JP2017005396A - 携帯通信端末とサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバ及び方法 - Google Patents

携帯通信端末とサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバ及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017005396A
JP2017005396A JP2015115292A JP2015115292A JP2017005396A JP 2017005396 A JP2017005396 A JP 2017005396A JP 2015115292 A JP2015115292 A JP 2015115292A JP 2015115292 A JP2015115292 A JP 2015115292A JP 2017005396 A JP2017005396 A JP 2017005396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
special
server
service providing
specifying information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015115292A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6163517B2 (ja
Inventor
大道 小原
Daido Obara
大道 小原
賢 山際
Masaru Yamagiwa
賢 山際
順一 石垣
Junichi Ishigaki
順一 石垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marubeni Wireless Communications Inc
MX MOBLING CO Ltd
Original Assignee
Marubeni Wireless Communications Inc
MX MOBLING CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Marubeni Wireless Communications Inc, MX MOBLING CO Ltd filed Critical Marubeni Wireless Communications Inc
Priority to JP2015115292A priority Critical patent/JP6163517B2/ja
Publication of JP2017005396A publication Critical patent/JP2017005396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6163517B2 publication Critical patent/JP6163517B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】特別のユーザと特別のサービス提供サーバとの間の通信量を個別のユーザの累積パケット通信量に加算しない中継サーバ及び方法を提供する。
【解決手段】複数の携帯通信端末100とインターネット50上に配置された複数のサービス提供サーバ200との間のパケット通信を中継する中継サーバ30は、パケット通信に係るパケットに含まれるユーザ特定情報で特定されるユーザが、特別なユーザであり、且つ、このパケットに含まれるサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバ200が、この特別なユーザが関連付けられている特別なサービス提供サーバ200であるときに、このパケット通信に係る通信量を、このパケットに含まれるユーザ特定情報で特定されるユーザの累積パケット通信量に加算しない。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯通信端末とサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバ及び方法に関する。本発明は、特に、特別のユーザと特別のサービス提供サーバとの間の通信量を個別のユーザの累積パケット通信量に加算しない中継サーバ及び方法に関する。
例えば特許文献1には、携帯通信端末とサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバとして、携帯通信端末とサービス提供サーバとの間のパケット通信の帯域を制御する中継サーバ(帯域制御管理装置)が開示されている。特許文献1に開示されている中継サーバは、複数の携帯通信端末のユーザのうち、大量のパケット通信を行う、いわゆるヘビーユーザによるパケット通信の帯域制御を実施し、通常の通信速度よりも低速でパケットを送信するように構成されている。
具体的に、特許文献1に開示されている中継サーバは、ユーザ毎の所定期間のパケット通信量を取得し、閾値を超えるパケット通信量のユーザをヘビーユーザと判定し、ヘビーユーザと判定されたユーザの携帯通信端末によるパケット通信に対して帯域上限を設定する。例えば、通信事業者等は、特許文献1に開示されている中継サーバを採用することによって、一部のヘビーユーザによる大量のパケット通信に起因して、ヘビーユーザよりパケット通信量の少ないユーザのトラフィックが圧迫される等の影響を低減させることが可能である。
ところで、例えば、写真データのアップロード及びダウンロード、動画データのストリーミング再生等のサービスの利用は、短時間の利用であってもパケット通信量が多くなる。そのため、特許文献1に開示されている中継サーバを採用する通信事業者等のユーザは、上記のようなサービスを利用することによって、ヘビーユーザとして判定される状況が発生し得る。その結果、特許文献1に開示されている中継サーバが採用されている通信事業者等のユーザは、ヘビーユーザとして判定されることを避けるために、上記のようなサービスを気軽に利用できない状況が発生し得る。
特開2014−236482号公報
本発明の1つの目的は、特別のユーザと特別のサービス提供サーバとの間の通信量を個別のユーザの累積通信量に加算しない中継サーバ及び方法を提供することにある。本発明の他の目的は、以下に例示する態様及び好ましい実施形態、並びに添付の図面を参照することによって、当業者に明らかになるであろう。
本発明に従う第1の態様は、複数の携帯通信端末とインターネット上に配置された複数のサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバであって、
前記複数の携帯通信端末における複数のユーザのうち、少なくとも1つの特別なユーザのユーザ特定情報と、前記特別なユーザ毎に、前記特別なユーザに関連付けられた前記複数のサービス提供サーバのうちの少なくとも1つの特別なサービス提供サーバのサーバ特定情報とを対応付けて格納する特定情報格納部と、
前記複数のユーザの所定期間における累積パケット通信量であるユーザ使用通信量を、前記複数のユーザ毎に格納するユーザ通信量格納部と、
前記複数の携帯通信端末の1つと前記サービス提供サーバの1つとの間で前記パケット通信が行われたときに、このパケット通信に係るパケットから、この携帯通信端末のユーザのユーザ特定情報及び、このサービス提供サーバのサーバ特定情報を取得する特定情報取得部と、
前記特定情報取得部が取得した結果に応じて、前記ユーザ使用通信量に、当該パケット通信に係る通信量を加算する処理部と、
を備え、
前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザでないとき、又は、
前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、前記特定情報取得部によって取得された前記サーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバでないときに、
前記処理部は、このパケット通信に係る前記通信量を、前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザの前記ユーザ使用通信量に加算する一方で、
