JP2017013364A - 印刷データ生成制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷データ生成制御方法 - Google Patents

印刷データ生成制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷データ生成制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】OOXML、XPS、PDFなどのマークアップが可能な文書データに対して、オブジェクト単位でのキーワードの検索及び強調処理を可能にし、強調処理を適切に反映した印刷データを作成することができる印刷データ生成制御プログラムを提供する。【解決手段】印刷データに基づいて印刷処理を実行する画像形成装置30で動作する印刷データ生成制御プログラムであって、画像形成装置の制御部31に、複数のオブジェクトを含む文書データを取得して解析し、文書データ内の予め指定されたオブジェクトから、予め指定されたキーワードを検索する第1処理、検索されたキーワードに対して、予め指定された強調処理を行い、強調処理後の文書データを出力する第2処理、を実行させる。【選択図】図3

Description

本発明は、印刷データ生成制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷データ生成制御方法に関し、特に、OOXML(Office Open Extensible Markup Language)やXPS(XML Paper Specification)、PDF(Portable Document Format)などのマークアップが可能な文書データから、印刷エンジンが利用可能な印刷データを生成する印刷データ生成制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷データ生成制御方法に関する。
文書作成や表計算などの処理が可能なオフィススイート・アプリケーションは、オフィスワーク、教育、家庭など、あらゆる場面で一般的に使用されている。代表的なオフィススイート・アプリケーションとして、Microsoft(登録商標、以下省略)のWord(登録商標、以下省略)、Excel(登録商標、以下省略)、PowerPoint(登録商標、以下省略)などのOfficeが挙げられる。また、Apache OpenOfficeなど、同様の機能を有するアプリケーションも複数流通している。上記MicrosoftのOfficeやオープンソースのApache OpenOfficeは標準化団体で標準化が行われており、それらのファイルフォーマット(OOXML)をサポートした多数の互換アプリケーションも提供されている。
一般に、Microsoft Officeに代表される、OOXML文書の閲覧、作成、編集が可能なアプリケーションにおいては、文書の中から特定のキーワードを検索し、その特定のキーワードに強調処理を施して表示する機能が設けられている。
このようなキーワードの強調処理に関連する技術として、例えば、下記特許文献1には、作成された電子文書を印刷する場合、前記電子文書に含まれる所定のキーワードが強調された印刷文書を出力するための印刷データを生成するデータ処理装置であって、利用者からの印刷指示を受け付ける入力部と、前記入力部により前記印刷指示が受け付けられた後に、前記電子文書から前記キーワードを検索する検索部と、前記検索部により検索されたキーワードが強調された印刷文書を出力するための印刷データを生成する生成部とを備えるデータ処理装置が開示されている。
特開2006−227773号公報
上述したように、例えばMicrosoft Officeでは、特定のキーワードに強調処理を施して表示することはできるが、その強調処理を施した結果をそのまま印刷する機能は持っていない。そのため、強調表示された箇所について手作業で強調処理を施した上で印刷しなければならず、手間がかかるという問題があった。また、このようなアプリケーションを持たない環境においては、ダイレクト印刷によって印刷出力を得ることは可能であるが、特定のキーワードに強調処理を施した印刷出力を得ることはできなかった。
さらに、一般的なアプリケーションや、上記特許文献1のような特定のキーワードに強調処理を施した印刷出力を得る従来技術では、文書を構成するオブジェクト(テキストや図表など)を指定して強調処理を実施することができないため、ユーザが意図する強調処理を施した印刷出力を得ることができない場合がある。例えば、特定のキーワードを含む図表を文書内からすぐに見つけることができるように、目印として当該図表中の特定のキーワードに対して強調処理を行うと、本文テキスト内の特定のキーワードも同様に強調処理が行われる。その結果、本文テキスト中の特定のキーワードの出現頻度が高い場合、図表に対して行った強調処理が目立たなくなってしまい、ユーザが意図する強調処理を実施することができない。あるいは反対に、本文テキスト内の特定のキーワードに対して強調処理を行うと、図表中の特定のキーワードも同様に強調処理が行われる。その結果、デザイン上背景色や文字色などを考慮して構成されている図表に対して強調処理が行われることによって図表のデザインが変化してしまい、ユーザが意図する強調処理を実施することができない。
また、特許文献1の技術は、文書データをラスタライズして印刷データを作成する際にキーワードの強調処理が行われ、キーワードが強調された印刷データが生成される。そのため、印刷データのプレビュー画像を確認した結果、ユーザが意図する強調処理でなかった場合、再度、文書データのラスタライズを行わなければならず、ユーザの意図に合わせて簡便に強調処理を変更することができない。
また、Microsoft Officeなどのアプリケーションでは、非表示に設定されたオブジェクトに対して特定のキーワードを検索することができない。そのため、例えば、他人が作成した文書で、意図せず非表示に設定されている箇所については、特定のキーワードの強調処理を実施することができない。
