JP2017013159A - 往復動工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作性、作業性及びメンテナンス性を向上させた往復動工具を提供する。【解決手段】モータ3と、前記モータの動力を往復動に変換する動力変換機構4、51と、該動力変換機構に接続し、先端工具を着脱可能に保持する着脱機構6を備えるプランジャ52と、前記動力変換機構及び前記モータを収容する本体部31と、前記プランジャを覆うカバー32を着脱可能に備える把持部37とを備えるハウジング3と、を有し、前記カバーは、前記先端工具の前記着脱機構への着脱を操作する操作部を備えることを特徴とする往復動工具を提供する。【選択図】図1
Description
本発明は往復動工具に関し、特に鋸刃、ブレード等の先端工具の往復動により被加工部材を切断する往復動工具に関する。
従来、往復動工具、例えばセーバーソーは、作業者が把持するハンドル部を備えたハウジングと、モータの回転駆動を往復動に変換する動力変換機構と、動力変換機構に接続し先端工具を着脱可能に保持する着脱機構を備えるプランジャとを備えている。また、ハウジングは、モータ、動力変換機構、プランジャを全て覆うように構成される(例えば特許文献1)。
従来のセーバーソーでは、先端工具の着脱時や、プランジャ及び着脱機構周辺部に詰まった切削屑の除去時、折損した先端工具の除去時などにおいて、ハウジングの内部に手を入れて作業する必要があり、メンテナンスがしにくいという問題があった。
また、従来のセーバーソーでは、プランジャの先端に着脱機構を設けた構成とした場合には、着脱機構を操作するためのスペースをハウジング前方に設ける必要があるため、ハウジングの全長を短くする必要があった。しかし、ハウジングの全長を短くすると、作業者が把持可能な範囲が狭くなり、作業性が悪くなるという問題があった。
そこで本発明は、操作性、作業性及びメンテナンス性を向上させた往復動工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、モータと、前記モータの動力を往復動に変換する動力変換機構と、該動力変換機構に接続し、先端工具を着脱可能に保持する着脱機構を備えるプランジャと、前記動力変換機構及び前記モータを収容する本体部と、前記プランジャを覆うカバーを着脱可能に備える把持部とを備えるハウジングと、を有し、前記カバーは、前記先端工具の前記着脱機構への着脱を操作する操作部を備えることを特徴とする往復動工具を提供している。
このような構成によると、操作部を操作することにより、先端工具の交換が可能となる。そのため、カバーを外す作業を行うことなく、容易に先端工具の交換が可能な往復動工具を実現できる。また、カバーを外すことによって着脱機構周囲の粉塵の除去や、メンテナンス等を容易に行うことができる。また、着脱可能なカバーが把持部の機能を有しているため、把持部の大きさ、全長等を犠牲にすることなく、着脱操作や着脱機構のメンテナンス等を可能とした往復動工具とすることができる。そのため、本発明の往復動工具は、作業性を損なうことなく、着脱操作及びメンテナンス機能等を備えることができる。また、本発明の往復動工具では、カバーが着脱機構を覆うように配置される。そのためこのカバーは、着脱機構を周囲の物体との接触や衝突から保護するとともに、作業者を着脱機構や先端工具との接触ことから保護することができる。
また、前記把持部は、エラストマによって覆われることが好ましい。
このような構成によると、把持部は、滑り止めの機能を有するエラストマによって覆われる。そのため、作業者は手元を滑らせることなく安全確実に作業を実行することができる。
また、前記操作部は、カバーに相対移動可能なレバーを有することが好ましい。
このような構成によると、レバーの操作によって容易に先端工具の交換が可能な往復動工具を実現できる。
また、前記カバーには、前記往復動の方向に延びる軸部材を収容し、前記カバーの前記モータ側端面に開口を形成し、前記カバー装着時に前記本体部によって前記開口が塞がれる長孔が画成され、前記レバーは、前記軸部材に接続され、前記軸部材を中心に回動することによって前記先端工具を着脱することが好ましい。
このような構成によると、通常の作業時に上方側に位置するモータ側端面に開口が形成されることによって、長孔から軸部材が脱落することが防止される。また、開口がハウジング本体部によって塞がれることによって、開口を塞ぐ部材を用いずに軸部材の脱落を防止できる。
また、ハウジング内に、プランジャを支持する軸受部を備え、カバーは、軸受部よりも前方である先端工具側に設けられることが望ましい。
このような構成にすると、カバーを取外すことで、軸受部への切削屑の侵入を防ぐように、プランジャ及びプランジャ付近の清掃を容易に行うことができる。
