JP2016540254A - 識別装置 - Google Patents

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Abstract

識別装置が、一以上のマーキングとコントラスト剤とを含む支持層を含む。コントラスト剤は、非可視放射線の適用又は除去により第1光学状態と第2光学状態との間で変換可能である。第1光学状態は当該マーキングに低コントラストを与え、第2光学状態は当該マーキングに高コントラストを与える。

Description

本発明は、可変コントラストを有する識別装置に関する。本発明は詳しくは、識別装置のコントラストが、当該識別装置に示された特徴の読みやすさ又は認識しやすさを改善するべく一時的及び/又は可逆的に修正され得るようにする装置及び方法に関する。
ラベル、ステッカー、接着剤層等の形態にある識別装置が、当該識別装置に関連付けられた製品に関する製品情報を伝えるべく使用される。製品情報は、製品の識別、製品の成分、製品の出所、安全性の情報、使用説明、又は製品に関する一般的な情報の一以上を含み得る。
識別装置が適用される製品の提示が悪影響を受けるのを回避するべく、識別装置は控えめであることが望ましいことが多い。換言すれば、識別装置によって隠される表面積を低減することが望まれている。
しかしながら、識別装置は、特徴が容易に認識できるように、かつ、表示される任意の情報が読みやすく又は機械可読となるように、大量の情報又は詳細な特徴を表示する必要がある。
すなわち、控えめな識別装置を与える目的と、高レベルの認識しやすさ及び/又は読みやすさを与える目的との二律背反が一定程度存在する。
英国特許出願公開第2236466号明細書 英国特許出願公開第2483301号明細書 米国特許第6211526(B1)号明細書
本発明は、上述した二律背反を緩和するべく考え出された。
本発明によれば、一以上のマーキングと、非可視放射線の適用又は除去により当該マーキングに低コントラスを与える第1光学状態と当該マーキングに高コントラストを与える第2光学状態との間で変換可能なコントラスト剤とを含む支持層を含む識別装置が与えられる。
識別装置は、ラベル、タグ、ステッカー、又は同様の装置である。支持層は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、BoPET、又は他の適切な基板のような高分子材料の膜又はシートの形態で与えられる。理解されることだが、支持層は一般に平坦であり、数ミクロン(μm)の範囲、例えば1μm、5μm、10μm、15μm、又はこれら以上であり得る厚みを有する。支持層は、第1面と、当該第1面に対向する第2面とを有する。
理解されることだが、支持層の上又は中にあるマーキングは、コントラスト剤が低コントラストを与える場合に可視性が低くなり、当該コントラスト剤が高コントラストを与える場合にはマーキングは可視性が良好となるので、容易に認識可能となる。「可視」とは、通常条件/昼光条件において、一特徴を目視により検査できることを意味する。
例えば、マーキングは、明るい色の支持層に対し、明るい色調で印刷された文字形態で与えることができる。コントラスト剤により高コントラスト状態へと変換されると、コントラスト剤が支持層を暗化する結果、明るい色の文字の可視性が増す。
「非可視放射線」とは、人間の目にとって可視ではない電磁スペクトルの波長帯を意味する。当該スペクトル可視性部分は通常、約380nm〜約780nmの範囲であることが理解される。すなわち、非可視性放射線は、約380〜400nm未満の紫外放射線を含む。特に、コントラスト剤を第1光学状態から第2光学状態へと変換するのに適した非可視放射線は、「コントラスト変更」放射線と称する。
一実施形態において支持層は、コントラスト剤が不在の場合、少なくとも部分的に透明である。「少なくとも部分的に透明」とは、支持層の複数面の一つに当たる光の一定比率が、吸収も反射もなしに支持層を透過することを意味する。
