JP2017014908A - 圧縮機 - Google Patents

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Ryuichi Kozakura
龍一 小桜
足立 誠
Makoto Adachi
誠 足立
展平 関口
Nobuhira Sekiguchi
展平 関口
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Abstract

【課題】製造コストを抑えつつ、給油管がリアヘッドの挿通孔から抜け落ちるのを防止できる圧縮機を提供すること。
【解決手段】圧縮機は、油貯め部を有するケーシングと、シリンダと、リアヘッド60と、油貯め部とシリンダの被給油空間とを連通する給油管71とを備える。リアヘッド60は、給油管71を挿通するための挿通孔63を有する。挿通孔63は、小径孔部631と、大径孔部632とを有する。給油管71は、挿通孔63の小径孔部631に挿入された小径直管部711と、この小径直管部711の上端に設けられ、挿通孔63の大径孔部632内に位置する大径部712とを有する。給油管71の大径部712の外径の大きさは、挿通孔63の小径孔部631の内径の大きさよりも大きい。
【選択図】図3

Description

本発明は、圧縮機に関する。
従来、圧縮機としては、特開2008−45415号公報(特許文献1)に記載されているものがある。この圧縮機は、シリンダと、このシリンダを収納すると共にシリンダの下部に油を貯める貯油空間を有するケーシングと、上記シリンダの下側端部に配置されたリアヘッドと、上記貯油空間と上記シリンダの被給油空間とを連通するオイルピックアップ部(以下、給油管という)とを備えている。上記リアヘッドは、上記給油管を挿通するための挿通孔を有している。この挿通孔に挿通された給油管を通して、貯油空間の油をシリンダの被給油空間に給油している。
特開2008−45415号公報
上記従来の圧縮機では、給油管をリアヘッドの挿通孔に圧入して、給油管と挿通孔とのはめあいによる結合力によって、給油管をリアヘッドに固定している。このため、上記従来の圧縮機では、給油管の外径寸法および挿通孔の孔径寸法の少なくとも一方の加工精度が悪かったり、給油管の挿通孔への取り付け方に不備がある場合、給油管と挿通孔との結合力が小さくなって、給油管が挿通孔から抜け落ちることがあるという問題があった。また、給油管と挿通孔との結合力が小さくなるのを防止するために、給油管の外径寸法および挿通孔の孔径寸法の加工精度を高めて、給油管が挿通孔から抜け落ちるのを防止できても、給油管またはリアヘッドの製作コストが高くなるという問題があった。
そこで、本発明の課題は、製造コストを抑えつつ、給油管がリアヘッドの挿通孔から抜け落ちるのを防止できる圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の圧縮機は、
油を貯める油貯め部を有するケーシングと、
上記ケーシング内に設けられたシリンダと、
上記シリンダの下側端部に配置されたリアヘッドと、
上記油貯め部と上記シリンダの被給油空間とを連通する給油管と
を備え、
上記リアヘッドは、上記給油管を挿通するための挿通孔を有し、
上記挿通孔は、小径孔部と、この小径孔部の上記シリンダの開口側に設けられた大径孔部とを有し、
上記給油管は、上記挿通孔の上記小径孔部に挿入された小径直管部と、この小径直管部の上端に設けられ、上記挿通孔の上記大径孔部内に位置する大径部とを有し、
上記給油管の上記大径部の外径の大きさは、上記挿通孔の上記小径孔部の内径の大きさよりも大きいことを特徴としている。
上記構成によれば、上記給油管の大径部の外径の大きさは、上記挿通孔の小径孔部の内径の大きさよりも大きいので、給油管が下方に移動するとき、大径部の下端が小径孔部の上端に当接するまでは移動できるが、それ以上は下方への移動が規制される。このため、給油管と挿通孔との結合力にかかわらず、給油管が挿通孔から抜け落ちるのを防止できる。また、給油管と挿通孔との結合力が小さくなるのを防止するために、給油管の外径寸法および挿通孔の内径寸法の加工精度を高める必要がないので、給油管またはリアヘッドの製作コストなどを抑えることができる。
また、一実施形態の圧縮機では、
上記挿通孔の上記大径孔部の内径は、上記シリンダ側に向かって連続的に大きくなっている。
