JP2017008814A - 内燃機関のegrシステム及び内燃機関のegr方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関に必要なEGRガス流量を確保することができてNOxの排出量を減少することができる内燃機関のEGRシステム及び内燃機関のEGR方法を提供する。
【解決手段】内燃機関のEGRシステム100は、高圧EGRシステム110と低圧EGRシステム120とを備える内燃機関のEGRシステムにおいて、低圧EGRシステムの制御部51は、コンプレッサ32の吸気の入口における吸気の酸素濃度であるコンプレッサ前酸素濃度を制御目標値として低圧EGRバルブ122の開度を制御し、高圧EGRシステムの制御部51は、内燃機関10のシリンダ内の酸素濃度であるシリンダ内酸素濃度を制御目標値として高圧EGRバルブ112の開度を制御することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関のEGRシステム及び内燃機関のEGR方法に関する。
従来、内燃機関のEGRシステムとして、排気通路に配置されたタービンよりも上流の排気の一部を吸気通路に配置されたコンプレッサよりも下流の吸気通路に還流する高圧EGRシステムと、タービンよりも下流の排気の一部をコンプレッサよりも上流の吸気通路に還流する低圧EGRシステムとを有するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−115780号公報
ところで、上記のような高圧EGRシステム及び低圧EGRシステムは、排気の一部を吸気通路に還流させるにあたり、内燃機関のシリンダ内の吸気の酸素濃度であるシリンダ内酸素濃度を制御目標値として用いて、高圧EGRバルブ及び低圧EGRバルブの開度を制御していた。
しかしながら、低圧EGRシステムのEGRバルブは、高圧EGRシステムのEGRバルブよりもシリンダから遠い箇所に配置されているので、高圧EGRシステム及び低圧EGRシステムの両方がシリンダ内酸素濃度を制御目標値とした場合、低圧EGRシステムによるEGRガスの還流制御に制御遅れが生じることがある。この場合、内燃機関に必要なEGRガスの流量が確保できない可能性が生じてしまう。
本発明は、上記のことを鑑みてなされたものであり、その目的は、内燃機関に必要なEGRガス流量を確保することができてNOxの排出量を減少することができる内燃機関のEGRシステム及び内燃機関のEGR方法を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明の内燃機関のEGRシステムは、タービンよりも上流の排気通路の途中とコンプレッサよりも下流の吸気通路の途中とを接続する高圧EGR通路と、前記高圧EGR通路に配置された高圧EGRバルブと、前記高圧EGRバルブを制御する制御部とを有する高圧EGRシステムと、前記タービンよりも下流の排気通路の途中と前記コンプレッサよりも上流の吸気通路の途中とを接続する低圧EGR通路と、前記低圧EGR通路に配置された低圧EGRバルブと、前記低圧EGRバルブを制御する制御部とを有する低圧EGRシステムと、を備える内燃機関のEGRシステムにおいて、前記低圧EGRシステムの前記制御部は、前記コンプレッサの吸気の入口における吸気の酸素濃度であるコンプレッサ前酸素濃度を制御目標値として前記低圧EGRバルブの開度を制御し、前記高圧EGRシステムの前記制御部は、前記内燃機関のシリンダ内の酸素濃度であるシリンダ内酸素濃度を制御目標値として前記高圧EGRバルブの開度を制御することを特徴とする。
この発明によれば、低圧EGRバルブよりもシリンダに近い箇所にある高圧EGRバルブの開度は、シリンダ内酸素濃度を制御目標値として制御し、低圧EGRバルブの開度は
