JP2017007026A - 位置補正システム - Google Patents

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Abstract

【課題】柱体形状を成すワークの三次元座標とマニピュレータの三次元座標との間の位置ずれを高精度に補正することが可能な位置補正システムを提供する。【解決手段】ワーク11の上面側から撮像して第1底面画像を取得する上部カメラ15、及び下面側から撮像して第2底面画像を取得する下部カメラ16を有する。そして、第1底面画像、及び第2底面画像に基づいて、ワーク11で定義されるX軸、Y軸と、マニピュレータ14で定義されるx軸、y軸とのずれ量を演算し、且つ、ワーク11のZ軸に対する、マニピュレータ14のz軸の傾斜角度θを演算する。更に、この演算結果に基づいて、マニピュレータ14の三次元座標がワーク11の三次元座標に合致するように補正する。これにより、高精度な補正が可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、柱体形状を成すワークをマニピュレータで把持する際の位置ずれを補正する位置補正システムに関する。
マニピュレータ(Manipulator)にて柱体形状を成すワークを把持し、所望の部位に取り付ける作業を行う際には、ワークに設定されている三次元座標とマニピュレータに設定されている三次元座標に位置ずれが生じていると、ワークを所望の部位に正確に取り付けることができなくなる。
ワークの位置を正確に認識する位置認識装置として、特許文献1に開示されたものが知られている。該特許文献1では、ワークの三次元位置を計測するために、レーザーの測距センサを用いて、ワークの位置を検出することが開示されている。
特開平6−307815号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された従来例では、ワークが柱体形状をなす場合には、レーザーが照射されない部位が存在し、奥行き方向を計測することができず、正確な位置検出ができないという問題が生じる。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、柱体形状を成すワークの三次元座標とロボット(マニピュレータ)の三次元座標との間の位置ずれを高精度に補正することが可能な位置補正システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本願発明の一態様では、ロボットで把持したワークを、ワークの一方の底面側から撮像して第1底面画像を取得する第1撮像部、及び他方の底面側から撮像して第2底面画像を取得する第2撮像部を備える。各底面画像に基づいて、ワークのX軸、Y軸と、ロボットのx軸、y軸とのずれ量を演算し、且つ、ワークの底面に対して直交する方向のZ軸に対する、ロボットのz軸の傾斜角度θを演算するずれ量演算部を有する。更に、ロボットの三次元座標がワークの三次元座標に合致するように補正する位置補正制御部を備える。
本発明に係る位置補正システムでは、ワークの第1底面画像、及び第2底面画像を撮像し、各画像に基づいて、ワークの三次元座標とロボットの三次元座標の位置ずれを演算し、この位置ずれを補正するので、柱体形状を成すワークの三次元座標とロボット(マニピュレータ)の三次元座標との間の位置ずれを高精度に補正することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る位置補正システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態で採用するワークの構成を示す斜視図であり、(a)は円柱形状、(b)は2段円柱形状、(c)は角柱形状を示す。 本発明の第1実施形態に係る位置補正システムの、処理手順を示すフローチャートである。 第1実施形態の位置補正システムに係り、カメラとワークとの関係を示す説明図である。 第1実施形態の位置補正システムに係り、(a)は上部カメラで撮像した画像、(b)は下部カメラで撮像した画像を示す。 第1実施形態の位置補正システムに係り、ワークを嵌合部に挿入する様子を示す説明図である。 ワークの三次元座標とマニピュレータの三次元座標との相違を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る位置補正システムの構成を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係る位置補正システムの構成を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態の説明]