前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
前記特定情報取得部によって取得されたサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
前記処理部は、このパケット通信に係る前記通信量を、前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザの前記ユーザ使用通信量に加算しない中継サーバに関係する。
第1の態様によれば、特別なユーザが、自身の携帯通信端末と、自身に関連付けられた特別なサービス提供サーバとの間でパケット通信を行ったときは、このパケット通信に係る通信量が自身のユーザ使用通信量に加算されない。したがって、特別なユーザは、自身のユーザ使用通信量が増加することを懸念することなく、自身に関連付けられた特別なサービス提供サーバによって提供されるサービスを利用することができる。
本発明に従う第2の態様では、第1の態様において、
前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザでないとき、又は、
前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、前記特定情報取得部によって取得された前記サーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバでないときに、
前記処理部は、前記ユーザ特定情報により特定されたユーザの前記ユーザ使用通信量が、第1の閾値を超えているか否かを判定し、
このユーザ使用通信量が前記第1の閾値を超えていると判定したときは、通常の通信速度よりも低速で前記パケットを宛先に向けて送信する一方で、
前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
前記特定情報取得部によって取得されたサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
前記処理部は、前記ユーザ特定情報により特定されたユーザの前記ユーザ使用通信量が、前記第1の閾値を超えているか否かを判定することなく、前記通常の通信速度で前記パケットを前記宛先に向けて送信してもよい。
第2の態様によれば、特別なユーザが、自身の携帯通信端末と、自身に関連付けられた特別なサービス提供サーバとの間でパケット通信を行ったときは、自身のユーザ使用通信量がすでに第1の閾値を超えていたとしても、通常の通信速度でパケット通信を行うことができる。したがって、特別なユーザが、自身に関連付けられた特別なサービス提供サーバによって提供されるサービスの利用において、利便性が向上する。
本発明に従う第3の態様では、第1又は第2の態様において、
前記特別なサービス提供サーバとこの特別なサービス提供サーバに関連付けられた前記特別なユーザ全体との間の、所定期間における累積パケット通信量である特別サーバ使用通信量を、前記特別なサービス提供サーバ毎に格納する特別サーバ通信量格納部をさらに備え、
前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
前記特定情報取得部によって取得されたサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
前記処理部は、このパケット通信に係る通信量を、前記特定情報取得部によって取得されたサーバ特定情報で特定される特別なサービス提供サーバの前記特別サーバ使用通信量に加算してもよい。
第3の態様によれば、特別なユーザとこの特別なユーザに関連付けられている特別なサービス提供サーバとの間のパケット通信である特別なパケット通信に係る通信量は、このパケット通信に係るパケットの送信元又は送信先(宛先)の特別なサービス提供サーバの特別サーバ使用通信量に加算される。その結果、特別なサービス提供サーバ毎に、この特別なサービス提供サーバがパケットの送信元又は送信先である特別なパケット通信に係る通信量が正確に格納される。
本発明に従う第4の態様では、第3の態様において、
前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
前記特定情報取得部によって取得されたサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
前記処理部は、前記特定情報取得部によって取得されたサーバ特定情報で特定された特別なサービス提供サーバの前記特別サーバ使用通信量が、第2の閾値を超えているか否かを判定し、
前記特別サーバ使用通信量が前記第2の閾値を超えていると判定したときは、前記通常の通信速度よりも低速で前記パケットを宛先に向けて送信すると共に、
前記特別サーバ使用通信量が前記第2の閾値を超えていないと判定したときは、前記通常の通信速度で前記パケットを宛先に向けて送信してもよい。
第4の態様によれば、特別なパケット通信に係る累積パケット通信量が大きいことに起因して、通常のパケット通信のトラフィックが圧迫される等の影響を低減させることが可能である。
本発明に従う第5の態様は、複数の携帯通信端末とインターネット上に配置された複数のサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバにおいて、前記パケット通信を中継する方法であって、
前記複数の携帯通信端末における複数のユーザのうち、少なくとも1つの特別なユーザのユーザ特定情報と、前記特別なユーザ毎に、前記特別なユーザに関連付けられた前記複数のサービス提供サーバのうちの少なくとも1つの特別なサービス提供サーバのサーバ特定情報とを対応付けて、前記中継サーバ内又は前記中継サーバ外の記憶装置に格納するステップと、
前記複数のユーザの所定期間における累積パケット通信量であるユーザ使用通信量を、前記複数のユーザ毎に、前記記憶装置に格納するステップと、
前記複数の携帯通信端末の1つと前記サービス提供サーバの1つとの間で前記パケット通信が行われたときに、このパケット通信に係るパケットから、この携帯通信端末のユーザのユーザ特定情報及び、このサービス提供サーバのサーバ特定情報を取得するステップと、
取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザでないとき、又は、
取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、取得した前記サーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバでないときに、
このパケット通信に係る前記通信量を、取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザの前記ユーザ使用通信量に加算する一方で、
取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
取得したサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
このパケット通信に係る前記通信量を、取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザの前記ユーザ使用通信量に加算しないステップと、
を備える方法に関する。
第5の態様によれば、特別なユーザが、自身の携帯通信端末と、自身に関連付けられた特別なサービス提供サーバとの間でパケット通信を行ったときは、このパケット通信に係る通信量が自身のユーザ使用通信量に加算されない。したがって、特別なユーザは、自身のユーザ使用通信量が増加することを懸念することなく、自身に関連付けられた特別なサービス提供サーバによって提供されるサービスを利用することができる。
本発明に従う第6の態様では、第5の態様において、
取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザでないとき、又は、
取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、取得した前記サーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバでないときに、
前記ユーザ特定情報により特定されたユーザの前記ユーザ使用通信量が、第1の閾値を超えているか否かを判定するステップであって、