そして、このような問題は、OOXML形式の文書データに限らず、XPS(XML Paper Specification)やPDF(Portable Document Format)などのマークアップが可能な文書データにおいても同様に生じ、これらの文書データに対して行った強調処理を適切に反映した印刷データを作成することができないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、OOXML、XPS、PDFなどのマークアップが可能な文書データに対して、オブジェクト単位でのキーワードの検索及び強調処理を可能にし、強調処理を適切に反映した印刷データを作成することができる印刷データ生成制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷データ生成制御方法を提供することにある。
本発明の一側面は、印刷データに基づいて印刷処理を実行する画像形成装置で動作する印刷データ生成制御プログラムであって、前記画像形成装置の制御部に、複数のオブジェクトを含む文書データを取得して解析し、前記文書データ内の予め指定されたオブジェクトから、予め指定されたキーワードを検索する第1処理、検索された前記キーワードに対して、予め指定された強調処理を行い、前記強調処理後の前記文書データを出力する第2処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の一側面は、印刷データに基づいて印刷処理を実行する画像形成装置であって、複数のオブジェクトを含む文書データを取得して解析し、前記文書データ内の予め指定されたオブジェクトから、予め指定されたキーワードを検索する検索処理部と、検索された前記キーワードに対して、予め指定された強調処理を行い、前記強調処理後の前記文書データを出力する強調処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、印刷データに基づいて印刷処理を実行する画像形成装置を含むシステムにおける印刷データ生成制御方法であって、前記画像形成装置は、複数のオブジェクトを含む文書データを取得して解析し、前記文書データ内の予め指定されたオブジェクトから、予め指定されたキーワードを検索する第1処理と、検索された前記キーワードに対して、予め指定された強調処理を行い、前記強調処理後の前記文書データを出力する第2処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の印刷データ生成制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷データ生成制御方法によれば、OOXML、XPS、PDFなどのマークアップが可能な文書データに対して、オブジェクト単位でのキーワードの検索及び強調処理を可能にし、強調処理を適切に反映した印刷データを作成することができる。
その理由は、画像形成装置(印刷データ生成制御プログラム)は、複数のオブジェクトを含む文書データを取得して解析し、文書データ内の予め指定されたオブジェクトから、予め指定されたキーワードを検索し、検索されたキーワードに対して、予め指定された強調処理を行い、強調処理後の文書データをラスタライズして印刷データを生成し、印刷エンジンに出力する制御を行うからである。
本発明の第1の実施例に係る印刷システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例に係るクライアント装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る検索条件設定画面の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るキーワード及び強調処理の設定例を示すテーブルである。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の全体処理を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の処理(検索・強調処理)を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の処理(強調変換処理)を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の処理(検索・強調処理結果保存処理)を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る非表示設定を表示設定に変更する方法を説明するためのxml記述例である。 本発明の第1の実施例に係る強調処理を説明するためのxml記述例である。 本発明の第2の実施例に係る検索条件設定画面の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置の処理(検索・強調処理)を示すフローチャート図である。
背景技術で示したように、例えばMicrosoft Officeでは、特定のキーワードに強調処理を施して表示することはできるが、その強調処理を施した結果をそのまま印刷する機能は持っていないため、手作業で強調処理を施さなければならず、手間がかかる。また、一般的なアプリケーションや従来技術においては、オブジェクト(テキストや図表など)を指定して強調処理を実施することができないため、ユーザが意図する強調処理を施した印刷出力を得ることができない。また、従来技術では、印刷データを作成する際にキーワードの強調処理が行われるため、ユーザが意図する強調処理でなかった場合、再度、印刷データを作成しなければならず、簡便に強調処理を変更することができない。また、従来技術では、非表示に設定されたオブジェクトに対して特定のキーワードを検索することができないため、ユーザが意図する強調処理を実施することができない。更に、このような問題はXPSやPDFなどのマークアップが可能な文書データにおいても同様に生じる。
そこで、本発明の一実施の形態では、OOXML、XPS、PDFなどのマークアップが可能な文書データから印刷データを生成する際に、キーワードのみならず検索対象のオブジェクトを指定可能にし、文書データに含まれるオブジェクトの内の指定したオブジェクト(必要に応じて非表示に設定されたオブジェクトを含む。)を対象にしてキーワードを検索し、検索したキーワードが強調されるように文書データを編集し、編集後の文書データを印刷データに変換して出力できるようにする。
