JP2016540703A - 改良型収縮ラップ包装 - Google Patents

改良型収縮ラップ包装 Download PDF

Info

Publication number
JP2016540703A
JP2016540703A JP2016553685A JP2016553685A JP2016540703A JP 2016540703 A JP2016540703 A JP 2016540703A JP 2016553685 A JP2016553685 A JP 2016553685A JP 2016553685 A JP2016553685 A JP 2016553685A JP 2016540703 A JP2016540703 A JP 2016540703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
film region
less
shrink wrap
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016553685A
Other languages
English (en)
Inventor
バーク,ピーター
Original Assignee
ラクトート プロプライエタリー リミテッド
ラクトート プロプライエタリー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from AU2013904406A external-priority patent/AU2013904406A0/en
Application filed by ラクトート プロプライエタリー リミテッド, ラクトート プロプライエタリー リミテッド filed Critical ラクトート プロプライエタリー リミテッド
Publication of JP2016540703A publication Critical patent/JP2016540703A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D71/00Bundles of articles held together by packaging elements for convenience of storage or transport, e.g. portable segregating carrier for plural receptacles such as beer cans or pop bottles; Bales of material
    • B65D71/06Packaging elements holding or encircling completely or almost completely the bundle of articles, e.g. wrappers
    • B65D71/08Wrappers shrunk by heat or under tension, e.g. stretch films or films tensioned by compressed articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B21/00Packaging or unpacking of bottles
    • B65B21/24Enclosing bottles in wrappers
    • B65B21/245Enclosing bottles in wrappers in flexible wrappers, e.g. foils
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B53/00Shrinking wrappers, containers, or container covers during or after packaging
    • B65B53/02Shrinking wrappers, containers, or container covers during or after packaging by heat
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B61/00Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages
    • B65B61/005Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages for removing material by cutting

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Abstract

本発明は、スリーブが第1のフィルム領域および第2のフィルム領域を備え、当該第1のフィルム領域が当該第2のフィルム領域の面積より小さい面積を有する、2品目以上を一体化する収縮ラップスリーブを提供する。 収縮ラップスリーブは、使用する収縮ラップ包装材の量を減らして、複数の製品(飲み物の容器など)を包装するために使用することができる。また、複数の製品を包装する方法も提供する。