図1は、本発明の実施形態に係る位置補正システムの構成を示すブロック図である。位置補正システム100は、マニピュレータ14(ロボット)の三次元座標とワーク11の三次元座標との位置ずれを補正するものである。以下では、ワーク11に設定されている三次元座標を大文字のX、Y、Z軸で示し、マニピュレータ14に設定されている三次元座標を小文字のx、y、z軸で示すことにする。
図1に示すように位置補正システム100は、柱体形状を成すワーク11を載置する上下可動式の載置台12(ワーク移動機構)と、該載置台12に連結されワーク11の上下方向(後述するZ軸方向)の位置を検出する位置センサ13と、を備えている。
更に、載置台12の側部近傍に設けられた上部カメラ15(第1撮像部)と、該上部カメラ15に対して対向配置された下部カメラ16(第2撮像部)を備えている。そして、マニピュレータ14の作動により上部カメラ15と下部カメラ16との間の所定位置にワーク11が置かれた際に、このワーク11の2つの底面(上面、下面)を撮像する。即ち、上部カメラ15は、マニピュレータ14で把持したワーク11を、該ワーク11の上面(一方の底面側)から撮像して第1底面画像を取得する第1撮像部としての機能を備えている。また、下部カメラ16は、ワーク11を、該ワーク11の下面(他方の底面側)から撮像して第2底面画像を取得する第2撮像部としての機能を備えている。
更に、上部カメラ15の近傍には、ワーク11の上面に向けて照明光を照射する上部照明17が設けられ、下部カメラ16の近傍には、ワーク11の下面に向けて光を照射する下部照明18が設けられている。また、カメラ制御部19、照明制御部21、及び位置補正制御部20を備えている。
ワーク11は、例えば車両の部品として用いる「ブッシュ」の如くの柱体形状を成している。柱体形状とは、図2(a)に示す円柱形状、(b)に示す二重円柱形状等、同心円状の円柱形状を含む。更には、図2(c)に示すように角柱を含む概念である。従って、ワーク11は2つの底面(第1底面、第2底面)、及び、側面を備えている。例えば、図2(a)の場合は、m1、m2が第1、第2底面であり、図2(b)の場合は、m3、m4が第1底面、m5、m6が第2底面である。第1底面と第2底面は互いに平行である。
上部カメラ15、及び下部カメラ16は、それぞれカメラ制御部19に接続され、該カメラ制御部19の制御により撮像が制御され、更に、各カメラ15、16で撮像された第1底面画像及び第2底面画像は、カメラ制御部19に出力される。
上部照明17、及び下部照明18は、それぞれ照明制御部21に接続され、点灯、消灯が制御され、更に点灯時の照度が制御される。
位置補正制御部20は、上部カメラ15、及び下部カメラ16で撮像された上面の画像(第1底面画像)、及び下面の画像(第2底面画像)に基づいて、ワーク11に設定されている三次元座標とマニピュレータ14に設定されている三次元画像の位置ずれを検出する。そして、この位置ずれから位置補正データを演算し、この位置補正データをロボット制御装置22に出力する。なお、位置補正の詳細については後述する。
また、位置補正制御部20は、照明制御部21に上部照明17、及び下部照明18の点灯、消灯の指令信号、及び照度の指令信号を出力する。従って、ワーク11の上面及び下面を所望の照度で明灯することができる。更に、位置補正制御部20は、位置センサ13にて検出されるワーク11の位置情報を取得し、載置台12の高さを調整するための高さ設定信号を出力する。
即ち、位置補正制御部20は、第1底面画像、及び第2底面画像に基づいて、ワーク11で定義されるX軸、Y軸と、マニピュレータ14(ロボット)で定義されるx軸、y軸とのずれ量を演算し、且つ、ワーク11の底面に対して直交する方向のZ軸に対する、マニピュレータ14で定義されるz軸の傾斜角度θを演算するずれ量演算部としての機能を備えている。更に、この演算結果に基づいて、マニピュレータ14の三次元座標がワーク11の三次元座標に合致するように補正する機能を備えている。
ロボット制御装置22は、位置補正制御部20より出力される位置補正データに基づいて、マニピュレータ14に設定されている三次元座標が、ワーク11に設定されている三次元座標と一致するように補正する。そして、補正後の三次元座標に基づいて、ワーク11を所望の位置に移動する作業を実行する。
なお、上述したカメラ制御部19、位置補正制御部20、照明制御部21、及びロボット制御装置22は、例えば、中央演算ユニット(CPU)や、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶手段からなる一体型のコンピュータとして構成することができる。
