JP2017014797A - ハウスユニットの連結金具とこれを用いた建築物及びその建築方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣り合うハウスユニット同士の連結を簡便に行うことができるハウスユニットの連結金具を提供する。
【解決手段】隣り合う一方と他方のハウスユニット同士を連結する連結金具3において、一方のハウスユニットの柱11に設ける一側連結具14と、一側連結具14に連結され他方のハウスユニットの柱11に設ける他側連結具15とを備え、一側連結具14に上部が開口した切欠き孔18を設け、切欠き孔18に係止する係止軸30を他側連結具15に設ける。重機などにより他方のハウスユニットを吊り上げ、一側連結具14の切欠き孔18の上部に、他側連結具15の係止軸30の位置を合わせ、他方のハウスユニット2を吊り下ろすと、切欠き孔18に係止軸30が係入し、係止軸30が切欠き孔18に係止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハウスユニットの連結金具とこれを用いた建築物及びその建築方法に関する。
従来、この種のものとして、電気、ガス及び給排水設備の配管が集中する配管スペースと、流し台、浴槽及びトイレなどとを備えた略直方体形状のハウスユニットからなり、前記配管スペースにおいて外部の電気、ガス及び給排水設備の配管と接続可能となっている仮設ハウスであって、前記ハウスユニットの下端外周には側面略コ字形状で上側突設部と下側突設部とを有し前記上側突設部に複数個の固定用孔部が形成された第1の接続部材が固設されており、また前記ハウスユニットの上端外周には側面略コ字形状で上側突設部と下側突設部とを有し前記上側突設部に複数個の固定用孔部が形成された第2の接続部材が固設されているものである(例えば特許文献1)。
上記仮設ハウスでは、あらかじめ流し台、浴槽、トイレなどを略直方体形状のハウスユニット内に形成しておき、このハウスユニット単位でトラックの荷台などに載置して運搬し、基礎などの上に設置することができる。また、電気、ガス及び給排水設備の配管が集中する配管スペースを設けているので、この電気、ガス及び給排水設備の終端部を配管スペースに配設しておき、この配管スペースにおいて、電気、ガス及び給排水設備の既存の外部配管を接続するだけで、該設備の配管が可能であり、各種電気機器や流し台、浴槽などを設置後速やかに利用することができる。
特開平8−218654号公報
上記仮設ハウスは、前記ハウスユニットの上端及び下端の外周に側面略コ字形状の第1及び第2の接続部材が固設されているので、前記ハウスユニットを2段に積み重ねた状態で使用できるので、省スペース化を図ることができる。
このように従来のものは、上下のハウスユニットを簡便に組み立てることができるが、隣り合うハウスユニット同士の連結を簡便に行うことができるものが望まれていた。
解決しようとする問題点は、隣り合うハウスユニット同士の連結を簡便に行うことができるハウスユニットの連結金具とこれを用いた建築物及びその建築方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、隣り合う一方と他方のハウスユニット同士を連結する連結金具において、一方のハウスユニットの柱に設ける一側連結具と、前記一側連結具に連結され他方のハウスユニットの柱に設ける他側連結具とを備え、前記一側連結具に上部が開口した切欠き孔を設け、前記切欠き孔に係止する係止部を前記他側連結具に設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記柱,前記一側連結具及び前記他側連結具が金属製であり、前記一側連結具は、一側本体に前記切欠き孔を設け、前記一側本体を前記柱の凹部に固定し、前記他側連結具は、一対の他側本体を前記柱の凹部に固定すると共に、前記一対の他側本体に前記一側本体を挿入する間隔を設け、前記一対の他側本体に前記係止部を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の連結金具を用いて複数のハウスユニットを連結した建築物であって、前記ハウスユニットは略直方体形状をなし、前記一方のハウスユニットの側面部には複数の前記柱が設けられ、前記一方のハウスユニットの側面部に対応する他方のハウスユニットの側面部には複数の前記柱が設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、前記一方のハウスユニットの前記複数の柱の少なくとも2つと、前記他方のハウスユニットの前記複数の柱の少なくとも2つとを、前記一側連結具と前記他側連結具により連結したことを特徴とする。
