JP2017007428A - ラックアンドピニオン式ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブッシュの衝突による打音の発生を防ぎながら、ラック軸の支持剛性の低下を防ぎ、操舵の剛性感が損なわれるのを防ぐラックアンドピニオン式ステアリング装置を提供する。【解決手段】ピニオン軸6と、ピニオン軸と噛み合うラック軸7と、ラック軸を収容するラック収容部11を備えたハウジング9と、ラック収容部の一方の端部近傍において、ラック軸とラック収容部の間に介在し、ラック軸を摺動可能に支持する第1のブッシュ18と、ラック収容部の他方の端部近傍において、ラック軸とラック収容部の間に介在し、ラック軸を摺動可能に支持する第2のブッシュ18と、を有するラックアンドピニオン式ステアリング装置5において、第1のブッシュ18と第2のブッシュ18は、それぞれ、ラック収容部11の長手方向において端部側から中央部側へ向けて付勢され、中央部側へ移動不能に配置されているものとする。【選択図】 図3

Description

本発明は、ステアリングホイールの操舵に伴い車両の車輪を転舵するステアリング機構を構成するラックアンドピニオン式ステアリング装置に関する。
従来、ステアリングホイールから入力されたステアリングシャフトの回転運動を直線運動に変換する機構としてラックアンドピニオン式ステアリング装置がある。ラックアンドピニオン式ステアリング装置は、ステアリングシャフトに連結されたピニオン軸と、ピニオン軸と噛み合うラック軸と、ラック軸を収容したハウジングと、ハウジング内でラック軸を車幅方向に摺動可能に支持するブッシュとを有する。
ラックアンドピニオン式ステアリング装置において、ラック軸をハウジングに支持するブッシュは、径方向においては、Oリングを介してハウジング内周面に弾性的に支持されており、軸方向においては、ハウジング端部に内嵌したスペーサーとハウジング内周部に形成された段部との間に組立て挿入に必要な隙間を設けて収容されたものがある。
このようなラックアンドピニオン式ステアリング装置においては、ラック軸が軸方向に移動すると、ブッシュが、ラック軸との間の摩擦により引きずられて、上記隙間の分だけ軸方向に移動し、ハウジングやスペーサーと衝突して打音を発することがある。このため、下記特許文献1ないし3は、ハウジングとブッシュの間、及び、スペーサーとブッシュの間に緩衝材を設けて打音の発生を防いでいる。
特開2007−50762号公報 特開2007−76513号公報 特許第4192626号公報
しかしながら、このようなラックアンドピニオン式ステアリング装置においては、ブッシュのハウジングに対する据わりが悪くなり、ブッシュが傾き、ガタが生じ易くなり、操舵の剛性感が得られない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ブッシュの衝突による打音の発生を防ぎながら、ラック軸の支持剛性の低下を防ぎ、操舵の剛性感が損なわれるのを防ぐラックアンドピニオン式ステアリング装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、
操舵の回転運動を伝えるピニオン軸と、
前記ピニオン軸と噛み合うラック軸と、
前記ラック軸の軸方向中間部を収容するラック収容部を備えたハウジングと、
前記ラック収容部の一方の端部近傍において、前記ラック軸と前記ラック収容部の間に介在し、前記ラック軸を摺動可能に支持する第1のブッシュと、
前記ラック収容部の他方の端部近傍において、前記ラック軸と前記ラック収容部の間に介在し、前記ラック軸を摺動可能に支持する第2のブッシュと、を有するラックアンドピニオン式ステアリング装置において、
前記第1のブッシュと前記第2のブッシュは、それぞれ、前記ラック収容部の長手方向において端部側から中央部側へ向けて付勢され、中央部側へ移動不能に配置されていることを特徴とするラックアンドピニオン式ステアリング装置を提供する。
これにより、ブッシュの衝突による打音の発生を防ぎながら、ラック軸の支持剛性の低下を防ぎ、操舵の剛性感が損なわれるのを防ぐことができる。
好ましくは、前記ラック収容部の長手方向において、前記第1のブッシュよりも端部側の前記ラック収容部内に配置され、前記第1のブッシュの付勢を行う第1の弾性部を有する第1のスペーサーと、
前記ラック収容部の長手方向において、前記第1のブッシュよりも端部側の前記ラック収容部内に配置され、前記第2のブッシュの付勢を行う第2の弾性部を有する第2のスペーサーと、を有する。
