JP2017013722A - バンパリインフォースメント - Google Patents

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Abstract

【課題】閉じ断面形状のバンパリインフォースメントの断面崩れを防止ないし抑制することにより、耐衝突荷重の増大を図る。
【解決手段】バンパリインフォースメント14は、コ字状断面形状で、自動車車体の前部または後部に配設される長尺形状の本体部材20と、前記コ字状断面形状の開口を塞ぎ、車両衝突時に荷重を受ける当たり面となる蓋部材22とを備え、両部材20,22により閉じ断面形状とされる。そして、前記閉じ断面形状の空間を仕切る仕切部材24を有し、該仕切部材24は中央部位置で離間して配設される一対の第1仕切部材24A,24Aと、該一対の第1仕切部材24A,24Aの配設位置から幅方向で見て外方位置に離間して配設される第2仕切部材24B,24Bとを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、バンパリインフォースメントに関する。特に、自動車車体の前部または後部に備えられ、車両衝突における耐衝突荷重の増大を図ることができるバンパリインフォースメントに関する。
自動車車体の前部または後部には、車両衝突時における衝突荷重を受けるためのバンパ構造が備えられている。バンパ構造には芯材としてバンパリインフォースメントが備えられる。バンパリインフォースメントは自動車車体の幅方向に配設されており、自動車車体の幅方向の両側部位置で自動車車体のフレーム部材に支持構造で連結されて支持される。
特開2010−42753号公報
上述した従来構造のバンパリインフォースメントの幅方向中央部位置の断面形状を図15に示す。図15は本体部材120の開口が上方位置として図示されている。バンパリインフォースメント114は、この本体部材120の開口部を蓋部材122が溶接128等により塞いで閉じ断面形状を構成している。車両衝突時には図15で見て上方から衝突荷重が作用する。そうすると、発明者らの解析によれば、図16で示すように閉じ断面形状は変形する。その閉じ断面形状の変形は図16で見て本体部材120の左右両側部120b,120cの断面崩れが大きい。
上述のように車両衝突時にバンパリインフォースメント114の幅方向中央部位置の断面形状の変形に伴い、バンパリインフォースメント114の幅方向は図17で示すように変形する。図17は衝突変形後のバンパリインフォースメント114の斜視図を示し、同図における118はバンパリインフォースメント114が幅方向の両側位置で自動車車体のフレーム部材に支持される支持箇所を示す。この図において中央部位置が衝突により下方に変形する際には、圧縮応力と引張応力が作用する。黒く塗りつぶして示す箇所に圧縮応力が作用し、斜線で示す箇所に引張応力が作用する。そして、圧縮応力が作用する箇所は変形により座屈現象を生じる。そのため、圧縮応力箇所が幅広く存在すると座屈する荷重も低くなる。このため従来のバンパリインフォースメント114の場合も圧縮応力箇所が比較的広くなる傾向にあり、バンパリインフォースメント114の中央部(センター)位置の断面が座屈するための荷重が落ち込むという問題点がある。
而して、本発明は上述した問題点に鑑みて創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、バンパリインフォースメントの閉じ断面形状の断面崩れを防止ないし抑制することにより、耐衝突荷重の増大を図ることにある。
上記課題を解決するため、本発明は次の手段をとる。
本発明に係るバンパリインフォースメントは、自動車の車室から見て、該自動車の前後方向の外方に向けて開口したコ字状断面形状で、自動車車体の前部または後部に該自動車車体の幅方向に配設される長尺形状の本体部材と、前記本体部材のコ字状断面形状の開口を塞ぐように配設され、車両衝突時に荷重を受ける当たり面となる蓋部材とを備え、両部材により閉じ断面形状とされる。そして、前記本体部材と蓋部材とで形成される閉じ断面形状の空間を仕切る仕切部材を有し、該仕切部材は当該バンパリインフォースメントの幅方向の中央部位置で離間して配設される一対の第1仕切部材と、該一対の第1仕切部材の配設位置から幅方向で見て外方位置に離間して配設される第2仕切部材とを備える。