、高圧EGRバルブに比較して低圧EGRバルブに近い箇所における酸素濃度、すなわちコンプレッサ前酸素濃度を制御目標値として制御することができる。これにより、高圧EGRバルブ及び低圧EGRバルブに制御遅れが生じることを抑制できるので、高圧EGRバルブ及び低圧EGRバルブの両方によって、内燃機関に必要なEGR流量を確保することができ、NOxの排出量を減少することができる。
また、仮に低圧EGRバルブに制御遅れが生じたとしても、高圧EGRバルブは低圧EGRバルブとは異なる物理的指標(具体的にはシリンダ内酸素濃度)を制御目標値としているので、高圧EGRバルブが低圧EGRバルブと同時に制御遅れになることは抑制されている。その結果、高圧EGRバルブによるEGRガスによって、内燃機関に必要なEGR流量を確保することができ、NOxの排出量を減少することができる。
上記の目的を達成するための本発明の内燃機関のEGR方法は、タービンよりも上流の排気通路の途中とコンプレッサよりも下流の吸気通路の途中とを接続する高圧EGR通路と、前記高圧EGR通路に配置された高圧EGRバルブと、を有する高圧EGRシステムと、前記タービンよりも下流の排気通路の途中と前記コンプレッサよりも上流の吸気通路の途中とを接続する低圧EGR通路と、前記低圧EGR通路に配置された低圧EGRバルブと、を有する低圧EGRシステムと、を備える内燃機関のEGR方法において、前記コンプレッサの吸気の入口における吸気の酸素濃度であるコンプレッサ前酸素濃度を制御目標値として前記低圧EGRバルブの開度を制御し、前記内燃機関のシリンダ内の酸素濃度であるシリンダ内酸素濃度を制御目標値として前記高圧EGRバルブの開度を制御することを特徴とする。
この発明によれば、低圧EGRバルブよりもシリンダに近い箇所にある高圧EGRバルブの開度は、シリンダ内酸素濃度を制御目標値として制御し、低圧EGRバルブの開度は、高圧EGRバルブに比較して低圧EGRバルブに近い箇所における酸素濃度、すなわちコンプレッサ前酸素濃度を制御目標値として制御することができる。これにより、高圧EGRバルブ及び低圧EGRバルブに制御遅れが生じることを抑制できるので、高圧EGRバルブ及び低圧EGRバルブの両方によって、内燃機関に必要なEGR流量を確保することができ、NOxの排出量を減少することができる。
また、仮に低圧EGRバルブに制御遅れが生じたとしても、高圧EGRバルブは低圧EGRバルブとは異なる物理的指標(具体的にはシリンダ内酸素濃度)を制御目標値としているので、高圧EGRバルブが低圧EGRバルブと同時に制御遅れになることは抑制されている。その結果、高圧EGRバルブによるEGRガスによって、内燃機関に必要なEGR流量を確保することができ、NOxの排出量を減少することができる。
本発明によれば、内燃機関に必要なEGRガス流量を確保することができてNOxの排出量を減少することができる。
実施形態に係る内燃機関システムの模式図である。 実施形態に係る制御装置による高圧EGRバルブ、低圧EGRバルブ及び排気絞り弁の制御の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態に係る内燃機関10のEGRシステム100、及び内燃機関10のEGR方法について図面を参照しつつ説明する。
図1は本実施形態に係るEGRシステム100が適用された内燃機関システム1の模式図である。内燃機関システム1は、内燃機関10、吸気通路11、排気通路12、エアクリーナ13、排気浄化装置14、高圧ターボチャージャ20、低圧ターボチャージャ30、センサ類40、制御装置50、及びEGR(Exhaust Gas Recirculation:排気還流)システム100を備えている。EGRシステム100は、高圧EGRシステム110及び低圧EGRシステム120を備えている。
内燃機関システム1は車両に搭載されている。車両の種類は特に限定されるものではないが、本実施形態においては一例としてバス、トラック等の大型車両を用いる。内燃機関10は、シリンダ(気筒)が形成されたシリンダブロックと、シリンダブロックの上部に配置されたシリンダヘッドと、シリンダに配置されたピストンとを有している。内燃機関10の種類は特に限定されるものではないが、本実施形態においては一例としてディーゼルエンジンを用いる。
