JP2017001820A - 物品管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】実際に使用済みとなった物品の情報が反映された物品管理システムを提供する。
【解決手段】棚に保管される物品の数量を管理する棚管理システムと、棚から払出されて使用済みとなった使用済物品の物品情報を読取らせる使用済物品情報読取装置を含み、使用済物品の物品情報を管理する使用済物品情報管理システムと、を有する物品管理システムであって、棚に保管された重量から物品の種類毎の数量を算出する数量算出手段と、を備え、使用済物品情報管理システムは、前記使用済物品情報読取装置で読み取った前記使用済物品の種類及び前記種類毎の数量を含む使用済物品情報を保存した使用済物品情報データベースを備え、棚へ物品を補充する際の補充数量を含む物品補充オーダーであって、前記使用済物品の種類と、前記使用済物品の種類毎の数量を前記補充数量として含む物品補充オーダーを生成する物品補充オーダー生成手段を備える。
【選択図】図2
【解決手段】棚に保管される物品の数量を管理する棚管理システムと、棚から払出されて使用済みとなった使用済物品の物品情報を読取らせる使用済物品情報読取装置を含み、使用済物品の物品情報を管理する使用済物品情報管理システムと、を有する物品管理システムであって、棚に保管された重量から物品の種類毎の数量を算出する数量算出手段と、を備え、使用済物品情報管理システムは、前記使用済物品情報読取装置で読み取った前記使用済物品の種類及び前記種類毎の数量を含む使用済物品情報を保存した使用済物品情報データベースを備え、棚へ物品を補充する際の補充数量を含む物品補充オーダーであって、前記使用済物品の種類と、前記使用済物品の種類毎の数量を前記補充数量として含む物品補充オーダーを生成する物品補充オーダー生成手段を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば棚に保管される薬剤や医療機器等の物品を管理するための物品管理システムに関する。
従来、例えば工場内で使用される部材や病院内で使用される薬剤・医療器材等の物品は棚等に保管される。これらの物品が棚から払出され、或いは棚へ補充される際に、その物品の種類、個数等を正確に把握する物品管理は、棚卸資産管理やキャッシュフロー管理の観点から需要とされている。
特に、病院等において、薬剤や医療器材等の管理は、患者に対する医療費請求或いは保険請求の観点のみならず、医療過誤防止の観点からも重要とされている。
そのため、物品の入庫・出庫を正確に管理し、物品の取り出しミスを少なくできる物品管理システムについて多くの提案がされている(例えば特許文献1)。
特許文献1には、複数の収納部にそれぞれ物品を種類別に収納し、前記収納物品の重量を計測する重量計を設けると共に、該重量計を管理コンピュータに接続し、該管理コンピュータは、取り出そうとする物品の種類及び個数が入力されると、重量計で得られたその物品の重量を受け取ると共に、物品の取出し終了後に、同じ収納部の物品の重量を前記重量計から受け取り、取り出し前と取り出し後との重量差を入力された物品の単位重量で除して得た値が、入力された個数と異なるときに警報を発する物品管理システムが開示されている。
特許文献1の物品管理システムによれば、管理コンピュータに入力された物品の種類及び個数と、収納部から取り出された物品の種類及び個数とが相違していると、警報が発せられるので、物品の取り出しミスを少なくすることができる効果を奏するものの、例えば手術室で使用されるアンプルや医療器材等の様に、棚から取り出されて実際に使用された使用済み物品の計数が反映されたものではない。
ところが、例えば病院等においては、収納部から取り出される薬剤等の種類・個数のみならず、実際に使用された薬剤等の種類・個数を把握することが、上述した医療費請求或いは保険請求を正確に行う観点、医療過誤防止の観点から重要である。
そのため、病院等にとって、使用済みの薬剤等の種類・個数が反映された物品管理システムの構築が、喫緊の課題となっている。
そのため、病院等にとって、使用済みの薬剤等の種類・個数が反映された物品管理システムの構築が、喫緊の課題となっている。
そこで、本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、棚に保管された物品の種類毎の数量を容易に把握できるとともに、実際に使用済みとなった物品の情報が反映された物品管理システムを提供することにある。
請求項1の発明は、物品の種類毎の保管場所が予め割り当てられた棚を含み、前記棚に保管される前記物品の数量を管理する棚管理システムと、前記棚から払出されて使用済みとなった使用済物品の物品情報を読取らせる使用済物品情報読取装置を含み、前記使用済物品の物品情報を管理する使用済物品情報管理システムと、を有する物品管理システムであって、前記棚管理システムは、前記棚に設けられ、前記棚に保管される前記物品の重量を測定する重量計と、前記物品の種類と前記種類毎の単位重量とが対応づけて登録された物品情報データベースと、前記重量計で測定した重量と、前記単位重量とから、前記棚に保管された前記物品の種類毎の数量を算出する数量算出手段と、前記数量算出手段で算出した前記物品の種類毎の数量を表示させる表示手段と、を備え、前記使用済物品情報管理システムは、前記使用済物品情報読取装置で読み取った前記使用済物品の種類及び前記種類毎の数量を含む使用済物品情報を保存した使用済物品情報データベースを備え、前記棚へ前記物品を補充する際の物品補充オーダーであって、前記使用済物品の種類毎の数量を、前記種類毎の前記物品の補充数量として含む物品補充オーダーを生成する物品補充オーダー生成手段と、前記物品の前記棚からの払出数量を含む払出オーダーを生成する払出オーダー生成手段と、を備える、物品管理システムである。
請求項2の発明は、請求項1記載の物品管理システムにおいて、前記棚管理システムは、所定の基準時間に前記数量算出手段により算出した基準時数量と、前記基準時間から所定時間経過後に前記数量算出手段により算出した経過時数量との差分数量を算出する差分数量算出手段と、前記差分数量と補充数量及び/又は払出数量とを比較する補充払出数量比較手段を備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の物品管理システムにおいて、前記払出数量と、前記使用済物品情報読取装置で読取った前記使用済物品の数量とを突き合わせる突合手段とを備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の物品管理システムにおいて、前記棚に保管された前記物品の種類毎の数量を、所定の時間間隔で表示させるリアルタイム表示手段を含むことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の物品管理システムにおいて、前記棚管理システムは、前記棚の前方直近において遮光された位置であって、前記棚の幅方向の位置を検知可能な光電センサを備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、前請求項1〜5のいずれかに記載の物品管理システムにおいて、記棚管理システムは、人体的特徴を認識可能な人体的特徴認識装置と、前記棚に対する作業を許可された作業者の人体的特徴データを登録した人体的特徴データベースと、を備え、前記人体的特徴認識装置で認識した人体的特徴と、前記人体的特徴データとの照合を行う人体的特徴照合手段を備えることを特徴とする。
請求項7の発明は、コンピュータを、上記1〜4又は6のいずれかに記載の物品管理システムにおける各手段として機能させる、プログラムである。
請求項8の発明は、請求項7記載のプログラムを記録した、コンピュータ読取可能な記録媒体である。