上記の本発明によれば、閉じ断面形状のバンパリインフォースメントの中央部位置には、先ず、一対の第1仕切部材が離間して配設される。このため正面衝突時における閉じ断面形状の断面崩れを防止ないし抑制することができると共に、バンパリインフォースメント中央部へ作用する圧縮応力を減らすことができて、座屈タイミングを遅らせて、耐衝突荷重の増大を図ることができる。
また、本発明は第1仕切部材の配設位置から幅方向で見て外方位置に離間して第2仕切部材が配設される。第1仕切部材と第2仕切部材との間の蓋部材には衝突時に引張応力が作用する。引張応力が作用すると衝突部材との当たり面となる蓋部材は衝突部材方向に膨らみ変形が生じ、衝突部材との接触面積が増大する。これにより中央部位置の応力集中を分散させて、中央部の断面崩れを防止ないし抑制し、座屈タイミングを遅延させ、耐衝突荷重の増大を図ることができる。
なお、上記の本発明は次の態様とするのが好ましい。
先ず、前記第1仕切部材と前記第2仕切部材との間の幅方向間隔は、前記一対の第1仕切部材による幅方向間隔より広くなるように配置されているのが好ましい。これにより中央部位置の応力集中を分散をより良好なものとして、中央部断面崩れを防止ないし抑制し、座屈タイミングを遅延させ、耐衝突荷重の増大をより図ることができる。
次に、前記一対の第1仕切部材の両側に形成される該第1仕切部材と第2仕切部材との間の空間を形成する幅方向間隔は、両側とも同じとされているのが好ましい。これにより左右の衝突荷重をバランスよく受けることができる。
次に、前記仕切部材は、少なくとも前記本体部材のコ字状断面形状の底面部位と、蓋部材に溶接により固定されているのが好ましい。本発明による本体部材と蓋部材との配置の仕方、すなわちコ字形断面形状の本体部材の開口部を自動車車体から見て外方向とする形態にあっては、本体部材の両側部は内方に変形する断面崩れとなるので、この変形は仕切部材で防止ないし抑制することができる。このため溶接箇所の削減を図ることができると共に、それに伴う溶接作業の工数低減を図ることができる。
上述した手段の本発明によれば、閉じ断面形状のバンパリインフォースメントの中央部位置に、一対の第1仕切部材とその幅方向外方位置に第2仕切部材を配設することにより、バンパリンフォースメントの閉じ断面形状の断面崩れを防止ないし抑制することができて、耐衝突荷重の増大を図ることができる。
自動車車体に対するバンパ構造の配置位置を示す概略図である。 本実施形態の仕切部材を備えたバンパリインフォースメントの溶接結合状態の概略を示す断面図である。 本実施形態のバンパリインフォースメントを示す斜視図である。 図2における仕切部材を蓋部材に溶接により固定する具体例を示す斜視図である。 バンパリインフォースメントにおける仕切部材の配設状態を示す平面図である。 図5におけるVI部分の拡大図である。 3点曲げ解析条件を示す図である。 上記3点曲げ解析条件による衝突変形後のバンパリインフォースメントを示す斜視図である。 図8における図6に対応する部位を示す図である。 本実施形態と従来構造との変位量に対する荷重変化を示す線図である。 本実施形態と従来技術とのピーク荷重効率比較を示すグラフである。 本実施形態と従来技術とのエネルギー吸収効率比較を示すグラフである。 本実施形態の試験条件における本体部材と蓋部材の仕様を示した説明図である。 本実施形態の試験条件における仕切部材の仕様を示した説明図である。 従来技術のバンパリインフォースメントの断面形状を示し、変形前の断面図である。 図15のバンパリインフォースメントの変形後の断面図である。 衝突変形後のバンパリインフォースメントを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
