JP2017004095A - 画像処理装置および画像処理装置の制御プログラム - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置の制御プログラム Download PDF

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正 鈴江
和明 友野
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和明 友野
宏樹 田島
Hiroki Tajima
宏樹 田島
大樹 稲垣
Daiki Inagaki
大樹 稲垣
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Abstract

【課題】ログを適切に保存することのできる画像処理装置および画像処理装置の制御プログラムを提供する。【解決手段】画像処理装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)は、画像処理装置の動作を制御するOS(Operating System)がロードされるシステムメモリ112と、画像処理を行う特定用途向け集積回路であるメモリコントローラー116と、メモリコントローラー116の制御によりデータの書き込みおよび読み出しが行われるサブメモリ117とを備える。MFPは、OSの動作が停止するエラーである致命的エラーがOSに発生した場合に、システムメモリ112にログを記憶し、システムメモリ112に記憶したログを、メモリコントローラー116を用いてサブメモリ117に移動する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置および画像処理装置の制御プログラムに関する。より特定的には、本発明は、画像処理装置および画像処理装置の制御プログラムに関する。
電子写真式の画像形成装置には、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどがある。
近年のMFPにおいて、各種HW(Hardware)を制御するためのSW(Software)であるFW(Firmware)は、BIOS(Basic Input/Output System)と、OS(Operating System)と、制御FWなどにより構成されている。
MFPのOSとしては、たとえばLinux(登録商標)のような一般的なOSが利用されている。OSは、システムメモリへのアクセス、割込み処理、またはタスク制御などを行う。またOSは、ネットワークデバイス、不揮発メモリ、HDD(Hard Disk Drive)などのHWデバイスを制御するドライバーを有している。
OSがHWデバイスを制御する際に、設計時には想定できないエラーが発生することが、開発者には知られている。想定できないエラーが発生した場合には、それが致命的エラーとなってOSの動作が停止することがある。
OSに致命的エラーが発生した場合に、開発者はその原因を解析する必要がある。OSに致命的エラーが発生した原因を解析するための技術として、たとえばWindows(登録商標)のブルースクリーンや、Linux(登録商標)のpanicなどの解析情報ログを出力するシステムがある。このうちLinux(登録商標)のpanicは、MFPの各種HWからの割込みを無効化し、OSの動作を停止する。Linux(登録商標)のpanicは、Linux(登録商標) Kernelのメッセージ出力システムであるkmsg_dumpを用いて、通常はMFP上(端末上)にログを出力し、その後システムを停止する。Linux(登録商標)のpanicは、予め必要な設定が行われている場合には、システムの停止後にOSを再起動する。
開発者は、クライアントのMFP(市場機)から離れている。このため、クライアントのMFPのOSに致命的エラーが発生し、クライアントのMFP上にログが出力されても、開発者はそのログを取得することはできなかった。そこで、ログやエラー状態のダンプを装置内に保存する技術が提案されている。
下記特許文献1には、リブート動作時にメモリをクリアしない設定であるメモリクリア設定を記憶しておくメモリクリアON/OFF制御回路と、メモリクリア設定を参照して、クリアしない設定である場合に、メモリ上に格納されている記憶を削除しない制御を行うメモリ制御回路と、OSをHDDから起動するか否かの設定を記憶しておくファイルロード設定フラグを有するBIOSを記憶するFROMとを備えたサーバーを開示している。このサーバーは、メモリ制御回路がメモリをクリアしない制御を行った場合に、ファイルロード設定フラグを参照して、OSをHDDから起動しない設定である場合に、メモリ上に格納されている記憶に基づいてOSを再開する。
下記特許文献2には、主記憶装置と副記憶装置とを備える基地局装置が開示されている。この基地局装置において、CPU(Central Processing Unit)は、所定処理があるごとに、主記憶装置に所定処理に関する情報を書き込み、主記憶装置の初期化を行うことなく、情報処理装置のリブートを行う。CPUは、リブートが行われた後に、主記憶装置に記憶される所定処理に関する情報を副記憶装置に書き込む。
特開2010−66869号公報 特開2006−120102号公報
上記従来の技術では、ログ(エラー状態のダンプを含む)をシステムメモリ上に記憶し、システムメモリに記憶したログをクリアしない設定を行った状態でリブートを行い、リブート後にシステムメモリに記憶したログを不揮発メモリなどに保存している。
しかし、致命的エラーは、OSが管理するHWのうちいずれかのHWが原因となる場合が多い。OSに致命的エラーが発生している状態では、HWが想定外の動作を行うことに起因して、システムメモリに保存していたログがリブート後に失われるおそれがある。特に、CPUのバスを通じて管理されるシステムメモリに対しては、致命的エラーに起因して動作が不安定になったHWやドライバプログラムが、誤ったアドレス指定をしてデータを書き込むおそれがあり、システムメモリに記憶したログが別のデータで上書きされるおそれがある。
そこで、システムメモリ内に、ログを保存するための領域をシステムメモリ内に確保する方法が考えられる。しかし、致命的エラーが発生するタイミングは予測できないため、この方法では常に一定サイズの領域をシステムメモリ内に確保しておく必要がある。その結果、この方法では、システムメモリ内で使用可能な領域が制限される。