なお、検索対象のオブジェクトは任意に指定可能であるが、ユーザの利便性を考慮し、例えば「テキスト」オブジェクトと、それ以外のオブジェクトのいずれか一方、といった指定ができるようにする。また、印刷対象となっていないオブジェクト(非表示オブジェクト)を検索対象にするか否かを指定可能とし、検索対象として指定した非表示オブジェクト内でキーワードが検索された場合は、当該非表示オブジェクトを表示オブジェクトに変更した上で印刷データに変換するようにする。また、マークアップ言語で記述された文書データに対する強調処理は、強調タグの追加等によってマークアップ言語上で行い、その後、印刷データに変換するようにする。
このように、オブジェクト単位でのキーワード検索を可能とすることにより、所望のオブジェクトに対してのみに強調処理を施すことができ、ユーザが意図する印刷出力を得ることができる。また、印刷データを生成する際に印刷データに強調処理を施すのではなく、文書データ自体に強調処理を施すため、強調処理の確認や変更を容易にすることができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係る印刷データ生成制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷データ生成制御方法について、図1乃至図11を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷システムの構成を示す模式図であり、図2は、クライアント装置の構成を示すブロック図、図3は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図4は、本実施例の検索条件設定画面の一例であり、図5は、キーワード及び強調処理の設定例を示すテーブルである。また、図6乃至図9は、本実施例の画像形成装置の処理を示すフローチャート図であり、図10及び図11は、文書データのxml記述例である。
図1に示すように、本実施例の印刷システム10は、文書データを送信して印刷を指示するクライアント装置20と、文書データを受信して印刷を実行する画像形成装置30とで構成される。これらは、Ethernet(登録商標)、Token Ring、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)、公衆FAX回線、USB(Universal Serial Bus)などによって接続されている。また、クライアント装置20をモバイル端末とする場合は、W-CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)やCDMA2000、TD-SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)、UWC-136、DECT等の規格で定められる3G、HSPA(High Speed Packet Access)等の規格で定められる3.5G、LTE(Long Term Evolution)やモバイルWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の規格で定められる3.9G、LTE Advanced、WiMAX2等の規格で定められる4Gなどを利用した移動体通信回線、Bluetooth(登録商標)やNFC(Near Field Communication)、TransferJet、Wibree、IrDA等の規格で定められる近距離通信回線などによって接続される構成としてもよい。以下、各装置について詳細に説明する。
[クライアント装置]
本実施例のクライアント装置20は、パーソナルコンピュータ、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末などである。このクライアント装置20は、図2(a)に示すように、制御部21、記憶部22、ネットワークI/F部23、表示部24、操作部25などで構成される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)21aとROM(Read Only Memory)21bやRAM(Random Access Memory)21cなどのメモリとで構成される。CPU21aは、各種プログラムをROM21b又は記憶部22から読み出してRAM21cに展開し実行することにより、クライアント装置20全体の動作を制御する。また、CPU21aは、図2(b)に示すように、OS(Operating System)26、アプリケーション27などをROM21b又は記憶部22から読み出し、RAM21cに展開して実行する。
OS26は、Windows(登録商標)やMacintosh(登録商標)、Android(登録商標)、iOS(登録商標)などであり、クライアント装置20でアプリケーション27を動作可能にする。
アプリケーション27は、文章作成や表計算、画像加工などを行うソフトウェア(例えば、Microsoft Officeなどのオフィススイート・アプリケーション)であり、OOXMLやXPS、PDFなどのマークアップが可能な文書データを作成する。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、各種プログラムや文書データなどを記憶する。
ネットワークI/F部23は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、通信ネットワークを介して、画像形成装置30に文書データを送信する。
表示部24は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置等からなり、アプリケーション27の文書作成画面や印刷指示画面などを表示する。
操作部25は、マウスやキーボード等からなり、アプリケーション27による文書の作成や印刷指示などの操作を可能にする。
[画像形成装置]
画像形成装置30は、MFP(Multi-Functional Peripherals)やプリンタなどである。この画像形成装置30は、図3(a)に示すように、制御部31、記憶部32、ネットワークI/F部33、表示操作部34、印刷処理部35などで構成される。
