JP2017003771A - 保持台位置調整機構及びこれを備えたカメラ拡張装置 - Google Patents

保持台位置調整機構及びこれを備えたカメラ拡張装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カメラ保持台の位置を容易に調整可能な保持台位置調整機構及びこれを備えたカメラ拡張装置を提供する。【解決手段】保持台位置調整機構50は、装置幅方向に延在する第1送りねじ軸1aと第1回転操作部1bとを有し、第1送りねじ軸1aの回転運動をカメラ保持台20の装置幅方向の直線運動に変換して、カメラ保持台20の装置幅方向の位置を調整する第1送りねじ機構部1と、装置幅方向に延在する第2送りねじ軸2aと第2回転操作部2bとを有し、第2送りねじ軸2aの回転運動をカメラ保持台20の装置上下方向の直線運動に変換して、カメラ保持台20の装置上下方向の位置を調整する第2送りねじ機構部2と、を含み、各回転操作部(1b,2b)は、それぞれ台座10の装置幅方向の一側部に配置される構成とした。【選択図】図5

Description

本発明は、ハンディ型カメラのカメラ本体と大型レンズとを装着して大型スタジオカメラとして利用するためのカメラ拡張装置に関し、特に、カメラ本体を保持するカメラ保持台の位置を調整する保持台位置調整機構及びこれを備えたカメラ拡張装置に関する。
テレビ局のスタジオ等において、ハンディ型ビデオカメラのカメラ本体に大型レンズを接続しこのハンディ型ビデオカメラの機能を拡張して大型スタジオカメラとして使用可能にするカメラ拡張装置が用いられている。この種のカメラ拡張装置としては、例えば、特許文献1に記載されたカメラ拡張装置が知られている。特許文献1に記載されたカメラ拡張装置は、ハンディ型ビデオカメラのカメラ本体を保持するためのカメラ保持台と、このカメラ保持台の前方に設けられ大型の箱型レンズを保持するためのレンズ保持部と、を備えて構成されている。そして、このカメラ拡張装置では、スタジオ等の使用先において、大型の箱型レンズを取付けた後、カメラ本体をカメラ保持台に取付け、その後、カメラ本体をカメラ保持台上で箱型レンズ側にスライド移動させて、カメラ本体を箱型レンズに光学的に結合させている。
そして、この種のカメラ拡張装置では、一般的に、使用先において、大型レンズ及びカメラ本体を取付けた際、大型レンズの光軸とカメラ本体の光軸とが互いに略一致していることが望まれる。このため、例えば、工場出荷前に、工場の組立作業者等の専門スタッフにより、光軸調整用の治具等を用いて、カメラ保持台の装置幅方向及び装置上下方向の位置を、カメラ拡張装置の底部や側部等に設けた複数の調整ネジを用いて、予め初期調整している。
特開2014−095785号公報
ところで、この種のカメラ拡張装置において、使用先において、例えば4K対応の大型レンズを装着して使用可能であることが求められている。この4K対応の大型レンズでは、その光軸とカメラ本体の光軸とをより精度よく合わせる必要があるため、大型レンズの光学マウント部とカメラ本体の光学マウント部との結合用の嵌め合い精度が従来よりも厳しく(小さく)設定されている。このため、この種のカメラ拡張装置において、4K対応等の光学マウント部の嵌め合い精度が厳しく設定されている大型レンズに、カメラ本体を結合しようとする場合、工場出荷前の治具等による初期調整だけでは、大型レンズ側の光学マウントとカメラ本体側の光学マウントとの嵌め合いが困難となり、これらを結合できないおそれがある。
したがって、使用先において、例えばテレビ局のカメラ操作者等により、実際に使用するカメラ本体と大型レンズを用いて、カメラ保持台の位置を再調整せざるを得ないおそれがある。
しかしながら、従来のカメラ拡張装置では、その底部や側部等に設けた複数の調整ネジを用いて、カメラ保持台の位置調整を行わなければならず、例えば、テレビ局のカメラ操作者等により、容易に、カメラ保持台の位置調整を行うことができないという問題がある。
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、カメラ保持台の位置を、容易に調整可能な保持台位置調整機構及びこれを備えたカメラ拡張装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面によると、保持台位置調整機構は、ハンディ型ビデオカメラのカメラ本体を保持するカメラ保持台と装置前後方向に延在する台座とを有し、前記ハンディ型ビデオカメラの機能を拡張して大型スタジオカメラとして使用可能にするカメラ拡張装置の前記台座上に設けられ、前記カメラ保持台を支持すると共に前記カメラ保持台の前記台座に対する装置幅方向及び装置上下方向の位置を調整可能な保持台位置調整機構であって、前記装置幅方向に延在する第1送りねじ軸と、該第1送りねじ軸の回転操作用の第1回転操作部とを有し、回転操作される前記第1送りねじ軸の回転運動を前記カメラ保持台の前記装置幅方向の直線運動に変換して、前記カメラ保持台の前記装置幅方向の位置を調整する第1送りねじ機構部と、前記装置幅方向に延在する第2送りねじ軸と、該第2送りねじ軸の回転操作用の第2回転操作部とを有し、回転操作される前記第2送りねじ軸の回転運動を前記カメラ保持台の前記装置上下方向の直線運動に変換して、前記カメラ保持台の前記装置上下方向の位置を調整する第2送りねじ機構部と、を含み、前記第1回転操作部及び前記第2回転操作部は、それぞれ前記台座の前記装置幅方向の一側部に配置される構成である。
本発明の別の側面によると、カメラ拡張装置は、ハンディ型ビデオカメラの機能を拡張して大型スタジオカメラとして使用可能にするカメラ拡張装置であって、装置前後方向に延在する台座と、前記ハンディ型ビデオカメラのカメラ本体を保持するカメラ保持台と、前記台座の前端側に立設され、前記カメラ本体用の大型レンズを保持するためのレンズ保持部と、前記保持台位置調整機構と、を含み、前記カメラ保持台は、前記カメラ本体を前記装置前後方向に移動可能に構成されている。
前記一側面による保持台位置調整機構及びこれを備えた前記カメラ拡張装置によれば、第1送りねじ機構部により、その第1回転操作部を介して回転操作される第1送りねじ軸の回転運動をカメラ保持台の装置幅方向の直線運動に変換して、カメラ保持台の装置幅方向の位置を調整し、第2送りねじ機構部により、その第2回転操作部を介して回転操作される第2送りねじ軸の回転運動をカメラ保持台の装置上下方向の直線運動に変換して、カメラ保持台の装置上下方向の位置を調整することができるため、カメラ保持台の装置上下方向及び装置幅方向の位置を、容易に且つ精度よく調整することができる。