また、NVRAM(Non−Volatile Random Access Memory)やフラッシュROM(Read Only Memory)などの不揮発メモリがCPUのバスに接続されている場合には、OSの動作が停止して、これらの不揮発メモリの書き込み用ドライバーSWが使えない場合にも、CPUから不揮発メモリに対して比較的簡単にアクセスすることができ、不揮発メモリにログを保存することができる。しかし、MFPは、コストダウンのために必要最小限の大きさの不揮発メモリしか搭載していない場合が多く、ログを保存するための専用の領域を確保することは難しい。また、MFPは不揮発メモリを搭載していない場合も多い。さらに、フラッシュROMへのデータの書き込みおよびフラッシュROMからのデータの読み出しは、OSで管理するセクタ以外を用いて、OSのドライバーを用いない専用制御にて、セクタ単位で行われる。たとえば、保存するログのサイズが変わった場合に適切に対処するためには、ログのサイズに合わせて、セクタ数と各セクタのサイズとをSWで管理する必要になる。その結果、制御方法が複雑化し、開発コストの増加を招く。また揮発メモリと比較して不揮発メモリは、書き込み時間が長いため、致命的エラー発生からリブートまでの処理時間の増加によるサービス停止期間の増加も招く。
以上のように、OSに致命的エラーが発生した場合に、ログを適切に保存することができなかった。それにより、開発者は致命的エラーの原因を解析することができなかった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、OSに致命的エラーが発生した場合に、ログを適切に保存することのできる画像処理装置および画像処理装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の一の局面に従う画像処理装置は、画像処理装置の動作を制御するオペレーティングシステムがロードされるシステムメモリと、画像処理を行う特定用途向け集積回路と、集積回路の制御によりデータの書き込みおよび読み出しが行われるサブメモリと、オペレーティングシステムの動作が停止するエラーである致命的エラーがオペレーティングシステムに発生した場合に、システムメモリにログを記憶するログ記憶手段と、ログ記憶手段にて記憶したログを、集積回路を用いてサブメモリに移動する移動手段とを備える。
上記画像処理装置において好ましくは、移動手段は、システムメモリのアドレス、サブメモリのオフセットアドレス、およびログのデータサイズを指定して、集積回路に対してデータの移動を指示する指示手段を含む。
上記画像処理装置において好ましくは、画像処理装置のプロセッサーは、システムメモリに対して直接的にデータの書き込みを行い、サブメモリに対して直接的にデータの書き込みを行わない。
上記画像処理装置において好ましくは、移動手段は、ログ記憶手段にて記憶したログを、サブメモリ内における実行中のジョブに関連するデータが記憶された領域とは異なる領域に移動する
上記画像処理装置において好ましくは、移動手段にてサブメモリにログを移動した後で、オペレーティングシステムのリブートを行うリブート手段と、リブート手段にてリブートを行う場合に、移動手段にてサブメモリへ移動したログをシステムメモリに転送する転送手段とをさらに備える。
上記画像処理装置において好ましくは、ジョブ実行時に、ジョブの種類に関連したベクタ番号であって、サブメモリ内の領域に対応するベクタ番号を記憶する番号記憶手段をさらに備え、移動手段は、ログ記憶手段にて記憶したログを、ベクタ番号に対応するサブメモリ内の領域に移動し、リブート手段にてリブートを行う場合に、ベクタ番号に対応するサブメモリ内の領域からログを読み出す読出手段をさらに備え、転送手段は、読出手段にて読み出したログをシステムメモリに転送する。
上記画像処理装置において好ましくは、移動手段は、ログ記憶手段にて記憶したログのサイズを符号化するサイズ符号化手段と、サイズ符号化手段にて符号化したログのサイズをサブメモリに送信するサイズ送信手段と、ログ記憶手段にて記憶したログを符号化するログ符号化手段と、ログ符号化手段にて符号化したログをサブメモリに送信するログ送信手段とを含み、転送手段は、サイズ送信手段にてサブメモリに送信したログのサイズを復号化するサイズ復号化手段と、ログ送信手段にてサブメモリに送信したログを復号化するログ復号化手段とを含む。
上記画像処理装置において好ましくは、転送手段にてサブメモリへ転送したログを不揮発媒体に保存する保存手段と、保存手段にてログを不揮発媒体に保存した場合に、不揮発媒体にログを保存したことを通知する通知手段とをさらに備える。
本発明の他の局面に従う画像処理装置の制御プログラムは、画像処理装置の動作を制御するオペレーティングシステムがロードされるシステムメモリと、画像処理を行う特定用途向け集積回路と、集積回路の制御によりデータの書き込みおよび読み出しが行われるサブメモリとを備えた、画像処理装置の制御プログラムであって、オペレーティングシステムの動作が停止するエラーである致命的エラーがオペレーティングシステムに発生した場合に、システムメモリにログを記憶するログ記憶ステップと、ログ記憶ステップにて記憶したログを、集積回路を用いてサブメモリに移動する移動ステップとをコンピューターに実行させる。
本発明によれば、ログを適切に保存することのできる画像処理装置および画像処理装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるMFP1の構成を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるMFP1の構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のMFP1におけるFW構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態において、パニック関数134が出力するログを模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態において、OS132に致命的エラーが発生した場合におけるMFP1の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるサブメモリ117内の複数の領域の各々のオフセットアドレスと、用途との関係を示す表である。 本発明の第2の実施の形態において、ベクタ番号と、実行中のジョブの種類と、リブート時のベクタアドレスとなるサブメモリ117内のオフセットアドレスとの関係を示す表である。 本発明の第2の実施の形態において、ベクタ番号を保存する場合のMFP1の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態において、OS132に致命的エラーが発生した場合におけるMFP1の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態において、OS132に致命的エラーが発生した場合におけるMFP1の動作を示すフローチャートである。 図10のステップS301のサブルーチンである。 図10のステップS303のサブルーチンである。 本発明の第4の実施の形態において、OS132のリブート後にログを不揮発媒体に保存する際のMFP1の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