Description

本発明は一体化された取り扱いを可能にする複数の品目の収縮ラッピングに関する。より具体的には、本発明は複数の品目の一体化された取り扱いを容易にし、かつ生産がより経済的である収縮ラップスリーブに関する。
収縮ラッピングは数十年の間一般に使用されてきた品物を包装する方法として知られている。一般に、ポリマーフィルムを包装される製品の周りに配置して、続いて、ヒートガン、または収縮トンネルもしくはオーブンを通過することにより加熱する。熱を適用することでフィルムが1個以上の製品の周りを収縮するようになる。
収縮ラップは種々の形状で供給されてもよい。フラットロールストックは製品の周りを包んで、多くの場合熱溶着を用いてフィルム同士を鋲留めすることができる。半折りフィルムは、プラスティックを半折りしてロールに供給される。製品を、中央部分に配置して、残る3端を封止して袋を形成し、その包装体を加熱することにより、袋が収縮して袋に配置された製品と一致するようになる。予め形成された収縮袋プラスティック袋は、一端を開口して使用する。そして製品を袋内に配置して、封止し、熱収縮する。
収縮ラップは、一般に、段ボール箱、箱、飲料缶およびパレット積荷を含む、多くの種類の包装材料の上包みとして使用される。様々な種類の製品を収縮ラップに同封して、製品を安定させ、一体化し、清潔さを維持し、または安全対策を追加することができる。チーズ、肉類、果物および植物などの一部の食品にとっては一次カバーとなり得る。
収縮ラップは、一般に、ボトル飲料水、ソフトドリンク、牛乳などの飲料用の複数の容器を一体化するために使用される。問題は、例えば、スーパーマーケットの品出し時に必要とされるように、個々の容器をばらさなければならないときに起きる。収縮ラップで一体化された製品の包装を解くとき、ナイフ(あるいは同様の道具)でラッピングを切る、または個々の品目を解放するためにフィルムを割く必要があることが問題である。これにより余計な時間がかかり、スーパーマーケットの品出し要員の処理能力が下がる。ナイフの使用は、業務上の健康と安全の問題をもたらす。
また一体化収縮ラップ化製品は、特に複数の飲料品が含まれている場合、持ち運びが難しくなる場合がある。通常は、運ぶ人が前かがみになって、包装体の下に指を入れて、背中を伸ばすことで腰の高さまで包装体を引き上げることが必要である。これは、背中にかかる負担が大きく、作業場での怪我を招く恐れがある。例えば、2リットルの牛乳容器6個を一体化した場合、包装体の重量は12キログラムである。
さらなる問題として、収縮ラッピングの費用がある。便利である(例えば、サプライチェーンに木枠を組み入れる必要がない)一方で、費用が掛かる方法である。収縮ラッピングの費用が、理想的には利益を維持または増加させるために最小限化される比較的安価で大きい品目(飲料など)の場合は特にそうである。
改良された収縮ラップ包装材料および収縮ラップフィルムを適用する方法を提供することにより、従来技術の問題を克服して改善することが本発明の態様である。
従来技術の収縮ラップ包装材料および適用の方法に対する代替を提供することがさらなる態様である。
文書、行為、材料、装置、物品などの考察は、本発明のための文脈を与えるための目的でのみ本明細書に含まれる。先行技術基準の一部を形成するいずれかまたはすべてのこれらの事項が、本出願の各クレームの優先日前に存在した本発明に関連する分野における共通の一般的知識であることを示唆または意味するものではない。
第1の態様では、本発明は、スリーブが第1のフィルム領域および第2のフィルム領域を備え、当該第1のフィルム領域が当該第2のフィルム領域の面積より小さい面積を有する、2品目以上を一体化する収縮ラップスリーブを提供する。
一実施形態では、第1のフィルム領域の面積は第2のフィルム領域の面積の約90%未満、80%未満、70%未満、60%未満、50%未満、40%未満、30%未満、20%未満または10%未満である。
一実施形態では、第1のフィルム領域の面積は第2のフィルム領域の面積の約60%未満である。別の実施形態では、、第1のフィルム領域の面積は第2のフィルム領域の面積の約50%である。
一実施形態では、第1のフィルム領域および第2のフィルム領域は少なくとも一端に沿って接着剤で張り合わされる別々のフィルムである。別の実施形態では、、第1のフィルム領域および第2のフィルム領域は2端に沿って接着剤で張り合わされる別々のフィルムである。さらに一実施形態は、2端が向かい合うおよび/または実質互いに平行となるようにする。
一実施形態では、第1のフィルム領域の長さは、第2のフィルム領域の長さと実質等しい。
一実施形態では、第1のフィルム領域の寸法は、第2のフィルム領域の寸法より小さい。
一実施形態では、第1のフィルム領域の幅は第2のフィルム領域の幅の約90%未満、80%未満、70%未満、60%未満、50%未満、40%未満、30%未満、20%未満または10%未満である。別の実施形態では、、第1のフィルム領域の幅は第2のフィルム領域の幅の約60%未満である。さらに一実施形態は、第1のフィルム領域の幅が第2のフィルム領域の幅の約50%となるようにする。
一実施形態では、重ねると第1のフィルム領域は第2のフィルム領域に対してほぼ中央にくる。
一実施形態では、第1のフィルム領域は(収縮した時)、第2のフィルム領域(収縮した時)より機械的変形に対しより強い耐性を有する。別の実施形態では、第1のフィルム領域は第2のフィルム領域の厚さより厚さが厚い。第1のフィルム領域は少なくとも第2のフィルム領域より約5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%または50%厚い厚さを有する。
一実施形態では、第1のフィルム領域は約60マイクロメートル超の厚さを有し、かつ/または第2のフィルム領域は約60マイクロメートル未満の厚さを有する。別の実施形態では、、第1のフィルム領域は約60マイクロメートル〜80マイクロメートル間の厚さを有し、第2のフィルム領域は約40マイクロメートル〜60マイクロメートル間の厚さを有する。さらに一実施形態は、第1のフィルム領域が約80マイクロメートル超の厚さを有し、かつ/または第2のフィルム領域が約80マイクロメートル未満の厚さを有するようにする。またさらに、一実施形態は、第1のフィルム領域が80マイクロメートル〜100マイクロメートル間の厚さを有し、第2のフィルム領域が60マイクロメートル〜80マイクロメートル間の厚さを有するようにする。