そして、この第1回転操作部及び第2回転操作部は、互いに直交する方向の位置調整用の操作部であるにも拘わらず、カメラ拡張装置の台座の装置幅方向の一側部に配置されている。したがって、カメラ操作者等は、単に、装置幅方向の一側部に集約して配置される各回転操作部を操作するだけでよいため、カメラ保持台の位置を、容易に且つ効率的に行うことができる。
このようにして、カメラ保持台の位置を、容易に調整可能な保持台位置調整機構及びこれを備えたカメラ拡張装置を提供することができる。
本発明の一実施形態によるカメラ拡張装置の斜視図である。 上記カメラ拡張装置の使用状態を示した外観図である。 上記カメラ拡張装置の側面図である。 図1に示す矢印A方向から視たカメラ拡張装置の正面図である。 上記カメラ拡張装置の保持台位置調整機構を含む要部を示した要部斜視図である。 図5に示す保持台位置調整機構の上面図である。 図6に示すB−B矢視断面図である。 図6に示すB−B断面で切断した保持台位置調整機構を含む要部カットモデルの斜視図である。 本実施形態におけるスライド台の斜視図である。 本実施形態における昇降台の斜視図である。 図6に示すC1−C1断面位置で切断した第1送りねじ機構部を含む要部カットモデルの斜視図である。 本実施形態における第1送りねじ機構部の要部分解斜視図である。 図6に示すC2−C2断面位置で切断した前側の第2送りねじ機構部を含む要部カットモデルの斜視図である。 図6に示すC3−C3断面位置で切断した後側の第2送りねじ機構部を含む要部カットモデルの斜視図である。 本実施形態における各第2送りねじ機構部の要部組立図である。 本実施形態における各第2送りねじ機構部の要部分解斜視図である。 図6に示すC4−C4断面位置で切断した昇降ロック機構部を含む要部カットモデルの斜視図である。 本実施形態における昇降ロック機構部の要部分解斜視図である。 本実施形態における第1連結部の分解斜視図である。 本実施形態における第2連結部の分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態によるカメラ拡張装置としてのシステムエクスパンダー装置の斜視図であり、図2はシステムエクスパンダー装置にレンズサポータLSを介して箱型レンズを装着し、さらにカメラ本体及びビューファインダを取付けた使用状態を示した外観図であり、図3はシステムエクスパンダー装置の側面図であり、図4は図1に示す矢印A方向から視たシステムエクスパンダー装置の正面図である。
なお、以下では、システムエクスパンダー装置100について、前後・左右・上下を、各図に示すように便宜上規定して、説明する。本実施形態において、各図に示す前後・左右・上下の方向が、それぞれ、本発明に係るカメラ拡張装置の装置前後方向、装置幅方向、装置上下方向に相当する。
図1において、本実施形態のシステムエクスパンダー装置100は、ハンディ型ビデオカメラの機能を拡張してハンディ型ビデオカメラを放送局で使用する大型スタジオカメラとして使用可能にするものである。
このシステムエクスパンダー装置100には、図2に示すように、使用時において、ハンディ型ビデオカメラのカメラ本体Cが装着され、大型レンズとしての箱型レンズLがレンズサポータLSを介して装着される。そして、カメラ本体Cの上部にカメラ本体C用のビューファインダFが取り付けられている。
本実施形態において、システムエクスパンダー装置100は、図1〜図4に示すように、台座10と、カメラ保持台20と、レンズ保持部30と、本体40と、保持台位置調整機構50と、を含んで構成されている。
前記台座10は、装置前後方向に延在し、システムエクスパンダー装置100の底部となるものであり、例えば矩形板状に形成されている。
前記カメラ保持台20は、カメラ本体Cを保持するものである。本実施形態において、カメラ保持台20は、保持したカメラ本体Cを装置前後方向に移動可能に構成されている。つまり、カメラ本体Cはこのカメラ保持台20上において、装置前後方向にスライド移動可能に構成されている。
具体的には、カメラ保持台20は、図4に示すように、保持台位置調整機構50上に固定されるベース部21と、ベース部21上に設けられるカメラ固定部22とを有して構成されている。
前記ベース部21は、図4及び後述する図5に示すように、概略台形状の断面を有し、保持台位置調整機構50の後述する昇降台5上の装置幅方向の中央部にて装置前後方向に延びるようにして固定されている。ベース部21は、台形の上底側を下にして昇降台5上に固定されている。
前記カメラ固定部22は、図4に示すように、ベース部21の外形に合わせて形成された装置前後方向に延びるガイド溝23を有して形成されている。カメラ固定部22は、ガイド溝23を介してベース部21と嵌合し、ベース部21上を装置前後方向にスライド移動可能にガイドされる。また、カメラ固定部22には、装置前後方向の移動を規制するロック機構が設けられている。これにより、カメラ本体Cは、その光軸Xがシステムエクスパンダー装置100の装置前後方向に延びるように、カメラ固定部22を介して保持台位置調整機構50上に固定される。
前記レンズ保持部30は、台座10の前端側に立設され、カメラ本体C用の大型レンズとしての箱型レンズLを保持するための板状の部材であり、図4に示すように、上方を開口するようにして、平面視で概略コ字状に形成されている。
本実施形態において、箱型レンズLは、具体的には、図2に示すように、レンズサポータLSを介して、レンズ保持部30に固定されると共に、カメラ本体Cと光学的に結合(接続)されている。レンズサポータLSは、レンズ保持部30の前面及び台座10の底面に当接しボルト等によりレンズ保持部30及び台座10に固定され、概略L字状の断面を有して形成されている。
前記本体40は、台座10のカメラ操作者側(後部)にて上方に向かって突設されるものである。本実施形態において、本体40は、台座10のカメラ操作者側にて台座10の装置幅方向に互いに間隔をあけて上方に向かってそれぞれ突設される一対のカメラ操作部40L,40Rからなる。カメラ操作部40Lは、カメラ操作者側から視て台座10の左側の角部に配置され、カメラ操作部40Rは、カメラ操作者側から視て台座10の右側の角部に配置されている。