当該透過光の一定比率とは、少なくとも30%、40%でよく、又は可視光の大部分でもよい。「可視光の大部分」とは、少なくとも50%、60%、70%又は80%を意味する。
しかしながら、実施を目的として支持層が、透明ではあっても、依然として一定の可視光を吸収又は反射してもよいことは理解すべきである。すなわち支持層は、コントラスト剤なしであっても、わずかに着色され又は色付けされて見えるにもかかわらず光の透過を許容するので、人の目は、支持層を通して見ること、又は支持層の下にある情報を読み取ることができる。
理解されることだが、少なくとも部分的に透明な支持層に関する実施形態において、コントラスト剤の低コントラスト状態は、半透明又は透明であることが好ましい。したがって、低コントラスト条件では、支持層に対する一以上のマーキングの可視性は、コントラスト剤による影響を受けない。
コントラスト剤が高コントラストを示すとき、支持層は不透明さが増す。したがって、高コントラスト条件では、支持層に対する一以上のマーキングの可視性が改善される。それにもかかわらず、コントラスト剤が支持層を不透明する場合、識別装置を通しては、識別装置の下の表面を容易に検査することができない。
例えば、識別装置のコントラストは、一以上のマーキングを検査することができる均質の背景を与えることによって改善することができる。
理解されることだが、少なくとも部分的に透明な支持層に関する実施形態において、コントラスト剤が主に第2光学状態にあり、放射線の適用又は除去によって第1光学状態へと変わるか、又は逆に、コントラスト剤が主に第1光学状態にあり、放射線の適用又は除去によって第2光学状態へと変わる。
一実施形態においてコントラスト剤は、フォトクロミック物質である。
フォトクロミック物質は、電磁放射線の適用に応答して光学的特性を変える一群の材料である。フォトクロミック物質の一例は、日光にさらされると暗化して光遮蔽体へと変わる光学ガラスである。フォトクロミック物質の正確な挙動は、第1色及び第2色間で又は不透明状態及び透明状態間で変わるようにあつらえ可能である。理解されることだが、透明度レベル又は色飽和度レベルも、あつらえ可能である。同様に、アクティブ化波長も、あつらえる可能である。フォトクロミック物質は、フォトクロミック染料でよい。
フォトクロミック染料は様々な方法によって与えることができる。フォトクロミック染料は、水溶性又は非水溶性基板に包含され及び/若しくは被覆され、含浸され、適用され、又は組み合わせられる。適切な基板は、ゲル剤、ゲル前駆体、接着剤、ラッカー/ワニス、液体、塗料、樹脂、プラスチック、感光性高分子化合物、光熱プラスチック、写真乳剤、重クロム酸ゼラチン、フォトレジスト、フォトリフラクティブ、基板、膜、箔、ガラス、セラミック、真珠光沢材料、虹色材料、オパール色材料、及びこれらの組み合わせを含む。
一実施形態において、コントラスト剤は紫外(UV)光に応答するので、UV光によって低コントラスト状態及び高コントラスト状態間の遷移が引き起こされる。
本発明者は、紫外(UV)放射線、すなわち波長が400nm、380nm、350nm、330nm、300nm、280nm又は250nm未満の光によってアクティブ化されるフォトクロミック物質のようなコントラスト剤が、本発明の実施形態の識別装置にとって特に適切であることを見出した。さらに、機械可読マーキングを与えることが意図される場合、コントラスト剤への応答性を、機械読み取りプロセスの一部として放出される任意の放射線によってマイナスの影響を受けることがないように選択することが望ましい。
UVアクティブ化可能フォトクロミック物質をコントラスト剤として使用することにより、識別装置のコントラストを、容易に利用できるUVフラッシュ光を使用した意図的なアクティブ化によって変えることができる。また、スペクトル正常昼光(日光)は、スペクトルの可視部分の他にはUV成分を包含しない。
