JP2017013654A - 配索材の固定構造及びワイヤハーネス - Google Patents

配索材の固定構造及びワイヤハーネス Download PDF

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【課題】筒状の外装に対して配索材を固定することができる配索材の固定構造及びワイヤハーネスを提供することを目的とする。【解決手段】ワイヤハーネスWHが備える配索材1の固定構造100は、棒状に形成された導電性の導体部11を有し筒状に形成された外装2の内側に挿入された配索材1の導体部11の一部が当該配索材1の延在方向と交差する径方向の外側に向けて膨出することで形成され、外装2の内面に当接して当該配索材1の径方向への移動を規制する膨出部101を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、配索材の固定構造及びワイヤハーネスに関する。
自動車には、電装部品に対する電力の供給や、電装部品に対して電気信号を伝達する導電性の配索材が多数設けられているが、自動車では、これらの配索材を保護するために、配索材における多くの部位を、外装で覆っている。その際に、外装内で配索材が振動することに起因して配索材から異音が発生したり摩耗したりしてしまうことを防ぐために、従来の配索材の中には、外装への配索材の固定を図っているものがある。例えば、特許文献1に記載されたワイヤハーネスの防水構造では、接着剤が貼着している防水シートが電線に巻き付けられることにより、接着剤が電線の外周面に隙間なく接着されると共に、防水シートの端縁同士が巻き付け状態で接着されている。
特開平7−245841号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載のワイヤハーネスの防水構造とは異なり、配索材を覆う外装として、コルゲートチューブ等の予め筒状に成形された部材を用いる場合、外装の内側に接着剤を塗布し、接着剤によって外装と配索材とを接着するのは困難なものとなっている。このため、配索材を覆う外装として、例えば、予め筒状に成形されたものを用いる場合、外装に配索材を固定するのは大変困難なものとなっている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、筒状の外装に対して配索材を固定することができる配索材の固定構造及びワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る配索材の固定構造は、棒状に形成された導電性の導体部を有し筒状に形成された外装の内側に挿入された配索材の前記導体部の一部が当該配索材の延在方向と交差する径方向の外側に向けて膨出することで形成され、前記外装の内面に当接して当該配索材の前記径方向への移動を規制する膨出部を備えることを特徴とする。
また、上記配索材の固定構造では、前記膨出部は、当該膨出部における前記導体部が、前記配索材において前記外装の内面に対して前記径方向に隙間を有する定形部における前記導体部より外形が大きく形成されるものとすることができる。
また、上記配索材の固定構造では、前記定形部は、前記導体部の前記径方向に沿った断面形状が正円形状に形成され、前記膨出部は、前記導体部の前記径方向に沿った断面形状が長円形状又は楕円形状に形成され、当該径方向に沿った断面形状の長手方向の両端部側が前記外装の内面に当接するものとすることができる。
また、上記配索材の固定構造では、前記膨出部は、前記延在方向に間隔をあけて複数形成され、隣り合う前記膨出部は、前記径方向に沿った断面形状の長手方向が周方向に沿ってずらされて形成されるものとすることができる。
また、上記配索材の固定構造では、前記膨出部は、前記定形部に相当する部分の前記導体部の一部が押し潰されることで形成されるものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、棒状に形成された導電性の導体部を有する配索材と、筒状に形成され内側に前記配索材が挿入されることにより前記配索材を覆う外装と、前記配索材の前記導体部の一部が当該配索材の延在方向と交差する径方向の外側に向けて膨出することで形成され、前記外装の内面に当接して当該配索材の前記径方向への移動を規制する膨出部を有する前記配索材の固定構造とを備えることを特徴とする。
本発明に係る配索材の固定構造及びワイヤハーネスは、筒状の外装に対して配索材を固定することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの概略構成を示す部分断面図である。 図2は、図1中に示すA−A断面図である。 図3は、図1中に示すB−B断面図である。 図4は、図1中に示すC−C断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの概略構成を示す軸方向に沿った部分断面図である。図2は、図1中に示すA−A断面図(径方向に沿った断面図)である。図3は、図1中に示すB−B断面図(径方向に沿った断面図)である。図4は、図1中に示すC−C断面図(径方向に沿った断面図)である。
