JP2017011445A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実行中の動作に他の動作を割り込ませる場合のユーザの利便性を向上させる手段を提供する。
【解決手段】動作中のジョブに他のジョブを割り込ませる機能を有する画像形成装置において、原稿の画像を読取る読取部と、画像を媒体に形成する印刷部と、情報を表示する表示手段および入力操作を受付ける入力手段を有する操作部と、動作中の前記ジョブを一時停止して他のジョブを割り込ませることが可能か否かを判定する判定部と、前記操作部でジョブの入力を受付け、前記判定部が前記入力されたジョブを前記動作中のジョブに割り込ませることが可能であると判定した場合、前記入力されたジョブを前記動作中のジョブに割り込ませるか否かの入力を受付ける制御部と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動作の実行中に他の動作を割り込ませる機能を有する画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置は、コピー動作の実行中に割込みキーが押下されると、割込みコピー待機画面を表示し、表示した割込みコピー待機画面で画質の選択等の入力操作を受付けて割込みコピーを行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−278483号公報
しかしながら、従来の技術においては、動作の実行中に割込みキーを押下した場合、割り込まれる動作によって割込み動作の可否が決定されるため、ユーザは実行中の動作を考慮して割込みキーを押下する必要があり、割込みキーを押下して実行中の動作に他の動作を割り込ませる場合のユーザの利便性が劣るという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、実行中の動作に他の動作を割り込ませる場合のユーザの利便性を向上させることを目的とする。
そのため、本発明は、動作中のジョブに他のジョブを割り込ませる機能を有する画像形成装置において、原稿の画像を読取る読取部と、画像を媒体に形成する印刷部と、情報を表示する表示手段および入力操作を受付ける入力手段を有する操作部と、動作中の前記ジョブを一時停止して他のジョブを割り込ませることが可能か否かを判定する判定部と、前記操作部でジョブの入力を受付け、前記判定部が前記入力されたジョブを前記動作中のジョブに割り込ませることが可能であると判定した場合、前記入力されたジョブを前記動作中のジョブに割り込ませるか否かの入力を受付ける制御部と、を有することを特徴とする。
このようにした本発明は、実行中の動作に他の動作を割り込ませる場合のユーザの利便性を向上させることができるという効果が得られる。
実施例における画像形成装置の制御構成を示すブロック図 実施例における画像形成装置の構成を示す説明図 実施例における割込み移行処理の流れを示すフローチャート 実施例における割込み解除処理の流れを示すフローチャート 実施例における割込み選択画面の説明図 変形例における割込み移行処理の流れを示すフローチャート 変形例における割込み解除処理の流れを示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明による画像形成装置の実施例を説明する。
図2は実施例における画像形成装置の構成を示す説明図である。
図2において、画像形成装置10は、動作中のジョブに他のジョブを割り込ませるジョブ割込み機能を有するものであり、プリンタ部100と、操作部101と、スキャナ部102とを有する。この画像形成装置10は、スキャナ部102で読み取った原稿の画像をプリンタ部100で用紙に印刷するコピージョブや外部の装置から通信回線を介して受信した印刷データに従って用紙に印刷する印刷ジョブ等を行う。
プリンタ部100は、画像形成ユニット111(111K、111Y、111M、111C)と、定着部113と、給紙トレイ115、116とを有している。
画像形成ユニット111(111K、111Y、111M、111C)は、各色(K:ブラック、Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン)の現像剤としてのトナーにより像担持体としての感光体ドラムにトナー画像を形成するものである。感光体ドラムに形成されたトナー画像は転写ローラ112(112K、112Y、112M、112C)により、給紙トレイ115、116から搬送された用紙に転写される。