先ず、図1は自動車におけるバンパ構造10の配置位置を示す。バンパ構造10は、通常、自動車車体12の前部と後部に自動車車体12に対して幅方向に配置される。図1において、自動車車体12の前方を矢印Fで示し、後方を矢印Rで示した。バンパ構造10は、バンパリインフォースメント14と、バンパ被覆部材16と、バンパ支持構造18とから成っている。バンパリインフォースメント14はバンパ構造10の強度上の芯材として配設されている。バンパ被覆部材16はバンパリインフォースメント14の前面を被覆するように配設されている。バンパ被覆部材16はバンパ構造10の最外面に配設され、見栄えを考慮した構成とされている。通常、意匠の成形に適する樹脂製で形成されている。
バンパ支持構造18はバンパリインフォースメント14の長手方向(自動車車体12で見て幅方向)の両側部の位置で自動車車体12のフレーム部材(不図示)とバンパリインフォースメントとの間に配設されている。そして、このバンパ支持構造18によりバンパリインフォースメント14で受ける衝突荷重を自動車車体12に伝え、自動車車体12で支持する。なお、以後に説明する実施形態は、自動車車体12の前部に配設されるバンパリインフォースメント14の場合を例にして説明する。
上記のような配置構成であることにより、自動車の正面衝突によりバンパ構造10の中央部位置に作用する衝突荷重は、先ずは、バンパ被覆部材16で受けて、これをバンパリインフォースメント14で支える。そしてバンパリインフォースメント14に作用した荷重は、バンパリインフォースメント14の両側部に配設されたバンパ支持構造18を介して自動車車体12により受けられる。
バンパリインフォースメント14は、図2及び図3に示すように、本体部材20と、蓋部材22と、仕切部材24とから成っている。これら各部材20,22,24は鋼製である。本体部材20は断面コ字状の長尺部材として形成されており、コ字状の開口部が自動車車体12から見て外方に向けて開口した状態として配設される。図2は当該外方が上方として図示されている。なお、本体部材20の形状を示す断面コ字状とは、その開口端においていわゆるフランジを備える場合と、フランジを備えない場合とがあり、本実施形態の場合はフランジ26を備える形状となっている。
蓋部材22は、本体部材20のコ字形の開口部を塞ぐ部材として配設され、車両衝突時に荷重を受ける当たり面となっている。蓋部材22は本体部材20の開口部全面を塞ぐ形状の長尺の板状部材として形成されており、本体部材20のフランジ26の箇所で溶接28により一体的に結合されている。これによりバンパリインフォースメント14の断面形状は断面略四角形の閉じ断面形状とされる。なお、溶接28はスポット溶接、アーク溶接、レーザ溶接等何でも良く、以後に説明する溶接箇所も同じである。
仕切部材24は、本体部材20と蓋部材22とで形成される閉じ断面形状の空間を仕切る部材であり、正面衝突時における閉じ断面形状の断面崩れを防止ないし抑制するための強度部材として配設される。仕切部材24は、好ましくは鋼製の板状部品であるが、所定の強度が得られる部材形状であれば孔をあけた板状部品、或いはメッシュ状の板状部品であっても良い。
本実施形態の仕切部材24は、図2及び図3に示すように、閉じ断面形状の四角形に対応した四角形の板状部材であり、四角形の4辺部とも本体部材20と蓋部材22に溶接により固定されている。図2は溶接箇所を分かり易くイメージとして示したものである。図2で見て仕切部材24の左右両側辺部24b、24cと下辺部24dは、本体部材20のハット型断面形状の左右両側部20b、20cと底部20dに溶接30で結合され、仕切部材24の上辺部24aは蓋部材22と溶接30で結合される。図2では溶接30箇所は黒丸印で示されている。
詳細には、仕切部材24の上辺部24aと蓋部材22との溶接30による固定は、例えば、図4に示す構造により行われる。図4に示す固定構造は、仕切部材24の上辺部24aが配設される蓋部材22の箇所に貫通孔32を形成し、この貫通孔32に嵌合するように上辺部24a箇所を延設形成する。そして、この貫通孔32に仕切部材24の上辺部24aが嵌合した箇所を外部から溶接30する。