制御部31は、CPU31aと、ROM31bやRAM31cなどのメモリとで構成される。CPU31aは、各種プログラムをROM31b又は記憶部32から読み出してRAM31cに展開し実行することにより、画像形成装置30全体の動作を制御する。上記制御部31は、図3(b)に示すように、検索処理部36、強調処理部37、印刷データ生成部38などとしても機能する。
検索処理部36は、表示操作部34に後述する検索条件設定画面を表示させ、検索するキーワードや検索対象とするオブジェクトなどの検索条件の指定、キーワードに対して行う強調処理の指定などを可能にする。そして、クライアント装置20で作成したOOXMLやXPS、PDFの文書データを取得(クライアント装置20から受信又はUSBメモリや記憶部32などの記憶手段から取得)して解析し、文書データに含まれる複数種類のオブジェクトの内の検索条件設定画面で指定された種類のオブジェクトから、検索条件設定画面で指定されたキーワードを検索する。また、検索処理部36は、検索条件設定画面で、非表示に設定されたオブジェクト(以下、非表示オブジェクトと略記する。)が検索対象として指定された場合は、非表示オブジェクトからも、検索条件設定画面で指定されたキーワードを検索する。また、検索処理部36は、検索条件設定画面で、検索結果の保存が指定された場合は、キーワードの検索結果及び強調処理の設定情報などを予め指定された記憶領域(例えば、記憶部32やFTP(File Transfer Protocol)サーバ、ファイルサーバなどの所定のディレクトリ)に保存する。
強調処理部37は、検索処理部36により検索されたキーワードに対して、検索条件設定画面で設定された強調処理を実施し、強調処理後の文書データを出力する。その際、文書データがマークアップ言語で記述されているデータの場合は、マークアップ言語のタグを挿入することによって強調処理を行う。例えば、OOXMLの文書データ(MicrosoftのWordのデータ)では、キーワードを太字にする場合は<w:b />、キーワードを斜体にする場合は<w:i />、キーワードに下線を引く場合は、<w:u w:val="single" />、キーワードを赤字にする場合は、<w:color w:val="FF0000" />などのタグを挿入する。また、強調処理部37は、検索対象に指定された非表示オブジェクト内にキーワードがある場合は、非表示オブジェクトを表示オブジェクトに変換し、キーワードに対して強調処理を実施する。その際、文書データがマークアップ言語で記述されているデータの場合は、マークアップ言語のタグを編集することによって、オブジェクトの設定を非表示から表示に変更する。例えば、OOXMLの文書データ(MicrosoftのExcelのデータ)で所定の行や列を非表示にした場合は、<Row ss:Hidden="1">のタグの「ss:Hidden="1"」の部分を削除する。
印刷データ生成部38は、強調処理後の文書データの各ページをラスタライズしてページ毎の印刷データを生成し、必要に応じて画像処理(色調整、濃度調整、サイズ調整などの処理)やスクリーニングを行った後、印刷処理部35に出力する。
なお、上記検索処理部36、強調処理部37、印刷データ生成部38はハードウェアとして構成しても良いし、制御部31を、検索処理部36、強調処理部37及び印刷データ生成部38(特に、検索処理部36及び強調処理部37)として機能させる印刷データ生成制御プログラムとして構成し、当該印刷データ生成制御プログラムをCPU31aに実行させる構成としてもよい。また、上記印刷データ生成制御プログラムを、画像形成装置30を制御する制御装置(RIP(Raster Image Processor)コントローラやプリンタコントローラ)などで動作させる構成としてもよい。
記憶部32は、HDDやSSDなどで構成され、各種プログラム、クライアント装置20から受信した文書データ、強調処理後の文書データ、強調処理後の文書データから生成した印刷データなどを記憶する。
ネットワークI/F部33は、NICやモデムなどで構成され、通信ネットワークを介して、クライアント装置20から文書データを受信する。
表示操作部34は、液晶表示装置や有機EL表示装置等の表示部上に、透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチセンサ)を備えたタッチパネル、ハードキーなどで構成され、画像形成装置30の操作画面、検索条件設定画面などを表示すると共に、キーワードやオブジェクトなどの検索条件を設定する操作などを可能にする。図4は、検索条件設定画面40の一例である。この検索条件設定画面40には、キーワードを入力する欄と、キーワードに対する強調処理(例えば、太字、斜体、下線、取り消し線、フォント変更、カラー/モノクロ変更、サイズ変更、塗りつぶしの有無、影などの効果)を設定する欄と、検索対象のオブジェクトの種類を選択する欄と、非表示に設定されたオブジェクトを検索対象にするか否かを選択する欄と、検索結果を保存するか否かを選択する欄などが設けられている。また、検索結果の保存を選択した場合、保存先の選択画面(図示せず)が表示され、保存先として、記憶部32やFTP送信、ファイルサーバが選択可能になる。そして、ユーザがこれらの検索条件を設定すると、図5に示すようなテーブルが作成される。
印刷処理部(印刷エンジン)35は、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成に必要な構成要素で構成され、印刷データ生成部38が生成した印刷データに基づく画像を用紙に印刷する。この印刷処理部35は、印刷データに基づいてレーザ光を照射して露光する露光部と、感光体ドラムと現像部と帯電部と感光体クリーニング部と1次転写ローラとを備え、CMYKの各色のトナー像を形成する画像形成部と、ローラによって回転され、画像形成部で形成されたトナー像を用紙に搬送する中間転写体として機能する中間ベルトと、中間ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する2次転写ローラと、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着部と、用紙を搬送する給紙ローラやレジストローラ、ループローラ、反転ローラ、排紙ローラ等の搬送部などで構成される。
