JP2017008250A - トナー用ポリエステル樹脂、その製造方法およびトナー - Google Patents
トナー用ポリエステル樹脂、その製造方法およびトナー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017008250A JP2017008250A JP2015127170A JP2015127170A JP2017008250A JP 2017008250 A JP2017008250 A JP 2017008250A JP 2015127170 A JP2015127170 A JP 2015127170A JP 2015127170 A JP2015127170 A JP 2015127170A JP 2017008250 A JP2017008250 A JP 2017008250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- polyester resin
- alcohol
- component
- carboxylic acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
Description
本発明のトナー用ポリエステル樹脂は、3価以上のカルボン酸由来成分、3価以上のアルコール由来成分、2価のカルボン酸由来成分、および2価のアルコール由来成分を含み、トナー用ポリエステル樹脂であって、前記2価のアルコール由来成分が、下記一般式(1)で示される2価の芳香族アルコールを含み、前記ポリエステル樹脂中の全アルコール由来成分のモル数/全カルボン酸由来成分のモル数=1.10〜2.50であり、前記ポリエステル樹脂はTHFに対して不溶解分を6重量%〜40重量%有する。
また、本発明のトナー用ポリエステル樹脂は、全アルコール成分のモル数/全カルボン酸成分のモル数=1.10〜2.50の範囲であることにより、生産効率が優れる。
また、本発明のトナー用ポリエステル樹脂は、THFに対して不溶解分を6重量%〜40重量%の範囲であることで、トナーにさらに高い弾性を付与する作用を奏し、トナーの耐久性が良好になる。当該THFに対する不溶解分は、7重量%〜40重量%の範囲が好ましく、8重量%〜35重量%の範囲が更に好ましい。
本発明で用いられる3価以上のカルボン酸成分としては、トリメリット酸、ピロメリット酸、1,2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、2,5,7−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,5−シクロヘキサントリカルボン酸、1,2,7,8−オクタテトラカルボン酸またはこれらの酸無水物等が挙げられる。
また、3価以上のアルコールとしては、ソルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトラロール、1,4−ソルビタン、ペンタエリストール、ジペンタンエリストール、トリペンタエリストール、1,2,4―ブタントリオール、1,2,5−ペンタトリオール、グリセロール、2−メチルプロパントリオール、2−メチル−1,2,4ブタントリオール、トリメチルールエタン、トリメチロールプロパン、1,3,5−ヒドロキシメチルベンゼン等が挙げられる。
3価以上のカルボン酸成分としてはトリメリット酸またはその酸無水物、3価以上のアルコールとしてはトリメチロールプロパンが好ましい。
2価のカルボン酸成分としては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸またはそれらの低級アルキルエステル、フタル酸、セバシン酸、イソデシルコハク酸、ドデセニルコハク酸、マレイン酸、フマル酸、アジピン酸、またはそれらのモノメチル、モノエチル、ジメチル、ジエチルエステルまたはそれらの酸無水物からの成分が挙げられる。テレフタル酸、イソフタル酸の低級アルキルエステルの例としては、テレフタル酸ジメチル、イソフタル酸ジメチル、テレフタル酸ジエチル、イソフタル酸ジエチル、テレフタル酸ジブチル、イソフタル酸ジブチル等を挙げることが出来るが、作業性およびコストの観点でテレフタル酸が好ましい。また、脂肪族ジカルボン酸成分も適宜使用することが出来る。
本発明の、2価のアルコール成分には、下式(1)で表される芳香族アルコール由来成分を含む。
(式中、R1は炭素数3以下のアルキレン基であり、mおよびnは自然数である。)
上記式(1)の2価のアルコールとしては、ポリオキシエチレン−(2.0)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン−(2.0)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(2.2)−ポリオキシエチレン−(2.0)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(6)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(2.3)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(3.3)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン等の2価の芳香族アルコールが挙げることができ、これらは単独でまたは2種以上の組み合わせで使用することが出来る。
