JP2017009560A - 漏水検知器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】水漏れを迅速かつ確実に発見できる漏水検知器具を提供する。【解決手段】漏水検知器具(1)であって、電池(9)の直流電圧を増幅する電圧増幅手段(11)と、水の存在下で一対の端子間の電気抵抗が低下するケーブル状のセンサ(15)と、電圧増幅手段とセンサの端子との間に接続され、センサの電気抵抗が低下すると音を出すブザー(13)と、電池、電圧増幅手段、センサ及びブザーを持ち運び可能に収容するケース(3)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、水漏れを検知する漏水検知器具に関する。
半導体デバイスの製造工程では、研削装置(例えば、特許文献1参照)や切削装置(例えば、特許文献2参照)等の加工装置を用いて、シリコン等の半導体材料でなるウェーハを加工する。これらの加工装置では、工具の潤滑、冷却等を目的として、大量の水が使用される。
よって、加工装置を設置する設置領域の近傍には、給排水用の配管等が敷設されている。ところで、この設置領域に加工装置を設置した直後には、配管付近から水漏れする可能性が高い。そこで、加工装置を設置した後には、試運転によって配管付近での水漏れを確認している。
特開2010−247282号公報 特開2011−14670号公報
上述した水漏れの確認は、通常、作業者の目視によって実施される。しかしながら、この方法では、水漏れの発見に時間が掛かって、設置領域が水浸しになってしまうこともあった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、水漏れを迅速かつ確実に発見できる漏水検知器具を提供することである。
本発明によれば、電池の直流電圧を増幅する電圧増幅手段と、水の存在下で一対の端子間の電気抵抗が低下するケーブル状のセンサと、該電圧増幅手段と該センサの該端子との間に接続され、該センサの電気抵抗が低下すると音を出すブザーと、該電池、該電圧増幅手段、該センサ及び該ブザーを持ち運び可能に収容するケースと、を備えることを特徴とする漏水検知器具が提供される。
本発明に係る漏水検知器具は、水の存在下で一対の端子間の電気抵抗が低下するケーブル状のセンサと、センサの電気抵抗が低下すると音を出すブザーと、を備えるので、センサを水漏れの調査領域に配置することで、ブザーの音によって水漏れを迅速かつ確実に発見できる。
また、本発明に係る漏水検知器具は、電圧増幅手段、センサ、ブザーという簡単な構成で実現されると共に、電池及び各構成要素は持ち運び可能な態様でケースに収容されるので、設置及び持ち運びが容易である。さらに、本発明に係る漏水検知器具は、電池の直流電圧を増幅する電圧増幅手段を備えるので、外部の電源が存在しない場所でも電池を用いて水漏れを検知できる。
漏水検知器具の構成例を模式的に示す分解斜視図である。 漏水検知器具の構成例を模式的に示すブロック図である。 漏水検知器具の使用例を模式的に示す斜視図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る漏水検知器具の構成例を模式的に示す分解斜視図であり、図2は、漏水検知器具の構成例を模式的に示すブロック図である。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る漏水検知器具1は、各構成要素を収容するケース3を備えている。
ケース3は、例えば、手のひらに乗せて持ち運ぶことができる大きさ(代表的には、縦、横、高さの三辺の合計が40cm以下)の直方体状に形成されており、内部に空間を持つ箱状の本体5と、本体5の上部を閉じる蓋7とを備えている。本体5の内部には、直流電圧を発生する電池9が収容されている。電池9は、例えば、乾電池(一次電池)や蓄電池(二次電池)等であり、本体5の底壁5aに固定される。
電池9の起電力等は任意だが、本実施形態では、9Vの直流電圧を発生可能なものを使用する。この電池9の正極には、直流電圧を増幅するスイッチングレギュレータ(電圧増幅手段)11の入力端子が接続される。また、電池9の負極には、スイッチングレギュレータ11の接地端子が接続される。
スイッチングレギュレータ11は、電池9で発生する直流電圧を昇圧して高電圧を出力できるように構成されており、本体5の底壁5aに固定される。スイッチングレギュレータ11の昇圧倍率等は任意だが、本実施形態では、9Vの直流電圧を24Vに昇圧して出力可能なものを使用する。