吸気通路11は内燃機関10に吸入される吸気が通過する通路である。排気通路12は内燃機関10から排出された排気が通過する通路である。エアクリーナ13は吸気通路11に配置されており、吸気通路11の上流側端部から流入した新気(空気)に含まれる粉塵等を除去する。排気浄化装置14は排気通路12に配置されており、排気に含まれるPM等の不純物を浄化する。
高圧ターボチャージャ20は、低圧ターボチャージャ30よりも高圧の排気によって駆動されるターボチャージャである。具体的には本実施形態に係る高圧ターボチャージャ20は、高圧タービン21、高圧コンプレッサ22、及び、高圧タービン21と高圧コンプレッサ22とを連結する連結軸23を備えている。また高圧ターボチャージャ20は、バイパス通路24及びバイパスバルブ25を備えている。低圧ターボチャージャ30は、低圧タービン31、低圧コンプレッサ32、及び、低圧タービン31と低圧コンプレッサ32とを連結する連結軸33を備えている。また低圧ターボチャージャ30は、バイパス通路34及びバイパスバルブ35を備えている。
高圧タービン21及び低圧タービン31は、排気通路12の排気浄化装置14よりも上流の部分に配置されている。高圧タービン21は、低圧タービン31よりも上流の排気通路12に配置されているので、高圧タービン21は低圧タービン31よりも高圧の排気によって駆動される。高圧コンプレッサ22及び低圧コンプレッサ32は、吸気通路11のエアクリーナ13よりも下流の部分に配置されている。また高圧コンプレッサ22は低圧コンプレッサ32よりも下流の吸気通路11に配置されている。高圧タービン21が排気の力を受けて駆動することで、高圧タービン21に接続した高圧コンプレッサ22が回転して、吸気通路11の吸気を過給する。低圧タービン31が排気の力を受けて駆動することで、低圧タービン31に接続した低圧コンプレッサ32が回転して、吸気通路11の吸気を過給する。
バイパス通路24は、高圧タービン21よりも上流の排気通路12の途中と、高圧タービン21よりも下流の排気通路12の途中(具体的には高圧タービン21と低圧タービン31との間の部分)とを接続している。バイパスバルブ25はバイパス通路24に配置されており、制御装置50の指示を受けて開閉する。バイパスバルブ25が開になった場合、高圧タービン21よりも上流の排気は高圧タービン21をバイパスして高圧タービン21よりも下流の排気通路12に流入する。その結果、高圧タービン21の回転は停止して、高圧コンプレッサ22による過給は停止する。
バイパス通路34は、低圧タービン31よりも上流の排気通路12の途中(具体的には低圧タービン31と高圧タービン21との間の部分のうち、バイパス通路24の排気通路
12への接続箇所よりも下流の部分)と、低圧タービン31よりも下流の排気通路12の途中(具体的には低圧タービン31と後述する低圧EGR通路121の排気通路12への接続箇所との間の部分)とを接続している。バイパスバルブ35はバイパス通路34に配置されており、制御装置50の指示を受けて開閉する。バイパスバルブ35が開になった場合、低圧タービン31よりも上流の排気は低圧タービン31をバイパスして低圧タービン31よりも下流の排気通路12に流入する。その結果、低圧タービン31の回転は停止して、低圧コンプレッサ32による過給は停止する。
センサ類40は、制御装置50の動作に必要な各種情報を検出する複数のセンサを含んでいる。例えばセンサ類40は、内燃機関10の回転数を検出する回転数センサ等を含んでいる。また、センサ類40は、吸気通路11を通過する吸気の流量(具体的には新気の流量)を検出する吸気流量センサを、吸気通路11の後述する低圧EGR通路121の接続箇所よりも上流側であってエアクリーナ13よりも下流側の部分に備えている。またセンサ類40は、吸気通路11を通過する吸気の圧力(具体的には新気の圧力)を検出する吸気圧センサを、吸気通路11の低圧EGR通路121の接続箇所よりも上流側であってエアクリーナ13よりも下流側の部分に備えている。またセンサ類40は、排気ラムダを検出する排気ラムダセンサを、排気通路12の排気浄化装置14よりも下流側の部分に備えている。