上記実施形態によれば、上記挿通孔の大径孔部の内径は、上記シリンダ側に向かって連続的に大きくなっているので、上記給油管をシリンダ側から挿通孔に挿通するとき、給油管を大径孔部によって、挿通孔の小径孔部内に容易に導くことができ、圧縮機の組み立てを簡単かつ確実に行うことができる。
また、一実施形態の圧縮機では、
上記給油管の上記小径直管部は、上記挿通孔の上記小径孔部に圧入されている。
上記実施形態によれば、上記給油管の小径直管部を上記挿通孔の小径孔部に圧入することによって、給油管を挿通孔にしっかりと固定でき、例えば、給油管が挿通孔に対して上方に移動したり、給油管が挿通孔内でがたついたりするのを防止できる。
また、一実施形態の圧縮機では、
上記給油管の上記大径部の一部は、上記シリンダの下側端部で覆われている。
上記実施形態によれば、上記給油管の上記大径部の一部は、上記シリンダの下側端部で覆われているので、給油管がシリンダ側、すなわち、上方に移動するとき、大径部の上端がシリンダの下側端部に当接するまでは移動できるが、それ以上は移動できない。このため、給油管が上方に飛び出すのをシリンダの下側端部によって防止できる。
本発明の圧縮機によれば、給油管の上側の大径部の外径の大きさを挿通孔の小径孔部の内径の大きさよりも大きくしたことによって、給油管またはリアヘッドの製造コストを抑えつつ、給油管がリアヘッドの挿通孔から抜け落ちるのを防止できる。
図1はこの発明の第1実施形態のロータリー圧縮機の縦断面図である。 図2は上記ロータリー圧縮機の圧縮機構部の要部の平面図である。 図3は図2のIII−III線から見た要部拡大断面図である。 図4はこの発明の第2実施形態のロータリー圧縮機のリアヘッドの挿通孔と挿通孔に取り付けられた給油管とを示す要部拡大断面図である。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態のロータリー圧縮機の縦断面図を示している。
この第1実施形態のロータリー圧縮機は、図1に示すように、密閉容器1と、この密閉容器1内に配置された圧縮機構部2と、密閉容器1内に配置され、圧縮機構部2を駆動軸12を介して駆動するモータ3とを備えている。密閉容器1は、ケーシングの一例である。
このロータリー圧縮機は、いわゆる縦型の高圧ドーム型のロータリー圧縮機であって、密閉容器1内の下側に、圧縮機構部2を配置し、その圧縮機構部2の上側にモータ3を配置している。このモータ3のロータ6によって、駆動軸12を介して、圧縮機構部2を駆動するようにしている。このモータ3は、インナーロータ型のモータである。
上記圧縮機構部2は、アキュームレータ10から吸入管11を通して冷媒ガスを吸入する。この冷媒ガスは、このロータリー圧縮機とともに、冷凍システムの一例としての空気調和機を構成する図示しない凝縮器、膨張機構、蒸発器を制御することによって得られる。この冷媒は、例えば、二酸化炭素やHCやR410A等のHFC、R22、R32等のHCFCである。
上記ロータリー圧縮機は、圧縮した高温高圧の冷媒ガスを、圧縮機構部2から吐出して密閉容器1の内部に満たすと共に、モータ3のステータ5とロータ6との間の隙間を通して、モータ3を冷却した後、モータ3の上側に設けられた吐出管13から外部に吐出するようにしている。
上記密閉容器1内の高圧領域の下部には、潤滑油を貯める油貯め部9が形成されている。この潤滑油は、油貯め部9から、給油管71を通って、圧縮機構部2やモータ3のベアリング等の摺動部に移動して、この摺動部を潤滑する。この潤滑油は、例えば、ポリアルキレングリコール油(ポリエチレングリコールやポリプロピレングリコール等)、エーテル油、エステル油、鉱油などである。
上記圧縮機構部2は、密閉容器1の内面に取り付けられるシリンダ21と、このシリンダ21の上側端部に取り付けられているフロントヘッド50と、シリンダ21の下側端部に取り付けられているリアヘッド60とを備える。上記シリンダ21とフロントヘッド50とリアヘッド60によって、シリンダ室22を形成する。
上記フロントヘッド50は、円板状の本体部51と、この本体部51の中央に上方へ設けられたボス部52とを有する。本体部51およびボス部52は、駆動軸12が挿通されている。
上記本体部51には、シリンダ室22に連通する吐出口51aが設けられている。上記本体部51に関してシリンダ21と反対側に位置するように、本体部51に吐出弁31が取り付けられている。この吐出弁31は、例えば、リード弁であり、吐出口51aを開閉する。
