JP2017012573A - Footwear with walk information acquisition function and safety management system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、履物内にユーザの歩行情報を取得する歩行情報取得部を備え、ユーザの安全管理を行う歩行情報取得機能付履物及び安全管理システムに関するものである。 The present invention relates to footwear with a walking information acquisition function and a safety management system that includes a walking information acquisition unit that acquires walking information of a user in footwear, and performs safety management of the user.
近年の高齢化社会の進行に伴い高齢者の介護や健康管理、安全管理が重要となっている。これに関し下記[特許文献1]には、高齢化社会で大きな問題となっている日々の運動について、靴の中に蓄電池と加速度センサ及び無線ユニットを内蔵させユーザの運動量を外部ホストに送信する運動靴が記載されている。 With the progress of an aging society in recent years, care, health management, and safety management for the elderly have become important. In this regard, the following [Patent Document 1] describes a daily exercise that is a big problem in an aging society, an exercise in which a storage battery, an acceleration sensor, and a wireless unit are built in shoes and a user's exercise amount is transmitted to an external host. Shoes are listed.
しかしながら、[特許文献1]に記載の発明は靴底が厚く踵が高いため、高齢者等が日常的に使用するには却って危険であるという問題点がある。また、例えば屋内ではスリッパやサンダル等の靴底が薄く着用が楽な履物が好まれる傾向がある。 However, since the invention described in [Patent Document 1] has a thick shoe sole and a high heel, there is a problem that it is dangerous for elderly people to use it on a daily basis. In addition, for example indoors, footwear such as slippers and sandals that are thin and easy to wear tends to be preferred.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、靴底が薄く歩行に安全な歩行情報取得機能付履物及びこれを用いた安全管理システムを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide a footwear with a walking information acquisition function that has a thin shoe sole and is safe for walking, and a safety management system using the footwear.
本発明は、
(1)靴底部22に設けられた薄型の平型コイル24と、前記平型コイル24により充電される蓄電池26と、ユーザの歩行情報を取得する歩行情報取得部32と、を有することを特徴とする歩行情報取得機能付履物80を提供することにより、上記課題を解決する。
(2)上記(1)記載の歩行情報取得機能付履物80と、
電磁誘導により前記歩行情報取得機能付履物80の平型コイル24に電流を流下させる給電コイル42を備えた靴置き部40と、
外部ホスト90と、を有し
前記歩行情報取得機能付履物80が通信手段34を備え、前記通信手段34は前記外部ホスト90に対し歩行情報を無線で送信することを特徴とする安全管理システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
(3)歩行情報取得機能付履物80が警告手段28をさらに有し、歩行情報が所定の条件を満たした時にユーザの歩行ふらつき状態が転倒危険状態にあると判定し、前記警告手段28を動作させることを特徴とする上記(2)記載の安全管理システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
(4)歩行情報が所定の条件を満たした時にユーザの歩行ふらつき状態が転倒危険状態にあると判定し、予め設定された報知手段に通知することを特徴とする上記(2)記載の安全管理システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
(5)警告手段28が警告灯であり、歩行情報取得機能付履物80からの歩行情報が所定の条件を満たした時に、外部ホスト90が転倒危険状態と判定するとともに警告信号を発信し、前記歩行情報取得機能付履物80は前記警告信号を受信した場合に、前記警告灯を動作させることを特徴とする上記(3)記載の安全管理システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
(6)ユーザの身体に装着され、歩行情報取得機能付履物80の通信手段34にユーザの身体情報を送信する身体情報取得部70をさらに有し、前記通信手段34は歩行情報と身体情報とを一括して外部ホスト90に送信することを特徴とする上記(2)乃至(5)のいずれかに記載の安全管理システム100を提供することにより、上記課題を解決する。
The present invention
(1) It has the thin
(2) Footwear with a walking
A
The
(3) The footwear with walking
(4) The safety management described in (2) above, wherein when the walking information satisfies a predetermined condition, it is determined that the user's walking wandering state is in a fall danger state, and a preset notification means is notified. By providing the
(5) When the warning means 28 is a warning light and the walking information from the
(6) It further includes a physical
本発明に係る歩行情報取得機能付履物及び安全管理システムは、靴底部が低背なため高齢者でも安全かつ容易に使用することができる。また、着用が容易なスリッパや内履きにも適用が可能となる。また、本発明に係る歩行情報取得機能付履物及び安全管理システムは、ユーザの歩行ふらつき状態が転倒危険状態にあると判定された場合に警告手段を動作させる。これにより、ユーザの転倒を未然に防ぐことができる。 The footwear and safety management system with walking information acquisition function according to the present invention can be used safely and easily even by elderly people because the shoe sole has a low profile. In addition, the present invention can be applied to slippers and inner shoes that are easy to wear. Further, the footwear with foot information acquisition function and the safety management system according to the present invention operate the warning means when it is determined that the user's walking wobble state is in a fall risk state. Thereby, a user's fall can be prevented beforehand.
