JP2017007531A - 貨物自動車用モニターシステム - Google Patents

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Yutaka Shinoki
豊 篠木
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Abstract

【課題】内輪差による巻き込み事故やオーバーハングの振りによる接触事故の大幅な削減を実現できるトラック用のモニターシステムを提供する。【解決手段】本発明にかかるトラック用モニターシステムは、トラック1の後部に取り付けられた直方体状のボディ5のサイドパネル51Lのうち、後輪34Lの上方に設置されたビデオカメラ6Lと、トラック1のキャブ内4に設置され、ビデオカメラ6Lで撮影した映像を表示するモニターとで構成されている。そしてビデオカメラ6Lは、下方に位置する地面を撮影するように設置され、かつ撮影範囲にはサイドパネル51Lの一部が含まれている。【選択図】図1

Description

本発明は、ビデオカメラとモニターを用いて貨物自動車が障害物に接触しないように監視するモニターシステムに関する。
一般に、貨物自動車(以降「トラック」という)は乗用車に比べて全長および全幅が大きいため、内輪差による巻き込み事故やオーバーハングの振りによる接触事故が多い。
例えば、左折する際、ハンドルを切るのが早すぎれば、内輪差によって車両の左側面や後輪が障害物(自転車、人、建造物他)に接触し、逆にハンドルを切るのが遅すぎれば、曲りきれなかったりする。また、右側のオーバーハング(後ろのタイヤより後方のボディ)が障害物に接触する場合もある。
内輪差による巻き込み事故の原因の一つとして、車両に取り付けられたサイドミラーでは、死角が生じたり、距離が遠すぎて障害物が見にくいことが挙げられる。
この問題を解決するため、例えばトラックの後方の下部側面にビデオカメラを取り付け、キャブ内に設置されたモニター画面で死角となる部分の映像を確認することによって、内輪差による巻き込み事故やオーバーハングの振りによる接触事故の防止を図っている(特許文献1参照)。
特開2000-197039号公報
しかし、特許文献1に記載のモニターシステムでは、ビデオカメラをトラックの後方の下部側面に設置しているため、障害物の存在を把握できるが、トラックの走行に伴って、障害物がトラックに対して相対的にどのように移動するかを把握できず、結果として、巻き込み事故やオーバーハングの振りによる接触事故を十分削減するには至っていない。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みて成されたもので、内輪差による巻き込み事故やオーバーハングの振りによる接触事故の大幅な削減を実現できるトラック用モニターシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明にかかるトラック用モニターシステムは、
貨物自動車の後部に取り付けられた直方体状のボディのサイドパネルのうち、後輪の上方に設置されたビデオカメラと、
前記貨物自動車のキャブ内に設置され、前記ビデオカメラで撮影した映像を表示するモニターと、を備え、
前記ビデオカメラは、下方に位置する地面を撮影するように設置され、かつ撮影範囲に前記サイドパネルの一部が含まれることを特徴とする。
ここで、前記ビデオカメラは、前記ボディの左右のサイドパネルにそれぞれ設置され、前記キャブ内には、前記2台のビデオカメラのそれぞれで撮影した映像を表示する2台のモニターが設置されることが好ましい。
また前記ビデオカメラは、撮像部が、前記サイドパネルから露出し、かつカメラ本体が前記サイドパネルに埋め込まれた状態で設置されることが好ましい。
また前記モニターは、前記キャブ内のダッシュボード上であって、運転手が前記キャブの側面に取り付けられたサイドミラーを見たときに運転手の視野に含まれ、かつ前記サイドミラーに映る景色を遮らない位置に設置されることが好ましい。
本発明にかかるモニターシステムでは、ビデオカメラをトラックのボディ側面の上部に取り付け、更に撮影範囲にボディと地面が共に含まれるように設定しており、モニターの画面に、トラックボディに対して障害物がどのように接近し、もしくは遠ざかるかが表示される。