一対のカメラ操作部40L,40Rは、図示を省略したコネクタ部等を介してカメラ本体Cと電気的に接続可能に構成されている。この一対のカメラ操作部40L,40Rの互いに対向する側面間の間隔は、カメラ本体Cを挿入可能に設定されている。各カメラ操作部40L,40Rのカメラ操作者側の端面には、それぞれカメラ操作パネルが設けられている。カメラ本体Cを装着後、カメラ操作者等が、このカメラ操作パネルを操作することにより、ハンディ型ビデオカメラをスタジオカメラとして使用(操作)できるように構成されている。
また、カメラ操作部40L,40Rとレンズ保持部30との間には、保護バー41が設けられている。この保護バー41は、カメラ本体Cの側面を保護するものであり、その中央部が開口され、操作時や搬送時等にカメラ操作者の把持部にもなるように形成されている。
前記保持台位置調整機構50は、台座10上に設けられ、カメラ保持台20を支持すると共にカメラ保持台20の台座10に対する装置幅方向及び装置上下方向の位置を調整するものであり、図5及び図6に示すように、第1送りねじ機構部1と、第2送りねじ機構部2と、昇降台ロック機構部3と、スライド台4と、昇降台5と、各機構部(1〜3)の一端部を軸支する機構部支持プレート6と、を含んで構成されている。図5はカメラ保持台20のベース部21が取付けられた保持台位置調整機構50の斜視図であり、図6はその上面図である。
前記第1送りねじ機構部1は、装置幅方向に延在する第1送りねじ軸1aと、第1送りねじ軸1aの回転操作用の第1回転操作部1bとを有し、回転操作される第1送りねじ軸1aの回転運動をカメラ保持台20の装置幅方向の直線運動に変換して、カメラ保持台20の装置幅方向の位置を調整するものである。
前記第2送りねじ機構部2は、装置幅方向に延在する第2送りねじ軸2aと、第2送りねじ軸2aの回転操作用の第2回転操作部2bとを有し、回転操作される第2送りねじ軸2aの回転運動をカメラ保持台20の装置上下方向の直線運動に変換して、カメラ保持台20の装置上下方向の位置を調整するものである。
前記昇降台ロック機構部3は、装置幅方向に延在するロッド3aと、ロッド3aの回転操作用のロッド回転操作部3bと、を有し、昇降台5の装置上下方向の移動をロックすることにより、カメラ保持台20の装置上下方向の移動をロック可能に構成されたものである。
各機構部(1〜3)は、図5及び図6に示すように、その一端側が台座10の一側部に沿って装置前後方向に延在して取付けられる機構部支持プレート6により軸支され、他端側がスライド台4内に配置されて軸支されている。
そして、各回転操作部(1b,2b,3b)は、それぞれ台座10の装置幅方向の一側部に配置されている。
なお、本実施形態において、各回転操作部(1b,2b,3b)は、カメラ操作者側から視て左側に集約させる場合を一例に挙げて説明するが、これに限らず、右側に集約させてもよい。また、各機構部(1〜3)の詳細構造については、それぞれ後に詳述する。
前記スライド台4は、台座10上に装置幅方向に移動可能に載置され、保持台位置調整機構50の底部となるものであり、例えば、図6に示すB−B矢視断面図である図7、及び、図7と同じ断面位置で切断したカットモデルの斜視図である図8に示すように、スライドガイド7を介して台座10上に装置幅方向にスライド移動可能に取付けられている。
具体的には、スライド台4は、図9に示すように、装置前後方向に延在する略矩形状の底壁部4aと、この底壁部4aの周縁から上方に向かって立設する外枠部4bとを有して形成されている。底壁部4aの下面側には、スライドガイド7が取付けられるガイド溝4cが設けられ、外枠部4bの装置幅方向一側部には、第1送りねじ軸1a、第2送りねじ軸2a(2a1)及びロッド3a(3a1)を挿通可能な溝部4dが形成されている。
前記昇降台5は、図7及び図8に示すように、スライド台4とカメラ保持台20との間に配置されカメラ保持台20を支持するものであり、例えば、後述する各連結部8,9を介して、スライド台4に連結されている。そして、この昇降台5の上面に、カメラ保持台20のベース部21が固定される。
具体的には、昇降台5は、図10に示すように、装置前後方向に延在する略矩形板状に形成されている。
また、本実施形態において、第2送りねじ機構部2は、カメラ保持台20の装置前後方向に互いに離間して一対設けられている。この一対の第2送りねじ機構部2,2により、カメラ保持台20の装置前後方向の両端部をそれぞれ独立して装置上下方向に昇降させ、台座10の上面に対するカメラ保持台20の底面の角度(傾斜角度)も調整可能に構成されている。
また、本実施形態において、保持台位置調整機構50は、装置前後方向に互いに離間して配置される第1連結部8と第2連結部9とを更に備えており、昇降台5は、この2つの連結部8,9を介してスライド台4上で揺動可能に、スライド台4に連結される。なお、第1連結部8及び第2連結部9による連結構造については、後に詳述する。
次に、第1送りねじ機構部1の詳細構造について、図5〜図8,図11及び図12を参照して詳述する。図11は図6に示すC1−C1断面位置で切断した第1送りねじ機構部1を含む要部カットモデルの斜視図であり、図12は第1送りねじ機構部1の要部分解斜視図である。
本実施形態において、第1送りねじ機構部1は、具体的には、第1送りねじ軸1aと、第1回転操作部1bと、第1回転ロック部1cと、第1スライド操作部1dと、軸受部1eとを備えて構成されている。
第1送りねじ軸1aは、詳しくは、スライド台4の装置前後方向の略中央部にて、装置幅方向に延在し、その一端部1a1に雄ねじが形成され、他端部に第1回転操作部1bが接続される。
第1回転操作部1bは、詳しくは、機構部支持プレート6に回転可能に軸支されると共に、第1送りねじ軸1aと一体となり装置幅方向の移動が規制されている。より詳しくは、第1回転操作部1bは、機構部支持プレート6に開口される貫通孔を挿通して装置幅方向の内方(図では右側)に向かって突出させた突出部の先端部を、第1送りねじ軸1aの上記他端部に、螺合させつつナット1b1により締結させて接続させている。そして、このナット1b1と機構部支持プレート6との間には、スペーサ1b2が設けられている。これにより、第1回転操作部1b及び第1送りねじ軸1aの装置幅方向の移動が規制されている。