このユーザ使用通信量が前記第1の閾値を超えていると判定したときは、通常の通信速度よりも低速で前記パケットを宛先に向けて送信するステップと、
取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
取得したサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
前記ユーザ特定情報により特定されたユーザの前記ユーザ使用通信量が、前記第1の閾値を超えているか否かを判定することなく、前記通常の通信速度で前記パケットを前記宛先に向けて送信するステップと、
をさらに備えてもよい。
第6の態様によれば、特別なユーザが、自身の携帯通信端末と、自身に関連付けられた特別なサービス提供サーバとの間でパケット通信を行ったときは、自身のユーザ使用通信量がすでに第1の閾値を超えていたとしても、通常の通信速度でパケット通信を行うことができる。したがって、特別なユーザが、自身に関連付けられた特別なサービス提供サーバによって提供されるサービスの利用において、利便性が向上する。
本発明に従う第7の態様では、第5又は第6の態様において、
前記特別なサービス提供サーバとこの特別なサービス提供サーバに関連付けられた前記特別なユーザ全体との間の、所定期間における累積パケット通信量である特別サーバ使用通信量を、前記特別なサービス提供サーバ毎に、前記記憶装置に格納するステップと、
取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
取得したサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
このパケット通信に係る通信量を、取得したサーバ特定情報で特定される特別なサービス提供サーバの前記特別サーバ使用通信量に加算するステップと、
をさらに備えてもよい。
第7の態様によれば、特別なユーザとこの特別なユーザに関連付けられている特別なサービス提供サーバとの間のパケット通信である特別なパケット通信に係る通信量は、このパケット通信に係るパケットの送信元又は送信先の特別なサービス提供サーバの特別サーバ使用通信量に加算される。その結果、特別なサービス提供サーバ毎に、この特別なサービス提供サーバがパケットの送信元又は送信先である特別なパケット通信に係る通信量が正確に格納される。
本発明に従う第8の態様では、第7の態様において、
取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
取得した前記サーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
取得した前記サーバ特定情報で特定された特別なサービス提供サーバの前記特別サーバ使用通信量が、第2の閾値を超えているか否かを判定するステップをさらに備え、
前記特別サーバ使用通信量が前記第2の閾値を超えていると判定したときは、前記通常の通信速度よりも低速で前記パケットを宛先に向けて送信を実行すると共に、
前記特別サーバ使用通信量が前記第2の閾値を超えていないと判定したときは、前記通常の通信速度で前記パケットを宛先に向けて送信を実行してもよい。
第8の態様によれば、特別なパケット通信に係る累積パケット通信量が大きいことに起因して、通常のパケット通信のトラフィックが圧迫される等の影響を低減させることが可能である。
本発明の中継サーバが使用される状況の例を示すブロック図である。 図1に示される中継サーバの構成例を示すブロック図である。 図2Aに示される特定情報格納部によって格納されるデータの例を示す図である。 図2Aに示されるユーザ通信量格納部によって格納されるデータの例を示す図である。 図2Aに示される特別サーバ通信量格納部によって格納されるデータの例を示す図である。 図1に示される中継サーバの動作の例を示すフローチャートである。 図1に示される中継サーバの動作の例を示すフローチャートである。
図1には、複数の携帯通信端末100とインターネット50上に配置された複数のサービス提供サーバ200との間のパケット通信を中継する中継サーバ30が使用される状況の例が示されている。図1に示される例において、中継サーバ30は、第2通信網20に含まれる。なお、図1に示される例においては、3台の携帯通信端末100(100−1,100−2,100−3)が第1通信網10に接続されているが、実際は、4台以上の携帯通信端末100が第1通信網10に接続される。同様に、図1に示される例においては、3台のサービス提供サーバ200(200−1,200−2,200−3)がインターネット50上に配置されているが、実際は、4台以上のサービス提供サーバ200がインターネット50上に配置される。以下、サービス提供サーバ200を、適宜、SPS(Service Providing Server)200とも呼ぶ。
図1に示されている第1通信網10は、例えば、移動体通信事業者(MNO:Mobile Network Operator)が保有する設備の少なくとも一部を含む。第1通信網10は、例えば、いずれも図示されていない、複数の基地局、無線ネットワーク制御装置(RNC:Radio Network Controller)、加入者パケット交換機(SGSN:Serving GPRS Support Node)、加入者移動管理情報(HLR:Home Location Register)、中継パケット交換機(GGSN:Gateway GPRS Support Node)等を含む。また、第1通信網10は、例えば、いずれも図示されていない、データ中継装置(SGW:Serving Gateway)、パケット交換機(PGW:Packet Date Network Gateway)等をさらに含んでもよい。
上述した第1通信網10に含まれる設備は、3G通信又はLTE(Long Term Evolution)通信に用いられる設備を想定して例示したが、これらに限定されることはない。すなわち、他の通信規格又は次世代の通信規格において必要となる設備は、上述した設備に代えて、又は上述した設備に加えて、第1通信網10に含まれる設備として採用されてもよい。
図1に示されている第2通信網20は、例えば、仮想移動体通信事業者(MVNO:Mobile Virtual Network Operator)が保有する設備の少なくとも一部を含む通信網であって、上述したように、中継サーバ30を少なくとも含む。また、第2通信網20は、上述した第1通信網10に含まれる設備の少なくとも1つ、例えば、GGSN、PGW等をさらに含んでもよい。また、MNO等が、第1通信網10及び第2通信網20を包含するような通信網を保有していてもよく、この場合、第1通信網10及び第2通信網20を包含するような通信網に中継サーバ30が含まれる。
図1に示される例において、携帯通信端末100とSPS200との間のパケット通信において、携帯通信端末100からSPS200に対してパケットが送信されるとき、すなわち、上りの通信のとき、携帯通信端末100から送信されるパケットは、第1通信網10、第2通信網20(すなわち、中継サーバ30)、SPS200の順に入力される。これとは逆に、SPS200から携帯通信端末100に対してパケットが送信されるとき、すなわち、下りの通信のとき、SPS200から送信されるパケットは、第2通信網20(すなわち、中継サーバ30)、第1通信網10、携帯通信端末100の順に入力される。
携帯通信端末100とSPS200との間のパケット通信に係るパケットには、このパケットの送信元を表す特定情報と、このパケットの送信先(宛先)を表す特定情報とが含まれる。例えば、携帯通信端末100とSPS200との間のパケット通信が上り通信であるときは、パケットの送信元の特定情報は携帯通信端末100のユーザを特定するユーザ特定情報であり、パケットの送信先の特定情報はSPS200を特定するサーバ特定情報である。当然に、携帯通信端末100とSPS200との間のパケット通信が下り通信のときは、パケットの送信元の特定情報と、パケットの送信先の特定情報とが、上り通信のときと逆になる。
ここで、ユーザ特定情報とは、例えば、携帯通信端末100に挿入された図示されていないSIM(Subscriber Identity Module)カードに記憶される固有のID番号と関連付けられた、ユーザID情報等である。また、サーバ特定情報とは、例えば、SPS200のIP(Internet Protocol)アドレス、ドメイン等である。