本発明に係る歩行情報取得機能付履物及び安全管理システムの実施の形態について図面に基づいて説明する。図1に示す本発明に係る歩行情報取得機能付履物80は、ユーザが履いて着用するものであり、低背の靴底部22内に薄型の平型コイル24と、この平型コイル24により充電可能なリチウムイオン電池等の周知の蓄電池26と、この歩行情報取得機能付履物80を履いたユーザの歩行情報を取得する歩行情報取得部32と、この歩行情報を無線で送信する通信手段34と、歩行情報取得機能付履物80の各部を制御する制御部30と、を有している。尚、歩行情報取得機能付履物80は屋内履きとしてのスリッパやサンダルを想定しているが、特にこれに限定するものではなく、屋外用のサンダルやスニーカ、ズック靴等に適用しても良い。
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Embodiments of footwear with a walking information acquisition function and a safety management system according to the present invention will be described based on the drawings. A footwear with walking
また、本発明に係る安全管理システム100は、この歩行情報取得機能付履物80と、歩行情報取得機能付履物80を充電する靴置き部40と、歩行情報取得機能付履物80から歩行情報等を受信する外部ホスト90と、を有している。
In addition, the
ここで、歩行情報取得機能付履物80の平型コイル24は、図2の模式図に示すように、電線を平面状に巻回したものを用いることが好ましい。これにより、靴底部22の低背化が可能となる他、歩行時の湾曲にも柔軟に追従し断線等の不具合が生じることも無い。また、平型コイル24はできるだけ大面積のものを用い、可能な限り接地面側に設けることが充電効率の面から好ましい。よって、平型コイル24の設置個所はアウターソールの内側やミッドソール内等に設けることが好ましい。また、平型コイル24は靴底部22の踵側と爪先側(前足部)の双方に設けることが好ましい。
Here, as the
また、歩行情報取得機能付履物80の歩行情報取得部32は、加速度や応力の変化によってユーザの歩行情報を取得可能な反力センサや加速度計、ジャイロ等の周知のセンサを用いることができる。ただし、歩行情報取得部32はユーザの横方向への歩行ふらつき情報も同時に取得可能な3次元(多軸)のものを用いる。
Moreover, the walking
また、歩行情報取得機能付履物80の通信手段34は、主に屋内での使用を想定した比較的小規模〜中規模の安全管理システム100では、Zigbee(登録商標)やBluetooth(登録商標)、屋内無線LANネットワーク、その他の近距離無線機器を用いることができる。この構成では通信手段34の消費電力が比較的少ないため、歩行情報取得機能付履物80の長時間の使用が可能となる。また、屋外での使用も可能な大規模な安全管理システム100では、携帯電話の基地局やWi−Fi(登録商標)等の無線LANを用いた周知の広域無線通信装置を用いることができる。
In addition, the communication means 34 of the footwear with walking
尚、これらの蓄電池26、歩行情報取得部32、通信手段34、制御部30等は小型軽量のものを用い10mm前後の靴底部22内に収容可能とする。このとき、これらの部材は歩行時の衝撃を緩和するスポンジやウレタン等の周知の緩衝部材で覆うことが好ましい。
The
また、歩行情報取得機能付履物80は制御部30によって動作する警告手段28を有している。警告手段28としてはブザーや警告灯が用いられ、中でも特に省電力で動作するLED灯を用いることが好ましい。
Further, the footwear with walking
また、靴置き部40は、平型コイル24と対向する位置に設けられた周知の給電コイル42と、この給電コイル42を制御する充電制御部44と、商用電源を所定の高周波電圧にして給電コイル42に供給する電源部48と、を有している。
In addition, the
また、本発明に係る安全管理システム100は、ユーザの身体、例えば手足等に装着してユーザの心拍数、血圧、体温、呼吸回数等の身体情報(バイタルサイン)を少なくとも1つ以上取得する身体情報取得部70をさらに有していても良い。そして、この身体情報取得部70は、所定の身体情報を取得する計測部72と、この計測部72が取得した身体情報を歩行情報取得機能付履物80に送信する送信手段74と、これら身体情報取得部70に電力を供給する電源部76と、を有している。尚、身体情報取得部70はユーザに複数設置して、それぞれ異なる身体情報を歩行情報取得機能付履物80に送信しても良い。
In addition, the
