JP2017004139A - フォーマット変換管理装置およびフォーマット変換管理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フォーマット変換管理装置100において、企業間取引システムにて連携する各機能間でのデータフォーマットの変換定義情報として、所定プロトコルに沿った標準ルール127、128または企業間取引システムのユーザから受け付けたユーザルール129を格納する記憶装置101と、ユーザ端末50から得た受信データの示す所定値に応じて、フォーマット変換対象の機能の組に関する変換定義情報たる標準ルール127、128またはユーザルール129を特定し、当該特定したルールに基づいて受信データのフォーマット変換の処理を実行し、当該フォーマット変換済みデータを機能の組のうち連携先の機能に提供する演算装置104 を備える構成とする。
【選択図】図2
Description
の情報交換など、いわゆる企業間取引の処理をセキュアなネットワークインフラの下で実現する、企業間の情報交換・共有システムが存在している。
ケースもあり、プログラム改修に要するコストや手間が増大しやすい。会員企業らは、このような状況を鑑みて、新しいーザ機能用システムや機能の導入を躊躇し、ついには諦めてしまうケースもある。
)サービスや需給調整支援サービスなど、企業活動に関わる業務別、役割別、利用者別等に応じた各種のアプリケーションサービスの機能またはその実装システムに対応している。上述の需給調整支援サービスとは、SCM(supply chain management)に関わる企業
間の情報共有を通して、在庫削減、リードタイム短縮を図るサービスである。
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態のフォーマット変換管理装置たるG/Wサーバ100を含むネットワーク構成図である。図1に示すG/Wサーバ100は、企業間取引システムにおけるデータフォーマットの変換を、ユーザのニーズに沿った効率的なものとするコンピュータ装置である。
等に応じた各種のアプリケーションサービスを提供する、複数のユーザ機能用Webサーバ200も含んでいる。本実施形態では、このユーザ機能用Webサーバ200が提供するアプリケーションサービスを、ユーザ機能用システム210と称する。
ム10では、上述のEDIサービスや需給調整支援サービスなどに対応した複数のユーザ機能用システム210をバイヤー企業およびサプライヤー企業に提供している。
また、フォーマット変換管理装置たるG/Wサーバ100のハードウェア構成は以下の如くとなる。図2は、本実施形態におけるG/Wサーバ100のハードウェア構成例を示す図である。本実施形態におけるG/Wサーバ100は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置101、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ103、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置104、ネットワーク5、6、7と接続し、ユーザ端末50、51やユーザ機能用Webサーバ200など他装置との通信処理を担うネットワークインターフェイス105、を少なくとも備える。
次に、本実施形態のフォーマット変換管理装置100が用いるデータベース等におけるデータ構造例について説明する。図3は本実施形態におけるファイル管理DB125のデータ構成例を示す図である。本実施形態におけるファイル管理DB125は、後述する受信ファイルが含む各レコードを、その送信者(上述の例ではバイヤー企業)および情報区
分(ユーザ機能用Webサーバ200のユーザ機能用システム210が提供するサービスにて取り扱うデータの種類。例えば、“注文情報”、“見積依頼情報”など)で分類し、該当各レコードにおける所定項目について抽出した値で生成した分割ファイル(受信データ)の集合体となっている。図3で例示するファイル管理DB125のレコード(分割ファイル)は、センタ内ID、送信会員ID、情報区分、およびファイル名の各値で構成される。
る各項目NO1〜NO4の変換後の値を規定したレコードの集合体となっている。こうした項目の具体例としては、例えば、フォーマット変換前の所定項目値が“納期”、である場合に、フォーマット変換後における該当項目値を、“納入期限”と規定する例などを想定出来る。或いは、フォーマット変換前の所定項目値が“数量”、である場合に、フォーマット変換後における該当項目値を、“納入量”と規定する例などを想定出来る。
以下、本実施形態におけるフォーマット変換管理方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明するフォーマット変換管理方法に対応する各種動作は、フォーマット変換管理装置100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
信会員IDおよび情報区分が異なるため、各レコードに対応した3つの分割ファイルを生成することになる。
次に、上述の分割ファイルに対するデータフォーマットの変換処理について図に基づき説明する。図12〜14は、本実施形態における情報処理方法の処理手順例2〜4をそれぞれ示すフロー図である。ここでは、上述のフロー例1で示した分割ファイルを変換前ファイル1000とし、標準ルールまたはユーザルールのいずれかに従ってデータフォーマット変換を行うことで、変換後ファイル1100を生成する処理について示す。
“0202X”、変換フラグ“1”、変換定義ユーザ設定フラグ“1”)となる。
更新することでデータフォーマット変換を行い、変換後情報区分に対応した変換後ファイル1100(図15)を生成する(1314)。また送信情報アップロードファイル変換部111は、ここで生成した変換後ファイル1100に対し、ステップ1313でプロバイダーコードマスタ130から取得しているプロバイダーコードを対応付ける。
次に、バイヤー企業により変換定義ユーザ設定DB129が更新される際の処理について図に基づき説明する。図16は、本実施形態におけるフォーマット変換管理方法の処理手順例3を示すフロー図である。
次に、データフォーマット変換後の分割ファイルを、連携対象となるユーザ機能用Webサーバ200に対して送信、すなわち連携させる処理について説明する。図17は、本実施形態におけるフォーマット変換管理方法の処理手順例4を示すフロー図である。
機能用サーバ連携フラグを“1”、すなわち連携済に更新し(1505)、処理を終了する。
能となる。ひいては、企業間取引システムにおけるデータフォーマットの変換が、ユーザのニーズに沿った効率的なものとなる。