なお、携帯通信端末100が第2通信網20に関連付けられているときのみ、携帯通信端末100とSPS200との間のパケット通信において、携帯通信端末100又はSPS200から送信されるパケットが第2通信網20に入力される。携帯通信端末100が第2通信網20に関連付けられているとは、例えば、携帯通信端末100に挿入された図示されていないSIMカードに記憶されるユーザ特定情報が第2通信網20に関連付けられていることをいう。
図2Aを用いて、中継サーバ30の構成例を説明する。図2Aに示される、中継サーバ30は、少なくとも、特定情報格納部32と、ユーザ通信量格納部33と、特定情報取得部35と、処理部36とを備える。また、中継サーバ30は、例えば、特別サーバ通信量格納部34、パケット送信部37等をさらに備えてもよい。
特定情報格納部32は、少なくとも1つの特別なユーザのユーザ特定情報と、この特別なユーザ毎に、この特別なユーザに関連付けられた少なくとも1つの特別なSPS200のサーバ特定情報とを対応付けて格納する。特別なユーザとは、例えば、少なくとも1つのSPS200に関連付けられたSIMカード(以下、特別なSIMカードとも呼ぶ)が挿入された携帯通信端末100のユーザである。特別なユーザに関連付けられた特別なSPS200とは、例えば、この特別なSIMカードが関連付けられているSPS200である。特定情報格納部32によって格納される、特別なユーザのユーザ特定情報と、特別なSPS200のサーバ特定情報との対応付けの例は、図2Bに示される。
なお、特別なユーザ以外のユーザを、例えば、一般のユーザともいう。また、特別なSPS200以外のSPS200を、例えば、一般のSPS200ともいう。
ユーザ通信量格納部33は、複数のユーザ毎のユーザ使用通信量を格納する。ユーザ使用通信量とは、携帯通信端末100のユーザの所定期間における累積パケット通信量である。ユーザ通信量格納部33は、例えば、ユーザID等のユーザ特定情報と、ユーザ毎のユーザ使用通信量とを対応付けて格納する。所定期間とは、例えば1か月間である。ユーザ通信量格納部33によって格納される、ユーザ特定情報とユーザ毎のユーザ使用通信量との対応付けの例は、図2Cに示される。なお、ユーザ通信量格納部33によって格納されるユーザ使用通信量おいては、特別なユーザと他のユーザとでは区別されない。すなわち、ユーザ通信量格納部33は、第2通信網20に関連付けられている全ユーザ毎にユーザ使用通信量を格納する。
また、図2Cに示される、ユーザ特定情報とユーザ毎のユーザ使用通信量との対応付けの例では、1つの所定期間におけるユーザ使用通信量が示されているが、所定期間は1つに限られず、2つ以上であってもよい。例えば、所定期間が2つであるときは、一方の所定期間は1か月間であり、他方の所定期間は3日間であってもよい。
特別サーバ通信量格納部34は、少なくとも1つの特別なSPS200毎の特別サーバ使用通信量を格納する。特別サーバ使用通信量とは、特別なSPS200と、この特別なSPS200に関連付けられている特別なユーザ全体との間の、所定期間における累積パケット通信量である。特別サーバ通信量格納部34は、例えば、特別なSPS200のIPアドレス等のサーバ特定情報と、特別なSPS200毎の特別サーバ使用通信量とを、対応付けて格納する。特別サーバ使用通信量の所定期間は、ユーザ使用通信量の所定期間と同じ期間であってもよく、異なる期間であってもよい。特別サーバ通信量格納部34によって格納される、特別なSPS200のサーバ特定情報と特別なSPS200毎の特別サーバ使用通信量との対応付けの例は、図2Dに示される。
ここで、図2Aに示される例において、特定情報格納部32、ユーザ通信量格納部33及び特別サーバ通信量格納部34は、中継サーバ30内の記憶装置31の一部分として示されている。すなわち、図2Aに示される例において、特定情報格納部32、ユーザ通信量格納部33及び特別サーバ通信量格納部34が格納するデータは、中継サーバ30内の記憶装置31に格納される。しかしながら、特定情報格納部32、ユーザ通信量格納部33及び特別サーバ通信量格納部34の少なくとも1つは、例えば、図示されていない中継サーバ30外の記憶装置にデータの格納処理をするように構成されている要素であってもよい。すなわち、中継サーバ30は、必ずしも中継サーバ30内に記憶装置31を備える必要がない。
図2Aに示されるように、携帯通信端末100とSPS200との間のパケット通信に係るパケットは、中継サーバ30において、まず、特定情報取得部35に入力される。特定情報取得部35は、パケットを入力したときに、入力したパケットに含まれる、パケットの送信元の特定情報及びパケットの送信先の特定情報を取得する。すなわち、特定情報取得部35が取得するパケットの送信元の特定情報及びパケットの送信先の特定情報には、ユーザ特定情報及びサーバ特定情報の双方が必ず含まれる。特定情報取得部35は、取得したユーザ特定情報及びサーバ特定情報を、処理部36に出力する。それと同時に、特定情報取得部35は、入力したパケットをパケット送信部37に出力する。なお、特定情報取得部35及び/又は処理部36は、特定情報取得部35が取得するパケットの送信元の特定情報及びパケットの送信先の特定情報によって、パケット通信の方向を把握することができる。
処理部36は、特定情報取得部35から入力したユーザ特定情報及びサーバ特定情報に応じて、ユーザ使用通信量又は特別サーバ使用通信量のいずれか一方を選択して、携帯通信端末100とSPS200との間のパケット通信に係る通信量を加算する。具体的に、処理部36は、特定情報取得部35から入力したユーザ特定情報及びサーバ特定情報に応じて、携帯通信端末100とSPS200との間のパケット通信が、特別なパケット通信又は通常のパケット通信のいずれであるかを判定する。処理部36が、このパケット通信を特別なパケット通信であると判定したときは、特定情報取得部35から入力したサーバ特定情報で特定される特別なSPS200の特別サーバ使用通信量に、このパケット通信に係る通信量を加算する。その一方で、処理部36が、このパケット通信を通常のパケット通信であると判定したときは、特定情報取得部35から入力したユーザ特定情報で特定されるユーザのユーザ使用通信量に、このパケット通信に係る通信量を加算する。
ここで、特別なパケット通信とは、特別なユーザの携帯通信端末100と、この特別なユーザに関連付けられている特別なSPS200との間のパケット通信をいう。すなわち、特定情報取得部35から入力したユーザ特定情報で特定されるユーザが、特定情報格納部32によって特別なユーザとして格納されており、且つ、特定情報取得部35から入力したサーバ特定情報で特定されるSPS200が、特定情報格納部32によってこの特別なユーザに関連付けられている特別なSPS200として格納されているときのパケット通信である。
また、通常のパケット通信とは、特別なパケット通信以外のパケット通信をいう。すなわち、特定情報取得部35から入力したユーザ特定情報で特定されるユーザが、特定情報取得部35によって特別なユーザとして格納されていないときのパケット通信、又は、特別なユーザとして格納されており、且つ、特定情報取得部35から入力したサーバ特定情報で特定されるSPS200が、特定情報格納部32によってこの特別なユーザに関連付けられている特別なSPS200として格納されていないときのパケット通信である。
処理部36は、通常のパケット通信が行われたと判定したときに、特定情報取得部35から入力するユーザ特定情報によって特定されるユーザのユーザ使用通信量が、第1の閾値を超えているか否かを判定する。処理部36は、このユーザのユーザ使用通信量が第1の閾値を超えていると判定したときは、このパケット通信の通信速度を、通常の通信速度より低速に決定する。また、処理部36は、このユーザのユーザ使用通信量が第1の閾値を超えていないと判定したときは、このパケット通信の通信速度を、通常の通信速度に決定する。
その一方で、処理部36は、特別なパケット通信が行われたと判定したときは、特定情報取得部35から入力するユーザ特定情報によって特定されるユーザのユーザ使用通信量が、第1の閾値を超えているか否かを判定することなく、このパケット通信の通信速度を、通常の通信速度に決定する。