前記第1回転ロック部1cは、第1回転操作部1bの回動をロック及びロック解除するものであり、第1回転操作部1bの突出部の基端部に形成されるねじ部と螺合するナットからなる。この第1回転ロック部1cを緩める方向に回転させると、第1回転操作部1bは回転操作可能になり、第1回転ロック部1cを締め付ける方向に回転させると、第1回転操作部1bの回動はロックされる。
前記第1スライド操作部1dは、スライド台4上に固定されると共に第1送りねじ軸1aの一端部1a1と螺合する第1ねじ部1d1(図12参照)を有する。この第1スライド操作部1dは、第1送りねじ軸1aの回転運動に応じて装置幅方向に進退してスライド台4を装置幅方向に移動操作する。
前記軸受部1eは、スライド台4上に固定されると共に、第1送りねじ軸1aを回動可能に軸支するものである。
このようにして、第1送りねじ軸1aの回転運動をカメラ保持台20の装置幅方向の直線運動に変換する第1送りねじ機構部1が構成される。
次に、各第2送りねじ機構部2の詳細構造について、図5〜図8,図13〜図16を参照して詳述する。図13は図6に示すC2−C2断面位置で切断した前側の第2送りねじ機構部2を含む要部カットモデルであり、図14はC3−C3断面位置で切断した後側の第2送りねじ機構部2を含む要部カットモデルである。図15は各第2送りねじ機構部2の要部組立図であり、図16はその要部分解斜視図である。
本実施形態において、第2送りねじ機構部2は、具体的には、第2送りねじ軸2aと、第2回転操作部2bと、軸端支持部2cと、第2スライド操作部2dと、昇降操作部2eとを備えて構成され、第1送りねじ機構部1の装置前後方向に離間した位置にそれぞれ配置されている。
第2送りねじ軸2aは、詳しくは、第1送りねじ機構部1の装置前後方向一方側と他方側にて、装置幅方向にそれぞれ延在し、その一端部2a11(図16参照)に雄ねじが形成され、他端部に第2回転操作部2bが接続される。
また、本実施形態において、各第2送りねじ軸2aは、先端部側の先端側第2送りねじ軸部2a1と、第2回転操作部2bに接続される操作側第2送りねじ軸部2a2とに、分割して形成されている。そして、先端側第2送りねじ軸部2a1の一方の軸端(第2回転操作部2b側の軸端)は、操作側第2送りねじ軸部2a2の回転運動が伝達され、且つ、操作側第2送りねじ軸部2a2に対して装置幅方向に摺動可能に、操作側第2送りねじ軸部2a2の軸端に接続されている。
例えば、先端側第2送りねじ軸部2a1の一方の軸端部には、Dカット等の軸端加工が施され、操作側第2送りねじ軸部2a2の軸端部には、先端側第2送りねじ軸部2a1の軸端部と嵌合する嵌合孔が形成されている(図13及び図14参照)。先端側第2送りねじ軸部2a1の他方の軸端部(2a11)には、雄ねじが形成され、この他方の軸端部(2a11)と一方の軸端部との間には、第2スライド操作部2d(詳しくは後述する軸端係合孔2d5)と係合する係合部2a12(図16参照)が形成されている。
第2回転操作部2bは、詳しくは、機構部支持プレート6に回転可能に軸支されると共に、操作側第2送りねじ軸部2a2と一体となり装置幅方向の移動が規制されている。より詳しくは、第2回転操作部2bは、第1回転操作部1bと同様に、その先端部を、操作側第2送りねじ軸部2a2の端部に、螺合させつつナット2b1により締結させて接続させている。そして、このナット2b1と機構部支持プレート6との間にスペーサ2b2を設けることにより、第2回転操作部2b及び操作側第2送りねじ軸部2a2の装置幅方向の移動を規制している。
前記軸端支持部2cは、スライド台4に固定されると共に、第2送りねじ軸2aと螺合する第2ネジ部2c1(図16参照)を有する。
より具体的には、各軸端支持部2cは、円柱部ガイド孔2c2と係合ピンガイド溝2c3とを更に有し、概略矩形枠状の外観を有して形成さている。前記円柱部ガイド孔2c2は、後述する昇降操作部2eの円柱部2e1の外径に合わせて、装置上下方向に貫通するように開口され、円柱部2e1の外周をガイドして昇降操作部2eの装置上下方向の移動をガイドする。前記係合ピンガイド溝2c3は、矩形枠の装置前後方向の両側部にて下方から上方に向かって形成され、後述する昇降操作部2eの係合ピン2e2が挿通されて昇降操作部2eの周方向の回転を規制しつつ昇降操作部2eの装置上下方向の移動を許容する。
前記第2スライド操作部2dは、スライド台4に載置される(固定されていない)と共に、回転操作されて軸端支持部2cに対して装置幅方向に進退する先端側第2送りねじ軸部2a1と係合し、先端側第2送りねじ軸部2a1の進退に応じて装置幅方向に進退する。
より具体的には、各第2スライド操作部2dは、軸端支持部2c及び昇降操作部2eを囲むように概略枠状に形成され、第1プレート2d1、第2プレート2d2、第3プレート2d3及び第4プレート2d4とからなる。第1プレート2d1は、先端側第2送りねじ軸部2a1(詳しくは係合部2a12)と係合する軸端係合孔2d5が開口され、枠状の第2スライド操作部2dの装置幅方向の一側部となる。第2プレート2d2及び第4プレート2d4は、それぞれ、後述の係合ピン2e2が挿通されてこの係合ピン2e2と係合する係合ピン係合長孔2d6が開口され、枠状の第2スライド操作部2dの装置前後方向の一側部となる。第3プレート2d3は、第1プレート2d1とは反対側にて、第2プレート2d2の端部と第4プレート2d4の端部を連結するものである。
また、本実施形態において、係合ピン係合長孔2d6は、その長孔の長手方向中心線が第1プレート2d1側から離れるに従って(図15及び図16では装置幅方向右側に向かうに従って)スライド台4の上面に近づくように傾斜するように開口されている。
前記昇降操作部2eは、第2スライド操作部2dと係合し、この第2スライド操作部2dの進退に応じて装置上下方向に昇降し昇降台5を装置上下方向に移動操作するものである。
より具体的には、各昇降操作部2eは、概略円柱状に形成される円柱部2e1と、この円柱部2e1の外周面から外方(詳しくは装置前後方向)に向かって突設され、第2スライド操作部2dと係合する一対の係合ピン2e2,2e2と、を有して形成されている。
このようにして、第2回転操作部2bを介して回転操作される第2送りねじ軸2aの回転運動をカメラ保持台20の装置上下方向の直線運動に変換する第2送りねじ機構部2がそれぞれ構成される。
次に、昇降台ロック機構部3の詳細構造について、図5〜図8,図17及び図18を参照して詳述する。図17は図6に示すC4−C4断面位置で切断した昇降ロック機構部3を含む要部カットモデルの斜視図であり、図18は昇降ロック機構部3の要部分解斜視図である。