スイッチングレギュレータ11の出力端子には、所定の電圧が加わることによって音を出すブザー13の第1端子が接続されている。ブザー13の種類は任意だが、例えば、消費電力の低減に有利な圧電ブザーを用いると良い。このブザー13も、本体5の底壁5aに固定される。
ブザー13の第2端子及びスイッチングレギュレータ11の接地端子の間には、ケーブル状のセンサ15が接続されている。このセンサ15は、例えば、互いに接触しないように間隔を保って配置された第1導線及び第2導線を備える。第1導線の一端は、ブザー13の第2端子に接続される第1端子となり、第2導線の一端は、スイッチングレギュレータ11の接地端子に接続される第2端子となる。
センサ15を構成する2本の導線間に水が介在すると、第1端子及び第2端子の間の電気抵抗は低下する。すなわち、センサ15は、水の存在下で一対の端子間の電気抵抗が低下するように構成されている。例えば、水漏れによってセンサ15の一対の端子間の電気抵抗が低下すると、ブザー13の両端子間に所定の電圧が加わり、ブザー13は音を出す。これにより、水漏れを迅速かつ確実に発見できる。
ケース3の本体5の側壁5bには、例えば、本体5を内外に貫通する開口5cが設けられている。漏水検知器具1を使用する際には、この開口5cを通じてセンサ15をケース3の外部に引き出す。一方、漏水検知器1を持ち運ぶ場合等には、センサ15をケース3の内部に収容する。
次に、上記実施形態に係る漏水検知器具1の使用例について説明する。図3は、本実施形態に係る漏水検知器具1の使用例を模式的に示す斜視図である。なお、ここでは、研削装置の配管からの水漏れを検知する場合の使用例について説明する。図3に示すように、研削装置2は、各構成要素が搭載される直方体状の基台4を備えている。基台4の後部には、柱状の支持構造6が立てられている。
基台4の上面前側には、X軸方向(前後方向)に長い開口4aが形成されている。この開口4a内には、X軸移動テーブル8、X軸移動テーブル8をX軸方向に移動させるX軸移動機構(不図示)及びX軸移動機構を覆う防塵防滴カバー10が設けられている。
X軸移動機構は、X軸方向に平行な一対のX軸ガイドレール(不図示)を備えており、X軸ガイドレールには、X軸移動テーブル8がスライド可能に取り付けられている。X軸移動テーブル8の下面側には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、X軸ガイドレールと平行なX軸ボールネジ(不図示)が螺合されている。
X軸ボールネジの一端部には、X軸パルスモータ(不図示)が連結されている。X軸パルスモータでX軸ボールネジを回転させることにより、X軸移動テーブル8はX軸ガイドレールに沿ってX軸方向に移動する。X軸移動テーブル8の上方には、ウェーハ等の被加工物(不図示)を吸引、保持するチャックテーブル12が設けられている。
チャックテーブル12は、モータ等の回転駆動源(不図示)に連結されており、Z軸方向(鉛直方向)に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、チャックテーブル12は、上述のX軸移動機構により、被加工物が搬入搬出される前方の搬入搬出領域と、被加工物が研削される後方の研削領域との間を移動する。
チャックテーブル12の上面中央は、被加工物を吸引、保持する保持面14となっている。この保持面14は、チャックテーブル12の内部に形成された流路(不図示)等を通じて吸引源(不図示)に接続されている。被加工物は、保持面14に作用する吸引源の負圧でチャックテーブル12に吸引、保持される。
支持構造6の前面には、Z軸移動機構16が設けられている。Z軸移動機構16は、Z軸方向に平行な一対のZ軸ガイドレール18を備えており、このZ軸ガイドレール18には、Z軸移動プレート20がスライド可能に取り付けられている。Z軸移動プレート20の後面側(裏面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Z軸ガイドレール18に平行なZ軸ボールネジ22が螺合されている。
Z軸ボールネジ22の一端部には、Z軸パルスモータ24が連結されている。Z軸パルスモータ24でZ軸ボールネジ22を回転させることにより、Z軸移動プレート20はZ軸ガイドレール18に沿ってZ軸方向に移動する。
Z軸移動プレート20の前面(表面)には、固定具26が設けられている。この固定具26には、被加工物を研削する研削ユニット28が支持されている。研削ユニット28は、固定具26に固定されたスピンドルハウジング30を備えている。スピンドルハウジング30には、Z軸方向に平行な回転軸の周りに回転するスピンドル32が収容されている。
