JP2017004166A - 画像生成システム、画像生成方法、およびプログラム - Google Patents

画像生成システム、画像生成方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】各人物のコミュニケーション状況を反映した画像を生成する画像生成システムを提供する。【解決手段】組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機61A、61Bと、端末装置41A〜41Cと、画像生成サーバ21と、を備える。複数の測定機は、無線通信部と、音声収集部と、無線受信強度を示す強度情報と音量を示す音量情報とを画像生成サーバに送信する第1送信部と、を備える。端末装置は、人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報を画像生成サーバに送信する第2送信部を備える。画像生成サーバは、強度情報と音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するコミュニケーション量算出部と、コミュニケーション量とコミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する画像生成部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像生成システム、画像生成方法、および画像生成プログラムに関する。
従来から、組織に属する複数の人物それぞれに装着される複数の端末において、各端末の対面状態を示すデータから、組織連携の状況を可視化する技術が知られている。
これに関し、特許文献1には、複数の端末と、複数の端末から送信されたデータを処理する処理装置と、アンケート回答を入力する入力装置と、を含む組織連携表示システムであって、各端末は、端末の対面状態を検出するセンサと、センサが検出した対面状態を示すデータを送信するデータ送信部と、を備え、処理装置は、端末から送信されたデータに基づいて現状の組織の連携の形態をプロットし、さらに入力装置から送信されたデータに基づいて将来期待される連携の形態を、現状の組織の連携の形態と重ね合わせてプロットする組織連携表示システムが記載されている。
特開2010−198261号公報
特許文献1に記載の組織連携表示システムは、各端末の対面状態を検出し、対面状態を示すデータに基づいて、将来期待される連携の形態を現状の組織の連携の形態と重ね合わせたプロット図を生成する。しかしながら、各端末(各人物)が対面したからといって、各人物がコミュニケーションを行ったとは必ずしも言えないので、組織連携表示システムが生成する、対面状態を示すデータに基づくプロット図は、組織の連携状況を正確に反映したものではないおそれがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、組織に属する人物のコミュニケーション量をより正確に算出することにより、各人物のコミュニケーション状況をより正確に反映した画像を生成する画像生成システム等を提供することを目的の一つとする。
本発明の一側面に係る画像生成システムは、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機と、端末装置と、複数の前記測定機から送信される第1情報と前記端末装置から送信される第2情報とに基づいて画像を生成する画像生成サーバと、を備える画像生成システムであって、前記測定機は、前記測定機間における無線受信強度を検出する無線通信部と、音量を収集する音声収集部と、検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された前記音量を示す音量情報とを、前記第1情報として前記画像生成サーバに送信する第1送信部と、を備え、前記端末装置は、前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報を、前記第2情報として前記画像生成サーバに送信する第2送信部を備え、前記画像生成サーバは、前記第1情報に含まれる前記受信強度情報と前記音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するコミュニケーション量算出部と、前記コミュニケーション量と前記第2情報に含まれる前記コミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する画像生成部と、を備える。
本発明の一側面に係る画像生成方法は、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機間における無線受信強度を検出するステップと、音量を収集するステップと、検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された前記音量を示す音量情報とを送信するステップと、前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報を送信するステップと、前記受信強度情報と前記音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するステップと、前記コミュニケーション量と前記コミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成するステップと、を含む。
本発明の一側面に係る画像生成プログラムは、コンピュータに、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機間における無線受信強度を検出する機能と、音量を収集する機能と、検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された前記音量を示す音量情報とを送信する機能と、前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報を送信する機能と、前記受信強度情報と前記音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出する機能と、前記コミュニケーション量と前記コミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する機能と、を実現させる。
本発明の一側面に係るコミュニケーション量算出サーバは、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機により検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された音量を示す音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するコミュニケーション量算出部と、前記コミュニケーション量と前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する画像生成部と、を備える。
本発明の一側面に係るコミュニケーション量算出方法は、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機により検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された音量を示す音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するステップと、前記コミュニケーション量と前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成するステップと、を含む。
本発明の一側面に係るコミュニケーション量算出プログラムは、コンピュータに、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機により検出された無線受信強度を示す強度情報と収集された音量を示す音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出する機能と、前記コミュニケーション量と前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する機能と、を実現させる。