またセンサ類40は、後述する高圧EGR通路111の高圧EGRバルブ112よりも上流側のEGRガスの圧力を検出する上流側圧力センサと、高圧EGR通路111の高圧EGRバルブ112よりも下流側のEGRガスの圧力を検出する下流側圧力センサとを備えている。制御装置50の制御部は、この上流側圧力センサの検出した圧力と下流側圧力センサの検出した圧力との差を取得することで、高圧EGRバルブ112の前後の圧力差を取得する。またセンサ類40は、高圧EGR通路111の高圧EGRバルブ112よりも下流側の高圧EGRガス温度を取得する温度センサを備えている。
またセンサ類40は、後述する低圧EGR通路121の低圧EGRバルブ122よりも上流側のEGRガスの圧力を検出する上流側圧力センサと、低圧EGR通路121の低圧EGRバルブ122よりも下流側のEGRガスの圧力を検出する下流側圧力センサとを備えている。制御装置50の制御部は、この上流側圧力センサの検出した圧力と下流側圧力センサの検出した圧力との差を取得することで、低圧EGRバルブ122の前後の圧力差を取得する。またセンサ類40は、低圧EGR通路121の低圧EGRバルブ122よりも下流側の低圧EGRガス温度を取得する温度センサを備えている。
制御装置50は、内燃機関10の運転動作を制御するとともに、バイパスバルブ25及びバイパスバルブ35を制御することで高圧ターボチャージャ20及び低圧ターボチャージャ30の動作を制御する。また、本実施形態に係る制御装置50は、EGRシステム100の制御装置としての機能も兼務している。このような制御装置50は、制御部としての機能を有するCPU51と、CPU51の動作に用いられるプログラムや各種情報等を記憶する記憶部としての機能を有するROM52、RAM53等とを有するマイクロコンピュータを備えた電子制御装置(Electric Control Unit)によって構成されている。
高圧EGRシステム110は、低圧EGRシステム120よりも高圧のEGRガスを吸気通路11に還流するEGRシステムである。具体的には高圧EGRシステム110は、高圧EGR通路111と、高圧EGR通路111に配置された高圧EGRバルブ112とを備えるとともに、前述した制御装置50の制御部(CPU51)も備えている。高圧EGR通路111は、高圧タービン21よりも上流の排気通路12の途中と高圧コンプレッサ22よりも下流の吸気通路11の途中とを接続している。高圧EGRバルブ112は、
制御装置50の指示を受けて開閉することで、高圧EGR通路111を通過して吸気通路11に還流するEGRガスの流量を調整する。
低圧EGRシステム120は、低圧EGR通路121と、低圧EGR通路121に配置された低圧EGRバルブ122及びEGRクーラ123とを備えるとともに、前述した制御装置50の制御部(CPU51)も備えている。低圧EGR通路121は、低圧タービン31よりも下流の排気通路12の途中(具体的には本実施形態では低圧タービン31と後述する排気絞り弁124との間の部分)と、低圧コンプレッサ32よりも上流の吸気通路11の途中(具体的には本実施形態では低圧コンプレッサ32とエアクリーナ13との間の部分)とを接続している。低圧EGRバルブ122は、制御装置50の指示を受けて開閉することで、低圧EGR通路121を通過して吸気通路11に還流するEGRガスの流量を調整する。EGRクーラ123は、低圧EGR通路121を通過するEGRガスを冷却する。