これにより、簡易な構成によってブッシュの付勢を行うことができる。
また、好ましくは、前記第1の弾性部は、前記第1のスペーサーの本体にインサート成形によって一体に成形されており、
前記第2の弾性部は、前記第2のスペーサーの本体にインサート成形によって一体に成形されている。
これにより、スペーサーの本体への弾性部の取り付けが容易になる。
また、好ましくは、前記第1のスペーサーの本体は、円環状をして外周部に径方向内側に凹んだ凹部を有し、
前記第2のスペーサーの本体は、円環状をして外周部に径方向内側に凹んだ凹部を有する。
これにより、スペーサーをラック収容部に取り付ける際に、凹部から異物を排出させることができる。
また、好ましくは、前記第1の弾性部は、前記第1のブッシュ側に突出し、内側に前記ラック軸を通した環状の突部を有し、
前記第2の弾性部は、前記第2のブッシュ側に突出し、内側に前記ラック軸を通した環状の突部を有する。
これにより、スペーサーがブッシュを全周にわたって付勢し、ブッシュを安定して保持することができる。
また、好ましくは、前記第1の弾性部は、前記第1のブッシュ側に突出した複数の突部を有し、
前記第2の弾性部は、前記第2のブッシュ側に突出した複数の突部を有する。
これにより、スペーサーを軽量化することができる。
本発明によれば、ブッシュの衝突による打音の発生を防ぎながら、ラック軸の支持剛性の低下を防ぎ、操舵の剛性感が損なわれるのを防ぐラックアンドピニオン式ステアリング装置を提供することができる。
本願の第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置を備えたステアリング機構を示す斜視図である。 本願の第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置のハウジングを長手方向に切断した断面を示す断面図である。 本願の第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置の図2に示す断面のうちブッシュ周辺を拡大した拡大断面図である。 本願の第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置のブッシュとOリングを中心軸線方向に切断した断面を示す断面図である。 本願の第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置のスペーサーを示す図である。(a)はブッシュ側の面、(b)は(a)に示すA−A断面、(c)はブッシュとは反対側の面を示している。 本願の第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置のハウジングの両端部周辺を示す断面図である。 本願の第2実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置のスペーサーを示す図である。(a)はブッシュ側の面、(b)は(a)に示すB−B断面、(c)はブッシュとは反対側の面を示している。
以下、図面を参照しながら本願の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本願の第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置5を備えたステアリング機構100を示す斜視図である。
図1に示すステアリング機構100は、運転者が操舵するステアリングホイール1と、ステアリングホイール1の回転運動を伝えるステアリングシャフト2と、自在継手3を介してステアリングシャフト2に連結して回転運動を伝える中間シャフト4と、自在継手3を介して中間シャフト4に連結され、中間シャフト4の回転運動を直線運動に変換するラックアンドピニオン式ステアリング装置5とを備えている。
図2は本第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置5のハウジング9を長手方向に切断した断面を示す断面図である。
ラックアンドピニオン式ステアリング装置5は、自在継手3を介して中間シャフト4に連結されるピニオン軸6と、ピニオン軸6に噛み合うラック軸7と、それぞれラック軸7の端部と一対のステアリングナックルのナックルアームに連結してラック軸7の直線運動を車輪側へ伝える一対のタイロッド8、8と、ピニオン軸6とラック軸7を収容したハウジング9とを備えている。