本発明によれば、操作性、作業性及びメンテナンス性を向上させた往復動工具を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る往復動工具について図1乃至図10に基づき説明する。往復動工具の一例であるセーバーソー1は、図1に示すように、モータ2と、ハウジング3と、ギヤ部4と、往復機構5と、着脱機構6と、ベース部7と、バッテリ9とから主に構成される。なお、図1に図示するように上下、前後の各方向を定義する。また図1の紙面直交方向を左右方向とする。
図1に示すように、ハウジング3は樹脂のフレームから構成され、セーバーソー1の外殻を成す。ハウジング3は、ハンドル部31Aと前方ハウジング35との2つの部品から構成される。また、前方ハウジング35のうち、前方側の領域は、作業者によって把持される把持部37として機能し、この把持部37を除くハウジング3を本体部31と総称する(図1)。
ハンドル部31Aは、図1から図3に示すように、主にハウジング3の後部を構成する。ハンドル部31Aは、作業者が保持しやすいように側面視D型の中空部分を画成し、モータ2の動作を操作するためのトリガ3Aを備える。ハンドル部31Aは、図1、図2の左右方向において分割可能に接続される2分割構造をしており、その前方にモータ2を収容する。ハンドル部31A内部であってモータ2の後方、下部には、トリガ3Aと電気的に接続する制御基板10が収容される。ハンドル部31Aの下部にはバッテリ9が着脱可能であるように構成される。装着時においてバッテリ9は、制御基板10と電気的に接続される。
前方ハウジング35は、図4に示すように、内部に収容部34と、収容部34の上方に固定されたギヤカバー36とを有する。収容部34及びギヤカバー36は金属製部材であり、ギヤカバー36は収容部34の上方を覆うように配置される。収容部34とギヤカバー36とは、主にギヤ部4と、往復機構5と、着脱機構6と、往復機構5を保持するための軸受部81、82及びOリング83を収容する。
前方ハウジング35の後部は、ハンドル部31Aの前部と接続し、モータ2の前方に配置された部品や機構を収容する。前方ハウジング35の表面は、ハンドル部31Aから連続した表面を形成し、また、前方に向かうに従って次第に外径が小さくなるように形成される。前方ハウジング35の前部は、略円筒形の把持部37を構成し、作業者が把持し易い外径であるとともに、把持した際に滑りにくいようにエラストマで覆われる。また、把持部37は上部にカバー32を備える。
カバー32は、図2(a)及び図3(a)などに示すように、エラストマで覆われた略半円筒形の部材であり、往復機構5の一部と着脱機構6とを覆うように配置される。カバー32は、前方ハウジング35に対して着脱可能である。詳細には、カバー32は、装着時には2つのネジ32A(図4)によって、下端部及び後端部が前方ハウジング35に接するように固定され、ネジ32Aを外すことによって把持部37に対して取外し可能に構成される。カバー32には、図5に示すように、前後方向に延びる長孔32aが形成されるとともに、レバー33が取付けられる。長孔32aは、カバー32の後端に開口を形成し、カバー32の後端から前方に延びるように形成される。カバー32を前方ハウジング35に装着した場合、長孔32aは本体部31の前端部によって塞がれる。レバー33は、本発明の操作部に相当する。
レバー33は、図5に示すように、押圧部33Aを備え、前後方向の貫通孔33dが形成される。カバー32とレバー33を接続する部品として、バネ33Bと軸部材33Cとが用いられる。押圧部33Aは、レバー33と一体に形成され、前後方向に延びると共に、カバー32の内部であって略右方へ突出した形状を有する(図8)。押圧部33Aの前後方向長さは、往復機構5の往復動(後述)の幅よりも長く構成される。バネ33Bは、ねじりコイルバネであり、図7に示すように、両端部の一方は押圧部33Aと接触し、他方はカバー32と接触する。軸部材33Cは、長孔32aと貫通孔32dとバネ33Bとに挿通されることにより、レバー33をカバー32に対して回動可能に接続する。バネ33Bは、軸部材33Cを中心に、後方から見て反時計回りにレバー33を付勢する。レバー33は、解除位置と固定位置との間を回動可能である(図8)。なお、バネ33Bは、レバー33に対する付勢手段の一例であり、板バネ等、コイルバネ以外のバネを用いても良い。
モータ2は、図1に示すように、ハンドル部31Aの内部に収容される。モータ2は、出力軸21と、出力軸21の端部に固定されたピニオン21Aと、ファン22とを備える。モータ2は、本実施の形態においては整流子モータであり、トリガ3A、制御基板10及びバッテリ9と電気的に接続される。なお、モータ2は、整流子モータではなく、ブラシレスモータとすることも可能である。ファン22は、モータ2の前部に配置され、作業時に出力軸21と一体に回転して送風することによりモータ2を冷却する。ピニオン21Aは、出力軸21の前端部に取付けられた傘歯歯車であり、モータ2の駆動力をギヤ部4へと伝達する。
