JP2017011630A - 画像処理装置および撮像システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の動画を結合した画像においても適切に選抜することのできる画像処理装置を提供する。
【解決手段】撮影ごとの所定秒数の動画を所定数まで結合記録する動画撮影手段と、動画を選抜する選抜手段とを有し、選抜手段は所定数まで結合されていない動画、或いは保護、お気に入り、画像編集済、送信済み、所定以上の再生回数、のいずれかであることを示す所定の属性が付与されていない動画を選抜対象としないように構成する。
【選択図】図3
【解決手段】撮影ごとの所定秒数の動画を所定数まで結合記録する動画撮影手段と、動画を選抜する選抜手段とを有し、選抜手段は所定数まで結合されていない動画、或いは保護、お気に入り、画像編集済、送信済み、所定以上の再生回数、のいずれかであることを示す所定の属性が付与されていない動画を選抜対象としないように構成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像処理装置または撮像システムに関し、特に、動画を自動結合して保存することができる画像処理装置、または、その画像処理装置と撮像システムに関する。
従来、静止画および動画等に撮影された被写体情報等に応じて画像を選択する技術が提案されている(特許文献1、2参照)。
しかし、特許文献1、2においては、各画像の評価値に基づいて画像を選抜しているが、通常の静止画1枚撮影、動画撮影とは異なる撮影、例えば複数の画像をユーザーの指定に基づいて結合するような撮影において、適切な考慮がされていなかった。
本発明に係る画像処理装置は、
撮影ごとの所定秒数の動画を所定数まで結合記録する動画撮影手段、動画を選抜する手段、選抜手段は所定数まで結合されていない動画を選抜対象としないことを特徴とする。
撮影ごとの所定秒数の動画を所定数まで結合記録する動画撮影手段、動画を選抜する手段、選抜手段は所定数まで結合されていない動画を選抜対象としないことを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置によれば、ユーザーが作成済と判断される動画については選抜の優先度を上げることにより未完成の動画が選抜されなくなる。ただし、お気に入り指定、編集済み等ユーザーの意図があれば選抜可能となる。
以下、この発明の実施の形態について図を参照して説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、発明の範囲を限定するものではない。
[実施例]
本実施例では画像処理装置としてデジタルカメラを例にとって説明するが、これ以外にも携帯電話などであってもよい。
本実施例では画像処理装置としてデジタルカメラを例にとって説明するが、これ以外にも携帯電話などであってもよい。
以下、図1を用いて、本実施例のデジタルカメラ100の主要な構成を説明する。図1において、制御部101は、例えば、CPU(MPU)、メモリ(DRAM、SRAM)などからなり、各種処理(プログラム)を実行してデジタルカメラ100の各ブロックを制御したり、各ブロック間でのデータ転送を制御したりする。また、制御部101は、ユーザからの操作を受け付ける操作部102からの操作信号に応じて、デジタルカメラ100の各ブロックを制御する。また、制御部101は、後述の画像処理部111によって得られた画像を解析し、その解析結果に応じて、デジタルカメラ100の各ブロックを制御する。
操作部102は、例えば、電源ボタン、静止画記録ボタン、動画記録開始ボタン、ズーム調整ボタン、オートフォーカスボタンなどの撮影に関連する各種操作を入力するスイッチ類からなる。また、メニュー表示ボタン、決定ボタン、その他カーソルキー、ポインティングデバイス、タッチパネル等からなり、ユーザによりこれらのキーやボタンが操作されると制御部101に操作信号を送信する。
また、バス103は、各種データ、制御信号、指示信号などをデジタルカメラ100の各ブロックに送るための汎用バスである。
撮像部110は、レンズにより取り込まれた被写体の光学像を、絞りにより光量を制御して、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子により画像信号に変換し、アナログデジタル変換をして、画像処理部111に送信する。
画像処理部111は、入力されたデジタル画像信号に、設定値に基づいてホワイトバランスや色、明るさなどを調整する画質調整処理を行う。そして、画像処理部111で処理された画像信号は、制御部101により、メモリ104や後述の映像出力部150や表示制御部131に送信される。
