JP2017005379A - 通信装置、通信システム、推定方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、推定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク内での通信の競合の影響を回避しつつ、データの周期的な通信を保障することができる通信装置、通信システム、推定方法及びプログラムを提供する。【解決手段】実施形態の通信装置は、アプリ部と、送信部と、通信部と、推定部と、を備える。アプリ部は、第1周期毎にアプリケーションデータを生成する。送信部は、第1周期毎に当該第1周期内のランダムなタイミングでアプリケーションデータをネットワークに送信する。通信部は、第2周期毎にネットワークを介して他の通信装置と通信する。推定部は、第2周期毎に通信装置及び他の通信装置間の通信の往路通信時間及び復路通信時間を算出し、算出した複数の往路通信時間及び複数の復路通信時間に基づいて、通信装置及び他の通信装置間の通信遅延時間を推定する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、通信装置、通信システム、推定方法及びプログラムに関する。
従来から、ネットワーク内で第1種類のデータの通信と当該第1種類以外のデータの通信とが競合してしまうことを回避するため、当該第1種類のデータの通信に先立ち当該第1種類以外のデータの通信を禁止させる技術が知られている。
特開平09−93275号公報
しかしながら、上述したような従来技術では、第1種類以外のデータの通信が禁止されるため、通信が禁止されるデータが周期的な通信が必要となるデータである場合、周期的な通信が保障されなくなってしまう。
本発明が解決しようとする課題は、ネットワーク内での通信の競合の影響を回避しつつ、データの周期的な通信を保障することができる通信装置、通信システム、推定方法及びプログラムを提供することである。
実施形態の通信装置は、アプリ部と、送信部と、通信部と、推定部と、を備える。アプリ部は、第1周期毎にアプリケーションデータを生成する。送信部は、前記第1周期毎に当該第1周期内のランダムなタイミングで前記アプリケーションデータをネットワークに送信する。通信部は、第2周期毎に前記ネットワークを介して他の通信装置と通信する。推定部は、前記第2周期毎に前記通信装置及び前記他の通信装置間の通信の往路通信時間及び復路通信時間を算出し、算出した前記複数の往路通信時間及び前記複数の復路通信時間に基づいて、前記通信装置及び前記他の通信装置間の通信遅延時間を推定する。
第1実施形態の通信システムの構成例を示す図。 第1実施形態のスレーブ装置の構成例を示す図。 第1実施形態のマスター装置の構成例を示す図。 第1実施形態のアプリデータ生成処理例を示すフローチャート。 第1実施形態のアプリデータ送信処理例を示すフローチャート。 第1実施形態の同期処理例を示すシーケンス図。 第2実施形態の通信システムの構成例を示す図。 第2実施形態の通信装置の構成例を示す図。 第3実施形態の通信システムの構成例を示す図。 第3実施形態の通信装置の構成例を示す図。 第3実施形態の転送装置の構成例を示す図。 第3実施形態の通信装置の処理例を示すフローチャート。 第3実施形態の転送装置の処理例を示すフローチャート。 各実施形態の各装置のハードウェア構成例を示す図。
以下、添付図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の通信システム101の構成の一例を示す図である。図1に示すように、通信システム101は、スレーブ装置110(通信装置及び第1通信装置の一例)と、マスター装置120(他の通信装置及び第2通信装置の一例)と、を備える。
スレーブ装置110とマスター装置120とは、ネットワーク102を介して接続されている。ネットワーク102は、例えば、スイッチ装置などの通信を中継する1以上のネットワーク装置により実現できる。
マスター装置120は、時刻同期用の基準時刻を計時するものであり、時刻同期元となるサーバ装置などのコンピュータである。スレーブ装置110は、ネットワーク102を介してマスター装置120との間で時刻同期用の同期データを通信(送受信)することで、マスター装置120により計時された基準時刻を取得し、取得した基準時刻を用いて、自身のローカル時刻を同期する。スレーブ装置120は、例えば、産業用機器などが挙げられるが、これに限定されるものではない。
なお、通信システム101は、スレーブ装置110及びマスター装置120以外のネットワーク102に接続される通信装置を含んでいてもよい。
図2は、第1実施形態のスレーブ装置110の構成の一例を示す図である。図2に示すように、スレーブ装置110は、クロック部111と、アプリ部112(第1アプリ部の一例)と、送信部113(第1送信部の一例)と、通信部114(第1通信部の一例)と、記憶部115と、推定部116と、同期部117と、を備える。