ギヤ部4は、図1及び図4に示すように、ピニオン21Aの前方であって収容部34内部に配置される。ギヤ部4には、ベベルギヤ41と、上下方向に延びてベベルギヤ41を軸支する回転軸43と、ベベルギヤ41の背面部に固定され上方に突出する円筒形のピン42とを備える。ベベルギヤ41は、ピニオン21Aに噛合することにより、モータ2の駆動力を受け取るとともに、駆動力の回転方向を90度変える機能を有する。ピン42は、ベベルギヤ41の背面で、かつ、回転軸43から離れた位置に固定される。作業時にベベルギヤ41は、回転軸43を中心に回転し、伴って回転するピン42を介して駆動力を往復機構5へと伝達する。
往復機構5は、図1及び図4に示すように、ピン係合部51と、プランジャ52とを備える。ピン係合部51は、左右方向に延び、下方に開いたコの字状の溝型断面を有する部材である。ピン42は、ピン係合部51の溝型断面に係合するように配置される。詳細には、ピン42は、ピン係合部51に対して前後方向に拘束されるが、左右方向へは移動可能となるように係合する。ピン係合部51とピン42とが係合することにより、ピン42が行う回転運動のうち、前後方向の動きのみがピン係合部51に伝達される。すなわち、ピン係合部51は、ピン42の回転運動を前後方向への往復動へと変換する機能を有する。なお、ギヤ部4とピン係合部51とは、本発明における動力変換機構に相当する。
プランジャ52は、図4に示すように、前後方向に延びる矩形断面を有する部材である。プランジャ52は、前端部に着脱機構6を備える。プランジャ52は、後方軸受部81、前方軸受部82及びOリング83によって摺動可能に保持され、前後方向のみに移動可能である。軸受部81、82はメタルであり、金属材料からなる。プランジャ52の前端部及び着脱機構6は、前方軸受部82よりも常に前方に位置し、ギヤカバー36から前方に突出し、カバー32に覆われる位置に配置される。プランジャ52はピン係合部51に固定され、作業時にピン係合部51と一体となって往復動を行う。
着脱機構6は、図示せぬ先端工具を着脱可能に挟持、固定する部材であり、図1乃至図4に示すように、プランジャ52の前端部に固定される。着脱機構6は、被押圧部61を備える。着脱機構6はプランジャ52に固定されるため、作業時にはプランジャ52と一体に前後方向に往復動する。着脱機構6は、図9及び図10に示すように、前後に往復しても常にカバー32に覆われるように配置される。
被押圧部61は、着脱機構6による先端工具の着脱を操作するためのレバーであり、図8に示すように、着脱機構6に対して上方位置と下方位置との間で上下に移動可能に装着される。被押圧部61は、図示せぬ付勢部材によって上方に向けて付勢される。被押圧部61が上方位置にある場合、着脱機構6は先端工具を挟持し、固定する。被押圧部61が下方位置にある場合、着脱機構6は先端工具の挟持および固定を解除し、取外し可能とする。
また、被押圧部61は、図7(a)に示すように、カバー32が前方ハウジング35に装着されているとき、常に上面が押圧部33Aの下面と上下に近接するように配置される。押圧部33Aの前後方向長さは、上述のように往復機構5の往復動の幅よりも長く構成される。そのため、図8乃至図10に示すように、押圧部33Aは、プランジャ51の位置に関わらず被押圧部61を押圧することが可能である。
ベース部7は、図1及び図4に示すように、セーバーソー1の前部を構成する部材であり、ベース71、支持部72及びネジ7Aを有する。ベース71は、プランジャ51の長手方向に交差するよう上下方向に延びた平滑な底面を有し、底面が被加工部材の表面に接触し摺動することで円滑な加工作業を可能とする。支持部72は、前後方向に延びる棒状の部材であり、前端部においてベース71に固定される。支持部72は、前後方向に延びる長孔7bが形成される。支持部72は、ネジ7Aによって着脱機構6及びカバー32下方において収容部34に固定される。ネジ7Aは、図9及び図10に示すように、長孔7bに挿通された状態で支持部72を収容部34との間に締め付け、固定する。そのため、ベース部7のハウジング3に対する前方への突出長さは、長孔7bの前後長さの範囲で任意に調整可能である。収容部34の前端部はカバー32下方に位置する前方ハウジング35によって覆われている。ベース7を収容部34から取り外さなくとも、カバー32の着脱が可能である。