また本実施形態に係る低圧EGRシステム120は、排気絞り弁124を、排気通路12の低圧EGR通路121の接続箇所よりも下流の部分であって排気浄化装置14よりも上流の部分に備えている。排気絞り弁124は、制御装置50の指示を受けてその開度を変更することで、排気通路12の排気の流量を絞る。このように排気の流量が絞られることで、排気絞り弁124よりも下流側の排気の温度は上昇し、その結果、排気浄化装置14に供給される排気の温度を上昇させることができる。
なお、制御装置50のうち高圧EGRバルブ112を制御するCPU51は、高圧EGRバルブ112を制御する制御部に相当し、制御装置50のうち低圧EGRバルブ122を制御するCPU51は、低圧EGRバルブ122を制御する制御部に相当する。また、図1から分かるように、ガスの流動距離で見た場合に、高圧EGRバルブ112は、低圧EGRバルブ122よりも内燃機関10のシリンダに近い箇所に配置されており、低圧EGRバルブ122は、高圧EGRバルブ112によりも低圧コンプレッサ32に近い箇所に配置されている。
続いて、図2を参照しつつ、制御装置50による高圧EGRバルブ112、低圧EGRバルブ122及び排気絞り弁124の制御の詳細を説明する。なお、本実施形態に係る内燃機関10の制御方法は、この制御装置50によって実行される。
最初に高圧EGRバルブ112の制御について説明する。ステップS1において、制御装置50の制御部(CPU51)は、NOxの目標値を規定したマップであるNOx目標マップに基づいて、シリンダ内の酸素濃度であるシリンダ内酸素濃度の目標値を算出する。
具体的には、このNOx目標マップは、内燃機関10から排出されるNOxの目標値を内燃機関10の回転数と燃料噴射量とに関連付けて規定したマップとなっており、予め制御装置50の記憶部(例えばROM52)に設定されている。制御部は、センサ類40(具体的には回転数センサ)の検出結果に基づいて内燃機関10の回転数を取得するとともに、予め記憶部(例えばROM52)に設定されている燃料噴射量マップに基づいて、回転数に対応する燃料噴射量を取得する。そして、制御部は、取得した回転数と燃料噴射量とに対応するNOxの目標値をNOx目標マップから抽出する。また制御部は、センサ類40の検出結果に基づいて取得した吸気流量(m)、吸気圧力(Pa)、吸気温度(℃)等から得られる吸気情報、及び、センサ類40の検出結果に基づいて取得した高圧EGRガスの流量(m)、高圧EGRガスの温度(℃)、排気ラムダ(排気中の酸素濃度(体積%))等から得られるEGRガス情報に基づいて、NOxの目標値に対応する現状のシリンダ内酸素濃度(シリンダ内の酸素濃度)を算出する。
なお、制御部は、上記高圧EGRガスの流量を、センサ類40の検出結果に基づいて取得した高圧EGR通路111の高圧EGRバルブ112よりも上流側の圧力と高圧EGRバルブ112よりも下流側の圧力との差(圧力差)と、センサ類40の検出結果に基づいて取得した高圧EGR通路111の高圧EGRバルブ112よりも下流側の温度とに基づいて、算出することで取得する。
なお、上述したステップS1に係るNOxの目標値からシリンダ内酸素濃度を算出する具体的な手法は、公知の高圧EGRシステムで行われているシリンダ内酸素濃度の目標値を算出する手法を適用することができるため、これ以上詳細な説明は省略する。
続いて制御部は、以下に説明する制御処理(ステップS2〜ステップS5)を実行することにより、このステップS1で算出されたシリンダ内酸素濃度の目標値が得られるような高圧EGRバルブ112の開度を算出し、この算出された開度が得られるように高圧EGRバルブ112の開度を制御する。すなわち、本実施形態に係る高圧EGRシステム110の制御部は、シリンダ内酸素濃度を制御目標値として、高圧EGRバルブ112の開度を制御している。
具体的には制御部は、高圧EGRバルブ112の開度を、フィードフォワード制御としてのプリ制御量(ステップS2)と、フィードバック制御としてのPID制御量(ステップS3、ステップS4)との和によって算出する(ステップS5)。