なお、本発明において、「部」、「サーバ(装置)」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」、「装置」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」、「装置」、「システム」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」、「装置」、「システム」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
本発明によれば、測定機間における無線受信強度を示す受信強度情報と、複数の人物の音量を示す音量情報と、に基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出し、コミュニケーション量と、人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報と、に基づいて画像を生成する。その結果、組織に属する人物が実際にコミュニケーションを行ったことをより正確に把握し、人物のコミュニケーション量をより正確に算出することにより、各人物のコミュニケーション状況をより正確に反映した画像を生成することができる。
本発明に係る一実施形態における画像生成システムの構成を示す概略図である。 本発明に係る一実施形態における測定機の電気的な構成を示す概略図である。 本発明に係る一実施形態における測定機がクライアントおよびステークホルダーに携帯されている状態を示す図である。 本発明に係る一実施形態における画像生成サーバの機能的な構成を示す概略図である。 本発明の一実施形態におけるコミュニケーション量算出処理のフローチャートの一例を示す図である。 本発明の一実施形態における端末装置および画像生成サーバの少なくとも一方の表示部に表示される画像の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における端末装置および画像生成サーバの少なくとも一方の表示部に表示される画像の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における端末装置および画像生成サーバの少なくとも一方の表示部に表示される画像の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における端末装置および画像生成サーバの少なくとも一方の表示部に表示される画像の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における画像表示処理のフローチャートの一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(各実施例を組み合わせる等)して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付して表している。
本発明に係る一実施形態における画像生成システムは、組織における、人物間のコミュニケーション状況、すなわち、クライアント(コーチから「コーチング」を受ける者であり、たとえば、企業における上長)とステークホルダー(クライアントの関係者であり、たとえば、企業における部下・同僚)とのコミュニケーション状況を、測定機の測定情報に基づく現状のコミュニケーション状況と、人物に対して実行されるアンケートに基づく理想のコミュニケーション状況と、に基づいて、組織に属する各人物のコミュニケーション状況を正確に反映した画像(フィードバック図)を生成する。そして、当該画像を、コーチとクライアントとの間で共有し、コーチからクライアントに対してフィードバックを行うことにより、組織における、クライアントおよびステークホルダーの関係性が最適なものとなるように再構築できる。
本発明において、「コーチング」とは、対象者に対し質問の投げかけ、フィードバック等のコミュニケーションを適宜行うことによって、対象者に自己の問題点に対する自覚等を促し、自発的な行動変革を実現させる技術を含む。コーチングは、コーチから一方的に受けるようなものではなく、コーチからの質問等を契機として対象者が自ら思考し問題解決を図るものである。
[画像生成システムの構成]
図1は、本発明に係る一実施形態における画像生成システムの構成を示す概略図である。図1に示すように、画像生成システム10は、例示的に、画像生成サーバ21と、端末装置41A,41B,41Cと、測定機61A,61Bと、を備える。なお、図1には、例示的に、端末装置41A,41B,41Cの3台と、測定機61A,61Bの2台とが記載されているが、台数に制限はない。
インターネット、専用回線、プロバイダ、音声通信局、及び、携帯電話機用基地局、衛星通信局等からなるネットワークNには、各端末装置41A,41B,41Cを介してクライアント、ステークホルダーに提供されるフィードバック図などの表示画像の生成処理を行う画像生成サーバ21が接続可能となっており、各端末装置41A,41B,41Cは、ネットワークNを介して画像生成サーバ21と通信可能である。各端末装置41A,41B,41Cは、たとえば、クライアントおよびステークホルダーのそれぞれに与えられている。クライアントおよびステークホルダーは、クライアントおよびステークホルダー間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報をアンケート情報(第2情報)として、端末装置41A,41B,41Cを介して画像生成サーバ21に供給する(第2送信部)。また、クライアントおよびステークホルダーは、クライアントおよびステークホルダー間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報をアンケート情報(第2情報)として、端末装置41A,41B,41Cを介さずに、画像生成サーバ21に直接供給してもよい。なお、たとえば、コーチには、画像生成サーバ21が備える表示装置(図1において不図示)が与えられており、コーチは当該表示装置を介して、クライアントは各自に与えられた端末装置を介して、コーチからクライアントに対してコーチングが実施される。
測定機61A,61Bは、直接的にまたは間接的に、画像生成サーバ21と接続し通信することができる。各測定機61A,61Bは、後述するとおり、たとえばクライアントおよびステークホルダーのそれぞれに一台ずつ携帯される(図3参照)。測定機61A,61Bは、後述するとおり、測定機61A,61Bが測定する物理量を画像生成サーバ21に供給する。
図1では、ネットワークNに接続されているサーバを画像生成サーバ21のみとして示したが、これに限らず、画像生成サーバ21の機能を分割させて複数のサーバにより構成してもよい。また、このような画像生成サーバ21を複数設置し、それらの画像生成サーバ21を一括管理する外部サーバを備えた構成としてもよい。
各端末装置41A、41B、41Cは、パーソナルコンピュータを用いているが、これに限らず、利用者がネットワークNにアクセス可能な端末装置であればよい。このネットワークNにアクセス可能な端末装置とは、パーソナルコンピュータの他にも、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ、モバイルパーソナルコンピュータ、或いは、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等の通信可能な端末装置を含む。
各端末装置41A、41B、41C等とインターネット等のネットワークN(プロバイダのホストコンピュータ)との間は、たとえばTCP/IPプロトコル群で作成したパケットのやり取りをダイヤルアップPPP(Point-to-Point Protocol)接続を利用して行い、ネットワークN(プロバイダのホストコンピュータと画像生成サーバ21との間)では、たとえばTCP/IPプロトコルによる通信が行われる。なお、本実施形態においては、パーソナルコンピュータといった有線方式の端末装置を用いてネットワークNを介して画像生成サーバ21に対して通信可能となるように構成するが、これに限らず、通信可能であればよく、有線方式、無線方式を問わない。
[測定機の電気的構成]
図2は、本発明の一実施形態における測定機の電気的な構成を示す概略図である。ここでは測定機61Aについて説明するが、他の測定機61Bも同様の構成を有する。
図2に示すように、測定機61Aは、例示的に、CPU62と、後述する測定条件情報と測定情報とを関連づけて記憶する記録部63と、液晶表示パネル等で構成された表示部64と、本画像生成システムのユーザ(コーチ、クライアント、ステークホルダー等)が操作するスイッチ、ジョグダイヤル、タッチパネル(表示部64としての機能を備えてもよい)等からなる操作部65と、情報の送受信を行う無線または有線の通信インターフェイス(以下、通信I/Fという。)66と、マイク等の音声を収集する音声収集部67と、無線強度を受信する無線通信部68と、測定機61Aの時刻情報を管理する時計部70と、電源を供給する電源部71と、を備えて構成されている。測定機61Aの上記各構成は、たとえば、データバスBUSを介して接続されている。