第2の態様では、本発明は、2つ以上の製品を提供するステップと、第1の長さのフィルムを提供するステップと、第1の長さのフィルムより幅が広い第2の長さのフィルムを提供するステップと、第1の長さのフィルムと第2の長さのフィルム間に2つ以上の製品を配置するステップと、第1の長さのフィルムと第2の長さのフィルムの端部を接着剤で張り合わせてスリーブを形成するステップと、第1の長さのフィルムおよび第2の長さのフィルムを加熱してそれら所定の長さのフィルムが2個以上の製品の周りで収縮するステップとを含む、2個以上の製品を一体化する方法を提供する。
その方法の一実施形態では、接着のステップ以前に、2個以上の製品を第1の長さのフィルムと第2の長さのフィルム間に配置する。
その方法の一実施形態では、2個以上の製品は飲料容器である。
その方法の一実施形態では、各飲料容器は少なくとも約1リットル、または少なくとも約2リットルの容量である。
一実施形態では、その方法は第1の長さのフィルムおよび第2の長さのフィルムを切断して分離したスリーブを形成するステップを含み、切断のステップは加熱ステップの前、または加熱ステップと同時に実行される。
その方法の一実施形態では、第1の長さのフィルムおよび/または第2の長さのフィルムは明細書に記載の通りの特徴を有する。
第3の態様では、本発明は明細書に記載の方法を生産した収縮ラップ化製品を提供する。
図1Aは、2つの開口端および第1のフィルム領域および第2のフィルム領域を有する従来技術の収縮ラップスリーブを図示する。第1の領域および第2の領域は同じ面積である。 パネルBは加熱後の同様のパネルAのスリーブを示す。 図1Cは2つの開口端および第1のフィルム領域および第2のフィルム領域を有する本発明の収縮ラップスリーブを図示する。第1の領域は第2の領域の面積より小さい面積を有する。 パネルDは加熱後の同様のパネルCのスリーブを示す。 図2は本発明のスリーブを用いて生産された飲料容器を保持する一体化包装体を図示する。強固な運搬用取手が第1のフィルム領域の下に挿入されている。 図3は平らに置かれ製品を欠いた本発明のスリーブの図(平面図)である。
本説明を考察した後では、いかに本発明が種々の代替の実施形態および代替の適用で実施されるか同業者には明らかであろう。本発明の種々の実施形態が本明細書で説明されるが、これらの実施形態は実施例の方法によってのみ示され、それに限定するものではないことが理解されよう。このように、種々の代替の実施形態の説明は本発明の範囲または広さを制限するものと解釈されるべきではない。さらに、利点または他の態様の説明は特定の例示的実施形態に適用され、本特許請求の範囲が対象とするすべての実施形態に適用される必要はない。
本明細書の説明および特許請求の範囲を通して、「含む」(comprise)という単語と「含んでいる」(comprising)および「含む」(comprises)などその変形は、他の添加物、成分、整数または段階を排除することを意図するものではない。
本明細書を通して「一実施形態」(one embodiment)または「一実施形態」(an embodiment)を参照することは、その実施形態に関連して説明される特定の特色、構造または特徴が少なくとも本発明の一実施形態に含まれていることを意味するものである。従い、「一実施形態において」(in one embodiment)または「一実施形態において」(in an embodiment)という句が本明細書を通して種々の場所に現れるが、必ずしもすべて同じ実施形態に言及しているとは限らないが、、そうであってもよい。
第1の態様では、本発明はスリーブが第1のフィルム領域および第2のフィルム領域を備え、当該第1のフィルム領域が当該第2のフィルム領域の面積より小さい面積を有する、2品目以上を一体化する収縮ラップスリーブを提供する。本発明は、上下のフィルム層が実質同じ大きさである従来技術の収縮ラップスリーブから大きく逸脱するものである。
本明細書で使用されている、「スリーブ」という言葉(およびその変形)はいずれの筒状の形状をも含むことを意図するものである。スリーブを形成するフィルムは、接合部無しで形成されても、接合部を2つ有しても、またはさらに複数の接合部を有してもよい。一般に、スリーブは2枚のフィルムを結合して形成されており、1つ目のフィルムが2つ目のフィルムの上に配置され、2枚のフィルムが2端に沿って接着剤で張り合わされて(多くは溶着方法で)、2つの開口端を有する構造を形成する。
一実施形態では、2枚のフィルム間の接合部は収縮ラップ型製品を開けやすくするために構成されてもよい。これは接合部を断続的にすることで得られるが、その結果指(または他の道具)を2枚の間に入れることができる隙間が残されて、接合部に沿ってまたは接合部の周りでフィルムを引き裂くことを容易にする。あるいは、接合部の多くが破れやすいように構成されて、さもなくば接合部に沿って1点または複数点で簡単に破れるように構成されてもよい。
本明細書で使用されている、「一体化する」(およびその変形)という言葉は、2つ以上の品目を結合するいかなる方法も含み、その結果、それらの品目を1つのものとして扱うことができる。一体化は保護的な機能に結びつくが、この機能は本発明の文脈では必要ではない。
「フィルム領域」という言葉(およびその変形)は、広く構成されることを意図し、明らかな境界が2つ以上のフィルム領域間に存在する状況に限定されることを意図するものではない。正確な境界線は本発明の文脈では要求されず、一部の実施形態はフィルム領域間に漸進的変化を有する。
2つの領域のサイズが異なる実施は、従来技術と直接対照的であり大きな利点を与える。具体的には、スリーブの最上部領域の比較的小さい区域を有する領域を使用すると、各一体化した品目が簡単に収縮ラップから解放されて、スリーブを割くまたは切る必要がない。このように簡単に解放されるのは従来技術と比較して、より大きい終端開口を形成していることによる。一部の実施形態では、より大きな終端開口はスリーブフィルムを軽く伸張するかまたは製品上部が終端開口の縁部を取り除く(clear)ために製品を取り扱うことだけを必要とする。従来技術のスリーブを使用する(パネルA:加熱前、パネルB:加熱後)および本発明のスリーブを使用する(パネルC:加熱前、パネルD:加熱後)消費者牛乳容器の収縮ラッピングにより形成された終端開口の比較を示す図1を参照する。
従来技術包装体の終端開口は比較的小さく、収容された容器の外面の大部分がフィルムに覆われていることに留意されたい。いずれかひとつの収容された容器を解放するために終端開口の辺りの区域を切断または引き裂かなければならないのは明らかであろう。