ピニオン軸6は、下部外周面にピニオン歯14が形成されており、ピニオン歯14がラック軸7に形成されたラック歯17と噛み合う。
タイロッド8、8は、それぞれラック軸7の端部に取り付けられた一対のラックエンド19を介してラック軸7に固定されている。
ハウジング9は、円筒状をして、ラック軸7の軸方向中間部を覆うラック収容部11と、ラック収容部11と一体に形成され、ピニオン軸6を収容したピニオン収容部12とを有している。ラック軸7は、それぞれラック収容部11の端部近傍に内嵌した一対のブッシュ18、18(第1、第2のブッシュ)によって軸方向(ラック収容部11の長手方向)に移動可能に支持されている。
図3は本願の第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置5の図2に示す断面のうちブッシュ18周辺を拡大した拡大断面図である。なお、一方のブッシュ18周辺について説明するが、他方のブッシュ18周辺も同様である。
ブッシュ18は、円筒状をしており、ハウジング9のラック収容部11の端部近傍に形成されたブッシュ収納部200に内嵌して収納され、内側にラック軸7を通し、ラック軸7を摺動可能に支持している。軸方向におけるラック収容部11の中央部側のブッシュ18の端部は、ラック収容部11内に形成された第1縮径段部20に接し、軸方向におけるラック軸7の端部側のブッシュ18の端部は、ラック収容部11に内嵌したスペーサー21に接している。ブッシュ18の外周面とラック収容部11との間にはOリング22、23が介在している。ブッシュ18は合成樹脂製とすることができる。
スペーサー21は、第2縮径段部24に平面部35が当接し、隙間無く密着して挿入され、ラック収容部11に外径を圧入固定されており、軸方向におけるラック収容部11の中央部側に弾性部25を有している。弾性部25は、ブッシュ収納部200の内側に突出し、弾性変形してブッシュ18に接触し、ブッシュ18を第1縮径段部20側へ押圧する予圧を与えている。
図4は、本願の第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置5のブッシュ18とOリング22、23を中心軸線方向に切断した断面を示す断面図である。
ブッシュ18の外周部には、円周方向に延びる一対の溝部26、27が形成されており、溝部26、27にはOリング22、23が外嵌している。ブッシュ18の内周面は、軸線方向の中心部が所定範囲内で同一の内径寸法を有する円筒部28となっており、円筒部28の両側には、端部に向かうに連れて径が大きくなる一対のテーパー部29、30が形成されている。ブッシュ18には、中心軸線方向に対して傾斜した傾斜部31aと、その両側で中心軸線方向にブッシュ18の端部まで貫通して形成されたスリット端部31b、31bとからなるスリット31が形成されている。これにより、ブッシュ18は、円筒部28によってラック軸7を隙間なく弾性支持すると共に、テーパー部29、30によってラック7の摺動を滑らかにしている。Oリング22、23は、数を1つとしてブッシュ18の中央に配置することも可能であるが、本実施形態のように2つとして軸方向に離した位置に配置することにより、軸方向に長く安定した支持が可能となる。
図5は、本願の第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置5のスペーサー21を示す図である。(a)はブッシュ18側の面を示し、(b)は(a)に示すA−A断面を示し、(c)はブッシュ18とは反対側の面を示している。
スペーサー21は、環状で金属製の本体32と、本体32の内径側部分のブッシュ18側の面に設けられた弾性部25とからなり、ラック軸7を非接触で通す内径寸法を有している。弾性部25は、インサート成形により接着を介して本体32と一体に形成されている。ただし、本体32からの弾性部25の脱落を防ぐ脱落防止手段を設けることにより、接着を省くことができる。本体32の材料としては、SC材やSS材を用いることが好ましいが、アルミなどの非鉄金属を用いても良い。弾性部25の材料としては、ゴム、エラストマなどを用いることができる。
本体32はハウジング9のラック収容部11に圧入される。本体32のブッシュ18側の面は、弾性部25よりも径方向外側の部分が平面状の平面部35を構成しており、本体32がラック収容部11に圧入された際に、平面部35がラック収容部11に形成された第2縮径段部24に密着する。これにより、ラックエンド19がスペーサー21に衝突した場合でも、その衝撃荷重をハウジング9で受けることができ、スペーサー21の位置のずれを防止することができる。スペーサー21は、ラックエンド19が当接することにより、ラック7の可動範囲を規定する。