請求項5の発明は、複数の前記ハウスユニットの側面部には、建築物の外面となる部分に外装と内装を施し、前記複数の前記ハウスユニットの一部に設備を設けた後、一方のハウスユニットを設置し、この一方のハウスユニットの一側連結具に、他方のハウスユニットの他側連結具を位置合わせし、前記一側連結具の切欠き孔に前記他側連結具の係止部を係止して隣り合う一方と他方のハウスユニット同士を連結することを特徴とする。
請求項1の構成によれば、一方のハウスユニットの柱に設けた一側連結具に、他方のハウスユニットの柱に設けた他側連結具を連結することができる。具体的には、重機などにより他方のハウスユニットを吊り上げ、一側連結具の切欠き孔の上部に、他側連結具の係止部の位置を合わせ、他方のハウスユニットを吊り下ろすと、切欠き孔に係止部が係入し、係止部が切欠き孔に係止する。これにより一方と他方のハウスユニット同士が連結される。
請求項2の構成によれば、一対の他側本体の間に前記一側本体を挿入し、係止部を切欠き孔に係止することにより、隣り合う柱同士の位置を合わせて連結することができる。また、一側本体と他側本体を凹部に固定したから、隣り合う柱の間隔を狭くして連結することができる。
請求項3の構成によれば、柱同士を連結金具により連結することにより複数のハウスユニットを連結して建築物を構築することができる。
請求項4の構成によれば、複数の柱同士を連結金具により連結することにより複数のハウスユニットを連結して建築物を構築することができる。
請求項5の構成によれば、複数の前記ハウスユニットの側面部には、建築物の外面となる部分に外装と内装を施し、複数の前記ハウスユニットの一部に設備を装備することにより、現場での内装,外装及び設備作業に必要な時間が短縮され、短い工期で建築物を構築することができる。
本発明の実施例1を示す一部を切り欠いた連結金具の正面図である。 同上、一側連結具の正面図である。 同上、連結金具の平面図である。 同上、連結金具の斜視図である。 同上、連結前の連結金具の斜視図である。 同上、ハウスユニットの平面説明図である。 同上、建築物の要部の平面図である。 同上、建築物の1階の平面図である。 同上、建築物の正面図である。 同上、建築物の右側面図である。 同上、建築物の1階の要部の平面図である。 同上、中間の柱の位置が異なる複数のハウスユニットの平面説明図である。 本発明の実施例2を示す建築物の1階の要部の平面図である。 同上、連結前のハウスユニットの平面図である。 本発明の実施例3を示す建築物の要部の平面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
以下、本発明の実施例1について、図1〜図12に基づいて説明する。本発明の建築物1は、宿舎,旅館,ホテル,老人ホームやマンション等として使用することができる。また、建築物1は、複数のハウスユニット2を連結金具3により連結して構築される。
まず、建築物1に用いる連結金具3について説明する。連結金具3は、一方の柱11と他方の柱11を連結するものであり、この例では柱11にH形鋼を用い、このH形鋼はウエブ部12の両側にフランジ部13,13を有する。また、連結金具3は、一方の柱11に固定する一側連結具14と、他方の柱11に固定する他側連結具15とを備える。前記一側連結具14は、柱11に固定する板状のベース部16と、このベース部16に垂直に設けられた板状の一側本体17とを備え、この一側本体17は前記フランジ部13と平行で両フランジ部13,13の間に位置する。前記一側本体17には、上部が開口した切欠き孔18が形成されている。そして、前記柱11は、ウエブ部12の外面と両フランジ部13,13との間に、外側が開口した凹部13Aが設けられている。
前記切欠き孔18の柱11側(基端側)である内縁部19は略垂直に形成され、この内縁部19と一側本体17の柱側上面20との間に湾曲部21が設けられている。前記内縁部19の下部には半円状の底縁部22が形成され、この底縁部22の反柱11側(先端側)である外縁部23は、その下部に略垂直な外縁下部23Aを設け、この外縁下部23Aの上部に傾斜縁部23Bを設け、この傾斜縁部23Bは上側に向かって外側になるように傾斜し、前記傾斜縁部23Bの上部には湾曲部24が形成され、一側本体17の外端上部25は前記柱側上面20より低く形成されている。
また、前記他側連結具15は、柱11に固定する板状のベース部26と、このベース部26に垂直に設けられた一対の他側本体27,27とを備える。これら一対の他側本体27,27は板状をなし、柱11側である内側から外側に向かって上下幅がテーパー状に縮小し、その外端部には略半円状の湾曲部28が形成されている。さらに、一対の他側本体27,27は前記一側本体17を遊嵌可能な間隔29を置いて配置されている。具体的には、前記一対の他側本体27,27の基端側には長方形形状のスペーサ板26Aが一対の他側本体27,27に挟まれて配置され、そのスペーサ板26Aに一対の他側本体27,27の固定することにより、間隔29が設定され、その間隔29の寸法は、一側本体17の厚さの2倍以上、4倍以下である。また、一対の他側本体27,27の間には、前記切欠き孔18に係止する係止部たる係止軸30を設けている。尚、図1〜図4では、係止軸30をボルト・ナットのボルトにより構成した例を示し、図5では、他側本体27,27に固着したパイプ材により係止軸30を構成した例を示している。