すなわち、本発明の実施形態によれば、昼光にさらされながらもアクティブ化された高コントラスト状態にあるコントラスト剤を与えることができる。識別装置を担持する製品が、例えば販売目的で展示されて高レベルの昼光にさらされる状況においては、識別装置の望ましくない及び/又は不注意のアクティブ化を防止するべく、展示キャビネットを透明なUV阻止材料から作ることができる。
他方、赤外(IR)又は熱放射線は、識別装置のコントラストが不注意に変わり得るので望ましくない。
一実施形態においてコントラスト剤は、第1光学状態及び第2光学状態間の可逆的変換を許容するべく構成される。
「可逆的」とは、コントラスト剤が、コントラスト品質の目立った変化なしに一の光学状態から他の光学状態への変換を受け得るという意味である。
例えば、コントラスト剤は、第1レベルの透明度を示す低コントラスト状態から、当該第1レベルよりも低い第2レベルの透明度を示す高コントラスト状態へと変わり、その後、その高コントラスト状態から、透明度の目立った減少なしに第1レベルの透明度を示す低コントラスト状態へと戻る。
一実施形態においてコントラスト剤は、第1光学状態及び第2光学状態間の繰り返しの可逆的変換を許容するべく構成される。
「繰り返しの可逆的変換」とは、コントラストが、高コントラストの強度が目立って減少することなく、又は低コントラストから高レベルへ目立って増加することなく、多数回変更できるという意味である。
一実施形態において、第1光学状態及び第2光学状態間の変換は一時的である。
「一時的」とは、一のコントラスト状態から他のコントラスト状態への変化が、限られた時間間隔だけ継続することを意味する。例えば、コントラスト剤は、非可視放射線にさらされるまで低コントラストを示す。
理解されることだが、コントラストの変化は漸進的であるが、極めて迅速に生じてもよい。コントラスト剤は、UV放射線のようなコントラスト変更放射線に応答して、高コントラストを示すべく状態を変える。この変化は、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1、2、3、4又は5秒以内に、高コントラストが最大値に達するまで生じる。高コントラストは、コントラスト変更放射線がコントラスト剤を照射し続けている間、示され得る。ひとたびコントラスト変更放射線が停止すると、高コントラストが、5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、90、120、240、300又は360秒のような限られた時間に近づいて、コントラストが低コントラストレベルに至るまでフェードし、一以上のマーキングの認識しやすさが漸進的に減少する。
本発明の一実施形態は、第1コントラスト剤及び第2コントラスト剤を含む複数のコントラスト剤を含む。第1コントラスト剤は、コントラスト変更放射線への応答挙動を示す。これは、第2コントラスト剤の応答挙動とは異なる。
異なるアクティブ化特性を有するフォトクロミック染料の組み合わせを、一つの識別装置に使用することができる。例えば、識別装置は、第1アクティブ化速度及び第1フェード速度を有する第1コントラスト剤と、第2アクティブ化速度及び第2フェード速度を有する第2コントラスト剤とを含む。好ましくは第1コントラスト剤は、第2コントラスト剤とは異なる色を有する。第1アクティブ化速度及び第1フェード速度が対応第2速度よりも速いと仮定すると、コントラスト剤のコントラストが順次変わる。すなわち、2色コントラストが得られる。「コントラスト変更放射線への応答挙動」とは、アクティブ化速度により、及び/又はフェード速度により定義される。
これを一例により例示すると、第1コントラスト剤が、0.1秒のアクティブ化速度及び30秒のフェード速度で高コントラストを示す場合に赤く見える。第2コントラスト剤が、5秒のアクティブ化速度及び2分のフェード速度で高コントラストを示す場合に青く見える。一以上のマーキングはアクティブ化されるとまず、透明から赤へと変わり、次に、赤のコントラスト剤が低コントラスト条件へとフェードするにつれて紫に見えるようになり、その後、青のコントラスト剤が低コントラスト条件へとフェードするまで青く見える。