クロック部111、アプリ部112、送信部113、通信部114、記憶部115、推定部116、及び同期部117は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。記憶部115は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などの磁気的、光学的、又は電気的に記憶可能な記憶装置により実現できる。
クロック部111は、スレーブ装置110内の時刻であるローカル時刻を計時する。ここで、クロック部111は、自身が計時するローカル時刻を用いて、第1周期を計時する第1周期タイマー、第1周期内でランダム時間を計時するランダムタイマー、及び第2周期を計時する第2タイマーとしても機能する。
第1周期は、アプリ部112が生成するアプリケーションデータ(第1アプリケーションデータの一例、以下、「アプリデータ」と称する)の送信周期であり、第2周期は、スレーブ装置110がマスター装置120との間で行う時刻同期の同期周期である。第1周期と第2周期とは、異なる周期であっても同一周期であってもよい。
ランダム時間は、第1周期未満の時間であり、例えば、クロック部111が、乱数値などで決定する。このため、ランダム時間は、第1周期毎に異なる時間となることが期待される。ランダムタイマーは、第1周期タイマーにより第1周期が計時されると、ランダム時間の計時を開始し、第1周期内でランダム時間を計時する。
アプリ部112は、第1周期タイマーにより第1周期が計時される毎に、アプリデータを生成する。
第1実施形態では、アプリ部112が電気量を計測するアプリケーションである場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。この場合、アプリ部112は、第1周期毎に、電気量を計測し、計測した電気量に、クロック部111により計時されたローカル時刻(第1周期が計時された時点でのローカル時刻であり、アプリデータ生成時のローカル時刻)を示すタイムスタンプtα(第2タイムスタンプの一例)を付加(打刻)し、アプリデータとする。
送信部113は、第1周期毎に当該第1周期内のランダムなタイミングで、アプリ部112により生成されたアプリデータをネットワーク102に送信する。具体的には、送信部113は、ランダムタイマーによりランダム時間が計時されると、アプリ部112により生成されたアプリデータのアプリフレームをネットワーク102に送信する。
通信部114は、第2周期タイマーにより第2周期が計時される毎に、ネットワーク102を介してマスター装置120と通信する。具体的には、通信部114は、第2周期毎に、ネットワーク102を介してマスター装置120との間で時刻同期用の同期データの同期フレームを通信する。
例えば、通信部114は、第2周期毎に、クロック部111により計時されたローカル時刻(第2周期が計時された時点でのローカル時刻)を示すタイムスタンプt1を含む第1同期フレームを、ネットワーク102を介してマスター装置120に送信する。
その後、通信部114は、ネットワーク102を介してマスター装置120から第2同期フレームを受信し、第2同期フレームを受信した際にクロック部111により計時されたローカル時刻を示すタイムスタンプをタイムスタンプt4とする。
第2同期フレームは、マスター装置120により第1同期フレームが受信された基準時刻を示すタイムスタンプt2及びマスター装置120が第2同期フレームを送信した基準時刻を示すタイムスタンプt3(第1タイムスタンプの一例)を含む。なお、基準時刻は、マスター装置120により計時される時刻である。
推定部116は、第2周期毎にスレーブ装置110及びマスター装置120間の通信の往路通信時間及び復路通信時間を算出し、算出した複数の往路通信時間及び複数の復路通信時間に基づいて、スレーブ装置110及びマスター装置120間の通信遅延時間を推定する。
ここで、通信遅延時間とは、スレーブ装置110がマスター装置120により計時された基準時刻で自身のローカル時刻を同期する際に、マスター装置120がスレーブ装置110へ基準時刻を送信することに伴い、基準時刻が遅延する分の時間である。通信遅延時間は、例えば、マスター装置120が第2同期フレームを送信してからスレーブ装置110が受信するまでの復路通信時間が該当する。
但し、マスター装置120が第2同期フレームを送信する時刻は、マスター装置120の基準時刻で計時され、スレーブ装置110が第2同期フレームを受信する時刻は、スレーブ装置110のローカル時刻で計時され、この時点では、基準時刻とローカル時刻との誤差が分からないため、通信遅延時間を直接計測することはできない。
このため第1実施形態では、スレーブ装置110が第1同期フレームを送信してからマスター装置120が受信するまでの往路通信時間、及びマスター装置120が第2同期フレームを送信してからスレーブ装置110が受信するまでの合計である往復通信時間の1/2を通信遅延時間に推定する推定手法を採用する。
このように、往路通信時間と往復通信時間とを合算すれば、基準時刻とローカル時刻との誤差が相殺されるため、基準時刻とローカル時刻との誤差の影響を受けずに通信遅延時間を推定できる。