尚、間隔29の寸法が、一側本体17の厚さの2倍未満であると、間隔29への一側本体17の位置合わせ作業に高い精度が必要となり、一方、4倍以上であると、隣り合うハウスユニット2,2同士の前後位置合わせ効果が低下するため、上記の範囲とした。
図1に示すように、前記切欠き孔18に前記係止軸30が係止した状態で、隣り合う柱11,11の間に、隙間Sが形成される。また、隙間Sの略中央が隣り合うハウスユニット2,2の連結箇所である。
ハウスユニット2は、H形鋼や山形鋼などの鋼材を骨組みとして、前後方向に長い略直方体形状をなす。具体的には、図6に示すように、ハウスユニット2の骨組み構造10は、ハウスユニット2の上面及び下面に、鋼材などからなる枠体31を設け、この枠体31は、前,後部材31M,31Uと左,右部材31L,31Rとを備え、前記上面及び下面とは略同形であり、それら上,下の枠体31,31を複数の柱11,11´により連結している。
また、ハウスユニット2は、建築物1の前後の外面に位置する長さ方向両側の側面部32M,32Uと、幅方向両側の側面部32R,32Lとを備える。長さ方向両側の側面部32M,32Uは、建築物1の外面となり、外装及び内装が施されている。さらに、長さ方向両側の側面部32R,32Lが他側面,一側面である。一方、建築物1の左右両端以外のハウスユニット2の左,右の側面部32R,32Lは、全面的に開口していたり、内装や仕切り壁を設けて残りが部分的に開口したりしている。また、全てのハウスユニット2には、床面と天井面とを工場において取り付ける。
図6に示すように、前記ハウスユニット2の四方の角部側には前記柱11が設けられ、これら角部の柱11は隣り合うハウスユニット2の柱11のウエブ部12が平行になるように配置され、この例ではウエブ部12は左右方向に配置される。また、前記側面部32R,32Lにおいて、角部の柱11の間には、一対の中間の柱11´が前後に間隔を置いて設けられている。これら中間の柱11´の前後間隔は、廊下33の間隔に対応し、また、角部の柱11とこれに隣り合う中間の柱11´の間隔は、部屋34の前後幅に対応している。そして、図7に示すように、1つのハウスユニット2には、廊下33を挟んで2つの部屋34,34が形成される。尚、柱11と柱11´は同一構成であるが、柱11´には断面における寸法の異なるH形鋼を用いてもよい。
また、部屋34と廊下33との間には左右方向の仕切り壁35が設けられ、この仕切り壁35には出入りのための開閉扉36が設けられている。さらに、長さ方向の両側面部32M,32Uには窓37が設けられている。
そして、この例では、角部の柱11に連結具14,15を溶接等により固定している。具体的には、前記右の側面部32Rの角部の柱11,11の外面に、同一の前記一側連結具14,14を固定し、前記左の側面部32Lの角部の柱11,11の外面に、同一の前記他側連結具15,15を固定する。また、一側連結具14と他側連結具15とを左右逆に取り付けてもよい。尚、柱11の高さが例えば2.7m(メートル)であれば、連結具14,15は1.7mの高さに設けられる。この場合、柱11の高さの1/2以上、2/3以下の高さに連結具14,15を設けることが施工の上で好ましい。
ハウスユニット2は、少なくともここまで説明した構成を工場において製造した後、設置する現場まで運搬車両等に搭載して移送される。
次に、上述したようなハウスユニット2を設置して建築物1を構築する本発明の建築方法について説明する。ハウスユニット2はそれ自身単体でも用いることができるが、複数個連設して集合住宅などとして用いることもできる。まず、コンクリートなどにより所望とするハウスユニット2の設置個数に応じた基礎(図示せず)を形成する。該基礎には、アンカーボルト(図示せず)を埋設固定し、該アンカーボルトの螺子部を基礎の上面に突出しておく。そして、ハウスユニット2を基礎に設置すると共に、該ハウスユニット2の下部の鋼材(図示せず)などを前記アンカーボルトにより基礎に固定する。具体的には、アンカーボルトの螺子部を下部の鋼材に挿通し、該螺子部にナットを螺合することにより固定する。尚、設置場所によっては、基礎を設けない場合もある。
また、左右方向に隣り合うハウスユニット2の連結は以下のようにして行われる。先に基礎に設置した一方のハウスユニット2に対し、その右の側面部32Rの一側連結具14に、他方のハウスユニット2の左の側面部32Lの他側連結具15を連結する。具体的には、重機などにより他方のハウスユニット2を吊り上げ、一側連結具14の切欠き孔18の上部に、他側連結具15の係止軸30の位置を合わせ、他方のハウスユニット2を吊り下ろす。すると切欠き孔18に係止軸30が係入し、係止軸30が切欠き孔18の底縁部22に係止する。