次に、安全管理システム100における通信方法と外部ホスト90に関して説明する。先ず、一般家屋内等で使用する比較的小規模の安全管理システム100では、前述の省電力近距離無線システムによって歩行情報取得機能付履物80と外部ホスト90との送受信を行う。この際の外部ホスト90としては専用の機械機器の他にパーソナルコンピュータやスマートフォン等の携帯端末が挙げられる。この構成によれば、ユーザ自身や同居の家族がユーザの歩行状態等をモニタすることができる。また、インターネット回線を用いて外部のパーソナルコンピュータや携帯端末等を外部ホスト90としても良い。この構成によれば、離れて暮らす家族等がユーザの家屋内での歩行状態等をモニタすることができる。
Next, a communication method in the
また、介護施設や医療施設、リハビリ施設、福祉施設等内で使用する比較的中規模の安全管理システム100では、例えば施設内の各所に無線中継器を設置し近距離無線システムによって歩行情報取得機能付履物80と外部ホスト90との送受信を行うことが好ましい。また、外部ホスト90としては施設内に設置された専用機器もしくはパーソナルコンピュータを用いることが好ましい。
In addition, in a relatively medium-sized
また、屋外でも使用可能な大規模の安全管理システム100では、前述のように歩行情報取得機能付履物80と外部ホスト90との情報伝達に周知の広域無線通信システムを用いる。そして、外部ホスト90としては専用設備のサーバの他、インターネット回線を介して接続した契約者のパーソナルコンピュータや携帯端末等を用いる。尚、これら中規模〜大規模の安全管理システム100では、歩行情報を受信した基地局や無線中継器の位置からユーザの位置を大まかに把握することができる。そして、この位置情報を職員や保護責任者などの関係者の携帯端末等(報知手段)に通知することで、徘徊や転倒危険状態のユーザを迅速に保護することができる。さらに、屋外で使用可能な大規模の安全管理システム100では、歩行情報取得機能付履物80にGPSを用いた位置情報取得手段を設け、歩行情報とともに位置情報を外部ホスト90に送信するようにしても良い。この構成によれば、ユーザ(歩行情報取得機能付履物80)の位置を更に詳細に特定できるため、屋外におけるユーザの保護をより一層迅速に行うことができる。尚、上記のように外部ホスト90が複数の歩行情報取得機能付履物80をモニタする場合、通信手段34は歩行情報取得機能付履物80毎に異なる発信者特定情報を送信し、外部ホスト90はこの発信者特定情報によって複数の歩行情報取得機能付履物80を識別する。
Further, in the large-scale
次に、本発明に係る歩行情報取得機能付履物80及び安全管理システム100の動作を説明する。先ず、ユーザや管理者等が歩行情報取得機能付履物80を靴置き部40の所定の位置に載置する。この所定の位置とは歩行情報取得機能付履物80側の平型コイル24と、靴置き部40側の給電コイル42とが対向して近接する位置である。そして、靴置き部40の充電スイッチをONする。これにより、靴置き部40の電源部48は商用電源を所定の電圧、例えば100kHzの高周波電圧にして給電コイル42に印加する。これにより、給電コイル42からは高周波電圧の方向に準じた磁界が交互に発生する。そして、給電コイル42に近接した平型コイル24には、この給電コイル42の電磁誘導によって誘起電流が流下する。
Next, the operation of the
歩行情報取得機能付履物80の制御部30は、平型コイル24に流下する誘起電流を検知すると蓄電池26の充電残量を確認し、蓄電池26が満充電でない場合にこの誘起電流を図示しない直流変換部に流下させる。尚、直流変換部は周知の整流回路と平滑回路を備えており、平型コイル24からの交流の誘起電流を整流して平滑し例えば4.5Vの直流電流にして蓄電池26に出力する。これにより、歩行情報取得機能付履物80の蓄電池26は充電され、歩行情報取得機能付履物80は充電モードとなる。尚、このとき靴置き部40もしくは歩行情報取得機能付履物80は充電インジケータ等を点灯して歩行情報取得機能付履物80が充電中であることを報知するようにしても良い。また、このとき制御部30は、蓄電池26の充電残量に応じて充電に使用する平型コイル24を切り換えるようにしても良い。例えば、蓄電池26の充電残量が少ない場合には双方の平型コイル24を充電動作させ蓄電池26に対する急速充電を行い、充電残量が多い場合にはいずれか一方の平型コイル24を充電動作させて通常充電を行うようにしても良い。
The
そして、蓄電池26が満充電状態となると、制御部30は充電を停止させ待機モードに移行する。このとき、靴置き部40もしくは歩行情報取得機能付履物80は充電完了を示すインジケータ等を点灯するようにしても良い。
And when the
次に、ユーザ等が使用のため歩行情報取得機能付履物80を靴置き部40から取り外す。このとき歩行情報取得機能付履物80の制御部30は平型コイル24に流下する誘起電流が消滅したことを検知して歩行情報取得部32及び通信手段34を動作させ、動作モードに移行する。そして、ユーザは歩行情報取得機能付履物80を履いて移動やリハビリテーションを行う。尚、制御部30は蓄電池26の充電残量をモニタし、充電残量が少なくなった場合に充電インジケータや警告灯を別の発光状態で点灯し、蓄電池26の充電残量が少ないことを報知するようにしても良い。