なお、図1乃至図3は、本実施例の印刷システム10の一例であり、その構成や制御は適宜変更可能である。例えば、本実施例では、画像形成装置30の表示操作部34に検索条件設定画面40を表示させる構成としているが、クライアント装置20の表示部24に検索条件設定画面を表示させ、当該検索条件設定画面で設定された情報(図5のテーブルに記載した情報)を文書データと共に画像形成装置30に送信する構成としても良い。又は、画像形成装置30をWebサーバ、クライアント装置20をWebクライアントとして機能させ、画像形成装置30で生成した検索条件設定画面の画面データをネットワーク経由でクライアント装置20に転送・提供し、当該検索条件設定画面で設定された情報を文書データと共に画像形成装置30に送信する構成としても良い。
以下、上記構成の画像形成装置30の処理について説明する。CPU31aは、ROM31bや記憶部32に記憶した印刷データ生成制御プログラムをRAM31cに展開して実行することにより、図6乃至図9のフローチャート図に示す各ステップの処理を行う。なお、以下の説明では、ユーザは、予めクライアント装置20のアプリケーション27を用いて文書データを作成し、作成された文書データは画像形成装置30に送信され、画像形成装置30の記憶部32に保存されているものとする。また、図4に示すような検索条件設定画面40により予め検索条件が設定され、図5に示すようなテーブルが作成され、検索条件設定情報として記憶部32に保存されているものとする。
まず、制御部31(検索処理部36)は、記憶部32から文書データを読み込み(S101)、記憶部32から検索条件設定情報を読み込む(S102)。
次に、制御部31(検索処理部36)は、検索条件設定情報にキーワードの設定があるかを判断し(S103)、キーワードの設定がない場合はS107にスキップし、キーワードの設定がある場合は、制御部31(検索処理部36及び強調処理部37)は、検索・強調処理を実施する(S104)。この検索・強調処理の詳細は後述する。
次に、制御部31(検索処理部36)は、検索条件設定情報で検索結果の保存が指定されているかを判断し(S105)、検索結果の保存が指定されていない場合はS107にスキップし、検索結果の保存が指定されている場合は、検索・強調処理結果保存処理を実行する(S106)。この検索・強調処理結果保存処理の詳細は後述する。
その後、制御部31(印刷データ生成部38)は、S104で強調処理を行った文書データ(S103でキーワードの設定がない場合は、S101で読み込んだ文書データ)をラスタライズして印刷データを生成し(S107)、印刷処理部35は、生成した印刷データに基づいて印刷処理を実行する(S108)。
図7は、上記S104の検索・強調処理の詳細を示している。まず、制御部31(検索処理部36)は、検索条件設定情報に基づいて検索対象のオブジェクトの種別(オブジェクト種)を判断する(S201)。検索条件設定情報で図表(線などの図形とテキストとが混在したグラフィックスオブジェクト)及びテキスト(テキストオブジェクト)が選択されている場合は、図表及びテキストを検索対象に設定し(S202)、検索条件設定情報で図表が選択されている場合は、図表を検索対象に設定し(S203)、検索条件設定情報でテキストが選択されている場合は、テキストを検索対象に設定する(S204)。
次に、制御部31(検索処理部36)は、文書データに含まれるオブジェクトを順次選択し(S205)、選択したオブジェクトが検索対象のオブジェクトであるかを判断する(S206)。選択したオブジェクトが検索対象のオブジェクトでない場合は次のオブジェクトを選択し、選択したオブジェクトが検索対象のオブジェクトの場合は、所定のフラグ(ここでは”HiddenObjFlag”と呼ぶ。)をFalseに設定する(S207)。そして、制御部31(検索処理部36)は、選択したオブジェクトが非表示オブジェクトであるかを判断し(S208)、非表示オブジェクトでない場合はS211にスキップし、非表示オブジェクトの場合は、検索条件設定情報で非表示オブジェクトが検索対象に設定されているかを判断する(S209)。検索対象に設定されていない場合はS211にスキップし、検索対象に設定されている場合は、上記所定のフラグをTrueに設定する(S210)。
次に、制御部31(検索処理部36)は、選択したオブジェクト内のテキスト(例えば、文単位や行単位、文節単位、単語単位のテキスト)を順次読み込み(S211)、読み込んだテキストがキーワードと合致するかを判断する(S212)。キーワードと合致しない場合はS214にスキップし、キーワードと合致する場合は、制御部31(強調処理部37)は、キーワードと合致するテキストを強調する強調変換処理を実施する(S213)。この強調変換処理の詳細は後述する。
その後、制御部31(検索処理部36)は、読み込んだテキストが選択したオブジェクトの終端であるかを判断し(S214)、選択したオブジェクトの終端でない場合はS211に戻って次のテキストを読み込んで同様の処理を繰り返す。一方、選択したオブジェクトの終端の場合は、制御部31(検索処理部36)は、文書データ内の全てのオブジェクトを選択したかを判断し(S215)、選択していないオブジェクトがある場合は、S205に戻って次のオブジェクトを選択して同様の処理を繰り返す。
なお、検索対象の全てのオブジェクトに対してキーワードの検索及び強調処理を行ったら、図7の検索・強調処理を終了してもよいが、本実施例では、文書データに対して直接強調処理を施すため、強調処理後の文書データのプレビュー画像を表示して、強調処理の仕上がりを確認することができる。そして、確認の結果、所望の仕上がりでない場合は、検索条件設定画面40を表示して検索条件を再度設定し、設定し直した検索条件に従ってキーワードの検索及び強調処理を行うこともできる。このようにキーワードの検索及び強調処理をやり直す場合であっても、ラスタライズをやり直す必要は無いため、印刷出力の遅延を抑制することができる。