本実施形態において、昇降ロック機構部3は、具体的には、ロッド3aと、ロッド回転操作部3bと、軸端支持部3cと、被挟持部3dとを備えて構成されている。
ロッド3aは、詳しくは、後側の第2送りねじ軸2aの後方にて、装置幅方向にそれぞれ延在し、その一端部3a11(図18参照)に雄ねじが形成され、他端部にロッド回転操作部3bが接続されている。
本実施形態において、ロッド3aは、先端部側の先端側ロッドねじ軸部3a1と、ロッド回転操作部3bに接続される操作側ロッドねじ軸部3a2とに、分割して形成されている。そして、先端側ロッドねじ軸部3a1の一方の軸端(ロッド回転操作部3b側の軸端)は、第2送りねじ軸2aと同様に、操作側ロッドねじ軸部3a2の回転運動が伝達され、且つ、操作側ロッドねじ軸部3a2に対して装置幅方向に摺動可能に、操作側ロッドねじ軸部3a2の軸端に接続されている。
例えば、先端側ロッドねじ軸部3a1の一方の軸端部には、Dカット等の軸端加工が施され、操作側ロッドねじ軸部3a2の軸端部には、先端側ロッドねじ軸部3a1の軸端部と嵌合する嵌合孔が形成されている(図17参照)。先端側ロッドねじ軸部3a1の他方の軸端部(3a11)には、雄ねじが形成され、この他方の軸端部(3a11)と一方の軸端部との間には、被把持部3dを挟持するための鍔部3a12(図17及び図18参照)が形成されている。操作側ロッドねじ軸部3a2の回転運動が先端側ロッドねじ軸部3a1に伝達されて、先端側ロッドねじ軸部3a1が回転操作されると、先端側ロッドねじ軸部3a1はその回転方向に応じて装置幅方向に進退する。
ロッド回転操作部3bは、詳しくは、機構部支持プレート6に回転可能に軸支されると共に、操作側ロッドねじ軸部3a2と一体となり装置幅方向の移動が規制されている。より詳しくは、ロッド回転操作部3bは、第1回転操作部1bと同様に、その先端部を、操作側ロッドねじ軸部3a2の端部に、螺合させつつナット3b1により締結させて接続させている。そして、このナット3b1と機構部支持プレート6との間にスペーサ3b2を設けることにより、ロッド回転操作部3b及び操作側ロッドねじ軸部3a2の装置幅方向の移動を規制している。
前記軸端支持部3cは、被把持部3dの装置幅方向一端面と当接する位置にてスライド台4に固定されると共に、ロッド(詳しくは、先端側ロッドねじ軸部3a1の一端部3a11)3aと螺合する第3ネジ部3c1(図17参照)を有する。
前記被挟持部3dは、昇降台5の下面に固定されると共に、装置幅方向に貫通する長孔3d1を有して形成されている。長孔3d1は、昇降台5がロッド3aに対して上下方向に移動可能に上下方向に所定長さを有して形成されている。
例えば、先端側ロッドねじ軸部3a1が回転操作されて軸端支持部3cに近づく方向に進むと、被挟持部3dは、軸端支持部3cの装置幅方向一端面と先端側ロッドねじ軸部3a1の鍔部3a12の端面との間に挟まれる。これにより、昇降台5に固定された被挟持部3dの上下方向の移動が規制される。
次に、第1連結部8及び第2連結部9による連結構造について、図7,図8,図13,図14,図19及び図20を参照して、詳述する。図19は第1連結部8の分解斜視図であり、図20は第2連結部9の分解斜視図である。
前記第1連結部8は、第1連結軸ブロック8aと、第1連結軸支持部8bと、を有する。前記第2連結部9は、第2連結軸ブロック9aと、第2連結軸支持部9bと、スライドプレート9cと、スライドサポートプレート9dとを有する。
前記第1連結軸ブロック8aは、装置幅方向に延在する角柱状の連結ブロック8a1と、この連結ブロック8a1の両端からそれぞれ突設される第1連結軸8a2とを有する。連結ブロック8a1を一方(前側)の円柱部2e1の上面にボルト等により固定することにより、第1連結部8が一方(前側)の昇降操作部2eと接続される。
前記第1連結軸支持部8bは、第1連結軸ブロック8aを昇降台5の下面に回動可能に軸支するものであり、第1連結軸ブロック8aの両端に対応してそれぞれ設けられている。各第1連結軸支持部8bは、第1連結軸8a2の外径に合わせて形成され装置幅方向に延びる断面半円状の軸受溝を有して形成されている。ここで、昇降台5の底面には、図7及び図10に示すように、第1連結軸支持部8bを昇降台5に取付けるための取付部5aが固定され、この取付部5aには第1連結軸支持部8bの上記軸受溝と同形状の軸受溝が形成されている。第1連結軸8a2は、昇降台5の取付部5aと第1連結軸支持部8bとの間に挟まれて、これらの上記軸受溝を介して回動可能に軸支される。
本実施形態においては、このようにして、装置幅方向に延在する第1連結軸8a2を有し、昇降台5の底面に固定され、昇降台5をスライド台4に第1連結軸8a2回りに揺動可能に連結する第1連結部8が構成される。
前記第2連結軸ブロック9a、前記第2連結軸支持部9bは、それぞれ第1連結軸ブロック8a、第1連結軸支持部8bと同一の形状を有して形成されるものであるため、その形状の説明については簡略化する。
前記第2連結軸ブロック9aは、角柱状の連結ブロック9a1と、連結ブロック9a1の両端からそれぞれ突設される第2連結軸9a2とを有する。連結ブロック9a1を他方(後側)の円柱部2e1の上面に固定することで、第2連結部9が他方(後側)の昇降操作部2eと接続される。
前記第2連結軸支持部9bは、第2連結軸ブロック9aをスライドプレート9cの下面に回動可能に軸支するものであり、第2連結軸ブロック9aの両端に対応してそれぞれ設けられている。各第2連結軸支持部9bは断面半円状の軸受溝を有して形成されている。
前記スライドプレート9cは、枠状に形成されてなり、昇降台5の底面に形成される凹部5b(図7,図8及び図14参照)内に収容される。この凹部5bの装置幅方向の内寸は、スライドプレート9cの幅に合わせて設定され、凹部5bの装置前後方向の内寸はスライドプレート9cの装置前後方向の寸法より大きくなるように設定されている。また、スライドプレート9cの底面には、第2連結軸支持部9bを取付けるための取付部9c1が形成され、この取付部9c1には第2連結軸支持部9bの上記軸受溝と同形状の軸受溝が形成されている。第2連結軸9a2は、スライドプレート9cの取付部9c1と第2連結軸支持部9bとの間に挟まれて、これらの上記軸受溝を介して回動可能に軸支される。