対照的に、本発明のスリーブを使用して形成された終端開口は比較的大きく、牛乳容器の外面のずっと少ない部分がフィルムに覆われている。容器のふたの部位は容器のふたの辺りのフィルムをわずかに伸張し、また容器を動かすことにより簡単に解放され、その結果ふたの部位は終端開口の上部端部の下を通過することが理解されよう。最初の容器がこのように解放されたら、最初の容器の移動によって生じた隙間を与えられて、いずれの後に続く容器もフィルムを伸張することなく(または最小限の伸張)解放されてもよい。
比較的大きな終端開口の供給により多量の空気を個々の飲料容器間に循環させることが可能になるというさらなる利点が生じる。飲料が冷蔵されている場合(牛乳の場合のような)、冷却された空気が容器の外面と接触する機会を増大することにより、より急速でおよび/またはより完全な内容物の冷却を可能にする。
一実施形態では、スリーブ(複数の製品の周りで収縮して包装体を形成する時)は、包装体の総表面積の約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%または90%より大きい面積を有する終端開口を提供するよう構成される。好ましくは、終端開口が包装体の総表面積の約50%より大きい面積を有することである。2個以上の終端開口が収縮ラッププロセスにより生じる場合、終端開口の総表面は包装体の総表面積の約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%または90%より大きい。好ましくは、終端開口が包装体の総表面積の約50%より大きい接合面積を有することである。
第1のフィルム領域の面積が第2のフィルム領域の面積より小さいことは本発明の要求である。一部の実施形態では、第1のフィルム領域は第2のフィルム領域の面積の90%未満、80%未満、70%未満、60%未満、50%未満、40%未満、30%未満、20%未満または10%未満の面積を有する。
一例示的実施形態では、第2のフィルム領域は寸法が500ミリメートルx500ミリメートルのフィルムである。第1のフィルム領域は500ミリメートルx250ミリメートルの寸法のフィルムであり、第2のフィルム領域の上を覆う。このように、第1の領域と第2の領域は同じ長さを有するが幅は異なると考えられてもよい。第1の領域および第2の領域は2端に沿って溶着されてスリーブを形成する。当実施形態は、図1Cに図示する。上述の寸法に基づくと、第1のフィルム領域および第2のフィルム領域が両方とも500ミリメートルx500ミリメートルである従来技術のスリーブと比較して25%節約するフィルムの使用がなされていることが明らかであろう。大規模な飲料包装生産者が使用する収縮ラップフィルムの量に基づくと、本発明が提供する財政節減は非常に大きいものである。
さらに、25%少ないフィルムの使用は環境面での効果がある。多くの種類の収縮ラップフィルムは再生利用可能であるが、多くは再生利用されない。いずれにしても、再生利用プロセス自体がエネルギーと資源を利用しており、従って、可能であれば避けるのが好ましい。
幅について考察すると、第1のフィルム領域は第2のフィルム領域の幅の約90%未満、80%未満、70%未満、60%未満、50%未満、40%未満、30%未満、20%未満または10%未満の幅を有してもよい。好ましくは、第1のフィルム領域は第2のフィルム領域の幅の約50%未満の幅を有することである。
収縮ラップで一体化された製品を簡単に解放することができると、サプライチェーンでの品物取り扱いの効率増大につながる。具体的には、膨大な時間が収縮ラップで受領した製品をスーパーマーケットの棚に品出しすることに浪費されている。
また、収縮ラップ製品を扱う消費者も時間を無駄にしている。例えば、子供用の個装された乳飲料(通常200ミリリットルの量)は、6個の長方形の箱の収縮ラップ包装体で販売されることが多い。一体化包装体は小さい終端開口を有している可能性があり(または一部の場合、終端開口が無い)、消費者がはさみまたはキッチンナイフを使用することに頼らされて個々の容器を開放することになる。本発明のスリーブを使用すると、このような状況で利点があり、同様に消費者がより簡単に個々の飲料箱を取り出せるようになる。
大幅に少ない収縮ラップフィルムを使用して同じ目的を達成すると考えると、包装業者は経済的な利点を得ることになる。出願人は、収縮ラップフィルムで製品を実質包装する必要なく、個々の製品を一体化した包装体として保持可能なことに気付いた。製品の全体の高さの下側半分、下側3分の1、下側4分の1、下側8分の1、下側16分の1など、製品の一部を固定するだけで十分である。
比較的大きな終端開口を与えることで一体化した包装体が簡単に取り扱えるようになる。具体的には、より大きい終端開口により第1の終端開口から第2の終端開口(通常向かい合う)へ延出する運搬用取手の挿入が可能になり、その結果、包装体の負荷は主に第1のフィルム領域にかかる。
このように、包装体の取り扱い者は単に強固な運搬用取手を第1のフィルム領域の下に挿入する。取り扱い者は包装体の横に立ち、膝を曲げて取手を握る位置まで手を下ろし、それから膝を伸ばして包装体を持ち上げる。人間工学的に、このように持ち上げる取り組み方は、取り扱い者が腰を曲げて前屈(包装体が前方にあるため)する必要があり、指を包装体の基礎と地面との間に挿入して、それから腰を伸ばす従来技術の収縮ラップ化包装体を持ち上げる方法に比べて優れている。従来技術の包装体を持ち上げる場合、取り扱い者が背中を完全に伸ばしたままでいることは不可能であろう。対照的に、本明細書で説明する取手を使用する本発明の包装体を持ち上げる場合、取手を握ることができるだけで、取り扱い者は背中を完全に伸ばしたままで膝から持ち上げることが可能である。
本発明の収縮ラップスリーブを用いて一体化した大型飲料容器を運搬する強固な運搬用取手の使用を示す図2を参照する。重量が4kg超、5kg超、6kg超、7kg超、8kg超、9kg超、10kg超、11kg超、12kg超、13kg超、14kg超、15kg超、16kg超、17kg超、18kg超、19kg超または20kg超である包装体を両手それぞれで安全に持ち上げることができることが理解されよう。
取手を使うことで、さらに、手で重い包装体を移動する時に体にかかる負担を著しく減らす効果がある。取り扱い者の横手で包装体を運搬することができると包装体をしばらくの間背中に負担がかからない位置で楽に保持することができることが図2より認識されよう。このように、疲れ始める前に、包装体を大幅な相違で運搬することができる。
特に搬送用取手の使用を促進する好ましい実施形態に関するさらなる開示は以下に本明細書で提供される。