図8は、上記S213の強調変換処理の詳細を示している。まず、制御部31(強調処理部37)は、上記所定のフラグがTrueに設定されているかを判断し(S301)、Trueに設定されている場合は非表示オブジェクトを表示オブジェクトに変換する(S302)。例えば、図10(a)に示すように、MicrosoftのExcelでA列の1〜6行の各セルにテキストを記入し、図10(b)に示すように、その内の5行目を非表示に設定した場合を考える。図10(b)のExcelの文書データをxmlで記述すると、図10(c)に示すようになり、1〜4行及び6行目のテキストの始まりを示すタグは<Row>になるのに対して、非表示の5行目のテキストの始まりを示すタグは<Row ss:Hidden="1">になる。従って、<Row ss:Hidden="1">のタグで始まる非表示オブジェクトがある場合は、「ss:Hidden="1"」の部分を削除して<Row>に編集することにより非表示オブジェクトを表示オブジェクトに変換することができる。
次に、制御部31(強調処理部37)は、キーワードと合致するテキストに対して、検索条件設定情報で指定された強調処理を表すタグを追加する(S303)。例えば、図11(a)に示すように、MicrosoftのWordで5行のテキストを記入し、各々のテキストに対してそのテキストの内容に応じた強調処理を施した場合を考える。図11(a)のWordの文書データをxmlで記述すると、図11(b)に示すようになり、テキストを太字で強調する場合は<w:b />、テキストを斜体にする場合は<w:i />、テキストに下線を引く場合は<w:u w:val="single" />、テキストを赤字にする場合は<w:color w:val="FF0000" />のようなタグが追加される。従って、検索条件設定情報で指定された強調処理に対応するタグを追加することにより当該テキストに所定の強調処理を施すことができる。
図9は、S106の検索・強調処理結果保存処理の詳細を示している。まず、制御部31(検索処理部36)は、検索条件設定情報で指定された保存先を確認し(S401)、保存先がHDDに設定されている場合は、検索結果及び強調処理の設定などの情報をHDDの所定のディレクトリに保存する(S402)。また、保存先がFTP送信に設定されている場合は、上記情報をFTP送信して所定のディレクトリに保存する(S403)。また、保存先がファイルサーバに設定されている場合は、上記情報をファイルサーバの所定のディレクトリに保存する(S404)。
以上説明したように、本実施例では、検索対象としてオブジェクト種を選択可能にし、選択されたオブジェクト種に属するオブジェクトからキーワードに合致するテキストを検索し、検索したテキストに対して強調処理を実施するため、強調処理を実施したくないオブジェクトに対しても強調処理が実施されてしまうという不具合を防止することができる。また、強調処理は文書データに対して行うため、強調処理の確認や変更を容易にすることができる。
次に、本発明の第2の実施例に係る印刷データ生成制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷データ生成制御方法について、図12及び図13を参照して説明する。図12は、本実施例の検索条件設定画面の一例であり、図13は、本実施例の画像形成装置の処理を示すフローチャート図である。
前記した第1の実施例では、文書データに複数種のオブジェクト(図表及びテキスト)が含まれているものとしたが、文書データがテキストオブジェクトのみで構成されている場合も、本発明の印刷データ生成制御方法を適用することにより、ユーザが意図する強調処理を施すことができる。例えば、文書が複数のページで構成されており、ある特定のページのキーワードを強調しようとした場合、そのキーワードが他のページでも多く使用されていると、特定のページのキーワードが目立たなくなってしまう。また、特定の部分(例えば、特定のサイズやフォントで記述された部分、特定の範囲のセル)のキーワードを強調しようとした場合、そのキーワードが他の部分でも多く使用されていると、特定の部分のキーワードが目立たなくなってしまう。
そこで、本実施例では、文書データがテキストのみで構成されている場合に対して本発明の印刷データ生成制御方法を適用できるようにする。その場合、画像形成装置30の構成は第1の実施例の図3と同様であるが、検索処理部36は、図12に示すような検索条件設定画面41を表示操作部34に表示させ、文書データの全てを検索対象にするか、指定ページや指定部分を検索対象にするかを選択できるようにする。指定ページや指定部分が選択された場合は、図示しない詳細設定画面に遷移して、ページや部分を詳細に指定できるようにする。そして、検索処理部36は、文書データに記述されたページ情報やサイズ情報、フォント情報、セル番号などを参照して、文書内の各オブジェクトが検索対象であるかを判断し、検索対象のオブジェクトからキーワードを検索する。
その場合の画像形成装置30の処理について説明する。CPU31aは、ROM31bや記憶部32に記憶した印刷データ生成制御プログラムをRAM31cに展開して実行することにより、図13のフローチャート図に示す各ステップの処理を行う。なお、第1の実施例の図6の全体処理、図8の強調変換処理及び図9の検索・強調処理結果保存処理は本実施例においても同様であるため、検索・強調処理について説明する。
まず、制御部31(検索処理部36)は、検索条件設定情報に基づいて検索対象を判断する(S501)。検索条件設定情報で全てが選択されている場合は、文書内の全てのテキストを検索対象に設定し(S502)、検索条件設定情報で指定ページが選択されている場合は、指定ページのテキストを検索対象に設定し(S503)、検索条件設定情報で指定部分が選択されている場合は、指定部分のテキストを検索対象に設定する(S504)。
次に、制御部31(検索処理部36)は、文書データに含まれるオブジェクトを順次選択し(S505)、選択したオブジェクトが検索対象であるかを判断する(S506)。なお、本実施例では、文書を複数に分割するため、選択するオブジェクトはページ単位や段落単位、セル単位などのテキストとなる。
選択したオブジェクトが検索対象でない場合は次のオブジェクトを選択し、選択したオブジェクトが検索対象の場合は、所定のフラグをFalseに設定する(S507)。そして、制御部31(検索処理部36)は、選択したオブジェクトが非表示オブジェクトであるかを判断し(S508)、非表示オブジェクトでない場合はS511にスキップし、非表示オブジェクトの場合は、検索条件設定情報で非表示オブジェクトが検索対象に設定されているかを判断する(S509)。検索対象に設定されていない場合はS511にスキップし、検索対象に設定されている場合は、上記所定のフラグをTrueに設定する(S510)。