本体32は、外周面に径方向内側に凹んだ複数の凹部34を備えている。本実施形態においては、略等間隔に8つの凹部34を設けている。凹部34を設けることで、本体32をラック収容部11に圧入する際に、ゴム、防錆油、グリスなどの異物を、第2縮径段部24と本体32の間から、凹部34を通して排出することができる。これにより、本体32の平面部35と第2縮径段部24を容易に密着させることができる。
本体32の径方向内側には、ブッシュ18側が凹んだ薄肉部36が形成されており、薄肉部36のブッシュ18側に弾性部25が接着している。弾性部25は、本体32の平面部35よりもブッシュ18側に環状に突出した突部37を有している。突部37は、第2縮径段部24の径方向内側に配置され、ブッシュ18に接触する。
以上に説明した本第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置5によれば、スペーサー21に設けられた弾性部25によって、スペーサー21とブッシュ18の衝突による打音の発生を防ぐことができる。また、弾性部25がブッシュ18に与える予圧により、ラック収容部11の第1縮径端部20とブッシュ18とが接しているため、ラック軸7の移動に伴うブッシュ18とハウジング9の衝突による打音の発生も防ぐことができる。また、ブッシュ18のいずれかの端部側から径方向外方に延びるフランジを設ける必要が無くなり、ブッシュ18を組み付ける方向がいずれでも良いものとなるため、組立て性が改善される。
さらに、本第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置5によれば、ラック軸7の移動時に、ハウジング9のラック収容部11の両端近傍に配置された一対のブッシュ18、18の何れかが第1縮径端部20によって移動が阻止され、その移動が阻止されたブッシュ18によって、ラック軸7が安定して支持されるため、操舵の剛性感が損なわれるのを防止することができる。
この効果について図6を参照しながら具体的に説明する。図6は本願の第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置5のハウジング9の両端部周辺を示す断面図である。
例えば、ラック軸7が図に向かって右側に移動した場合、図に向かって右側のブッシュ18は、ラック軸7との間の摩擦によって右側へ引き摺られ、弾性部25を押し潰して、タイロッド8側へ移動する。これにより、ブッシュ18と第1縮径段部20が非接触となり、ラック軸7の支持は不安定なものとなるおそれがある。しかし、その場合であっても、図に向かって左側に配置されたブッシュ18は、第1縮径段部20によって移動が阻止され、スペーサー21の弾性部25とブッシュ18の間、第1縮径段部20とブッシュ18の間のいずれにも接した状態を保つため、安定してラック軸7を支持する。このことは、ラック軸7が図に向かって左側へ移動する場合も同様である。これにより、操舵の剛性感が損なわれるのを防止することができる。
(第2実施形態)
次に、図7を参照しながら、本願の第2実施形態について説明する。本第2実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置は、スペーサー21の弾性部25を除いて、上記第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置5と同様である。したがって、本第2実施形態の説明においては、上記第1実施形態に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置5と対応する部分に上記第1実施形態と同じ符号を付し、上記第1実施形態の説明と重複する説明を省略する。
本第2実施形態に係るスペーサー21は、弾性部25の突部37が周方向に断続的に形成している。具体的には、弾性部25は、軸方向に見て円弧状をした突部37が、周方向に8つ、略等間隔に配置されている。
本第2実施形態によれば、上記第1実施形態と同様に、ラック軸7の移動の際に生じる打音の発生を防ぐと共に、操舵の剛性感が損なわれるのを防止することができる。また、第1実施形態に比して、ラックアンドピニオン式ステアリング装置を軽量化することができる。