この場合、切欠き孔18に設けられた傾斜縁部23Bにより係止軸30が案内され、スムーズに係止が行われる。また、前後方向両側の柱11,11,11,11が連結金具3,3により連結されることにより、一方のハウスユニット2と他方のハウスユニット2との左右の間隔が正しく設定される。尚、他方のハウスユニット2も一方のハウスユニット2と同様にして基礎に固定する。このようにして複数のハウスユニット2,2・・・を左右に複数連結する。
次に、このようにして基礎上に固定したハウスユニット2上にさらに2階となるハウスユニット2を積み重ねて設置する。この設置は、下段側のハウスユニット2の上の枠体31に、上段側のハウスユニット2の下の枠体31が合致するように載せ、重ね合わせた枠体31,31をボルト(図示せず)などの固定手段で締結することにより、ハウスユニット2上にハウスユニット2を積み重ねた状態で固定することができる。
また、部屋34には、設備として、ベット41,机42や椅子43を配置する。尚、工場において、予めベット41,机42や椅子43を部屋34に配置しておいてもよく、予めベット41,机42や椅子43を部屋34に仮固定し、ハウスユニット2を現場に設置した後、それらの仮固定を解除してもよい。また、ベット41は工場で部屋34に固定したままでもよい。こうすればベット41,机42や椅子43をハウスユニット2と共に現場まで運搬することができる。
そして、1階部分101のハウスユニット2,2・・・を複数個連設するとともに、その上に2階部分102のハウスユニット2,2・・・を積み重ねて建築物1たるホテルを構築する。また、図11は示すように、建築物1の1階部分101には、以下のものを構築する。1階部分101の右側には複数のハウスユニット2,2・・・を連結し、これらと逆の左側の端部側には、前側に浴室44と脱衣室45を設ける。前記浴室44には、複数の湯船46と、複数のシャワーを備えたシャワー室47と、複数の蛇口48を設ける。また、浴室44と脱衣室45との仕切り壁49には開閉扉49Aを複数設ける。浴室44の隣には、左側からコインランドリー50,トイレ51,階段52及び物置52A,玄関ホール53,下足室54,受付55,事務室56,洗面所57,書庫58,トイレ付きの給湯室59が設けられ、また、建築物1内の後側に廊下60が設けられ、この廊下60は前記廊下33に繋がっている。さらに、前記玄関ホール53には、建築物1の前側に風除室53Aが設けられ、この風除室53Aに出入り用の扉53Bが設けられている。また、前記階段52は1階部分101と2階部分102との通路となる。尚、建築物1には、食堂を設けることができる。
尚、前記仕切り壁35,開閉扉36,湯船46,シャワー室47,蛇口48,浴室44,仕切り壁49,開閉扉49A,コインランドリー50,トイレ51,階段52,下足室54,受付55,事務室56,洗面所57,書庫58,給湯室59などが建築物1内に装備する各種の設備である。
また、図8に示すように、前側の前記1階部分101の後側には、ハウスユニット2,2・・・を複数個連設して中央側及び後側の1階部分101A,101Bを構築し、それら1階部分101,101A,101Bは前後に間隔を置いて設けられると共に、屋根61Aを有する渡り廊下61により連結されている。
さらに、図10に示すように、1階部分101,101A,101B及び2階部分102,102A,102Bの左右には、廊下33に連通する開閉扉62が設けられ、2階部分102,102A,102Bの開閉扉62と地面との間には避難階段63が設けられている。
また、前側の1階部分101を例に説明すると、図10に示すように、前側の1階部分101は、前後幅及び左右幅の等しい24個のハウスユニット2からなる。尚、24個のハウスユニット2は前後幅及び左右幅が等しい。また、理解を容易にするため、左側からN番目(Nは自然数)のハウスユニット2の設置位置をWNとして説明する。