10 企業間情報交換・共有システム
50、51 ユーザ端末
100 G/Wサーバ
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 ネットワークインターフェイス(通信装置)
110 送信情報アップロードファイル登録部
111 送信情報アップロードファイル変換部
112 変換ルールユーザ定義情報登録部
113 ユーザ機能用Webサーバアップロード部
125 ファイル管理DB
126 ファイル実体DB
127 変換マスタ
128 変換定義マスタ
129 変換定義ユーザ設定DB
130 プロバイダコードマスタ
200 ユーザ機能用Webサーバ
210 ユーザ機能用システム
900 受信ファイル
1000 変換前ファイル
1100 変換後ファイル
Claims (8)
- 企業間取引システムにて連携する各機能間でのデータフォーマットの変換定義情報として、所定プロトコルに沿った標準ルールまたは前記企業間取引システムのユーザから受け付けたユーザルールを格納する記憶装置と、
ユーザ端末から得た受信データの示す所定値に応じて、フォーマット変換対象の機能の組に関する前記変換定義情報たる標準ルールまたはユーザルールを特定し、当該特定したルールに基づいて前記受信データのフォーマット変換の処理を実行し、当該フォーマット変換済みデータを前記機能の組のうち連携先の機能に提供する演算装置と、
を備えることを特徴とするフォーマット変換管理装置。 - 前記記憶装置は、
前記企業間取引システムにおいて各機能を提供する情報処理装置の間を跨いで連携する場合の、または情報処理装置内における機能間で連携する場合の、各機能間でのデータフォーマットの変換定義情報として前記標準ルールまたは前記ユーザルールを格納するものであり、
前記演算装置は、
前記フォーマット変換の処理に際し、前記受信データの示す所定値に応じて、前記情報処理装置の間を跨ぐ連携に関する、または情報処理装置内の機能間での連携に関する、標準ルールまたはユーザルールを特定し、当該特定したルールに基づいて前記受信データのフォーマット変換の処理を実行するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載のフォーマット変換管理装置。 - 前記記憶装置は、
前記企業間取引システムにて連携する各機能間でのデータフォーマットの変換定義情報として、前記受信データから複数のフォーマット変換済みデータを生成する、前記標準ルールまたは前記ユーザルールを更に格納するものであり、
前記演算装置は、
前記フォーマット変換の処理に際し、前記受信データの示す所定値に応じて、フォーマット変換対象の機能の組に関する前記変換定義情報たる標準ルールまたはユーザルールを特定し、当該特定したルールに基づいて前記受信データから複数のフォーマット変換済みデータを生成するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載のフォーマット変換管理装置。 - 前記記憶装置は、
前記変換定義情報における前記ユーザルールに関して、フォーマット変換対象となりうる連携機能の組を定めた規定データを更に格納するものであり、
前記演算装置は、
ユーザ端末から得たユーザルールの入力要求を前記規定データに照合し、前記入力要求の示す機能の組が前記規定データにて定められた連携機能の組である場合、当該機能の組に関するユーザルールの指定を前記ユーザ端末から受信し、記憶装置に格納する処理を更に実行するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載のフォーマット変換管理装置。 - 企業間取引システムにて連携する各機能間でのデータフォーマットの変換定義情報として、所定プロトコルに沿った標準ルールまたは前記企業間取引システムのユーザから受け付けたユーザルールを格納する記憶装置を備えた情報処理装置が、
ユーザ端末から得た受信データの示す所定値に応じて、フォーマット変換対象の機能の組に関する前記変換定義情報たる標準ルールまたはユーザルールを特定し、当該特定したルールに基づいて前記受信データのフォーマット変換の処理を実行し、当該フォーマット
変換済みデータを前記機能の組のうち連携先の機能に提供する、
ことを特徴とするフォーマット変換管理方法。 - 前記情報処理装置が、
前記記憶装置にて、前記企業間取引システムにおいて各機能を提供する情報処理装置の間を跨いで連携する場合の、または情報処理装置内における機能間で連携する場合の、各機能間でのデータフォーマットの変換定義情報として前記標準ルールまたは前記ユーザルールを格納し、
前記フォーマット変換の処理に際し、前記受信データの示す所定値に応じて、前記情報処理装置の間を跨ぐ連携に関する、または情報処理装置内の機能間での連携に関する、標準ルールまたはユーザルールを特定し、当該特定したルールに基づいて前記受信データのフォーマット変換の処理を実行する、
ことを特徴とする請求項5に記載のフォーマット変換管理方法。 - 前記情報処理装置が、
前記記憶装置において、前記企業間取引システムにて連携する各機能間でのデータフォーマットの変換定義情報として、前記受信データから複数のフォーマット変換済みデータを生成する、前記標準ルールまたは前記ユーザルールを更に格納し、
前記フォーマット変換の処理に際し、前記受信データの示す所定値に応じて、フォーマット変換対象の機能の組に関する前記変換定義情報たる標準ルールまたはユーザルールを特定し、当該特定したルールに基づいて前記受信データから複数のフォーマット変換済みデータを生成する、
ことを特徴とする請求項5に記載のフォーマット変換管理方法。 - 前記情報処理装置が、
前記記憶装置において、前記変換定義情報における前記ユーザルールに関して、フォーマット変換対象となりうる連携機能の組を定めた規定データを更に格納し、
ユーザ端末から得たユーザルールの入力要求を前記規定データに照合し、前記入力要求の示す機能の組が前記規定データにて定められた連携機能の組である場合、当該機能の組に関するユーザルールの指定を前記ユーザ端末から受信し、記憶装置に格納する処理を更に実行する、
ことを特徴とする請求項5に記載のフォーマット変換管理方法。
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JP2018190384A (ja) * | 2018-01-17 | 2018-11-29 | 株式会社オービック | データ変換装置、データ変換方法およびデータ変換プログラム |
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