Next, the footwear with walking
ユーザが歩行情報取得機能付履物80を履いて歩行すると、歩行情報取得部32は歩行時にかかる加速度等をユーザの歩行情報として取得し、制御部30に伝達する。尚、このときの歩行情報は加速度信号の乱れやユーザの横方向への加速度信号等の歩行ふらつき情報を含むものとする。そして、制御部30はこの歩行情報を適宜通信手段34に出力し、通信手段34はこれら歩行情報を外部ホスト90に送信する。また、歩行情報取得機能付履物80が位置情報や身体情報を有する場合には、制御部30はこれら情報を一括して通信手段34に出力し外部ホスト90に送信する。
When the user walks wearing the
そして、外部ホスト90は受信した歩行情報に基づいて、少なくともユーザの歩行ふらつき状態を判定する。ここで、高齢者は歩行時の転倒により骨折し、寝たきり等の重度介護状態となる場合が多い。そして、転倒は衝突や段差での躓き等の原因に加え、疲労や意識低下による歩行ふらつき状態時に発生する場合も多い。よって、外部ホスト90は、受信した歩行情報が例えば横方向のステップを所定の回数以上継続したり、加速度信号の乱れが所定の閾値以上を示す等の予め定められた所定の条件を満たした場合に、ユーザの歩行ふらつき状態が転倒危険状態と判定する。そして、外部ホスト90は転倒危険状態と判定された歩行情報取得機能付履物80に対し警告信号を発信する。また、このとき外部ホスト90は予め設定された携帯端末等の報知手段にユーザが転倒危険状態にあることを電子メール等で通知するようにしても良い。
Then, the
歩行情報取得機能付履物80の制御部30は、上記の外部ホスト90からの警告信号を受けて警告手段28を動作させる。このとき警告手段28が警告灯の場合は、警告灯が点灯もしくは点滅する。そして、介護施設や病院内等では職員等の関係者が警告手段28の動作しているユーザを発見した場合、そのユーザを保護するなどの適切な転倒防止措置を行う。尚、警告手段28の動作は、例えば歩行情報取得機能付履物80を靴置き部40に載置する等の解除動作を行わない限り、基本的に継続して動作する。
The
また、本発明に係る安全管理システム100は、歩行情報に基づくユーザの歩数、歩行距離等からユーザの疲労度を推測し、ユーザの疲労度が所定の閾値を超えた場合に転倒危険状態にあるとして警告信号を発信するようにしても良い。この構成によれば、歩行ふらつき状態のみならず、ユーザの疲労度によっても転倒危険状態の警告を行うことができる。尚、これらの転倒危険状態の判定は歩行情報取得機能付履物80の制御部30が行っても良い。この構成によれば、歩行ふらつき状態の判定及び警告手段28への動作指示を制御部30が直接行うため、高い動作信頼性を得ることができる。
The
尚、安全管理システム100における外部ホスト90からの警告信号は転倒危険状態以外の場合にも発信させることが可能である。例えば、位置の把握が可能な安全管理システム100において、歩行情報取得機能付履物80が施設外等の所定の区域外に移動したことを外部ホスト90が検知すると、外部ホスト90はその歩行情報取得機能付履物80に警告信号を送信し警告手段28を動作させる。そして、近隣住民等に歩行情報取得機能付履物80の警告手段28の意味を周知しておくことで、施設側の意図に反して屋外へ移動したユーザを早期に発見保護することができる。また、外部ホスト90は例えば深夜などの所定の時間外に歩行情報を受信した場合に警告信号を発信する。また、関係者の報知手段にこのことを通知する。これにより、ユーザの深夜徘徊等を早期に発見し防止することができる。この際、外部ホスト90が警告原因ごとに異なる警告信号を発信可能とし、警告手段28がこれら複数の警告信号に応じて発色や点灯パターンを変化させる構成を有していれば、ユーザを保護した関係者はこの警告手段28の表示を確認して警告原因を把握し直ちに適切な措置を取ることができる。またこの構成では、夜間に歩行情報取得機能付履物80を使用した場合に、外部ホスト90が例えば警告灯(警告手段28)を白色点灯させる信号を発信するようにしても良い。この構成によれば、警告灯が夜間にユーザの足元を照らす照明灯として機能する他、ユーザの存在を周囲に知らしめる認識灯として機能する。そして、これらの動作を外部ホスト90による信号の送受信によって行うことで、歩行情報取得機能付履物80側にはタイマや明るさセンサ等が不要となり歩行情報取得機能付履物80の重量の増加と消費電力の上昇とを防止することができる。また、外部ホスト90は歩行情報取得機能付履物80に何らかの不具合が生じた場合に、別の信号を発信して警告灯を別の発光状態で点灯し、歩行情報取得機能付履物80の動作不備を報知するようにしても良い。さらに、安全管理システム100は外部ホスト90を介して特定の歩行情報取得機能付履物80に手動で警告信号を発信することも可能である。