以下の実施の形態では、画像処理装置がMFPである場合について説明する。画像処理装置は、たとえばプリンター、複写機、またはファクシミリなどのMFP以外の画像形成装置であってもよい。また画像処理装置は、たとえばPC(Personal Computer)、サーバー、またはスマートフォンなどであってもよい。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるMFP1の構成を模式的に示す断面図である。
図1を参照して、本実施の形態におけるMFP1(画像処理装置の一例)は、画像形成部100と、画像形成部100の上部に設置された画像読取部200とから構成される。画像形成部100は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるものであり、4組のイメージングユニット10Y、10M、10C、および10Kと、ベルト状の中間転写体6と、一次転写部7Y、7M、7C、および7Kと、二次転写部7Aと、定着装置8と、給紙搬送部20とを含んでいる。イメージングユニット10Y、10M、10C、および10K、ベルト状の中間転写体6、一次転写部7Y、7M、7C、および7K、ならびに二次転写部7Aは、記録紙P(用紙)上にトナー像を形成するトナー像形成部を構成している。
イメージングユニット10Y、10M、10C、および10Kの各々における現像装置4Y、4M、4C、および4Kの各々は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、およびK(ブラック)の各色の小粒径トナーと、キャリアとからなる二成分現像剤を内包する。
イメージングユニット10Y、10M、10C、および10Kのうち、ここではYのトナーによる画像を形成するイメージングユニット10Yを例にとって説明する。イメージングユニット10Yは、像担持体としての感光体ドラム1Yと、帯電器2Yと、露光部3Yと、現像装置4Yと、クリーニング装置5Yとを含んでいる。感光体ドラム1Yは、一次転写部7Yと対向する位置に配置されている。感光体ドラム1Yの周囲には、帯電器2Y、露光部3Y、現像装置4Y、およびクリーニング装置5Yが配置されている。
感光体ドラム1Yは図1中矢印A1で示す方向に回転する。帯電器2Yは感光体ドラム1Y上に電荷を供給し、感光体ドラム1Yの表面を一様に帯電させる。露光部3Yは、画像形成の指示を受けた画像データに基づいて、一様に帯電した感光体ドラム1Y上にレーザ光を走査する。これにより、感光体ドラム1Y上に静電潜像が形成される。現像装置4Yは、感光体ドラム1Y上にトナーを供給する。これにより、感光体ドラム1Y上の静電潜像が現像され、感光体ドラム1Y上にトナー像が形成される。感光体ドラム1Y上の残存トナーはクリーリング装置5Yによって除去され、廃トナー収容部に回収される。
イメージングユニット10Yと同様に、Mのトナーによる画像を形成するイメージングユニット10Mは、感光体ドラム1Mと、帯電器2Mと、露光部3Mと、現像装置4Mと、クリーニング装置5Mとを含んでいる。Cのトナーによる画像を形成するイメージングユニット10Cは、感光体ドラム1Cと、帯電器2Cと、露光部3Cと、現像装置4Cと、クリーニング装置5Cとを含んでいる。Kのトナーによる画像を形成するイメージングユニット10Kは、感光体ドラム1Kと、帯電器2Kと、露光部3Kと、現像装置4Kと、クリーニング装置5Kとを含んでいる。
中間転写体6は、複数のローラーに巻回され、回転可能に支持されている。イメージングユニット10Y、10M、10C、および10Kより形成された各色の画像は、矢印A2で示す方向に回転する中間転写体6上に、一次転写部7Y、7M、7C、7Kの各々により逐次転写される(一次転写)。これにより、中間転写体6上には合成されたカラー画像が形成される。
給紙搬送部20の給紙カセット21内に収容された非感熱紙である記録紙Pは、給紙ローラー22により給紙され、給紙ローラー23、24、25、26、およびレジストローラ27などを経て、二次転写部7Aに搬送される。そして二次転写部7Aによって、中間転写体6上のカラー画像が記録紙P上に転写される(二次転写)。これにより記録紙P上にトナー像が形成される。二次転写部7Aにより記録紙Pにカラー画像を転写し、記録紙Pを曲率分離した後の中間転写体6は、クリーニング装置5Aにより転写残トナーが除去される。
カラー画像が転写された記録紙Pは、定着装置8に搬送される。定着装置8は、二次転写部7Aにて転写(形成)されたトナー像を記録紙P上に定着(固定)する。定着装置8は、加圧ローラー81と、加熱ローラー82と、定着ベルト83と、定着ローラー84とを含んでいる。加熱ローラー82には加熱ヒータ(図示無し)が内蔵されている。定着ローラー84は、加圧ローラー81と加熱ローラー82との間に設けられており、定着ベルト83は加熱ローラー82および定着ローラー84に巻き掛けられている。加圧ローラー81は、モーター(図示無し)によって回転駆動され、定着ローラー84に巻き掛けられた定着ベルト83の部分と接触してニップ部を形成している。
定着装置8にてトナー像が定着された記録紙Pは、排紙ローラー28により排出されて、機外の排紙トレイ29上に載置される。
画像読取部200は、自動原稿送り装置201と、原稿画像走査露光装置202とを含んでいる。自動原稿送り装置201の原稿台上に載置された原稿dは、自動原稿送り装置201の搬送部により搬送される。搬送部により搬送された原稿dは、原稿画像走査露光装置202の光学系によりその片面または両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。コピージョブを実行する場合、ラインイメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、および画像圧縮処理などが行われた後、露光部3Y、3M、3C、および3Kの各々に入力される。
なお、上述においてはMFP1がカラー画像の画像形成装置である場合について説明したが、MFP1はモノクロ画像の画像形成装置であってもよい。
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるMFP1の構成を模式的に示すブロック図である。
図2を参照して、MFP1は、プロセッサー111と、システムメモリ112と、フラッシュメモリ113と、不揮発RAM(Random Access Memory)114と、外部記憶装置115と、メモリコントローラー116(特定用途向け集積回路の一例)と、サブメモリ117と、操作表示部118と、ネットワークI/F119と、リムーバル記憶装置120とをさらに備えている。プロセッサー111と、システムメモリ112、フラッシュメモリ113、不揮発RAM114、外部記憶装置115、メモリコントローラー116、操作表示部118、ネットワークI/F119、およびリムーバル記憶装置120の各々とは、バスによって相互に接続されている。