なお、仕切部材24の溶接による固定は、四角形の4辺部のうち下辺部24dと上辺部24aの2辺部を固定すれば、閉じ断面形状の断面崩れを有効に防止ないし抑制することができる。これは本実施形態のようにバンパリインフォースメント14のハット型断面形状の本体部材20の開口部が外方に向けて配設される形態では、本体部材20の左右両側部20b、20cは図16に示されるように内方に向けて変形しようとする。本実施形態では左右両側部20b、20cが内側に変形しようとしても仕切部材24の左右両側辺部24b、24cにより変形が阻止されて、断面形状の崩れを防止ないし抑制することができる。
仕切部材24のバンパリインフォースメント14への配設位置は、図3及び図5、図6に示されている。当該図に示すようにバンパリインフォースメント14は自動車車体12の幅方向に配設されており、仕切部材24は正面衝突の衝突荷重を最も受ける中央部位置に配設される。
図6は図5の中央部位置のVI箇所を拡大して示したものである。仕切部材24はバルクとも称される部材であり、本実施形態では第1仕切部材24A,24Aと第2仕切部材24B,24Bの4個から成っている。一対の第1仕切部材24A,24Aはバンパリインフォースメント14の幅方向の中心位置に配設される。
第2仕切部材24B,24Bは、先の第1仕切部材24A,24Aの配設位置から幅方向で見て外方位置に離間して配設される。そして、図6の図示から良く分かるように、第1仕切部材24Aと第2仕切部材24Bとの間の幅方向間隔Yは、先の一対の第1仕切部材24A,24Aによる幅方向間隔Xより広くなるように配設されている。すなわち、第1仕切部材24A,24Aと第2仕切部材24B,24Bとの配設間隔は、X<Yの関係として配設されている。
本発明者らは、上述のように第1仕切部材24A,24Aと第2仕切部材24B,24Bとを配設したバンパリインフォースメント14の評価試験を、正面衝突時の評価試験である図7に示す3点曲げ解析条件で行った。図7の3点曲げ解析条件は、バンパリインフォースメント14をバンパ支持構造18の設置位置に対応する位置において支持部材により支持し、上面の幅方向中央部位置にインパクターと称される荷重負荷部材36で衝突荷重をかけるものである。
図8及び図9は上述の3点曲げ解析条件で評価試験を行った状態を示す。図9は図8における図6に示す範囲を取り出して拡大して示す。図9では曲げ解析におけるバンパリインフォースメント14の中央部位置に生じる圧縮応力と引張応力の状態が示されている。黒く塗り潰した部位が圧縮応力が生じた部位であり、斜線で示した部位が引張応力が生じた部位である。
本実施形態では正面衝突荷重(図7に示すインパクターと称される荷重負荷部材36)が作用する中央部位置に、第1仕切部材24A,24Aと第2仕切部材24B,24Bが配設されている。これによりバンパリインフォースメント14の閉じ断面形状の断面崩れが防止ないし抑制される。
図8及び図9から分かるように、本実施形態ではバンパリインフォースメント14の中央部位置に第1仕切部材24A,24Aを配設したことで圧縮応力を減らし、バンパリインフォースメント14の座屈タイミングを遅らせることができる。これにより、図10に示すように、座屈タイミングのピーク荷重の増大を図ることができる。
また、本実施形態では第1仕切部材24A,24Aの幅方向外方に第2仕切部材24B,24Bが配設されている。これにより、バンパリインフォースメント14には、図9に示されるように引張応力が生じ、図9で見て、前方に膨らむ変形を生じる。この前方へ膨らむ変形により前記荷重負荷部材36に当たる面積が多くなる。これにより中央部位置における圧縮応力の集中を分散させることができて、中央部位置の閉じ断面形状の断面崩れを防止ないし抑制できる。
図10はバンパリインフォースメント14の変形量に対する荷重の変化を従来技術と本実施形態とを対比して示す線図である。図10の線図において、Gは従来技術、Hは本実施形態を示す。この両者の比較線図から良く分かるように、座屈タイミングは従来技術では変形量m1の位置であったの対し、本実施形態では変形量m2の位置となり、変形量mdだけ遅れて生じる。これにより座屈が生じるピーク荷重も従来技術ではn1であったのが、本実施形態ではn2となり大幅にピーク荷重の増大も図られる。評価試験結果の数値は、従来技術Gの座屈荷重(ピーク荷重)n1が133KNで、その変位量m1が35mmであったのに対し、本実施形態では座屈荷重(ピーク荷重)n2が243KNで、その変位量m2が56.8mmである。