次に、第1実施形態に係る位置補正システムの作用について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。図3は、ロボット制御装置22、及び位置補正制御部20の処理手順を示している。
初めに、ステップS11において、位置補正制御部20は、ワーク11の加工処理のプログラムを起動させる。
ステップS12において、ロボット制御装置22は、マニピュレータ14の作動を開始させ、該マニピュレータ14をz軸方向の所望位置へ移動させる。
ステップS13において、ロボット制御装置22は、位置補正制御部20に高さ計測トリガを出力する。この高さ計測トリガは位置センサ13に出力される。
ステップS14において、位置センサ13は、載置台12の高さを示すデータを送信する。ステップS15において、位置補正制御部20は、載置台12の高さ、及びワーク11のサイズ(既知の数値)に基づいてワーク11の基準点(例えば、上側の底面の中心点)のZ軸座標を測定し、マニピュレータ14のz軸座標と対比して、ワーク11の高さ補正量であるZ軸補正データを演算する。
ステップS16において、位置補正制御部20は、Z軸補正データをロボット制御装置22に送信する。
ステップS17において、ロボット制御装置22は、Z軸補正データを取得した旨のデータを位置補正制御部20に送信する。これにより、位置補正制御部20は、載置台12に高さの制御信号を出力して、ワーク11のZ軸方向の位置を補正する。即ち、図7(a)に示すようにZ軸方向に位置ずれが生じている状態から図7(b)に示すように双方の座標系のZ軸方向の座標が一致することになる。このときの位置ずれ量をΔZ1として記憶する。
ステップS18において、位置補正制御部20は、ワークのZ軸方向の位置を補正したことを示す旨のデータをロボット制御装置22に送信する。
ステップS19において、ロボット制御装置22は、マニピュレータ14を制御して、ワーク11が上部カメラ15と下部カメラ16による撮影位置に来るように移動させる。更に、ステップS20において、ロボット制御装置22は、位置補正制御部20にカメラによる測定指令を出力する。
ステップS21において、位置補正制御部20は、カメラ制御部19にシーン切替信号、及び撮影トリガを出力する。更に、照明制御部21に上部照明17、及び下部照明18の点灯指令を出力する。その結果、各カメラ15、16による撮影位置に置かれたワーク11の上面、及び下面に対して、照明17、18による照明光が照射される。更に、各カメラ15、16により、ワーク11の上面、下面を撮像する。この際、マニピュレータ14に設定されている三次元座標に基づいて、ワーク11が撮影位置にきたときの画像(移動前の画像)と、ワーク11を移動させた際の画像(移動後の画像)の双方の画像を撮像する。
ステップS22において、カメラ制御部19は、ワーク11の上面、下面を撮像した移動前の画像データ、及び移動後の画像データを位置補正制御部20に送信する。
ステップS23において、位置補正制御部20は、移動前の画像データ、及び移動後の画像データに基づいて、マニピュレータ14の三次元座標の補正量を演算し、補正データとする。そして、ステップS24において、演算した補正データをロボット制御装置22に送信する。なお、補正データの演算方法については後述する。
ステップS25において、ロボット制御装置22は、補正データを取得し、この補正データに基づいてマニピュレータ14に設定されている三次元座標を校正する。そして、校正後の三次元座標に基づいて、ワーク11の締結、位置決め等の処理を実行する。従って、ワーク11の三次元座標(X、Y、Z)に対して、マニピュレータ14の三次元座標(x、y、z)に位置ずれが生じている場合でも、この位置ずれを補正してマニピュレータ14の三次元座標を設定できるので、マニピュレータ14による作業を確実に実行することが可能となる。
ステップS26において、ロボット制御装置22は、補正データを取得したことを示す旨のデータを位置補正制御部20に出力する。この補正データは、位置補正制御部20が有するメモリ等の記憶部(図示省略)に記憶し、次回マニピュレータ14を用いて作業を実行する際の補正データとして使用する。
ステップS27において、位置補正制御部20は、位置決めが完了したことを示すデータをロボット制御装置22に出力する。こうして、柱体形状を有するワーク11に対して、該ワーク11に設定されている三次元座標と、マニピュレータ14に設定されている三次元データを合致させることができるのである。