図1に示すワイヤハーネスWHは、例えば、自動車等に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられるものである。ワイヤハーネスWHは、電気接続箱(ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックス)、グロメット、固定具など種々の構成部品を含んで構成されてもよい。本実施形態のワイヤハーネスWHは、例えば、いわゆるHV(ハイブリッド)車両に適用され、当該HV車両の床下に配索されるものであるがこれに限らない。
本実施形態に係る配索材1の固定構造100は、図1、図2、図3、図4に示すように、ワイヤハーネスWHに適用される。ワイヤハーネスWHは、棒状に形成された導電性の導体部11を有し一方向に延びる配索材1と、筒状に形成され内側に配索材1が挿入されることにより配索材1を覆う外装としてのコルゲートチューブ2と、配索材1の固定構造100とを備える。ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される電装部品間を電気的に接続するために車両に配索され、配索材1がこの電装部品間で電気信号を伝達したり、電装部品に対して電力を供給したりすると共に、コルゲートチューブ2が配索材1の外側を覆いこれを保護する。
配索材1は、棒状に形成された導電性の導体部11を有し筒状に形成されたコルゲートチューブ2の内側に挿入される金属棒(言い換えれば、単芯線電線)である。金属棒として形成される配索材1は、例えば、複数芯線の電線と比較して相対的に小さな断面積で相対的に大きな電流容量を確保することができ、これにより、ワイヤハーネスWHの小型化を図ることができる。より具体的には、配索材1は、棒状に形成された導電性の導体部11と、当該導体部11の外周側を覆う絶縁性の絶縁被覆部12とを有する。導体部11は、導電性の電気が通る金属部材によって構成される。導体部11は、棒状に形成され、ここでは、断面形状が略円形となる柱状の導体構造となっている。導体部11は、導電性の金属、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等により製造される。絶縁被覆部12は、導体部11の外周側を被覆する電線被覆である。絶縁被覆部12は、導体部11の外周面に接して設けられる。絶縁被覆部12は、例えば、絶縁性の樹脂材料(PPやPVC、架橋PE等。耐摩耗性や耐薬品性、耐熱性等に配慮して適宜選定される。)等を押出成形することによって形成される。絶縁被覆部12は、導体部11の延在方向の一端から他端にかけて形成される。配索材1は、棒状に形成された導体部11の軸方向が線状に延びる延在方向となる。
コルゲートチューブ2は、絶縁性の樹脂材料等によって可撓性を有する筒状(管状)、ここでは、円筒状に形成される。図1等に例示するコルゲートチューブ2は、外周面に周方向に沿った凹凸が複数形成された蛇腹形状をなしており、その内側に配索材1が挿入され、当該挿入された配索材1を保護する。
なお、このようにコルゲートチューブ2内に挿入される配索材1の本数は、1本でもよく、又は、複数本であってもよい。また、コルゲートチューブ2に形成される蛇腹状の部分は、コルゲートチューブ2の全体に亘って形成されていてもよく、コルゲートチューブ2の一部が蛇腹状に形成されていてもよい。また、コルゲートチューブ2は、蛇腹形状を有していなくてもよく、凹凸を有さない円筒状の形状であってもよい。
そして、本実施形態の配索材1の固定構造100は、配索材1の径方向への移動を規制する膨出部101を備えることで、筒状のコルゲートチューブ2に対して配索材1を固定している。ここで、配索材1の径方向とは、配索材の延在方向と直交(交差)する方向である。
膨出部101は、配索材1を構成する導体部11の一部が当該配索材1の径方向の外側に向けて膨出することで形成される。膨出部101は、コルゲートチューブ2の内面に当接して当該配索材1の径方向への移動を規制する。
より具体的には、膨出部101は、当該膨出部101における導体部11が、配索材1の膨出部101以外の部分である定形部13における導体部11より外形が大きく形成される部分である。
ここで、定形部13は、配索材1においてコルゲートチューブ2の内周面(内面)に対して径方向に隙間を有する部分である。より詳細には、定形部13は、コルゲートチューブ2の内周面に対して周方向の全周に渡って隙間が形成される部分である。本実施形態の定形部13は、導体部11の径方向に沿った断面形状が略正円形状に形成され、絶縁被覆部12の径方向に沿った断面形状が略正円環形状となっており、全体として略正円形状の断面形状となっている。そして、定形部13は、絶縁被覆部12を含む外径がコルゲートチューブ2の内径よりも小さく形成される。定形部13は、延在方向に対してほぼ同じ径で延びるように形成される。これにより、定形部13は、外周面の全周に渡ってコルゲートチューブ2の内周面との間に隙間が形成される。