定着部113は、ヒータ114の熱により用紙に転写されたトナーを用紙に定着させるものである。トナーが定着された用紙は搬送部により搬送され、装置外に排出される。
給紙トレイ115、116は、印刷するための用紙を収容するためのトレイであり、それぞれの給紙トレイにサイズが異なる用紙を入れたり、用紙の向きが異なるように入れたりすることが可能になっている。
このようにプリンタ部100は、画像形成ユニット111、定着部113、および給紙トレイ115、116等を備え、用紙に画像を形成して印刷を行う。
操作部101は、各種情報を表示する表示手段およびユーザの操作を受付ける入力手段からなるオペレーションパネル1010を有するものである。オペレーションパネル1010は、ハードキーやタッチパネル等を備えたものである。
スキャナ部102は、原稿の画像を読取り、画像データを生成する画像読取部1020と、ADF(Auto Document Feeder)1029とを有している。
画像読取部1020は、原稿に光を照射し、原稿の画像の反射光を発生させるための光源1021と、反射光を読取り、画像データを生成するCCD(Charge Coupled Device)部1022とから構成されている。
ADF1029は、原稿自動給紙装置であり、載置された原稿を1枚ずつ給紙し、画像読取部1020へ送るものである。給紙された原稿は画像読取部1020により画像が読み取られる。
画像形成装置10は、操作部101により印刷を一時停止する指示を受付けると、プリンタ部100は、印刷を一時停止する指示を受け、給紙トレイ115、116からの給紙を停止し、給紙したすべての用紙に対する印刷が終了すると、次の印刷指示により別のジョブの印刷を行う。
このように画像形成装置10は、実行中のジョブの印刷を一時停止する指示を受付け、別のジョブを実行する指示により、当該別のジョブを割込みジョブとして実行する割込み機能を有している。
図1は実施例における画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。
図1において、画像形成装置10は、プリンタ部100と、操作部101と、スキャナ部102と、記憶装置103とを有している。
印刷部としてのプリンタ部100は、ジョブに従って画像を媒体に形成するものであり、印刷制御部1000と、割込み制御部1001と、ジョブ管理部1002とを有するものである。
印刷制御部1000は、上述した図2に示す画像形成ユニット111、定着部113、および給紙トレイ115、116等を備え、用紙に画像を形成して印刷を行うものである。
判定部としての割込み制御部1001は、動作中のジョブを一時停止して他のジョブを割り込ませることが可能か否かを判定するものである。また、制御部としての割込み制御部1001は、印刷制御部1000が印刷を実行しているときに、割込みジョブが発生した場合、印刷制御部1000に一時停止指示を通知するとともに、ジョブ管理部1002に割込みモードであることを通知するものである。
ジョブ管理部1002は、プリンタ部100で実行するジョブを管理するものである。このジョブ管理部1002は、割込み制御部1001から割込みモードであることが通知されると、現在、実行中の印刷ジョブや管理している印刷に関するジョブを保留状態にし、新規に管理対象となるコピージョブを優先して実行する機能を有するものである。
操作部101は、情報を表示する表示手段および入力操作を受付ける入力手段を有するものである。操作部101は、上述したオペレーションパネル1010と、画面制御部1011と、自動応答部1012と、応答判断部1013と、操作完了検出部1014とを有している。操作部101は、ユーザが操作するためのものであり、画像形成装置10に対する指示の入力操作を受付ける入力部および入力操作を誘導する表示、ジョブの実行状態の表示、スキャン画像のプレビュー表示等を行う表示部としてのオペレーションパネル1010を有している。
画面制御部1011は、オペレーションパネル1010によりユーザがコピージョブを実行する操作を受付けたとき、実行中の印刷ジョブに割り込んでコピージョブが実行可能な場合(割込みモード)、ユーザに対し、割り込んでコピージョブを実行するか、実行中の印刷ジョブが終了した後にコピージョブを行う順次実行にするかを問い合わせる画面をオペレーションパネル1010に表示するものである。
自動応答部1012は、自動応答モードである場合、画面制御部1011が表示する画面に対してユーザが入力操作を行うことなく、ユーザに代わって自動的に選択を行う自動応答(自動入力)を行うものである。なお、自動応答モードであるか否かの情報は、後述する記憶装置103に記憶される。