運転手は、モニターの画面に表示される映像によって障害物の移動経路を予測できるため、ボディが障害物に接触するか否かを比較的容易に判断できる。トラックが障害物に接触する恐れがある場合は、運転手が予測に基づいてハンドルの切り方を変えることにより、ボディが障害物に接触するのを未然に防止でき、結果として、内輪差による巻き込み事故やオーバーハングの振りによる接触事故の大幅な削減が可能となる。
本発明の実施の形態にかかるトラック用モニターシステムを搭載した大型トラックの左側面図(a)と右側面図(b)である。 同トラックの平面図である。 トラックの動きと内輪差およびオーバーハングの振りとの関係を示す図である。 左サイドパネルに設置されたビデオカメラで撮影されたモニターの映像を示す図である。 左サイドパネルに実装されたビデオカメラを示す図である。 運転手の目線でキャブの左側面に取り付けられたサイドミラーを見た状態を示す図である。 ビデオカメラとモニターに電力を供給する自動車の駆動制御系の回路図である。
以下、本発明の実施の形態にかかるトラック用モニターシステムについて、図面を参照しながら説明する。
<モニターシステムを搭載したトラックの構成>
図1(a)(b)は、本実施の形態にかかるモニターシステムを搭載した大型トラックの左側面図と右側面図、図2は、同トラックの平面図である。以下、トラックの左右にそれぞれ設置された部材については、左側の部材の符号に「L」を付与し、また右側の部材に「R」を付与して区別する。
トラック1は、複数の車輪3(31L〜34L、31R〜34R)が取り付けられたシャシー2の前部に運転手等が乗るキャブ4が取り付けられ、またシャシー2の後部に荷物を積載する直方体状のボディ5が取り付けられている。
キャブ4の左右の側面には、アーム41L、41Rを介してサイドミラー42L、42Rおよびサイドアンダーミラー43Lが取り付けられており、トラック1の進行方向を左側もしくは右側に回転させる場合、運転手はトラックの側面の近傍に障害物がないかどうかを、サイドミラー42L、42Rおよびサイドアンダーミラー43Lを用いて確認する。
なお、トラックによってはサイドアンダーミラーを備えていないものもあるため、本明細書では、サイドミラーをサイドアンダーミラーを含めたものとして定義する。
図1(a)(b)に示すように、トラック1のボディ5の左右の側面(以降、「サイドパネル」という)51Lおよび51Rのうち、最後部の車輪34L、34Rの上方には、本実施の形態にかかるモニターシステムを構成するビデオカメラ6Lおよび6Rが設置されている。
ビデオカメラで撮影された映像は、信号伝送用のケーブルを用いて、または無線によりモニターに送信される。本実施の形態にかかるモニターシステムでは、ビデオカメラで撮影された映像を無線によりモニターに送信しているため、信号伝送用のケーブルは不要である。
図1および図2において、斜線で示した領域VA1およびVA2は、ビデオカメラ6Lおよび6Rの撮影範囲を示している。例えば図1(a)および図2に示すように、左サイドパネル51Lの上部に取り付けられたビデオカメラ6Lの撮影範囲VA1は、四角錐状の領域である。
ビデオカメラ6Lは、撮影方向が下向きになるように設置され、左サイドパネル51Lの下部とそれに隣接する地面を撮影する。撮影された映像は、キャブ4のダッシュボードに設置された、後述するモニター7L(図6参照)の画面に映し出される。
ボディ5の右サイドパネル51Rの上部に取り付けられたビデオカメラ6Rの撮影範囲VA2も、VA1と同様に四角錐状の領域である。キャブ4のダッシュボードに設置されたモニターには、上述のモニター7Lと同様の映像が表示される。
図2に、ボディ5のリヤドア52の上部に取り付けたビデオカメラ6Bの撮影範囲を併せて示す。ビデオカメラ6Bは、トラック1のリヤドア52の上部から地面を見下ろしたときの映像を撮影するものであり、トラック1をバックさせる際に、地上の障害物(人、自転車等)に接触するのを避けるために用いられる。
ビデオカメラ6Bは、モニターシステムを構成するビデオカメラ6L、6Rとは撮影範囲が異なっているが、接触事故を防止するという目的において変わりがない。ビデオカメラ6Bで撮影された映像は、後述するモニター7B(図6参照)の画面に表示される。