第2の領域と比較した第1の領域の表面積の絶対的または比例的相違は、サイズ、形状、重量または包装される製品の数によって変更してもよいことが理解されよう。例えば、最密包装(長方形のジュース箱など)を容易にするよう形成された製品の場合、第1の領域がわずかの長さ(例えば1センチメートル、2センチメートルまたは数センチメートル)ほど箱の側面に沿って下方向に延伸することが必要な場合がある。
しかし、形状があまり揃っていない製品は最密包装ができず、製品間に隙間が残る(少なくともある程度)。このような状況下では、それら製品は大きな範囲で互いに移動して、意図せずに包装から解放されてしまう可能性がある。形状の揃っていない製品はより大きな面積のフィルムと接触して、偶発的な脱落を避けることが必要かもしれない。一事例は大きな基礎を有して細いネック領域を備えるソフトドリンクのボトルに見られる。
一般に、スリーブは複数の製品の周りを収縮した時、籠のような構成となるような形状、および/または寸法になる。例えば、第1のフィルム領域は包装された製品の上部領域に渡って延在する取手のような構成を形成して、同時に第2のフィルム領域は包装された製品の下部領域を抱きかかえるボウルのような構成を形成する。このように、これらの実施形態における第1のフィルム領域は第2のフィルム領域より狭く、第1のフィルム領域は第2のフィルム領域に対して中央に配置される。
ボウルのような構成はいずれの包装された容器から意図せず漏出するいかなる液体の流出をも捕捉し、また保持する利点を有する。
フィルムを収縮するために加熱する間、第2領域のフィルム(通常製品の下に敷かれて一体化する)は上方向に、かつ製品の下方領域周辺で収縮する。この上方への動きは一部の実施形態では加熱が第2のフィルム領域の下から熱風を流すことで得られる場合に支持される。
第1のフィルム領域および/または第2のフィルム領域は、一体化を提供するため複数の製品を収縮ラップする目的に有用なことが知られている任意の材料で生産してよい。既知の収縮ラップフィルムは合成ポリマであり、ポリ塩化ビニル(PVC)が一般に使用される。この種のフィルムは、通例、包装用箱、CDの包装およびDVDの包装、ソフトウェア、小さな缶およびその他非食用品目に使用される。また、PVCフィルムは自動化機械との相性がとても良い。同業者であれば、一部の適用に対して強度が不十分なことを含むPVC収縮ラップのいくつかの欠点について詳しいであろう。さらに、PVCフィルムに含まれる可塑剤が寒冷状態で硬化し、温暖状態では軟化するため、シールおよびプラスティックの強度を妥協することになる。
ポリオレフィンフィルムはより一般的で、食用と非食用の両方の製品を包装するのに好ましい選択となっている。ポリオレフィンフィルムは、密封した場合匂わない、密封の強度が高い、および柔軟に収容できることを含む様々な理由により好ましい。ポリオレフィン収縮フィルムは塩素を含有しないので、塩化水素ガスを発散しない。ポリオレフィンフィルムは可塑剤を含有しないので、温度が問題にならない。
ポリオレフィンは幅広い温度範囲で保存可能であり、PVC収縮フィルムのように異なる環境で硬化し、また軟化することがない。ポリオレフィンフィルムは一般に、おもちゃ、スポーツ用品、印刷されたラップ、食品を含む、ほとんどすべての応用に使用される。機械適合性を含むポリオレフィンフィルムの欠点は、ポリオレフィン収縮フィルムの2つの大きな欠点である。また、ポリオレフィンは通常PVC収縮ラップより価格が高い。
一部の実施形態では、第1のフィルム領域および/または第2のフィルム領域はポリエチレン(特に低密度、鎖状低濃度、または高濃度)またはポリプロピレンを含み、あるいはそれらから成る。
第1のフィルム領域および第2のフィルム領域は同じフィルムの種類から成ってもよく、または違うフィルムの種類からなってもよい。さらに、異なる厚さのフィルムを使用してもよい。具体的には、第1のフィルム領域のフィルムの厚さは第2のフィルム領域のフィルムの厚さより厚くてもよい。本実施形態は、第1のフィルム領域での運搬用取手の挿入に関して上述した利点を提供することを支援することができる。
本明細書の助けを借りて、同業者は、強度、温度の問題、製品サイズ、製品重量、製品形状などを含む複数の要因を考慮に入れて第1のフィルム領域および第2のフィルム領域のフィルムの種類を選択することができる。
例えば、約8kgまである総重量を有する複数の製品を一体化したい場合、第2のフィルム領域はフィルムの厚さを約40マイクロメートル〜約60マイクロメートルの間で備え、第1のフィルム領域は約60マイクロメートル〜約80マイクロメートルの間で備えることができる。これらの実施形態では、第1のフィルムの厚さの第2のフィルムの厚さに対する比率は1:1〜2:1の範囲である。
例えば、約8kg超の総重量を有する複数の製品を一体化したい場合、第2のフィルム領域はフィルムの厚さを約60マイクロメートル〜約80マイクロメートルの間で備え、第1のフィルム領域は約80マイクロメートル〜約100マイクロメートルの間で備えることができる。これらの実施形態では、第1のフィルム領域の厚さの第2のフィルムの厚さに対する比率は1:1〜10:6の範囲である。
他の実施形態は、第1のフィルムの厚さの第2のフィルムの厚さに対する比率が少なくとも、約1.1:1、1.2:1、1.3:1、1.4:1、1.5:1、1.6:1、1.7:1、1.8:1、1.9:1、2:1、2.1:1、2.2:1、2.3:1、2.4:1、2.5:1、2.6:1、2.7:`、2.8:1、2.9:1または3:1であってもよいと考えられる。
収縮ラッピングが専用の機械の助けを借りて実行されることが多いことは認識されよう。一般に、機械は2巻の収縮ラップフィルムを保持する。収縮ラップを掛けられる製品は第1のロールと第2のロールの間に配置されて、フィルムの2端を溶着して(または何か他の方法で接着して)製品を囲繞するスリーブを形成する。フィルムは、それから切断されてスリーブを切り離し(製品を包み込んで)、その後、熱にさらされてフィルムを収縮する。熱は製品を収縮トンネルを介して通すことで加えてもよいし、単に製品の周りにヒートガンを向けて加えてもよい。
高い処理能力を適用するために、プロセスを自動化してもよく(または少なくとも一部分自動化して)、コンベヤを使用して2枚のフィルム間でラップするように製品を配置し、フィルムを切断し、製品をコンベヤによって収縮トンネルを経由して通過させる。