前記スライドサポートプレート9dは、枠状に形成されてなり、凹部5b内に収容されるスライドプレート9cの下面を覆うようにして、昇降台5の底面に固定され、スライドプレート9cを下方から支持するものである。スライドプレート9cは、スライドサポートプレート9dにより、凹部5b内で装置前後方向(つまり、第1連結部8に対する接離方向)に、昇降台5の下面に沿ってスライド可能に支持されている。
本実施形態においては、このようにして、装置幅方向に延在する第2連結軸9a2を有し、昇降台5の下面のうちの第1連結部8と装置前後方向に離間した部分(凹部5b)にて、第1連結部8に対する接離方向に下面に沿って移動可能に取付けられ、昇降台5をスライド台4に第2連結軸9a2回りに揺動可能に連結する第2連結部9が構成される。
また、本実施形態においては、一方(前側)の第2送りねじ機構部2の昇降操作部2eは、第1連結部8と接続され、他方(後側)の第2送りねじ機構部2の昇降操作部2eは、第2連結部9と接続されている。一方、各昇降操作部2eの円柱部2e1は、スライド台4上に固定されている軸端支持部2cの円柱部ガイド孔2c2に収容され、その装置前後方向及び装置幅方向の移動が規制されている。したがって、第1連結軸8a2と第2連結軸9a2は、装置前後方向についての軸間距離が一定になるように軸支されている。
次に、本実施形態のシステムエクスパンダー装置100の保持台位置調整機構50によるカメラ保持台20の位置調整動作について、図1,図2,図11,図13,図14及び図17を参照して説明する。
なお、既に、箱型レンズL及びカメラ本体Cが装着されており、カメラ保持台20の装置前後方向、装置幅方向及び装置上下方向についての移動のロックは解除されているものとする。また、以下では、第1送りねじ機構部1、前側の第2送りねじ機構部2、後側の第2送りねじ機構部2の順番で操作する場合を一例に挙げて説明するが、各操作の順は、これに限らず、適宜順番行うことができ、また、同時に行うこともできる。
まず、カメラ操作者等により、第1回転操作部1bが回転操作されると、その回転方向に応じた方向に、第1送りねじ軸1aが回転する。この第1送りねじ軸1aが回転すると、第1スライド操作部1dは第1送りねじ軸1aの回転運動に応じて装置幅方向に進退して、スライド台4を装置幅方向に移動操作する。これにより、スライド台4が昇降台5及びカメラ保持台20と共に装置幅方向に移動する。
この装置幅方向への移動の際、第1送りねじ軸1aは単に回動するだけである。一方、各第2送りねじ軸2a及びロッド3aは、この移動の際、装置幅方向に伸縮する。詳しくは、各第2送りねじ軸2aは、先端側第2送りねじ軸部2a1の一方の軸端部が操作側第2送りねじ軸部2a2の軸端部の嵌合孔内で進退することにより、装置幅方向に伸縮する。また、ロッド3aは、先端側ロッドねじ軸部3a1の一方の軸端部が操作側ロッドねじ軸部3a2の軸端部の嵌合孔内で進退することにより、装置幅方向に伸縮する。
そして、カメラ操作者等の回転操作により、カメラ保持台20が装置幅方向について適宜位置に位置した後、第1回転ロック部1cがロック方向に回転操作されると、第1回転操作部1bの回動がロックされる。これにより、スライド台4、昇降台5及びカメラ保持台20の装置幅方向の位置が固定される。
次に、カメラ操作者等により、前側の第2回転操作部2bが回転操作されると、前側の操作側第2送りねじ軸部2a2が回転する。そして、この回転運動が先端側第2送りねじ軸部2a1に伝達されて、先端側第2送りねじ軸部2a1が回転操作されると、先端側第2送りねじ軸部2a1はその回転方向に応じて軸端支持部2cに対して装置幅方向に進退する。このとき、前側の第2スライド操作部2dは、軸端係合孔2d5を介して先端側第2送りねじ軸部(詳しくは係合部2a12)2a1と係合しているため、先端側第2送りねじ軸部2a1の進退に応じて装置幅方向に進退する。そして、前側の第2スライド操作部2dが装置幅方向に進退すると、係合ピン係合長孔2d6内に挿通されている係合ピン2e2は、係合ピン係合長孔2d6及び係合ピンガイド溝2c3によりガイドされて、第2スライド操作部2dの進退の方向に応じて装置上下方向に移動する。その結果、昇降操作部2eの円柱部2e1が、円柱部ガイド孔2c2にガイドされつつ装置上下方向に移動する。例えば、図15及び図16において、第2スライド操作部2dが右側に移動すると、昇降操作部2eは上方に移動し、第2スライド操作部2dが左側に移動すると、昇降操作部2eは下方に移動する。そして、前側の昇降操作部2eが装置上下方向に移動すると、前側の円柱部2e1に固定された第1連結部8を介して連結された昇降台5の前側が装置上下方向に移動操作される。このとき、第2連結部9は、前側の昇降操作部2eの移動に応じて昇降台5の凹部5b内で第1連結部8に対する接離方向に下面に沿って移動する。これにより、昇降台5は、第1連結軸8a2と第2連結軸9a2の装置前後方向についての軸間距離が一定に保たれた状態で、前側の昇降操作部2eの移動に応じて、第1連結軸8a2回りに揺動される。
次に、カメラ操作者等により、後側の第2回転操作部2bが回転操作されると、後側の操作側第2送りねじ軸部2a2が回転する。そして、この回転運動が先端側第2送りねじ軸部2a1に伝達されて、昇降操作部2eが装置上下方向に移動操作されるまでの動作は、前側の第2送りねじ機構部2と同じであるため説明を省略する。後側の昇降操作部2eが装置上下方向に移動すると、後側の円柱部2e1に固定された第2連結部9を介して連結された昇降台5の後側が装置上下方向に移動操作される。このとき、第2連結部9は、昇降台5の凹部5b内で第1連結部8に対する接離方向に下面に沿って移動する。これにより、昇降台5は、第1連結軸8a2と第2連結軸9a2の装置前後方向についての軸間距離が一定に保たれた状態で、後側の昇降操作部2eの移動に応じて、第2連結軸9a2回りに揺動される。このようにして、カメラ保持台20を、装置上下方向の適度な高さ位置で、且つ、水平又は適度な傾斜角度(つまり、台座10の上面に対するカメラ保持台20の底面の角度)を有した姿勢で、昇降台5上に保持する。
そして、カメラ操作者等の回転操作により、ロッド回転操作部3bがロック方向に回転操作されると、昇降台5の昇降及び揺動がロックされる。これにより、昇降台5及びカメラ保持台20の装置上下方向の高さ位置及び姿勢が固定される。