Note that the warning signal from the
また、本発明に係る安全管理システム100は、歩行情報取得機能付履物80とユーザとを関連付けることでユーザの歩行訓練等のリハビリテーションや糖尿病の運動療法、生活習慣病の改善等に用いることができる。この関連付けは関係者等が手動で行っても良いし、歩行情報取得機能付履物80にネームプレートを付けるなどして、ユーザがそれぞれ特定の歩行情報取得機能付履物80を使用するようにしても良い。そして、安全管理システム100をリハビリテーション等に用いる場合、ユーザ毎に設定された規定の運動量を外部ホスト90に入力する。そして、外部ホスト90はユーザの運動量を歩行情報取得機能付履物80からの歩行情報に基づいて算出し、ユーザの運動量が規定の値となったところで所定の信号を発信する。この所定の信号を受けた歩行情報取得機能付履物80は規定の運動が完了した旨の報知を行い、ユーザは規定量の運動が完了したことを認識する。
In addition, the
また、安全管理システム100が身体情報取得部70を有する構成では、身体情報取得部70の計測部72がユーザの身体情報を取得して送信手段74を介して歩行情報取得機能付履物80の通信手段34に送信する。通信手段34は受信した身体情報を制御部30に伝達し、制御部30はこの身体情報と歩行情報とを同期して一括して通信手段34に伝達し外部ホスト90に送信する。また、ユーザが複数の身体情報取得部70を装着した場合、歩行情報取得機能付履物80は複数の身体情報取得部70からの身体情報を歩行情報と同期して一括して外部ホスト90に送信する。これらの構成では、身体情報取得部70が取得した身体情報を歩行情報取得機能付履物80が送信するため、身体情報取得部70の送信手段74を小型で軽量な低電力の近距離無線とすることができる。これにより、身体情報取得部70の小型軽量化を図ることが可能となり、装着時のユーザの負担を軽減することができる。また、この身体情報取得部70を備えた構成では、身体情報によって更に詳細な疲労度や運動量の算出が可能となる。また、血圧異常や発熱等の他の体調不良を検知して警告信号を発することができる。さらに、外部ホスト90側でユーザの身体情報をリアルタイムでモニタすることができ、ユーザの安全管理、健康管理をさらに細かに行うことができる。
In the configuration in which the
以上のように、本発明に係る歩行情報取得機能付履物80及び安全管理システム100は、薄型の平型コイル24と小型の蓄電池26、歩行情報取得部32、通信手段34、制御部30とを用いることで、これら構成部材を低背の靴底部22に収容することができる。これにより、踵等を低くすることが可能となり高齢者でも安全に歩行情報取得機能付履物80を使用することができる。また、着用が容易なスリッパや内履きにも適用が可能となり、気軽に歩行情報取得機能付履物80を使用することができる。
As described above, the footwear with walking
また、本発明に係る歩行情報取得機能付履物80及び安全管理システム100は、ユーザの特に歩行ふらつき状態をモニタし、歩行情報が所定の条件を満たした時に警告手段28を動作させる。これにより、ユーザの転倒を未然に防ぐことができる。さらに、本発明に係る安全管理システム100は、身体情報取得部70により身体情報を取得することで、ユーザの健康状態をリアルタイムでモニタすることができる。これにより、ユーザの安全管理、健康管理をさらに細かに行うことができる。
Further, the footwear with foot
また、歩行情報取得機能付履物80の位置を把握可能な構成では、徘徊中のユーザを迅速に保護することができる。またさらに、本発明に係る安全管理システム100は、送受信する情報や外部ホスト90がモニタする内容、警告信号等を発信する条件等を変化させることで、様々な安全管理、健康管理への応用が可能となる。尚、本例で示した歩行情報取得機能付履物80及び安全管理システム100の各部の構成、機構、動作手順等は一例であり、本発明は本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
Moreover, in the structure which can grasp | ascertain the position of the
22 靴底部
24 平型コイル
26 蓄電池
28 警告手段
32 歩行情報取得部
34 通信手段
40 靴置き部
42 給電コイル
70 身体情報取得部
80 歩行情報取得機能付履物
90 外部ホスト
100 安全管理システム
22 Shoe sole
24 flat coil
26 battery
28 Warning means
32 Walking information acquisition unit
34 Communication means
40 Shoe holder
42 Feeding coil
70 Physical Information Acquisition Unit