具体的には、図8及び図9に示すように、1階部分101の右側は、9つの前記ハウスユニット2(W16〜W24)を連結してなり、これら9つのハウスユニット2(W16〜W24)は図12(A)に示す骨組み構造10を有する。また、1階部分101の左側で浴室44及び脱衣室45となる部分は、左から1番目のハウスユニット2(W1)と、左から2〜5番目のハウスユニット2(W2〜W5)を連結してなる。左から1〜5番目のハウスユニット2(W1〜W5)の骨組み構造10は、浴室44となる箇所に中間の柱11´を設けていないが、中間の柱11´を設けてもよい。左から1番目のハウスユニット2は、左の側面部32Lに工場において予め外装及び内装が施され、また、左の側面部32Lに中間の柱11´が設けられている。左から2〜4番目のハウスユニット2(W2〜W4)は左,右の側面部32L,32Rが開口している。そして、左から1〜2番目のハウスユニット2(W1〜W2)には、湯船46を工場で取り付け、左から3番目のハウスユニット2(W3)には、シャワー室47の少なくとも一部の設備を工場で取り付け、左から4〜5番目のハウスユニット2(W4〜W5)には、湯船46を工場で取り付ける。また、5番目のハウスユニット2には、後側の廊下60の部分を残して右の側面部32Rに、内装たる内壁部71を工場において取り付け、その右の側面部32Rには、中間の柱111,111が設けられている。図12(B)に示すように、それら中間の柱111,111の前後間隔は、前記ハウスユニットの中間の柱11´,11´の間隔より広い。尚、中間の柱111は位置が異なる以外は、前記中間の柱11´と同一構成である。また、連結箇所を挟んで隣り合う中間の柱11´,11´,柱111,111は前後方向において同じ位置にあり、隣り合うハウスユニット2,2を連結金具3により連結すると、隣り合う中間の柱11´,11´同士,柱111,111同士も、図3の柱11,11のように隣り合い、例えば、図7に示すように中間の柱11´,11´が隣り合って配置されている。
左から6〜8番目のハウスユニット2(W6〜W8)は、図12(B)に示すように、左,右の側面部32L,32Rに前記中間の柱111,111を設けた骨組み構造10を有し、左,右の側面部32L,32Rに工場において内装が施されている。そして、6番目のハウスユニット2(W6)には、コインランドリー50の設備の全部又は一部を工場において取り付け、7番目のハウスユニット2(W7)には、トイレ51の設備の全部又は一部を工場において取り付け、8番目のハウスユニット2(W8)には、階段52を取り付けるための加工を工場において施す。或いは、工場で8番目のハウスユニット2(W8)に階段52を取り付けてもよい。
左から9番目のハウスユニット2(W9)の骨組み構造10は、左,右の側面部32L,32Rに中間の柱111,111を有し、左から10番目のハウスユニット2の骨組み構造10は、図12(C)に示すように、左の側面部32Lに中間の柱111,111を有し、右の側面部32Rの前後に中間の柱111,11´を有する。また、左から9番目のハウスユニット2(W9)には、風除室53Aの一部又は全部と開閉扉53Bを工場において取り付ける。そして、9〜10番目のハウスユニット2(W9〜W10)を連結金具3により連結することにより玄関ホール53を構築する。
左から11〜14番目のハウスユニット2(W11〜W14)の骨組み構造10は、図12(D)に示すように、左,右の側面部32L,32Rの前後に中間の柱111,11´を有する。11番目のハウスユニット2(W11)には、受付55の設備の一部又は全部と、下足室54の内装の一部又は全部を工場において取り付ける。尚、受付55は、ホテルであれば宿泊者が宿泊の申し込み行う場所である。さらに、15番目のハウスユニット2(W15)の骨組み構造10は、図12(E)に示すように、左の側面部32Lの前後に中間の柱111,11´を有し、右の側面部32L,32Rの前後に中間の柱11´,11´を有する。
そして、図12(A)はハウスユニット2(W16〜W24)の平面説明図である。図12(A)では、前側の角部の柱11とこれと前後において隣り合う中間の柱11´とは基準間隔Lだけ離れている。また、図12(B)では、後側の角部の柱11とこれと前後において隣り合う中間の柱111とは基準間隔L´だけ離れ、基準間隔Lは基準間隔L´より大きい。このように渡り廊下61を除いて全てのハウスユニット2の骨組み構造10の外形は等しく、2つの基準間隔L,L´を設定し、基準間隔L,L´を組み合わせ、且つ1つのハウスユニット2において左,右の側面部32L,32Rで中間の柱を同一に配置したり、異なる配置にしたりして中間の柱11´,111を設けている。これにより建築物1の内部の配置や仕切りに対応してハウスユニット2を工場で製造し、現場で組み立てることにより所望の内部構造を得ることができる。また、隣り合うハウスユニット2,2の連結箇所の側面部32L,32Rには、隣り合うハウスユニット2,2間を行き来することができる開口部が設けられ、例えば、図7では開口部が廊下33である。
また、書庫58及び給湯室59は、14〜15番目のハウスユニット2(W14〜W15)に跨って配置され、書庫58及び給湯室59の左右方向の仕切り壁72などは連結箇所で分割されて工場において14〜15番目のハウスユニット2(W14〜W15)に取り付けられている。また、14番目のハウスユニット2(W14)には洗面所57の一部又は全部の設備が工場において取り付けられている。また、同様に仕切り壁49も1〜5番目のハウスユニット2(W1〜W5)に跨って配置され、その仕切り壁49は連結箇所で分割されて工場において14〜15番目のハウスユニット2(W14〜W15)に取り付けられている。