また、上記式(1)以外の2課のアルコールとしては、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、2−メチル−1,3プロパンジオール、トリエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、1,10−デカンジオール、1,12−ドテカンジオールなどの2価の脂肪族アルコールを挙げることができ、これらは単独でまたは2種以上の組み合わせで使用することが出来る。
本発明のポリエステル樹脂の製造方法において、全アルコール成分のモル数/全カルボン酸成分の比率は1.10〜2.50の範囲を有している。全アルコール成分のモル数/全カルボン酸成分の比率が1.10未満の場合、反応容器内で著しく粘度が上昇することで重合装置内において樹脂が固化する恐れがあるため反応の制御が困難である。また、全アルコール成分のモル数/全カルボン酸成分の比率が2.50以下となる場合、重縮合反応における生産性が良好となる傾向にある。
また、本発明のポリエステル樹脂を構成するアルコール成分としては、全酸成分単量体単位100モル部に対して110〜250モル部含有することが好ましい。110モル部以上とすることで、重縮合反応における著しい粘度が上昇を抑制することができる点で好ましい。また、250モル部以下とすることで重縮合反応における生産性を向上できる点で好ましい。
以下、本発明の製造法で得られるトナー用ポリエステル樹脂について説明する。
本発明のトナー用ポリエステル樹脂の軟化温度は、120℃以上であることが好ましい。また、軟化温度が120℃以上の場合に、トナーの非オフセット性が良好になる傾向がある。また、軟化温度は170℃以下であることが好ましい。トナーの定着性が良好となる傾向にあるためである。
次に、本発明のトナー用ポリエステル樹脂を用いたトナーについて説明する。
さらに流動性改質剤などの添加剤としては、微粉末のシリカ、アルミナ、チタニア等の流動性向上剤、マグネタイト、フェライト、酸化セリウム、チタン酸ストロンチウム、導電性チタニア等の無機微粉末、スチレン樹脂、アクリル樹脂などの抵抗調節剤、滑材などが挙げられ、これらは内添剤または外添剤として使用される。
重縮合反応における反応時間に伴う生産性を、以下の基準で評価した。
◎:1時間以内の重合時間で所望のトルクまで到達した。
〇:2時間以内の重合時間で所望のトルクまで到達した。
△:3時間以内の重合時間で所望のトルクまで到達した。
×:3時間以上の重合時間においても所望のトルクまで到達しなかった。
島津製作所(株)製示差走査熱量計DSC−60を用いて、昇温速度5℃/分で測定した時のチャートとのベースラインとガラス転移温度近傍にある吸熱カーブの接戦との交点の温度を求めた。
島津製作所(株)製フローテスターCFT−500を用い、1mmφ×10mmのノズルにより、荷重294N(30kgf)、昇温速度3℃/分の等速昇温下で測定した時、サンプル1.0g中の1/2が流出した温度を求めた。
サンプル約0.2gを枝付きフラスコ内に精秤し(A(g))、ベンジルアルコール10mlを加え、窒素雰囲気下として230℃のヒーターにて15分加熱し樹脂を溶解した。室温まで冷却後、ベンジルアルコール10ml、クロロホルム20ml、フェノールフタレイン数滴を加えて、0.02規定のKOH溶液にて滴定した(滴定量=B(ml)、KOH溶液の力価=p)、ブランク測定を同様に行い(滴定量=C(ml))、以下の式に従って算出した。
酸価(mgKOH/g)=(B−C)×0.02×56.11×p÷A
100ml三角フラスコに樹脂0.5gを精秤し(A(g))、THFを50ml加え、70℃に設定したウォーターバスに3時間浸けて樹脂を溶解した。一方、ガラスフィルター1GP100に6〜7分目までセライト545をきつく充填し、105℃の乾燥機で3時間以上乾燥して秤量した(B(g))。続いて、乾燥したガラスフィルター内に、樹脂を溶解したTHF溶液を移して吸引濾過した。アセトンを用いて三角フラスコの壁に残存した内容物すべてをガラスフィルター内に移し、ガラスフィルター内はアセトンを流して可溶解分は吸引瓶に落とし、フィルター内に溶剤が残らないように吸引続けた後に、80℃の真空乾燥機で3時間以上乾燥して秤量した(C(g))。
ゲル分率(%)=(C−B)/A×100
耐久性THFに対して不溶解分を6重量%〜40重量%の範囲は回転レオメーター(REOLOGICA製 DAR−100)を用いて貯蔵弾性率により評価した、
測定モード:Oscillation strain control
ジオメトリー:25mmφパラレルプレート
GAP:1mm
周波数:1Hz
Strain:0.01
測定温度:80〜240℃(3℃/分で昇温)
貯蔵弾性率(G´)を用いて、評価基準を以下の通りとした。
◎(非常に良好):1000mPa以上のG´
○(良好):100mPa以上1000mPa未満のG´
△(使用可能):60mPa以上100mPa未満のG´
×(劣る):60mPa未満のG´