ここで、第1の閾値は、例えば、大量のパケット通信を行ういわゆるヘビーユーザが、ヘビーユーザよりパケット通信量の少ないユーザのトラフィックを圧迫する等の影響を考慮して設定される。また、第1の閾値は、例えば、携帯通信端末100のユーザがMNO事業者又はMVNO事業者等との間の契約で設定される、通常の通信速度でパケット通信が利用できる所定期間におけるユーザ使用通信量の上限値であってもよい。一例として、所定期間が1か月であるときには第1の閾値が例えば7GBに設定される。
パケット送信部37は、例えば、処理部36が決定した通信速度を入力し、特定情報取得部35を介して入力するパケットを、入力した通信速度で、処理部36又は特定情報取得部35から入力するパケットの送信先に向けて送信する。
ここで、特別なパケット通信及び通常のパケット通信についての理解を容易にするために、図1を用いて、具体例を説明する。図1に示されている携帯通信端末100のうち、携帯通信端末100−1のユーザ及び携帯通信端末100−2のユーザを、特別なユーザであると仮定する。そして、携帯通信端末100−3のユーザを、一般のユーザであると仮定する。また、図1に示されているSPS200のうち、SPS200−1を、携帯通信端末100−1のユーザに関連付けられた特別なSPS200−1であると仮定する。さらに、また、図1に示されているSPS200のうち、SPS200−2を、携帯通信端末100−2のユーザに関連付けられた特別なSPS200−2であると仮定する。そして、SPS200−3を、一般のSPS200−3であると仮定する。
この具体例において、携帯通信端末100−1のユーザ(特別なユーザ)と特別なSPS200−1との間のパケット通信は特別なパケット通信である。また、携帯通信端末100−2のユーザ(特別なユーザ)と特別なSPS200−2との間のパケット通信は特別なパケット通信である。それ以外のパケット通信、例えば、携帯通信端末100−1のユーザ(特別なユーザ)と特別なSPS200−2との間のパケット通信、携帯通信端末100−3のユーザ(一般のユーザ)と特別なSPS200−1とのパケット通信等は、通常のパケット通信である。
したがって、例えば、携帯通信端末100−1のユーザ(特別なユーザ)と特別なSPS200−1との間のパケット通信に係る通信量は、携帯通信端末100−1のユーザのユーザ使用通信量には加算されず、特別なSPS200−1の特別サーバ使用通信量に加算される。このとき、例えば、携帯通信端末100−1のユーザのユーザ使用通信量がすでに第1の閾値を超えていたとしても、このパケット通信の通信速度は通常の通信速度である。
以上のように、特別なユーザが、自身の携帯通信端末100と、自身に関連付けられた特別なSPS200との間でパケット通信を行ったときは、このパケット通信に係る通信量が自身のユーザ使用通信量に加算されない。したがって、特別なユーザは、自身のユーザ使用通信量が増加することを懸念することなく、自身に関連付けられた特別なSPS200によって提供されるサービスを利用することができる。すなわち、特別なユーザは、例えば、自身がいわゆるヘビーユーザとして判定されることを懸念することなく、自身に関連付けられた特別なSPS200によって提供されるサービスを利用することができる。
また、特別なユーザが、自身の携帯通信端末100と、自身に関連付けられた特別なSPS200との間でパケット通信を行ったときは、自身のユーザ使用通信量がすでに第1の閾値を超えていたとしても、通常の通信速度でパケット通信を行うことができる。したがって、特別なユーザが、自身に関連付けられた特別なSPS200によって提供されるサービスの利用において、利便性が向上する。
ここで、例えば、中継サーバ30が特別サーバ通信量格納部34を備えないときは、特別なパケット通信に係る通信量が加算されない。しかしながら、中継サーバ30が特別サーバ通信量格納部34を備えることによって、特別なパケット通信に係る通信量は、この特別なパケット通信に係るパケットの送信元又は送信先の特別なSPS200の特別サーバ使用通信量に加算される。その結果、特別なSPS200毎に、この特別なSPS200がパケットの送信元又は送信先である特別なパケット通信に係る通信量が正確に格納される。
図3に示されるフローチャートを用いて、中継サーバ30の動作の例を説明する。図3に示されるフローチャートは、例えば、携帯通信端末100とSPS200との間のパケット通信に係るパケットが中継サーバ30(の特定情報取得部35)に入力されたときに開始される。
ステップS101では、特定情報取得部35は、入力した携帯通信端末100とSPS200との間のパケット通信に係るパケットに含まれる、パケットの送信元の特定情報及び送信先の特定情報を取得する。すなわち、特定情報取得部35は、ユーザ特定情報及びサーバ特定情報の双方を取得する。特定情報取得部35は、取得したユーザ特定情報及びサーバ特定情報を処理部36に出力する。
ステップS102では、処理部36は、特定情報取得部35から入力したユーザ特定情報で特定されるユーザが、特別なユーザであるか否かを判定する。処理部36が、特定情報取得部35から入力したユーザ特定情報で特定されるユーザが、特別なユーザであると判定したときは、フローはステップS103に進む。その一方で、処理部36が、特定情報取得部35から入力したユーザ特定情報で特定されるユーザが、特別なユーザでないと判定したときは、フローはステップS106に進む。
ステップS103では、処理部36は、特定情報取得部35から入力したサーバ特定情報で特定されるSPS200が、ステップS102で特別なユーザと判定されたユーザに関連付けられている特別なSPS200であるか否かを判定する。処理部36が、特定情報取得部35から入力したサーバ特定情報で特定されるSPS200が、ステップS102で特別なユーザと判定されたユーザに関連付けられている特別なSPS200であると判定したときは、フローはステップS104に進む。その一方で、処理部36が、特定情報取得部35から入力したサーバ特定情報で特定されるSPS200が、ステップS102で特別なユーザと判定されたユーザに関連付けられている特別なSPS200でないと判定したときは、フローはステップS106に進む。
フローがステップS104に進むときは、携帯通信端末100とSPS200との間のパケット通信が、上述した特別なパケット通信のときである。その一方で、フローがステップS106に進むときは、携帯通信端末100とSPS200との間のパケット通信が、上述した通常のパケット通信のときである。
ステップS104では、処理部36は、このパケット通信の通信速度を、通常の通信速度に決定し、パケット送信部37に出力する。パケット送信部37は、このパケット通信に係るパケットを、処理部36から入力した通信速度である通常の通信速度で、このパケット通信の送信先へ送信する。
ステップS105では、処理部36は、特別サーバ通信量格納部34によって格納された、特定情報取得部35から入力したサーバ特定情報で特定される特別なSPS200の特別サーバ使用通信量に、このパケット通信に係る通信量を加算する。
ステップS106では、処理部36は、ユーザ通信量格納部33によって格納された、特定情報取得部35から入力したユーザ特定情報で特定されるユーザのユーザ使用通信量が、第1の閾値を超えているか否かを判定する。処理部36が、このユーザのユーザ使用通信量が第1の閾値を超えていると判定したときは、フローはステップS107に進む。その一方で、処理部36が、このユーザのユーザ使用通信量が第1の閾値を超えていないと判定したときは、フローはステップS108に進む。
ステップS107では、処理部36は、このパケット通信の通信速度を、通常の通信速度より低速に決定し、パケット送信部37に出力する。パケット送信部37は、このパケット通信に係るパケットを、処理部36から入力した通信速度である低速の通信速度で、このパケット通信の送信先へ送信する。
ステップS108では、処理部36は、このパケット通信の通信速度を、通常の通信速度に決定し、パケット送信部37に出力する。パケット送信部37は、このパケット通信に係るパケットを、処理部36から入力した通信速度である通常の通信速度で、このパケット通信の送信先へ送信する。
ステップS109では、処理部36は、ユーザ通信量格納部33に格納された、特定情報取得部35から入力したユーザ特定情報で特定されるユーザのユーザ使用通信量に、このパケット通信に係る通信量を加算する。ステップS105、ステップS107、ステップS109のいずれか1つのステップの処理が実行されると、図3に示されるフローチャートは終了する。