従って、第1のフィルムのロールが第2のフィルムのロールより幅が狭い、第1のフィルムのロールおよび第2のフィルムのロールを提供することにより、本発明を上述の方法に組み入れることができるのは明らかであろう。こうして、第1のロールおよび第2のロールからのフィルムを製品の周りに配置して、切断したフィルムの両端を結合すると結果として図1Cに示すような構成になる。この構成はその後熱を加える収縮トンネルに運搬され、図1Dに示す一体化した包装体をもたらす。
上記を考慮すれば、さらに一態様では、
2つ以上の製品を提供するステップと、
第1の長さのフィルムを提供するステップと、
第2の長さのフィルムが第1の長さのフィルムより幅が広い、第2の長さのフィルムを提供するステップと、
2つ以上の製品を第1の長さのフィルムと第2の長さのフィルムの間に配置するステップと、
第1の長さのフィルムと第2の長さのフィルムの端部を接着剤で張り合わせて、スリーブを形成するステップと、
第1の長さのフィルムと第2の長さのフィルムを加熱して、それら所定の長さのフィルムが2つ以上の製品の周りを収縮するステップとを含む、2つ以上の製品を一体化する方法を本発明が提供することが理解されよう。
本方法は、実在する収縮ラッピング機上で単にフィルムロールの幅を交換して実行して、第1のフィルムと第2のフィルムの面積または幅に要求される相違を提供することができると考えられる。要求された場合、異なる厚さのフィルムを有するロールを機械で使用することができる。
本発明の方法で使用されるフィルムは、本明細書に記載のいかなる構成、形状、幅、または厚さを含む、いかなる特徴も、いかなる特徴の組み合わせも、または本発明のスリーブにおいて有用と説明したあらゆる特徴を有してよい。
他の態様では、本発明は、本明細書に記載の方法で生産された収縮ラップされた製品を提供する。
本発明は通常テトラパックカートンおよびポリエチレン容器で提供される飲料などの製品の一体化を参照して主に開示されていることは理解されよう。本発明はドライフーズ(小麦粉および米など、段ボール箱、封止されたプラスティック袋、または包装紙の形状で提供されてもよいもの)およびハードウェア(電球およびおもちゃなど、段ボール箱、硬いプラスティックシェルパッキングの形状で提供されてもよいもの)など他の製品に対して適用できることは理解されよう。しかし、飲料での使用は、その産業で使用される大量のフィルム、および大きな飲料容器の相当な重さにより特に有利である。
本発明の例示的な実施形態の上記記述では、本開示を合理化するためおよび1つまたは複数の様々な発明の態様の理解を手助けするために、本発明の種々の特徴が単一の実施形態、図解、またはその説明の中でときに分類されることを理解されるべきである。しかし、本開示の方法は、請求された発明が各請求項で明白に示している以上の特徴を要求する意図を反映するものと解釈されるものではない。むしろ、以下の請求項が反映するように、発明の態様は前述の開示した単一の実施形態のすべての特徴以上にはない。実施例に続く特許請求の範囲は、これにより実施例に明白に組み込まれて、各請求項は本発明の分離した実施形態として独立することになる。
さらに、本明細書に記載の一部の実施形態は一部の特徴を含むが他の実施形態に含まれる他の特徴は含まない。一方で、同業者であれば理解するように、異なる実施形態の特徴の組み合わせは本発明の範囲内であることを意味し、異なる実施形態を形成する。例えば、以下の特許請求の範囲では、いずれの請求の実施形態もいかなる組み合わせでも使用することができる。
本明細書に提供された説明では、多数の具体的な詳細が示されている。しかし、本発明の実施形態はこれら具体的な詳細なく実施されてもよいことが理解されよう。他の例では、よく知られた方法、構造および技術が当説明の理解をわかりにくくしないために詳細を示されていなかった。
このように、本発明の好ましい実施形態であると思われるものを説明してきたが、同業者は他のおよびさらなる修正形態が本発明の精神から逸脱することなくなされることを理解するであろうし、本発明の範囲内に含まれるそのような変更形態および修正形態のすべてを請求するものである。
ここで、以下の限定されない好ましい実施形態を参照して、本発明をより十分に説明することとする。
まず従来技術(パネルAおよびB)と本発明の収縮ラップスリーブ(パネルCおよびD)を示す図1を参照する。従来技術のスリーブ(一般に10として示す)は、第1のフィルム領域12および第2のフィルム領域14を有し、各領域は同じサイズ、厚さおよび構成の別々の収縮ラップフィルムから形成される。領域12と領域14は端部16および端部18に沿って溶着されて前部20の方向および後部(図示せず)に開口を形成する。複数の牛乳容器(その内の2個を22および24として示す)がスリーブ内に配置されている。
加熱後のスリーブ10ならびに容器22および容器24を示す図1Bを参照する。フィルム(12および14、今度は陰になっている)は容器22および容器24の周りで収縮して終端開口26を形成する。
本発明の好ましいスリーブ(一般に40として示す)が、第2のフィルム領域44の寸法より細い寸法である1枚の収縮ラップフィルムから形成される第1のフィルム領域42および第2のフィルム領域44を有することを示す図1Cを参照する。領域42および領域44は端部46および端部48に沿って溶着されて籠のような構成になる前の形を形成する。複数の牛乳容器(その内2個が50および52として示される)がスリーブ内に配置されている。
加熱後のスリーブ40と容器50および容器52を示す図1Dを参照する。フィルム(22および44、今度は陰になっている)は容器42および容器44の周りで収縮して終端開口を形成し、その縁部を54として示す。
従来技術の終端開口26は本発明の終端開口54より著しく小さいことに留意されたい。本発明のスリーブ(収縮時)は容器50および容器52をできるか、または保持するが、容器を取り除くために、終端開口54の上部領域辺りのフィルムだけをわずかに伸張することで容器を外に引っ張り出すことができる(すなわち、描かれたページから引き抜くように)ことにさらに留意されたい。
隙間56は運搬用取手(図示せず)の挿入が可能である。運搬用取手の使用は図2に示す。
図3は平置きした製品が無い時の本発明のスリーブを示す。低部領域(第2の領域)100は第1の端部寸法102および第2の端部寸法104を有するフィルムシートである。上部領域(第1の領域)106は低部領域100の上に配置されるフィルムシートである。上部領域106は第1の端部寸法108および第2の端部寸法110を有する。上部領域106および底部領域100は端部112および端部114に沿って溶着される。上部領域106は低部領域100の上方中央に配置されることに留意されたい。