応答判断部1013は、自動応答部1012にどのような応答をさせるかを判断するものである。
操作完了検出部1014は、ユーザの操作を受付けていない時間を計測し、所定の時間が経過した場合、ユーザの操作を受付けることなく、自動応答(入力)するものである。例えば、実行中の印刷ジョブに割り込んでコピージョブが実行可能な割込みモードであるときに、ユーザの操作を受付けていない時間を計測し、所定の時間が経過した場合、ユーザの操作を受付けることなく、プリンタ部100のジョブ管理部1002に割込みモードを解除させる指示等を行う。
読取部としてのスキャナ部102は、依頼されたジョブに従って原稿の画像を読取るものであり、図2に示す画像読取部1020を有している。
記憶部としての記憶装置103は、応答種別1031と、自動応答On/Offフラグ1032と、操作完了時間1033とを有している。
応答種別(情報)1031は、応答判断部1013が判断に利用する応答種別情報であり、自動応答モードのときに、入力されたジョブを動作中のジョブに割り込ませるか否かを自動で応答する情報として「割り込む」または「割り込まない」の種別を記憶する。
また、応答種別(情報)1031は、操作完了検出部1014が自動応答(入力)する場合の応答種別情報でもある。
自動応答指示情報としての自動応答On/Offフラグ1032は、自動応答部1012に対して自動応答(入力)することを指示する情報である。この自動応答On/Offフラグ1032は、自動応答部1012が自動応答するか否かの自動応答モードの情報であり、「On」が自動応答(入力)する自動応答モードであること、「Off」が自動応答モードでないことを表している。
操作完了時間1033は、ユーザの操作を受付けることなく自動応答(入力)させる所定の経過時間(例えば、30秒)を記憶するものである。
応答種別1031、自動応答On/Offフラグ1032、および操作完了時間1033は、予め設定されて記憶する情報であり、例えば操作部101で入力を受付け、または外部装置からの指示を受付けて設定される。
本実施例では、制御部としての画面制御部1011および割込み制御部1001は、操作部101でジョブの入力を受付け、判定部としての割込み制御部1001が入力されたジョブを動作中のジョブに割り込ませることが可能であると判定した場合、入力されたジョブを動作中のジョブに割り込ませるか否かの入力を受付ける。
上述した構成の作用について説明する。
まず、画像形成装置が行う割込み移行処理を図3の実施例における割込み移行処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1および図2を参照しながら説明する。
S101:ユーザは、実行中のジョブに割り込んでコピージョブを行うか、実行中のジョブが終了した後にコピージョブを順次行うかを意識することなく、コピージョブの開始操作を行うものとする。
画像形成装置10の操作部101は、ユーザによるコピージョブを開始する入力操作(コピースタート操作)をオペレーションパネル1010で受付ける。このコピージョブは、スキャナ部102およびプリンタ部100を動作させるジョブである。
S102:画面制御部1011は、プリンタ部100の割込み制御部1001にコピージョブの割込みが可能か否かを問い合わせる。割込み制御部1001は、実行中の他のジョブが割込み可能な状態にあるか否かを判断するため印刷制御部1000が他のジョブの印刷を行っているか否かを判断し、判断結果を画面制御部1011に返送する。
割込み制御部1001は、印刷制御部1000が画像を媒体に形成する印刷動作を行っているときに、動作を一時停止して他のジョブを割り込ませることが可能と判定する。
画面制御部1011は、印刷制御部1000が他のジョブの印刷を行っていると判定すると処理をS103へ移行し、行っていないと判定すると割込みが不可能なのでコピージョブを順次実行するジョブとして処理をS111へ移行する。
なお、実行中の他のジョブが印刷中である場合、実行中の他のジョブが割込み可能な状態であり、実行中の他のジョブが印刷中でない場合、実行中の他のジョブが割込み不可能な状態である。
S103:画面制御部1011は、印刷制御部1000が他のジョブの印刷を行っていると判定、すなわち割込みが可能であると判定すると、記憶装置103に記憶されている自動応答On/Offフラグ1032を確認する。画面制御部1011は、自動応答On/Offフラグ1032が「On」すなわち自動応答モードであると判定すると処理をS110へ移行し、「Off」すなわち自動応答モードでないと判定すると処理をS104へ移行する。