CPU62は記録部63に格納されている動作プログラムに従って種々の動作を実行するようになされており、この動作プログラム自体、動作プログラムにより生成された変数等を記録部63に一時的に記録し、当該動作に応じて測定機61Aの各構成の動作を制御する。
通信インターフェイス66は、たとえば、USB(Universal Serial Bus)等のバスであり、接続される画像生成サーバ21から送信される、測定機61Aの物理量の測定スケジュール、測定時刻、測定頻度などの測定条件情報を受信する。また、通信インターフェイス66(第1送信部)は、後述する測定情報(第1情報)、たとえば、受信強度情報、音量情報、および光量情報を画像生成サーバ21に送信する。
図3は、本発明に係る一実施形態における測定機がクライアントおよびステークホルダーに携帯されている状態を示す図である。図3に示すように、会議室R内において、クライアントCLは、測定機61Aを携帯しており、ステークホルダーSHは、測定機61Bを携帯している。ここで、クライアントCL(測定機61A)とステークホルダーSH(測定機61B)との距離を「d」とする。
図2に示す測定機61Aの音声収集部67は、たとえばマイクであり、図3に示すように、クライアントCLおよびステークホルダーSHの会話の音量を収集する。音声収集部67は、たとえば0.5秒に1回の頻度で、たとえば100ミリ秒にわたって音量を測定する。また、音声収集部67は、可能な限り正確に、クライアントCLおよびステークホルダーSHの会話の音量を測定する必要があるため、指向性マイクで構成される。音声収集部67は、測定した音量と測定時間とを関連づけた音声情報を生成する。
無線通信部68は、測定機間における無線受信強度を検出する。無線通信部68は、送受信可能範囲において自動的に他の機器(たとえば測定機61B)との間で無線接続を行う機能を少なくとも有する。本実施形態においては、無線送受信機能の内容としてブルートゥース規格を利用したものを例に説明する。無線通信部68は、たとえば、各測定機クライアントCLの測定機61AとステークホルダーSHの61Bとの間における無線受信強度を検出する。各測定機クライアントCLの測定機61AとステークホルダーSHの61Bとの間の距離dは、たとえば、数メートルである。
また、無線通信部68は、他の端末との間における無線接続に関する情報(接続情報)を、測定情報として出力する機能を有する。接続情報としては、自己の識別情報(自己ID)と、無線接続した相手方の識別情報(相手方ID)と、時刻と、当該時刻における無線接続における受信強度値(RSSI値)とを少なくとも含むものとする。無線通信部68は、たとえば、1分間に1度、送受信を行う。また、無線通信部68は、時計部70が管理する時刻のずれを考慮して、無線受信時間に余裕を持たせるために、送信は1秒間実施し、受信は2秒間実施するように構成される。
光検出部69は、測定機61Aの周囲の光量を検出する。光検出部69は、検出した光量と検出時間とを関連づけた光量情報を生成する。
なお、音声収集部67、無線通信部68、および光検出部69は、測定機61Aの電源の消費量を削減するために、検出・測定時間や検出・測定頻度をおさえるように構成されてもよい。また、不図示の撮影装置(カメラなど)により、クライアントCL、ステークホルダーSHの表情、体全体の動作などの情報を収集して、測定情報としてもよい。
音声収集部67、無線通信部68、および光検出部69は、クライアントとステークホルダーとのコミュニケーションの場における情報のみならず、クライアントとクライアントとのコミュニケーションの場における情報、およびステークホルダーとステークホルダーとのコミュニケーションの場における情報を測定してもよい。
表示部64は、たとえば、現在時刻などの時刻情報や、電源の消費量または残量などの電源情報を表示する。なお、表示部64は、測定情報を表示するように構成されてもよい。
なお、測定機61Aは、クライアントCLおよびステークホルダーSHが毎日利用しやすいように、たとえば、IDカードと一体化させたり、フロアの入退室管理カードを提げるネックストラップと一体化させたりしてもよい。
[画像生成サーバの機能的構成]
図4は、本発明に係る一実施形態における画像生成サーバの機能的な構成を示す概略図である。図4に示すように、画像生成サーバ21は、組織に属する複数の人物のコミュニケーション状況、連携状況を示す画像を生成する装置であり、機能的に、入出力部100と、情報記録部102と、情報処理部104と、を含んで構成されている。画像生成サーバ21の上記各部は、例えば、メモリやハードディスク等の記憶領域を用いたり、記憶領域に格納されているプログラムをプロセッサが実行したりすることにより実現することができる。なお、画像生成サーバ21は、上記機能を持つものであれば、特に制限はなく、クラウド・コンピューティングなども含む。
入出力部100は、他の装置との間で情報の送受信を行い、入力部および出力部を含んで構成されている。入出力部100の入力部は、たとえば、測定機61から送信されてくる測定情報を受信し、情報処理部104及び情報記録部102に入力することができる。入出力部100の出力部は、たとえば、情報処理部104から出力される、測定機61A,61Bの測定条件を示す測定条件情報を測定機61に出力することができる。
情報記録部102は、情報処理部104が生成する情報と、外部装置(たとえば測定機61や端末装置41)から送信される情報と、を記録・保持するブロックである。情報記録部102は、図4に示すように、例示的に、人物識別情報102Aと、測定情報102Bと、コミュニケーション量算出情報102Cと、アンケート情報102Dと、画像情報102Eと、を記録・保持する。なお、情報記録部102は、たとえば人物識別情報102Aに含まれるIDに上記各情報を紐づけることで、上情報を関連づけて記録・保持する。
情報記録部102は、人物識別情報102Aとして、コーチ、クライアント、ステークホルダーのID、パスワード、氏名、年齢、生年月日、性別等に限られず、役職、所属部署、業務内容、業務成績、家族構成などの情報を記録・保持する。
情報記録部102は、測定情報102Bとして、後述する測定条件設定部106が設定する、測定機61A,61Bの測定条件を示す測定条件情報と、測定機61が実際に測定した測定情報と、を記録・保持する。
情報記録部102は、コミュニケーション量算出情報102Cとして、後述するコミュニケーション量算出部108が算出するコミュニケーション量を記録・保持する。
情報記録部102は、アンケート情報102Dとして、クライアントとステークホルダーとに実施するアンケートの質問内容などを示すアンケート内容情報と、クライアントとステークホルダーとが、たとえば端末装置41を介して入力するアンケート結果(コミュニケーション状況情報)と、を記録・保持する。
情報記録部102は、画像情報102Eとして、後述する画像生成部114が生成する画像に対応する画像情報を記録・保持する。
情報処理部104は、各種情報を処理するブロックであり、機能的に、測定条件設定部106、コミュニケーション量算出部108、アンケート情報分析部110、画像表示態様決定部112、画像生成部114、および表示部116を含んで構成されている。
測定条件設定部106は、測定機61の測定条件を設定するブロックである。測定機61の測定条件とは、たとえば、測定内容、測定スケジュール、測定時刻、測定頻度などである。より具体的には、測定条件とは、音声収集部67が、たとえば0.5秒に1回の頻度で、たとえば100ミリ秒にわたって音量を測定する、という条件を含む。また、測定条件とは、無線通信部68が、たとえば1分間に1度、送受信を行い、送信は1秒間実施し、受信は2秒間実施する、という条件を含む。
コミュニケーション量算出部108は、測定機61の測定情報に基づいてコミュニケーション量を算出するブロックである。コミュニケーション量算出部108は、たとえば、受信強度情報と音量情報とに基づいて、クライアントとステークホルダーとがコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出する。また、コミュニケーション量算出部108は、たとえば、受信強度情報および音量情報のみならず、光量情報にさらに基づいてコミュニケーション量を算出する。さらに、コミュニケーション量算出部108は、クライアントとステークホルダーとがコミュニケーションを行った時間の一部を減算し、減算された時間を少なくとも含むコミュニケーション量を算出する。さらにまた、コミュニケーション量算出部108は、受信強度情報に基づいて、人物間の距離が所定距離以内であると判断し、音量情報に基づいて、各人物がコミュニケーションを行ったと判定する。