次に、上述したステップS23の処理で実行される補正データの演算方法を、図4、図5を参照して説明する。なお、図4において、上下方向がZ軸方向であり、左右方向がY軸方向であり、紙面に直交する方向がX軸方向である。
そして、上述したように載置台12にワーク11が載置されると、ワーク11が所望の高さになるように調整される。即ち、図7(a)に示すように、Z軸方向に位置ずれしている状態から、図7(b)に示すようにZ軸が一致するように補正される。そして、ワーク11に設定されているZ軸座標とマニピュレータ14に設定されているz軸座標との位置ずれΔZ1が求められる。
マニピュレータ14によりワーク11が把持され、上部カメラ15と下部カメラ16との間の撮像位置に置かれると、上部カメラ15、及び下部カメラ16により、ワーク11の上面、及び下面を撮像する。その結果、移動前の上面画像(第1底面画像)及び下面画像(第2底面画像)が得られる。更に、ワーク11と各カメラ15、16との間の距離が適正な距離になるように、ワーク11を移動させて上面、及び下面を撮像する。その結果、移動後の上面画像及び下面画像が得られる。
図5(a)は、上面画像を示し、D1はワーク11の移動前の画像、D2はワーク11の移動後の画像を示している。また、図5(b)は、下面画像を示し、D3はワーク11の移動前の画像、D4はワーク11の移動後の画像を示している。
上部カメラ15で撮像された上面画像D1、D2において、移動前のワーク11の上面の中心点の座標を(X1’,Y1’)とし、移動後の中心点の座標を(X1”,Y1”)とする。また、下部カメラ16で撮像された下面画像D3、D4において、移動前のワーク11の下面の中心点の座標を(X2’,Y2’)とし、移動後の中心点の座標を(X2”,Y2”)とする。また、Z軸方向の座標がZ’からZ”に移動したものとする。
すると、上部カメラ15の座標平面を基準とした場合、X軸方向の補正量ΔX、Y軸方向の補正量ΔY、Z軸方向の補正量ΔZ、X軸方向の傾斜角度ωX、及び、Y軸方向の傾斜角度ωYは、下記の(1)〜(5)式で演算することができる。
ΔX1=X1”−X1’ …(1)
ΔY1=Y1”−Y1’ …(2)
ΔZ1=Z1”−Z1’ …(3)
ΔωX=tan-1{(Y2”−ΔY1)/L} …(4)
ΔωY=tan-1{(X2”−ΔX1)/L} …(5)
そして、上記(3)式により、Z軸方向の位置ずれ量ΔZ1が得られるので、図7(a)に示す三次元座標から図7(b)に示す三次元座標に補正できる。また、上記(1)、(2)式により、X軸、Y軸方向の位置ずれ量ΔX1、ΔY1が得られるので、図7(b)に示す三次元座標から、図7(c)に示す三次元座標に補正できる。
更に、上記(4)、(5)式により、Z軸の、X軸方向の傾斜角度ΔωX、及びY軸方向の傾斜角度ΔωYが得られるので、これらのデータから、ワーク11に設定された三次元座標のZ軸に対する、マニピュレータ14に設定された三次元座標のz軸の傾斜角度θを求めることができる。従って、傾斜角度θを補正すすることにより、図7(c)に示す三次元座標から、図7(d)に示す三次元座標に補正することができる。その結果、双方の三次元座標、即ち、(X、Y、Z)の座標と(x、y、z)の座標が一致するように校正される。
その後、図7(e)に示すように、校正後の三次元座標に基づいてマニピュレータ14によりワーク11を把持し、該ワーク11を所望部位に取り付ける等の処理を高精度に実行することが可能となる。
このようにして、第1実施形態に係る位置補正システム100では、柱体形状を成すワーク11の上面(第1底面)、及び下面(第2底面)を上部カメラ15、及び下部カメラ16の2台のカメラで撮像し、得られた画像に基づいて、ワーク11の3次元方向の位置ずれ量を検出する。そして、検出された位置ずれ量に基づいて、ワーク11に設定されている三次元座標と、マニピュレータ14に設定されている三次元座標軸が一致するように補正する。従って、マニピュレータ14を用いてワーク11を把持して作業を実行する場合には、ワーク11を確実に所望部位に移動させることが可能となる。
その結果、例えば、図6に示すようにワーク11が、その嵌合部31に対して位置ずれが生じている場合でも、双方の座標軸を一致させることにより、確実にワーク11を嵌合部31に嵌合させることが可能となる。
また、載置台12を作動させてワークの三次元座標のZ軸と、マニピュレータ14の三次元座標のz軸の位置が一致するようにワーク11を移動させるので、簡単な操作でZ軸方向の位置ずれを求めることができる。