ここで、図3に示されるフローチャートにおいて、ステップS107の処理が実行されたときには、ステップS109のような、ユーザ使用通信量に、パケット通信に係る通信量を加算する処理は実行されない。これは、このパケット通信に係るユーザのユーザ使用通信量が、すでに第1の閾値を超えているためである。しかしながら、図3に示されるフローチャートは、例えば、ステップS107の処理が実行された後に、ステップS109の処理が実行されるように変更されてもよい。
図3のフローチャートに示されるように、中継サーバ30では、特別なパケット通信の通信速度に特別サーバ使用通信量は関係しないにもかかわらず、特別なパケット通信が行われたときに、特別サーバ使用通信量が加算される。そのため、例えば、第2通信網20を保有する例えばMVNO事業者等が、特別なSPS200を保有するサービス提供者に対して、この特別なSPS200の特別サーバ使用通信量に係るパケット通信を通常の通信速度で実現するための設備等の導入、保守管理等に関する負担を依頼することが考えられる。
例えば、サービス提供者が特別なSPS200を用いて提供するサービスが利用されるに連れて、及び/又は、この特別なSPS200に関連付けられた特別なユーザの数が多くなるに連れて、この特別なSPS200の特別サーバ使用通信量が増加する。すなわち、特別なSPS200の特別サーバ使用通信量が増加するに応じて、この特別なSPS200を用いてサービスを提供するサービス提供者が得る利益も増加することが考えられる。このように、サービス提供者としても、上述したような設備等の導入、保守管理等に関する負担を受け入れる理由がある。
ここまでに説明した中継サーバ30では、特別なパケット通信の通信速度に特別サーバ使用通信量は関係しないものであった。しかしながら、変形例として、特別サーバ使用通信量が第2の閾値を超えるときは、例えば、この特別なSPS200に関する特別なパケット通信の通信速度を通常の通信速度より低速にしてもよい。
第2の閾値は、例えば、特別なパケット通信に係る累積パケット通信量が、通常のパケット通信に与える影響を考慮して設定される。例えば、特別なSPS200毎に個別の第2の閾値が設定されてもよく、全ての特別なSPS200に同一の第2の閾値が設定されてもよい。第2の閾値は、1個の特別なSPS200とこの特別なSPS200に関連付けられている全ての特別なユーザとの間の累積パケット通信量の閾値であるため、第1の閾値よりも高く設定されていることが好ましい。
図4に示されるフローチャートを用いて、変形例の動作の例を説明する。図4に示されるフローチャートは、図3に示されるフローチャートにおいて、ステップS103の判定で「YES」と判定されたときに実行される処理が異なる。それ以外の処理については、図3に示されるフローチャートと同様である。したがって、図4に示されるフローチャートについては、図3に示されるフローチャートと異なる部分のみ説明し、同様の部分については対応関係を示して説明を省略する。
ステップS201は、図3に示されるフローチャートのステップS101に対応する。ステップS202は、図3に示されるフローチャートのステップS102に対応する。ステップS203は、図3に示されるフローチャートのステップS103に対応する。
ステップS204では、処理部36は、特別サーバ通信量格納部34によって格納された、特定情報取得部35から入力したサーバ特定情報で特定される特別なSPS200の特別サーバ使用通信量が、第2の閾値を超えているか否かを判定する。処理部36が、この特別なSPS200の特別サーバ使用通信量が第2の閾値を超えていると判定したときは、フローはステップS205に進む。その一方で、処理部36が、この特別なSPS200の特別サーバ使用通信量が第2の閾値を超えていないと判定したときは、フローはステップS206に進む。
ステップS205では、処理部36は、このパケット通信の通信速度を、通常の通信速度より低速に決定し、パケット送信部37に出力する。パケット送信部37は、このパケット通信に係るパケットを、処理部36から入力した通信速度である低速の通信速度で、このパケット通信の送信先へ送信する。
ステップS206は、図3に示されるフローチャートのステップS104に対応する。ステップS205又はステップS206のいずれか一方の処理が実行されると、フローはステップS207に進む。ステップS207は、図3に示されるフローチャートのステップS105に対応する。
ステップS208は、図3に示されるフローチャートのステップS106に対応する。ステップS209は、図3に示されるフローチャートのステップS107に対応する。ステップS210は、図3に示されるフローチャートのステップS108に対応する。ステップS211は、図3に示されるフローチャートのステップS109に対応する。ステップS207、ステップS209、ステップS211のいずれか1つのステップの処理が実行されると、図4に示されるフローチャートは終了する。
図4に示される変形例のフローチャートにおいては、特別なパケット通信と判定されたときに、この特別なパケット通信に係る特別なSPS200の特別サーバ使用通信量が、第2の閾値を超えているか否かが判定される。この特別サーバ使用通信量が第2の閾値を超えていると判定されるときは、通常の通信速度よりも低速でパケットが送信先に送信される。その一方で、この特別サーバ使用通信量が第2の閾値を超えていないと判定されるときは、通常の通信速度でパケットが送信先に送信される。
その結果、特別なパケット通信に係る累積パケット通信量が大きいことに起因して、通常のパケット通信のトラフィックが圧迫される等の影響を低減させることが可能である。また、第2の閾値が第1の閾値よりも高く設定されていることによって、特別なユーザは、通常のパケット通信を行うときほど、特別なパケット通信に係る通信量の増加を懸念する必要がない。
図4に示される変形例のフローチャートでは、特別サーバ使用通信量が第2の閾値を超えているか否かにかかわらず、特別なパケット通信に係る通信量が特別サーバ使用通信量に加算される(ステップS207)。その結果、例えば、ある特別なSPS200における第2の閾値を変更する必要があるとき等は、特別サーバ使用通信量を考慮して変更後の第2の閾値を設定することができる。
本発明は、上述の例示的な実施形態に限定されず、また、当業者は、上述の例示的な実施形態を特許請求の範囲に含まれる範囲まで、容易に変更することができるであろう。
10・・・第1通信網、20・・・第2通信網、30・・・中継サーバ、31・・・記憶装置、32・・・特定情報格納部、33・・・ユーザ通信量格納部、34・・・特別サーバ通信量格納部、35・・・特定情報取得部、36・・・処理部、37・・・パケット送信部、50・・・インターネット、100・・・携帯通信端末、200・・・サービス提供サーバ(SPS)。

Claims (8)

  1. 複数の携帯通信端末とインターネット上に配置された複数のサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバであって、
    前記複数の携帯通信端末における複数のユーザのうち、少なくとも1つの特別なユーザのユーザ特定情報と、前記特別なユーザ毎に、前記特別なユーザに関連付けられた前記複数のサービス提供サーバのうちの少なくとも1つの特別なサービス提供サーバのサーバ特定情報とを対応付けて格納する特定情報格納部と、
    前記複数のユーザの所定期間における累積パケット通信量であるユーザ使用通信量を、前記複数のユーザ毎に格納するユーザ通信量格納部と、
    前記複数の携帯通信端末の1つと前記サービス提供サーバの1つとの間で前記パケット通信が行われたときに、このパケット通信に係るパケットから、この携帯通信端末のユーザのユーザ特定情報及び、このサービス提供サーバのサーバ特定情報を取得する特定情報取得部と、
    前記特定情報取得部が取得した結果に応じて、前記ユーザ使用通信量に、当該パケット通信に係る通信量を加算する処理部と、
    を備え、
    前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザでないとき、又は、