Claims (27)

  1. 2品目以上を一体化する収縮ラップスリーブであって、当該スリーブが第1のフィルム領域および第2のフィルム領域を備え、当該第1のフィルム領域が当該第2のフィルム領域の面積より小さい面積を有するスリーブ。
  2. 前記第1のフィルム領域の面積が前記第2のフィルム領域の面積の約90%未満、80%未満、70%未満、60%未満、50%未満、40%未満、30%未満、20%未満または10%未満である請求項1に記載の収縮ラップスリーブ。
  3. 前記第1のフィルム領域の面積が前記第2のフィルム領域の面積の約60%未満である請求項1に記載の収縮ラップスリーブ。
  4. 前記第1のフィルム領域の面積が前記第2のフィルム領域の面積の約50%である請求項1に記載の収縮ラップスリーブ。
  5. 前記第1のフィルム領域および前記第2のフィルム領域が少なくとも一端に沿って溶着される個別のフィルムである請求項1〜4のいずれかに一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  6. 前記第1のフィルム領域および前記第2のフィルム領域が2端に沿って溶着される個別のフィルムである請求項1〜4のいずれか一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  7. 前記2端が向かい合うまたは/および実質互いに並行である請求項6に記載の収縮ラップスリーブ。
  8. 前記第1のフィルム領域の長さが前記第2フィルム領域の長さと実質等しい請求項1〜7のいずれか一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  9. 前記第1のフィルム領域の寸法が前記第2のフィルム領域の寸法より短い請求項1〜8のいずれか一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  10. 前記第1のフィルム領域の幅が前記第2のフィルム領域の幅の約90%未満、80%未満、70%未満、60%未満、50%未満、40%未満、30%未満、20%未満、または10%未満である請求項1〜9のいずれか一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  11. 前記第1のフィルム領域の幅が前記第2のフィルム領域の幅の約60%未満である請求項1〜9のいずれか一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  12. 前記第1のフィルム領域の幅が前記第2のフィルム領域の幅の約50%である請求項1〜9のいずれか一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  13. 重ねた時に、第1のフィルム領域が第2のフィルム領域に対してほぼ中央にある請求項1〜12のいずれか一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  14. 前記第1のフィルム領域が(収縮時)、前記第2のフィルム領域(収縮した時)より機械的変形に耐性を有する請求項1〜13のいずれか一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  15. 前記第1のフィルム領域が前記第2のフィルム領域の厚さより厚い請求項1〜14のいずれか一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  16. 前記第1のフィルム領域が少なくとも前記第2のフィルム領域より約5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%または50%厚い厚さを有する請求項1〜15のいずれか一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  17. 前記第1のフィルム領域が約60マイクロメートル超の厚さを有し、かつ/または前記第2のフィルム領域が約60マイクロメートル未満の厚さを有する請求項1〜16のいずれか一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  18. 前記第1のフィルム領域が約60マイクロメートル〜80マイクロメートル間の厚さを有し、前記第2のフィルム領域が約40マイクロメートル〜60マイクロメートル間の厚さを有する請求項17に記載の収縮ラップスリーブ。
  19. 前記第1のフィルム領域が約80マイクロメートル超の厚さを有し、かつ/または前記第2のフィルム領域が約80マイクロメートル未満の厚さを有する請求項1〜16のいずれか一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  20. 前記第1のフィルム領域が80マイクロメートル〜100マイクロメートル間の厚さを有し、前記第2のフィルム領域が60マイクロメートル〜80マイクロメートル間の厚さを有する請求項1〜17のいずれか一項に記載の収縮ラップスリーブ。
  21. 2個以上の製品を提供するステップと、
    第1の長さのフィルムを提供するステップと、
    第2の長さのフィルムを提供するステップで、当該第2の長さのフィルムが前記第1の長さのフィルムより幅が広いフィルムを提供するステップと、
    前記第1の長さのフィルムと前記第2の長さのフィルム間に前記2個以上の製品を配置するステップと、
    前記第1の長さのフィルムと前記第2の長さのフィルムを接着剤で張り合わせてスリーブを形成するステップと、
    前記第1の長さのフィルムおよび前記第2の長さのフィルムを加熱してその結果それら所定の長さのフィルムが前記2個以上の製品の周りで収縮するステップとを備える2個以上の製品を一体化する方法。
  22. 接着剤で張り合わせるステップの前に、前記2個以上の製品を前記第1の長さのフィルムと前記第2の長さのフィルム間に配置する請求項21に記載の方法。
  23. 前記2個以上の製品が飲料容器である請求項21または請求項22に記載の方法。
  24. 前記各飲料容器が少なくとも約1リットル、または少なくとも約2リットルの容量である請求項21〜23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記第1の長さのフィルムおよび前記第2の長さのフィルムを切断して分離したスリーブを形成するステップを含み、前記切断のステップが加熱ステップの前、または加熱ステップと同時に実行される請求項21〜24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記第1の長さのフィルムおよび/または前記第2の長さのフィルムが請求項1から20のいずれかに記載の通りの特徴を有する請求項21〜25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 請求項21〜26のいずれか一項に記載の方法を生産した収縮ラップ化製品。
JP2016553685A 2013-11-14 2014-06-19 改良型収縮ラップ包装 Pending JP2016540703A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU2013904406 2013-11-14
AU2013904406A AU2013904406A0 (en) 2013-11-14 Improved shrink wrap packaging
PCT/AU2014/050080 WO2015070283A1 (en) 2013-11-14 2014-06-19 Improved shrink wrap packaging