コミュニケーション量は、たとえば、各人物がコミュニケーションを行った時間、すなわち、人物Aと人物Bとがコミュニケーションを行った合計時間を含む。また、コミュニケーション量は、たとえば、人物Cと人物Dとが、一回のコミュニケーションにかけた時間、各人物がコミュニケーションを行った回数、各人物がコミュニケーションを行った日数、各人物がコミュニケーションを行った頻度、すなわち、所定期間内にコミュニケーションを行った回数を含む。このように、コミュニケーション量として、様々な情報を把握することで、人物間のコミュニケーションの活性度を的確に把握することができる。
なお、コミュニケーション量算出部108は、クライアントとステークホルダーとのコミュニケーションの場におけるコミュニケーション量のみならず、クライアントとクライアントとのコミュニケーションの場におけるコミュニケーション量、およびステークホルダーとステークホルダーとのコミュニケーションの場におけるコミュニケーション量を算出するように構成されている。
アンケート情報分析部110は、人物が供給するアンケート結果を分析するブロックである。アンケート情報分析部110は、たとえば、クライアントとステークホルダーとが端末装置41A,41B,41Cを介して画像生成サーバ21に供給するクライアントおよびステークホルダー間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報を分析する。
画像表示態様決定部112は、コミュニケーション量算出部108が算出したコミュニケーション量と、アンケート結果としてのコミュニケーション状況情報と、に基づいて画像の表示態様を決定するブロックである。表示態様は、個々の対象人物を表す点と、個々の対象人物間に形成される、コミュニケーション量に応じて太さ、長さ等の形態が変化する線によって図示する態様を含む。なお、表示態様は、文字情報として対象人物名、コミュニケーション時間、コミュニケーション回数、コミュニケーション頻度などを図示する態様を含んでもよい。
画像生成部114は、コミュニケーション量算出部108が算出したコミュニケーション量と、アンケート結果としてのコミュニケーション状況情報と、に基づいて画像(フィードバック画像)を生成するブロックである。画像生成部114は、たとえば、画像表示態様決定部112が決定した画像表示態様を参酌して画像を生成するように構成されている。
表示部116は、画像生成部114が生成した画像を表示するブロックである。
[コミュニケーション量算出処理]
図5は、本発明の一実施形態におけるコミュニケーション量算出処理のフローチャートの一例を示す図である。なお、本実施形態において、画像生成サーバ21は、測定機61から送信された測定情報を受信し、測定情報は、情報記録部102に記録・保持されていることを前提に以下説明する。
図5に示すように、まず、コミュニケーション量算出部108は、情報記録部102に測定情報102Bとして記録・保持されている一以上の、測定機61A,61B間における無線受信強度のうち、設定強度(たとえば、−60dB)以上である無線受信強度を選択する(ステップS1)。設定強度を設けたのは、ノイズを除去するためだけでなく、後述するとおり、各人物が近くにいることを判断するためである。
コミュニケーション量算出部108は、無線受信強度に基づいて、各人物間の距離が所定距離以内であるか否かを判断する。コミュニケーション量算出部108は、設定強度以上の無線受信強度が検出された測定機61をそれぞれ携帯する人物間の距離が所定距離以内であると判定する(ステップS2)。コミュニケーション量算出部108は、たとえば、設定強度以上の無線受信強度が検出された測定機61をそれぞれ携帯する人物同士が近くにいたことを判定する。
コミュニケーション量算出部108は、設定強度以上の無線受信強度が検出された測定機61をそれぞれ携帯する人物間の距離が所定距離以内であった(人物同士が近くにいた)期間(合計時間)を算出する(ステップS3)。コミュニケーション量算出部108は、たとえば、12時01分00秒に受信強度が設定強度を上回る接続情報が存在し、引き続き12時1分30秒においても受信強度が設定強度を上回る接続情報(端末間通信情報)が存在する場合、12時01分00秒の時点でコミュニケーションが開始したと判定する。コミュニケーション量算出部108は、その後、たとえば、受信強度が設定強度を下回る接続情報が複数発生する場合に、受信強度が設定強度を下回った接続情報が初めて発生した時刻にコミュニケーションが終了したと判定してもよいし、また、受信強度が設定強度を下回った接続情報が複数回発生した場合に、たとえば3回目に発生した時刻にコミュニケーションが終了したと判定してもよい。
コミュニケーション量算出部108は、算出した期間の一部を減算する(ステップS4)。コミュニケーション量算出部108は、たとえば、人物が連続して3分間近くにいた場合に、人物同士が近くにいたと判定するために、人物が連続して近くにいた期間が、2分間以下であった場合は、その2分間以下であった期間に対応する時間を、算出した期間から減算する。
コミュニケーション量算出部108は、所定期間(数秒)に測定された複数の音量情報のうち、最も大きい音量の情報を選択する(ステップS5)。コミュニケーション量算出部108は、最も大きい音量の音量情報を、最も大きい音量が測定された時間に対応する音量情報であると決定する。
コミュニケーション量算出部108は、各所定期間(たとえば、1,2,または3分間)に対応づけられた音量データのうち、設定音量以上の音声データを判定し、フラグを設定する(ステップS6)。設定音量を設けたのは、ノイズを除去するためである。すなわち、設定音量を設けたのは、音声収集部67が収集する全音量データから、人物が話をしていない場合に、音声収集部67が収集する雑音等の音量を示す音量データを除くことで、人物の会話等の音量のみを的確に抽出するためである。
コミュニケーション量算出部108は、1、2又は3分間に、設定されたフラグが設定頻度以上出現する場合に、「各人物がコミュニケーションの場にいた」と判定する(ステップS7)。設定頻度とは、1,2,または3分間にフラグが出現する割合をいう。設定頻度は、たとえば、1,2,または3分間にフラグが出現する割合が数%と設定される。
コミュニケーション量算出部108は、受信強度情報に基づいて、人物間の距離が所定距離以内である期間が所定期間より長いか否かを判断し、コミュニケーション量算出部108は、人物間の距離が所定距離以内である期間が所定期間より長い場合であって、複数の人物それぞれの音量情報が第1基準値以上である場合に、各人物がコミュニケーションを行ったと判定する。コミュニケーション量算出部108は、たとえば、受信強度情報に基づいて、近くにいると判定した各人物の各音量データが、基準値以上(たとえば3分間で4%以上)である場合に、「各人物がコミュニケーションを行った」と判定する(ステップS8)。
コミュニケーション量算出部108は、受信強度情報に基づいて、人物間の距離が所定距離以内である期間が所定期間より長いか否かを判断し、コミュニケーション量算出部108は、人物間の距離が所定距離以内である期間が所定期間以下である場合であって、人物の少なくとも一人の音量情報が第2基準値以上である場合に、各人物がコミュニケーションを行ったと判定する。コミュニケーション量算出部108は、受信強度情報に基づいて、近くにいると判断した各人物が近くにいる期間が2分以下の場合は、いずれかの人物の音量データが、基準値以上である場合に「各人物がコミュニケーションを行った」と判定する(ステップS9)。
コミュニケーション量算出部108は、コミュニケーション量を算出する(ステップS10)。コミュニケーション量算出部108は、光量情報に基づいて、算出されたコミュニケーション量を制御する(ステップS11)。たとえば、測定機61が鞄などに入れられて持ち運ばれている期間においては、測定機61の光検出部69が検出する光量は、人物に携帯され使用されている期間に比べて減少する。すなわち、コミュニケーション量算出部108は、検出される光量が減少した期間は、人物間でコミュニケーションが行われていない期間であると判断し、このコミュニケーションが行われていない期間に対応するコミュニケーション量を、算出されたコミュニケーション量から除く。コミュニケーション量算出部108は、算出されたコミュニケーション量を必要に応じて制御した上で、コミュニケーション量を最終的に決定する(ステップS12)。