膨出部101は、導体部11の径方向に沿った断面形状が略長円形状又は略楕円形状に形成され、絶縁被覆部12の径方向に沿った断面形状が略長円環形状又は略楕円環形状となっており、全体として略長円形状又は略楕円形状(図3、図4の例では略長円形状)の断面形状となっている。そして、膨出部101は、典型的には、径方向に沿った断面形状の長手方向の両端部側がコルゲートチューブ2の内周面に当接する。膨出部101は、典型的には、径方向に沿った断面形状の長手方向の両端部側がコルゲートチューブ2の内周面に対して隙間がなく密着するように形成される。つまり、膨出部101は、外径(径方向に沿った断面形状の長手方向の両端部間の長さ)がコルゲートチューブ2の内径とほぼ同等か若干小さくなるように形成される。ここでは、膨出部101は、例えば、定形部13に相当する部分の導体部11の一部が押し潰され偏平にされることで形成される。本実施形態の膨出部101は、配索材1の延在方向に間隔をあけて複数形成される。この場合、隣り合う膨出部101は、径方向に沿った断面形状の長手方向が周方向に沿ってずらされて形成されることが好ましい。本実施形態では、隣り合う膨出部101は、径方向に沿った断面形状の長手方向が周方向に沿って90°程度位相がずらされて形成されている。
以上で説明した配索材1の固定構造100によれば、棒状に形成された導電性の導体部11を有し筒状に形成されたコルゲートチューブ2の内側に挿入された配索材1の導体部11の一部が当該配索材1の延在方向と交差する径方向の外側に向けて膨出することで形成され、コルゲートチューブ2の内面に当接して当該配索材1の径方向への移動を規制する膨出部101を備える。以上で説明した配索材1のワイヤハーネスWHによれば、棒状に形成された導電性の導体部11を有する配索材1と、筒状に形成され内側に配索材1が挿入されることにより配索材1を覆うコルゲートチューブ2と、上記配索材1の固定構造100とを備える。
したがって、固定構造100、ワイヤハーネスWHは、配索材1の導体部11の一部が径方向の外側に向けて膨出することで膨出部101が形成され、当該膨出部101がコルゲートチューブ2の内面に当接して当該配索材1の径方向への移動を規制する。この結果、固定構造100、ワイヤハーネスWHは、筒状のコルゲートチューブ2に対して配索材1を固定することができる。
例えば、固定構造100、ワイヤハーネスWHは、当該ワイヤハーネスWHが適用された車両において路面の凹凸に起因する路面からの入力等により、様々な振動が発生するが、この振動が配索材1側にも伝達される。これに対して、本実施形態の固定構造100、ワイヤハーネスWHは、固定構造100によって、筒状のコルゲートチューブ2に対して配索材1が確実に固定されているので当該配索材1に振動が伝達された場合でも、当該配索材1がコルゲートチューブ2内で動き難くすることができる。これにより、固定構造100、ワイヤハーネスWHは、車両振動等に応じてコルゲートチューブ2内で配索材1が振動することを抑制することができ、配索材1とコルゲートチューブ2とが摩耗したり異音が発生したりすることを抑制することができ、その上で配索材1を介して電力、電気信号等の伝達を行うことができる。
また、例えば、固定構造100、ワイヤハーネスWHは、少なくとも一部の膨出部101の膨出方向を相対的に車両振動が生じやすい鉛直方向に沿わせることで、車両振動等に応じた配索材1の振動をより好適に抑制することができる。さらに、例えば、固定構造100、ワイヤハーネスWHは、少なくとも一部の膨出部101の径方向に沿った断面形状の長手方向の両端部の一方を、車両ボデー等の車両固定部側を向くように位置合わせしコルゲートチューブ2を介して当該車両固定部側に位置するようにすることで、車両固定部が振動の反力受けとなることで車両振動等に応じた配索材1の振動をより好適に抑制することができる。
さらに、以上で説明した配索材1の固定構造100によれば、膨出部101は、当該膨出部101における導体部11が、配索材1においてコルゲートチューブ2の内面に対して径方向に隙間を有する定形部13における導体部11より外形が大きく形成される。したがって、固定構造100、ワイヤハーネスWHは、配索材1の定形部13とコルゲートチューブ2の内面との間に隙間が形成される寸法とされることから、配索材1をコルゲートチューブ2内に挿入しやすい構成とすることができるので、製造効率の低下を抑制することができる。その上で、固定構造100、ワイヤハーネスWHは、膨出部101における導体部11が定形部13における導体部11より外形が大きく形成されることで、膨出部101がコルゲートチューブ2の内面に当接して当該配索材1の径方向への移動を規制する構成を実現することができるので、筒状のコルゲートチューブ2に対して配索材1を固定することができる。