理解されることだが、正確な時間間隔は、コントラスト剤の組成によって決定される。実施を目的として、コントラスト剤は、所望のコントラストが迅速にアクティブ化されるように、かつ、所望のコントラストが識別装置の検査に適した時間残るように、設計される。この時間は、一以上のマーキングのサイズと、当該一以上のマーキングに提示される情報の量及び詳細とに依存し得る。
複数のコントラスト剤を含む実施形態において、一以上のマーキングの少なくとも一つがコントラスト剤を含み得る。
一実施形態において、一以上のマーキングは光学的機械可読パターンを含む。
光学的機械可読パターンは、情報を符号化するパターンである。これは、機械読み取り器によって走査及び複合化することができる。光学的機械可読パターンは、バーコード、QRコード(登録商標)又は類似の特徴である。
マーキングは、製品の識別、製品の成分、製品の出所、安全性の情報、使用説明、製品に関する一般的な情報、又はこれらの組み合わせに関する情報を示し又は符号化する。
「示す」とは、十分なコントラストが存在するとの仮定のもとで、目視検査によりマーキングが読みやすいことを意味する。「符号化」とは、マーキングが、目視検査のときに走査又は認識できるが、それに包含される情報内容をわかりやすくするべく複合化する必要がある特徴を示すことを意味する。
一実施形態において、一以上のマーキングは、光学的に可変の特徴を含む。
本発明者は驚いたことに、コントラスト剤を与えることにより、文字体の読みやすさだけでなく、光学的に可変の特徴の認識しやすさも改善されることを見出した。光学的に可変の特徴は、装置が、視認角度のような視認条件に依存する、色の変化のような可変視覚効果を示すことである。すなわち、光学的に可変の装置は、写真複写によって容易に複製することができない。
光学的に可変の特徴は、感光性高分子化合物ホログラム、HRI(高屈折率)ホログラム、マイクロエンボス加工ホログラム、透明箔、透かし等を含み、ホログラムは、光学的に可変の装置の顕著な例である。光学的に可変の装置は、装飾、マーキング又は偽造防止装置のような広範な目的のために使用される。
したがって、本発明の一以上のマーキングの少なくとも一つを、光学的に可変の特徴の形態で与えることが理解される。一以上のマーキングは、バーコード若しくはQRコード、もしくはロゴ、文字体、数字の組み合わせ、又はこれらの組み合わせのような光学的機械可読パターンを示し得る。
一実施形態において、一以上のマーキングは、セキュリティ特徴又は偽造防止特徴の一以上を含む。
偽造防止ラベルは、製品の製造者又は販売者によって望まれることが多い。しかしながら、エンドユーザは、偽造防止ラベルの存在に対し、これが製品の外観にマイナスの影響を与えるか否かについて熱心に配慮することはない。さらに、いくつかの場合、適切に有効な偽造防止ラベルを、読みやすさに又は法律により要求される他のマーキングの顕著な表示にマイナスの影響を及ぼさずに与えることは不可能である。
例えば、電池には安全性情報を設ける必要があり、これは、当該電池が電子装置に挿入されるときに可視となる電池側面に印刷しなければならない。電子装置のサイズがますます低減されているので、法律上必要な安全性情報のほかに偽造防止ラベルのための十分な空間又は「不動産」を見出すことが困難になっている。特に安全性情報は、多言語で与える必要がある。同じ問題は、薬剤包装、医療ユーティリティ、FMCG、及び多くの他の製品でも一般的である。
同様に、一の角度から見ると透明又は半透明であるが、適切なコントラストを与える背景に対して保持されると詳細な特徴を示す光学的に可変の特徴を製造することも可能である。「半透明」とは、特徴が存在するが当該特徴が容易に認識可能ではないことが目視検査によってわかり得ることを意味する。
例えば、半透明ホログラムは、暗い背景に対して特定の視認条件のもとで観察するまでは、透明ラベル上のぼやけた又は着色した領域として見える。半透明の光学的に可変な特徴を有する透明ラベルは、他の製品情報を覆うように、例えば製品情報の上面の接着剤ラベルとして、適用することができる。接着剤ラベルの下にある製品情報の読みやすさは、当該光学的に可変の特徴の半透明特性ゆえに大きな影響を受けることがないからである。同様に、偽造防止ラベルは、公認の職員による検査を受けない限りは又は当該検査を受けるまでは、容易に可視とはならないことが望ましい。