但し、通信遅延時間をこのように推定する場合、往路通信時間と復路通信時間とが一致しなければ、通信遅延時間を正しく推定することができない。
しかしながら、同期フレームを中継するネットワーク102(詳細には、1以上のネットワーク装置)では、同期フレームがアプリフレームなどの同期フレーム以外の通信フレームと競合すると、同期フレームをキューイングする時間に揺らぎが生じるため、同期フレームの往路通信時間と復路通信時間とが一致しない事態が生じ得る。
つまり、往路通信時間及び復路通信時間とも時間が短いほどキューイング時間に揺らぎが生じていないことになり、往路通信時間と復路通信時間との差も小さくなるため、通信遅延時間を正しく推定するためには、いずれも時間が短い往路通信時間及び復路通信時間を用いることが好ましい。
このため第1実施形態では、推定部116は、複数の往路通信時間及び複数の復路通信時間から最小の往路通信時間及び最小の復路通信時間を抽出し、抽出した最小の往路通信時間及び最小の復路通信時間の合計である往復通信時間の1/2を通信遅延時間に推定する。
以下、通信遅延時間の推定について詳細に説明する。
まず、推定部116は、通信部114からタイムスタンプt1〜タイムスタンプt4の組を取得する。また、記憶部115には、推定部116が過去に通信部114から取得したタイムスタンプt1〜タイムスタンプt4の組が複数記憶されており、推定部116は、記憶部115から複数のタイムスタンプt1〜タイムスタンプt4の組を取得する。
なお、記憶部115から取得される複数のタイムスタンプt1〜タイムスタンプt4の組は、過去M(Mは自然数)回分のタイムスタンプt1〜タイムスタンプt4の組であってもよいし、記憶部115に記憶されている全てのタイムスタンプt1〜タイムスタンプt4の組であってもよい。
ここで、通信部114及び記憶部115から取得されたタイムスタンプt1〜タイムスタンプt4の組の数をN(Nは2以上の整数)とすると、推定部116は、数式(1)を用いて、通信遅延時間を推定する。
通信遅延時間={min(t4‐t3)+min(t2‐t1)}/2 …(1)
i及びjは、変数であり、1〜Nの間の自然数を取り得る。min(t4‐t3)は、最小の復路通信時間を返す関数であり、min(t2‐t1)は、最小の往路通信時間を返す関数である。
なお、推定部116は、通信遅延時間を推定すると、通信部114から取得したタイムスタンプt1〜タイムスタンプt4の組を記憶部115に記憶する。
同期部117は、推定部116により推定された通信遅延時間と、最小の復路通信時間となる第2同期フレームに含まれるタイムスタンプt3と、に基づいて、時刻同期を行う。
具体的には、同期部117は、推定部116により推定された通信遅延時間、最小の往路通信時間となる第2同期フレームに含まれるタイムスタンプt3、及び当該第2同期フレーム受信時のタイムスタンプt4を用いて、マスター装置120により計時される基準時刻とクロック部111により計時されるローカル時刻とのオフセット(時刻差)を算出し、算出したオフセットを用いて、クロック部111に、計時するローカル時刻を補正させる。
例えば、同期部117は、数式(2)を用いて、オフセットを算出し、算出したオフセットをクロック部111に設定させることで、計時するローカル時刻を補正させる。これにより、クロック部111が計時するローカル時刻がオフセット分ずれ、マスター装置120により計時される基準時刻と同期される。
オフセット=t4argmin(t4i‐t3i)−{t3argmin(t4i‐t3i)+通信遅延時間} …(2)
argmin(t4‐t3)は、t4‐t3が最小となる場合の変数iを返す関数である。つまり、数式(2)では、推定部116により推定された通信遅延時間、並びに最小の復路通信時間となる場合のタイムスタンプt3及びタイムスタンプt4を用いて、マスター装置120により計時される基準時刻とクロック部111により計時されるローカル時刻とのオフセットを算出する。
図3は、第1実施形態のマスター装置120の構成の一例を示す図である。図3に示すように、マスター装置120は、クロック部121と、アプリ部122(第2アプリ部の一例)と、送信部123(第2送信部の一例)と、通信部124(第2通信部の一例)と、を備える。
クロック部121、アプリ部122、送信部123、及び通信部124は、例えば、CPUなどの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、ICなどのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
クロック部121は、マスター装置120内の時刻である基準時刻を計時する。ここで、クロック部121は、自身が計時する基準時刻を用いて、第3周期を計時する第3周期タイマー、及び第3周期内でランダム時間を計時するランダムタイマーとしても機能する。
第3周期は、アプリ部122が生成するアプリデータ(第2アプリケーションデータの一例)の送信周期である。第1実施形態では、第3周期は、第1周期と同一周期であるものとするが、異なる周期であってもよい。