そして、15番目のハウスユニット2(W15)と、部屋34を有する16番目のハウスユニット2(W16)とが連結金具3により連結される。また、全ての隣り合うハウスユニット2が連結金具3により連結される。
さらに、渡り廊下61は、屋根61Aを有するハウスユニット2からなり、左,右の側面部32L,32Rには工場において外壁部73,73が設けられている。尚、渡り廊下61の骨組み構造10に設ける中間の柱11´,111は1本でもよい。また、渡り廊下61の前後は開口し、1階部分101,101Aの間の渡り廊下61は、その前側が玄関ホール53に連通し、その後側が1階部分101Aに連通する。尚、渡り廊下61は1階にのみに設けられている。
そして、全てのハウスユニット2は、工場において、少なくとも前,後の側面部32M,32Uの内装と外装が施される。また、1階部分101,101A,101Bの両端の左,右の側面部32L,32R以外、左右方向において隣り合うハウスユニット2は連結金具3により連結される。
このように本実施例では、請求項1に対応して、隣り合う一方と他方のハウスユニット2,2同士を連結する連結金具3において、一方のハウスユニット2の柱11に設ける一側連結具14と、一側連結具14に連結され他方のハウスユニット2の柱11に設ける他側連結具15とを備え、一側連結具14に上部が開口した切欠き孔18を設け、切欠き孔18に係止する係止部たる係止軸30を他側連結具15に設けたから、一方のハウスユニット2の柱11に設けた一側連結具14に、他方のハウスユニット2の柱11に設けた他側連結具15を連結することができる。具体的には、重機などにより他方のハウスユニット2を吊り上げ、一側連結具14の切欠き孔18の上部に、他側連結具15の係止軸30の位置を合わせ、他方のハウスユニット2を吊り下ろすと、切欠き孔18に係止軸30が係入し、係止軸30が切欠き孔18に係止する。これにより一方と他方のハウスユニット2,2同士が連結される。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、柱11,一側連結具14及び他側連結具15が金属製であり、一側連結具14は、一側本体17に切欠き孔18を設け、一側本体17を柱11の凹部13Aに固定し、他側連結具15は、一対の他側本体27,27を柱11の凹部13Aに固定すると共に、一対の他側本体27,27に一側本体17を挿入する間隔29を設け、一対の他側本体27,27に係止部たる係止軸30を設けたから、一対の他側本体27,27の間に一側本体17を挿入し、係止軸30を切欠き孔18に係止することにより、隣り合う柱11,11同士の位置を合わせて連結することができる。また、一側本体17と他側本体27を凹部13Aに固定したから、隣り合う柱11,11の隙間Sを狭くして連結することができる。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、請求項1記載の連結金具3を用いて複数のハウスユニット2,2を連結した建築物1であって、ハウスユニット2,2は略直方体形状をなし、一方のハウスユニット2の側面部たる右の側面部32Rには複数の柱11,11が設けられ、一方のハウスユニット2の右の側面部32Rに対応する他方のハウスユニット2の側面部たる左の側面部32Lには複数の柱11,11が設けられているから、一方と他方のハウスユニット2,2の柱11,11同士を連結金具3により連結することにより複数のハウスユニット2,2を連結して建築物1を構築することができる。
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、一方のハウスユニット2の複数の柱11,11,11´,111の少なくとも2つと、他方のハウスユニット2の複数の柱11,11,11´,111の少なくとも2つとを、一側連結具14と他側連結具15により連結したから、複数の柱11,11同士を連結金具3により連結することにより複数のハウスユニット2,2を連結して建築物1を構築することができる。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、複数のハウスユニット2の側面部には、建築物1の外面となる部分に外装と内装を施し、複数のハウスユニット2の一部に設備を設けた後、一方のハウスユニット2を設置し、この一方のハウスユニット2の一側連結具14に、他方のハウスユニット2の他側連結具15を位置合わせし、一側連結具14の切欠き孔18に他側連結具15の係止部たる係止軸30を係止して隣り合う一方と他方のハウスユニット2,2同士を連結するから、複数のハウスユニット2の側面部には、建築物1の外面となる部分に外装と内装を施し、複数のハウスユニット2の一部に設備を装備することにより、現場での内装,外装及び設備作業に必要な時間が短縮され、短い工期で建築物1を構築することができる。