本発明によれば、物品の種類毎の保管場所が予め割り当てられた棚を含み、前記棚に保管される前記物品の数量を管理する棚管理システムと、前記棚から払出されて使用済みとなった使用済物品の物品情報を読取らせる使用済物品情報読取装置を含み、前記使用済物品の物品情報を管理する使用済物品情報管理システムと、を有する物品管理システムであって、前記棚管理システムは、前記棚に設けられ、前記棚に保管される前記物品の重量を測定する重量計と、前記物品の種類と前記種類毎の単位重量とが対応づけて登録された物品情報データベースと、前記重量計で測定した重量と、前記単位重量とから、前記棚に保管された前記物品の種類毎の数量を算出する数量算出手段と、前記数量算出手段で算出した前記物品の種類毎の数量を表示させる表示手段と、を備え、前記使用済物品情報管理システムは、前記使用済物品情報読取装置で読み取った前記使用済物品の種類及び前記種類毎の数量を含む使用済物品情報を保存した使用済物品情報データベースを備え、前記棚へ前記物品を補充する際の物品補充オーダーであって、前記使用済物品の種類毎の数量を、前記種類毎の前記物品の補充数量として含む物品補充オーダーを生成する物品補充オーダー生成手段と、前記物品の前記棚からの払出数量を含む払出オーダーを生成する払出オーダー生成手段と、を備える構成であるから、数量算出手段及び表示手段を介して棚に保管された物品の種類毎の数量を容易に把握可能になるとともに、棚に物品を補充する際の補充数量は、使用済物品情報読取装置で読み取った数量に基づくので、実際に使用済みとなった物品の情報が反映され、余分な発注等を少なくすることが可能な物品管理システムを提供できる。
また、前記棚管理システムは、所定の基準時間に前記数量算出手段により算出した基準時数量と、前記基準時間から所定時間経過後に前記数量算出手段により算出した経過時数量との差分数量を算出する差分数量算出手段と、前記差分数量と補充数量及び/又は払出数量とを比較する補充払出数量比較手段を備える構成であるから、例えば棚から物品を払出す作業中に棚から取り出した個数と払出数量とを比較できるので、棚から取り出す数量を間違える等の作業ミスを低減可能な物品管理システムを提供できる。
また、前記払出数量と、前記使用済物品情報読取装置で読取った前記使用済物品の数量とを突き合わせる突合手段とを備える構成であるから、払出オーダー基づいて払出した払出数量と使用済みとなった物品との照合調査等が可能となり、きめ細かな数量管理が可能な物品管理システムを提供できる。
また、前記表示手段は、前記棚に保管された前記物品の種類毎の数量を、所定の時間間隔で表示させるリアルタイム表示手段を含む構成であるから、関係者が容易に物品の種類毎の現在保管数量を知り得るので、利便性が高い物品管理システムを提供できる。
また、前記棚管理システムは、前記棚の前方直近において遮光された位置であって、前記棚の幅方向の位置を検知可能な光電センサを備える構成であるから、例えば棚に手等差し込んで物品を取り出す際に、手がのどの位置に差し込まれたかを検知できるので、防犯効果が高い物品管理システムを提供できる。
また、前記棚管理システムは、人体的特徴を認識可能な人体的特徴認識装置と、前記棚に対する作業を許可された作業者の人体的特徴データを登録した人体的特徴データベースと、を備え、前記人体的特徴認識装置で認識した人体的特徴と、前記人体的特徴データとの照合を行う人体的特徴照合手段を備える構成であるから、物流システムのセキュリティが高まる。
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。
本発明は、物品の種類毎の保管場所が予め割り当てられた棚を含み、前記棚に保管される前記物品の数量を管理する棚管理システムと、前記棚から払出されて使用済みとなった使用済物品の物品情報を読取らせる使用済物品情報読取装置を含み、前記使用済物品の物品情報を管理する使用済物品情報管理システムと、を有する物品管理システムであって、前記棚管理システムは、前記棚に設けられ、前記棚に保管される前記物品の重量を測定する重量計と、前記物品の種類と前記種類毎の単位重量とが対応づけて登録された物品情報データベースと、前記重量計で測定した重量と、前記単位重量とから、前記棚に保管された前記物品の種類毎の数量を算出する数量算出手段と、前記数量算出手段で算出した前記物品の種類毎の数量を表示させる表示手段と、を備え、前記使用済物品情報管理システムは、前記使用済物品情報読取装置で読み取った前記使用済物品の種類及び前記種類毎の数量を含む使用済物品情報を保存した使用済物品情報データベースを備え、前記棚へ前記物品を補充する際の物品補充オーダーであって、前記使用済物品の種類毎の数量を、前記種類毎の前記物品の補充数量として含む物品補充オーダーを生成する物品補充オーダー生成手段と、前記物品の前記棚からの払出数量を含む払出オーダーを生成する払出オーダー生成手段と、を備える物品管理システムであり、特に病院内の薬剤や医療器材等の管理に好適なシステムである。
本発明は、物品の種類毎の保管場所が予め割り当てられた棚を含み、前記棚に保管される前記物品の数量を管理する棚管理システムと、前記棚から払出されて使用済みとなった使用済物品の物品情報を読取らせる使用済物品情報読取装置を含み、前記使用済物品の物品情報を管理する使用済物品情報管理システムと、を有する物品管理システムであって、前記棚管理システムは、前記棚に設けられ、前記棚に保管される前記物品の重量を測定する重量計と、前記物品の種類と前記種類毎の単位重量とが対応づけて登録された物品情報データベースと、前記重量計で測定した重量と、前記単位重量とから、前記棚に保管された前記物品の種類毎の数量を算出する数量算出手段と、前記数量算出手段で算出した前記物品の種類毎の数量を表示させる表示手段と、を備え、前記使用済物品情報管理システムは、前記使用済物品情報読取装置で読み取った前記使用済物品の種類及び前記種類毎の数量を含む使用済物品情報を保存した使用済物品情報データベースを備え、前記棚へ前記物品を補充する際の物品補充オーダーであって、前記使用済物品の種類毎の数量を、前記種類毎の前記物品の補充数量として含む物品補充オーダーを生成する物品補充オーダー生成手段と、前記物品の前記棚からの払出数量を含む払出オーダーを生成する払出オーダー生成手段と、を備える物品管理システムであり、特に病院内の薬剤や医療器材等の管理に好適なシステムである。
以下の説明では、本発明の物品管理システムが病院内で実施された形態とし、物品として薬剤或いは医療器材を対象として説明する。さらに、薬剤には、図1に示すように、薬液入りのバイアル1a、アンプル1b、プレフィルドタイプのシリンジ1c、生理食塩水や点滴液等が封入された透明袋1d乃至は所定の数量の錠剤が入った錠剤箱1e等の様に、手術室等の医療現場で使用されるものが含まれる。また、医療器材には、所定量のガーゼが入った袋、手術用糸等の様に、手術室等の医療現場で使用されるものが含まれる。そして、これらの薬剤及び医療器材(以下、「薬剤等」という。)には、物品情報としての、例えば薬剤の名称、種類、重量、数量等の情報(以下、「薬剤等の情報」という。)、を含むバーコードが印刷されたラベル5(図1参照)が貼付されている。
本実施形態の物品管理システム10は、図2に示す様に、棚管理システム12と、使用済物品情報管理システム14とを有する。
本実施形態の棚管理システム12は、図2及び図3に示すように、棚16、重量計18、光電センサ20、人感センサ22、顔認証用カメラ24、監視用カメラ26、警告灯28、計数表示器32、モニター表示部38、棚管理ユニット30、棚管理制御部34、電源ユニット37等を備える。
本実施形態の棚管理システム12は、図2及び図3に示すように、棚16、重量計18、光電センサ20、人感センサ22、顔認証用カメラ24、監視用カメラ26、警告灯28、計数表示器32、モニター表示部38、棚管理ユニット30、棚管理制御部34、電源ユニット37等を備える。