80 Footwear with walking information acquisition function
90 External host
100 Safety management system
Claims (6)
電磁誘導により前記歩行情報取得機能付履物の平型コイルに電流を流下させる給電コイルを備えた靴置き部と、
外部ホストと、を有し、
前記歩行情報取得機能付履物が通信手段を備え、前記通信手段は前記外部ホストに対し歩行情報を無線で送信することを特徴とする安全管理システム。 Footwear with a walking information acquisition function according to claim 1;
A shoe holder with a power feeding coil that causes a current to flow down to the flat coil of the footwear with walking information acquisition function by electromagnetic induction;
An external host, and
The footwear with a walking information acquisition function includes a communication unit, and the communication unit transmits walking information to the external host wirelessly.
歩行情報が所定の条件を満たした時にユーザの歩行ふらつき状態が転倒危険状態にあると判定し、前記警告手段を動作させることを特徴とする請求項2記載の安全管理システム。 The footwear with walking information acquisition function further has a warning means,
3. The safety management system according to claim 2, wherein when the walking information satisfies a predetermined condition, it is determined that the walking wobbling state of the user is a fall danger state, and the warning unit is operated.
歩行情報取得機能付履物からの歩行情報が所定の条件を満たした時に、外部ホストが転倒危険状態と判定するとともに警告信号を発信し、
前記歩行情報取得機能付履物は前記警告信号を受信した場合に、前記警告灯を動作させることを特徴とする請求項3記載の安全管理システム。 The warning means is a warning light,
When the walking information from the footwear with the walking information acquisition function satisfies a predetermined condition, the external host determines that the vehicle is in danger of falling and sends a warning signal.
The safety management system according to claim 3, wherein the footwear with the walking information acquisition function operates the warning light when the warning signal is received.
前記通信手段は歩行情報と身体情報とを一括して外部ホストに送信することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の安全管理システム。 A physical information acquisition unit that is mounted on the user's body and transmits the user's physical information to the communication means of the footwear with a walking information acquisition function;
The safety management system according to any one of claims 2 to 5, wherein the communication unit transmits the walking information and the physical information to an external host at a time.
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