プロセッサー111は、CPUからなっている。プロセッサー111は、MFP1全体の動作を制御する。プロセッサー111は、制御プログラムに基づいて処理を行う。
システムメモリ112は、たとえばDRAM(Dynamic Random Access Memory)であり、プロセッサー111の作業用のメモリである。システムメモリ112には、プロセッサー111が直接的にアドレスを指定しデータの保存を行う。システムメモリ112にはOSがロードされる。
フラッシュメモリ113は、プロセッサー111が実行するOSなどの制御プログラムや、各種ソフトウェアなどを記憶する。
不揮発RAM114は、時計IC(Integrated Circuit)など電池の電力を利用して各種データを記憶する。
外部記憶装置115は、各種ソフトウェアや画像データなどを記憶する。
メモリコントローラー116は、画像処理を行うASICである。メモリコントローラー116は、サブメモリ117へのデータの書き込みおよびサブメモリ117からのデータの読み出しを制御する。またメモリコントローラー116は、画像読取部200(スキャナー)から取得したデータに対して画像処理を行い、必要なタイミングで画像処理後のデータを画像形成部100(プリントエンジン)に送信する。
サブメモリ117は、たとえばDRAMであり、画像処理の対象となるデータなどを一時的に保存する。MFP1は、画像形成を行う際のタイミング制御を行うためのメモリバッファ空間としてのサブメモリ117を有しており、サブメモリ117を用いて画像の出力を行う。サブメモリ117は、画像の回転、拡大、または合成などの画像変換処理や、画像読取部200からの画像の入力を高速化するための一時バッファなど多様な目的で使用される。
操作表示部118は、表示パネルに操作画面や各種情報を表示する。また操作表示部118は、各種操作を受け付ける。
ネットワークI/F119は、ネットワークを通じてサーバー121などの外部機器との間で各種の情報を送受信する。
リムーバル記憶装置120は、可搬記憶媒体122へのデータの書き込みおよび可搬記憶媒体122からのデータの読み出しを制御する。
図3は、本発明の第1の実施の形態のMFP1におけるFW構成を模式的に示すブロック図である。
図3を参照して、MFP1は、各種HWを制御するためのソフトウェアであるFWとして、BIOS131と、OS132と、アプリ(制御FW)133とを備えている。BIOS131は、初期化やHWの制御を行う。OS132は、MFP1の基本的な動作を制御および管理する。アプリ133は、MFP1の固有動作を制御する。OS132は、システムメモリ112、フラッシュメモリ113、不揮発RAM114、および外部記憶装置115の各々へのデータの書き込み、およびシステムメモリ112、フラッシュメモリ113、不揮発RAM114、および外部記憶装置115の各々からのデータの読み出しを制御する。MFP1は、OS132としてたとえばLinux(登録商標)などの一般的なOSを利用する。
サブメモリ117は、OS132の直接的な制御下にはない。プロセッサー111は、システムメモリ112に対して直接的にデータの書き込みを行い、システムメモリ112から直接的にデータの読み出しを行う。一方でプロセッサー111は、サブメモリ117に対して直接的にデータの書き込みを行わず、サブメモリ117から直接的にデータの読み出しを行わない。
MFP1は、サブメモリ117へのアクセスを制御するための専用のSWである専用ASICドライバー(メモリコントローラー116のためのドライバー)を、アプリ133の一つとして実装している。OS132は、専用ASICドライバーを通じてメモリコントローラー116を制御する。メモリコントローラー116は、サブメモリ117へのデータの書き込みおよびサブメモリ117からの読み出しを制御する。
メモリコントローラー116は、DMA(Direct Memory Access)の機能を有している。すなわち、メモリコントローラー116は、プロセッサー111からDMA転送指示を受け付けた場合に、プロセッサー111による制御を受け付けずに、システムメモリ112とサブメモリ117との間でデータの転送を行う。またメモリコントローラー116は、DMA転送と並行して各種画像処理を行うことも可能である。
DMA転送指示もまた、専用ASICドライバーを通じて行われる。メモリコントローラー116に対してDMA転送指示を行う場合、プロセッサー111は、転送方向、システムメモリ112のアドレス、サブメモリ117のオフセットアドレス、および転送データ(ここではログ)のサイズなどを設定する。DMA転送が完了した場合には、専用ASICドライバーは、割込み制御により完了を通知する。また、DMA転送が完了した場合に、割込み制御を利用しなくてもよい。この場合、プロセッサー111は、DMA転送指示後に定期的に転送状態を監視し、完了まで待つ(ポーリング型の制御を行う)。
本実施の形態の画像形成装置は、OS132の動作が停止するエラーである致命的エラーがOS132に発生した場合に、画像形成を行うためのメモリ空間(サブメモリ)に、OS132が出力する解析用ログを安全に保存し、リブート後に読み出す。これにより、リブート後に解析用ログを利用して致命的エラーの原因を解析することができる。続いて、致命的エラーがOS132に発生した場合におけるMFP1の動作について詳細に説明する。
OS132に致命的エラーが発生した場合、プロセッサー111は、パニック関数134を呼び出し、パニック関数134にログを出力させる。またプロセッサー111は、割り込みを無効化する。プロセッサー111は、パニック関数134が出力したログをシステムメモリ112に記憶する。
図4は、本発明の第1の実施の形態において、パニック関数134が出力するログを模式的に示す図である。
図3および図4を参照して、パニック関数134が出力するログは、エラーの発生原因を示す情報を含んでいる。パニック関数134が出力するログは、エラーの発生原因を示す情報の他、モジュール情報、CPU情報、プログラムカウンタ、スタックポインタ、レジスタ情報、またはバックトレース情報などを含んでいてもよい。
次にプロセッサー111は、システムメモリ112に記憶したログを、メモリコントローラー116を用いてサブメモリ117にDMA転送(移動)する。割り込みが無効化されているため、サブメモリ117へのDMA転送はポーリング形式で行われる。DMA転送を行うための一時バッファとしてシステムメモリ112内の領域が使用される。しかしこの領域は、ページサイズなどの一時的に確保可能な小さいサイズに過ぎない。サブメモリ117は、メモリコントローラー116で制御されており、プロセッサー111が直接アクセスすることはできない。このため、OS132に致命的エラーが発生した場合でも、プロセッサー111がサブメモリ117に対して不正な書き込みを行うことはない。