S104:画面制御部1011は、自動応答モードでないと判定すると、コピージョブを実行中のジョブに割り込んで実行(割り込んで実行)するか、または実行中のジョブが終了した後にコピージョブを実行(順次実行)するかを選択するための割込み選択画面をオペレーションパネル1010に表示する。この割込み選択画面は、例えば図5に示す割込み選択画面50であり、「割り込んで実行」選択ボタン51と、「順次実行」選択ボタン52を備えたものである。
このように、画面制御部1011は、入力されたジョブを動作中のジョブに割り込ませるか否かを選択入力させる割込み選択画面を操作部101のオペレーションパネル1010に表示する。
S105:画面制御部1011は、割込み選択画面において、ユーザにより「割り込んで実行」または「順次実行」を選択する操作が行われたか否かを判定する。画面制御部1011は、操作が行われたと判定すると処理をS106へ移行し、操作が行われていないと判定すると処理をS108へ移行する。
S106:画面制御部1011は、割込み選択画面において、「割り込んで実行」(割込み)が選択されたと判定するとコピージョブを割込みジョブとして実行するため処理をS107へ移行し、「順次実行」が選択されたと判定するとコピージョブを順次実行するジョブとして処理をS111へ移行する。
S107:画面制御部1011は、「割り込んで実行」(割込み)が選択されたと判定すると、プリンタ部100の割込み制御部1001に割込み処理を依頼する。
割込み制御部1001は、割込み処理の依頼を受けると、印刷制御部1000に印刷の停止を指示し、ジョブ管理部1002に割込み中であることを通知する。印刷の停止指示を受けた印刷制御部1000は、実行中の印刷を一時停止させる。
画面制御部1011は、印刷制御部1000が実行中の印刷を一時停止させると、コピージョブの開始をジョブ管理部1002に指示し、コピージョブを他のジョブより先に実行する割込みジョブとしてコピー処理を開始させるため、処理をS111へ移行する。
また、このとき、画面制御部1011は、割込みジョブを実行中である旨をユーザに報知する画面をオペレーションパネル1010に表示する。
S108:操作完了検出部1014は、ユーザによる操作が検出されなくなったときからの経過時間と、記憶装置103の操作完了時間1033とを比較し、経過時間が規定時間としての操作完了時間1033を超えたか否かを判定する。
操作完了検出部1014は、経過時間が操作完了時間1033を超えたと判定すると操作タイムアウト処理を行うため処理をS109へ移行し、超えていないと判定すると処理をS105へ移行する。
S109:画面制御部1011は、記憶装置103に記憶されている応答種別1031を確認する。画面制御部1011は、応答種別1031が「割り込む」であると判定するとコピージョブを実行中のジョブに割り込ませるため処理をS107へ移行し、「割り込まない」であると判定するとコピージョブを順次実行するため処理をS111へ移行する。
S110:一方、S103において、自動応答モードであると判定した画面制御部1011は、記憶装置103に記憶されている応答種別1031を確認する。画面制御部1011は、応答種別1031が「割り込む」であると判定するとコピージョブを割込みジョブとして実行するため処理をS107へ移行し、「割り込まない」であると判定するとコピージョブを順次実行するため処理をS111へ移行する。
このように、画面制御部1011は、自動応答On/Offフラグ1032と応答種別1031とに基づいてS105において割込み選択画面で受付ける入力操作と同様の入力を受付ける。
なお、自動応答On/Offフラグ1032および応答種別1031を、ユーザを識別するためのユーザ識別情報に関連付けて記憶装置103に記憶させておき、ユーザ毎に自動応答の内容を設定するようにしても良い。このとき、画像形成装置10を操作し始め、本割込み移行処理を開始する前に、ユーザによるユーザ識別情報の入力操作をオペレーションパネル1010で受付けるものとする。
S111:スキャナ部102の画像読取部1020は、ADF1029に載置された原稿の読取り動作を開始し、コピージョブによるコピー処理を開始する。
S112:スキャナ部102の画像読取部1020が原稿の読み取りを開始すると、プリンタ部100は、並行して読み取った原稿の印刷を開始する。