なお、本願発明の理解を助けるため、上記実施形態の説明においては具体的な実施形態を挙げて詳細な説明を行ったが、本願発明はこれに限られず、種々の変更、改良等が可能である。
例えば、ブッシュ18の付勢はスペーサー21以外の付勢手段を用いて行っても良い。
また、弾性部25は、成形後にスペーサー21の本体32に取り付けるものとしても良い。
また、スペーサー21の本体32に形成された凹部34は設けず、本体32の外周面を円柱面状にすることも可能であり、また、凹部34の数も上述のものに限られない。
また、弾性部25の突部37の形状は、上述のものに限られず、種々の形状を採用することができる。
以上によれば、ブッシュの衝突による打音の発生を防ぎながら、ラック軸の支持剛性の低下を防ぎ、操舵の剛性感が損なわれるのを防ぐラックアンドピニオン式ステアリング装置を提供することができる。
100 ステアリング機構
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3 自在継手
4 中間シャフト
5 ラックアンドピニオン式ステアリング装置
6 ピニオン軸
7 ラック軸
8 タイロッド
9 ハウジング
11 ラック収容部
12 ピニオン収容部
14 ピニオン歯
17 ラック歯
18 ブッシュ
19 ラックエンド
200 ブッシュ収納部
20 第1縮径段部
21 スペーサー
22、23 Oリング
24 第2縮径段部
25 弾性部
26、27 溝部
28 円筒部
29、30 テーパー部
31 スリット
31a 傾斜部
31b スリット端部
32 本体
34 凹部
35 平面部
36 薄肉部
37 突部

Claims (6)

  1. 操舵の回転運動を伝えるピニオン軸と、
    前記ピニオン軸と噛み合うラック軸と、
    前記ラック軸の軸方向中間部を収容するラック収容部を備えたハウジングと、
    前記ラック収容部の一方の端部近傍において、前記ラック軸と前記ラック収容部の間に介在し、前記ラック軸を摺動可能に支持する第1のブッシュと、
    前記ラック収容部の他方の端部近傍において、前記ラック軸と前記ラック収容部の間に介在し、前記ラック軸を摺動可能に支持する第2のブッシュと、を有するラックアンドピニオン式ステアリング装置において、
    前記第1のブッシュと前記第2のブッシュは、それぞれ、前記ラック収容部の長手方向において端部側から中央部側へ向けて付勢され、中央部側へ移動不能に配置されていることを特徴とするラックアンドピニオン式ステアリング装置。
  2. 前記ラック収容部の長手方向において、前記第1のブッシュよりも端部側の前記ラック収容部内に配置され、前記第1のブッシュの付勢を行う第1の弾性部を有する第1のスペーサーと、
    前記ラック収容部の長手方向において、前記第1のブッシュよりも端部側の前記ラック収容部内に配置され、前記第2のブッシュの付勢を行う第2の弾性部を有する第2のスペーサーと、を有することを特徴とする請求項1に記載のラックアンドピニオン式ステアリング装置。
  3. 前記第1の弾性部は、前記第1のスペーサーの本体にインサート成形によって一体に成形されており、
    前記第2の弾性部は、前記第2のスペーサーの本体にインサート成形によって一体に成形されていることを特徴とする請求項2に記載のラックアンドピニオン式ステアリング装置。
  4. 前記第1のスペーサーの本体は、円環状をして外周部に径方向内側に凹んだ凹部を有し、
    前記第2のスペーサーの本体は、円環状をして外周部に径方向内側に凹んだ凹部を有することを特徴とする請求項3に記載のラックアンドピニオン式ステアリング装置。
  5. 前記第1の弾性部は、前記第1のブッシュ側に突出し、内側に前記ラック軸を通した環状の突部を有し、
    前記第2の弾性部は、前記第2のブッシュ側に突出し、内側に前記ラック軸を通した環状の突部を有することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一項に記載のラックアンドピニオン式ステアリング装置。
  6. 前記第1の弾性部は、前記第1のブッシュ側に突出した複数の突部を有し、
    前記第2の弾性部は、前記第2のブッシュ側に突出した複数の突部を有することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一項に記載のラックアンドピニオン式ステアリング装置。
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