次に、カメラ本体Cを箱型レンズLと結合させるため、カメラ操作者等により、カメラ本体Cが前方へスライド移動される。ここで、カメラ本体Cの光学マウント部と箱型レンズLの光学マウント部との嵌合が無理なく完了した場合は、カメラ本体Cの光軸Xと、箱型レンズLの光軸Xとが、図2に示すように、略一致した状態になる。そして、最後に、カメラ操作者等により、カメラ保持台20に設けられるロック機構が操作されると、カメラ固定部22のベース部21に対する装置前後方向の移動がロックされる。これにより、カメラ保持台20が完全に固定され、カメラ保持台20の位置調整が完了する。
なお、カメラ本体Cの光学マウント部と箱型レンズLの光学マウント部とを嵌合できない場合や嵌合させるために無理な力を必要とする場合は、カメラ保持台20の装置幅方向の位置、装置上下方向の位置、及び、傾斜角度の少なくとも一つの調整を、無理なく嵌合できるまで適宜実施すればよい。
かかる本実施形態による保持台位置調整機構50及びこれを備えたカメラ拡張装置100によれば、第1送りねじ機構部1により、第1送りねじ軸1aの回転運動をカメラ保持台20の装置幅方向の直線運動に変換して、カメラ保持台20の装置幅方向の位置を調整し、第2送りねじ機構部2により、第2送りねじ軸2aの回転運動をカメラ保持台20の装置上下方向の直線運動に変換して、カメラ保持台20の装置上下方向の位置を調整することができるため、カメラ保持台20の装置上下方向及び装置幅方向の位置を、それぞれ独立して、容易に且つ精度よく調整することができる。
そして、この第1回転操作部1b及び第2回転操作部2bは、互いに直交する方向の位置調整用の操作部であるにも拘わらず、カメラ拡張装置100の台座10の装置幅方向の一側部に配置されている。したがって、カメラ操作者等は、単に、装置幅方向の一側部に集約して配置される各回転操作部(1b,2b)を操作するだけでよいため、カメラ保持台20の位置を、容易に且つ効率的に行うことができる。
このようにして、カメラ保持台20の位置を、容易に調整可能な保持台位置調整機構50及びこれを備えたカメラ拡張装置100を提供することができる。
また、本実施形態においては、昇降台ロック機構部3を、第1送りねじ機構部1及び第2送りねじ機構部2と並列的に配置する構成とし、そのロッド回転操作部3bを第1回転操作部1b及び第2回転操作部2bと共に装置幅方向の一側部に配置した。これにより、全ての回転操作部(1b,2b,3b)が装置幅方向の一側部に集約されるため、より容易に且つ効率的に位置調整を行うことができる。
また、本実施形態においては、各回転操作部(1b,2b,3b)は、装置幅方向の移動が規制された状態で、機構部支持プレート6に回転可能に軸支される構成とした。これにより、回転操作されても各回転操作部が装置幅方向に進退しないため、より操作性を向上させることができる。
ここで、第1回転操作部1bを回転操作すると、装置幅方向についての機構部支持プレート6とスライド台4と間の距離が変化するため、第2送りねじ軸2a及びロッド3aは装置幅方向に伸縮可能に構成する必要がある。
そこで、本実施形態においては、第2送りねじ軸2a及びロッド3aは、先端部側(2a1,3a1)と操作部側(2a2,3a2)とにそれぞれ分割して形成され、先端部側が操作部側に対して進退することで、全体として伸縮可能に構成されている。これにより、各回転操作部(1b,2b,3b)の装置幅方向の移動が規制されていたとしても、各機構部(1〜3)をそれぞれ独立して操作することができる。
また、本実施形態においては、第2送りねじ機構部2を、カメラ保持台20の装置前後方向に互いに離間して一対設ける構成とした。これにより、カメラ保持台20の装置上下方向及び装置幅方向の位置だけでなく、台座10の上面に対するカメラ保持台20の底面の傾斜角度も調整することができる。なお、本実施形態では、前側の第2送りねじ機構部2を操作した後、後側の第2送りねじ機構部を操作する場合を一例に挙げて説明したが、これに限らず、操作順は逆でもよく、また、それぞれを同時に操作してもよい。
また、本実施形態においては、保持台位置調整機構50は、装置前後方向に互いに離間して配置される第1連結部8と第2連結部9とを更に備え、昇降台5を、装置幅方向に延在する各連結軸(8a2,9a2)回りにスライド台4上で揺動可能に、スライド台4に連結する構成とした。これにより、昇降台5をスライド台4に確実に連結した状態で昇降台5の傾斜角度を調整することができるため、より精度よく傾斜角度を調整することができる。
また、本実施形態においては、一方の第2送りねじ機構部2の操作端(詳しくは昇降操作部2e)は、第1連結部8と接続され、他方の第2送りねじ機構部2の操作端(詳しくは昇降操作部2e)は、第2連結部9と接続される構成とした。これにより、スライド台4に対する昇降台5の連結点(揺動箇所)と、昇降台5を装置上下方向へ移動させるための作用点(操作箇所)とを一致させることができるため、保持台位置調整機構50の可動部を保持台位置調整機構50内にコンパクトに収めることができる。なお、本実施形態においては、第1連結部8を前側に設け、第2連結部9を後側に設ける構成としたが、これに限らず、第1連結部8を後側に設け、第2連結部9を前側に設けて構成してもよい。
また、本実施形態においては、第2連結部9は、昇降台5の下面のうちの第1連結部8と装置前後方向に離間した部分(凹部5b)にて、第1連結部8に対する接離方向に前記下面に沿って移動可能に取付けられ、昇降台5をスライド台4に第2連結軸9a2回りに揺動可能に連結する構成とした。これにより、第1連結軸8a2と第2連結軸9a2の装置前後方向についての軸間距離が一定に保たれた状態であっても、昇降台5を第2連結軸9a2回りに揺動することができる。
なお、本実施形態においては、第2回転操作部2b及びロッド回転操作部3bは、装置幅方向の移動が規制されているものとしたが、これに限らず、第1回転操作部1bの回転に応じて移動するスライド台4の装置幅方向の移動に応じて、装置幅方向に移動してもよい。この場合、第2送りねじ軸2a及びロッド3aは、それぞれ、分割して形成せずに、第1送りねじ軸1aと同様に一本の棒状に形成すればよい。この場合であっても、各機構部(1〜3)をそれぞれ独立して操作することができる。
また、本実施形態においては、一方の第2送りねじ機構部2を第1連結部8に接続し、他方の第2送りねじ機構部を第2連結部9に接続して、スライド台4に対する昇降台5の連結点と昇降台5を装置上下方向へ移動させるための作用点とを一致させる構成としたが、これに限らず、上記連結点と上記作用点の位置をずらしてもよい。