[表示画像例]
図6乃至図9は、本発明の一実施形態における端末装置および画像生成サーバの少なくとも一方の表示部に表示される画像の一例を示す図である。以下に説明する表示画面は、クライアント・ステークホルダーの端末である端末装置41の表示画面を示すものであるが、コーチの端末である画像生成サーバ21の表示部(不図示)にも同様な表示画面を表示可能に構成されてもよい。なお、ある端末装置において表示される画面は、他の端末装置において共有されるように構成されてもよい。なお、以下、図6乃至図9の各図を用いて説明するが、各図において内容が重複する部分については適宜説明を省略する。
図6は、クライアント・ステークホルダーの端末である端末装置41において表示されるアンケート回答画面の一例であり、特にコミュニケーション状況を確認したい対象人物をクライアントが選択する場合の一例を示している。図6に示すように、アンケート回答画面Dには、組織(企業)における社長であるクライアントを示す丸n002が表示され、丸n002の上方には、破線L1に囲まれた会長、社外取締役等の上級役員であるステークホルダーを示す丸n001、n006、およびn007が表示され、丸n002の下方には、破線L2に囲まれたその他役員であるステークホルダーを示す丸n003等が表示される。ここで、図6に示すとおり、端末装置41の表示部において、上級役員であるステークホルダーを示す丸n001、n006、およびn007と、クライアントを示す丸n002と、その他の役員であるステークホルダーを示す丸n003や丸n009と、は異なる表示態様で表示される。各人物を、このような表示態様で表示することによって、人物間の役職の違いや人物の重要度を即座に把握することができる。
また、図6に示すように、クライアント丸n002がコミュニケーション状況を確認したい対象人物(注目人物)として、選択した丸n003、n004、n010、n012、およびn013は、端末装置41において強調表示される。強調表示の態様は、図6に示すように、例えば、丸n003の丸の円周の外側にさらに破線の丸で囲むような態様を含む。しかしながら、これに限られず、丸n003の丸の線をより太くまたは細くするような態様で表示してもよし、丸n003の丸の線を、他の丸とは異なる色で表示してもよい。この選択結果がアンケート結果として、端末装置41から画像生成サーバ21に送信される。
図7は、クライアント・ステークホルダーの端末である端末装置41において表示されるアンケート回答画面の一例であり、組織における複数の人物をクライアントがグルーピングする場合の一例を示している。クライアントは、端末装置41を操作することよって、組織における複数の人物を、破線L3で囲まれたGroup1と破線L4で囲まれたGroup2とにグルーピングする。このグルーピングは、クライアントの視点に基づいて行われる。すなわち、クライアントは、この組織には二つの派閥が存在していると認識しており、クライアントは、この認識に従って複数の人物をグルーピングしている。このグルーピングをした結果がアンケート結果として、端末装置41から画像生成サーバ21に送信される。図7においては、二つのグループに分けているが、三つ以上のグループにグルーピングしてもよい。
図8は、クライアント・ステークホルダーの端末である端末装置41において表示されるアンケート回答画面の一例であり、クライアントが、各注目人物がコミュニケーションを行うべき、連携を行うべきと考える一以上の人物を選択する場合の一例を示している。図8に示すように、端末装置41の表示部において、クライアントが、各注目人物n003、n004、n010、n012、およびn013がコミュニケーションを行うべき人物を選択すると、丸n003、n004、n010、n012、およびn013のそれぞれから、コミュニケーションを行うべき人物の丸に向かって線C1が引かれた画像が表示される。たとえば、注目人物n013の丸からは、Group1に所属する人物n003、n026、n031の丸に対して、また、Group2に所属する人物n009の丸に対して、線C1が引かれているので、クライアントは、注目人物n013は、同一グループであるGroup1に所属する人物n003、n026、n031とコミュニケーションを行うべきと判断し、さらに、他のグループであるGroup2に所属する人物n009とコミュニケーションを行うべきと判断したことが理解できる。各注目人物とコミュニケーションを行うべきと判断した人物を選択した結果がアンケート結果として、端末装置41から画像生成サーバ21に送信される。
図9は、クライアント・ステークホルダーの端末である端末装置41において表示される、フィードバック画像の一例を示す図である。図9に示すフィードバック画像は、画像生成サーバ21が、コミュニケーション量算出部108が算出したコミュニケーション量と、アンケート結果としてのコミュニケーション状況情報と、に基づいて生成した画像である。具体的には、図9に示すフィードバック画像は、組織における複数の人物n001〜n031に携帯された各測定機61の測定情報に基づくコミュニケーション量と、複数の人物n001〜n031のアンケート結果(コミュニケーション状況情報)と、に基づいて生成された画像である。
より具体的には、図9に示す細い線C1は、人物n001〜n031に携帯された各測定機61の測定情報に基づいて、実際にコミュニケーションを行った人物同士を結ぶ線である。また、図9に示す破線C2は、人物n001〜n031のアンケート結果によりコミュニケーションを行うべきとされた人物間を結ぶ線であって、人物n001〜n031に携帯された各測定機61の測定情報に基づいて、実際にコミュニケーションを行っていた人物同士を結ぶ線である。さらに、図9に示す太い線C3は、人物n001〜n031のアンケート結果によりコミュニケーションを行うべきとされた人物間を結ぶ線であって、人物n001〜n031に携帯された各測定機61の測定情報に基づいて、実際にコミュニケーションを行っていなかった人物同士を結ぶ線である。このように、人物間の実際のコミュニケーション状況と、人物間の理想のコミュニケーション状況と、を区別可能な態様で表示する画像を各端末装置41に表示することで、実際のコミュニケーション状況と理想のコミュニケーション状況とのギャップを把握でき、人物間において今後のコミュニケーションの取り方を適切に検討することが可能となる。なお、破線L5は、コーチ、クライアント、およびステークホルダーが、表示画面Dにおいて、Group1とGroup2とを区別しやすいように設けられる線である。
[画像生成・表示処理]
図10は、本発明の一実施形態における画像生成・画像表示処理のフローチャートの一例を示す図である。なお、本実施形態において、以下のステップはすでに終了していることを前提に説明する。
たとえば、1.コーチとクライアントはアンケート内容を決定する。2.コーチは、画像生成サーバ21にアンケート回答対象者のID、名前、役職、所属などの識別情報、アンケート回答対象者の使用する端末装置41の情報、アンケート配信時刻、アンケート配信メールの内容等を設定する。設定された情報は、情報記録部102に記録・保持される。3.アンケート回答対象者(例えば、数十名)は、アンケート配信メールの指示に基づき、ID、パスワードを用いてアンケート回答画面にアクセスし、アンケート回答画面からアンケートに回答する。4.情報記録部102は、アンケート回答結果をアンケート情報102Dとして、アンケート回答対象者の識別情報(人物識別情報102A)と関連づけて記録する。
図10に示すように、まず、アンケート情報分析部110は、アンケート結果、すなわち、人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報を分析する。(ステップS21)。アンケート情報分析部110は、たとえば、頻度分析やクラスタ分析などを用いて統計的に分析する。
アンケート情報分析部110は、組織における複数の人物のグループ構成、各人物の各グループへの所属度、各人物の重要度、組織にとって必要な各人物間のつながり(関連度)などを算出する(ステップS22)。各人物の各グループへの所属度について、たとえば、人物Eが、グループZ内に存在する人物Fとのコミュニケーションを活発に行っていた場合は、人物Eは、グループZへの所属度が高いということになる。また、たとえば、人物Eが、グループY内に存在する人物Gとのコミュニケーションを、グループZ内に存在する人物Fとのコミュニケーションに比べて活発に行っていない場合は、人物Eは、グループYへの所属度が低いということになる。