次に、セーバーソー1の動作について説明する。バッテリ9をハンドル部31Aに装着し、トリガ3Aを後方に引くことによりモータ2が回転する。モータ2の回転は、ピニオン21Aからギヤ部4に伝達され、さらにギヤ部4とピン係合部51によって回転運動から前後の往復運動に変換される。往復運動は、プランジャ52及び着脱機構6に伝達され、着脱機構6に装着された図示せぬ先端工具は前後動する。同時に、作業者は、ベース71を被加工材の表面に接触、摺動させることによって被加工材の切断作業等を行う。なお、先端工具は上下どちら向きにも取付け可能であるが、下向きが標準的な作業における取付け方向である。
作業者は、トリガ3Aの引き込み量を調節することによって、モータ2の回転数を調節することができる。制御基板10は、トリガ3Aの引き込み量に応じた電流をモータ2へ流すことにより、モータ2の回転数を制御する。具体的には、モータ2は、トリガ3Aの引き込み量が多くなるにしたがって回転数が上がるように制御され、それに伴い先端工具の往復数も増加する。
標準的な作業において、作業者は、片手でハンドル部31Aを保持するとともに、もう一方の手で把持部37を把持してセーバーソー1を操作する。把持部37は、エラストマで覆われるため、把持した際に滑りにくい。そのため、作業者は、正確に作業を行うことができる。
作業者は、カバー32を前方ハウジング35から取り外すことなく、鋸刃等の先端工具の交換を行うことができる。作業者が、図8(b)に示すように、レバー33をバネ33Bの付勢力に抗して解除位置に回動させると、押圧部33Aが被押圧部61を下方に押圧して下方位置へ移動させる。これにより、着脱機構6による先端工具の挟持及び固定が解除されるため、作業者は先端工具を着脱機構6から取り外し、交換することができる。作業者が先端工具を着脱機構6に固定する場合は、図8(a)に示すように、レバー33を回動させ、固定位置に移動させる。このとき、押圧部33Aはバネ33Bの付勢力により上方へ回動して押圧を解除し、被押圧部61は図示せぬ付勢部材の付勢力により上方位置に移動する。こうして、着脱機構6は先端工具を挟持、固定する。
上述のようにレバー33を操作しても着脱機構6が動作しない場合や、折損した先端工具を着脱機構6から取り外すことができない場合など、また作業者が切削屑をカバー32の内部から取り出す場合には、ネジ32Aを取外し、次いでカバー32を前方ハウジング35から取外す。カバー32を取り外すと、図3に示すように、前方ハウジング35の内部、プランジャ52の一部及び着脱機構6が露出するため、切削屑や折損した先端工具の取出しが容易に実施可能となる。また、被押圧部61を手で直接操作することが可能となるため、先端工具の取り換えも容易に実施できる。カバー32は、前方軸受部82よりも前方に取付けられた構造であり、カバー32を取外した際に、前方軸受部82への切削屑の侵入を防ぐように、プランジャ52及びプランジャ52付近の清掃を行うことができる。なお、ギヤカバー36の前端面と、カバー32の後端面とが略同位置に設けられているため、プランジャ52周辺の清掃を容易に行うことができる。
このような構成によると、レバー33を操作することにより、先端工具の交換が可能となる。そのため、カバー32を外す作業を行うことなく、容易に先端工具の交換が可能である。また、カバー32を外すことによって着脱機構6周囲の切削屑の除去や、メンテナンス等を容易に行うことができる。また、着脱可能なカバー32が把持部37の機能を有しているため、把持部37の大きさ、全長等を犠牲にすることなく、先端工具の着脱操作や着脱機構6のメンテナンス等を可能とすることができる。そのため、セーバーソー1は、作業性を損なうことなく、着脱操作及びメンテナンス機能等を備えることができる。また、カバー32は、常に着脱機構6を覆うように配置される。そのためこのカバー32は、着脱機構6を周囲の物体との接触や衝突から保護するとともに、作業者を着脱機構6や先端工具との接触から保護することができる。
また、把持部37は、滑り止めの機能を有するエラストマによって覆われる。そのため、作業者は手元を滑らせることなく安全確実に作業を実行することができる。
さらに、レバー33の操作によって容易に先端工具の交換が可能である。
長孔32aの開口がカバー32の後端に形成されることによって、長孔32aから軸部材33Cが脱落することが防止される。また、長孔32aの開口がハウジング3の本体部31によって塞がれることによって、開口を塞ぐ部材を用いずに軸部材33Cの脱落を防止できる。
本実施の形態では、セーバーソーについて説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、先端工具を往復動させるレシプロソー、ジグソー等の他の往復動工具に対しても適用可能である。