ランダム時間は、第3周期未満の時間であり、例えば、クロック部121が、乱数値などで決定する。このため、ランダム時間は、第3周期毎に異なる時間となることが期待される。ランダムタイマーは、第3周期タイマーにより第3周期が計時されると、ランダム時間の計時を開始し、第3周期内でランダム時間を計時する。
アプリ部122は、第3周期タイマーにより第3周期が計時される毎に、アプリデータを生成する。
第1実施形態では、アプリ部122が電気量を計測するアプリケーションである場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。この場合、アプリ部122は、第3周期毎に、電気量を計測し、計測した電気量に、クロック部121により計時され基準時刻(第3周期が計時された時点での基準時刻であり、アプリデータ生成時の基準時刻)を示すタイムスタンプtβを付加(打刻)し、アプリデータとする。
送信部123は、第3周期毎に当該第3周期内のランダムなタイミングで、アプリ部122により生成されたアプリデータをネットワーク102に送信する。具体的には、送信部123は、ランダムタイマーによりランダム時間が計時されると、アプリ部122により生成されたアプリデータのアプリフレームをネットワーク102に送信する。
通信部124は、第2周期毎に、ネットワーク102を介してスレーブ装置110と通信する。具体的には、通信部124は、第2周期毎に、ネットワーク102を介してスレーブ装置110との間で時刻同期用の同期データの同期フレームを通信する。
例えば、通信部124は、第2周期毎に、スレーブ装置110から、ネットワーク102を介して、タイムスタンプt1を含む第1同期フレームを受信し、第1同期フレームを受信した際にクロック部121により計時された基準時刻を示すタイムスタンプをタイムスタンプt2とする。
そして通信部124は、第2同期フレームを送信する際にクロック部121により計時された基準時刻を示すタイムスタンプをタイムスタンプt3とし、タイムスタンプt2及びタイムスタンプt3を含む第2同期フレームを、ネットワーク102を介してスレーブ装置110に送信する。
図4は、第1実施形態のスレーブ装置110で行われるアプリデータ生成処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
アプリ部112は、第1周期タイマーにより第1周期が計時(計測)されるまで待機する(ステップS101でNo)。
そしてアプリ部112は、第1周期タイマーにより第1周期が計時されると(ステップS101でYes)、電気量を計測し、計測した電気量に、クロック部111により計時されたローカル時刻を示すタイムスタンプtαを付加(打刻)し、アプリデータを生成する(ステップS103)。そして、ステップS101へ戻る。
なお、マスター装置120で行われるアプリデータ生成処理も図4と同様の手順で行われる。この場合、アプリ部112をアプリ部122、第1周期を第3周期、クロック部111をクロック部121、ローカル時刻を基準時刻、タイムスタンプtαをタイムスタンプtβと読み替えればよい。
図5は、第1実施形態のスレーブ装置110で行われるアプリデータ送信処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
ランダムタイマーは、第1周期タイマーにより第1周期が計時(計測)されるまで待機し(ステップS201でNo)、第1周期タイマーにより第1周期が計時されると(ステップS201でYes)、ランダム時間の計時を開始する(ステップS203)。
そして送信部113は、ランダムタイマーによりランダム時間が計時されるまで待機し(ステップS205でNo)、ランダムタイマーによりランダム時間が計時されると(ステップS205でYes)、アプリ部112により生成されたアプリデータのアプリフレームをネットワーク102に送信する(ステップS207)。
なお、マスター装置120で行われるアプリデータ送信処理も図5と同様の手順で行われる。この場合、第1周期を第3周期、送信部113を送信部123、アプリ部112をアプリ部122と読み替えればよい。
図6は、第1実施形態の通信システム1で行われる同期処理の手順の流れの一例を示すシーケンス図である。
まず、スレーブ装置110の通信部114は、第2周期タイマーにより第2周期が計時されると、クロック部111により計時されたローカル時刻を示すタイムスタンプt1を含む第1同期フレームを、ネットワーク102を介してマスター装置120に送信する(ステップS301)。
続いて、マスター装置120の通信部124は、スレーブ装置110からネットワーク102を介して第1同期フレームを受信し、第1同期フレームを受信した際にクロック部121により計時された基準時刻を示すタイムスタンプt2を第2同期フレームに打刻する(ステップS303)。
続いて、通信部124は、第2同期フレームを送信する際にクロック部121により計時された基準時刻を示すタイムスタンプt3を第2同期フレームに打刻し(ステップS305)、タイムスタンプt2及びタイムスタンプt3を含む第2同期フレームを、ネットワーク102を介してスレーブ装置110に送信する(ステップS307)。