なお、上述した処理では、S107において印刷を一時停止させた後、S111の原稿の読取り動作を開始するようにしているが、画像読取部1020は、プリンタ部100が印刷の一時停止動作を行っていても、原稿の読取り動作を開始することができる。したがって、S107の印刷の一時停止動作と、S111の原稿の読取り動作を並行して同時に実行するようにしても良い。
このように、画像形成装置10は、スキャナ部102の原稿の読み取り動作とプリンタ部100の印刷動作を並行して行うようにしたことにより、割込みジョブとしてのコピージョブの完了を早めることができる。
また、割込みジョブとしてのコピージョブを、実行中のジョブに割り込ませるか否かを選択する選択画面を早期に表示するようにしたことにより、選択画面が表示されるまでのユーザの待ち時間を短縮することができる。
次に、画像形成装置が行う割込み解除処理を図4の実施例における割込み解除処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1および図2を参照しながら説明する。
S201、S202:画像形成装置10は、実行中の印刷を一時停止させ、割込みによるコピージョブによるコピー処理を実行し、そのコピー処理を終了すると処理をS203へ移行する。なお、S201の処理は図3におけるS107、S202の処理は図3におけるS111、S112の処理およびコピージョブの動作の実行を表している。
S203:操作部101の操作完了検出部1014は、割込み中であるため、オペレーションパネル1010で割込み解除ボタンが押下されるか否かを監視する。操作完了検出部1014は、割込み解除ボタンが押下されたことを検出すると一時停止していた印刷を再開するため処理をS206へ移行し、割込み解除ボタンが押下されていない場合は処理をS204へ移行する。
S204:割込み解除ボタンが押下されていない場合、操作完了検出部1014は、オペレーションパネル1010でユーザの操作が行われているか否かを監視し、操作が行われている場合、処理をS203へ移行し、操作が行われていない場合、処理をS205へ移行する。
S205:操作完了検出部1014は、ユーザによる操作が検出されなくなったときからの経過時間と、記憶装置103の操作完了時間1033とを比較し、経過時間が規定時間としての操作完了時間1033を超えたか否かを判定する。
操作完了検出部1014は、経過時間が操作完了時間1033を超えたと判定すると一時停止していた印刷を再開するため処理をS206へ移行し、超えていないと判定すると処理をS203へ移行する。
S206:操作完了検出部1014は、印刷制御部1000に一時停止していた印刷の再開を指示し、ジョブ管理部1002に割込みが終了したことを通知し、印刷を再開させる。ジョブ管理部1002は、割込み中を解除し、印刷制御部1000は、印刷を再開する。
このように、制御部としてのジョブ管理部1002は、入力されたジョブを動作中のジョブに割り込ませる指示の入力を受付けてから(図3のS107)、オペレーションパネル1010で割り込みを解除する入力を受けるまで割込み状態を維持する。
また、オペレーションパネル1010で割り込みを解除する入力操作を所定時間経過しても受付けなかった場合、ジョブ管理部1002は、割り込みを解除する入力操作がされたものとして割り込み状態を解除する。
このようにして、画像形成装置10は、割込み解除処理を行う。
本実施例では、コピージョブの実行を開始させる操作を操作部101で受付けると、プリンタ部100が実行中のジョブにコピージョブが割り込むことができるか否かを判定し、割り込むことができる場合に割込み選択画面を操作部101に表示してユーザによる割込み選択操作を受付けるようにしたことにより、ユーザは実行中の動作を考慮する必要がなくなり、コピージョブを割り込ませる場合のユーザの利便性を向上させることができる。
また、コピージョブの動作を開始した直後に、コピージョブを実行中のジョブに割り込ませるか、実行中のジョブが完了してから順次実行させるかをユーザに選択させるようにしたことにより、コピージョブを早期に開始させることができ、コピージョブの完了を早めることができる。
さらに、割込みジョブとしてのコピージョブを、実行中のジョブに割り込ませるか否かを選択する選択画面を早期に表示するようにしたことにより、選択画面が表示されるまでのユーザの待ち時間を短縮することができる。
またさらに、自動応答モードを設けたことにより、ユーザの選択操作を必要とすることなく、コピージョブを実行中のジョブに割り込ませるか否かを選択することができる。