図11はピーク荷重効率比較を示す。ピーク荷重効率とは〔ピーク荷重/バンパリインフォースメントの質量〕である。従来技術を100とした場合、本実施形態は174という高い値の効率を得た。
図12はエネルギー吸収量効率比較を示す。エネルギー吸収量効率とは〔エネルギー(EA)量/バンパリインフォースメントの質量〕である。従来技術を100とした場合、本実施形態は200という高い値の効率を得た。なお、本説明でのエネルギー(EA)量は、従来技術および本実施形態それぞれについて、図10に示す線図の変形量0mm〜150mmまでを積分して求めた値としている。
上述した評価試験において用いたバンパリインフォースメント14の設定仕様(寸法、厚み、強度等)は図13及び図14に示すとおりである。図13には本体部材20と蓋部材22の仕様を示し、図14には仕切部材24の仕様を示した。なお、第1仕切部材24Aと第2仕切部材24Bの強度及び厚みの仕様は同じ仕様と成っている。配設間隔は一対の第1仕切部材24A、24A間の間隔が30mmであるのに対し、第1仕切部材24Aと第2仕切部材24Bとの間隔は80〜120mmとなっている。すなわち、第1仕切部材24Aと第2仕切部材24Bとの間隔は一対の第1仕切部材24A、24A間の間隔より約2.5倍〜3倍広く設定されている。
なお、本実施形態では第1仕切部材24Aと第2仕切部材24Bとの配設位置の左右の間隔は同じ間隔とされている。これにより正面衝突荷重を左右バランスよく受けることができる。
以上、本発明を特定の実施形態について説明したが、本発明はその他各種の形態でも実施可能なものである。
例えば、上述した実施形態では、仕切部材は第1仕切部材と第2仕切部材のみであったが、必要に応じて第3、第4の仕切部材を設定してもよい。
また、上述した実施形態では、バンパリインフォースメントを自動車車体前部に配設した場合について述べたが、自動車車体の後部に配設してもよい。
10 バンパ構造
12 自動車車体
14 バンパリインフォースメント
16 バンパ被覆部材
18 バンパ支持構造
20 本体部材
22 蓋部材
24 仕切部材(バルク)
24A 第1仕切部材
24B 第2仕切部材
26 フランジ
28 溶接
30 溶接
32 貫通孔
34 支持具
36 荷重負荷部材(インパクター)


Claims (4)

  1. 自動車の車室から見て、該自動車の前後方向の外方に向けて開口したコ字状断面形状で、自動車車体の前部または後部に該自動車車体の幅方向に配設される長尺形状の本体部材と、
    前記本体部材のコ字状断面形状の開口を塞ぐように配設され、車両衝突時に荷重を受ける当たり面となる蓋部材とを備え、両部材により閉じ断面形状とされるバンパリインフォースメントであって、
    前記本体部材と蓋部材とで形成される閉じ断面形状の空間を仕切る仕切部材を有し、該仕切部材は当該バンパリインフォースメントの幅方向の中央部位置で離間して配設される一対の第1仕切部材と、該一対の第1仕切部材の配設位置から幅方向で見て外方位置に離間して配設される第2仕切部材とを備えるバンパリインフォースメント。
  2. 請求項1に記載のバンパリインフォースメントであって、
    前記第1仕切部材と前記第2仕切部材との間の幅方向間隔は、前記一対の第1仕切部材による幅方向間隔より広くなるように配置されているバンパリインフォースメント。
  3. 請求項1または請求項2に記載のバンパリインフォースメントであって、
    前記一対の第1仕切部材の両側に形成される該第1仕切部材と第2仕切部材との間の空間を形成する幅方向間隔は、両側とも同じとされているバンパリインフォースメント。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかの請求項に記載のバンパリインフォースメントであって、
    前記仕切部材は、少なくとも前記本体部材のコ字状断面形状の底面部位と、蓋部材に溶接により固定されているバンパリインフォースメント。
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