続いて、通信部114は、マスター装置120からネットワーク102を介して第2同期フレームを受信し、スレーブ装置110の推定部116は、通信部114から、最新の往復通信時間として、最新のタイムスタンプt1〜タイムスタンプt4の組を取得する(ステップS309)。
続いて、推定部116は、過去の往復通信時間として、記憶部115から過去のタイムスタンプt1〜タイムスタンプt4の組を1以上取得する(ステップS311)。
続いて、推定部116は、数式(1)を用いて、最小となる通信遅延時間を算出(推定)する(ステップS313)。
続いて、同期部117は、数式(2)を用いて、マスター装置120により計時される基準時刻とクロック部111により計時されるローカル時刻とのオフセットを算出し(ステップS315)、算出したオフセットを用いて、クロック部111に、計時するローカル時刻を補正させる(ステップS317)。
以上のように第1実施形態によれば、アプリフレームの送信タイミングが第1周期及び第3周期内でランダム化されるため、ネットワーク102上でのトラヒック(詳細には、同期フレームを除くアプリフレームなどのトラヒック)のバースト性及び定期性が軽減されるタイミングが得られることが期待できる。
そして、このようなタイミングでスレーブ装置110とマスター装置120とが同期フレームを通信して時刻同期を行えば、ネットワーク102上でアプリフレームと同期フレームとの定期的な競合が発生しにくく、同期フレーム通信時のキューイング時間に定期的な揺らぎが生じにくいため、複数回の同期フレームの通信で、時間が短い往路通信時間及び復路通信時間が得られることが期待できる。
更に第1実施形態によれば、最新の往路通信時間及び復路通信時間だけでなく過去の往路通信時間及び復路通信時間も用いて通信遅延時間を推定するため、通信遅延時間を正しく推定するために最適な、時間が短い往路通信時間及び復路通信時間が一度でも得られれば、以後、この時間が短い往路通信時間及び復路通信時間を用いて通信遅延時間が推定される。
従って第1実施形態によれば、時間が経過するほど通信遅延時間の推定精度が高くなることが期待でき、このような推定精度の高い通信遅延時間を用いて時刻同期を行うため、時刻同期精度の向上も期待できる。
つまり、第1実施形態によれば、ネットワーク102内での通信の競合の影響(バースト性及び定期性の影響)を回避して時刻同期を行うことができるため、時刻同期精度の向上が期待できるとともに、アプリデータの周期的な通信も保障することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、通信システムがスレーブ装置及びマスター装置以外の通信装置を含み、当該通信装置もアプリデータを周期内でランダムなタイミングで送信する例について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図7は、第2実施形態の通信システム201の構成の一例を示す図であり、通信装置230(第3通信装置の一例)がネットワーク102に接続されている点で第1実施形態と相違する。
図8は、第2実施形態の通信装置230の構成の一例を示す図である。図8に示すように、通信装置230は、クロック部231と、アプリ部232(第3アプリ部の一例)と、送信部233(第3送信部の一例)と、を備える。
クロック部231、アプリ部232、及び送信部233は、例えば、CPUなどの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、ICなどのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
クロック部231は、通信装置230内の時刻であるローカル時刻を計時する。ここで、クロック部231は、自身が計時するローカル時刻を用いて、第4周期を計時する第4周期タイマー、及び第4周期内でランダム時間を計時するランダムタイマーとしても機能する。
第4周期は、アプリ部232が生成するアプリデータ(第3アプリケーションデータの一例)の送信周期である。第2実施形態では、第4周期は、第1周期及び第3周期と同一周期であるものとするが、異なる周期であってもよい。
ランダム時間は、第4周期未満の時間であり、例えば、クロック部231が、乱数値などで決定する。このため、ランダム時間は、第4周期毎に異なる時間となることが期待される。ランダムタイマーは、第4周期タイマーにより第4周期が計時されると、ランダム時間の計時を開始し、第4周期内でランダム時間を計時する。
アプリ部232は、第4周期タイマーにより第4周期が計時される毎に、アプリデータを生成する。
第2実施形態では、アプリ部232が電気量を計測するアプリケーションである場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。この場合、アプリ部232は、第4周期毎に、電気量を計測し、計測した電気量に、クロック部231により計時されローカル時刻(第4周期が計時された時点でのローカル時刻であり、アプリデータ生成時のローカル時刻)を示すタイムスタンプtγを付加(打刻)し、アプリデータとする。