本実施形態の棚16は、図3に示すように、物品を載置させる水平な棚板を例えば上中下の3段配置した公知のラックで形成される。棚16は、薬剤或いは医療器材の種類毎の保管場所が予め割り当てられている。より詳しくは、図3に示すように、棚16の棚板は幅方向Xに例えば3等分され、3等分されたそれぞれのエリアに、エリア識別番号が棚管理システム12上で振られる。例えば、図3に示すように、上段の棚板には、181、182、183の様にエリア識別番号が振られる。
そして、それぞれのエリア識別番号に、x方向と高さ方向との二次元座標が対応付けられる。例えばエリア識別番号181に対しては、x方向として座標1、高さ方向として座標3が対応付けられ、エリア識別番号182に対しては、x方向として座標2、高さ方向として座標3が対応付けられ、エリア識別番号185に対しては、x方向として座標2、高さ方向として座標2が対応付けられる等である。
なお、棚の分割は、本実施形態による分割に限らず任意に分割してもよい。
なお、棚の分割は、本実施形態による分割に限らず任意に分割してもよい。
そして、エリア識別番号に対応するそれぞれのエリアに載置される薬剤等の種類が予め割り当てられるのである。このエリア識別番号と薬剤種類対応を示す配置対応表データは、後述する棚管理記憶部34dに登録される。なお、薬剤等の種類には、薬剤等の名称も含むものとする。
次に、重量計18は、ロードセルと、ロードセルで計測した値をAD変換するAD変換回路19を有する。本実施形態において重量計18は、図3に示すように、上述したエリア識別番号に対応する位置にそれぞれ配置される。そして、重量計18は、載置される薬剤等の重量を測定し、AD変換回路19でデジタル化された測定値は、後述する棚管理ユニット30を介して棚管理制御部34に送信される。なお、重量計18は、それぞれの重量計を識別させる識別信号を後述する棚管理ユニット30に送信する構成であってもよい。
次に、光電センサ20は、発光部及び受光部を有する公知のエリアセンサで形成される。そして、図3に示す様に、例えば棚16の天板17の前部に発光部20a、下段の前部に受光部20bがそれぞれ配置される。従って、棚16の前面から挿入された手等により、発光部20aから発光される光が遮光されると、棚16の前方直近において遮光された位置であって、棚16の幅方向Xの位置を検知可能な構成となっている。
次に、人感センサ22は、例えば周囲の温度変化を感知する赤外線センサで形成され、図3に示すように、棚16の前面に取り付けられる。
次に、人体的特徴認識装置としての顔認証用カメラ24は、例えば人の顔形を撮像可能な公知のCCDカメラ等で形成され、後述する棚管理ユニット30の前面に取り付けられる。そして、棚16で作業する作業者の人体的特徴としての顔形を撮像する。そして、顔認証用カメラ24は、後述する棚管理ユニット30を介して棚管理制御部34に接続される。
なお、人体的特徴は、本実施形態の顔形に限るものではなく、例えば指紋、虹彩等であってもよい。その場合、人体的特徴認識装置は、指紋読取装置や虹彩読取装置とすると良い。
なお、人体的特徴は、本実施形態の顔形に限るものではなく、例えば指紋、虹彩等であってもよい。その場合、人体的特徴認識装置は、指紋読取装置や虹彩読取装置とすると良い。
次に、監視用カメラ26は、例えば公知の防犯カメラで形成され、図3に示すように、棚16のやや上方に配置される。そして、監視用カメラ26は、後述する棚管理ユニット30を介してモニター画面(図示しない)や録画装置(図示しない)に接続される。
次に、警告灯28は、LEDライトで形成され、後述する棚管理ユニット30を介して棚管理制御部34に接続される。
次に、計数表示器32は、薬剤等の数量を表示可能な画面を有する例えば液晶表示器で形成され、図3に示すように、棚16の各エリアの前面部分にそれぞれ配置される。そして、後述する棚管理ユニット30を介して棚管理制御部34に接続される。
なお、計数表示器は、液晶表示器に限ることなく、LED表示器等であっても良い。また、計数表示器をヘッドマウントディスプレイとし、ヘッドマウントディスプレイを介して棚を見ることで、薬剤等の数量を仮想現実として表示させる構成であっても良い。
なお、計数表示器は、液晶表示器に限ることなく、LED表示器等であっても良い。また、計数表示器をヘッドマウントディスプレイとし、ヘッドマウントディスプレイを介して棚を見ることで、薬剤等の数量を仮想現実として表示させる構成であっても良い。
次に、棚管理ユニット30は、CPU、棚管理ユニット用表示部36、エリア識別番号を登録したメモリ、時計機能を有するタイマ等を備える。棚管理ユニット30は、それぞれの重量計からの重量信号を受信すると、受信した重量計に対応するエリア識別番号認識可能に構成される。また、本実施形態の棚管理ユニット30は、時計機能により例えば0.1秒等の間隔で、それぞれの重量計18から、エリア識別番号毎の重量データを受信し、その重量データにエリア識別番号を対応付け、副制御部34cに送信する。更に、棚管理ユニット30は、人感センサ22、光電センサ20等からの信号も受信し、当該信号を副制御部34cに送信する。
次に、棚管理ユニット用表示部36は、例えばタッチパネルを備える表示器で構成される。そして、例えば後述する棚管理制御部34からの指示を受けた棚管理ユニット30のCPUの指示により、棚16における作業のために必要なGUI画面等を表示する。このように形成される棚管理ユニット30は、図3に示すように、例えば棚16の天板17の上等に配置される。
次に、棚管理制御部34は、例えば公知のパソコン等を用いることができ、図2及び図3に示すように、副制御部34c、棚管理記憶部34d、入力部34b、出力部34e、操作用表示部34a、時計機能を有するタイマ等を備える。
副制御部34cは、図示しないCPU、ワーキングメモリを備えており、図2及び図3に示すように、棚管理記憶部34d、入力部34b、出力部34e、操作用表示部34a等に接続される。そして、入力部34b、操作用表示部34aからの選択信号、棚管理ユニット30からの重量データ等を受信し、棚管理システム12の制御を行う。
棚管理記憶部34dは、公知のハードディスクで形成され、物品情報データベース40、保管数量データベース42、顔形データベース44等を含む。
物品情報データベース40は、薬剤等の種類とその種類毎の単位重量とが対応づけて登録されたものである。ここで、単位重量は、例えばアンプル1b、バイアル1a或いはプレフィルドタイプのシリンジ1c等の場合は一つのアンプル1b、バイアル1a或いはプレフィルドタイプのシリンジ1c毎の重量であり、透明袋1dの場合は、一つの透明袋1d毎の重量であり、錠剤箱1eの場合は、一箱毎の重量とすることができる。また、ガーゼ等の場合、単位重量は、袋毎等とすれば良い。
次に、保管数量データベース42は、棚16における各エリア(181・・・・189)毎に保管された薬剤等の種類、及びその数量が保存されたものである。
さらに、顔形データベース44は、棚16作業に係る作業者の顔形のデータを登録されたものである。
物品情報データベース40は、薬剤等の種類とその種類毎の単位重量とが対応づけて登録されたものである。ここで、単位重量は、例えばアンプル1b、バイアル1a或いはプレフィルドタイプのシリンジ1c等の場合は一つのアンプル1b、バイアル1a或いはプレフィルドタイプのシリンジ1c毎の重量であり、透明袋1dの場合は、一つの透明袋1d毎の重量であり、錠剤箱1eの場合は、一箱毎の重量とすることができる。また、ガーゼ等の場合、単位重量は、袋毎等とすれば良い。
次に、保管数量データベース42は、棚16における各エリア(181・・・・189)毎に保管された薬剤等の種類、及びその数量が保存されたものである。
さらに、顔形データベース44は、棚16作業に係る作業者の顔形のデータを登録されたものである。
次に、操作用表示部34aは、図3示すように、公知のディスプレイ装置で形成され、入力部34bは、例えば図3示すように、キーボードやマウスで形成される。また、出力部34eは、公知のプリンタ等で形成される。
このように構成される棚管理制御部34は、副制御部34cが、例えば入力部34bからの入力信号の処理、棚管理記憶部34dへのデータの書込み処理、操作用表示部34aへの表示処理、出力部34eへの出力処理等の各種処理を実行する。その際、後述するサーバ52からの指示に従って、実行することもある。
このように構成される棚管理制御部34は、副制御部34cが、例えば入力部34bからの入力信号の処理、棚管理記憶部34dへのデータの書込み処理、操作用表示部34aへの表示処理、出力部34eへの出力処理等の各種処理を実行する。その際、後述するサーバ52からの指示に従って、実行することもある。
次に、モニター表示部38は、公知の大画面液晶ディスプレイ装置で形成され、例えば薬剤を担当する部門の部屋等に配置される。そして、副制御部34cからの指示により、棚16に保管された、薬品等の種類、当該種類毎の数量等を表示させる。この点については、後述する。なお、モニター表示部は、大画面液晶ディスプレイ装置に限ることなく、LED表示器、ヘッドマウントディスプレイ等であっても良い。
次に、使用済物品情報管理システム14は、図2に示すように、使用済物品情報読取装置50と、サーバ52等を有する。
使用済物品情報読取装置50は、図2に示すように、例えばCPUを備えるコントロール部64、使用済薬剤の情報を読取可能な情報読取部66、操作用画面を表示させるディスプレイ68、入力部73等を有する。そして、コントロール部64の指示により、情報読取部66が使用済薬剤等の情報を読取り、或いは、ディスプレイ68に操作用画面を表示させる。そして、使用済物品情報読取装置50は、コントロール部64を介して使用済薬剤等の情報をサーバ52に送信する。
使用済物品情報読取装置50は、図2に示すように、例えばCPUを備えるコントロール部64、使用済薬剤の情報を読取可能な情報読取部66、操作用画面を表示させるディスプレイ68、入力部73等を有する。そして、コントロール部64の指示により、情報読取部66が使用済薬剤等の情報を読取り、或いは、ディスプレイ68に操作用画面を表示させる。そして、使用済物品情報読取装置50は、コントロール部64を介して使用済薬剤等の情報をサーバ52に送信する。
情報読取部66は、注射液用空容器の情報読取装置(特開2010−115339号公報参照)の様に、注射液用空容器に貼付されたラベルを直接読取る装置を備えていても良い。また、情報読取部66は、複数の使用済みの薬剤等から剥がされたラベルを、人手で紙に貼付し、その状態でラベルを読取るバーコードリーダ等の装置を備えても良い。この使用済物品情報読取装置50は、例えば手術室の中や或いは近傍等の様に、医療の現場に近いところに配置されるのが好ましい。
次に、サーバ52は、公知のパソコン等を用いることができ、図2に示すように、主制御部56、サーバ記憶部54、入力部58、出力部60並びに操作用表示部62等を備える。
次に、主制御部56は、図示しないCPU、ワーキングメモリを備えており、図2に示すように、サーバ記憶部54、入力部58、出力部60、操作用表示部62等に接続される。
次に、サーバ記憶部54は、公知のハードディスクで形成され、使用済物品情報データベース55等を含む。
使用済物品情報データベース55は、注射液用空容器等に貼付されたラベルの情報等の様に、使用済物品情報読取装置50で読み取った使用済薬剤等の種類及びその種類毎の数量を含む使用済情報を含む。また、使用済物品情報データベース55は、後述する補充オーダーデータも含む。
使用済物品情報データベース55は、注射液用空容器等に貼付されたラベルの情報等の様に、使用済物品情報読取装置50で読み取った使用済薬剤等の種類及びその種類毎の数量を含む使用済情報を含む。また、使用済物品情報データベース55は、後述する補充オーダーデータも含む。
次に、操作用表示部62は、公知のディスプレイで形成され、入力部58は、キーボードやマウスで形成される。また、出力部60は、公知のプリンタ等で形成される。
このように構成されるサーバ52は、主制御部56が、例えば入力部58からの入力信号の処理、サーバ記憶部54へのデータの書込み処理、操作用表示部62への表示処理、出力部60への出力処理並びに棚管理制御部34への指示等の各種処理を実行する。
このように構成されるサーバ52は、主制御部56が、例えば入力部58からの入力信号の処理、サーバ記憶部54へのデータの書込み処理、操作用表示部62への表示処理、出力部60への出力処理並びに棚管理制御部34への指示等の各種処理を実行する。
次に、本実施形態の物品管理システム10の病院内での運用例について、図4を用いて説明する。
本運用例では、病院内に2種類の棚が配置されている。一方の棚は、集中管理棚161で、外部業者等から病院内に搬入される全ての薬剤等が、一旦この集中管理棚161に保管される。他方の棚は、手術室、病棟等の様な薬剤等が使用される現場の近くに配置される現場用棚162である。
本運用例では、病院内に2種類の棚が配置されている。一方の棚は、集中管理棚161で、外部業者等から病院内に搬入される全ての薬剤等が、一旦この集中管理棚161に保管される。他方の棚は、手術室、病棟等の様な薬剤等が使用される現場の近くに配置される現場用棚162である。
そして、集中管理棚161及び現場用棚162には、上述した棚16と同様に重量計18、光電センサ20、人感センサ22、顔認証用カメラ24、監視用カメラ26、警告灯28、計数表示器32、モニター表示部38、棚管理ユニット30等がそれぞれ取り付けられる。そして、それぞれの棚管理ユニット30は、棚管理制御部34に接続される。すなわち、本運用例において、棚管理システムは、二つの棚(161,162)と、これらの棚にそれぞれ取り付けられた重量計18、光電センサ20、人感センサ22、顔認証用カメラ24、監視用カメラ26、警告灯28、計数表示器32、モニター表示部38、棚管理ユニット30と、棚管理制御部34とを含む構成となっている。
運搬担当者は、後述する各種オーダーに従い、薬剤等を集中管理棚161から、現場用棚162へと補充し、現場用棚162から手術室等の医療現場へと払出し、或いは医療現場から現場用棚162へと返品する。
先ず、棚管理システム12が、例えば現場用棚162に保管された薬剤等の数量をモニターする処理について説明する。副制御部34cは、棚管理ユニット30を介して、重量計18による重量データをそれぞれの識別エリア毎に受信し、その重量データを、単位重量で除した数量、すなわち各エリア毎の保管数量を算出する。このように、棚管理システム12は、重量計18で測定した重量と、前記単位重量とから、現場用棚162に保管された薬剤等の種類毎の保管数量を算出する数量算出手段を備える構成となっているのである。棚は現場用棚162に限らず集中管理棚161でも同様に算出できる。
そして、副制御部34cは、薬剤等の種類毎の数量を一覧にし、操作用表示部34a、棚管理ユニット用表示部36及びモニター表示部38に表示させる。図12は、薬剤等の種類毎の保管数量を一覧にして表示した表示画面例である。このように、副制御部34cは、数量算出手段で算出した薬剤等の種類毎の保管数量を表示させる表示手段として機能するのである。
その際、副制御部34cは、上述した棚管理ユニット30から所定の時間間隔で送信されるタイミングに応じて、前記保管数量を算出し、その数量を表示させるリアルタイム表示させてもよい。このように、棚管理システム12は、例えば現場用棚162に保管された薬剤等の種類毎の数量を、所定の時間間隔で表示させるリアルタイム表示手段を備える構成となっているのである。
その際、副制御部34cは、上述した棚管理ユニット30から所定の時間間隔で送信されるタイミングに応じて、前記保管数量を算出し、その数量を表示させるリアルタイム表示させてもよい。このように、棚管理システム12は、例えば現場用棚162に保管された薬剤等の種類毎の数量を、所定の時間間隔で表示させるリアルタイム表示手段を備える構成となっているのである。
次に、例えば手術に必要とされる薬剤等を、現場用棚162から手術室に薬剤等を払出す際に必要となる情報の入力作業例及び、物品管理システム10の処理例について説明する。
先ず、入力担当者は、例えば手術計画書等を参照し、サーバ52の操作用表示部62及び入力部58の操作により、患者名、手術名、手術ID、当該手術に必要な薬剤等の種類、その払出数量等を含む払出オーダー情報を入力する。
そして、この払出オーダー情報を受信した主制御部56は、払出オーダー情報に払出オーダーID及び払出フラグを付し、サーバ記憶部54のオーダーデータベース57に保存させる。
この様に、本実施形態の物品管理システム10は、現場用棚162から薬剤等を払出す際の払出数量を含む払出オーダーを生成する払出オーダー生成手段を備える構成となっているのである。
先ず、入力担当者は、例えば手術計画書等を参照し、サーバ52の操作用表示部62及び入力部58の操作により、患者名、手術名、手術ID、当該手術に必要な薬剤等の種類、その払出数量等を含む払出オーダー情報を入力する。
そして、この払出オーダー情報を受信した主制御部56は、払出オーダー情報に払出オーダーID及び払出フラグを付し、サーバ記憶部54のオーダーデータベース57に保存させる。
この様に、本実施形態の物品管理システム10は、現場用棚162から薬剤等を払出す際の払出数量を含む払出オーダーを生成する払出オーダー生成手段を備える構成となっているのである。
次に、手術室での手術終了後の使用済物品情報読取装置50における作業及び、物品管理システム10、特に使用済物品情報管理システム14の処理例について説明する。
例えば使用済薬剤等の集計担当者は、一回の手術が終了すると、手術室で使用された薬剤等を集め、使用済物品情報読取装置50でこれらの使用済薬剤等の情報を読取らせる。その際、作業者は、ディスプレイ68及び入力部73を介して、患者名、手術ID、手術日、当該使用済薬剤等に対応する払出オーダーID等を入力する。その後、情報読取部66による読取が終わり、例えばディスプレイ68に表示される読取完了ボタン(図示しない)がクリックされると、コントロール部64は、情報読取部66が読取った使用済薬剤等の情報と、患者名、手術ID、手術日時、払出オーダーID等のデータとを関連付け、使用済薬剤等データとして、サーバ52に送信する。そして、これらの使用済薬剤等データを受け取ったサーバ52は、使用済薬剤等データをサーバ記憶部54の使用済物品情報データベース55領域に保存する。
例えば使用済薬剤等の集計担当者は、一回の手術が終了すると、手術室で使用された薬剤等を集め、使用済物品情報読取装置50でこれらの使用済薬剤等の情報を読取らせる。その際、作業者は、ディスプレイ68及び入力部73を介して、患者名、手術ID、手術日、当該使用済薬剤等に対応する払出オーダーID等を入力する。その後、情報読取部66による読取が終わり、例えばディスプレイ68に表示される読取完了ボタン(図示しない)がクリックされると、コントロール部64は、情報読取部66が読取った使用済薬剤等の情報と、患者名、手術ID、手術日時、払出オーダーID等のデータとを関連付け、使用済薬剤等データとして、サーバ52に送信する。そして、これらの使用済薬剤等データを受け取ったサーバ52は、使用済薬剤等データをサーバ記憶部54の使用済物品情報データベース55領域に保存する。
次に、集中管理棚161から、現場用棚162に薬剤等を補充する際の、物品管理システム10の処理例について説明する。
サーバ52は、時計機能を有するタイマを備え、例えばウィークデイの午前9時等の所定時間になると、タイマからの信号を受けた主制御部56は、サーバ記憶部54に保存された前日の使用済薬剤等データに基づき、薬剤等の種類毎に使用済み個数を集計する。次に、主制御部56は、集計日、集計された薬剤等の種類、使用済み個数とを対応付け、これらを含む補充オーダーデータを生成する。
このように、サーバ52は、請求項1の発明は、現場用棚162へ薬剤等を補充する際の補充数量を含む物品補充オーダーであって、使用済薬剤等の種類と、使用済薬剤等の種類毎の数量を補充数量として含む物品補充オーダーを生成する物品補充オーダー生成手段として機能するのである。
サーバ52は、時計機能を有するタイマを備え、例えばウィークデイの午前9時等の所定時間になると、タイマからの信号を受けた主制御部56は、サーバ記憶部54に保存された前日の使用済薬剤等データに基づき、薬剤等の種類毎に使用済み個数を集計する。次に、主制御部56は、集計日、集計された薬剤等の種類、使用済み個数とを対応付け、これらを含む補充オーダーデータを生成する。
このように、サーバ52は、請求項1の発明は、現場用棚162へ薬剤等を補充する際の補充数量を含む物品補充オーダーであって、使用済薬剤等の種類と、使用済薬剤等の種類毎の数量を補充数量として含む物品補充オーダーを生成する物品補充オーダー生成手段として機能するのである。
次に、主制御部56は、補充オーダーデータに補充オーダーID及び補充オーダーフラグを付し、サーバ記憶部54のオーダーデータベース57に保存する。このように、使用済み個数が反映された補充オーダーデータが保存されるのである。なお、集計期間は、上述した前日分に限らず、例えば1週間分等と任意に設定してもよい。
次に、手術室から現場用棚162への返品の際の、物品管理システム10の処理例について説明する。
例えば、使用済薬剤等の集計担当者は、手術後に現場用棚162に薬剤等の返品が発生すると、サーバ52の操作用表示部62及び入力部58の操作により、患者名、手術名、手術ID、返品に係る薬剤等の種類、種類毎の返品個数、当該返品に係る薬剤等が現場用棚162から払出された際の払出オーダーID等を含む返品オーダー情報を入力する。この返品オーダー情報を受信した主制御部56は、当該返品オーダー情報に返品オーダーID及び返品フラグを付し、サーバ記憶部54のオーダーデータベース57に保存させる。
例えば、使用済薬剤等の集計担当者は、手術後に現場用棚162に薬剤等の返品が発生すると、サーバ52の操作用表示部62及び入力部58の操作により、患者名、手術名、手術ID、返品に係る薬剤等の種類、種類毎の返品個数、当該返品に係る薬剤等が現場用棚162から払出された際の払出オーダーID等を含む返品オーダー情報を入力する。この返品オーダー情報を受信した主制御部56は、当該返品オーダー情報に返品オーダーID及び返品フラグを付し、サーバ記憶部54のオーダーデータベース57に保存させる。
[処理フロー例1]
次に例えば、薬剤等の運搬担当者の作業例及び物品管理システム10の処理フロー例について、図5、図7〜図11を用いて説明する。
まず、運搬担当者が、例えば集中管理棚161或いは現場用棚162に近づく。そうすると、ステップS10において、人感センサ22が検知信号を棚管理ユニット30に送信する。
次に、ステップS12において、棚管理ユニット30のCPUは、監視用カメラ26で監視用カメラ26に撮像信号を送信する。撮像信号を受けた監視用カメラ26は、予め定められた範囲を撮像し、その画像データは棚管理ユニット30に送信され、棚管理ユニット30を介して副制御部34cに送信される。そして、副制御部34cが棚管理記憶部34dに前記画像データを保存し、処理をステップS14に進める。
次に例えば、薬剤等の運搬担当者の作業例及び物品管理システム10の処理フロー例について、図5、図7〜図11を用いて説明する。
まず、運搬担当者が、例えば集中管理棚161或いは現場用棚162に近づく。そうすると、ステップS10において、人感センサ22が検知信号を棚管理ユニット30に送信する。
次に、ステップS12において、棚管理ユニット30のCPUは、監視用カメラ26で監視用カメラ26に撮像信号を送信する。撮像信号を受けた監視用カメラ26は、予め定められた範囲を撮像し、その画像データは棚管理ユニット30に送信され、棚管理ユニット30を介して副制御部34cに送信される。そして、副制御部34cが棚管理記憶部34dに前記画像データを保存し、処理をステップS14に進める。
次に、ステップS14において、副制御部34cは、棚管理ユニット30を介して撮像信号を顔認証用カメラ24に送信する。撮像信号を受けた顔認証用カメラ24は、運搬担当者の顔を撮像し、その顔画像データは、棚管理ユニット30を介して副制御部34cに送信される。そして、副制御部34cは、処理をステップS16に進める。
次に、ステップS16において、副制御部34cは、棚管理記憶部34dの顔形データベース44の顔形データの中から、前記顔画像データと照合する顔形データを検索し、照合する顔形データがあった場合は、処理をステップS18に進める。一方、照合する顔形データがなかった場合、処理をステップS20に進める。
次に、ステップ18において、副制御部34cは、図7に示すように、当該顔形データに対応する登録者の名前を含むTOP画面70を棚管理ユニット用表示部36に表示させる。また、副制御部34cは、その登録者名及び顔画像データをアクセス情報として棚管理記憶部34dに保存し、処理をステップS22に進める。
次に、ステップ20において、副制御部34cは、上述した登録者名に替えて文字「ゲスト」を表示させたTOP画面(70)を棚管理ユニット用表示部36に表示させる。また、副制御部34cは、当該顔画像データをアクセス情報として棚管理記憶部34dに保存し、処理をステップS22に進める。
TOP画面70は、図7に示すように、登録者名或いは「ゲスト」表示をするユーザ名エリア71、オーダー選択画面表示をさせる「作業開始」ボタン72、管理メニューを表示させる「管理メニュー」ボタン74等を備える。
TOP画面70は、図7に示すように、登録者名或いは「ゲスト」表示をするユーザ名エリア71、オーダー選択画面表示をさせる「作業開始」ボタン72、管理メニューを表示させる「管理メニュー」ボタン74等を備える。
次に、ステップS22において、副制御部34cは、「作業開始」ボタンが選択されると、図8に示すように、棚管理ユニット用表示部36にオーダー選択画面76を表示させ、ステップをステップS23に進める。
オーダー選択画面76には、図8に示すように「入庫オーダー」ボタン78、「補充オーダー」ボタン80、「払出オーダー」ボタン82、「返品オーダー」ボタン84、「オーダーなし」ボタン86等が表示される。
オーダー選択画面76には、図8に示すように「入庫オーダー」ボタン78、「補充オーダー」ボタン80、「払出オーダー」ボタン82、「返品オーダー」ボタン84、「オーダーなし」ボタン86等が表示される。
次に、ステップS23において、副制御部34cは、オーダー選択画面76に表示されるオーダーボタンのうち「オーダーなし」ボタン86が選択された場合、処理をステップS26に進め、「オーダーなし」ボタン86とは異なるいずれかのボタンが選択されると、処理をステップS24に進める。
ステップ24において、サーバ52は、オーダー選択画面76にいて選択されたオーダーボタンに対応するオーダーID選択画面88を表示する。
例えば、オーダー選択画面76において、「補充オーダー」ボタンが選択されると、副制御部34cは、その選択信号をサーバ52に送信する。選択信号を受けたサーバ52は、上述の様にしてサーバ記憶部54に保存された補充フラグに基づき、補充オーダーIDを棚管理システム12側に送信する。そして、副制御部34cは、例えば図9に示すような補充オーダーID一覧90を、オーダーID選択画面88内に表示させる。オーダーID選択画面88には、図9に示すように、「OK」ボタン91、「CANCEL」ボタン92等が表示される。
例えば、オーダー選択画面76において、「補充オーダー」ボタンが選択されると、副制御部34cは、その選択信号をサーバ52に送信する。選択信号を受けたサーバ52は、上述の様にしてサーバ記憶部54に保存された補充フラグに基づき、補充オーダーIDを棚管理システム12側に送信する。そして、副制御部34cは、例えば図9に示すような補充オーダーID一覧90を、オーダーID選択画面88内に表示させる。オーダーID選択画面88には、図9に示すように、「OK」ボタン91、「CANCEL」ボタン92等が表示される。
また、たとえば、オーダー選択画面76において、「払出オーダー」ボタンが選択されると、副制御部34cは、その選択信号をサーバ52に送信する。選択信号を受けた主制御部56は、上述の様にしてサーバ記憶部54に保存された払出フラグに基づき、払出オーダーIDを棚管理システム12側に送信する。そして、副制御部34cは、例えば図9に示すような払出オーダーID一覧90を、オーダーID選択画面88内に表示させる。
また、例えば、オーダー選択画面76において、「返品オーダー」ボタンが選択されると、副制御部34cは、その選択信号をサーバ52に送信する。選択信号を受けたサーバ52は、上述の様にしてサーバ記憶部54に保存された返品フラグに基づき、返品オーダーIDを棚管理システム12側に送信する。そして、副制御部34cは、例えば図9で示すような返品オーダーID一覧90を、オーダーID選択画面88内に表示させる。
そして、オーダーID選択画面88において、特定のオーダーIDが選択され(図9 において反転部分)、「OK」ボタン91が選択されると、副制御部34cは、その選択信号をサーバ52に送信する。当該選択信号を受けた主制御部56は、副制御部34cを介し、図10に示すオーダー情報確認画面94を、棚管理ユニット用表示部36に表示させ、処理をステップ26に移す。
例えば、オーダー選択画面76において選択されたオーダーボタンが「補充オーダー」ボタンの場合、オーダー情報確認画面94には当該選択されたオーダーIDと、そのオーダーIDに対応する薬剤等の名称97及びその名称毎の補充個数98を含む物品補充オーダー帳票100が表示される。すなわち使用済物品としての薬剤等の種類及び前記種類毎の数量を補充情報として含み、現場用棚162に対する物品の補充のための物品補充オーダー帳票が生成される。
すなわち、本実施形態の物品管理システム10は、使用済物品の種類及び種類毎の数量を補充情報として含み、現場用棚162に対する物品の補充のための物品補充オーダー帳票100を生成する物品補充オーダー帳票生成手段を備える構成となっているのである。
なお、オーダー情報確認画面94は、図10に示すように、「OK」ボタン95、「CANCEL」ボタン96等が表示される。
すなわち、本実施形態の物品管理システム10は、使用済物品の種類及び種類毎の数量を補充情報として含み、現場用棚162に対する物品の補充のための物品補充オーダー帳票100を生成する物品補充オーダー帳票生成手段を備える構成となっているのである。
なお、オーダー情報確認画面94は、図10に示すように、「OK」ボタン95、「CANCEL」ボタン96等が表示される。
また例えば、オーダー選択画面76において選択されたオーダーボタンが「払出オーダー」ボタンの場合、オーダー情報確認画面94には当該選択されたオーダーIDと、そのオーダーIDに対応する薬剤等の名称97及びその名称毎の払出個数(98)を含む物品払出オーダー帳票(100)が表示される。
また例えば、オーダー選択画面76において選択されたオーダーボタンが「返品オーダー」ボタンの場合、オーダー情報確認画面94には当該選択されたオーダーIDと、そのオーダーIDに対応する薬剤等の名称97及びその名称毎の返品個数(98)を含む物品返品オーダー帳票(100)が表示される。
次に、ステップS26において、運搬担当者が、オーダー情報確認画面94における「OK」ボタン95を選択すると、副制御部34cは、所定の基準時間としての当該選択された時間近傍で算出された保管数量を、基準時数量として棚管理記憶部34dに保存し、処理をステップS28に進める。
なお基準時間は、本実施形態のように、オーダー情報確認画面94における「OK」ボタン95が選択された時に限らず、例えばオーダー選択画面76において、オーダー選択ボタン78,80,82,84等が選択された時でもよいし、オーダーID選択画面88における「OK」ボタン91が選択された時でもよい。
そして、「OK」ボタン95を押した運搬担当者は、現場用棚162から薬剤等の取り出しを開始する。
なお基準時間は、本実施形態のように、オーダー情報確認画面94における「OK」ボタン95が選択された時に限らず、例えばオーダー選択画面76において、オーダー選択ボタン78,80,82,84等が選択された時でもよいし、オーダーID選択画面88における「OK」ボタン91が選択された時でもよい。
そして、「OK」ボタン95を押した運搬担当者は、現場用棚162から薬剤等の取り出しを開始する。
次に、ステップS28において、副制御部34cは、数量算出手段を介し、経過時数量として、前記基準時間から一定時間経過する毎の識別エリア毎の保管数量を算出し、この経過時数量と基準時数量との差分数量を算出する。そして、副制御部34cは、処理をステップS30に進める。
この様に、棚管理システム12は、所定の基準時間に数量算出手段により算出した基準時数量と、基準時間から所定時間経過後に数量算出手段により算出した経過時数量との差分数量を算出する差分数量算出手段(34c)を備える構成となっているのである。
また、副制御部34cは、図11に示す、作業状況を示す作業中画面99を棚管理ユニット用表示部36に表示させる。具体的には、本実施形態の作業中画面99は、図11に示すように、薬剤等の名称の欄101と、その横に表示される差分数量102とを含む。
この様に、棚管理システム12は、所定の基準時間に数量算出手段により算出した基準時数量と、基準時間から所定時間経過後に数量算出手段により算出した経過時数量との差分数量を算出する差分数量算出手段(34c)を備える構成となっているのである。
また、副制御部34cは、図11に示す、作業状況を示す作業中画面99を棚管理ユニット用表示部36に表示させる。具体的には、本実施形態の作業中画面99は、図11に示すように、薬剤等の名称の欄101と、その横に表示される差分数量102とを含む。
次に、ステップS30で、副制御部34cは、差分数量と例えば補充個数とを比較し、これらが一致しない場合、作業中画面99において、差分数量102の背景色を変更或いは点滅させる。また、これらが一致する場合、作業中画面99において、変更した差分数量102の背景色を元の色に戻す、或いは点滅をストップさせる。そして、処理をステップS32に進める。
このように、物品管理システム10は、差分数量102と補充個数とが食い違う場合、に、背景色の変化や点滅等により警告をする数量警告手段を備える構成となっているのである。
このように、物品管理システム10は、差分数量102と補充個数とが食い違う場合、に、背景色の変化や点滅等により警告をする数量警告手段を備える構成となっているのである。
次に、ステップS32において、副制御部34cは、作業中画面99において「作業完了」ボタン103が選択されることにより、当該選択信号を受信すると、処理をステップS34に進める。当該選択信号を受信しなかった場合、処理をステップS28に移す。
次に、ステップS34において、副制御部34cは、棚管理記憶部34dの保管数量データベース42の数量を更新するとともに、棚管理ユニット用表示部36の画面をTOP画面70にリセットし、処理をステップS36に進める。
次に、ステップS36において、副制御部34cは、人感センサ22からの人非検知信号を受信すると、サーバ52に通知するとともに、そのログを棚管理記憶部34dに保存し処理を終了させる。
[突合処理フロー例]
次に、使用済薬剤データを項目毎に集計し、各種オーダーと突き合わせる突合処理例について、図6及び図13を用いて説明する。ここで項目毎とは、例えば患者名毎或いは手術ID毎等を意味するが、以下、患者毎に集計するケース例について説明する。
ステップS40において、担当者は、サーバ52の操作用表示部62及び入力部58の操作により、患者名及び集計期間等を入力する。すると、主制御部56は、サーバ記憶部54の使用済物品情報データベース55から、所定の患者名に関連付けられた使用済薬剤等データを抽出し、処理をステップS42に進める。
次に、使用済薬剤データを項目毎に集計し、各種オーダーと突き合わせる突合処理例について、図6及び図13を用いて説明する。ここで項目毎とは、例えば患者名毎或いは手術ID毎等を意味するが、以下、患者毎に集計するケース例について説明する。
ステップS40において、担当者は、サーバ52の操作用表示部62及び入力部58の操作により、患者名及び集計期間等を入力する。すると、主制御部56は、サーバ記憶部54の使用済物品情報データベース55から、所定の患者名に関連付けられた使用済薬剤等データを抽出し、処理をステップS42に進める。
次に、ステップS42において、主制御部56は、サーバ記憶部54のオーダーデータベース57から、前記患者名に関連付けられた払出オーダー情報及び返品オーダー情報を抽出し、処理をステップS44に進める。
次に、ステップS44において、主制御部56は、ステップS40及びステップS42で抽出したデータに基づき、手術ID毎に、薬品等の種類、その払出数、使用済数、返品数を抽出し、これらを整理した投合表を生成し、処理をステップS46に進める。
本実施形態における突合表120は、図13に示すように、行列表示されており、第1列122に、手術IDが表示され、第2列123に、前記手術IDに対応する薬剤等の名称が表示され、第3列124に、前記薬剤等の払出数が表示され、第4列125に、前記薬剤等の使用済数が表示され、第5列126に、前記薬剤等の返品数が表示される。第6列127については、後述する。また、行列表示の上に、患者ID欄121が設けられる。
次に、主制御部56は、(差=払出数―使用済数―返品)を算出し、図13に示すように、第6列に表示させる。
本実施形態における突合表120は、図13に示すように、行列表示されており、第1列122に、手術IDが表示され、第2列123に、前記手術IDに対応する薬剤等の名称が表示され、第3列124に、前記薬剤等の払出数が表示され、第4列125に、前記薬剤等の使用済数が表示され、第5列126に、前記薬剤等の返品数が表示される。第6列127については、後述する。また、行列表示の上に、患者ID欄121が設けられる。
次に、主制御部56は、(差=払出数―使用済数―返品)を算出し、図13に示すように、第6列に表示させる。
次に、ステップS46において、主制御部56は、出力部60に突合表120をプリントアウト可能とし、また、操作用表示部62に突合表120を表示可能とし、処理を終了する。
したがって、突合表例120の第1行から、手術オーダーID「AAAA−002」に対して、薬剤Aが5個払出され、5個とも使用済みとなったたことが解る。
また、突合表例120の第2行から、手術オーダーID「AAAA−003」に対して、薬剤Bが4個払出され、2個が使用済みとなり、返品がされていないことが解る。
また、突合表例120の第3行から、手術オーダーID「AAAA−004」に対して、薬剤Cが6個払出され、4個が使用済みとなり、2個が返品されたことが解る。
また、突合表例120の第4行から、手術オーダーID「AAAA−005」に対して、薬剤Dは払出されず、2個が使用済みとなったことが解る。第4行の例では、手術オーダーID「AAAA−005」の手術中に薬剤Dが緊急に必要となり、現場用棚162から払出されたこと等が考えられる。
また、突合表例120の第2行から、手術オーダーID「AAAA−003」に対して、薬剤Bが4個払出され、2個が使用済みとなり、返品がされていないことが解る。