また、実施例上の効果として、ハウスユニット2は前後方向に長く形成され、その前後方向両側の柱11,11同士を連結金具3により連結し、このように長さ方向両側を連結金具3,3により連結したから、一方のハウスユニット2と他方のハウスユニット2との左右の間隔を正しく設定して設置することができる。また、前後方向両側の柱11,11の2個所で連結することにより、寸法精度が出し易い。さらに、ハウスユニット2の骨組み構造10の外形は等しく、2つの基準間隔L,L´を設定し、これら基準間隔L,L´を組み合わせ、且つ図12(A)(B)(D)のように、左,右の側面部32L,32Rで中間の柱を同一に配置したり、図12(C)(E)のように、異なる配置にしたりして中間の柱11´,111を設けている。これにより建築物1の内部の配置や仕切りに対応してハウスユニット2を工場で製造し、現場で組み立てることにより所望の内部配置を得ることができる。尚、図12では中央の柱は2本設けられているが、1本でもよい。また、左右方向の仕切り壁72を隣り合うハウスユニット2,2で分割したから、隣り合うハウスユニット2,2を連結することにより、連続した仕切り壁72が形成される。
また、部屋34を形成する複数のハウスユニット2(W16〜W24)と、トイレ51を構築するハウスユニット2(W7)と、玄関ホール53とを構築する複数又は単数のハウスユニット2(W9〜W10)等を備え、さらに好ましくは、浴室44を構築する複数のハウスユニット2(W1〜W5)を備え、それらハウスユニット2には設備の少なくとも一部が工場にて備えられているから、それらハウスユニット2を用いて宿泊可能な建築物1を現場で簡便に構築することができる。このように1つのハウスユニット2を単位とし、複数のハウスユニット2を連結金具3により連結することにより、建築物1を現場において短時間で構築することができる。
図12〜図13は本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その説明を省略して詳述すると、この例では、4つの部屋を3つのハウスユニットにより構築している。尚、本実施例2と後述する実施例3の建築物1は、実施例1と同様に、1階部分101,101A,101Bと2階部分102,102A,102Bを有する。
前側の1階部分101は、左から1〜18番目のハウスユニット2(W1〜W18)を連結して構築される。また、前側の1階部分101には厨房75と食堂76が設けられ、食堂76には自動販売機77が設けられている。
中央側の1階部分101Aの左側に示すように、左から1番目のハウスユニット2(W1´)は、骨組み構造10に、建築物1の外面となる左の側面部32Lと前後の側面部32M,32Uを設け、各側面部32L,32M,32Uに内装及び外装を施し、且つ分割した仕切り壁35Aを設け、右の側面部32Rが開口したものを工場で製造する。
また、左から2番目のハウスユニット2(W2´)は、前後の側面部32M,32Uに内装及び外装を施し、左右の側面部32L,32Rが開口し、且つ左右中央において、前の側面部32Mと分割した仕切り壁35Aとの間に、部屋仕切り壁81を設けると共に、後の側面部32Uと分割した仕切り壁35Aとの間に、部屋仕切り壁81を設け、左右の側面部32L,32Rは開口したものを工場で製造する。
さらに、左から3番目のハウスユニット2(W3´)は、各側面部32M,32Uに内装及び外装を施すと共に、右の側面部32Rに内装を施し、且つ分割した仕切り壁35Aを設けたものを工場で製造する。
そして、1〜3番目のハウスユニット2(W1´〜W3´)を連結金具3により連結して組み立てると、図13に示すように、4つの部屋82が形成され、この部屋82は前記部屋34より左右方向に広く、1つの部屋82に2つのベット41,41が設けられる。尚、1〜3番目のハウスユニット2(W1´〜W3´)の左右幅は、他のハウスユニット2の幅と同幅である。
このように本実施例では、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
また、この例では、3つのハウスユニット2により略1.5個分の部屋82を形成したから、1つのハウスユニット2に設ける部屋34より広い部屋82を提供できる。
図14は本発明の実施例3を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その説明を省略して詳述すると、この例はハウスユニット2の変形例を示している。