また、本実施形態においては、昇降台5をスライド台4に連結する第1連結部8及び第2連結部9を設ける構成、つまり、連結部を装置前後方向にそれぞれ設ける構成としたが、これに限らず、連結部を適宜箇所に1つ設けて構成してもよい。この場合であっても、装置前後方向に離間してそれぞれ設けられた第2送りねじ機構部2により、昇降台5を揺動させることができる。
また、本実施形態においては、第2送りねじ機構部2をカメラ保持台20の装置前後方向にそれぞれ設ける構成としたが、これに限らない。例えば、常に、台座10の上面に対するカメラ保持台20の底面との傾斜角度が無視できるほど小さく、且つ、この状態でのカメラ本体の光軸Xと、箱型レンズLの光軸Xとが略平行である場合は、昇降台5を揺動させる必要がないため、第2送りねじ機構部2は適宜位置に1つのみ設けて構成してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形及び変更が可能である。
1…第1送りねじ機構部、1a…第1送りねじ軸、1b…第1回転操作部、1d…第1スライド操作部、1d1…第1ねじ部、2…第2送りねじ機構部、2a…第2送りねじ軸、2a1…先端側第2送りねじ軸部、2a2…操作側第2送りねじ軸部、2b…第2回転操作部、2c…軸端支持部、2c1…第2ねじ部、2d…第2スライド操作部、2e…昇降操作部、4…スライド台、5…昇降台、8…第1連結部、8a2…第1連結軸、9…第2連結部、9a2…第2連結軸、10…台座、20…カメラ保持台、30…レンズ保持部
50…保持台位置調整機構、100…カメラ拡張装置(システムエクスパンダー装置)、C…カメラ本体、L…箱型レンズ(大型レンズ)

Claims (6)

  1. ハンディ型ビデオカメラのカメラ本体を保持するカメラ保持台と装置前後方向に延在する台座とを有し、前記ハンディ型ビデオカメラの機能を拡張して大型スタジオカメラとして使用可能にするカメラ拡張装置の前記台座上に設けられ、前記カメラ保持台を支持すると共に前記カメラ保持台の前記台座に対する装置幅方向及び装置上下方向の位置を調整可能な保持台位置調整機構であって、
    前記装置幅方向に延在する第1送りねじ軸と、該第1送りねじ軸の回転操作用の第1回転操作部とを有し、回転操作される前記第1送りねじ軸の回転運動を前記カメラ保持台の前記装置幅方向の直線運動に変換して、前記カメラ保持台の前記装置幅方向の位置を調整する第1送りねじ機構部と、
    前記装置幅方向に延在する第2送りねじ軸と、該第2送りねじ軸の回転操作用の第2回転操作部とを有し、回転操作される前記第2送りねじ軸の回転運動を前記カメラ保持台の前記装置上下方向の直線運動に変換して、前記カメラ保持台の前記装置上下方向の位置を調整する第2送りねじ機構部と、
    を含み、
    前記第1回転操作部及び前記第2回転操作部は、それぞれ前記台座の前記装置幅方向の一側部に配置される、保持台位置調整機構。
  2. 前記第2送りねじ軸は、先端部側の先端側第2送りねじ軸部と、前記第2回転操作部に接続される操作側第2送りねじ軸部とに、分割して形成され、
    前記先端側第2送りねじ軸部の軸端は、前記操作側第2送りねじ軸部の回転運動が伝達され、且つ、前記操作側第2送りねじ軸部に対して前記装置幅方向に摺動可能に、前記操作側第2送りねじ軸部の軸端に接続される、請求項1に記載の保持台位置調整機構。
  3. 前記第2送りねじ機構部は、前記カメラ保持台の前記装置前後方向に互いに離間して一対設けられる、請求項1又は2に記載の保持台位置調整機構。
  4. 前記台座上に前記装置幅方向に移動可能に載置されるスライド台と、
    前記スライド台と前記カメラ保持台との間に配置され前記カメラ保持台を支持する昇降台と、
    前記装置幅方向に延在する第1連結軸を有し、前記昇降台の下面に固定され、前記昇降台を前記スライド台に第1連結軸回りに揺動可能に連結するための第1連結部と、
    前記装置幅方向に延在する第2連結軸を有し、前記昇降台の下面のうちの前記第1連結部と前記装置前後方向に離間した部分にて、前記第1連結部に対する接離方向に前記下面に沿って移動可能に取付けられ、前記昇降台を前記スライド台に第2連結軸回りに揺動可能に連結するための第2連結部と、
    を含み、
    前記第1連結軸と前記第2連結軸は、前記装置前後方向についての軸間距離が一定になるように軸支されている、請求項3に記載の保持台位置調整機構。
  5. 前記第1送りねじ機構部は、
    前記スライド台に固定されると共に前記第1送りねじ軸と螺合する第1ねじ部を有し、且つ、前記第1送りねじ軸の回転運動に応じて前記装置幅方向に進退して前記スライド台を前記装置幅方向に移動操作する第1スライド操作部を、
    備え、
    前記各第2送りねじ機構部は、
    前記スライド台に固定されると共に、前記第2送りねじ軸と螺合する第2ねじ部を有する軸端支持部と、
    前記スライド台に載置されると共に、回転操作されて前記軸端支持部に対して前記装置幅方向に進退する前記先端側第2送りねじ軸部と係合し、前記先端側第2送りねじ軸部の前記進退に応じて前記装置幅方向に進退する第2スライド操作部と、
    前記第2スライド操作部と係合し、該第2スライド操作部の進退に応じて前記装置上下方向に昇降し前記昇降台を前記装置上下方向に移動操作する昇降操作部と、
    をそれぞれ備え、
    一方の前記第2送りねじ機構部の前記昇降操作部は、前記第1連結部と接続され、
    他方の前記第2送りねじ機構部の前記昇降操作部は、前記第2連結部と接続される、請求項4に記載の保持台位置調整機構。
  6. ハンディ型ビデオカメラの機能を拡張して大型スタジオカメラとして使用可能にするカメラ拡張装置であって、
    装置前後方向に延在する台座と、
    前記ハンディ型ビデオカメラのカメラ本体を保持するカメラ保持台と、
    前記台座の前端側に立設され、前記カメラ本体用の大型レンズを保持するためのレンズ保持部と、
    前記請求項1〜5のいずれか一つに記載の保持台位置調整機構と、
    を含み、
    前記カメラ保持台は、前記カメラ本体を前記装置前後方向に移動可能に構成されている、カメラ拡張装置。
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