次にプロセッサー111は、OS132をリブートする。このときのリブートはウォームリブートであるので、サブメモリ117に記憶したログを含むデータは失われない。なお、ウォームリブート中にメモリコントローラー116のリセットを行う場合には、サブメモリ117のメモリ管理の状態遷移が行われ、サブメモリ117のリフレッシュ動作が瞬断される場合がある。しかし、サブメモリ117は、一般的に複数のDRAMメモリセルを含んでおり、DRAMメモリセルは、コンデンサとトランジスタとで構成されている。DRAMメモリセルにおいて、コンデンサの自然放電までにリフレッシュサイクルを復帰した場合には、メモリコントローラー116のリセット後もデータを読み出すことが可能である。もちろん、メモリコントローラー116のリセット後に読み出されたデータは、利用されるDRAM、メモリコントローラー116、および回路特性からの影響を受ける。このため、ウォームリブート中にメモリコントローラー116のリセットを行う場合には、メモリコントローラー116のリセット後に読み出されたデータは、全て正しいものであるとは限らない。したがって、この問題について、SW側で何らかの対策が採られることが好ましい。
OS132のリブートを行う場合、プロセッサー111は、サブメモリ117に記憶したログを、メモリコントローラー116を用いてシステムメモリ112にDMA転送(移動)する。システムメモリ112へのログの転送は、OS132が安定的に起動した後に行われてもよいし、OS132のリブート中に行われてもよい。
MFP1は、システムメモリ112に転送されたログを、MFP1が保持する各種インターフェース(リムーバル記憶装置120など)を通じて不揮発記憶媒体(可搬記憶媒体122など)に保存し、MFP1の外部に搬出可能な状態とする。またMFP1は、システムメモリ112に転送されたログを、自機内のウェブサーバーを通じて外部に提供したり、外部の管理サーバー(サーバー121など)に転送したりしてもよい。
なお、MFP1は、サブメモリ117に記憶したログを、システムメモリ112に転送する代わりに、MFP1がインターフェースを保持するデバイスに直接的に転送してもよい。MFP1は、特にサブメモリ117に記憶したログのテキストの内容を、表示可能な形式に変換し、表示端末へ転送してもよい。MFP1は、メモリコントローラー116のバス上に不揮発メモリが存在していれば、その不揮発メモリに対してサブメモリ117から直接的にログを転送し、保存してもよい。サブメモリ117から外部の記憶媒体に直接ログを転送する場合には、OS132のウォームリブートは不要となる。
以上の方法により、サービスマンなどの管理者は、サービスマンメンテナンスの際に(または致命的エラーが発生した場合に自動的に)、HDDなどの記憶媒体へログを書き出したり、ネットワークを通じて接続されたサーバーへログを転送したりすることができる。これにより、開発者は、MFPをクライアント先に設置した後でも、致命的エラーが発生した場合のログを入手することができる。
図5は、本発明の第1の実施の形態において、OS132に致命的エラーが発生した場合におけるMFP1の動作を示すフローチャートである。
図5を参照して、プロセッサー111は、OS132に致命的エラーが発生すると(S101)、パニック関数134を呼び出し(S103)、パニック関数134にログを出力させる(S105)。次にプロセッサー111は、パニック関数134が出力したログを、システムメモリ112内のDMA一時メモリ領域などに保存(コピー)する(S107)。続いてプロセッサー111は、メモリコントローラー116を通じて、システムメモリ112からサブメモリ117へのログの転送を開始する(S109)。次にプロセッサー111は、ログの転送の進捗を示すレジスタ値を確認し(S111)、レジスタ値に基づいてログの転送を完了したか否かを判別する(S113)。
ステップS113にいて、ログの転送を完了しないと判別した場合(S113でNO)、プロセッサー111はステップS111の処理へ進む。
ステップS113にいて、ログの転送を完了したと判別した場合(S113でYES)、プロセッサー111は、OS132をリブートする(S115)。OS132の起動が完了すると(S117)、プロセッサー111は、メモリコントローラー116を通じて、ログをサブメモリ117からシステムメモリ112に転送する(S119)。その後プロセッサー111は、システムメモリ112に保存されているログを外部の不揮発記憶媒体(外部メモリ)などに保存し(S121)、処理を終了する。
本実施の形態によれば、MFP1は、OS132に致命的エラーが発生した場合に、メモリコントローラー116を用いてログをサブメモリ117にDMA転送する。サブメモリ117にはプロセッサー111が直接アクセスすることはできないため、プロセッサー111がサブメモリ117に対して不正な書き込みを行うことを防止することができ、ログを適切に保存することができる。開発者は、MFP1をクライアント先に設置した後でも、致命的エラーが発生した場合のログを容易に取得することができ、解析の難しい不具合についての適切な情報を得ることができる。その結果、ログに基づいた対策が設計に反映されるため、機器の品質が向上する。
また、MFP1は、OS132をリブートする場合にログをサブメモリ117からシステムメモリ112に転送する。これにより、開発者は、MFP1の外部にログを容易に持ち出すことができる。
[第2の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態におけるサブメモリ117内の複数の領域の各々のオフセットアドレスと、用途との関係を示す表である。
図6を参照して、サブメモリ117は画像処理を行うために最適化されている。具体的には、サブメモリ117内は複数の領域に区分されており、複数の領域の各々には用途が決められている。このため、ログを保存するための専用の領域を設けることが難しいことが多い。
ここでは、サブメモリ117内は、8つの領域に区分されており、8つの領域の各々は、それぞれA〜Hというオフセットアドレスが付与されている。8つの領域の各々は、それぞれ「スキャン入力用メモリ」、「プリント一時記憶用メモリ」、「回転・拡大・変換用メモリ」、「エンジン出力用メモリ」、「画像合成用メモリ」、「LCD表示用メモリ」、「画像管理用メモリ」、および「PC間遅延用メモリ」という用途が定められている。サブメモリ117内の各領域の使用状況は、実行中のジョブの内容に応じて変化する。