    前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、前記特定情報取得部によって取得された前記サーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバでないときに、
    前記処理部は、このパケット通信に係る前記通信量を、前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザの前記ユーザ使用通信量に加算する一方で、
    前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
    前記特定情報取得部によって取得されたサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
    前記処理部は、このパケット通信に係る前記通信量を、前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザの前記ユーザ使用通信量に加算しない中継サーバ。
  2. 前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザでないとき、又は、
    前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、前記特定情報取得部によって取得された前記サーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバでないときに、
    前記処理部は、前記ユーザ特定情報により特定されたユーザの前記ユーザ使用通信量が、第1の閾値を超えているか否かを判定し、
    このユーザ使用通信量が前記第1の閾値を超えていると判定したときは、通常の通信速度よりも低速で前記パケットを宛先に向けて送信する一方で、
    前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
    前記特定情報取得部によって取得されたサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
    前記処理部は、前記ユーザ特定情報により特定されたユーザの前記ユーザ使用通信量が、前記第1の閾値を超えているか否かを判定することなく、前記通常の通信速度で前記パケットを前記宛先に向けて送信する、請求項1に記載の中継サーバ。
  3. 前記特別なサービス提供サーバとこの特別なサービス提供サーバに関連付けられた前記特別なユーザ全体との間の、所定期間における累積パケット通信量である特別サーバ使用通信量を、前記特別なサービス提供サーバ毎に格納する特別サーバ通信量格納部をさらに備え、
    前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
    前記特定情報取得部によって取得されたサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
    前記処理部は、このパケット通信に係る通信量を、前記特定情報取得部によって取得されたサーバ特定情報で特定される特別なサービス提供サーバの前記特別サーバ使用通信量に加算する、請求項1又は2に記載の中継サーバ。
  4. 前記特定情報取得部によって取得された前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
    前記特定情報取得部によって取得されたサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
    前記処理部は、前記特定情報取得部によって取得されたサーバ特定情報で特定された特別なサービス提供サーバの前記特別サーバ使用通信量が、第2の閾値を超えているか否かを判定し、
    前記特別サーバ使用通信量が前記第2の閾値を超えていると判定したときは、前記通常の通信速度よりも低速で前記パケットを宛先に向けて送信すると共に、
    前記特別サーバ使用通信量が前記第2の閾値を超えていないと判定したときは、前記通常の通信速度で前記パケットを宛先に向けて送信する、請求項3に記載の中継サーバ。
  5. 複数の携帯通信端末とインターネット上に配置された複数のサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバにおいて、前記パケット通信を中継する方法であって、
    前記複数の携帯通信端末における複数のユーザのうち、少なくとも1つの特別なユーザのユーザ特定情報と、前記特別なユーザ毎に、前記特別なユーザに関連付けられた前記複数のサービス提供サーバのうちの少なくとも1つの特別なサービス提供サーバのサーバ特定情報とを対応付けて、前記中継サーバ内又は前記中継サーバ外の記憶装置に格納するステップと、
    前記複数のユーザの所定期間における累積パケット通信量であるユーザ使用通信量を、前記複数のユーザ毎に、前記記憶装置に格納するステップと、
    前記複数の携帯通信端末の1つと前記サービス提供サーバの1つとの間で前記パケット通信が行われたときに、このパケット通信に係るパケットから、この携帯通信端末のユーザのユーザ特定情報及び、このサービス提供サーバのサーバ特定情報を取得するステップと、
    取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザでないとき、又は、
    取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、取得した前記サーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバでないときに、
    このパケット通信に係る前記通信量を、取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザの前記ユーザ使用通信量に加算する一方で、
    取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
    取得したサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
    このパケット通信に係る前記通信量を、取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザの前記ユーザ使用通信量に加算しないステップと、
    を備える方法。
  6. 取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザでないとき、又は、
    取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、取得した前記サーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバでないときに、
    前記ユーザ特定情報により特定されたユーザの前記ユーザ使用通信量が、第1の閾値を超えているか否かを判定するステップであって、
    このユーザ使用通信量が前記第1の閾値を超えていると判定したときは、通常の通信速度よりも低速で前記パケットを宛先に向けて送信するステップと、
    取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
    取得したサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
    前記ユーザ特定情報により特定されたユーザの前記ユーザ使用通信量が、前記第1の閾値を超えているか否かを判定することなく、前記通常の通信速度で前記パケットを前記宛先に向けて送信するステップと、
    をさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記特別なサービス提供サーバとこの特別なサービス提供サーバに関連付けられた前記特別なユーザ全体との間の、所定期間における累積パケット通信量である特別サーバ使用通信量を、前記特別なサービス提供サーバ毎に、前記記憶装置に格納するステップと、
    取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