粉砕性はメッシュ上に残る樹脂残存率を求めることで評価した。ここで樹脂残存率とは、通常の粉砕工程を終わった樹脂を篩にかけ、16メッシュを通過し22メッシュを通過しない樹脂粉体を得、この分級された樹脂粉末10.00gを精秤し、トリオメッシュブレンダ―粉砕機(トリオサイエンス社製)にて10秒間粉砕後、30メッシュの篩にかけ、通過しない樹脂の質量(A)gを精秤し、次式により、Aの値から残存率を求め、この操作を3回行い平均して求めた値である。
((A)g/粉砕前の樹脂重量(10.00g))×100=樹脂残存率(%)
得られた樹脂残存率より、粉砕性を以下の様に評価した。
◎(非常に良好):55%未満の樹脂残存率
○(良好):55%以上65%未満の樹脂残存率
△(使用可能):65%以上75%未満の樹脂残存率
×(劣る):75%以上の樹脂残存率
表1に示す仕込み組成のカルボン酸、アルコールおよび全カルボン酸に対して500ppmのチタン触媒を蒸留塔備付の反応容器に投入した。次いで、反応容器中の撹拌翼の回転数を200rpmに保ち、昇温を開始し、反応系内の内温が265℃になるように加熱しこの温度を保持した。反応系内の温度を230℃に下げて、反応容器内を減圧し、反応系からジオール成分を留出させながら重縮合反応を実施した。撹拌翼のトルクが所定のトルクを示した時点で反応物を取り出し冷却して樹脂1を得た。樹脂1の特性値を表1に示す。
反応容器に仕込む組成を表1に示す通りに変更した以外は実施例1置同様の方法でポリエステル樹脂を得た。得られた樹脂の特性値および評価結果を表1に示す。
ジオールA:ポリオキシプロピレン−(2,3)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンジオール
ジオールB:ポリオキシエチレン−(2,0)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンジオール
Claims (3)
- 3価以上のカルボン酸由来成分、3価以上のアルコール由来成分、2価のカルボン酸由来成分、および2価のアルコール由来成分を含み、トナー用ポリエステル樹脂であって、前記2価のアルコール由来成分が、下記一般式(1)で示される2価の芳香族アルコール含み、前記ポリエステル樹脂中の全アルコール由来成分のモル数/全カルボン酸由来成分のモル数=1.10〜2.50であり、前記ポリエステル樹脂はTHFに対して不溶解分を6重量%〜40重量%有する、トナー用ポリエステル樹脂。
(式中、R1は炭素数3以下のアルキレン基であり、mおよびnは自然数である。) - 3価以上のカルボン酸、3価以上のアルコール、2価のカルボン酸および2価のアルコールを含むモノマー混合物を重縮合するトナー用ポリエステル樹脂の製造方法であって、前記2価のアルコールが下記一般式(1)で示される2価の芳香族アルコールを含み
仕込み時の前記モノマー混合物中の全アルコール成分のモル数/全カルボン酸成分のモル数=1.10〜2.50であり、得られたトナー用ポリエステル樹脂はTHFに対して不溶解分を6重量%〜40重量%有するものである、トナー用ポリエステル樹脂の製造方法。
(式中、R1は炭素数3以下のアルキレン基であり、mおよびnは自然数である。) - 請求項1に記載のトナー用ポリエステル樹脂を含むトナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015127170A JP6766325B2 (ja) | 2015-06-25 | 2015-06-25 | トナー用ポリエステル樹脂、その製造方法およびトナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015127170A JP6766325B2 (ja) | 2015-06-25 | 2015-06-25 | トナー用ポリエステル樹脂、その製造方法およびトナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017008250A true JP2017008250A (ja) | 2017-01-12 |
JP6766325B2 JP6766325B2 (ja) | 2020-10-14 |
Family
ID=57760961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015127170A Active JP6766325B2 (ja) | 2015-06-25 | 2015-06-25 | トナー用ポリエステル樹脂、その製造方法およびトナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6766325B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011008191A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Sanyo Chem Ind Ltd | トナー用樹脂組成物およびトナー組成物 |
JP2011118336A (ja) * | 2009-03-31 | 2011-06-16 | Sanyo Chem Ind Ltd | トナーバインダー及びトナー組成物 |
JP2014199430A (ja) * | 2013-03-11 | 2014-10-23 | 三洋化成工業株式会社 | トナーバインダーおよびトナー組成物 |
-
2015