上記本体部51には、シリンダ21と反対側に、吐出弁31を覆うようにカップ型のマフラカバー40が取り付けられている。このマフラカバー40は、ボルト35などによって本体部51に固定されている。上記マフラカバー40は、ボス部52が挿通されている。
上記マフラカバー40およびフロントヘッド50によって、マフラ室42を形成する。上記マフラ室42とシリンダ室22とは、吐出口51aを介して連通されている。
上記マフラカバー40は、マフラ室42とマフラカバー40の外側とを連通する孔部43を有する。
上記リアヘッド60は、円板状の本体部61と、この本体部61の中央から下方へ突出して設けられたボス部62と、本体部61を上下方向に貫通する挿通孔63とを有する。上記本体部61およびボス部62には、駆動軸12が挿通されている。挿通孔63には、給油管71が挿通されている。
このように、駆動軸12の一端部は、フロントヘッド50およびリアヘッド60に支持されている。すなわち、駆動軸12は、片持ちである。上記駆動軸12の一端部(支持端側)は、シリンダ室22の内部に進入している。
上記駆動軸12の支持端側には、圧縮機構部2側のシリンダ室22内に位置するように、偏心軸部26を設けている。この偏心軸部26は、ピストン29のローラ27に嵌合している。このピストン29は、シリンダ室22内で、公転可能に配置され、このピストン29の公転運動で圧縮作用を行うようにしている。
言い換えると、駆動軸12の一端部は、偏心軸部26の両側において、圧縮機構部2のハウジング7で支持されている。このハウジング7は、フロントヘッド50およびリアヘッド60を含む。
次に、圧縮機構部2のシリンダ21の圧縮作用を図2に従って説明する。図2は上記ロータリー圧縮機の圧縮機構部2の要部の平面図を示している。
このロータリー圧縮機は、図2に示すように、ローラ27とブレード28が一体に設けられたピストン29を備え、フロントヘッド50(図1に示す)とリアヘッド60(図1に示す)とに挟まれたシリンダ21内においてピストン29が揺動する。上記ピストン29のブレード28によってシリンダ室22内を仕切っている。すなわち、ブレード28の右側の室は、吸入管11がシリンダ室22の内面に開口して、吸入室(低圧室)22aを形成している。一方、ブレード28の左側の室は、吐出口51a(図1に示す)がシリンダ室22の内面に開口して、吐出室(高圧室)22bを形成している。
上記ブレード28の両側面には、一対の半円柱状のブッシュ25,25が密着してシールを行っている。ブレード28とブッシュ25,25との間は、潤滑油で潤滑される。上記ブッシュ25,25によりブレード28を両側から挟んで進退可能に支持している。このブレード28は、シリンダ21に設けられた被給油空間110に出没する。この被給油空間110と油貯め部9とは、給油管71によって連通している。
そして、偏心軸部26が駆動軸12と共に偏心回転して、偏心軸部26に嵌合したローラ27が、このローラ27の外周面をシリンダ室22の内周面に接しながら公転する。
上記ローラ27がシリンダ室22内で公転するに伴って、ブレード28は、このブレード28の両側面がブッシュ25,25によって支持されて進退動する。これにより、吸入管11から低圧の冷媒ガスを吸入室22aに吸入して、吐出室22bで圧縮して高圧にした後、吐出口51a(図1に示す)から高圧の冷媒ガスを吐出する。
その後、図1に示すように、吐出口51aから吐出された冷媒ガスは、マフラ室42を経由して、マフラカバー40の外側に排出される。
図3は、図2のIII−III線から見た要部拡大断面図である。
図3に示すように、上記挿通孔63は、小径孔部631と、大径孔部632とを有している。大径孔部632は、小径孔部631に対してシリンダ21の開口側に設けられ、円形断面を有している。大径孔部632は、内径の大きさが、シリンダ21側、すなわち、上方に向かって連続的に大きくなっており、円錐台形状を有している。小径孔部631は、円形断面を有し、内径の大きさが長手方向において一定である。
上記給油管71は、小径直管部711と、大径部712とを有している。
上記給油管71の小径直管部711は、円形断面を有し、外径の大きさが長手方向において一定である。小径直管部711は、挿通孔63の小径孔部631に圧入されている。