送信部233は、第4周期毎に当該第4周期内のランダムなタイミングで、アプリ部232により生成されたアプリデータをネットワーク102に送信する。具体的には、送信部233は、ランダムタイマーによりランダム時間が計時されると、アプリ部232により生成されたアプリデータのアプリフレームをネットワーク102に送信する。
なお、通信装置230で行われるアプリデータ生成処理も図4と同様の手順で行われる。この場合、アプリ部112をアプリ部232、第1周期を第4周期、クロック部111をクロック部231、タイムスタンプtαをタイムスタンプtγと読み替えればよい。
同様に、通信装置230で行われるアプリデータ送信処理も図5と同様の手順で行われる。この場合、第1周期を第4周期、送信部113を送信部233、アプリ部112をアプリ部232と読み替えればよい。
以上のように第2実施形態によれば、アプリフレームの送信タイミングが第1周期、第3周期、及び第4周期内でランダム化されるため、ネットワーク102上でのトラヒック(詳細には、同期フレームを除くアプリフレームなどのトラヒック)のバースト性及び定期性が軽減されるタイミングがより得られることが期待できる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、通信システムがスレーブ装置及びマスター装置以外の通信装置を含み、当該通信装置が転送装置を利用してアプリデータを周期内でランダムなタイミングで送信する例について説明する。以下では、第2実施形態との相違点の説明を主に行い、第2実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図9は、第3実施形態の通信システム301の構成の一例を示す図であり、転送装置340がネットワーク102に接続され、通信装置330が転送装置340に接続されている点で第2実施形態と相違する。転送装置340としては、例えば、通信装置330のネットワークカードやUSB(Universal Serial Bus)型のコンバータなど通信装置330に直接接続される装置が挙げられるが、これに限定されず、ネットワーク102を介して通信装置330に接続されるものであってもよい。
図10は、第3実施形態の通信装置330の構成の一例を示す図である。図10に示すように、通信装置330は、クロック部331及び送信部333が第2実施形態と相違する。
第3実施形態では、クロック部331は、ランダムタイマーとしては機能しない。
送信部333は、アプリ部232によりアプリデータが生成されると、当該アプリデータを転送装置340に送信する。
図11は、第3実施形態の転送装置340の構成の一例を示す図である。図11に示すように、転送装置340は、受信部341と、クロック部342と、送信部343(第4送信部の一例)と、を備える。
受信部341、クロック部342、及び送信部343は、例えば、CPUなどの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、ICなどのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
受信部341は、通信装置330からアプリデータを受信する。
クロック部342は、転送装置340内の時刻であるローカル時刻を計時する。ここで、クロック部342は、自身が計時するローカル時刻を用いて、第4周期を計時する第4周期タイマー、及び第4周期内でランダム時間を計時するランダムタイマーとしても機能する。
なお、第4周期タイマーは、通信装置330のクロック部331の第4周期タイマーと同期しているものとする。つまり、クロック部331の第4周期タイマーとクロック部342の第4周期タイマーとは、同一のタイミングで第4周期を計時する。
ランダム時間は、第4周期未満の時間であり、詳細には、受信部341によりアプリデータが受信されてから第4周期となるまでよりも短い時間であり、例えば、クロック部342が、乱数値などで決定する。このため、ランダム時間は、第4周期毎に異なる時間となることが期待される。ランダムタイマーは、受信部341によりアプリデータが受信されると、ランダム時間の計時を開始し、第4周期内でランダム時間を計時する。
送信部343は、第4周期毎に当該第4周期内かつ受信部341によるアプリデータ受信後のランダムなタイミングで、受信部341により受信されたアプリデータをネットワーク102に送信する。具体的には、送信部343は、ランダムタイマーによりランダム時間が計時されると、受信部341により受信されたアプリデータのアプリフレームをネットワーク102に送信する。
図12は、第3実施形態の通信装置330で行われる処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
アプリ部232は、第4周期タイマーにより第4周期が計時(計測)されるまで待機する(ステップS601でNo)。