    取得したサーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
    このパケット通信に係る通信量を、取得したサーバ特定情報で特定される特別なサービス提供サーバの前記特別サーバ使用通信量に加算するステップと、
    をさらに備える、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 取得した前記ユーザ特定情報で特定されるユーザが、前記特別なユーザであり、且つ、
    取得した前記サーバ特定情報で特定されるサービス提供サーバが、この特別なユーザが関連付けられている前記特別なサービス提供サーバであるときに、
    取得した前記サーバ特定情報で特定された特別なサービス提供サーバの前記特別サーバ使用通信量が、第2の閾値を超えているか否かを判定するステップをさらに備え、
    前記特別サーバ使用通信量が前記第2の閾値を超えていると判定したときは、前記通常の通信速度よりも低速で前記パケットを宛先に向けて送信を実行すると共に、
    前記特別サーバ使用通信量が前記第2の閾値を超えていないと判定したときは、前記通常の通信速度で前記パケットを宛先に向けて送信を実行する、請求項7に記載の方法。
JP2015115292A 2015-06-05 2015-06-05 携帯通信端末とサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバ及び方法 Active JP6163517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015115292A JP6163517B2 (ja) 2015-06-05 2015-06-05 携帯通信端末とサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバ及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015115292A JP6163517B2 (ja) 2015-06-05 2015-06-05 携帯通信端末とサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバ及び方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017089904A Division JP6650905B2 (ja) 2017-04-28 2017-04-28 携帯通信端末とサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバ及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017005396A true JP2017005396A (ja) 2017-01-05
JP6163517B2 JP6163517B2 (ja) 2017-07-12

Family

ID=57752897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015115292A Active JP6163517B2 (ja) 2015-06-05 2015-06-05 携帯通信端末とサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバ及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6163517B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003244140A (ja) * 2000-03-23 2003-08-29 Freebit Co Ltd データ交換システム、データ交換システムにおける接続料金算出方法、及びデータ交換サービスにおける課金システム
WO2006012263A1 (en) * 2004-06-25 2006-02-02 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for billing for usage-based group communication between wireless devices

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003244140A (ja) * 2000-03-23 2003-08-29 Freebit Co Ltd データ交換システム、データ交換システムにおける接続料金算出方法、及びデータ交換サービスにおける課金システム
WO2006012263A1 (en) * 2004-06-25 2006-02-02 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for billing for usage-based group communication between wireless devices

Also Published As

Publication number Publication date
JP6163517B2 (ja) 2017-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7095763B2 (ja) 通信システム、通信方法、及び移動管理装置
JP6260540B2 (ja) 無線通信システム、無線アクセスネットワークノード、及び通信デバイス
KR101903928B1 (ko) 통신 시스템, 기지국, 통신 방법, 및 프로그램을 저장한 비일시적 컴퓨터 판독가능 매체
JP6406259B2 (ja) 通信装置、制御装置、通信方法、制御方法およびプログラム
WO2012132010A1 (ja) ゲートウェイ装置、及びゲートウェイ選択方法
JP6128116B2 (ja) 通信端末、通信方法、通信システムおよびプログラム
US9560583B2 (en) Gateway selection based on geographical location
US11147113B2 (en) Gateway apparatus, communication method, and non-transitory computer readable medium storing program
JP2018137663A (ja) 通信装置、および、通信方法
JP6163517B2 (ja) 携帯通信端末とサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバ及び方法
JP6650905B2 (ja) 携帯通信端末とサービス提供サーバとの間のパケット通信を中継する中継サーバ及び方法
JP5953169B2 (ja) 通信方法および通信システム
JP6842319B2 (ja) 通信システム、および、通信方法
JP6901278B2 (ja) 通信システム、および、通信方法
CN107079526B (zh) 用于联合演进型分组核心服务总线的系统和方法
JP2018093396A (ja) 通信システム、中継サーバ、通信方法及びプログラム
JP6769656B2 (ja) 通信システム、通信方法、及びプログラム
JP6422919B2 (ja) ローミング制御装置、通信中継装置及び通信システム
JP2017073578A (ja) 管理装置、ネットワークシステムおよび通信制御方法
JP2018137661A (ja) 通信装置、および、通信方法
JP2020057829A (ja) 基地局装置、キャッシュ装置、および、通信システム
JP2015061155A (ja) 通信装置、通信システムおよび通信制御方法
KR20160049705A (ko) 로밍 트래픽 관리장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170220

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170220

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6163517

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250