より具体的には、ステップS1の後に制御部は、ステップS2に係るプリ制御処理において、ステップS1で算出されたシリンダ内酸素濃度の目標値と、現状の吸気情報(センサ類40の検出結果に基づいて取得した、吸気流量、吸気圧力、吸気温度等から得られる吸気情報)と、現状のEGRガス情報(センサ類40の検出結果に基づいて取得した、高圧EGRガス流量、高圧EGRガス温度、排気ラムダ等から得られるEGRガス情報)とに基づいて、高圧EGRバルブ112の開度のプリ制御量を算出する。
なお、この場合、制御装置50の記憶部には、高圧EGRバルブ112の開度のプリ制御量を、シリンダ内酸素濃度の目標値と現状の吸気情報と現状のEGRガス情報とに関連付けて規定したマップ、または関係式が予め設定されている。制御部は、このマップまたは関係式を用いて、高圧EGRバルブ112の開度のプリ制御量を算出する。
次に制御部は、ステップS3において、公知のEGRバルブ制御に用いられているシリンダ内酸素濃度の算出手法を適用して、吸気流量(m)、吸気圧力(Pa)、吸気温度(℃)等から得られる吸気情報、及び、高圧EGRガス流量(m)、高圧EGRガス温度(℃)、排気ラムダ(排気中の酸素濃度(体積%))等から得られるEGRガス情報に基づいて、現状のシリンダ内酸素濃度(シリンダ内の酸素濃度)を算出する。
そして、制御部は、ステップS4に係るPID制御処理において、ステップS1で算出されたシリンダ内酸素濃度の目標値と、ステップS3で算出されたシリンダ内酸素濃度の算出値との誤差を無くすような高圧EGRバルブ112の開度を、PID制御処理によって算出する。
次に制御部は、ステップS5において、ステップS2で得られた高圧EGRバルブ112の開度のプリ制御量と、ステップS4で得られた高圧EGRバルブ112の開度との和を算出し、この算出された開度を、高圧EGRバルブ112の開度として取得し、この開度となるように高圧EGRバルブ112の開度を制御する。
このステップS5の実行により、シリンダ内酸素濃度は、ステップS1で得られたシリンダ内酸素濃度の目標値となるように制御されることになる。以上のような手法で、本実施形態に係る制御装置50の制御部(CPU51)は、シリンダ内酸素濃度を制御目標値として高圧EGRバルブ112の開度を制御している。
続いて低圧EGRバルブ122及び排気絞り弁124の制御について説明する。制御装置50の制御部は、ステップS10において、ステップS1で得られたシリンダ内酸素濃度の目標値に基づいて、高圧EGR通路111を通過する高圧EGRガスの流量と、低圧EGR通路121を通過する低圧EGRガスの流量との配分比率を算出する。なお、このステップS10は、高圧EGRシステムと低圧EGRシステムとを有する公知のEGRシステムで行われている公知の配分比率の算出手法を適用することができるので、これ以上詳細な説明は省略する。
ステップS10の後に制御部は、ステップS10で得られた配分比率に基づいて、低圧コンプレッサ32の吸気の入口における吸気の酸素濃度である低圧コンプレッサ前酸素濃度の目標値を算出する(ステップS11)。具体的には制御部は、ステップS10の配分比率の結果から、低圧EGRガスの流量を取得し、この取得された低圧EGRガスの流量に基づいて低圧コンプレッサ前酸素濃度の目標値を算出する。
続いて制御部は、以下に説明する制御処理(ステップS12〜ステップS17)を実行することにより、このステップS11で算出された低圧コンプレッサ前酸素濃度の目標値が得られるような低圧EGRバルブ122の開度を算出するとともに、排気絞り弁124の開度も算出する。そして、制御部は、これらの開度が得られるように低圧EGRバルブ122の開度を制御し、排気絞り弁124の開度を制御する。すなわち、本実施形態に係る低圧EGRシステム120の制御部は、コンプレッサ前酸素濃度(本実施形態では、低圧コンプレッサ前酸素濃度)を制御目標値として、低圧EGRバルブ122の開度を制御するとともに、排気絞り弁124の開度も制御している。