前側の1階部分101の左から第1〜第6のハウスユニット2(W1〜W6)は、図12(B)に示したように、前後に中間の柱111,111を設けた骨組み構造10を用いたものであって、前後方向一側である前側に1つの部屋85と、前後方向他側である後側に廊下60となる部分とを有する。その部屋85にはユニットバス86とユニットトイレ87とが工場において取り付けられている。
中央側の1階部分101Aには、前記実施例2で説明した3つのハウスユニット2(W1´〜W3´)を連結して4つの部屋82を形成している。各部屋82にはトイレと湯船を備えたトイレ付ユニットバス88が工場において取り付けられている。
また、中央側の1階部分101Aの右側は、2つのハウスユニット2(W22´〜W23´)により前後2つの部屋89,89を形成している。
このように本実施例では、上記各実施例と同様な作用・効果を奏する。
また、この例では、2つのハウスユニット2(W22´〜W23´)を連結することにより左右方向に広い部屋89を形成することができる。
尚、本発明は、前記実施形態に限定されるものでは無く、種々の変形実施が可能である。例えば、実施例では、図中、左側のハウスユニットを一方のハウスユニット、右側のハウスユニットを他方のハウスユニットとして説明したが、右側のハウスユニットを一方のハウスユニット、左側のハウスユニットを他方のハウスユニットとしても良いことは言うまでもない。また、実施例では、前後方向両側の柱同士を連結金具により連結したが、中間の柱同士を連結金具により連結してもよい。また、玄関は1階部分の左右端部側に設けてもよい。さらに、実施例では2階建の建築物を示したが、3階以上でもよい。また、1つのハウスユニットにおいて、左側2本と右側2本に同じ連結具を設けるようにしてもよい。
1 建築物
2 ハウスユニット
3 連結金具
11 柱
13A 凹部
14 一側連結具
15 他側連結具
17 一側本体
18 切欠き孔
27 他側本体
29 間隔
30 係止軸(係止部)
S 隙間(連結箇所)
32M 前の側面部
32U 後の側面部
32R 右の側面部(他側面)
32L 左の側面部(一側面)
34 部屋
35 仕切り壁(設備)
36 開閉扉(設備)
37 窓(設備)
44 浴室(設備)
45 脱衣室(設備)
46 湯船(設備)
47 シャワー室(設備)
48 蛇口(設備)
49 仕切り壁(設備)
49A 開閉扉(設備)
50 コインランドリー(設備)
51 トイレ(設備)
52 階段(設備)
53 玄関ホール(設備)
53A 風除室(設備)
53B 扉(設備)
54 下足室(設備)
55 受付(設備)
56 事務室(設備)
57 洗面所(設備)
58 書庫(設備)
59 給湯室(設備)
62 開閉扉(設備)
63 避難階段
75 厨房(設備)
76 食堂(設備)
81 部屋仕切り壁(設備)
86 ユニットバス(設備)
87 ユニットトイレ(設備)
88 トイレ付ユニットバス(設備)

Claims (5)

  1. 隣り合う一方と他方のハウスユニット同士を連結する連結金具において、
    一方のハウスユニットの柱に設ける一側連結具と、前記一側連結具に連結され他方のハウスユニットの柱に設ける他側連結具とを備え、
    前記一側連結具に上部が開口した切欠き孔を設け、前記切欠き孔に係止する係止部を前記他側連結具に設けたことを特徴とするハウスユニットの連結金具。
  2. 前記柱,前記一側連結具及び前記他側連結具が金属製であり、
    前記一側連結具は、一側本体に前記切欠き孔を設け、前記一側本体を前記柱の凹部に固定し、
    前記他側連結具は、一対の他側本体を前記柱の凹部に固定すると共に、前記一対の他側本体に前記一側本体を挿入する間隔を設け、前記一対の他側本体に前記係止部を設けたことを特徴とする請求項1記載のハウスユニットの連結具。
  3. 請求項1記載の連結金具を用いて複数のハウスユニットを連結した建築物であって、
    前記ハウスユニットは略直方体形状をなし、前記一方のハウスユニットの側面部には複数の前記柱が設けられ、前記一方のハウスユニットの側面部に対応する他方のハウスユニットの側面部には複数の前記柱が設けられていることを特徴とする建築物。
  4. 前記一方のハウスユニットの前記複数の柱の少なくとも2つと、前記他方のハウスユニットの前記複数の柱の少なくとも2つとを、前記一側連結具と前記他側連結具により連結したことを特徴とする請求項3記載の建築物。
  5. 複数の前記ハウスユニットの側面部には、建築物の外面となる部分に外装と内装を施し、前記複数の前記ハウスユニットの一部に設備を設けた後、一方のハウスユニットを設置し、この一方のハウスユニットの一側連結具に、他方のハウスユニットの他側連結具を位置合わせし、前記一側連結具の切欠き孔に前記他側連結具の係止部を係止して隣り合う一方と他方のハウスユニット同士を連結することを特徴とする請求項3又は4記載の建築物の建築方法。
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