本実施例においては、例えば、撮像部110は、「光学ズーム」機能、「光学防振」機能を有し、画像処理部111は、「電子ズーム」機能、「電子防振」機能を有している。ここで、「光学ズーム」機能、「電子ズーム」機能は、ユーザの操作に応じて、得られる画像を拡大する機能である。また、「光学防振」機能、「電子防振」機能は、デジタルカメラ100本体の振動による画像の揺れを防止する機能である。そして、これらの機能は、制御部101の制御の元、同時に使用されたり交互に使用されたり、単独で使用されたりする。
ここで、「光学ズーム」機能とは、ユーザにより操作部102のズームキーが操作されたことに応じて、撮像部110のレンズを移動させ、取り込まれる被写体の光学像を拡大/縮小する機能である。また、「電子ズーム」機能とは、ユーザにより操作部102のズームキーが操作されたことに応じて、画像処理部111が、撮像部110により生成された画像のうち一部を切り出した画像を拡大した画像信号を生成する処理である。
また、「光学防振」機能とは、不図示の振動検出部からの加速度信号の値に基づいて、レンズの移動量を算出し、レンズを移動させることで、取得される画像の揺れを防止する機能である。また、「電子防振」機能とは、不図示の振動検出部からの加速度信号の値に基づいて、撮像部110により取得された画像信号の位置を調整することにより、画像の揺れを防止する機能である。また、「電子防振」機能は、不図示の振動検出部からの加速度信号の値に基づいて、撮像部110の撮像素子における読み出し位置をずらすことによっても実現できる。これらの機能は公知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
また、音声入力部120は、例えば、内蔵された無指向性のマイクまたは音声入力端子を介して接続された外部マイク等により、デジタルカメラ100の周囲の音声を集音(収音)し、アナログデジタル変換をして音声処理部121に送信する。音声処理部121は、入力されたデジタル音声信号のレベルの適正化処理等の音声に関する処理を行う。そして、音声処理部121で処理された音声信号は、制御部101によりメモリ104に送信される。メモリ104は、画像処理部111、音声処理部121により得られた画像信号及び音声信号を一時的に記憶する。
画像処理部111及び音声処理部121は、メモリ104に一時的に記憶された画像信号や音声信号を読み出して画像信号の符号化、音声信号の符号化などを行い、圧縮画像信号、圧縮音声信号等を生成する。制御部101は、これらの圧縮画像信号、圧縮音声信号を、記録再生部140に送信する。
記録再生部140は、記録媒体141に対して画像処理部111及び音声処理部121で生成された圧縮画像信号、圧縮音声信号、その他撮影に関する制御データ等を記録する。また、音声信号を圧縮符号化しない場合には、制御部101は、音声処理部121により生成された音声信号と画像処理部111により生成された圧縮画像信号とを、記録再生部140に送信し記録媒体141に記録させる。
ここで、記録媒体141は、デジタルカメラに内蔵された記録媒体でも、取外し可能な記録媒体でもよく、デジタルカメラ100で生成した圧縮画像信号、圧縮音声信号、音声信号、各種データなどを記録することができればよい。例えば、記録媒体141は、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、DVD−R、磁気テープ、不揮発性の半導体メモリ、フラッシュメモリ、などのあらゆる方式の記録媒体を含む。
また、記録再生部140は、記録媒体141に記録された圧縮画像信号、圧縮音声信号、音声信号、各種データ、プログラムを読み出す(再生する)。そして読み出した圧縮画像信号、圧縮音声信号を、制御部101は画像処理部111及び音声処理部121に送信する。画像処理部111及び音声処理部121は、圧縮画像信号、圧縮音声信号を一時的にメモリ104に記憶させ、所定の手順で復号し、復号した音声信号を音声出力部151へ、復号化した画像信号を映像出力部150や表示制御部131に送信する。また、音声信号が記録媒体141に非圧縮記録されている場合には、制御部101は、音声信号を直接音声出力部151に送信する。