スピンドルハウジング30から露出するスピンドル32の下端部(先端部)には、円盤状のホイールマウント34が固定されており、ホイールマウント34の下面には、ホイールマウント34と概ね同径の研削ホイール36が装着されている。研削ホイール36は、ステンレス等の金属材料で形成された円環状のホイール基台を含む。ホイール基台の下面には、全周にわたって複数の研削砥石が固定されている。
スピンドル32の上端側には、モータ等の回転駆動源(不図示)が連結されており、研削ホイール36は、回転駆動源から伝達される回転力で回転する。また、上述したZ軸移動機構16で研削ユニット28を下降させれば、研削ホイール36をチャックテーブル12に近づけることができる。
そのため、例えば、回転させた研削ホイール36を任意の研削送り速度で下降させて、チャックテーブル12に吸引、保持された被加工物の上面に研削砥石を接触させることで、被加工物を研削できる。被加工物の研削時には、研削領域に設置されたノズル(不図示)等から、研削砥石や被加工物に対して純水等の研削水が供給される。
研削に使用された後の研削水等は、基台4に設けられた配管38を通じて外部に排出される。例えば、この配管38付近での水漏れを確認したい場合には、センサ15をケース3の外部に引き出して配管38の近傍に配置する。配管38付近で水漏れが発生し、センサ15に水40が付着すると、ブザー13から音が出るので、この音によって水漏れを発見できる。
以上のように、本実施形態に係る漏水検知器具1は、水の存在下で一対の端子間の電気抵抗が低下するケーブル状のセンサ15と、センサ15の電気抵抗が低下すると音を出すブザー13と、を備えるので、センサ15を水漏れの調査領域に配置することで、ブザー13の音によって水漏れを迅速かつ確実に発見できる。
また、本実施形態に係る漏水検知器具1は、スイッチングレギュレータ(電圧増幅手段)11、ブザー13、センサ15という簡単な構成で実現されると共に、電池9及び各構成要素は持ち運び可能な態様でケース3に収容されるので、設置及び持ち運びが容易である。さらに、本実施形態に係る漏水検知器具1は、電池9の直流電圧を増幅するスイッチングレギュレータ(電圧増幅手段)11を備えるので、外部の電源が存在しない場所でも電池9を用いて水漏れを検知できる。
なお、本発明は、上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施形態では、スイッチングレギュレータ11の出力端子側にブザー13を接続しているが、スイッチングレギュレータ11の接地端子側にブザー13を接続しても良い。すなわち、ブザー13は、スイッチングレギュレータ11とセンサ15との間に接続されていれば良い。
なお、スイッチングレギュレータ11の接地端子にブザー13の第1端子(又は第2端子)を接続する場合には、例えば、ブザー13の第2端子(又は第1端子)にセンサ15の第1端子を接続し、スイッチングレギュレータ11の出力端子にセンサ15の第2端子を接続することになる。
また、上記実施形態では、ケース3の本体5に開口5cを設けてセンサ15を引き出せるようにしているが、本体5には開口5cを設けなくても良い。この場合、例えば、本体5と蓋7との隙間等からセンサ15を引き出すことができる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
1 漏水検知器具
3 ケース
5 本体
5a 底壁
5b 側壁
5c 開口
7 蓋
9 電池
11 スイッチングレギュレータ(電圧増幅手段)
13 ブザー
15 センサ
2 研削装置
4 基台
4a 開口
6 支持構造
8 X軸移動テーブル
10 防塵防滴カバー
12 チャックテーブル
14 保持面
16 Z軸移動機構
18 Z軸ガイドレール
20 Z軸移動プレート
22 Z軸ボールネジ
24 Z軸パルスモータ
26 固定具
28 研削ユニット
30 スピンドルハウジング
32 スピンドル
34 ホイールマウント
36 研削ホイール
38 配管
40 水

Claims (1)

  1. 電池の直流電圧を増幅する電圧増幅手段と、
    水の存在下で一対の端子間の電気抵抗が低下するケーブル状のセンサと、
    該電圧増幅手段と該センサの該端子との間に接続され、該センサの電気抵抗が低下すると音を出すブザーと、
    該電池、該電圧増幅手段、該センサ及び該ブザーを持ち運び可能に収容するケースと、
    を備えることを特徴とする漏水検知器具。
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