次に、制御部31(検索処理部36)は、選択したオブジェクト内のテキスト(例えば、文単位や行単位、文節単位、単語単位のテキスト)を順次読み込み(S511)、読み込んだテキストがキーワードと合致するかを判断する(S512)。キーワードと合致しない場合はS514にスキップし、キーワードと合致する場合は、制御部31(強調処理部37)は、キーワードと合致するテキストを強調する強調変換処理(第1の実施例の図8参照)を実施する(S513)。
その後、制御部31(検索処理部36)は、読み込んだテキストが選択したオブジェクトの終端であるかを判断し(S514)、選択したオブジェクトの終端でない場合はS511に戻って次のテキストを読み込んで同様の処理を繰り返す。一方、選択したオブジェクトの終端の場合は、制御部31(検索処理部36)は、文書データ内の全てのオブジェクトを選択したかを判断し(S515)、選択していないオブジェクトがある場合は、S505に戻って次のオブジェクトを選択して同様の処理を繰り返す。
なお、本実施例でも、文書データに対して直接強調処理を施すため、強調処理後の文書データのプレビュー画像を表示して、強調処理の仕上がりを確認することができる。そして、確認の結果、所望の仕上がりでない場合は、検索条件設定画面41を表示して検索条件を再度設定し、設定し直した検索条件に従ってキーワードの検索及び強調処理を行うこともできる。このようにキーワードの検索及び強調処理をやり直す場合であっても、ラスタライズをやり直す必要は無いため、印刷出力の遅延を抑制することができる。
以上説明したように、本実施例では、検索対象としてページや部分を選択可能にし、選択されたページや部分からキーワードに合致するテキストを検索し、検索したテキストに対して強調処理を実施するため、強調処理を実施したくないページや部分に対しても強調処理が実施されてしまうという不具合を防止することができる。また、強調処理は文書データに対して行うため、強調処理の確認や変更を容易にすることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、OOXMLなどのマークアップ言語で記述された文書データを例示したが、マークアップが可能な任意の形式の文書データ(例えば、XPSやPDFなどの構造化データ)に対しても本発明を同様に適用することができる。
また、上記実施例では、強調処理として太字と斜体、下線、赤字を例示したが、OOXMLやXPS、PDFの文書データに対して設定可能な任意の強調処理に対して、本発明を同様に適用することができる。また、上記実施例では、MicrosoftのExcelの行を非表示にする場合を例示したが、OOXMLやXPS、PDFの文書データに対して実施可能な任意の非表示の手法に対して、本発明を同様に適用することができる。
本発明は、OOXML、XPS、PDFなどの文書データから印刷データを生成する印刷データ生成制御プログラム及び当該印刷データ生成制御プログラムを記録した記録媒体並びに画像形成装置並びに印刷データ生成制御方法に利用可能である。
10 印刷システム
20 クライアント装置
21 制御部
21a CPU
21b ROM
21c RAM
22 記憶部
23 ネットワークI/F部
24 表示部
25 操作部
26 OS
27 アプリケーション
30 画像形成装置
31 制御部
31a CPU
31b ROM
31c RAM
32 記憶部
33 ネットワークI/F部
34 表示操作部
35 印刷処理部
36 検索処理部
37 強調処理部
38 印刷データ生成部
40、41 検索条件設定画面

Claims (24)

  1. 印刷データに基づいて印刷処理を実行する画像形成装置で動作する印刷データ生成制御プログラムであって、
    前記画像形成装置の制御部に、
    複数のオブジェクトを含む文書データを取得して解析し、前記文書データ内の予め指定されたオブジェクトから、予め指定されたキーワードを検索する第1処理、
    検索された前記キーワードに対して、予め指定された強調処理を行い、前記強調処理後の前記文書データを出力する第2処理、を実行させる、
    ことを特徴とする印刷データ生成制御プログラム。
  2. 前記制御部に、更に、
    前記強調処理後の前記文書データをラスタライズして前記印刷データを生成し、印刷エンジンに出力する第3処理を実行させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷データ生成制御プログラム。
  3. 前記第1処理では、検索するキーワード、検索対象のオブジェクト及び強調処理の内容を指定可能にする画面を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷データ生成制御プログラム。
  4. 前記文書データは、テキストオブジェクトを含む複数種のオブジェクトで構成され、
    前記第1処理では、前記画面で、前記複数種のオブジェクト全体を検索対象とするか、前記テキストオブジェクトを検索対象とするか、又は、前記テキストオブジェクト以外のオブジェクトを検索対象とするか、を指定可能にする、
    ことを特徴とする請求項3に記載の印刷データ生成制御プログラム。
  5. 前記第1処理では、前記画面で、非表示に設定されたオブジェクトを検索対象とするかを指定可能にし、
    前記第2処理では、前記非表示に設定されたオブジェクトが検索対象として指定され、かつ、前記非表示に設定されたオブジェクトから前記キーワードが検索された場合は、当該オブジェクトの設定を非表示から表示に変更し、前記キーワードに対して前記強調処理を行う、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の印刷データ生成制御プログラム。
  6. 前記制御部に、更に、
    前記キーワードの検索結果及び前記強調処理の設定情報を、所定の記憶手段に保存する第4処理を実行させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の印刷データ生成制御プログラム。
  7. 前記文書データは、マークアップが可能なデータであり、