さらに、以上で説明した配索材1の固定構造100によれば、定形部13は、導体部11の径方向に沿った断面形状が正円形状に形成され、膨出部101は、導体部11の径方向に沿った断面形状が長円形状又は楕円形状に形成され、当該径方向に沿った断面形状の長手方向の両端部側がコルゲートチューブ2の内面に当接する。したがって、固定構造100、ワイヤハーネスWHは、膨出部101の径方向に沿った断面形状の長手方向の両端部側がコルゲートチューブ2の内面に当接するので、筒状のコルゲートチューブ2に対して配索材1を確実に固定することができる。
さらに、以上で説明した配索材1の固定構造100によれば、膨出部101は、延在方向に間隔をあけて複数形成され、隣り合う膨出部101は、径方向に沿った断面形状の長手方向が周方向に沿ってずらされて形成される。したがって、固定構造100、ワイヤハーネスWHは、径方向における様々な向きに対して配索材1を固定することができるので、径方向における様々な向きの振動に対して当該配索材1がコルゲートチューブ2内で動き難くすることができ、この結果、摩耗や異音発生をより確実に抑制することができる。
さらに、以上で説明した配索材1の固定構造100によれば、膨出部101は、定形部13に相当する部分の導体部11の一部が押し潰されることで形成される。したがって、固定構造100、ワイヤハーネスWHは、比較的に簡単な手法で膨出部101を形成することができるので、製造効率を向上することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る配索材の固定構造及びワイヤハーネスは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、膨出部101は、延在方向に間隔をあけて複数形成され、隣り合う膨出部101は、径方向に沿った断面形状の長手方向が周方向に沿ってずらされて形成されるものとして説明したがこれに限らない。隣り合う膨出部101は、径方向に沿った断面形状の長手方向が周方向に沿ってずれていなくてもよいし、膨出部101は、少なくとも1つが設けられていればよい。
以上の説明では、配索材1は、絶縁被覆部12を有するものとして説明したが、これに限らず、絶縁被覆部12を有さない構成であってもよい。また、以上の説明では、定形部13は、導体部11の径方向に沿った断面形状が正円形状に形成され、膨出部101は、導体部11の径方向に沿った断面形状が長円形状又は楕円形状に形成されるものとして説明したが、これに限らず、それぞれ当該断面形状が矩形状やそれ以外の多角形状であってもよい。
1 配索材
2 コルゲートチューブ(外装)
11 導体部
12 絶縁被覆部
13 定形部
100 固定構造
101 膨出部
WH ワイヤハーネス

Claims (6)

  1. 棒状に形成された導電性の導体部を有し筒状に形成された外装の内側に挿入された配索材の前記導体部の一部が当該配索材の延在方向と交差する径方向の外側に向けて膨出することで形成され、前記外装の内面に当接して当該配索材の前記径方向への移動を規制する膨出部を備えることを特徴とする、
    配索材の固定構造。
  2. 前記膨出部は、当該膨出部における前記導体部が、前記配索材において前記外装の内面に対して前記径方向に隙間を有する定形部における前記導体部より外形が大きく形成される、
    請求項1に記載の配索材の固定構造。
  3. 前記定形部は、前記導体部の前記径方向に沿った断面形状が正円形状に形成され、
    前記膨出部は、前記導体部の前記径方向に沿った断面形状が長円形状又は楕円形状に形成され、当該径方向に沿った断面形状の長手方向の両端部側が前記外装の内面に当接する、
    請求項1又は請求項2に記載の配索材の固定構造。
  4. 前記膨出部は、前記延在方向に間隔をあけて複数形成され、
    隣り合う前記膨出部は、前記径方向に沿った断面形状の長手方向が周方向に沿ってずらされて形成される、
    請求項3に記載の配索材の固定構造。
  5. 前記膨出部は、前記定形部に相当する部分の前記導体部の一部が押し潰されることで形成される、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の配索材の固定構造。
  6. 棒状に形成された導電性の導体部を有する配索材と、
    筒状に形成され内側に前記配索材が挿入されることにより前記配索材を覆う外装と、
    前記配索材の前記導体部の一部が当該配索材の延在方向と交差する径方向の外側に向けて膨出することで形成され、前記外装の内面に当接して当該配索材の前記径方向への移動を規制する膨出部を有する前記配索材の固定構造とを備えることを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
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