音声出力部151は、例えば音声出力端子からなり、接続されたイヤホンやスピーカなどから音声を出力させるために音声信号を送信する。また、音声出力部151は、デジタルカメラ100に内蔵され、音声信号にかかる音声を出力するスピーカであってもよい。映像出力部150は、例えば映像出力端子からなり、接続された外部ディスプレイ等に映像を表示させるために画像信号を送信する。また、音声出力部151、映像出力部150は、統合された1つの端子、例えばHDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)端子のような端子であってもよい。
また、表示制御部131は、画像処理部111から送信された画像信号による映像や、デジタルカメラ100の操作をするための操作画面(メニュー画面)等を表示部130に表示させる。表示部130は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパー等の表示デバイスであれば何でもよい。
ここで、本実施例のデジタルカメラ100の通常の動作について説明する。本実施例のデジタルカメラ100は、ユーザが操作部102の電源ボタンを操作すると、操作部102から制御部101に起動の指示が出される。この指示を受けて、制御部101は、不図示の電源供給部を制御して、デジタルカメラ100の各ブロックに対して電源を供給させる。
電源が供給されると、制御部101は、例えば、操作部102のモード切り換えスイッチが、例えば、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モード等のどのモードであるかを操作部102からの指示信号により確認する。
静止画撮影モードでは、デジタルカメラ100は撮影待機状態でユーザが操作部102の静止画記録ボタンを操作することで撮影を行い、圧縮画像信号が記録媒体141に記録される。そして再び撮影待機状態になる。動画撮影モードでは、デジタルカメラ100は撮影待機状態でユーザが操作部102の動画記録開始ボタンを操作することで撮影を開始し、その間、圧縮画像信号と圧縮音声信号または音声信号が記録媒体141に記録される。そしてユーザが操作部102の動画記録終了ボタンを操作することで撮影を終了し、再び撮影待機状態になる。再生モードでは、ユーザが選択したファイルに関する圧縮画像信号や圧縮音声信号または音声信号を記録媒体141から再生して、音声出力部151から音声信号を出力し、表示部130に映像を表示させる。
「静止画撮影モード」
まず、静止画撮影モードについて説明する。操作部102により静止画撮影モードが設定されると前述のようにまず、制御部101は、デジタルカメラ100の各ブロックを撮影待機状態に設定させる。撮影待機状態では、画像処理部111は、画像信号を表示制御部131に送信し表示部130に画像信号に関する映像を表示させる。ユーザはこの様にして表示された画面を見ながら撮影の準備を行う。
まず、静止画撮影モードについて説明する。操作部102により静止画撮影モードが設定されると前述のようにまず、制御部101は、デジタルカメラ100の各ブロックを撮影待機状態に設定させる。撮影待機状態では、画像処理部111は、画像信号を表示制御部131に送信し表示部130に画像信号に関する映像を表示させる。ユーザはこの様にして表示された画面を見ながら撮影の準備を行う。
撮影待機状態で、ユーザが操作部102の静止画記録ボタンを操作することにより撮影指示信号が送信されると、制御部101は撮影制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせるように制御する。
撮像部110は、レンズにより取り込まれた被写体の光学像を撮像素子により画像信号に変換し、アナログデジタル変換し、画像処理部111に送信する。画像処理部111は、入力されたデジタル画像信号の画質調整処理(ホワイトバランスや色、明るさなど)を設定値に基づいて処理する。そして、画像処理部111で処理された画像信号は、制御部101によりメモリ104や映像出力部150や表示制御部131に送信される。ここで、表示部130に表示された映像を見ることで、ユーザは撮影した静止画を確認することができる。
そして、画像処理部111は、メモリ104に一時的に記憶された画像信号を読み出して所定の符号化を行い、圧縮画像信号を生成し、記録再生部140に出力する。記録再生部140は、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、圧縮画像信号を静止画ファイルとして記録媒体141に書き込んでいく。
なお、制御部101は、画像処理部111による符号化の動作が終了すると、撮影待機状態に移行させるように制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信して、撮影待機状態に戻る。