    前記第2処理では、前記文書データの前記キーワードに対応する部分に強調処理を指示するタグを追加する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の印刷データ生成制御プログラム。
  8. 前記文書データは、OOXMLデータ、XPSデータ、又は、PDFデータである、
    ことを特徴とする請求項7に記載の印刷データ生成制御プログラム。
  9. 印刷データに基づいて印刷処理を実行する画像形成装置であって、
    複数のオブジェクトを含む文書データを取得して解析し、前記文書データ内の予め指定されたオブジェクトから、予め指定されたキーワードを検索する検索処理部と、
    検索された前記キーワードに対して、予め指定された強調処理を行い、前記強調処理後の前記文書データを出力する強調処理部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記強調処理後の前記文書データをラスタライズして前記印刷データを生成し、印刷エンジンに出力する印刷データ生成部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記検索処理部は、検索するキーワード、検索対象のオブジェクト及び強調処理の内容を指定可能にする画面を表示させる、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の画像形成装置。
  12. 前記文書データは、テキストオブジェクトを含む複数種のオブジェクトで構成され、
    前記検索処理部は、前記画面で、前記複数種のオブジェクト全体を検索対象とするか、前記テキストオブジェクトを検索対象とするか、又は、前記テキストオブジェクト以外のオブジェクトを検索対象とするか、を指定可能にする、
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記検索処理部は、前記画面で、非表示に設定されたオブジェクトを検索対象とするかを指定可能にし、
    前記強調処理部は、前記非表示に設定されたオブジェクトが検索対象として指定され、かつ、前記非表示に設定されたオブジェクトから前記キーワードが検索された場合は、当該オブジェクトの設定を非表示から表示に変更し、前記キーワードに対して前記強調処理を行う、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成装置。
  14. 前記検索処理部は、前記キーワードの検索結果及び前記強調処理の設定情報を、所定の記憶手段に保存する、
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか一に記載の画像形成装置。
  15. 前記文書データは、マークアップが可能なデータであり、
    前記強調処理部は、前記文書データの前記キーワードに対応する部分に強調処理を指示するタグを追加する、
    ことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか一に記載の画像形成装置。
  16. 前記文書データは、OOXMLデータ、XPSデータ、又は、PDFデータである、
    ことを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 印刷データに基づいて印刷処理を実行する画像形成装置を含むシステムにおける印刷データ生成制御方法であって、
    前記画像形成装置は、
    複数のオブジェクトを含む文書データを取得して解析し、前記文書データ内の予め指定されたオブジェクトから、予め指定されたキーワードを検索する第1処理と、
    検索された前記キーワードに対して、予め指定された強調処理を行い、前記強調処理後の前記文書データを出力する第2処理と、を実行する、
    ことを特徴とする印刷データ生成制御方法。
  18. 前記画像形成装置は、更に、
    前記強調処理後の前記文書データをラスタライズして前記印刷データを生成し、印刷エンジンに出力する第3処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項17に記載の印刷データ生成制御方法。
  19. 前記第1処理では、検索するキーワード、検索対象のオブジェクト及び強調処理の内容を指定可能にする画面を表示する、
    ことを特徴とする請求項17又は18に記載の印刷データ生成制御方法。
  20. 前記文書データは、テキストオブジェクトを含む複数種のオブジェクトで構成され、
    前記第1処理では、前記画面で、前記複数種のオブジェクト全体を検索対象とするか、前記テキストオブジェクトを検索対象とするか、又は、前記テキストオブジェクト以外のオブジェクトを検索対象とするか、を指定可能にする、
    ことを特徴とする請求項19に記載の印刷データ生成制御方法。
  21. 前記第1処理では、前記画面で、非表示に設定されたオブジェクトを検索対象とするかを指定可能にし、
    前記第2処理では、前記非表示に設定されたオブジェクトが検索対象として指定され、かつ、前記非表示に設定されたオブジェクトから前記キーワードが検索された場合は、当該オブジェクトの設定を非表示から表示に変更し、前記キーワードに対して前記強調処理を行う、
    ことを特徴とする請求項19又は20に記載の印刷データ生成制御方法。
  22. 前記画像形成装置は、更に、
    前記キーワードの検索結果及び前記強調処理の設定情報を、所定の記憶手段に保存する第4処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項17乃至21のいずれか一に記載の印刷データ生成制御方法。
  23. 前記文書データは、マークアップが可能なデータであり、
    前記第2処理では、前記文書データの前記キーワードに対応する部分に強調処理を指示するタグを追加する、
    ことを特徴とする請求項17乃至22のいずれか一に記載の印刷データ生成制御方法。
  24. 前記文書データは、OOXMLデータ、XPSデータ、又は、PDFデータである、
    ことを特徴とする請求項23に記載の印刷データ生成制御方法。
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