しかしながら、光学的に可変の特徴自体は、その下にある製品情報が適切な背景コントラストを与えないので、容易に検査することができない。この背景コントラストは、例えば、光学的に可変の特徴を検査するのに十分に暗くない、又は十分に均質でないとの様々な理由により不適切となり得る。
すなわち、半透明な光学的に可変の特徴の適用は、これまでのところ限られていた。周知のホログラフィックステッカーは、ホログラムの目視検査に必要なコントラストを与える金属的なシルバー色調の背景を含む。驚くべきことに、本発明によれば、装置が適用される表面のコントラストを考慮する必要性がコントラスト剤によって回避されるので、半透明又は近透明の光学的に可変の装置の実用性が改善される。換言すれば、光学的に可変の特徴のコントラストを、本発明の実施形態によって向上させ、特に、一時的に及び/又は可逆的に向上させることができる。
一実施形態において、コントラスト剤は、支持層の一側面に与えられる。
理解されることだが、支持層は一般に平坦であり、第1面と、当該第1面に対向する第2側とを有する。理解されることだが、当該表面の一方は、一以上のマーキングの視認を意図した表面であり、当該表面の他方は製品への適用が意図される。
すなわち、理解されることだが、コントラスト剤は理想的には、マーキングが視認されることが意図される一般視認方向から見て、当該一以上のマーキングの下に設けられて適切な背景コントラストを与える。これは、コントラスト剤が支持層に統合されても別個の層として適用されても当てはまる。コントラスト剤は、当該コントラスト剤を包含するラッカー又はワニスの形態で与えることができる。この場合、ラッカー又はワニスは、支持層を被覆するべく使用することができる。
一実施形態において、識別装置はさらに、接着剤層又は担体を含む。
都合のよいことに、識別装置は、ステッカー又は粘着性ラベルの形態で与えることができる。接着剤層により識別装置は、付加的器具を必要とすることなく表面に適用することができる。これにより、識別装置の実用性が増す。
一実施形態において、コントラスト剤には接着剤層又は担体が設けられる。
コントラスト剤は、接着剤層に統合、すなわち接着材層の中に包含、させることができる。例えば、コントラスト剤は、接着剤層の中に、当該接着剤の製造中に混合することができる。コントラスト剤は、接着剤層の一表面に適用することができる。これにより、支持層の製造とコントラスト剤の製造とを分けることができる。
支持層は、半透明の光学的に可変の特徴を含む透明層としてよい。識別装置は、フォトクロミック接着剤を支持層の一表面に適用することによって製造することができる。同様に、識別装置は、フォトクロミック面を有する担体を支持層に付着させることによって製造することもできる。担体のフォトクロミック面は、支持層の方を向いて当該支持層に直接接触する。また、担体のフォトクロミック面は、支持層から離れる方を向いてもよい。
本発明の第2局面によれば、第1局面に係る識別装置を製造する方法が与えられる。方法は、一以上のマーキングを含む支持層を与えるステップと、非可視放射線の適用又は除去により、当該マーキングに低コントラストを与える第1光学状態と、当該マーキングに高コントラストを与える第2光学状態との間で変換可能なコントラスト剤を与えるステップと、当該コントラスト剤を当該支持層に適用するステップとを含む。
第2局面の実施形態において、「適用」との表現は、物理的接触を組み入れるか又は物理的接触をもたらすことを意味する。
以下では、図面を参照して本発明の実施形態が説明される。
2つの除去可能剥離裏当ての間にあるフォトクロミック接着剤の前駆体の部分断面側面図である。 硬化したフォトクロミック接着剤の部分断面側面図である。 本発明に係る識別装置の部分断面側面図である。 本発明に係る識別装置の他の部分断面側面図である。 本発明に係る識別装置の平面図である。 本発明に係る識別装置の他の平面図である。