画像表示態様決定部112は、表示画像における、人物の配置や表示態様を決定する(ステップS23)。画像表示態様決定部112は、たとえば、各人物の各グループへの所属度に基づいて、画像生成部114が生成するフィードバック画像における人物の配置を決定する。また、画像表示態様決定部112は、たとえば、アンケート結果から、実際に連携状況を示す情報や、将来の連携状況を示す情報を用いて、強く連携していると判断された人物同士をより近くに配置するように人物の配置を決定する。
情報記録部102は、人物識別情報102Aを用いることにより、アンケート情報分析部110の分析結果と、コミュニケーション量と、を関連づけて記録・保持する。情報記録部102は、たとえば、アンケート情報分析部110の分析結果およびコミュニケーション量の他、アンケート結果と、画像表示態様決定部112が決定した情報と、をさらに関連づけて記録・保持してもよい(ステップS24)。
画像生成部114は、表示画像を生成する(ステップS25)。画像生成部114は、表示画像の態様は、個々の対象人物を表す点と、個々の対象人物間に形成される、コミュニケーション量に応じて太さ、長さ等の形態が変化する線によって図示する態様を含む。その他、人物の重要度、役職、所属部署などの情報に基づいて、表示画像の態様が変更されてもよい。
表示部116は、画像生成部114が生成した画像を表示する(ステップS26)。画像生成部114が生成した画像は、端末装置41の表示部において表示されてもよい。画像生成部114が生成した画像を、コーチとクライアントとの間で、または、クライアントとステークホルダーとの間で共有することができる。
画像表示態様決定部112は、画像の表示態様を変更する。(ステップS27)。画像生成部114が、コミュニケーション量とコミュニケーション状況情報とに基づいて第1画像を生成した後、画像表示態様決定部112は、コミュニケーション状況情報とは異なる他のコミュニケーション状況情報に基づいて、第1画像の表示態様とは異なる表示態様(第2画像の表示態様)を決定する。
画像生成部114は、変更後の表示態様に基づいて、表示画像(第2画像)を生成する。表示部116は、画像生成部114が生成した画像を表示する(ステップS28)。
(効果)
以上、本発明の実施形態によれば、測定機61A,61B間における無線受信強度を示す受信強度情報と、クライアントCLおよびステークホルダーSHの音量を示す音量情報と、に基づいて、クライアントCLおよびステークホルダーSHのそれぞれがコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出し、コミュニケーション量と、クライアントCLとステークホルダーSHとのコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報と、に基づいて画像を生成する。その結果、組織に属するクライアントCLとステークホルダーSHとがコミュニケーションを行ったことをより正確に把握し、人物のコミュニケーション量をより正確に算出することにより、各人物のコミュニケーション状況をより正確に反映した画像を生成することができる。
(他の変形例)
なお、上記各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更/改良(たとえば、各実施形態を組み合わせること、各実施形態の一部の構成を省略すること)され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、本実施形態に係るシステム/サーバとして、画像生成システム/画像生成サーバを例に挙げて説明をしているが、これに限られない。本実施形態に係るシステム/サーバは、少なくとも、情報処理システム/情報処理サーバ、情報記録システム/情報記録サーバ、コミュニケーション量算出システム/コミュニケーション量算出サーバなどを含む。例えば、図5及び図10において説明した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
本実施形態の画像生成システム10においては、上述した各種の機能を有する画像生成サーバ21を備える構成としたが、これに限らず、別の態様であってもよい。例えば、上述した画像生成サーバ21の機能の少なくとも一部を、コーチ、クライアント、およびステークホルダーの少なくともいずれか一者によって操作可能な端末(例えば、端末装置41A,B,Cの少なくともいずれか一装置)に備えるように構成されてもよい。
10:画像生成システム
21:画像生成サーバ
41A、41B、41C:端末装置
61A、61B:測定機
62:CPU
63:記録部
64:表示部
65:操作部
66:通信I/F
67:音声収集部
68:無線通信部
69:光検出部
70:時計部
71:電源部
100:入出力部
102:情報記録部
102A:人物識別情報
102B:測定情報
102C:コミュニケーション量算出情報
102D:アンケート情報
102E:画像情報
104:情報処理部
106:測定条件設定部
108:コミュニケーション量算出部
110:アンケート情報分析部
112:画像表示態様決定部
114:画像生成部
116:表示部
N:ネットワーク
本発明は、画像生成システム、画像生成方法、およびプログラムに関する。
本発明の一側面に係る画像生成システムは、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機と、端末装置と、複数の前記測定機から送信される第1情報と前記端末装置から送信される第2情報とに基づいて画像を生成する画像生成サーバと、を備える画像生成システムであって、前記測定機は、前記測定機間における無線受信強度を検出する無線通信部と、音量を収集する音声収集部と、検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された前記音量を示す音量情報とを、前記第1情報として前記画像生成サーバに送信する第1送信部と、を備え、前記端末装置は、前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報を、前記第2情報として前記画像生成サーバに送信する第2送信部を備え、前記画像生成サーバは、前記第1情報に含まれる前記受信強度情報と前記音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するコミュニケーション量算出部と、前記コミュニケーション量と前記第2情報に含まれる前記コミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する画像生成部と、を備え、前記コミュニケーション量算出部は、前記受信強度情報に基づいて、前記人物間の距離が所定距離以内であると判断し、前記所定距離以内にいる前記各人物の前記音量情報に基づいて、前記各人物がコミュニケーションを行ったと判定する
本発明の一側面に係る画像生成方法は、測定機が組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機間における無線受信強度を検出するステップと、前記測定機が音量を収集するステップと、前記測定機が検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された前記音量を示す音量情報とを送信するステップと、端末装置が前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報を送信するステップと、画像生成サーバが前記受信強度情報と前記音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するステップと、前記画像生成サーバが前記コミュニケーション量と前記コミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成するステップと、を含み、前記画像生成サーバは、前記コミュニケーション量を算出するステップにおいて、前記受信強度情報に基づいて、前記人物間の距離が所定距離以内であると判断し、前記所定距離以内にいる前記各人物の前記音量情報に基づいて、前記各人物がコミュニケーションを行ったと判定する