<モニターシステムの機能>
次に、図3および図4を参照して、本実施の形態にかかるモニターシステムの機能について説明する。
図3に、トラック1の動きと内輪差およびオーバーハングの振りとの関係を示す。トラック1の側面の近傍には、障害物(例えば立木)101および102が置かれている。なお図3では、煩雑さを避けるため、説明に関係しない部材を省略している。
図3に示すように、トラック1のハンドルを左に切った場合、前輪31Lおよび後輪34Lは、一点鎖線で示す軌跡P1およびP2を辿る。従って、トラック1がこのまま進めば、前部31Lが障害物101を避けて通過した後、内輪差によって左サイドパネル51Lおよび後輪34Lが障害物に接触して事故が発生する。
図4(a)〜(c)に、トラック1のハンドルを左にきったとき、ビデオカメラ6Lによって撮影され、モニター7Lに表示される映像を示す。トラック1の移動に伴って、図4(a)に示す映像から図4(b)、更には図4(c)に示す映像に移り変わる。
前述したように、本実施の形態にかかるモニターシステムでは、トラック1のボディ5の左サイドパネル51Lのうち、後輪34Lの上方にビデオカメラ6Lを設置すると共に、撮影画面にボディ5と地面が含まれるように、ビデオカメラ6Lの位置を設定している。従って、図4に示すように、モニター7Lの画面には、下側にボディ5のサイドパネル51Lの一部が映り、上側に地面が映る。
図4(a)〜(c)に示すように、トラック1が左にハンドルを切りながら前進するとき、ビデオカメラ6Lによって、トラックボディ5が地面に対して移動する様子を確認できる。図中、一点鎖線は、障害物101が画面上を移動する経路MPを、補助的に示しものである。
従来技術のようにボディ側面の後方下部にビデオカメラを取り付けた場合、障害物の存在を把握できるが、障害物がトラックに対して相対的にどのように移動するかを把握することが難しい。
これに対し、ビデオカメラ6Lをトラックのボディ5のサイドパネル51Lの上部に取り付け、かつサイドパネル51Lと地面が共に含まれるように撮影すると、モニター7Lの画面に、相対的な移動、すなわちトラックボディ5を基準とし、それに対して障害物101が接近し、もしくは遠ざかる様子が表示される。
運転手は、画面に表示される映像によって障害物の移動経路MPを予測できるため、ボディ5が障害物101に接触する恐れがあるか否かを比較的容易に判断できる。接触する恐れがある場合、運転手が予測に基づいてハンドルの切り方を変えることにより、ボディ5が障害物101に接触するのを未然に防止できる。
一方、図3に、ボディ5の右側後端角部52Rの辿る軌跡P3を示す。ハンドルを左に切った場合、ボディ5の右側後端角部52Rは、オーバーハングの振りによって、当初あった位置から右方向にはみ出る。従って、右サイドパネル51Rの近くに障害物102が存在する場合、右サイドパネル51Rの一部が障害物102に接触する。
図4の場合と同様に、右サイドパネル51Rの上部に取り付けられたビデオカメラ6Rによって撮影された映像により、運転手は、ボディ5に近づく障害物102の様子を確認できる。サイドパネル51Rが障害物102に接触する恐れがある場合、運転手が予測に基づいてハンドルの切り方を変えることにより、ボディ5(サイドパネル51R)が障害物101に接触するのを未然に防止できる。
トラック1が右にハンドルを切りながら前進する場合についても、左にハンドルを切る場合と同様に、モニターの画面に表示された映像を見ながら、運転手がハンドルの切り方を変えることにより、サイドパネル51Rや車輪34Rが障害物102に接触するのを未然に防止できる。
<ビデオカメラおよびモニターの実装>
次に、図5〜図7を参照して、本実施の形態にかかるモニターシステムの実装について説明する。最初に、ビデオカメラ6の実装について説明する。
図5に、左サイドパネル51Lに実装されたビデオカメラ6Lを示す。本実施の形態では、左サイドパネル51Lの上部に穴を開け、その穴に市販のビデオカメラ6Lを組み込んでいる。
トラック1は、法律によって許容される幅や高さが決められており、通常、ボディ5の幅も許容値に近い値に設定されている。このため、ビデオカメラをサイドパネルの表面に取り付けると許容値を超えてしまう恐れがあるため、本実施の形態では、サイドパネル51Lに四角形の穴を開け、その穴にビデオカメラ6Lを埋め込むようにしている。