OS132に致命的エラーが発生した場合に、サブメモリ117内に保存された実行中のジョブに関するデータは、不具合発生時の状況を解析するのに役立つため、リブート後にダンプ取得されることが好ましい。
サブメモリ117内にログを保存するための専用の領域が無い場合、サブメモリ117内のいずれかの領域にログを保存しなければならない。しかし、サブメモリ117内の使用中の領域にログが上書きされると、実行中のジョブに関するデータが失われる。
そこでMFP1は、システムメモリ112に記憶したログを、サブメモリ117内における実行中のジョブに関するデータが記憶された領域とは異なる領域に保存する。これにより、実行中のジョブに関するデータがログで上書きされる事態を回避することができる。
具体的には、プロセッサー111は、ジョブ実行時に、ジョブの種類に関連したベクタ番号であって、サブメモリ117内の領域に対応するベクタ番号をシステムメモリ112に一時的に記憶する。この場合のサブメモリ117内の領域は、ジョブの実行により変化のない領域(ジョブに関するデータが記憶されない領域)である。ベクタ番号は、パニック関数134が参照可能な領域に記憶される。
図7は、本発明の第2の実施の形態において、ベクタ番号と、実行中のジョブの種類と、リブート時のベクタアドレスとなるサブメモリ117内のオフセットアドレスとの関係を示す表である。
図6および図7を参照して、たとえば、「0」というベクタ番号(デフォルトのベクタ番号)には実行中のジョブが無い状態が関連づけられている。この場合、サブメモリ117内のいずれの領域も使用されていない状態であるので、対応するオフセットアドレスは規定されていない。「1」というベクタ番号には実行中のジョブがプリントジョブである状態が関連づけられている。この場合、対応するオフセットアドレスには「A」(スキャン入力用メモリの領域)が規定されている。プリントジョブに関連するデータが保存される領域(図6中の「B」というオフセットアドレスの領域)は、規定されず除外される。「2」というベクタ番号には実行中のジョブがスキャンジョブである状態が関連づけられている。この場合、対応するオフセットアドレスは「D」(エンジン出力用メモリの領域)と規定されている。スキャンジョブに関連するデータが保存される領域(図6中の「A」というオフセットアドレスの領域)は、規定されず除外される。
OS132に致命的エラーが発生した場合、プロセッサー111は、システムメモリ112に記憶したログを、ベクタ番号に対応するサブメモリ117内の領域にDMA転送(移動)する。
プロセッサー111は、OS132をリブートする場合、リブート時のベクタアドレスを、ベクタ番号に対応するオフセットアドレスに設定し、ログの読み出し関数が参照できるシステムメモリ112内の領域に一時的に記憶する。プロセッサー111は、ベクタ番号に対応するサブメモリ117内のオフセットアドレスの領域からログを読み出し、読み出したログをシステムメモリ112にDMA転送する。
図8は、本発明の第2の実施の形態において、ベクタ番号を保存する場合のMFP1の動作を示すフローチャートである。
図8を参照して、プロセッサー111は、デフォルト値である「0」をベクタ番号としてシステムメモリ112に保存する(S201)。続いてプロセッサー111は、ジョブを実行中であるか否かを判別する(S203)。
ステップS203において、ジョブを実行中であると判別した場合(S203でYES)、プロセッサー111は、実行中のジョブの種類に対応するベクタ番号をシステムメモリ112に保存(更新)し(S205)、ステップS201の処理へ進む。
ステップS203において、ジョブを実行中でないと判別した場合(S203でNO)、プロセッサー111はステップS201の処理へ進む。
図9は、本発明の第2の実施の形態において、OS132に致命的エラーが発生した場合におけるMFP1の動作を示すフローチャートである。
図9を参照して、プロセッサー111は、始めに図5のフローチャートにおけるステップS101からS107の処理を行う。
ステップS107において、パニック関数134が出力したログをシステムメモリ112に保存した後、プロセッサー111は、ベクタ番号を参照し(S211)、ベクタ番号に応じてログの転送先となるシステムメモリ112のオフセットアドレスを決定する(S213)。その後プロセッサー111は、ステップS111以降の処理を行う。
ステップS117において、OS132の起動が完了した後、プロセッサー111は、ベクタ番号に対応するサブメモリ117内のオフセットアドレスの領域を参照し、ログを読み出し(S215)、読み出したログをサブメモリ117からシステムメモリ112に転送する(S119)。その後プロセッサー111は、ステップS121の処理に進む。
なお、本実施の形態におけるMFP1の構成および上述以外の動作は、第1の実施の形態におけるMFPの構成および動作と同様であるので、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、ウォームリブートのジャンプベクタを、実行中のジョブの種類に応じて変更することで、OS132に致命的エラーが発生した場合に、実行中のジョブに関連するデータがログで上書きされる事態を回避することができ、サブメモリ117に記憶された必要なデータを壊さないようにすることができる。
[第3の実施の形態]
本実施の形態において、MFP1は、リード・ソロモン符号のような誤り訂正符号をログに対して付与することにより、サブメモリ117に保存したログに異常が発生すること(データ化け)を回避する。
具体的には、プロセッサー111は、ログを、一定のサイズを有する複数(N個)のシンボルに区切り、複数のシンボルの各々に誤差補正値である訂正符号を付加する。これにより、ログが符号化され、符号化後のログのデータとして、rビットのサイズを有するN個のシンボルが得られる。この場合、符号化後のログのデータは、ログにより構成されるk個のシンボルと、冗長シンボルである(N−k)個シンボルとによって構成される。ログに異常が発生した場合に、冗長シンボルの総数の半分の数のシンボルまでを最大で訂正することができる。さらにプロセッサー111は、ログ全体のサイズを管理するため、ログのサイズも符号化する。プロセッサー111は、符号化後のログのサイズと、符号化後のログのデータとをシステムメモリ112からサブメモリ117にDMA転送する。
OS132のリブートを行う場合に、プロセッサー111は、サブメモリ117に記憶されている符号化後のログのサイズを復号化する。プロセッサー111は、復号化により得られたログのサイズを確認し、妥当性が得られれば符号化されたログを復号化する。たとえば復号化により得られた複数のシンボルの各々のサイズが同じであれば、符号化後のログを復号化するようにしてもよく、データ化けに備えた冗長性が加えられてもよい。但し、プロセッサー111は、リブート後の読み出し時に、誤り位置多項式を求める必要があるため、一定量の計算時間が必要になる。