また、割込み解除ボタンが所定時間を経過しても押下されない場合、割込み中を解除して一時停止させていた印刷を再開させるようにしたことにより、ユーザの割込み解除操作を必要とすることなく、停止させていた印刷を早期に再開させることができる。
次に、本実施例の変形例を説明する。
図3に示す割込み移行処理では、自動応答モードでない場合、選択画面で割込みが選択(S106)され、印刷の一時停止(S107)を行った後に、原稿の読取り(S111)を開始するようにしたが、図6に示すように、原稿の読取り開始(S302)を、コピースタート操作(S301)を受付けた直後に開始するようにしても良い。なお、図6に示すS303〜S311、S312は図3に示すS103〜S110、S112と同様の処理である。
このように原稿の読取りをコピースタート操作の直後に行うようにすることにより、割込みジョブであるコピージョブを早期に終了させることができ、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
また、図3に示す割込み移行処理において、割込みジョブの実行中に、S101のコピースタート操作を受付けた場合であって、自動応答モードでない場合、S104における選択画面を表示することなく、受付けたコピースタート操作を割込みジョブとして記憶装置103に記憶して保留するようにしても良い。
このとき、割込みジョブを実行中である旨をユーザに報知する画面がオペレーションパネル1010に表示されているため、ユーザは入力したコピースタート操作が割込みジョブとして記憶装置103に記憶されて保留されることが分かる。
このように、割込みジョブの実行中に受付けたコピースタート操作を割込みジョブとして記憶装置103に記憶して保留する場合、図4に示す割込み解除処理を図7に示す割込み解除処理とする。
画像形成装置が行う割込み解除処理を図7の変形例における割込み解除処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1および図2を参照しながら説明する。
S401、S402:画像形成装置10は、実行中の印刷を一時停止させ、割込みによるコピージョブによるコピー処理を実行し、そのコピー処理を終了すると処理をS403へ移行する。なお、S401の処理は図3におけるS107、S402の処理は図3におけるS111、S112の処理およびコピージョブの動作の実行を表している。
S403:プリンタ部100のジョブ管理部1002は、記憶装置103に記憶されている割込みジョブ、すなわち後続する割込みジョブの有無を判定する。ジョブ管理部1002は、記憶装置103に記憶されている割込みジョブが存在すると判定すると後続する割込みジョブを実行するため処理をS404へ移行し、存在しないと判定すると割り込みを解除するため処理をS405へ移行する。
S404:ジョブ管理部1002は、記憶装置103に記憶されている割込みジョブが存在すると判定すると、その割込みジョブを読み出す。画像形成装置10は、ジョブ管理部1002により読み出された割込みジョブをプリンタ部100やスキャナ部102で実行し、割込みジョブを完了すると処理をS403へ移行する。
S405〜S408:図4に示すS203〜S206の処理と同様の処理なのソフトウェアの説明を省略する。
このように、割込みジョブの実行中に受付けたコピースタート操作を割込みジョブとして記憶装置103に記憶して保留するようにしたことにより、ユーザは実行中の割込みジョブの終了を待つことなく、次の割込みジョブを入力して予約することができ、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
以上説明したように、本実施例では、割込みジョブの実行を開始させる操作を操作部で受付けると、実行中のジョブに割込みジョブが割り込むことができるか否かを判定し、割り込むことができる場合にユーザによる割込み選択操作を受付けるようにしたことにより、ユーザは実行中の動作を考慮する必要がなくなり、割込みジョブを割り込ませる場合のユーザの利便性を向上させることができるという効果が得られる。
また、割込みジョブの動作を開始した直後に、割込みジョブを実行中のジョブに割り込ませるか、実行中のジョブが完了してから順次実行させるかをユーザに選択させるようにしたことにより、割込みジョブを早期に開始させることができ、割込みジョブの完了を早めることができるという効果が得られる。
さらに、割込みジョブを実行中のジョブに割り込ませるか否かを選択する選択画面を早期に表示するようにしたことにより、選択画面が表示されるまでのユーザの待ち時間を短縮することができるという効果が得られる。