本発明の一側面に係るプログラムは、コンピュータに、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機間における無線受信強度を検出する機能と、所定の頻度で音量を収集する機能と、画像生成サーバにおいて各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するために、検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された前記音量を示す音量情報とを送信する機能とを実現させる。
本発明の一側面に係る画像生成サーバは、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機により検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された音量を示す音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するコミュニケーション量算出部と、前記コミュニケーション量と前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する画像生成部と、を備え、前記コミュニケーション量算出部は、前記受信強度情報に基づいて、前記人物間の距離が所定距離以内であると判断し、前記所定距離以内にいる前記各人物の前記音量情報に基づいて、前記各人物がコミュニケーションを行ったと判定する
本発明の一側面に係る画像生成方法は、画像生成サーバが、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機により検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された音量を示す音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するステップと、前記画像生成サーバが、前記コミュニケーション量と前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成するステップと、を含み、前記画像生成サーバは、前記コミュニケーション量を算出するステップにおいて、前記受信強度情報に基づいて、前記人物間の距離が所定距離以内であると判断し、前記所定距離以内にいる前記各人物の前記音量情報に基づいて、前記各人物がコミュニケーションを行ったと判定する
本発明の一側面に係るプログラムは、コンピュータに、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機により検出された無線受信強度を示す強度情報と収集された音量を示す音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出する機能であって、前記受信強度情報に基づいて、前記人物間の距離が所定距離以内であると判断し、前記所定距離以内にいる前記各人物の前記音量情報に基づいて、前記各人物がコミュニケーションを行ったと判定する機能と、前記コミュニケーション量と前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する機能と、を実現させる。
本発明の一側面に係る画像生成システムは、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機と、端末装置と、複数の前記測定機から送信される第1情報と前記端末装置から送信される第2情報とに基づいて画像を生成する画像生成サーバと、を備える画像生成システムであって、前記測定機は、前記測定機間における無線受信強度を検出する無線通信部と、所定の頻度で音量を収集する音声収集部と、検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された前記音量を示す音量情報とを、前記第1情報として前記画像生成サーバに送信する第1送信部と、を備え、前記端末装置は、前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報を、前記第2情報として前記画像生成サーバに送信する第2送信部を備え、前記画像生成サーバは、前記第1情報に含まれる前記受信強度情報と前記音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するコミュニケーション量算出部と、前記コミュニケーション量と前記第2情報に含まれる前記コミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する画像生成部と、を備え、前記コミュニケーション量算出部は、前記受信強度情報に基づいて、前記人物間の距離が所定距離以内であると判断し、前記所定距離以内にいる前記各人物の音量であって設定音量以上の音量が、所定期間に所定の割合以上収集された場合に、前記各人物がコミュニケーションを行ったと判定する。
本発明の一側面に係る画像生成方法は、測定機が組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機間における無線受信強度を検出するステップと、前記測定機が所定の頻度で音量を収集するステップと、前記測定機が検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された前記音量を示す音量情報とを送信するステップと、端末装置が前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報を送信するステップと、画像生成サーバが前記受信強度情報と前記音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するステップと、前記画像生成サーバが前記コミュニケーション量と前記コミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成するステップと、を含み、前記画像生成サーバは、前記コミュニケーション量を算出するステップにおいて、前記受信強度情報に基づいて、前記人物間の距離が所定距離以内であると判断し、前記所定距離以内にいる前記各人物の音量であって設定音量以上の音量が、所定期間に所定の割合以上収集された場合に、前記各人物がコミュニケーションを行ったと判定する。
本発明の一側面に係る画像生成サーバは、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機により検出された無線受信強度を示す受信強度情報と所定の頻度で収集された音量を示す音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するコミュニケーション量算出部と、前記コミュニケーション量と前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する画像生成部と、を備え、前記コミュニケーション量算出部は、前記受信強度情報に基づいて、前記人物間の距離が所定距離以内であると判断し、前記所定距離以内にいる前記各人物の音量であって設定音量以上の音量が、所定期間に所定の割合以上収集された場合に、前記各人物がコミュニケーションを行ったと判定する。
本発明の一側面に係る画像生成方法は、画像生成サーバが、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機により検出された無線受信強度を示す受信強度情報と所定の頻度で収集された音量を示す音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するステップと、前記画像生成サーバが、前記コミュニケーション量と前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成するステップと、を含み、前記画像生成サーバは、前記コミュニケーション量を算出するステップにおいて、前記受信強度情報に基づいて、前記人物間の距離が所定距離以内であると判断し、前記所定距離以内にいる前記各人物の音量であって設定音量以上の音量が、所定期間に所定の割合以上収集された場合に、前記各人物がコミュニケーションを行ったと判定する。