そしてアプリ部232は、第4周期タイマーにより第4周期が計時されると(ステップS601でYes)、電気量を計測し、計測した電気量に、クロック部331により計時されたローカル時刻を示すタイムスタンプtγを付加(打刻)し、アプリデータを生成する(ステップS603)。
続いて、送信部333は、アプリ部232により生成されたアプリデータのアプリフレームを転送装置340に送信する(ステップS605)。
図13は、第3実施形態の転送装置340で行われる処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
受信部341は、通信装置330からアプリフレームを受信するまで待機し(ステップS701でNo)、アプリフレームを受信すると(ステップS701でYes)、ランダムタイマーがランダム時間の計時を開始する(ステップS703)。
そして送信部343は、ランダムタイマーによりランダム時間が計時されるまで待機し(ステップS705でNo)、ランダムタイマーによりランダム時間が計時されると(ステップS705でYes)、受信部341により受信されたアプリフレームをネットワーク102に送信する(ステップS707)。
以上のように第3実施形態によれば、アプリフレームの送信タイミングをランダム化できない通信装置であっても、転送装置によりアプリフレームの送信タイミングをランダム化できるため、ネットワーク102上でのトラヒック(詳細には、同期フレームを除くアプリフレームなどのトラヒック)のバースト性及び定期性が軽減されるタイミングがより得られることが期待できる。
(ハードウェア構成)
図14は、各実施形態のスレーブ装置、マスター装置、通信装置、及び転送装置(以下、各実施形態の各装置と称する)のハードウェア構成の一例を示す図である。図14に示すように、各実施形態の各装置は、CPUなどの制御装置901と、ROMやRAMなどの主記憶装置902と、HDDやSSDなどの補助記憶装置903と、ディスプレイなどの表示装置904と、キーボードやマウスなどの入力装置905と、通信インタフェースなどの通信装置906と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
各実施形態の各装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、各実施形態の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、各実施形態の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、各実施形態の各装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
各実施形態の各装置で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがROMやHDDなどからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。なお、上記各部の少なくとも一部をICなどのハードウェアで実現する場合、各実施形態の各装置は、当該ICなどを更に備えればよい。
本発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
例えば、各実施形態のフローチャートにおける各ステップを、その性質に反しない限り、実行順序を変更し、複数同時に実施し、あるいは実施毎に異なった順序で実施してもよい。
以上のように、各実施形態によれば、ネットワーク内での通信の競合の影響を回避しつつ、データの周期的な通信を保障することができる。
101、201、301 通信システム
102 ネットワーク
110 スレーブ装置
111 クロック部
112 アプリ部
113 送信部
114 通信部
115 記憶部
116 推定部
117 同期部
120 マスター装置
121 クロック部
122 アプリ部
123 送信部
124 通信部
230、330 通信装置
231、331 クロック部
232 アプリ部
233、333 送信部
340 転送装置
341 受信部
342 クロック部
343 送信部

Claims (11)

  1. 通信装置であって、
    第1周期毎にアプリケーションデータを生成するアプリ部と、
    前記第1周期毎に当該第1周期内のランダムなタイミングで前記アプリケーションデータをネットワークに送信する送信部と、
    第2周期毎に前記ネットワークを介して他の通信装置と通信する通信部と、
    前記第2周期毎に前記通信装置及び前記他の通信装置間の通信の往路通信時間及び復路通信時間を算出し、算出した前記複数の往路通信時間及び前記複数の復路通信時間に基づいて、前記通信装置及び前記他の通信装置間の通信遅延時間を推定する推定部と、
    を備える通信装置。
  2. 前記推定部は、前記複数の往路通信時間及び前記複数の復路通信時間から最小の往路通信時間及び最小の復路通信時間を抽出し、抽出した前記最小の往路通信時間及び前記最小の復路通信時間の合計である往復通信時間の1/2を前記通信遅延時間に推定する請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記他の通信装置は、時刻の同期元となるマスター装置であり、