上記給油管71の大径部712は、小径直管部711の上端に設けられ、挿通孔63の大径孔部632内に位置している。大径部712は、円形断面を有し、外径の大きさがシリンダ21側、すなわち、上方に向かって連続的に大きくなっており、円錐台形状を有している。大径部712の外径の大きさは、挿通孔63の小径孔部631の内径の大きさよりも大きい。大径部712の上端面は、シリンダ21の下側端面と同一平面上に位置している。大径部712の一部は、シリンダ21の下側端部で覆われている。
なお、図3では、図面を分かりやすくするため、各部の寸法は、実際とは異なる。
上記構成のロータリー圧縮機によれば、上記給油管71の大径部712の外径の大きさは、上記挿通孔63の小径孔部631の内径の大きさよりも大きいので、給油管71が下方に移動するとき、大径部712の下端が小径孔部631の上端に当接するまでは移動できるが、それ以上は下方への移動が規制される。このため、給油管71と挿通孔63との結合力にかかわらず、給油管71が挿通孔63から抜け落ちるのを防止できる。また、給油管71と挿通孔63との結合力が小さくなるのを防止するために、給油管71の外径寸法および挿通孔63の内径寸法の加工精度を高める必要がないので、給油管71またはリアヘッド60の製作コストなどを抑えることができる。
また、上記挿通孔63の大径孔部632の内径は、上記シリンダ21側に向かって連続的に大きくなっているので、上記給油管71をシリンダ21側から挿通孔63に挿通するとき、給油管71を大径孔部632によって、挿通孔63の小径孔部631内に容易に導くことができ、圧縮機の組み立てを簡単かつ確実に行うことができる。
また、上記給油管71の小径直管部711を上記挿通孔63の小径孔部631に圧入することによって、給油管71を挿通孔63にしっかりと固定でき、例えば、給油管71が挿通孔63に対して上方に移動したり、給油管71が挿通孔63内でがたついたりするのを防止できる。
また、上記給油管71の大径部712の一部は、シリンダ21の下側端部で覆われているので、給油管71がシリンダ21側、すなわち、上方に移動するとき、大径部712の上端がシリンダ21の下側端部に当接するまでは移動できるが、それ以上は上方への移動が規制される。このため、シリンダ21の下側端部によって、給油管が上方に飛び出すのを防止できる。
(第2実施形態)
図4は、この発明の第2実施形態のロータリー圧縮機のリアヘッド60の挿通孔64と、挿通孔64に挿通された給油管72とを示す要部拡大断面図である。この第2実施形態のロータリー圧縮機は、リアヘッド60の挿通孔64と給油管72との形状が上記第1実施形態と相違する。なお、この第2実施形態において、上記第1実施形態と同一の符号は、上記第1実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図4に示すように、上記挿通孔64は、小径孔部631と、大径孔部633とを有している。大径孔部633は、小径孔部631に対してシリンダ21の開口側に設けられている。大径孔部633は、内径の大きさが長手方向において一定である。
上記給油管72は、小径直管部711と、大径部713とを有している。大径部713は、小径直管部711の上端に設けられ、挿通孔63の大径孔部633内に位置している。大径部712は、外径の大きさが長手方向において一定である。大径部713の外径の大きさは、挿通孔63の小径孔部631の内径の大きさよりも大きい。大径部713の一部は、シリンダ21で覆われている。
なお、上記第1,第2の実施形態では、上記給油管71,72の小径直管部711は、外径の大きさが長手方向において一定であった。しかしながら、これに限らず、小径直管部がシリンダの開口側と反対側に向かって先細り形状になっていてもよいし、外径の大きさが長手方向において、連続的に、または、断続的に変化してもよい。
また、上記第1,第2の実施形態では、上記挿通孔63,64の小径孔部631と大径孔部632,633とは、それぞれ円形断面を有している。しかしながら、これに限らず、小径孔部と大径孔部とは、楕円形断面や、多角形断面などを有していてもよい。
また、上記第1,第2の実施形態では、上記給油管71,72の小径直管部711と大径部712,713とは、それぞれ円形断面を有している。しかしながら、これに限らず、小径直管部と大径部とは、楕円形断面や、多角形断面などを有していてもよい。