なお、通常の起動時(致命的エラーが発生していない状態での起動時)などにはサブメモリ117にデータが保存されていない。このような場合にはサブメモリ117からのログの読み出しを行わないことが好ましい。このような制御は、第2の実施の形態においてベクタ番号を「0」に設定した状態で通常の起動を行うことで実現可能である。
図10は、本発明の第3の実施の形態において、OS132に致命的エラーが発生した場合におけるMFP1の動作を示すフローチャートである。
図10を参照して、プロセッサー111は、始めに図9のフローチャートにおけるステップS101からS107の処理を行う。
ステップS107において、パニック関数134が出力したログをシステムメモリ112に保存した後、プロセッサー111は、ログをサブメモリ117に転送する処理を行う(S301)。その後プロセッサー111は、図9のフローチャートにおけるステップS211からS215の処理を行う。
ステップS215において、ベクタ番号に対応するサブメモリ117内のオフセットアドレスの領域からログを読み出した後、プロセッサー111は、ログをシステムメモリ112に転送する処理を行う(S303)。その後プロセッサー111は、図9のフローチャートにおけるステップS121の処理の処理へ進む。
図11は、図10のステップS301のサブルーチンである。
図11を参照して、ログをサブメモリ117に転送する処理(S301)において、プロセッサー111は、システムメモリ112に記憶したログを複数のシンボルに区分し、ログを構成する複数のシンボルの各々のサイズを符号化する(S311)。次にプロセッサー111は、メモリコントローラー116を通じて、符号化後の複数のシンボルの各々のサイズ(符号化後のログのサイズ)をサブメモリ117に転送し(S313)。符号化後のログのサイズの転送を完了したか否かを判別する(S315)。
ステップS315において、符号化後のログのサイズの転送を完了しないと判別した場合(S315でNO)、プロセッサー111はステップS311の処理へ進む。
ステップS315において、符号化後のログのサイズの転送を完了したと判別した場合(S315でYES)、プロセッサー111は、システムメモリ112に記憶したログを構成する複数のシンボルの各々を符号化する(S317)。次にプロセッサー111は、メモリコントローラー116を通じて、符号化後の複数のシンボルの各々(符号化後のログ)をサブメモリ117に転送し(S319)。符号化後のログの転送を完了したか否かを判別する(S321)。
ステップS321において、符号化後のログの転送を完了しないと判別した場合(S321でNO)、プロセッサー111はステップS317の処理へ進む。
ステップS321において、符号化後のログの転送を完了したと判別した場合(S321でYES)、プロセッサー111はリターンする。
図12は、図10のステップS303のサブルーチンである。
図12を参照して、ログをシステムメモリ112に転送する処理(S303)において、プロセッサー111は、メモリコントローラー116を通じて、サブメモリ117に記憶した符号化後の複数のシンボルの各々のサイズ(符号化後のログのサイズ)をシステムメモリ112に転送する(S331)。続いてプロセッサー111は、システムメモリ112に記憶した符号化後の複数のシンボルの各々のサイズを復号化する(S333)。続いてプロセッサー111は、符号化後のログのサイズの復号化を完了したか否かを判別する(S335)。
ステップS335において、符号化後のログのサイズの復号化を完了しないと判別した場合(S335でNO)、プロセッサー111はステップS331の処理へ進む。
ステップS335において、符号化後のログのサイズの復号化を完了したと判別した場合(S335でYES)、プロセッサー111は、復号化後の複数のシンボルの各々のサイズが正しいことを確認する(S337)。続いてプロセッサー111は、メモリコントローラー116を通じて、サブメモリ117に記憶した符号化後の複数のシンボルの各々(符号化後のログ)をシステムメモリ112に転送する(S339)。続いてプロセッサー111は、システムメモリ112に記憶した符号化後の複数のシンボルの各々を復号化する(S341)。続いてプロセッサー111は、符号化後のログの復号化を完了したか否かを判別する(S343)。
ステップS343において、符号化後のログの復号化を完了しないと判別した場合(S343でNO)、プロセッサー111はステップS339の処理へ進む。
ステップS343において、符号化後のログの復号化を完了したと判別した場合(S343でYES)、プロセッサー111はリターンする。
なお、本実施の形態におけるMFP1の構成および上述以外の動作は、第1の実施の形態におけるMFPの構成および動作と同様であるので、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、たとえば致命的エラーに起因してサブメモリ117をリセットする動作が誤って行われた場合において、サブメモリ117に記憶されていたデータが電気的に残留しているときなどに、サブメモリ117に残留しているデータを補正することでログを復元することができる。
[第4の実施の形態]
本実施の形態においては、OS132のリブート後にログを不揮発媒体(たとえば外部記憶装置115や可搬記憶媒体122など)に保存する際のMFP1の動作について説明する。
図13は、本発明の第4の実施の形態において、OS132のリブート後にログを不揮発媒体に保存する際のMFP1の動作を示すフローチャートである。なお図13では、図5のフローチャートにおけるステップS101の処理からS113の処理が省略されている。
図13を参照して、プロセッサー111は、始めに図5のフローチャートにおけるステップS101からS119の処理を行う。
ステップS119において、ログをサブメモリ117からシステムメモリ112に転送した後で、プロセッサー111は、制御FWを起動し(S401)、システムメモリ112に保存したログを不揮発媒体に保存する(S403)。またプロセッサー111は、システムメモリ112に保存したログを不揮発媒体に保存する代わりに、またはシステムメモリ112に保存したログを不揮発媒体に保存するのに加えて、システムメモリ112に保存したログをサーバーへ転送してもよいし(S405)、外部端末に表示してもよいし(S407)、他の方法で出力してもよい。
次にプロセッサー111は、ログを保存したことを通知する(S409)。プロセッサー111は、実行予定のジョブの種類に応じて、ログを保存したことの通知の要否を判断してもよい。続いてプロセッサー111は、通知の解除を受け付けたか否かを判別する(S411)。通知の解除は、操作者が管理者である場合にのみ受け付けてもよい。