また、上記した実施形態では、操作部であるレバー33がカバー32に回動可能に設けられ、回動操作時に先端工具を取外すよう着脱機構6を動作させる構造とした、レバー33がスライド動作などカバー32に対して相対移動可能な構成で、相対移動した際に先端工具を取外すよう着脱機構6を動作させる構造であっても良い。
また、上記した実施形態では、カバー32をネジ32Aによって前方ハウジング35に着脱する構造としたが、前方ハウジング35とカバー32とをヒンジを設けて接続し、カバー32を前方ハウジング35に対してヒンジを中心に揺動させる構造としても良い。この場合、カバー32を完全に取外すことなく、着脱機構6の操作や、プランジャ52及びプランジャ52周辺の清掃を行うことができるものである。
1 セーバーソー
2 モータ
3 ハウジング
4 ギヤ部
5 往復機構
6 着脱機構
7 ベース部
9 バッテリ
31 本体部
32 カバー
33 レバー
35 前方ハウジング
36 ギヤカバー
37 把持部
2 モータ
3 ハウジング
4 ギヤ部
5 往復機構
6 着脱機構
7 ベース部
9 バッテリ
31 本体部
32 カバー
33 レバー
35 前方ハウジング
36 ギヤカバー
37 把持部
Claims (5)
- モータと、
前記モータの動力を往復動に変換する動力変換機構と、
該動力変換機構に接続し、先端工具を着脱可能に保持する着脱機構を備えるプランジャと、
前記動力変換機構及び前記モータを収容する本体部と、前記プランジャを覆うカバーを着脱可能に備える把持部とを備えるハウジングと、を有し、
前記カバーは、前記先端工具の前記着脱機構への着脱を操作する操作部を備えることを特徴とする往復動工具。 - 前記把持部は、エラストマによって覆われることを特徴とする請求項1に記載の往復動工具。
- 前記操作部は、前記カバーに相対移動可能なレバーを有することを特徴とする請求項1または2に記載の往復動工具。
- 前記カバーには、前記往復動の方向に延びる軸部材を収容し、前記カバーの前記モータ側端面に開口を形成し、前記カバー装着時に前記本体部によって前記開口が塞がれる長孔が画成され、
前記レバーは、前記軸部材に接続され、前記軸部材を中心に回動することによって前記先端工具を着脱することを特徴とする請求項3に記載の往復動工具。 - 前記ハウジング内に、前記プランジャを支持する軸受部を備え、
前記カバーは、前記軸受部よりも前方である先端工具側に設けられることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の往復動工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015130861A JP2017013159A (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | 往復動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015130861A JP2017013159A (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | 往復動工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017013159A true JP2017013159A (ja) | 2017-01-19 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2015130861A Pending JP2017013159A (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | 往復動工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017013159A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018134721A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | 株式会社マキタ | レシプロソー |
-
2015
- 2015-06-30 JP JP2015130861A patent/JP2017013159A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018134721A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | 株式会社マキタ | レシプロソー |
JP7000028B2 (ja) | 2017-02-23 | 2022-01-19 | 株式会社マキタ | レシプロソー |
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