「動画撮影モード」
次に、動画撮影モードについて説明する。操作部102により動画撮影モードが設定されると前述のようにまず、制御部101は、デジタルカメラ100の各ブロックを撮影待機状態に設定させる。
次に、動画撮影モードについて説明する。操作部102により動画撮影モードが設定されると前述のようにまず、制御部101は、デジタルカメラ100の各ブロックを撮影待機状態に設定させる。
撮影待機状態では、画像処理部111は、画像信号を表示制御部131に送信し表示部130に画像信号に関する映像を表示させる。ユーザはこの様にして表示された画面を見ながら撮影の準備を行う。撮影待機状態で、ユーザが操作部102の動画記録開始ボタンを操作することにより撮影開始の指示信号が送信されると、制御部101は撮影開始の制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせるように制御する。
撮像部110は、レンズにより取り込まれた被写体の光学像を撮像素子により画像信号に変換し、アナログデジタル変換し、画像処理部111に送信する。画像処理部111は、入力されたデジタル画像信号の画質調整処理(ホワイトバランスや色、明るさなど)を設定値に基づいて処理する。そして、画像処理部111で処理された画像信号は、制御部101により表示制御部131、メモリ104に送信される。表示制御部131は、受信した画像信号に関する映像を表示部130に表示させる。
一方、音声入力部120は、マイクにより得られたアナログ音声信号をデジタル変換し、得られたデジタル音声信号を音声処理部121に送信する。音声処理部121は、入力されたデジタル音声信号のレベルの適正化処理等をして音声信号を出力する。制御部101は、音声処理部121により処理された音声信号をメモリ104に送信する。
そして、画像処理部111及び音声処理部121は、メモリ104に一時的に記憶された画像信号や音声信号を読み出して所定の符号化を行い、圧縮画像信号、圧縮音声信号等を生成する。そして、制御部101は、これらの圧縮画像信号、圧縮音声信号を合成し、データストリームを形成し、記録再生部140に出力する。記録再生部140は、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、データストリームを一つの動画ファイルとして記録媒体141に書き込んでいく。
また、音声を圧縮しない場合には、制御部101は、音声処理部121で生成した音声信号を画像処理部111で生成された圧縮画像信号とともに、記録再生部140に出力する。そして、記録再生部140は、前述したように、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、データストリームを一つの動画ファイルとして記録媒体141に書き込んでいく。
以上の動作を撮影中は継続する。また、撮影の間、ユーザによる操作部102の操作に応じて、または画像処理部111により生成された画像信号の解析結果に応じて、制御部101は、撮像部110や画像処理部111、音声処理部121などに各種制御信号を送信している。例えば、レンズの移動や絞り調整などをさせるための制御信号を撮像部110に送信するとともに、画像や音声を調整するための制御信号を画像処理部111、音声処理部121に送信する。
また、同様に撮影の間、ユーザにより操作部102のズームキーを操作することで、制御部101により、撮像部110の「光学ズーム」機能や、画像処理部111の「電子ズーム」機能を動作させることができる。また、不図示の振動検出部により検出された加速度信号に基づいて、制御部101により、撮像部110の「光学防振」機能や、画像処理部111の「電子防振」機能が動作している。
そして、ユーザが操作部110の動画記録終了ボタンを操作することにより撮影終了の指示信号が制御部101に送信されると、制御部101は、撮影終了の制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせるように制御する。
画像処理部111、音声処理部121は、それぞれ画像信号、音声信号のメモリ104への送信を停止する。そして、メモリ104に記憶されている残りの画像信号と音声信号とを読み出して所定の符号化を行い、圧縮画像信号、圧縮音声信号等を生成する。
制御部101は、これらの最後の圧縮画像信号、圧縮音声信号を合成し、データストリームを形成し、記録再生部140に出力する。音声を圧縮しない場合には、制御部101は、音声処理部121により生成された音声信号と、圧縮画像信号とを記録再生部140に出力する。