本発明の一側面に係るプログラムは、コンピュータに、組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機により検出された無線受信強度を示す強度情報と所定の頻度で収集された音量を示す音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出する機能であって、前記受信強度情報に基づいて、前記人物間の距離が所定距離以内であると判断し、前記所定距離以内にいる前記各人物の音量であって設定音量以上の音量が、所定期間に所定の割合以上収集された場合に、前記各人物がコミュニケーションを行ったと判定する機能と、前記コミュニケーション量と前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する機能と、を実現させる。

Claims (12)

  1. 組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機と、
    端末装置と、
    複数の前記測定機から送信される第1情報と前記端末装置から送信される第2情報とに基づいて画像を生成する画像生成サーバと、を備える画像生成システムであって、
    前記測定機は、
    前記測定機間における無線受信強度を検出する無線通信部と、
    音量を収集する音声収集部と、
    検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された前記音量を示す音量情報とを、前記第1情報として前記画像生成サーバに送信する第1送信部と、を備え、
    前記端末装置は、
    前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報を、前記第2情報として前記画像生成サーバに送信する第2送信部を備え、
    前記画像生成サーバは、
    前記第1情報に含まれる前記受信強度情報と前記音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するコミュニケーション量算出部と、
    前記コミュニケーション量と前記第2情報に含まれる前記コミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する画像生成部と、を備える、
    画像生成システム。
  2. 前記コミュニケーション量算出部は、前記受信強度情報に基づいて、前記人物間の距離が所定距離以内であると判断し、前記音量情報に基づいて、前記各人物がコミュニケーションを行ったと判定する、
    請求項1に記載の画像生成システム。
  3. 前記コミュニケーション量算出部は、前記受信強度情報に基づいて、前記人物間の距離が所定距離以内である期間が所定期間より長いか否かを判断し、前記コミュニケーション量算出部は、前記人物間の距離が所定距離以内である期間が所定期間より長い場合であって、複数の前記人物それぞれの前記音量情報が第1基準値以上である場合に、前記各人物がコミュニケーションを行ったと判定する、
    請求項1または請求項2に記載の画像生成システム。
  4. 前記コミュニケーション量算出部は、前記受信強度情報に基づいて、前記人物間の距離が所定距離以内である期間が所定期間より長いか否かを判断し、前記コミュニケーション量算出部は、前記人物間の距離が所定距離以内である期間が所定期間以下である場合であって、前記人物の少なくとも一人の前記音量情報が第2基準値以上である場合に、前記各人物がコミュニケーションを行ったと判定する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像生成システム。
  5. 前記測定機は、前記測定機の周囲の光量を検出する光検出部をさらに含み、
    前記第1送信部は、検出された前記光量を示す光量情報を前記画像生成サーバに送信し、
    前記コミュニケーション量算出部は、
    送信された前記光量情報にさらに基づいて前記コミュニケーション量を算出する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像生成システム。
  6. 前記画像生成部は、前記コミュニケーション量と前記コミュニケーション状況情報とに基づいて第1画像を生成した後、前記コミュニケーション状況情報とは異なる他のコミュニケーション状況情報に基づいて、前記第1画像の表示態様とは異なる表示態様の第2画像を生成する、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像生成システム。
  7. 前記コミュニケーション量算出部は、前記各人物がコミュニケーションを行った時間の一部を減算し、減算された前記時間を少なくとも含む前記コミュニケーション量を算出する、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像生成システム。
  8. 組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機間における無線受信強度を検出するステップと、
    音量を収集するステップと、
    検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された前記音量を示す音量情報とを送信するステップと、
    前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報を送信するステップと、
    前記受信強度情報と前記音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するステップと、
    前記コミュニケーション量と前記コミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成するステップと、を含む、
    画像生成方法。
  9. コンピュータに、
    組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機間における無線受信強度を検出する機能と、
    音量を収集する機能と、
    検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された前記音量を示す音量情報とを送信する機能と、
    前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報を送信する機能と、
    前記受信強度情報と前記音量情報とに基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出する機能と、
    前記コミュニケーション量と前記コミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する機能と、
    を実現させるための画像生成プログラム。
  10. 組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機により検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された音量を示す音量情報と基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するコミュニケーション量算出部と、
    前記コミュニケーション量と前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する画像生成部と、を備える、
    画像生成サーバ。
  11. 組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機により検出された無線受信強度を示す受信強度情報と収集された音量を示す音量情報と基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出するステップと、
    前記コミュニケーション量と前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成するステップと、を含む、
    画像生成方法。
  12. コンピュータに、
    組織に属する複数の人物のそれぞれが携帯する複数の測定機により検出された無線受信強度を示す強度情報と収集された音量を示す音量情報と基づいて、各人物がコミュニケーションを行った時間および頻度の少なくとも一方を含むコミュニケーション量を算出する機能と、
    前記コミュニケーション量と前記人物間のコミュニケーションの状況を示すコミュニケーション状況情報とに基づいて画像を生成する機能と、
    を実現させるための画像生成プログラム。
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