具体的には、四角形の穴を覆うように金属製のプレート62を取り付け、そのプレート62を複数のリベット63でサイドパネル51Lの固定している。そして、そのプレート62にカメラ本体61の一部を埋め込むようにして取り付けている。
図5に、ビデオカメラ6Lの撮像部(図示せず)の撮影範囲VA1を示す。カメラ本体61に内蔵された撮像部はプレート62の表面から外部に露出しているため、撮影に支障はない。このビデオカメラ6Lにより図4に示した映像が得られる。
なお、本実施の形態では、ビデオカメラ6Lをボディ5の上面との境界部分の近傍に取り付けたが、必ずしも境界部分近傍である必要はない。図4に示す映像が得られるのであれば、サイドパネルの中央部に取り付けてもよい。
またビデオカメラ6Lの水平位置についても、最後輪34Lの真上である必要はなく、図4に示すように、障害物101の移動経路MPが画面に含まれていれば、若干前後にずらして取り付けてもよい。
次に、図6を参照して、キャブ4に設置されたモニター7Lの実装について説明する。図6は、運転手の目線でキャブ4の左側面に取り付けられたサイドミラー42L、およびサイドアンダーミラー43Lを、フロントウィンドシールド45を介して見た状態を示している。
キャブ4の左側外面にはコ字状のアーム41Lが取り付けられ、そのアーム41Lにサイドミラー42L、サイドアンダーミラー43Lおよびアンダーミラー44が取り付けられている。
サイドミラー42Lは運転手が後側方の障害物を確認するためのもの、サイドアンダーミラー43Lは同じく後側方の地面に近い部分の障害物を確認するためのもの、アンダーミラー44Lは、キャブ4前方の地上に置かれた障害物を確認するためのものである。運転手はこれらのミラーを使い分けて、発進時や左折時に障害物がないかどうか確認しながら運転を行う。
キャブ4内のダッシュボード46の上には、モニター7Lが設置されている。モニター7Lは、前述のサイドパネル51Lに設置されたビデオカメラ6Lで撮影した映像が表示される。
運転手は、左折時等において、サイドミラー42Lおよびサイドアンダーミラー43Lを用いて、更には、モニター7Lに表示される映像を見ながら、自動車1の側面に障害物がないことを確認する。
前述したように、サイドミラー42Lおよびサイドアンダーミラー43Lに映し出される画像は小さく、また死角によって障害物の存在を確認しにくい場合がある。そのような場合には、モニター7Lに表示される映像によって、障害物の存在を確実に把握できる。
運転手がサイドミラー42L(およびサイドアンダーミラー43L)を見たときに、その視野にモニター7Lの画面が含まれる位置にモニター7Lを設置すれば、サイドミラー42L(およびサイドアンダーミラー43L)に映し出される景色とモニターの映像を無理なく見ることができる。
なお、モニター7Lの設置場所として、運転手がサイドミラー42L(およびサイドアンダーミラー43L)を見たときに、モニター7Lがサイドミラー(およびサイドアンダーミラー43L)に映し出される景色を遮らない位置にモニター7Lを設置することが好ましい。
図6には示さないが、ダッシュボード46の右側上部には、右サイドパネル51Rに設置されたビデオカメラ6Rで撮影した映像を表示するモニターが設置されている。右側のモニターの設置位置は、モニター7Lと同様に、キャブ4の右側に取り付けられたサイドミラーおよびサイドアンダーミラー(図示せず)に映る景色を一緒に見ることができ、またサイドミラーおよびサイドアンダーミラーに映る景色を遮らない位置である。
なお、キャブ4の天井との境に取り付けられたモニター7Bは、ボディ5のリヤドア52の上部に設置されたビデオカメラ6Bの撮影画像を表示するものである。
次に、図7を参照して、モニターシステムを構成するビデオカメラ6Lおよびモニター7Lに電力を供給する回路について、簡単に説明する。
図7は、自動車1の駆動制御系の回路のうち、ビデオカメラおよびモニターに電力を供給する部分を抜粋して表示したものである。回路には、キーシリンダー81、メーンスイッチ82およびバッテリー83が含まれている。