記録再生部140は、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、データストリームを一つの動画ファイルとして記録媒体141に書き込んでいく。そして、データストリームの供給が停止したら、制御部101はサムネイルを生成するために以下のような動作をさせるように制御する。記録再生部140は記録媒体141に記録した動画ファイルの先頭フレームの圧縮画像信号を読み出し、画像処理部111に送信する。画像処理部111は、圧縮画像信号を一時的にメモリ104に記憶させ、所定の手順で復号する。
次に画像処理部111は得られた画像信号に対してサムネイル用の所定の符号化を行い、サムネイル用圧縮画像信号を生成する。そして、制御部101はサムネイル用圧縮画像信号を記録再生部140に出力する。記録再生部140は、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、サムネイル用圧縮画像を、基となる動画ファイルに結合させるように記録媒体141に書き込み、動画ファイルを完成させるとともに記録動作を停止する。
制御部101は、記録動作が停止すると、撮影待機状態に移行させるように制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信して、撮影待機状態に戻る。
「結合動画撮影モード」
次に、結合動画撮影モードについて説明する。操作部102により結合動画撮影モードが設定されると前述のようにまず、制御部101は、デジタルカメラ100の各ブロックを撮影待機状態に設定させる。
次に、結合動画撮影モードについて説明する。操作部102により結合動画撮影モードが設定されると前述のようにまず、制御部101は、デジタルカメラ100の各ブロックを撮影待機状態に設定させる。
撮影待機状態では、画像処理部111は、画像信号を表示制御部131に送信し表示部130に画像信号に関する映像を表示させる。ユーザはこの様にして表示された画面を見ながら撮影の準備を行う。撮影待機状態で、ユーザが操作部102の動画記録開始ボタンを操作することにより撮影開始の指示信号が送信されると、制御部101は撮影開始の制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせるように制御する。
撮像部110は、レンズにより取り込まれた被写体の光学像を撮像素子により画像信号に変換し、アナログデジタル変換し、画像処理部111に送信する。画像処理部111は、入力されたデジタル画像信号の画質調整処理(ホワイトバランスや色、明るさなど)を設定値に基づいて処理する。そして、画像処理部111で処理された画像信号は、制御部101により表示制御部131、メモリ104に送信される。表示制御部131は、受信した画像信号に関する映像を表示部130に表示させる。
そして、画像処理部111は、メモリ104に一時的に記憶された画像信号を読み出して所定の符号化を行い、圧縮画像信号等を生成する。そして、制御部101は、これらの圧縮画像信号のデータストリームを形成し、記録再生部140に出力する。記録再生部140は、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、データストリームを一つの動画ファイルとして記録媒体141に書き込んでいく。
以上の動作を撮影中は継続する。そして、所定時間が経過すると、制御部101は、撮影終了の制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせるように制御する。画像処理部111は、画像信号のメモリ104への送信を停止する。そして、メモリ104に記憶されている残りの画像信号を読み出して所定の符号化を行い、圧縮画像信号を生成する。
制御部101は、これらの最後の圧縮画像信号のデータストリームを形成し、記録再生部140に出力する。記録再生部140は、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、データストリームを一つの動画ファイルとして記録媒体141に書き込んでいく。
ここで、結合動画撮影モードにおいては結合動画撮影モードにて撮影した前記所定時間の短編動画を所定数結合していく。すなわち制御部101は直前の結合動画撮影モードにて撮影した動画に、新たに結合動画撮影モードで撮影した動画のデータストリームをUDF、FAT等のファイルシステム管理のもとにファイル結合し、動画ファイルのヘッダの管理情報である動画フレームデータのオフセット情報等を結合再生されるように更新し、また結合単位を管理する情報(チャプタ情報)を作成し動画ファイルに記録する。