具体的には制御部は、低圧EGRバルブ122の開度及び排気絞り弁124の開度を、フィードフォワード制御としてのプリ制御量(ステップS12)と、フィードバック制御としてのPID制御量(ステップS13、ステップS14)との和によって算出する(ステップS15、ステップS16、ステップS17)。
より具体的には、ステップS11の後に制御部は、ステップS12に係るプリ制御処理において、ステップS11で算出された低圧コンプレッサ前酸素濃度の目標値と、現状の吸気情報(センサ類40の検出結果に基づいて取得した、吸気流量、吸気圧力、吸気温度等から得られる吸気情報)と、現状のEGRガス情報(センサ類40の検出結果に基づいて取得した、低圧EGRガス流量、低圧EGRガス温度、排気ラムダ等から得られるEGRガス情報)とに基づいて、低圧EGRバルブ122及び排気絞り弁124の開度のプリ制御量を算出する。
次に制御部は、ステップS13において、吸気流量(m)、吸気圧力(Pa)、吸気温度(℃)等から得られる吸気情報、及び、低圧EGRガス流量(m)、低圧EGRガス温度(℃)、排気ラムダ(排気中の酸素濃度(体積%))等から得られるEGRガス情報に基づいて、現状の低圧コンプレッサ前酸素濃度を算出する。
なお、制御部は、上記低圧EGRガス流量を、センサ類40の検出結果に基づいて取得した低圧EGR通路121の低圧EGRバルブ122よりも上流側の圧力と低圧EGRバルブ122よりも下流側の圧力との差(圧力差)と、センサ類40の検出結果に基づいて取得した低圧EGR通路121の低圧EGRバルブ122よりも下流側の温度とに基づい
て、算出することで取得する。
また、この場合、制御装置50の記憶部には、上述した吸気情報及びEGRガス情報と、低圧コンプレッサ前酸素濃度とを関連付けたマップ、または関係式が予め設定されている。制御部は、前述したセンサ類40の検出結果に基づいて取得した吸気情報及びEGRガス情報に基づいて、上述したマップまたは関係式を用いて、低圧コンプレッサ前酸素濃度を算出する。
次に制御部は、ステップS14に係るPID制御処理において、ステップS11で算出された低圧コンプレッサ前酸素濃度の目標値と、ステップS13で算出された低圧コンプレッサ前酸素濃度の算出値との誤差を無くすような低圧EGRバルブ122及び排気絞り弁124の開度を、PID制御処理によって算出する。
ステップS14の後に制御部は、ステップS15を実行する。このステップS15において制御部は、ステップS12で得られた低圧EGRバルブ122の開度のプリ制御量と、ステップS14で得られた低圧EGRバルブ122の開度(PID制御量)との和を算出し、この算出された開度を低圧EGRバルブ122の開度として取得する。また制御部は、ステップS12で得られた排気絞り弁124の開度のプリ制御量と、ステップS14で得られた排気絞り弁124の開度(PID制御量)との和を算出し、この算出された開度を排気絞り弁124の開度として取得する。
次に制御部は、ステップS16において、ステップS15で取得された低圧EGRバルブ122の開度となるように、低圧EGRバルブ122を制御する。また制御部は、ステップS17において、ステップS15で取得された排気絞り弁124の開度となるように、排気絞り弁124を制御する。
このステップS16及びステップS17の実行により、低圧コンプレッサ前酸素濃度は、ステップS11で得られた低圧コンプレッサ前酸素濃度の目標値となるように制御されることになる。以上のような手法で、本実施形態に係る制御装置50の制御部(CPU51)は、低圧コンプレッサ前酸素濃度を制御目標値として低圧EGRバルブ122の開度を制御するとともに排気絞り弁124の開度も制御している。
なお、仮に内燃機関システム1が、本実施形態のような2つのコンプレッサ(高圧コンプレッサ22及び低圧コンプレッサ32)を備えておらず、1つのコンプレッサのみを備えている場合、制御部は、ステップS11において、この1つのコンプレッサの吸気の入口における吸気の酸素濃度(コンプレッサ前酸素濃度)の目標値を算出すればよい。また、内燃機関システム1が、本実施形態のような排気絞り弁124を備えていない場合、制御部は、ステップS12において低圧EGRバルブ122の開度のプリ制御量のみを算出し、ステップS15において低圧EGRバルブ122の開度のみを算出すればよい。