図1は、フォトクロミック接着剤4b(図2及び3に図示)を調製するべく使用される配列体1の一部の断面側面図である。当該接着剤の中のフォトクロミック染料が、本発明のコントラスト剤を与える。フォトクロミック接着剤4bを製造する目的で、2つの除去可能剥離裏当て2及び3が与えられる。除去可能剥離裏当て2及び3により、フォトクロミック接着剤の製造が容易になる。これによりフォトクロミック接着剤を、最初に液体前駆体4aの形態とすることができるからである。
接着剤及び一以上のフォトクロミック染料のための前駆体を含む液体前駆体4aを構成する成分は、除去可能剥離裏当て間に適用される前に混合される。例えばアクリル系共重合体と組み合わされた有機溶媒のような、接着剤のための適切な前駆体が業界周知であるが、他の前駆体も当業者には明らかである。
除去可能剥離裏当て2と除去可能剥離裏当て3との距離が、フォトクロミック接着剤4bの接着剤層の厚みを決定する。一実施形態において、フォトクロミック接着剤4bの接着剤層の厚みは実質的に1ミクロンである。他の厚みが使用されてよい。
液体前駆体4aが除去可能剥離裏当て2及び除去可能剥離裏当て3間に適用され、及び当該除去可能剥離裏当て間の厚みが所定球折りに設定された後、液体前駆体4aが硬化される。硬化プロセスにより、液体前駆体4aが固化してフォトクロミック接着剤4bを形成する。
硬化プロセスは、紫外線照射、熱蒸発、自然蒸発、又はこれらの組み合わせを含む周知の硬化方法を使用して行うことができる。フォトクロミック接着剤4bは硬化すると、さらなる取り扱いのために十分にゲル化又は固化される。
図2に示されるように、除去可能剥離裏当て2が除去され、フォトクロミック接着剤4bの表面が露出される。
図3を参照すると、図2のフォトクロミック接着剤4bの表面に支持層6がのり付けされた配列体5が示される。支持層6は、光学的に可変の特徴の形態にあるマーキング8(図5及び6の平面図にも図示)を含む。
わかるように、支持層6がフォトクロミック接着剤4bと組み合わせられ、本発明の一実施形態に係る識別装置を構成するラベル7が形成される。除去可能剥離裏当て3は、接着剤層4bのための保護層を与えるべく、ラベル7に付着されたままである。
理解されることだが、支持層6及び/又はフォトクロミック接着剤4bは、ラベル7の製造の前、最中又は後に所定サイズに切り取られてよい。
図4において、除去可能剥離裏当て3が除去され、接着剤層4bの(図4に図示される下側)表面が露出される。すなわち、このラベル7は、製品に適用可能な条件にある。
図5は、本発明の識別装置を構成するラベル7の平面図を示す。図5に示されるように、ラベル7は所定サイズに切り取られ、縁が丸められた一般に正方形のフォーマットを有する。ラベルは、約2cm×2cmのサイズを有するが、他のフォーマットを使用してもよい。
図5において、光学的に可変の特徴が、マーキング8の形態で示される。フォトクロミック接着剤4bは図5にも示されるが、理解されるように、フォトクロミック接着剤4bの接着剤層は、マーキング8の下にある。
図5に示されるように、フォトクロミック接着剤は、透明かつ低コントラストの条件にあるので、マーキング8が示すのを意図されているものは容易に認識できない。図5に3本のハッチン線で示されるように、マーキング8は半透明であり、すなわち、マーキング8の存在は判別可能である。
図6において、フォトクロミック接着剤4bにおけるフォトクロミック染料が、紫外線照射によってアクティブ化されている。紫外放射線ゆえにフォトクロミック接着剤は、高コントラストを示す条件4cにある。高コントラストは、図6においてラベル7の暗いパターンで示されるが、実用上、高コントラスト状態は例えば、白い不透明な色調によって与えられ得ることがわかる。