- 2015-06-25 JP JP2015127170A patent/JP6766325B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011118336A (ja) * | 2009-03-31 | 2011-06-16 | Sanyo Chem Ind Ltd | トナーバインダー及びトナー組成物 |
JP2011008191A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Sanyo Chem Ind Ltd | トナー用樹脂組成物およびトナー組成物 |
JP2014199430A (ja) * | 2013-03-11 | 2014-10-23 | 三洋化成工業株式会社 | トナーバインダーおよびトナー組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6766325B2 (ja) | 2020-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5465471B2 (ja) | ポリエステル樹脂の製造方法、トナー用ポリエステル樹脂、およびトナー | |
JP2011232665A (ja) | トナー用ポリエステル樹脂組成物を製造する方法、トナー用ポリエステル樹脂組成物、およびトナー | |
JP5855421B2 (ja) | トナー用結着樹脂 | |
JP2003043741A (ja) | ポリエステル樹脂及びこれを含むトナー | |
JP5893942B2 (ja) | トナー用結着樹脂 | |
JP2011232666A (ja) | トナー用ポリエステル樹脂を製造する方法、トナー用ポリエステル樹脂、およびトナー | |
JP2018016813A (ja) | トナー用ポリエステル樹脂の製造方法 | |
JP6197407B2 (ja) | トナー用ポリエステル樹脂の製造方法、トナー用ポリエステル樹脂およびトナー | |
JP4671363B2 (ja) | トナー用バインダー樹脂組成物、その製造方法、およびトナー | |
JP5903899B2 (ja) | トナー用ポリエステル樹脂の製造方法、およびトナーの製造方法 | |
JP5912820B2 (ja) | トナー用結着樹脂 | |
JP5983980B2 (ja) | トナー用ポリエステル樹脂の製造方法、トナー用ポリエステル樹脂、トナーの製造方法、およびトナー | |
JP5692589B2 (ja) | トナー用ポリエステル樹脂を製造する方法、トナー用ポリエステル樹脂、およびトナー | |
JP5832719B2 (ja) | トナー | |
JP6638563B2 (ja) | トナー用ポリエステル樹脂およびトナー | |
JP2017048389A (ja) | トナー用ポリエステル樹脂およびトナー | |
JP2010204318A (ja) | ケミカルトナー用ポリエステル樹脂およびその製造方法 | |
JP2005300996A (ja) | トナー用ポリエステル樹脂組成物およびトナー | |
JP5840052B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP6766325B2 (ja) | トナー用ポリエステル樹脂、その製造方法およびトナー | |
JP6919197B2 (ja) | トナー用バインダー樹脂、トナーおよびその製造方法 | |
KR101837334B1 (ko) | 폴리에스테르 수지, 폴리에스테르 수지를 포함하는 토너, 및 폴리에스테르 수지의 제조 방법 | |
JP2006084612A (ja) | トナー用ポリエステル樹脂組成物およびトナー | |
JP5311572B2 (ja) | ケミカルトナー用ポリエステル樹脂の製造方法およびケミカルトナー用ポリエステル樹脂 | |
JP2005300997A (ja) | トナー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181002 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190212 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190827 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191017 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200421 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20200421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200818 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200831 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6766325 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |