JP2017000047A - 目盛り付き茶漉しを配設する急須 - Google Patents

目盛り付き茶漉しを配設する急須 Download PDF

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宜子 渕上
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【課題】目盛り付き茶漉しを配設することによって、急須生産時の目盛りの表示誤差が生じず、誰もが容易に種々の茶葉に合わせた美味しいお茶を浸出できる急須の提供。【解決手段】抽出対象物から所定の成分を抽出溶媒に抽出する為の急須10であって、抽出対象物と抽出溶媒を投入しうる開口部を有し、内部中空に形成された急須本体部11と、急須本体部11の内壁に形成された送出口部を介して急須本体部11に連通し、抽出後の抽出溶媒を外部に送出しうる送出管路部15と、上記送出口部において急須本体部11の内壁に固定され、急須本体部11と送出管路部15とを仕切る網目状の濾過部13とを備え、網目状濾過部13には、急須本体部11に収容された抽出溶媒の量を認識しうる目盛り部14が配設されている急須。【選択図】図1

Description

本発明は、目盛り付き茶漉しを配設することによって、急須生産時の目盛りの表示誤差が少なく、誰もが容易に種々の茶葉に合わせた香味の良好なお茶を浸出できる急須に関するものである。
従来より、茶葉等の抽出液を得るための急須が販売されているが、一般家庭の急須における茶葉の抽出は、茶葉の使用量や湯の温度等の抽出条件がおろそかになり、誰もが容易に種々の茶葉に合わせたお茶を浸出することは困難であった。家庭ではポット等の湯沸し器の普及により、一定の温度の湯を得ることは容易になったが、湯量については厳密に調整すること難しいのが現状である。また、湯量の増減よって茶葉の抽出効率は大きく変化してしまうことから、湯量が抽出液の香味及び水色に与える影響は非常に大きい。
このような背景から、急須による茶葉抽出の簡便性を保ったまま、誰もが容易に種々の茶葉に合わせたお茶を浸出できる急須が求められている。急須において茶葉量及び湯量の表示が考慮されたものとして、例えば、特許文献1には茶葉量と湯量の表示部を有する急須が記載されている。しかし、茶葉量及び湯量は常に一定量で示されていることから、飲用人数の増減に対応できず、また茶葉の種類や蒸しの深さによって茶葉自体のかさ比が変化すると抽出液の香味が変化してしまうという課題があり、依然として改善の余地があった。更に、特許文献1のように表示部が急須の収容部に示されている場合、急須を焼く工程によって表示部にブレが生じてしまうといった別の問題をも有していた。
登録実案第3096544号公報
本願発明は上記の課題を受けてのものであり、目盛り付き茶漉しを配設することによって、急須生産時の目盛りの表示誤差が生じず、誰もが容易に種々の茶葉に合わせた香味の良好なお茶を浸出できる急須を提供することを目的とする。
本発明者は上記問題を解決すべく鋭意研究を行った結果、目盛り付き茶漉しを配設することによって、急須生産時の目盛りの表示誤差が生じず、誰もが容易に種々の茶葉に合わせた香味の良好なお茶を浸出できることを見いだし、本発明を完成した。
より具体的には、本発明は以下のとおりである。
(1)抽出対象物から所定の成分を抽出溶媒に抽出する為の急須であって、
抽出対象物と抽出溶媒を投入しうる開口部を有し、内部中空に形成された急須本体部と、
上記急須本体部の内壁に形成された送出口部を介して上記急須本体部に連通し、抽出後の抽出溶媒を外部に送出しうる送出管路部と、
上記送出口部において上記急須本体部の内壁に固定され、上記急須本体部と上記送出管路部とを仕切る網目状の濾過部とを備え、
上記網目状濾過部には、上記急須本体部に収容された抽出溶媒の量を認識しうる目盛り部が配設されていることを特徴とする急須。
(2)上記目盛り部は上記網目状濾過部の凹凸により形成されていることを特徴とする(1)に記載の急須。
(3)上記濾過部は金属製であって、上記目盛り部はプレス成型により形成されていることを特徴とする(1)又は(2)のいずれかに記載の急須。
(4)上記急須の少なくとも急須本体部及び送出部は陶器製であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の急須。
本発明は、目盛り付き茶漉しを配設することによって、急須生産時の目盛りの表示誤差が生じず、誰もが容易に種々の茶葉に合わせた香味の良好なお茶を浸出できる急須を提供することができる。
本発明に係る急須の一実施の形態を示し、実施例の形態における急須の上部開口部の蓋を外した状態の図面代用写真である。 本発明に係る急須の一実施の形態を示し、実施例の形態における急須の濾過部を拡大撮影した図面代用写真である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(急須)
本発明における急須とは、茶葉等の抽出対象物から所定の成分を溶媒に抽出する為のものであり、いわゆるお茶を淹れるためものである。急須の材質は、本発明の効果が発揮される限りにおいて特に限定されることなく、例えば、陶器製、金属製、ガラス製が挙げられる。また、本発明の急須には抽出対象物と抽出溶媒を投入しうる開口部を有し、開口部は蓋を有し開閉が可能である。また、内部中空に形成された急須本体部と、上記急須本体部の内壁に形成された送出口部を介して上記急須本体部に連通し、抽出後の抽出溶媒を外部に送出しうる送出管路部と、把持しうる把持部が配設されている。なお、把持部の形状は特に限定されることなく、既に上市されている形状等から選択することができる。
(網目状の濾過部)
本発明における網目状の濾過部とは、急須本体部の内壁に形成された送出口部において上記急須本体部の内壁に固定され、急須本体部と送出管路部とを仕切るように配設される。網目の目開きとしては、本発明の効果を損なわない限り特に限定されることはないが、茶葉と抽出液を容易に分離する観点から、網目の目開きは0.1〜5.0mmが好ましく、0.5〜3.0mmがより好ましい。また、網目状の濾過部の大きさとしては、茶葉の詰まりや抽出のしやすさを考慮し10〜40cmが好ましく、20〜30cmがより好ましい。更に、網目状の濾過部は金属製であることが好ましく、ステンレス製であることがより好ましい。
(目盛り部)
本発明における目盛り部とは、網目状の濾過部上に形成されたものであって、抽出溶媒の量を認識するためのものである。好ましくはお茶1杯ごとの最適な湯量を簡便に測れるものであって、より好ましくは抽出溶媒の量が約200mlごとに表示された目盛り部である。
本目盛り部は、前記濾過部に直接凹凸をつけることにより形成されたものであることが望ましく、該凹凸はプレス成型加工等、公知の手法により形成させることができる。
目盛り部が形成された網目状の濾過部を急須本体が製造された後に取り付けることにより、目盛り部が急須本体の焼き工程に暴露されることなく、収縮又は膨張といった目盛りの誤差を生じないことから、抽出溶媒の量を高い精度で表示することができる。更に、繰り返し使用することを考慮し、目盛り部は印字ではなく、上述の通りプレス成型加工による網目状濾過部の凹凸により形成することができる。なお、急須の大きさや用途によって、目盛りのプレス間隔や目盛り数を変更することもできる。例えば、玉露等の湯量の少ない茶葉の専用の急須や、3杯以上のお茶を淹れる大容量専用のものなどが挙げられる。また、かさ比が大きい茶葉は、茶葉が積み重なることで茶葉間に空間が生じやすく、かさ比が大きくなるが、その空間にも溶媒が入り込むことで抽出の際にもかさ比が小さい茶葉と同等の抽出液が得られる。
図1は、本発明の実施例に係る急須10の全体図であって、急須本体部11と送出管路部15とを仕切る網目状の濾過部13を備え、上記網目状濾過部13には、上記急須本体部11に収容された抽出溶媒の量を認識しうる目盛り部14が配設されている。なお図1に記載の急須は煎茶、ほうじ茶、玄米茶及び茎茶に適した急須であって、1〜2杯のお茶を淹れるための最も一般的な大きさのタイプである。
図2は本発明の実施例に係る急須10の拡大図であって、急須本体部11と送出管路部15とを仕切る網目状の濾過部13及び上記網目状濾過部13に配設された上記急須本体部11に収容された抽出溶媒の量を認識しうる目盛り部14を示したものである。前記目盛り部14はプレスによる網目状濾過部の凹凸によって形成されており、急須の製造工程に係わらず、正確な湯量を計測できるものである。
図1及び図2に示した急須10に茶葉A(浅蒸し緑茶:かさ比280ml/100g)を4g投入し、上段の目盛り部まで湯を入れ(2杯分)、30秒間浸漬した後、抽出液を得た。また、茶葉B(深蒸し緑茶:かさ比180ml/100g)を同様の急須に4g投入し、上段の目盛り部まで湯を入れ(2杯分)、30秒間浸漬した後、抽出液を得た。それぞれの抽出液を官能した結果、茶葉の蒸しの違いが現れた良好な香味であり、本発明の急須はかさ比が異なる茶葉であっても、それぞれ良好な抽出液を容易に得ることができるものであった。
目盛り付き茶漉しを配設することによって、急須を焼く工程での目盛りの表示誤差が生じず、誰もが容易に種々の茶葉に合わせた香味の良好なお茶を浸出できる急須を提供することができる。

Claims (4)

  1. 抽出対象物から所定の成分を抽出溶媒に抽出する為の急須であって、
    抽出対象物と抽出溶媒を投入しうる開口部を有し、内部中空に形成された急須本体部と、
    上記急須本体部の内壁に形成された送出口部を介して上記急須本体部に連通し、抽出後の抽出溶媒を外部に送出しうる送出管路部と、
    上記送出口部において上記急須本体部の内壁に固定され、上記急須本体部と上記送出管路部とを仕切る網目状の濾過部とを備え、
    上記網目状濾過部には、上記急須本体部に収容された抽出溶媒の量を認識しうる目盛り部が配設されていることを特徴とする急須。
  2. 上記目盛り部は上記網目状濾過部の凹凸により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の急須。
  3. 上記濾過部は金属製であって、上記目盛り部はプレス成型により形成されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の急須。
  4. 上記急須の少なくとも急須本体部及び送出部は陶器製であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の急須。
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