また、突合表例120の第3行から、手術オーダーID「AAAA−004」に対して、薬剤Cが6個払出され、4個が使用済みとなり、2個が返品されたことが解る。
また、突合表例120の第4行から、手術オーダーID「AAAA−005」に対して、薬剤Dは払出されず、2個が使用済みとなったことが解る。第4行の例では、手術オーダーID「AAAA−005」の手術中に薬剤Dが緊急に必要となり、現場用棚162から払出されたこと等が考えられる。
このように、本実施形態の物品管理システム10は、現場用棚162から払出される薬剤等の数量である払出数量と、使用済物品情報読取装置で読取った使用済みの薬剤等の数量とを突き合わせる突合手段を備える構成となっているのである。このため、本実施形態の物品管理システム10によれば、きめ細かな薬剤等の管理が可能となる。
これまで説明してきた様に、本実施形態の物品管理システム10によれば、棚における薬剤等の種類毎の数量を容易に認識可能で、しかも実際に使用済みとなった物品としての薬剤等の情報が反映された物品管理システム10を提供できる。
以上、本発明の実施形態のうちのいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらはあくまでも例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。例えば。物品は工場で使用される螺子や取付部品等の物品であってもよい。
1 薬剤等(物品)
10 物品管理システム
12 棚管理システム
14 使用済物品情報管理システム
16,161,162 棚
18 重量計
20 光電センサ
24 顔認証用カメラ(人体的特徴認識装置)
34 棚管理制御部
38 モニター表示部
36 棚管理ユニット用表示部
40 物品情報データベース
44 顔形データベース(人体的特徴データベース)
52 サーバ
55 使用済物品情報データベース
56 主制御部
57 オーダーデータベース
10 物品管理システム
12 棚管理システム
14 使用済物品情報管理システム
16,161,162 棚
18 重量計
20 光電センサ
24 顔認証用カメラ(人体的特徴認識装置)
34 棚管理制御部
38 モニター表示部
36 棚管理ユニット用表示部
40 物品情報データベース
44 顔形データベース(人体的特徴データベース)
52 サーバ
55 使用済物品情報データベース
56 主制御部
57 オーダーデータベース
Claims (8)
- 物品の種類毎の保管場所が予め割り当てられた棚を含み、前記棚に保管される前記物品の数量を管理する棚管理システムと、
前記棚から払出されて使用済みとなった使用済物品の物品情報を読取らせる使用済物品情報読取装置を含み、前記使用済物品の物品情報を管理する使用済物品情報管理システムと、を有する物品管理システムであって、
前記棚管理システムは、
前記棚に設けられ、前記棚に保管される前記物品の重量を測定する重量計と、
前記物品の種類と前記種類毎の単位重量とが対応づけて登録された物品情報データベースと、
前記重量計で測定した重量と、前記単位重量とから、前記棚に保管された前記物品の種類毎の数量を算出する数量算出手段と、
前記数量算出手段で算出した前記物品の種類毎の数量を表示させる表示手段と、を備え、
前記使用済物品情報管理システムは、
前記使用済物品情報読取装置で読み取った前記使用済物品の種類及び前記種類毎の数量を含む使用済物品情報を保存した使用済物品情報データベースを備え、
前記棚へ前記物品を補充する際の物品補充オーダーであって、前記使用済物品の種類毎の数量を、前記種類毎の前記物品の補充数量として含む物品補充オーダーを生成する物品補充オーダー生成手段と、
前記物品の前記棚からの払出数量を含む払出オーダーを生成する払出オーダー生成手段と、を備えることを特徴とする物品管理システム。 - 前記棚管理システムは、所定の基準時間に前記数量算出手段により算出した基準時数量と、前記基準時間から所定時間経過後に前記数量算出手段により算出した経過時数量との差分数量を算出する差分数量算出手段と、前記差分数量と前記補充数量及び/又は前記払出数量とを比較する補充払出数量比較手段を備えることを特徴とする請求項1記載の物品管理システム。
- 前記払出数量と、前記使用済物品情報読取装置で読取った前記使用済物品の数量とを突き合わせる突合手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の物品管理システム。
- 前記棚に保管された前記物品の種類毎の数量を、所定の時間間隔で表示させるリアルタイム表示手段を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の物品管理システム。
- 前記棚管理システムは、前記棚の前方直近において遮光された位置であって、前記棚の幅方向の位置を検知可能な光電センサを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の物品管理システム。
- 前記棚管理システムは、人体的特徴を認識可能な人体的特徴認識装置と、前記棚に対する作業を許可された作業者の人体的特徴データを登録した人体的特徴データベースと、を備え、前記人体的特徴認識装置で認識した人体的特徴と、前記人体的特徴データとの照合を行う人体的特徴照合手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の物品管理システム。
- コンピュータを、請求項1〜4又は6のいずれかに記載の物品管理システムにおける各手段として機能させるプログラム。
- 請求項7記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015117179A JP2017001820A (ja) | 2015-06-10 | 2015-06-10 | 物品管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015117179A JP2017001820A (ja) | 2015-06-10 | 2015-06-10 | 物品管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017001820A true JP2017001820A (ja) | 2017-01-05 |
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Family Applications (1)
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JP2015117179A Pending JP2017001820A (ja) | 2015-06-10 | 2015-06-10 | 物品管理システム |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017001820A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI670468B (zh) * | 2018-03-22 | 2019-09-01 | 日商大隈電子股份有限公司 | 醫療材料辨識系統 |
CN113554808A (zh) * | 2021-04-22 | 2021-10-26 | 浙江星星冷链集成股份有限公司 | 一种上货管理装置及无人售货系统 |
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2015
- 2015-06-10 JP JP2015117179A patent/JP2017001820A/ja active Pending
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