[第2実施形態の説明]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図8は、第2実施形態に係る位置補正システムに係る上部カメラ15、下部カメラ16、及びその周辺機器を模式的に示す説明図である。図8に示すように、第2実施形態では、上部カメラ15の撮像面を上下方向(軸方向)に移動可能な上部移動機構32(撮像部移動機構;例えば、シリンダ)を備え、更に、下部カメラ16の撮像面を上下方向(軸方向)に移動可能な下部移動機構33(撮像部移動機構;例えば、シリンダ)を備えている。
こうすることにより、ワーク11のZ軸方向の長さの大小に応じて各カメラ15、16の位置を適切な位置(所望の距離)に合わせることが可能となる。従って、ワーク11の大きさが変化する場合でも、該ワーク11の上面、及び下面の画像を高精度に撮像することができ、ワーク11に設定された三次元座標と、マニピュレータ14に設定された三次元座標を確実に一致させることができるようになる。
[第3実施形態の説明]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図9は、第3実施形態に係る位置補正システムに係る載置台12、及びその周辺機器を模式的に示す説明図である。
図9に示すように、第3実施形態に係る位置補正システムでは、ワーク11を載置するための載置台12を上下に移動させる上下移動機構34、及び載置台12を左右に移動させる左右移動機構35を備えている点で前述した第1実施形態と相違する。
そして、このような構成とすることにより、載置台12を上下方向(Z軸方向)に移動させるのみならず、水平方向へ移動させることができるので、該載置台12に載置したワーク11を各カメラ15、16の間の撮影領域へ移動させることができる。その結果、ワークが撮影領域に移動した状態でマニピュレータ14によりワーク11を把持して、座標を補正することができるので、作業効率を向上させることが可能となる。
以上、本発明の位置補正システムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
11 ワーク
12 載置台
13 位置センサ
14 マニピュレータ(ロボット)
15 上部カメラ(第1撮像部)
16 下部カメラ(第2撮像部)
17 上部照明
18 下部照明
19 カメラ制御部
20 位置補正制御部
21 照明制御部
22 ロボット制御装置
31 嵌合部
32 上部移動機構(撮像部移動機構)
33 下部移動機構(撮像部移動機構)
34 上下移動機構
35 左右移動機構
100 位置補正システム

Claims (4)

  1. 柱体形状を成すワークをロボットで把持する際の、前記ワークの三次元座標と、前記ロボットの三次元座標の位置ずれを補正する位置補正システムにおいて、
    前記ロボットで把持したワークを、前記ワークの一方の底面側から撮像して第1底面画像を取得する第1撮像部、及び他方の底面側から撮像して第2底面画像を取得する第2撮像部と、
    前記第1底面画像、及び前記第2底面画像に基づいて、前記ワークで定義されるX軸、Y軸と、前記ロボットで定義されるx軸、y軸とのずれ量を演算し、且つ、前記ワークの底面に対して直交する方向のZ軸に対する、前記ロボットで定義されるz軸の傾斜角度θを演算するずれ量演算部と、
    前記ずれ量演算部での演算結果に基づいて、前記ロボットの三次元座標が前記ワークの三次元座標に合致するように補正する位置補正制御部と、
    を備えたことを特徴とする位置補正システム。
  2. 前記ワークの三次元座標のZ軸と、前記ロボットの三次元座標のz軸の位置が一致するように前記ワークを移動させるワーク移動機構を更に備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の位置補正システム。
  3. 前記ワーク移動機構に搭載されて前記ワークを載置する載置台を備え、更に、前記載置台を前記第1撮像部と第2撮像部との間の領域に移動させる左右移動機構を備えたこと
    を特徴とする請求項2に記載の位置補正システム。
  4. 前記第1撮像部、及び第2撮像部のうち少なくとも一方は、撮像面を軸方向に移動させる撮像部移動機構を更に備え、
    該撮像部移動機構は、前記第1撮像部と前記ワークとの距離、及び前記第2撮像部と前記ワークとの距離を所望の距離とすること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の位置補正システム。
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