高コントラストゆえにマーキング8は、図6において白抜き「X」で示される。これは、図5の場合よりも可視性が良好である。ラベル7のフォトクロミック接着剤におけるフォトクロミック染料は、45秒のような限られた時間、高コントラスト状態のままである。これは、マーキング8の詳細を検査するには十分に長い。例えば45秒のような限られた時間の後、フォトクロミック染料は、図5に示される低コントラスト条件に戻る。換言すれば、識別装置のコントラストが一時的に向上する。
理解されることだが、コントラスト剤は、接着剤層の中に含まれる必要がない。例えば、コントラスト剤は、支持層に統合して与え、又は支持層に付着される担体に与えてもよい。
本発明に係るラベルは控えめであり、コントラスト剤ゆえに一以上のマーキングの読みやすさ及び/又は認識しやすさを改善することができる。
すなわち、控えめではあるが読みやすいラベルを与えるとの二律背反が、本発明によって緩和される。

Claims (17)

  1. 識別装置であって、
    支持層を含み、
    前記支持層は、
    一以上のマーキングと、
    非可視放射線の適用又は除去により、前記マーキングに低コントラストを与える第1光学状態と、前記マーキングに高コントラストを与える第2光学状態との間で変換可能なコントラスト剤と
    を含む識別装置。
  2. 前記支持層は少なくとも部分的に透明である請求項1に記載の識別装置。
  3. 前記コントラスト剤はフォトクロミック物質である請求項1又は2に記載の識別装置。
  4. 前記コントラスト剤は紫外(UV)光に応答し、
    UV光が前記低コントラスト状態及び前記高コントラスト状態間の遷移を引き起こす請求項1から3のいずれか一項に記載の識別装置。
  5. 前記コントラスト剤は、前記第1光学状態及び前記第2光学状態間の可逆的変換を許容するべく構成される請求項1から4のいずれか一項に記載の識別装置。
  6. 前記コントラスト剤は、前記第1光学状態及び前記第2光学状態間の繰り返しの可逆的変換を許容するべく構成される請求項1から5のいずれか一項に記載の識別装置。
  7. 第1コントラスト剤及び第2コントラスト剤を含む複数のコントラスト剤を含み、
    前記第1コントラスト剤は前記コントラスト変更放射線に対し、前記第2コントラスト剤とは異なる応答挙動を示す請求項1から6のいずれか一項に記載の識別装置。
  8. 前記一以上のマーキングの少なくとも一つがコントラスト剤を含む請求項7に記載の識別装置。
  9. 前記一以上のマーキングは光学的機械可読パターンを含む請求項1から8のいずれか一項に記載の識別装置。
  10. 前記一以上のマーキングは光学的に可変の特徴を含む請求項1から9のいずれか一項に記載の識別装置。
  11. 前記一以上のマーキングは、セキュリティ特徴又は偽造防止特徴の一以上を含む請求項1から10のいずれか一項に記載の識別装置。
  12. 前記コントラスト剤は、前記支持層の一側に与えられる請求項1から11のいずれか一項に記載の識別装置。
  13. 接着剤層又は担体をさらに含む請求項1から12のいずれか一項に記載の識別装置。
  14. 前記コントラスト剤は、前記接着剤層又は担体とともに、前記接着剤層又は担体の中に、又は前記接着剤層若しくは担体の上に与えられる請求項13に記載の識別装置。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載の識別装置を製造する方法であって、
    一以上のマーキングを含む支持層を与えることと、
    非可視放射線の適用又は除去により、前記マーキングに低コントラストを与える第1光学状態と、前記マーキングに高コントラストを与える第2光学状態との間で変換可能なコントラスト剤を与えることと、
    前記コントラスト剤を前記支持層に適用することと
    を含む方法。
  16. 実質的に図面を参照して上述された識別装置。
  17. 実質的に図面を参照して上述された識別装置を与える方法。
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