直前の結合動画撮影モードで撮影した動画がないか、すでに所定数結合済みの場合は新たな動画ファイルとして記録媒体141に記録する。そして、データストリームの記録が終了したら、制御部101はサムネイルを生成するために以下のような動作をさせるように制御する。
記録再生部140は記録媒体141に記録した動画ファイルの先頭フレームの圧縮画像信号を読み出し、画像処理部111に送信する。画像処理部111は、圧縮画像信号を一時的にメモリ104に記憶させ、所定の手順で復号する。次に画像処理部111は得られた画像信号に対してサムネイル用の所定の符号化を行い、サムネイル用圧縮画像信号を生成する。そして、制御部101はサムネイル用圧縮画像信号を記録再生部140に出力する。記録再生部140は、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、サムネイル用圧縮画像を、基となる動画ファイルに結合させるように記録媒体141に書き込み、動画ファイルを完成させるとともに記録動作を停止する。
制御部101は、記録動作が停止すると、撮影待機状態に移行させるように制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信して、撮影待機状態に戻る。
「再生モード」
次に、再生モードについて説明する。操作部102により再生モードが設定されると、制御部101は、再生状態に移行させるように制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせる。
次に、再生モードについて説明する。操作部102により再生モードが設定されると、制御部101は、再生状態に移行させるように制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせる。
記録再生部140は、記録媒体141に記録された圧縮画像信号からなる静止画ファイル、または圧縮画像信号と圧縮音声信号または音声信号とからなる動画ファイルを読み出す。制御部101は読み出された圧縮画像信号、圧縮音声信号を、画像処理部111及び音声処理部121に送る。圧縮されていない音声信号であれば、制御部101は、音声出力部151に音声信号を送信する。
画像処理部111及び音声処理部121は、圧縮画像信号、圧縮音声を一時的にメモリ104に記憶させ、所定の手順で復号する。そして制御部101は、復号化した音声信号を音声出力部151へ、復号化した画像信号を映像出力部150や表示制御部131に送信する。表示制御部131は、入力された画像信号にかかる映像を表示部130に表示させ、音声出力部151は、入力された音声信号にかかる音声を内蔵されたスピーカや、接続されたイヤホンやスピーカから出力する。
また、再生モードの一つとして、後述するお気に入り情報の付けられた画像のみを選抜してお気に入り再生するモードがある。
さらに、デジタルカメラが画像ファイルのヘッダに記載された撮影被写体の顔位置、顔サイズ、笑顔度等の被写体情報、撮影時の焦点距離、加速度情報等の設定情報から評価値を算出し、良い画像と判断された画像を連続再生する選抜再生モードがある。
「結合動画編集モード」
次に、結合動画編集モードについて説明する。操作部102により結合動画編集モードが設定されると、制御部101は、動画編集状態に移行させるように制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせる。
次に、結合動画編集モードについて説明する。操作部102により結合動画編集モードが設定されると、制御部101は、動画編集状態に移行させるように制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせる。
記録再生部140は、記録媒体141に記録された結合動画撮影モードで記録された動画ファイルを読み出す。制御部101は動画ファイルのヘッダに記載されたチャプタ情報から結合単位のデータストリームを判別し、この単位でデータストリームの削除を可能とする。これはデータストリームをUDF、FAT等のファイルシステム管理のもと削除するとともに、動画ファイルのヘッダから該当チャプタ情報を削除するとともに動画フレームのオフセット情報を削除後のもに更新する。また、このときチャプタ編集済みである旨の情報を同様にファイルヘッダに記録する。