ステップS411において、通知の解除を受け付けたと判別した場合(S411でYES)、プロセッサー111は、不揮発媒体に保存したログの上書きを許可し(S413)、処理を終了する。
ステップS411において、通知の解除を受け付けないと判別した場合(S411でNO)、プロセッサー111は、不揮発媒体に保存したログの上書きを禁止し(S413)、処理を終了する。
本実施の形態によれば、致命的エラーが発生した場合のログを不揮発媒体に保存したことが通知されるので、開発者は、通知に基づいて不揮発媒体からログを容易に入手することができる。
[その他]
上述の実施の形態は、適宜組み合わせることができる。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行っても、ハードウェア回路を用いて行ってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 MFP(Multifunction Peripheral)
1C,1K,1M,1Y 感光体ドラム
2C,2K,2M,2Y 帯電器
3C,3K,3M,3Y 露光部
4C,4K,4M,4Y 現像装置
5A,5C,5K,5M,5Y クリーニング装置
6 中間転写体
7A 二次転写部
7C,7K,7M,7Y 一次転写部
8 定着装置
10C,10K,10M,10Y イメージングユニット
20 給紙搬送部
21 給紙カセット
22,23,24,25,26 給紙ローラー
27 レジストローラ
28 排紙ローラー
29 排紙トレイ
81 加圧ローラー
82 加熱ローラー
83 定着ベルト
84 定着ローラー
100 画像形成部
111 プロセッサー
112 システムメモリ
113 フラッシュメモリ
114 不揮発RAM(Random Access Memory)
115 外部記憶装置
116 メモリコントローラー
117 サブメモリ
118 操作表示部
119 ネットワークI/F
120 リムーバル記憶装置
121 サーバー
122 可搬記憶媒体
131 BIOS(Basic Input/Output System)
132 OS(Operating System)
133 アプリ
134 パニック関数
200 画像読取部
201 自動原稿送り装置
202 原稿画像走査露光装置
CCD ラインイメージセンサ
d 原稿
P 記録紙

Claims (9)

  1. 画像処理装置の動作を制御するオペレーティングシステムがロードされるシステムメモリと、
    画像処理を行う特定用途向け集積回路と、
    前記集積回路の制御によりデータの書き込みおよび読み出しが行われるサブメモリと、
    前記オペレーティングシステムの動作が停止するエラーである致命的エラーが前記オペレーティングシステムに発生した場合に、前記システムメモリにログを記憶するログ記憶手段と、
    前記ログ記憶手段にて記憶したログを、前記集積回路を用いて前記サブメモリに移動する移動手段とを備えた、画像処理装置。
  2. 前記移動手段は、前記システムメモリのアドレス、前記サブメモリのオフセットアドレス、およびログのデータサイズを指定して、前記集積回路に対してデータの移動を指示する指示手段を含む、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置のプロセッサーは、前記システムメモリに対して直接的にデータの書き込みを行い、前記サブメモリに対して直接的にデータの書き込みを行わない、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記移動手段は、前記ログ記憶手段にて記憶したログを、前記サブメモリ内における実行中のジョブに関連するデータが記憶された領域とは異なる領域に移動する、請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記移動手段にて前記サブメモリにログを移動した後で、前記オペレーティングシステムのリブートを行うリブート手段と、
    前記リブート手段にてリブートを行う場合に、前記移動手段にて前記サブメモリへ移動したログを前記システムメモリに転送する転送手段とをさらに備えた、請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. ジョブ実行時に、ジョブの種類に関連したベクタ番号であって、前記サブメモリ内の領域に対応するベクタ番号を記憶する番号記憶手段をさらに備え、
    前記移動手段は、前記ログ記憶手段にて記憶したログを、前記ベクタ番号に対応する前記サブメモリ内の領域に移動し、
    前記リブート手段にてリブートを行う場合に、前記ベクタ番号に対応する前記サブメモリ内の領域からログを読み出す読出手段をさらに備え、
    前記転送手段は、前記読出手段にて読み出したログを前記システムメモリに転送する、請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記移動手段は、
    前記ログ記憶手段にて記憶したログのサイズを符号化するサイズ符号化手段と、
    前記サイズ符号化手段にて符号化したログのサイズを前記サブメモリに送信するサイズ送信手段と、
    前記ログ記憶手段にて記憶したログを符号化するログ符号化手段と、
    前記ログ符号化手段にて符号化したログを前記サブメモリに送信するログ送信手段とを含み、
    前記転送手段は、
    前記サイズ送信手段にて前記サブメモリに送信したログのサイズを復号化するサイズ復号化手段と、
    前記ログ送信手段にて前記サブメモリに送信したログを復号化するログ復号化手段とを含む、請求項5または6に記載の画像処理装置。
  8. 前記転送手段にて前記サブメモリへ転送したログを不揮発媒体に保存する保存手段と、
    前記保存手段にてログを前記不揮発媒体に保存した場合に、前記不揮発媒体にログを保存したことを通知する通知手段とをさらに備えた、請求項5〜7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 画像処理装置の動作を制御するオペレーティングシステムがロードされるシステムメモリと、画像処理を行う特定用途向け集積回路と、前記集積回路の制御によりデータの書き込みおよび読み出しが行われるサブメモリとを備えた、画像処理装置の制御プログラムであって、
    前記オペレーティングシステムの動作が停止するエラーである致命的エラーが前記オペレーティングシステムに発生した場合に、前記システムメモリにログを記憶するログ記憶ステップと、
    前記ログ記憶ステップにて記憶したログを、前記集積回路を用いて前記サブメモリに移動する移動ステップとをコンピューターに実行させる、画像処理装置の制御プログラム。
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