本実施例では、画像形成装置をスキャナ部およびプリンタ部を有するものとして説明したが、それに限られることなく、ファクシミリ装置、複合機(MFP)等としても良い。
10 画像形成装置
100 プリンタ部
101 操作部
102 スキャナ部
103 記憶装置
111 画像形成ユニット
112 転写ローラ
113 定着部
115、116 給紙トレイ
1000 印刷制御部
1001 割込み制御部
1002 ジョブ管理部
1010 オペレーションパネル
1011 画面制御部
1012 自動応答部
1013 応答判断部
1014 操作完了検出部
1020 画像読取部
1031 応答種別
1032 自動応答On/Offフラグ
1033 操作完了時間

Claims (10)

  1. 動作中のジョブに他のジョブを割り込ませる機能を有する画像形成装置において、
    原稿の画像を読取る読取部と、
    画像を媒体に形成する印刷部と、
    情報を表示する表示手段および入力操作を受付ける入力手段を有する操作部と、
    動作中の前記ジョブを一時停止して他のジョブを割り込ませることが可能か否かを判定する判定部と、
    前記操作部でジョブの入力を受付け、前記判定部が前記入力されたジョブを前記動作中のジョブに割り込ませることが可能であると判定した場合、前記入力されたジョブを前記動作中のジョブに割り込ませるか否かの入力を受付ける制御部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、前記入力されたジョブを前記動作中のジョブに割り込ませるか否かを入力させる選択画面を前記操作部に表示することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記入力されたジョブを前記動作中のジョブに割り込ませるか否かの入力を自動入力することを指示する自動応答指示情報と、
    前記自動入力する情報であり、前記入力されたジョブを前記動作中のジョブに割り込ませるか否かの応答種別情報と、
    を予め記憶する記憶部を有し、
    前記制御部は、前記自動応答指示情報と前記応答種別情報とに基づいて前記入力されたジョブを前記動作中のジョブに割り込ませるか否かの入力を受付けることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記記憶部は、ユーザ識別情報毎に、前記自動応答指示情報と前記応答種別情報とを記憶することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記判定部は、前記印刷部が画像を媒体に形成する動作を行っているときに、動作を一時停止して他のジョブを割り込ませることが可能と判定することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記入力されたジョブは、前記読取部および前記印刷部を動作させるジョブであり、
    前記制御部は、前記入力されたジョブを前記動作中のジョブに割り込ませる指示の入力を受付けた場合、前記読取部および前記印刷部の動作を並行して開始することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記入力されたジョブは、前記読取部および前記印刷部を動作させるジョブであり、
    前記制御部は、前記操作部でジョブの入力を受付けた直後に、前記読取部の動作を開始することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、前記入力されたジョブを前記動作中のジョブに割り込ませる指示の入力を受付けてから、割り込みを解除する入力を受けるまで割込み状態を維持することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置において、
    前記操作部は、前記割り込みを解除する入力操作を受付けることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置において、
    前記操作部が前記割り込みを解除する入力操作を所定時間経過しても受付けなかった場合、前記制御部は、前記割り込みを解除する入力がされたものとして前記割り込み状態を解除することを特徴とする画像形成装置。
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