以上説明した本実施形態によれば、低圧EGRバルブ122よりもシリンダに近い箇所にある高圧EGRバルブ112の開度は、シリンダ内酸素濃度を制御目標値として制御し、低圧EGRバルブ122の開度は、低圧EGRバルブ122に近い箇所における酸素濃度、すなわちコンプレッサ前酸素濃度を制御目標値として制御している。これにより、高圧EGRバルブ112及び低圧EGRバルブ122に制御遅れが生じることを抑制できるので、高圧EGRバルブ112及び低圧EGRバルブ122の両方によって、内燃機関10に必要なEGR流量を確保することができ、NOxの排出量を減少することができる。
また、仮に低圧EGRバルブ122に制御遅れが生じたとしても、高圧EGRバルブ112は低圧EGRバルブ122とは異なる物理的指標(具体的にはシリンダ内酸素濃度)を制御目標値としているので、高圧EGRバルブ112が低圧EGRバルブ122と同時に制御遅れになることは抑制されている。その結果、高圧EGRバルブ112によるEGRガスによって、内燃機関10に必要なEGR流量を確保することができ、NOxの排出量を減少することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 内燃機関システム
10 内燃機関
11 吸気通路
12 排気通路
20 高圧ターボチャージャ
21 高圧タービン
22 高圧コンプレッサ
30 低圧ターボチャージャ
31 低圧タービン
32 低圧コンプレッサ
50 制御装置
51 CPU(制御部)
100 EGRシステム
110 高圧EGRシステム
111 高圧EGR通路
112 高圧EGRバルブ
120 低圧EGRシステム
121 低圧EGR通路
122 低圧EGRバルブ

Claims (2)

  1. タービンよりも上流の排気通路の途中とコンプレッサよりも下流の吸気通路の途中とを接続する高圧EGR通路と、前記高圧EGR通路に配置された高圧EGRバルブと、前記高圧EGRバルブを制御する制御部とを有する高圧EGRシステムと、
    前記タービンよりも下流の排気通路の途中と前記コンプレッサよりも上流の吸気通路の途中とを接続する低圧EGR通路と、前記低圧EGR通路に配置された低圧EGRバルブと、前記低圧EGRバルブを制御する制御部とを有する低圧EGRシステムと、を備える内燃機関のEGRシステムにおいて、
    前記低圧EGRシステムの前記制御部は、前記コンプレッサの吸気の入口における吸気の酸素濃度であるコンプレッサ前酸素濃度を制御目標値として前記低圧EGRバルブの開度を制御し、
    前記高圧EGRシステムの前記制御部は、前記内燃機関のシリンダ内の酸素濃度であるシリンダ内酸素濃度を制御目標値として前記高圧EGRバルブの開度を制御することを特徴とする内燃機関のEGRシステム。
  2. タービンよりも上流の排気通路の途中とコンプレッサよりも下流の吸気通路の途中とを接続する高圧EGR通路と、前記高圧EGR通路に配置された高圧EGRバルブと、を有する高圧EGRシステムと、
    前記タービンよりも下流の排気通路の途中と前記コンプレッサよりも上流の吸気通路の途中とを接続する低圧EGR通路と、前記低圧EGR通路に配置された低圧EGRバルブと、を有する低圧EGRシステムと、を備える内燃機関のEGR方法において、
    前記コンプレッサの吸気の入口における吸気の酸素濃度であるコンプレッサ前酸素濃度を制御目標値として前記低圧EGRバルブの開度を制御し、
    前記内燃機関のシリンダ内の酸素濃度であるシリンダ内酸素濃度を制御目標値として前記高圧EGRバルブの開度を制御することを特徴とする内燃機関のEGR方法。
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