前記第1食品が購入される時に、前記第1キャッシュレジスタにおいて取得された前記第1食品情報であり、前記ネットワークを介して、当該第1キャッシュレジスタから受信される、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の調理支援方法。
  11. 前記調理支援システムは、さらに、1以上の食品を含む食品リストを記憶するメモリおよびディスプレイを備え、
    さらに、
    前記食品リストを前記ディスプレイにおいて表示し、
    表示された前記食品リストの中から前記ユーザによって選択された第2食品を示す第2食品情報を受信し、
    受信された前記第2食品と、前記第1食品情報とが一致するか否かを判断し、
    前記第1食品情報と前記第2食品情報とが一致すると判断された場合、前記第1設定内容を取得し、
    前記第1食品情報と前記第2食品情報とが一致しないと判断された場合、前記第2食品と、前記第1機器識別情報とに対応付けられている前記第1調理装置の調理に関する第2設定内容を取得する、
    請求項10記載の調理支援方法。
  12. 前記メモリは、さらに、前記第1食品と前記第1食品情報、および、前記第2食品と前記第2食品情報とを対応付けたテーブルを記憶し、
    さらに、前記第1食品情報と、前記第2食品情報とが一致しないと判断された場合、前記テーブルの前記第1食品情報に対応付けられている前記第1食品を、前記第2食品に修正する、
    請求項11記載の調理支援方法。
  13. さらに、
    前記第1食品情報とともに第3食品を示す第3食品情報を前記第3食品から受信し、
    受信された前記第3食品情報と前記第1機器識別情報とに基づいて、前記第3食品と前記第1調理装置に対応付けられている前記第1調理装置の調理に関する第3設定内容を取得し、
    前記第1設定情報とともに前記第3設定内容を示す第3設定情報を前記第1調理装置に送信する、
    請求項1又は2記載の調理支援方法。
  14. 前記調理装置は、電子レンジを含み、
    前記第1設定情報は、前記電子レンジの加熱庫内における前記第1食品の第1載置位置に関する情報を含み、
    前記第3設定情報は、前記電子レンジの加熱庫内における前記第3食品の第3載置位置に関する情報を含み、
    さらに、
    前記第1載置位置に関する情報および前記第2載置位置に関する情報に基づいて、前記第1載置位置と前記第3載置位置とをユーザに提示する、
    請求項13記載の調理支援方法。
  15. 前記調理装置は、電子レンジを含み、
    前記第1設定情報は、前記電子レンジの加熱庫内における前記第1食品の第1加熱時間を示す情報を含み、
    前記第3設定情報は、前記電子レンジの加熱庫内における前記第3食品の第3加熱時間を示す情報を含み、
    前記第1設定情報と前記第3設定情報とを比較した結果、前記第1加熱時間が前記第3加熱時間よりも短いと判定される場合は、前記第1設定情報および前記第3設定情報は、前記第1調理装置による前記第3食品の調理の途中で前記第1食品を前記調理装置へ投入することを促す通知情報を含む、
    請求項13記載の調理支援方法。
  16. 食品を調理する調理装置であって、
    前記食品を示す食品情報を前記食品から取得する取得部と、
    前記調理装置を識別するための機器識別情報を記憶する記憶部と、
    取得された前記食品情報と、前記機器識別情報とをサーバへ送信する送信部と、
    前記食品情報と前記機器識別情報とに基づいて、前記食品と前記調理装置に対応付けられている設定情報を前記サーバから受信する受信部と、前記設定情報は前記調理装置の調理に関する設定内容を示し、
    前記設定情報に基づいて前記調理装置を制御する制御部と、
    を備える調理装置。
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