    前記通信部は、前記他の通信装置と時刻同期用の同期データを通信し、
    前記他の通信装置から送信される前記同期データは、前記他の通信装置により計時された基準時刻を示す第1タイムスタンプを含み、
    前記通信遅延時間と、前記最小の復路通信時間となる同期データに含まれる第1タイムスタンプと、に基づいて、時刻同期を行う同期部を更に備える請求項1に記載の通信装置。
  4. ローカル時刻を計時するクロック部を更に備え、
    前記同期部は、前記通信遅延時間、前記最小の復路通信時間となる同期データに含まれる第1タイムスタンプ、及び当該同期データ受信時のローカル時刻を用いて、前記基準時刻と前記ローカル時刻とのオフセットを算出し、算出した前記オフセットを用いて、前記クロック部に、計時するローカル時刻を補正させる請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記アプリ部は、電気量を計測し、
    前記アプリケーションデータは、前記アプリケーションデータ生成時のローカル時刻を示す第2タイムスタンプ及び計測された前記電気量を含む請求項1に記載の通信装置。
  6. 第1通信装置と第2通信装置とを備える通信システムであって、
    前記第1通信装置は、
    第1周期毎に第1アプリケーションデータを生成する第1アプリ部と、
    前記第1周期毎に当該第1周期内のランダムなタイミングで前記第1アプリケーションデータをネットワークに送信する第1送信部と、
    第2周期毎に前記ネットワークを介して前記第2通信装置と通信する第1通信部と、
    前記第2周期毎に前記第1通信装置及び前記第2通信装置間の通信の往路通信時間及び復路通信時間を算出し、算出した前記複数の往路通信時間及び前記複数の復路通信時間に基づいて、前記第1通信装置及び前記第2通信装置間の通信遅延時間を推定する推定部と、
    を備え、
    前記第2通信装置は、
    前記第2周期毎に前記ネットワークを介して前記第1通信装置と通信する第2通信部
    を備える通信システム。
  7. 前記第2通信装置は、
    第3周期毎に第2アプリケーションデータを生成する第2アプリ部と、
    前記第3周期毎に当該第3周期内のランダムなタイミングで前記第2アプリケーションデータを前記ネットワークに送信する第2送信部と、
    を更に備える請求項6に記載の通信システム。
  8. 第3通信装置を更に備え、
    前記第3通信装置は、
    第4周期毎に第3アプリケーションデータを生成する第3アプリ部と、
    前記第4周期毎に当該第4周期内のランダムなタイミングで前記第3アプリケーションデータを前記ネットワークに送信する第3送信部と、
    を備える請求項6に記載の通信システム。
  9. 第3通信装置と転送装置とを更に備え、
    前記第3通信装置は、
    第4周期毎に第3アプリケーションデータを生成する第3アプリ部と、
    前記第3アプリケーションデータを前記転送装置に送信する第3送信部と、
    を備え、
    前記転送装置は、
    前記第3通信装置から前記第3アプリケーションデータを受信する受信部と、
    前記第4周期毎に当該第4周期内かつ前記第3アプリケーションデータ受信後のランダムなタイミングで前記第3アプリケーションデータを前記ネットワークに送信する第4送信部と、
    を備える請求項6に記載の通信システム。
  10. 通信装置で実行される推定方法であって、
    第1周期毎にアプリケーションデータを生成する生成ステップと、
    前記第1周期毎に当該第1周期内のランダムなタイミングで前記アプリケーションデータをネットワークに送信する送信ステップと、
    第2周期毎に前記ネットワークを介して他の通信装置と通信する通信ステップと、
    前記第2周期毎に前記通信装置及び前記他の通信装置間の通信の往路通信時間及び復路通信時間を算出し、算出した前記複数の往路通信時間及び前記複数の復路通信時間に基づいて、前記通信装置及び前記他の通信装置間の通信遅延時間を推定する推定ステップと、
    を含む推定方法。
  11. 通信装置のコンピュータに、
    第1周期毎にアプリケーションデータを生成する生成ステップと、
    前記第1周期毎に当該第1周期内のランダムなタイミングで前記アプリケーションデータをネットワークに送信する送信ステップと、
    第2周期毎に前記ネットワークを介して他の通信装置と通信する通信ステップと、
    前記第2周期毎に前記通信装置及び前記他の通信装置間の通信の往路通信時間及び復路通信時間を算出し、算出した前記複数の往路通信時間及び前記複数の復路通信時間に基づいて、前記通信装置及び前記他の通信装置間の通信遅延時間を推定する推定ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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