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016540703A true JP2016540703A (ja) 2016-12-28

Family

ID=53056530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016553685A Pending JP2016540703A (ja) 2013-11-14 2014-06-19 改良型収縮ラップ包装

Country Status (9)

Country Link
US (1) US20160257468A1 (ja)
EP (1) EP3068694A4 (ja)
JP (1) JP2016540703A (ja)
CN (1) CN105916775A (ja)
AU (2) AU2014351066B2 (ja)
CA (1) CA2929873A1 (ja)
MX (1) MX2016006349A (ja)
WO (1) WO2015070283A1 (ja)
ZA (1) ZA201603648B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230064497A (ko) * 2021-11-03 2023-05-10 이승현 오버래핑을 통한 팩 오브젝트의 래핑 레이어 시스템

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106516288B (zh) * 2017-01-03 2018-11-27 浙江水利水电学院 一种热缩式硬币分类包装机
US11299333B2 (en) 2017-04-04 2022-04-12 The Procter & Gamble Company Flexible packages with flat panels
US11299337B2 (en) 2017-05-24 2022-04-12 The Procter & Gamble Company Flexible packages with flat panels
US10549896B2 (en) 2017-05-26 2020-02-04 The Procter & Gamble Plaza Flexible packages with self-folding
DE102018126839A1 (de) * 2018-10-26 2020-04-30 Krones Aktiengesellschaft Foliengebinde mit Tragegriff, Verfahren zu dessen Herstellung sowie Vorrichtung zur Herstellung von Foliengebinden mit Tragegriff
US20200216252A1 (en) 2019-01-08 2020-07-09 Signode Industrial Group Llc Suspendable dunnage
CN113525834B (zh) * 2021-06-16 2023-01-03 施利福包装材料(苏州)有限公司 一种新型软管容器产品收缩套标的包装方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3400810A (en) * 1966-09-28 1968-09-10 Alexander G. Makowski Package and packaging method
GB1341644A (en) * 1971-12-20 1973-12-25 Schweppes Ltd Shrink wrapping of articles
US3866386A (en) * 1972-01-17 1975-02-18 Robert H Ganz Method and apparatus for making a shrink pack
US4005777A (en) * 1973-03-01 1977-02-01 American Can Company Double wrap package
DE2612401A1 (de) * 1976-03-24 1977-10-06 Mead Corp Verpackung fuer eine gruppe von gegenstaenden
US4596330A (en) * 1981-08-10 1986-06-24 Benno Edward L Multipackages, the packaging elements, and the method for making the multipackages
EP0442111A3 (en) * 1989-12-22 1991-09-25 Officina Meccanica Sestese S.P.A. Process to package loose objects, particularly bottles, machine to carry out said process, and transportable packaging obtained with said process
JPH08156968A (ja) * 1994-12-05 1996-06-18 Omori Mach Co Ltd 包装体
JP4495264B2 (ja) * 1998-04-24 2010-06-30 株式会社クレハ 熱収縮性多層フィルム
US7861490B2 (en) * 2006-03-17 2011-01-04 Illinois Tool Works Inc. Method of packaging articles
CN200978087Y (zh) * 2006-11-07 2007-11-21 黄国年 热收缩膜包装袋的提手
US20110147258A1 (en) * 2008-06-04 2011-06-23 Hartness Thomas P Heat-shrinkable holder for articles, heat-shrinkable package of articles, and methods and apparatus for making holders and packaging articles
DE102009003653A1 (de) * 2009-03-23 2010-09-30 Krones Ag Schrumpfgebinde und Verfahren zu dessen Herstellung
US20100307948A1 (en) * 2009-06-09 2010-12-09 Domingues David J Packaging employing both shrinkable and non-shrinkable films
CN101633415B (zh) * 2009-08-06 2011-07-06 贵阳黔中化轻制品厂 广口瓶的热收缩膜整体包裹及装箱方法
JP5363911B2 (ja) * 2009-08-17 2013-12-11 株式会社フジシールインターナショナル 容器セット
ES2545821T3 (es) * 2012-04-18 2015-09-16 Borealis Ag Un proceso para envolver mediante agrupación por retracción una pluralidad de contenedores individuales

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230064497A (ko) * 2021-11-03 2023-05-10 이승현 오버래핑을 통한 팩 오브젝트의 래핑 레이어 시스템
KR102533188B1 (ko) * 2021-11-03 2023-05-17 이승현 오버래핑을 통한 팩 오브젝트의 래핑 레이어 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
ZA201603648B (en) 2017-09-27
AU2016100109C4 (en) 2018-07-19
AU2014351066B2 (en) 2018-05-10
EP3068694A1 (en) 2016-09-21
AU2016100109B4 (en) 2016-07-14
US20160257468A1 (en) 2016-09-08
CN105916775A (zh) 2016-08-31
AU2014351066A1 (en) 2015-07-02
EP3068694A4 (en) 2017-07-12
CA2929873A1 (en) 2015-05-21
MX2016006349A (es) 2016-10-28
AU2016100109A4 (en) 2016-03-10
WO2015070283A1 (en) 2015-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016540703A (ja) 改良型収縮ラップ包装
EP0060504B1 (en) Multipack and method of making it
US3641732A (en) Method of packaging packs or articles with a heat-shrinking material
US20140102936A1 (en) Flexible, Stackable Container and Method and System for Manufacturing Same
US20120000968A1 (en) Method and apparatus for a package with an easy open feature
US3331503A (en) Plastic film encased package constructions
CA2952360A1 (en) Reclosable packaging with a handle, and methods and devices for making such packaging
EP1122189A1 (en) Packaging material and container for sealing beverage and food
NZ592803A (en) Easy opening packaging article made from heat-shrinkable film exhibiting directional tear
US10569950B2 (en) Self-venting bag-in-box package
US4018337A (en) Heat shrink packaging
JP6048903B1 (ja) 水平保持袋およびその製造方法
US6536190B1 (en) Multi-wall sack
US3834607A (en) Rigid paperboard container
NZ714305A (en) Improved shrink wrap packaging 2
AU2015258232A1 (en) Improved shrink wrap packaging 2
KR20200000522U (ko) 원형 및 원형과 접한 4방향 커팅라인(Cutting Line)이 형성된 비닐포장지
CN104443845A (zh) 一种水果包装条
US11919691B2 (en) Flexible carrying case
KR200492619Y1 (ko) 형상변경이 자유로운 골판지 및 이를 이용한 파우치
US3559364A (en) Package with open ends and method of sealing wrapper thereon
TWM611699U (zh) 袋體改良結構
US20220097942A1 (en) A panel for a flexible package
SU712324A1 (ru) Способ упаковки изделий в пакет
JPH0360748B2 (ja)