本実施の形態にかかるモニターシステムでは、バッテリー83と車両の電装品とを接続する配線84の途中に、メーンスイッチ82を介してビデオカメラ6Lとモニター7Lを接続している。またビデオカメラ6Lおよびモニター7Lと配線84の間にヒューズ85を取り付けている。
運転手がキーシリンダー81の穴にキー(図示せず)を挿入して「START」位置まで回すと、エンジンが始動する。エンジン始動後、キーシリンダー81は「ON」の位置に戻り、自動車は運転可能な状態となる。
この状態においては、メーンスイッチ82がオンとなり、バッテリー83からの電流がビデオカメラ6Lおよびモニター7Lに供給され、それぞれ駆動可能な状態になる。
なお、図では煩雑さをさけるため、配線84にビデオカメラ6Lおよびモニター7Lだけを接続しているが、実際の回路では、更にビデオカメラ6Rと対応するモニター、ビデオカメラ6Bとモニター7Bが配線84に接続されている。
ビデオカメラ6Lの配線については、通常、トラックボディ5には照明用の配線が引かれているため、その配線にコネクタを介して接続するようにすればよい。また、ビデオカメラ6Lからモニター7Lへは無線によって信号が送信されるため、信号伝送用のケーブルを設ける必要はない。
上述したように、本実施の形態にかかるトラック用モニターシステムにおいては、モニターの画面に、トラックボディを基準とし、それに対して障害物が接近し、もしくは遠ざかる様子が表示される。運転手は、画面に表示された映像によって障害物の移動経路を予測できるため、ボディが障害物に接触する恐れがあるか否かを比較的容易に判断できる。
従って、トラックボディが障害物に接触する恐れがある場合には、運転手が予測に基づいてハンドルの切り方を変えることにより、ボディが障害物に接触するのを未然に防止できる。
なお、上述の実施の形態では、本発明にかかるモニターシステムを、直方体状のボディを備えたトラックに搭載した例について説明したが、これに限定されない。ウィングボディタイプやバンタイプのトラックにも適用できることは云うまでもない。
また本実施の形態では、トラックボディのサイドパネルに穴を開け、そこに市販のビデオカメラの本体を埋め込むようにしたが、横幅の基準値を満たす薄型のビデオカメラを設計し、そのカメラをサイドパネルの側面に取り付けるようにしてもよい。このようにすれば、サイドパネルに穴を開ける必要がなくなる。
1 トラック
2、シャシー
3、31L〜34L、31R〜34R タイヤ
4 キャブ
5、ボディ
6L、6R、6B ビデオカメラ
7L、7B モニター
41L、41R サイドミラー
42L、42R サイドアンダーミラー
44 アンダーミラー
51L、51R サイドパネル
52 リヤドア
61 カメラ本体
81 キーシリンダー
82 メーンスイッチ
83 バッテリー
84 配線
VA1〜VA3 撮影範囲

Claims (4)

  1. 貨物自動車の後部に取り付けられた直方体状のボディのサイドパネルのうち、後輪の上方に設置されたビデオカメラと、
    前記貨物自動車のキャブ内に設置され、前記ビデオカメラで撮影した映像を表示するモニターと、を備え、
    前記ビデオカメラは、下方に位置する地面を撮影するように設置され、かつ撮影範囲に前記サイドパネルの一部が含まれることを特徴とする貨物自動車用モニターシステム。
  2. 前記ビデオカメラは、前記ボディの左右のサイドパネルにそれぞれ設置され、
    前記キャブ内には、前記2台のビデオカメラのそれぞれで撮影した映像を表示する2台のモニターが設置される、請求項1に記載の貨物自動車用モニターシステム。
  3. 前記ビデオカメラは、撮像部が、前記サイドパネルから露出し、かつカメラ本体が前記サイドパネルに埋め込まれた状態で設置される、請求項1または2に記載の貨物自動車用モニターシステム。
  4. 前記モニターは、前記キャブ内のダッシュボード上であって、運転手が前記キャブの側面に取り付けられたサイドミラーを見たときに運転手の視野に含まれ、かつ前記サイドミラーに映る景色を遮らない位置に設置される、請求項1ないし3のいずれかに記載の貨物自動車用モニターシステム。
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