また、結合動画編集のもう一つの処理として、お気に入り設定がある、これはユーザーの指示によりお気に入り設定がされると対応する情報を動画ファイルのヘッダに設定する。この情報は再生モードにおいて、このフラグのある画像のみを選抜して再生することが可能である。
本実施例のデジタルカメラは以上のように、静止画、動画の記録再生を行う。本実施例のデジタルカメラの選抜再生モードの動作を図2,3を用いて説明する。図2は選抜再生を示すフローチャートである。操作部102からの指示信号により選抜再生モードが選択さえると、S201により結合動画選抜候補列挙処理が行われ、結合動画選抜候補列挙が行われる。この処理は後述する。次にS202によりその他画像選抜候補列挙処理が行われる。この処理は後述する。
S201にて結合動画選抜候補列挙,S202にてその他画像選抜候補列挙が行われると列挙された候補画像に対してS203で画像選抜が行われる。この選抜は各候補画像の属性情報としてファイルヘッダに記録され顔位置、顔サイズ、笑顔度等から良い画像を判定可能な評価値を算出し、順位付けを行い、上位所定数の画像を選択する。S204にてS204で選抜された画像をスライドショー再生する。
図3(a)は結合動画選抜候補列挙処理のフローチャートである。S301にて期間内の結合動画を列挙する。ここで期間とは前記した選抜再生を行う画像の対象範囲であり、ユーザーに指定された例えば特定の日一日、特定の月一月等である。S302にて列挙された動画が失敗画像か判定する。これはファイルヘッダに記録された振動検出部により検出された加速度信号等により画像がぶれていないか等の判定を行い、大きくぶれていると判断されるなら失敗画像と判断する。失敗画像で無いと判断されるとS303でファイルヘッダに記載のチャプタ情報から所定チャプタ記録済みであるか判定を行う。
所定チャプタ記録済みあれば、結合動画は完成しているのでS306へ進み選抜再生の画像選抜候補として選抜する。S303で所定チャプタ記録済みでないと判断されたならばS304へ進みファイルヘッダに記載の編集済み情報から編集済みであるか判定し、編集済みであればS306へ進む。これにより所定チャプタに満たなくてもそれがユーザーの意思による編集であるものはS306で採用される。S303,S304で否と判断されるとS305へ進みお気に入り指定がされているか確認する。お気に入り指定がされていればS306へ進み選抜項として選抜する。そうでなければ次の画像の確認へ進む。
図3(b)はその他画像選抜候補列挙処理のフローチャートである。S351にて期間内の結合動画以外のその他画像を列挙する。ここで期間とは前記した選抜再生を行う画像の対象範囲であり、例えば特定の日一日、特定の月一月等である。S352にて列挙された動画が失敗画像か判定する。これはファイルヘッダに記録された振動検出部により検出された加速度信号等により画像がぶれていないか等の判定を行い、大きくぶれていると判断されるなら失敗画像と判断する。
失敗画像で無いと判断されるとS354へ進み選抜再生の画像選抜候補として選抜する。S352で否と判断されるとS353へ進みお気に入り指定がされているか確認する。お気に入り指定がされていればS354へ進み選抜項として選抜する。そうでなければ次の画像の確認へ進む。
100 デジタルカメラ、101 制御部、102 操作部
Claims (3)
- 撮影ごとの所定秒数の動画を所定数まで結合記録する動画撮影手段、動画を選抜する手段、選抜手段は所定数まで結合されていない動画を選抜対象としないことを特徴とする画像処理装置。
- 選抜手段は所定数まで結合されていなくても所定の属性が付与されていれば選抜対象とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 所定の属性は、保護、お気に入り、画像編集済、送信済み、所定以上の再生回数、のいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128198A JP2017011630A (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 画像処理装置および撮像システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2017011630A (ja) |
-
2015
- 2015-06-26 JP JP2015128198A patent/JP2017011630A/ja active Pending
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