また、上記第1,第2の実施形態では、上記挿通孔63,64の小径孔部631と給油管71,72の小径直管部711とは、共に円形断面であり、同一の断面形状を有している。また、上記挿通孔63,64の大径孔部632,633と給油管71,72の大径部712,713とは、共に円形断面であり、同一の断面形状を有している。しかしながら、これに限らず、小径孔部と小径直管部とは、異なる断面形状を有していてもよい。また、大径孔部と大径部とは、異なる断面形状を有していてもよい。
また、上記第1,第2の実施形態では、上記給油管71,72の小径直管部711は、挿通孔63の小径孔部631に圧入されていた。しかしながら、これに限らず、小径直管部が挿通孔に圧入されず、挿入されているだけでもよい。また、給油管の大径部が挿通孔の大径孔部に圧入されていてもよい。
また、上記第1,第2の実施形態では、上記給油管71,72の大径部712,713の一部は、シリンダ21の下側端部で覆われていた。しかしながら、これに限らず、大径部がシリンダの下側端部で覆われていなくてもよい。
また、上記第1,第2の実施形態では、上記給油管71,72の大径部712,713の上端面は、シリンダ21の下側端面と同一平面上に位置していた。しかしながら、これに限らず、大径部がシリンダの下側端面よりも下方に位置していてもよい。これにより、大径部が被給油空間内のブレードに接触するのを防止できる。
また、上記第1,第2の実施形態では、ローラ27とブレード28とが一体に設けられていた。しかしながら、これに限らず、ローラとブレードとが別体として設けられていてもよい。
また、上記第1,第2の実施形態では、圧縮機構部2は、1つのシリンダ室22を有する1シリンダタイプであったが、これに限らず、2つのシリンダ室を有する2シリンダタイプなど、異なるタイプであってもよい。
また、圧縮機構部として、ロータリタイプ以外にスクロールタイプやレシプロタイプなどを用いてもよい。
本発明の具体的な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
1…密閉容器
9…油貯め部
21…シリンダ
60…リアヘッド
63,64…挿通孔
71,72…給油管
110…被給油空間
631…小径孔部
632,633…大径孔部
711…小径直管部
712,713…大径部

Claims (4)

  1. 油を貯める油貯め部(9)を有するケーシング(1)と、
    上記ケーシング(1)内に設けられたシリンダ(21)と、
    上記シリンダ(21)の下側端部に配置されたリアヘッド(60)と、
    上記油貯め部(9)と上記シリンダ(21)の被給油空間(110)とを連通する給油管(71,72)と
    を備え、
    上記リアヘッド(60)は、上記給油管(71,72)を挿通するための挿通孔(63,64)を有し、
    上記挿通孔(63,64)は、小径孔部(631)と、この小径孔部(631)の上記シリンダ(21)の開口側に設けられた大径孔部(632,633)とを有し、
    上記給油管(71,72)は、上記挿通孔(63,64)の上記小径孔部(631)に挿入された小径直管部(711)と、この小径直管部(711)の上端に設けられ、上記挿通孔(63,64)の上記大径孔部(632,633)内に位置する大径部(712,713)とを有し、
    上記給油管(71,72)の上記大径部(712,713)の外径の大きさは、上記挿通孔(63,64)の上記小径孔部(631)の内径の大きさよりも大きいことを特徴とする圧縮機。
  2. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記挿通孔(63,64)の上記大径孔部(632,633)の内径は、上記シリンダ(21)側に向かって連続的に大きくなっていることを特徴とする圧縮機。
  3. 請求項1または2に記載の圧縮機において、
    上記給油管(71,72)の上記小径直管部(711)は、上記挿通孔(63,64)の上記小径孔部(631)に圧入されていることを特徴とする圧縮機。
  4. 請求項1から3までのいずれか一つに記載の圧縮機において、
    上記給油管(71,72)の上記大径部(712,713)の一部は、上記シリンダ(21)の下側端部で覆われていることを特徴とする圧縮機。
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